JPH07116820B2 - 断熱パネルの接合構造 - Google Patents

断熱パネルの接合構造

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JPH07116820B2
JPH07116820B2 JP30252588A JP30252588A JPH07116820B2 JP H07116820 B2 JPH07116820 B2 JP H07116820B2 JP 30252588 A JP30252588 A JP 30252588A JP 30252588 A JP30252588 A JP 30252588A JP H07116820 B2 JPH07116820 B2 JP H07116820B2
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heat insulating
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Inventor
稔 村山
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大同鋼板株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は壁材などとして採用される断熱パネルの接合構
造に関する。
【従来の技術】
従来にあっては、第5図に示すように上下の金属板1、
2間に断熱材3を充填させてパネル本体4が形成され、
パネル本体4の両側端面にそれぞれ嵌合凸部7′及び嵌
合凹部5′が形成されて断熱パネル8′が形成されてお
り、この断熱パネル8′は下方に位置する嵌合凸部7′
の基部から固定具11が胴縁である支持部材12に打入さ
れ、嵌合凸部7′と嵌合凹部5′が嵌合され表面側に位
置する嵌合凸部7′と嵌合凹部5′との間にシーラント
18が充填されて断熱パネル8′同士が接合されている。
【発明が解決しようとする課題】
従来にあっては、パネル本体4の上下の金属板1、2の
側部がパネル本体4の側端面の形状に沿って屈曲され上
下の金属板1、2の側縁がそれぞれ嵌合凸部7′の上面
乃至下面に所定の間隔を置いて位置されて断熱パネル
8′が形成されているので、隣接する断熱パネル8′に
異なった荷重が加わった場合に、特に支持部材12間で、
図中、左に位置する断熱パネル8′に荷重が加わった場
合には金属板1、2の側縁間の継ぎ目9′部分で嵌合凸
部7′が破壊されてしまい、接合強度の弱いものであっ
た。又、嵌合凸部7′の基部に固定具11を打入している
が、嵌合凸部7′自体の強度が小さいので断熱パネル
8′自体の固定強度も小さくなってしまい、このため支
持金具17により補強しているが、この場合には支持金具
17がヒートブリッジを形成してしまっていた。 又、断熱パネル8′は金属板1、2の側縁間の継ぎ目
9′で断熱材3が露出しているので、断熱材3が外気に
さらされるため透湿し、熱伝導率の低下、断熱材3のや
せ、割れなどの経時変化が生じてしまい断熱パネル8′
同士の接合強度の保持が困難になってしまっていた。 本発明は上記問題を解決するために為されたものであ
り、その目的とするところは接合強度が大きく、しかも
接合部に経時変化が生じない断熱材の接合構造を提供す
ることにある。
【課題を解決するための手段】
本発明の断熱材の接合構造は、上下の金属板1、2間に
断熱材3を充填させてパネル本体4を形成し、パネル本
体4の一側端面の上部に嵌合凹部5を設けると共に下部
に固定部6を突設させ、パネル本体4の他側端面の上部
に嵌合凸部7を突設し、パネル本体4の両側端面の中央
部に上下の金属板1、2の両側縁を埋設して側端面に断
熱材が露出する継ぎ目9を形成して断熱パネル8を形成
し、断熱パネル8の一側端面の固定部6、上下の金属板
1、2の側縁の継ぎ目9及び嵌合凹部5の下面5aを覆う
ように固定金具10を配置して固定具11を固定金具10から
固定部6を貫通させて支持部材12に打入することにより
断熱パネル8を固定し、断熱パネル8同士を嵌合凸部7
と嵌合凹部5とで凹凸嵌合させて成るものであり、この
構成により上記課題が解決されたものである。 [作用] パネル本体4の両側端面の中央部に上下の金属板1、2
の両側縁を埋設して側端面に断熱材が露出する継ぎ目9
を形成しているので、継ぎ目9が曲げモーメントの加わ
らないパネルの厚みの中央部に位置することになり、継
ぎ目9に大きな力が加わらず、断熱パネル8が上下の金
属板1、2で割れたり、破れたりすることがなく、しか
も、断熱パネル8の固定部6、継ぎ目9及び嵌合凹部5
の下面5aを覆うように固定金具10を配置して固定具11を
固定金具10から固定部6を貫通させて支持部材12に打入
することにより断熱パネル8を固定しているので、断熱
パネル8が継ぎ目9で破れることがないだけでなく、固
定金具10により上側の金属板1が固定されることにな
り、従って、断熱パネル8が支持部材12に強固に固定さ
れ、又、嵌合凸部7と嵌合凹部5を介して断熱パネル8
同士が上部で凹凸嵌合されることから断熱パネル8の接
合強度が大きくなるものである。 以下本発明を添付の図面に示す実施例に基づいて説明す
る。 金属板1、2としては着色亜鉛鉄板、カラーアルミニウ
ム板、着色アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板、ステンレ
ス鋼板、チタン鋼板などが採用される。この上下の金属
板1、2間にポリオール、イソシアネート、触媒、発泡
剤などが配合されたポリウレタンやポリイソシアヌレー
トのような発泡性合成樹脂材料が注入され、発泡されて
断熱材3が充填されパネル本体4が形成される。 第1図に示す実施例にあっては、上側の金属板1の両側
部が折曲加工されてパネル本体4の一側端面の上部に嵌
合凹部5が設けられると共に下部に固定部6が突設され
て固定部6から凸部13が延設されており、パネル本体4
の他側端面の上部には嵌合凸部7が設けられており、下
部には断熱空間Sが形成されるように段部15が形成され
て一側端面の凸部13が嵌合される凹部14が設けられてい
る。又、パネル本体4の両側端面の中央部において上下
の金属板1、2の両側縁が埋設され、両側端面の金属板
1、2の継ぎ目9が等しい位置に設けられて断熱パネル
8が形成されている。この断熱パネル8にあっては、金
属板1、2同士の継ぎ目9が垂直面に位置するので、製
造時のサイドシールが簡単で発泡性合成樹脂材料の流出
を確実に防止できるものである。又、上下の金属板1、
2の側縁の間隔を変えることにより継ぎ目9の幅を容易
に変えることができ、上下の金属板1、2の形状を変え
ることなく、パネル厚を簡単に変更できるものである。 而して、一方の断熱パネル8の下側の金属板2が胴縁で
ある支持部材12に当接され固定金具10を介して固定され
ている。固定金具10はL字状の金具本体の縦片10aの上
端から下横片10bと逆方向に上横片10cを突出させて形成
されており、この固定金具10の下横片10b、縦片10a及び
上横片10cがそれぞれ断熱パネル8の一側端面の固定部
6、上下の金属板1、2の側縁の継ぎ目9及び嵌合凹部
5の下面5aを覆うように配置され、セルフドリリングス
クリューである固定具11が固定金具10の下横片10bから
固定部6を貫通させて胴縁である支持部材12に打入され
て断熱パネル8が固定されており、隣接する断熱パネル
8とは嵌合凸部7と嵌合凹部5及び凸部13と凹部14とで
パッキン16が介装されて凹凸嵌合されている。継ぎ目9
が断熱空間Sを介して対向している。 第2図に示す実施例にあっては、隣接する断熱パネル8
の他側端面の継ぎ目9が固定金具10に近接しており、継
ぎ目9間にパッキン16が介装されて継ぎ目9で露出して
いる断熱材3が外気に触れないようにしている。 第3図に示す実施例にあっては、固定部6から凸部13が
延設されており、パネル本体4の他側端面の下部には凸
部13が嵌合される凹部14が設けられている。 第4図に示す実施例にあっては、パネル本体4の他側端
面の下部には凹部が形成されており、固定金具10の端部
が延出されて延出部10dが凹部14に嵌合して、接合強度
を大きくしている。
【発明の効果】
本発明にあっては、パネル本体の両側端面の中央部に上
下の金属板の両側縁を埋設して側端面に断熱材が露出す
る継ぎ目を形成しているので、継ぎ目が曲げモーメント
の加わらないパネルの厚みの中央部に位置することにな
り、継ぎ目に大きな力が加わらず、断熱パネルが上下の
金属板で割れたり、破れたりすることがなく、しかも、
断熱パネルの固定部、継ぎ目及び嵌合凹部の下面を覆う
ように固定金具を配置して固定具を固定金具から固定部
を貫通させて支持部材に打入することにより断熱パネル
を固定しているので、断熱パネルが継ぎ目で破れること
がないだけでなく、固定金具により上側の金属板と下側
の金属板が連結固定されることになり、従って、断熱パ
ネルが支持部材に強固に固定され、又、嵌合凸部と嵌合
凹部を介して断熱パネル同士が上部で凹凸嵌合されるこ
とから断熱パネルの接合強度が大きくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は第
2実施例を示す断面図、第3図は第3実施例を示す断面
図、第4図は第4実施例を示す断面図、第5図は従来例
を示す断面図であって、1、2は金属板、3は断熱材、
4はパネル本体、5は嵌合凹部、6は固定部、7は嵌合
凸部、8は断熱パネル、9は継ぎ目、10は固定金具、11
は固定具、12は支持部材、13は凸部、14は凹部である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下の金属板間に断熱材を充填させてパネ
    ル本体を形成し、パネル本体の一側端面の上部に嵌合凹
    部を設けると共に下部に固定部を突設させ、パネル本体
    の他側端面の上部に嵌合凸部を突設し、パネル本体の両
    側端面の中央部に上下の金属板の両側縁を埋設して側端
    面に断熱材が露出する継ぎ目を形成して断熱パネルを形
    成し、断熱パネルの一側端面に固定部、上下の金属板の
    側縁の継ぎ目及び嵌合凹部の下面を覆うように固定金具
    を配設して固定具を固定金具から固定部を貫通させて支
    持部材に打入することにより断熱パネルを固定し、断熱
    パネル同士を嵌合凸部と嵌合凹部とで凹凸嵌合させて成
    ることを特徴とする断熱パネルの接合構造。
  2. 【請求項2】パネル本体の一側端面の固定部に凸部を形
    成すると共に他側端面の下部に凹部を形成し、凸部と凹
    部とを凹凸嵌合させて成ることを特徴とする請求項1記
    載の断熱パネルの接合構造。
  3. 【請求項3】パネル本体の他側端面の下部に凹部を形成
    し、固定金具の端部を凹部にまで延出させて成ることを
    特徴とする請求項1記載の断熱パネルの接合構造。
JP30252588A 1988-11-30 1988-11-30 断熱パネルの接合構造 Expired - Fee Related JPH07116820B2 (ja)

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