JPH07118076A - 多孔質焼結体及び固体電解質型燃料電池 - Google Patents
多孔質焼結体及び固体電解質型燃料電池Info
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Abstract
与することであり、多孔質焼結体の熱膨張率を、10.
2×10-6K-1〜10.8×10-6K-1程度の比較的低
い範囲に抑えることである。 【構成】ペロブスカイト型の複合酸化物からなる多孔質
焼結体。複合酸化物のAサイトが、カルシウム及びスト
ロンチウムからなる群より選ばれた一種以上の第一の金
属元素、ランタン及びセリウムを除く希土類元素とイッ
トリウムとからなる群より選ばれた一種以上の第二の金
属元素、及びランタンによって占められている。Aサイ
トのうち5〜70mol%が第一の金属元素によって占
められている。複合酸化物のBサイトにマンガンが含有
されている。
Description
を空気極材料として用いた固体電解質型燃料電池に関す
るものである。
発事業においては、高温で安定な材料の探索が重要であ
る。SOFCの空気極材料としては、現在、ランタンマ
ンガナイト焼結体が有望と見られている(エネルギー総
合工学、13、2、52〜68頁、1990年)。こうしたランタ
ンマンガナイト焼結体においては、ほぼ化学量論的組成
のものやAサイト(ランタンが占める部位)が一部欠損
した組成のもの(マンガンリッチな組成)も知られてい
る。また、Aサイトが一部欠損した組成のランタンマン
ガナイト焼結体は、室温から1000°Cへと温度が上
昇すると、重量が減少することが報告されている(J.
Electrochem.Soc.138,5,1519 〜1523頁,1991 年)。こ
の場合は、800°C近辺から焼結体の重量が減少し始
めている。特に、AサイトにCa、Srをドープしたラ
ンタンマンガナイトからなる多孔質焼結体が、自己支持
型の空気極管を含む空気極の材料として有望視されてい
る。
孔質焼結体について、次の問題があることを、本発明者
が初めて発見した。即ち、SOFCの発電温度である9
00〜1100°Cの温度と、室温〜600°Cの温度
との間で加熱−冷却サイクルをかけると、上記の多孔質
焼結体からなる空気極管と、単電池の他の構成材料との
間でクラックが発生し、単電池の破壊が生ずることが判
明した。
間動作させても、このようなクラックは全く発生しなか
った。従って、この現象は、上記の多孔質焼結体の焼成
収縮によるものではなく、上記の熱サイクルによる寸法
変化に起因するものと考えられた。
ンタンマンガナイト多孔質焼結体のAサイトのランタン
原子の一部を、従来よりも多量のカルシウム、ストロン
チウムによって置換することで、室温と1000°Cと
の間の上記熱サイクルに起因する寸法収縮を低減する技
術を開示した(特開平5─49314号明細書、本出願
時には未公開)。
焼結体においては、従来の空気電極材料よりも熱膨張率
が高くなることが判明してきた。このため、SOFC単
電池の他の構成部材、特に固体電解質膜に比べて空気電
極の熱膨張率が大きくなり、空気電極材料と他の構成部
材との間でクラックが生ずるおそれがある。25°C〜
1000°Cの間の平均熱膨張率の適切な範囲は、1
0.2×10-6K-1〜10.8×10-6K-1であること
が知られている(米国特許第5,108,850号、第
3欄、第12行)。
る安定性を多孔質焼結体に付与することであり、多孔質
焼結体の熱膨張率を、10.2×10-6K-1〜10.8
×10-6K-1程度の比較的低い範囲に抑えることであ
る。
は、ペロブスカイト型の複合酸化物からなる。この複合
酸化物のAサイトが、カルシウム及びストロンチウムか
らなる群より選ばれた一種以上の第一の金属元素、ラン
タン及びセリウムを除く希土類元素とイットリウムから
なる群より選ばれた一種以上の第二の金属元素、及びラ
ンタンによって占められており、Aサイトのうち5〜7
0mol%が第一の金属元素によって占められており、
複合酸化物のBサイトにマンガンが含有されていること
を特徴とする。
って空気極が形成されていることを特徴とする、固体電
解質型燃料電池に係るものである。
収縮現象について、説明する。本発明者は、従来のラン
タンマンガナイト多孔質焼結体について、900〜11
00°Cの温度と、室温〜600°Cの温度との間で、
加熱−冷却サイクルをかけ、その安定性を試験してみ
た。このランタンマンガナイトは、Aサイトの10mo
l%〜25mol%が、ストロンチウム又はカルシウム
によって置換されているものである。
サイクル1回当り0.01〜0.04%程度収縮するこ
とが判明した。しかも、この熱サイクルによる収縮は、
100回の熱サイクルをかけても収束せず、100回の
熱サイクルで数%にも及ぶことが判明した。このように
空気極が収縮すると、単電池の他の構成材料との間でク
ラックが発生し、単電池の破壊の原因となる。
究を進めた。この結果、上記した組成の複合酸化物から
なる多孔質焼結体によれば、室温と1000°Cとの間
の熱サイクルによって生ずる寸法収縮を熱サイクル1回
当たり0.01%以下に抑えることができることを発見
した。しかも、これにより、900〜1100°Cの温
度と、室温〜600°Cの温度との間で加熱−冷却サイ
クルをかけても、多孔質焼結体と他の構成材料との間で
クラックが発生しないことを確認した。
5°C〜1000°Cの間の平均熱膨張率を、10.2
×10-6K-1〜10.8×10-6K-1程度の比較的低い
範囲に抑えることが可能であることが判明した。従っ
て、本発明の多孔質焼結体を、SOFCの空気電極材料
等の高温電極材料として使用すると、他の構成部材との
熱膨張率差によるクラック、破壊が生じ難い。
1%以下である」とは、多孔質焼結体を焼結させた後、
最初の熱サイクルから10回目の熱サイクルまでの各寸
法収縮の平均値を指すものとする。
う多孔質焼結体の寸法収縮が生ずる機構などについて、
研究を進めた。この結果、1000°Cにおける重量を
室温における重量で除した値を0.9988以上とする
と、上記の寸法収縮が顕著に抑制されることを見出し
た。即ち、室温から1000°C程度の高温に多孔質焼
結体を昇温すると、多孔質焼結体に重量減少が見られ、
この重量減少が、上記の熱サイクルによる寸法収縮と明
確な相関を有していた。
はない。しかし、室温から1000°C程度まで温度上
昇させると多孔質焼結体の重量が僅かに減少し、再び室
温に温度降下させると、この重量が元に戻る。また、多
孔質焼結体の上記熱サイクルに伴なう寸法収縮量は、焼
結体を構成する結晶粒径、熱サイクル時の昇降温速度、
雰囲気中の酸素分圧によって、若干異なってくる。即
ち、結晶粒径が小さいほど、昇降温速度が小さいほど、
雰囲気中の酸素分圧が高いほど、多孔質焼結体の寸法収
縮が大きいことが判った。なお、熱サイクルに伴なう寸
法収縮量を低下させるためには、多孔質焼結体の平均結
晶粒径を3μm以上とすることが好ましい。
って800°C以上の温度域で酸素が複合酸化物の結晶
中に出入りし、これにより多孔質焼結体の重量変化が生
ずるものと推定される。こうした酸素の出入りに伴って
結晶格子が歪み、金属原子の物質移動が促進され、多孔
体の焼結現象が進行するものと考えられる。
果、多孔質焼結体の電気伝導度の活性化エネルギー(活
性化エネルギーと記す。)が、上記の熱サイクルによる
寸法収縮と明確な相関を有していることを見出した。即
ち、200°C〜1000°Cの広範囲に亘ってアレニ
ウスプロットを作成してみると、200°C〜600°
Cの範囲における活性化エネルギーと900〜1000
°Cの範囲における活性化エネルギーとの差が明確に現
われた多孔質焼結体においては、熱サイクル寸法収縮が
進行することが判明した。
囲における活性化エネルギーと900〜1000°Cの
範囲における活性化エネルギーとの差を0.01eV以下にす
ると、室温と1000°Cとの間の熱サイクルによって
生ずる寸法収縮を熱サイクル1回当り0.01%以下に
抑制できることが明らかになった。
物の組成は、好ましくは下記式によって表されるもので
ある。La1-X-Y AX DY Mn1-Z EZ O3 。ここで、
La、A、Dが複合酸化物のAサイトを占め、Mn、E
が複合酸化物のBサイトを占める。
なる群より選ばれた一種以上の第一の金属元素である。
Dは、ランタン及びセリウムを除く希土類元素、及びイ
ットリウムからなる群より選ばれた一種以上の第二の金
属元素である。この群とは、スカンジウム、イットリウ
ム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウ
ム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプ
ロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテ
ルビウム、ルテチウムからなる群である。第二の金属元
素Dは、プラセオジム、ネオジム、サマリウム、ジスプ
ロシウム、ガドリニウム、イットリウムからなる群より
選ばれたものが好ましい。
サイトのうち5〜70mol%とするが、25〜50m
ol%とするのが更に好ましい。第二の金属元素Dによ
る置換割合Yは、Aサイトのうち1〜80mol%とす
るのが好ましく、20〜60mol%とするのが更に好
ましい。
−X−Y)は、1mol%〜94mol%とするのが好
ましい。
ウム及びニッケルからなる群より選ばれる一種以上の第
三の金属元素であり、Bサイトの残部がマンガンによっ
て占められている。ここで、第三の金属元素Eの置換割
合Zは、0mol%とすることができ、この場合には、
複合酸化物のBサイトがマンガンによって占められる。
従って、上記の一般式は、づぎのように表示される。L
a1-X-Y AX DY MnO3
て置換する場合には、この置換割合Zは20mol%以
下とするのが好ましく、5〜20mol%とするのが更
に好ましい。
Y Mn1-Z EZ O3 )において、Bサイトの一部を置換
する第三の金属元素を、クロム、銅、鉄、チタン及び亜
鉛からなる群より選ぶことができる。この場合にも、第
三の金属元素Dによる置換割合Zを、20mol%以下
とするのが好ましく、5〜20mol%とするのが更に
好ましい。
コバルト、マグネシウム、ニッケル、クロム、銅、鉄、
チタン及び亜鉛からなる群より選ばれる、二種以上の第
三の金属元素によって置換することができる。この場合
には、次の一般式によって表示することができる。(L
a1-X-Y AX DY Mn1-a-b Ga Jb O3 )
る第三の金属元素である。また、Gによる置換割合a
と、Jによる置換割合bとの合計a+bは、20mol
%以下とするのが好ましく、5〜15mol%とするの
が更に好ましい。
元素E(又はG+J)の合計金属原子数に対する、ラン
タン、A及びDの金属原子数の合計の比率(Aサイトの
原子数の合計/Bサイトの原子数の合計)は、複合酸化
物中において単一相を得るために、0.85以上、1.
05以下とすることが好ましい。なお、上記の各一般式
においては、AサイトとBサイトとのこの相対的比率
は、煩雑なので示していないが、この相対的比率を一般
式に記入することは自明である。更に、ジルコニアから
なる固体電解質を設けた場合には、La2 Zr2 O7 か
らなる高抵抗層が生じない組成にすることが特に好まし
い。
程で複合酸化物中に混入する不可避的不純物の存在も許
容される。
ルに対して安定な高温電極材料として好ましく使用でき
る。こうした高温電極材料としては、核融合炉、MHD
発電等における電極材料がある。また、本発明の多孔質
焼結体は、SOFC用の空気極材料として、特に好適に
使用できる。更に、自己支持型の空気極基体の材料とし
て用いることが好ましい。
て用いられるものであり、空気極基体上に、固体電解質
膜、燃料電極膜などの各構成部分が積層される。この
際、空気極基体の形状は、両端が開口した円筒形状、一
端が開口し、他端が閉口した有底円筒形状、平板形状等
であってよい。このうち、上記したいずれかの円筒形状
のものが、熱応力がかかりにくく、ガスシールが容易な
ので、特に好ましい。
ることが好ましい。また、これをSOFC用の空気極材
料として用いる場合には、更に気孔率を15〜40%と
することが好ましく、25〜35%とすると一層好まし
い。この場合は、空気極の気孔率を15%以上とするこ
とで、ガス拡散抵抗を小さくし、気孔率を40%以下と
することで、ある程度の強度も確保することができる。
る。 (実験1)(実験用試料の製造) 出発原料として、L
a2 O3 、Mn3 O4 、CaCO3、Y2 O3 、Dy2
O3 、Sm2 O3 、Pr6 O11、SrCO3 、NiO、
CoOの各粉末を使用した。表1に示す組成比率となる
ように、各例について、所定量の出発原料を秤量し、混
合した。この混合粉末を、コールドアイソスタティック
プレス法により、1tf/ cm2 の圧力で成形し、成形体を
作製した。この成形体を、大気中、1450°Cで10
時間熱処理し、表1に示す組成の複合酸化物を合成し
た。
粒径が約5μmの複合酸化物粉末を作製した。次に、こ
の複合酸化物粉末に、有機バインダーとしてポリビニル
アルコールを分散させ、一軸プレス法にて角板を成形し
た。この成形体を大気中1300°C〜1500°Cで
4時間焼成して焼結体を得、この焼結体から、縦3mm、
横4mm、長さ40mmの角棒を切出し、各実験用試料とし
た。
を、水置換法にて測定した。この結果を表1に示す。 (平均熱膨張率の測定)25°Cと1000°Cとの間
で温度を上昇及び下降させ、熱膨張計によって多孔質焼
結体の寸法変化を測定し、この間の平均熱膨張率を測定
した。
実験用試料を、大気中にて200°C/時間で600°
Cまで昇温し、その後600°Cと1000°Cとの間
で、200°C/時間の昇降温速度にて10回熱サイク
ルをかけ、室温まで降温した。この際、各熱サイクルに
おいて、600°Cと1000°Cとの各温度では、各
々30分間一定温度を保持した。その後、マイクロメー
タを用いて各実験用試料の寸法を測定し、熱サイクル前
後の寸法収縮率を計算した。これらの測定結果を表1に
示す。
1は、カルシウムの置換量が10mol%であり、多孔
質焼結体の寸法収縮率は小さいが、平均熱膨張率が大き
い。比較例の試料番号12は、カルシウムの置換量が1
5mol%であり、寸法収縮率、平均熱膨張率共に大き
い。比較例の試料番号13では、カルシウムの置換量の
増加によって平均熱膨張率が10.8×10-6K-1にな
っているが、寸法収縮率が大きくなることが分かった。
カルシウムの置換量が大きくなるのに従って、寸法収縮
率が減少しているが、その一方で平均熱膨張率が順次に
増大している。
は10.8×10-6K-1であるが、寸法収縮率が、試料
番号13よりもかえって高くなっている。試料番号1
8、19では、コバルト又はニッケルでBサイトの一部
を置換しており、寸法収縮率は非常に小さくなっている
が、平均熱膨張率は11×10-6K-1を越えている。
張率がいずれも12×10-6K-1を越えている。試料番
号22では、ストロンチウムの置換量を増加させたこと
で、寸法収縮率は小さくなっているが、平均熱膨張率は
かえって増大している。
号1〜4では、複合酸化物のAサイトがランタン、カル
シウム及び各種希土類元素、イットリウムによって占め
られているが、熱サイクルによる寸法収縮率が小さく、
かつ平均熱膨張率が試料番号15、16にくらべて顕著
に低減されている。
21について平均熱膨張率を測定する際、25°C〜1
000°Cの間での多孔質焼結体の寸法変化を、熱膨張
計によって計測した。この結果、寸法の収縮現象は、温
度下降時の900°C〜800°Cの温度範囲で起って
いることを突き止めた。従って、この温度範囲で、酸素
原子の吸収や金属原子の移動が生じているものと推定さ
れる。また、本実験の条件である600°Cと1000
°Cの間での熱サイクルによる結果は、室温と1000
°Cとの間の熱サイクルによる結果と同じになる。
10時間保持し、室温へと降温した後、加熱前と加熱後
との寸法変化率を測定したところ、0.03%の収縮を
示した。一方、表1を見ると、焼成後の10回の熱サイ
クルについて、熱サイクル1回当たりの寸法収縮率は
0.024%であった。従って、0.03%の収縮は、
熱サイクル1回分の寸法収縮量にほぼ相当する。この結
果から、上記した0.03%の寸法収縮は、1000°
Cで10時間保持している間に生じたのではなく、10
00°Cから室温へと下降した降温過程の間に生じたも
のである。言い換えると、多孔質焼結体の上記熱サイク
ルによる収縮現象は、高温で多孔質焼結体を保持したこ
とによる焼結の進行とは、全く別の機構によって生じて
いる。
3に示す各組成比率となるように、各例について、所定
量の出発原料を秤量し、混合した。出発原料としては、
La2 O3 、Mn3 O4 、CaCO3 、Y2 O3 、Ni
O、CuO、Dy2 O3 、MgO、Sm2 O3 、Al2
O3 、Nd2 O3 、CoO、SrCO3 、Cr2 O3 の
各粉末を使用した。
焼結体を製造し、多孔質焼結体の気孔率、寸法収縮率、
平均熱膨張係数を測定した。この結果を表2、表3に示
す。表2には、本発明の実施例に係る試料番号を示し、
表3には参考例に係る試料番号を示している。
ケル及び銅を置換することによって、多孔質焼結体の寸
法収縮率が顕著に減少している。しかし、試料番号31
と41とを比較してみると、Bサイトをニッケル及び銅
で置換した組成において、Aサイトをイットリウムによ
って置換することで、平均熱膨張係数を顕著に低減でき
ることが分かる。
較してみると、Bサイトをマグネシウムで置換した組成
において、Aサイトをジスプロシウムによって置換する
ことで、平均熱膨張係数を顕著に低減できることが分か
る。
イトをアルミニウムで置換した組成において、Aサイト
をサマリウムによって置換することで、平均熱膨張係数
を顕著に低減できる。試料番号34と44とを比較する
と、Bサイトをコバルトで置換した組成において、Aサ
イトをネオジムによって置換することで、平均熱膨張係
数を顕著に低減できる。
イトをニッケルで置換した組成において、Aサイトをネ
オジムによって置換することで、平均熱膨張係数を顕著
に低減できる。試料番号36を見ると、やはり本発明の
多孔質焼結体は、低い平均熱膨張係数と寸法収縮率とを
併せ持つことが分かる。
1に示す試料番号11〜22と比較しても、やはり、多
孔質焼結体の寸法収縮率が小さく、かつ平均熱膨張係数
も小さく抑えることに成功していることが分かる。
5に示す各組成比率となるように、各例について、所定
量の出発原料を秤量し、混合した。出発原料としては、
La2 O3 、Mn3 O4 、CaCO3 、Y2 O3 、Ni
O、ZnO、Pr6 O11、Al2 O3 、Dy2 O3 、C
oO、Sm2 O3 、MgO、Nd2 O3 、SrCO3 、
Cr2 O3 の各粉末を使用した。
焼結体を製造し、多孔質焼結体の気孔率、寸法収縮率、
平均熱膨張係数を測定した。この結果を表4、表5に示
す。表4、表5には、共に本発明の実施例に係る試料番
号を示す。ただし、表4においては、本発明の範囲内に
おいて、更に、Bサイトに第三の金属元素を、1種類又
は2種類置換した例を示してある。表5においては、A
サイトに第一及び第二の金属元素を置換しているが、B
サイトには置換していない例を示している。
〜16(前述)とを比較すると、Aサイト置換元素が同
一量の場合、試料番号61の方が、平均熱膨張係数が小
さくなっており、特性が優れている。また、試料番号6
2と試料番号21、22とを比較すると、やはり試料番
号62の方が、寸法収縮率、平均熱膨張係数の双方とも
に小さくなっており、特性が優れている。
較すると、ともに、Aサイトがカルシウム及びイットリ
ウムによって置換されているが、試料番号51では、更
にBサイトが、ニッケル及び亜鉛によって置換されてい
る。そして、試料番号51では、寸法収縮率が更に一層
改善されている。
に、Aサイトがストロンチウム及びイットリウムによっ
て置換されているが、試料番号57では、更にBサイト
が、ニッケル及びクロムによって置換されている。試料
番号57では、寸法収縮率が更に一層改善されている。
す組成の多孔質焼結体を製造し、その各種特性を、前記
したようにして測定した。この結果を表6に示す。
換量が25〜35%近辺のときに、希土類元素で更に3
0〜60%程度置換すると、寸法収縮率が低減されるほ
か、平均熱膨張係数、電気伝導度ともに向上する。
Mn系の組成を有する多孔質焼結体について、平均熱膨
張係数を測定した結果を、図1に示す。図1から判るよ
うに、カルシウムの置換量が35%近辺では、20%〜
60%程度を希土類元素によって置換することが、好ま
しい。
する多孔質焼結体について、平均熱膨張係数を測定した
結果を、図2に示す。これらの図1、図2等の結果を総
合すると、カルシウム等によるAサイトの置換量が5〜
15%である場合には、希土類元素の置換量を20〜6
0%とすることが好ましく、Aサイトの置換量が15〜
30%である場合には、希土類元素の置換量を10〜5
0%とすることが好ましく、Aサイトの置換量が30〜
40%である場合には、希土類元素の置換量を30〜6
0%とすることが好ましく、Aサイトの置換量が40%
以上である場合には、希土類元素の置換量を40%以上
とすることが好ましいと言える。
にも、これと同様の試験結果を得た。
00〜1100°Cの温度と室温〜600°Cの温度と
の間で、多孔質焼結体に加熱−冷却サイクルをかけたと
きに、多孔質焼結体の寸法収縮を防止できる。従って、
多孔質焼結体を高温電極材料等として使用したときに、
これと他の構成材料との間でクラックが発生しない。し
かも、多孔質焼結体の25°C〜1000°Cの間での
平均熱膨張率が、10.2×10-6K-1〜10.8×1
0-6K-1程度の比較的低い範囲に抑えられるので、他の
構成部材との熱膨張率差によるクラック、破壊が生じ難
い。
る多孔質焼結体について、平均熱膨張係数を測定した結
果を示すグラフである。
焼結体について、平均熱膨張係数を測定した結果を示す
グラフである。
Claims (13)
- 【請求項1】 ペロブスカイト型の複合酸化物からなる
多孔質焼結体であって、前記複合酸化物のAサイトが、
カルシウム及びストロンチウムからなる群より選ばれた
一種以上の第一の金属元素、ランタン及びセリウムを除
く希土類元素とイットリウムとからなる群より選ばれた
一種以上の第二の金属元素、及びランタンによって占め
られており、前記Aサイトのうち5〜70mol%が前
記第一の金属元素によって占められており、前記複合酸
化物のBサイトにマンガンが含有されていることを特徴
とする、多孔質焼結体。 - 【請求項2】 前記第二の金属元素が、プラセオジム、
ネオジム、サマリウム、ジスプロシウム、ガドリニウム
及びイットリウムからなる群より選ばれている、請求項
1記載の多孔質焼結体。 - 【請求項3】 前記Aサイトのうち1〜80mol%が
前記第二の金属元素によって占められている、請求項1
記載の多孔質焼結体。 - 【請求項4】 前記Bサイトの一部が、アルミニウム、
コバルト、マグネシウム及びニッケルからなる群より選
ばれる一種以上の第三の金属元素によって占められてお
り、前記Bサイトの残部がマンガンによって占められて
いる、請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の多孔質
焼結体。 - 【請求項5】 前記Bサイトの一部が、クロム、銅、
鉄、チタン及び亜鉛からなる群より選ばれる一種以上の
第三の金属元素によって占められており、前記Bサイト
の残部がマンガンによって占められている、請求項1〜
3のいずれか一つの項に記載の多孔質焼結体。 - 【請求項6】 前記Bサイトの一部が、アルミニウム、
コバルト、マグネシウム、ニッケル、クロム、銅、鉄、
チタン及び亜鉛からなる群より選ばれる、二種以上の第
三の金属元素によって占められており、前記Bサイトの
残部がマンガンによって占められている、請求項1〜3
のいずれか一つの項に記載の多孔質焼結体。 - 【請求項7】 前記Bサイトがマンガンによって占めら
れている、請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の多
孔質焼結体。 - 【請求項8】 25°C〜1000°Cの間の平均熱膨
張率が10.2×10-6K-1以上、10.8×10-6K
-1以下である、請求項1〜7のいずれか一つの項に記載
の多孔質焼結体。 - 【請求項9】 室温と1000°Cとの間の熱サイクル
によって生ずる前記多孔質焼結体の寸法収縮が、この熱
サイクル1回当たり0.01%以下である、請求項1〜
7のいずれか一つの項に記載の多孔質焼結体。 - 【請求項10】 気孔率が5%以上、40%以下であ
る、請求項1〜9のいずれか一つの項に記載の多孔質焼
結体。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか一つの項に
記載の多孔質焼結体によって空気極が形成されているこ
とを特徴とする、固体電解質型燃料電池。 - 【請求項12】 前記空気極が支持体としても機能して
いる、請求項11記載の固体電解質型燃料電池。 - 【請求項13】 前記空気極が円筒型である、請求項1
2記載の固体電解質型燃料電池。
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