JP2567553Y2 - パネルの連結構造 - Google Patents

パネルの連結構造

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JP2567553Y2
JP2567553Y2 JP1991094053U JP9405391U JP2567553Y2 JP 2567553 Y2 JP2567553 Y2 JP 2567553Y2 JP 1991094053 U JP1991094053 U JP 1991094053U JP 9405391 U JP9405391 U JP 9405391U JP 2567553 Y2 JP2567553 Y2 JP 2567553Y2
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panel
panels
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reinforcing metal
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淳志 川島
雅孝 戸村
一巨 三木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば間仕切りなどを
構成するパネルの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパネルとしては図4に示すものが
ある。このパネルAは、木製の芯材1を格子状に組み合
わせて形成した枠体2の前後面に夫々石膏ボードからな
る面材3を貼り付けて形成してある。そして、夫々のパ
ネルAの端面となる最外部の芯材1の面には図5に示す
ように凹部5を形成してある。
【0003】この種のパネルAの連結は、図5に示すよ
うに、連結するパネルAの夫々の凹部5に接着材を塗布
した雇実4を挿入する形で、互いに連結するパネルAの
端面同士を突き合わせ、両パネルAの連結面を密着させ
るように手で固定し、この状態で面材3の表面側から釘
6を斜めに打ち込んで行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のパネル
Aの連結方法であると、両方のパネルAを固定して釘6
を打ち込む必要があるので、施工性が悪く、しかも釘6
が見えるために、見栄えが悪いという問題があった。本
考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的
とするところは、施工性が良く、且つ見栄えの良いパネ
ルの連結構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、芯材を少なくとも枠状に組み合わせ
て形成された枠体の一面を面材で覆って形成される
複数のパネルを、パネルの端面となる芯材の面を
対面させる形で連結する場合のパネルの連結構造であ
って、全長においてお互いに反対方向を向いた挿入片7
aと固定片7bとを有する補強金物7を、互いに隣合う
パネルAと対面する芯材1の面の上下の全長に沿って取
り付け、パネルAの表裏方向における一側縁に沿って芯
材1に形成された縦溝8内に補強金物7の挿入片7aを
挿入して、その挿入状態でパネルAの裏面から若干突出
する前後幅に形成された他側縁に、連結されるパネルA
側に突出する補強金物7の固定片7bを形成し、芯材1
の面には、補強金物7を通して複数の木ダボ9を打ち込
み固定するための複数の打込孔10を形成するととも
に、パネルAの芯材1と反対側に位置しさらに他のパネ
ルAと対面する芯材1の面に、複数の木ダボ9を嵌め込
むための複数の受け孔11を形成して、その受け孔11
内に木ダボ9を嵌合するようにして成るものである。
【0006】
【0007】
【作用】本考案は上述のように、連結されるパネルAの
ぞれぞれの対面する芯材1,1の面に、複数の木ダボ9
を打ち込み固定するための複数の打込孔10を形成する
とともに、パネルAの芯材1と反対側に位置しさらに他
のパネルAと対面する芯材1の面に、木ダボ9を嵌め込
むための複数の受け孔11を形成して、その受け孔11
内に木ダボ9を嵌合することにより、パネルA同士の連
結を突合わせるだけで行えるようにして施工性をよく
し、しかも、突合わせ連結構造として前後に配設される
パネルA同士を左右方向にずらして配設し、前後一方の
パネルAの継ぎ目を他方のパネルAの芯材1に補強金物
7を介して固定することで、前後各々でパネルA同士を
直線状にしかも強固に釘打ち無しで連結できることにな
り、釘が見えて見栄えが悪くなることがない。
【0008】
【実施例】図1乃至図3に本考案の一実施例を示す。本
実施例のパネルAは、木製の芯材1を格子状に組み合わ
せて形成した枠体2の前面に夫々石膏ボードからなる面
材3を貼り付けて形成してあり、図4と同様に前後両面
に面材3を有する壁面を形成する場合には、本実施例の
パネルAを表裏に2つ用いて形成する。ここで、本実施
例のパネルAの厚みを図4の場合のほぼ半分とすれば、
同一の厚みの壁面が形成される。
【0009】本実施例のパネルAは、互いに隣合うパネ
ルAと対面する芯材1の面に補強金物7が取り付けられ
る。この補強金7は、図1に示すように、上記芯材1
の隣合うパネルAに対面する面の上下の全長に沿って取
り付けられ、前後(パネルAの表裏)方向における一側
縁に沿って芯材1に形成された縦溝8内に挿入される挿
入片7aを形成してある。そして、この補強金物7は、
挿入片7aを縦溝8に挿入した状態で、他側縁がパネル
Aの裏面から若干突出する前後幅に形成してあり、連結
されるパネルA側に突出する固定片7bを上記他側縁に
形成してある。この補助金物7は、挿入片7aを縦溝8
に挿入して取り付けた状態で図示しない釘により固定し
てパネルAに取り付けられる。
【0010】さらに、このパネルAの補強金物7が取り
付けられる芯材1の面には、補強金物7を通して木ダボ
9を打ち込む複数の打込孔10を形成してある。そし
て、パネルAの上記芯材1と反対側に位置しさらに他の
パネルAと対面する芯材1の面に、パネルAに取り付け
られた木ダボ9を嵌め込む受け孔11を形成してある。
なお、受け孔11は開口部の径を大きくして、木ダボ9
が容易に挿入できるようにしてある。但し、打込孔10
と受け孔11とは同一形状に形成し、パネルAの上下を
無くすようにすることも可能である。
【0011】本実施例のパネルAの連結は次のように行
う。まず、初めに施工される前後いずれかの面となる一
方の壁面におけるパネルA同士の連結は、一方のパネル
Aの接着材を塗布した木ダボ9を打込孔10に打ち込ん
で取り付け、この木ダボ9を他方のパネルAの受け孔1
1に嵌入させるように他方のパネルAを取り付ける。そ
して、この作業を繰り返すことにより、前後いずれの面
となる一方の壁面をまず形成する。
【0012】その後、他方の壁面を次に形成するのであ
るが、この場合には、上述の場合とは異なる作業を行
う。まず、補助金物7の挿入片7aを新たに取り付けら
れるパネルAの縦溝8に挿入し、この状態で図示しない
釘により上記パネルAに固定する。そして、パネルAの
接着材を塗布した木ダボ9を打込孔10に打ち込んで取
り付ける。このようにして補強金物7及び木ダボ9を取
り付けた状態で、上記新たに取り付けられるパネルA
を、先に形成された壁面を構成するパネルAとは、図2
に示すように左右のいずれかの方向にずらし、且つその
後に新たに取り付けられるパネルAとの継ぎ目が、図3
に示すように他の壁面のパネルAの芯材1の中央に位置
するようにして配置する。そして、この状態で補強金物
7の固定片7bを他の壁面のパネルAの芯材1に釘6で
打ち付けて固定する。その後は、木ダボ9を他方のパネ
ルAの受け孔11に嵌入させるように他方のパネルAを
取り付ける。以下同一の作業を繰り返して他方の壁面を
形成する。なお、仕上げとして面材3の上に塩化ビニー
ルクロスなどを貼着する。
【0013】本実施例の構造であれば、先に取り付けら
れるパネルAを固定した後に、他方のパネルAを固定し
ていくことができ、連結される両パネルA同士を釘6で
連結する作業が無くなり、このため施工作業を比較的に
容易に行うことができる。しかも、パネルAの表面側に
釘6が露呈することがないので見栄えが良い。また、本
実施例のように図4に示すパネルAを表裏で2分した構
造とすると、1つのパネルAを軽量化することができ、
施工時の取扱いが容易となり、施工性の向上を期待でき
る。しかも、本実施例の構造であると、部屋内に必要な
パネルAを一括して運んで、間仕切りを形成するという
ことが容易に行える利点がある。ところでパネルAを表
裏で2分した構造とすると、強度的に弱くなる恐れがあ
るが、本実施例の場合には補強金物7を備えているの
で、パネルAの強度を保つことができる。
【0014】ところで、上述の場合には、初めに施工さ
れる前後いずれかの面となる一方の壁面におけるパネル
A同士の連結には、補強金物7を用いていなかったが、
勿論補強金物7を用いて行うことが好ましい。また、前
後の壁面を交互に形成してもよく、この場合には上述し
た後で施工される壁面の施工方法と同じ方法を、前後の
壁面の施工の際に繰り返すことで、外観的には上述の場
合と同様の間仕切りなどを形成することができる。さら
に、別の壁面の前面に上記パネルAを施工するという使
用も可能である。
【0015】
【考案の効果】本考案は上述のように、芯材を少なくと
も枠状に組み合わせて形成された枠体の一面を面材で覆
って形成される複数のパネルを、パネルの端面となる芯
材の面を対面させる形で連結する場合のパネルの連結構
造であって、全長においてお互いに反対方向を向いた挿
入片と固定片とを有する補強金物を、互いに隣合うパネ
ルと対面する芯材の面の上下の全長に沿って取り付け、
パネルの表裏方向における一側縁に沿って芯材に形成さ
れた縦溝内に補強金物の挿入片を挿入して、その挿入状
態でパネルの裏面から若干突出する前後幅に形成された
他側縁に、連結されるパネル側に突出する補強金物の固
定片を形成し、芯材の面には、補強金物を通して複数の
木ダボを打ち込み固定するための複数の打込孔を形成す
るとともに、パネルの芯材と反対側に位置しさらに他の
パネルと対面する芯材の面に、複数の木ダボを嵌め込む
ための複数の受け孔を形成して、その受け孔内に木ダボ
を嵌合するようにしたから、パネル同士の連結を突合わ
せるだけで行えるようにして施工性をよくしている利点
がある。 しかも、突合わせ連結構造として前後に配設さ
れるパネル同士を左右方向にずらして配設し、前後一方
のパネルの継ぎ目を他方のパネルの芯材に補強金物を介
して固定することで、前後各々でパネル同士を直線状に
しかも強固に釘打ち無しで連結できることになり、釘が
見えて見栄えが悪くなることがないという利点がある。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のパネル同士の連結方法を示
す説明図である。
【図2】前後の壁面を構成するパネル同士の配設状態を
示す説明図である。
【図3】同上のパネル同士の連結状態を示す断面図であ
る。
【図4】従来のパネル構造を示す透視斜視図である。
【図5】従来のパネルの連結構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 芯材 2 枠体 3 面材 7 補強金物 9 木ダボ 10 打込孔 11 受け孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−147745(JP,A) 実開 昭64−46309(JP,U) 実公 昭52−16087(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材を少なくとも枠状に組み合わせて形
    成された枠体の一面を面材で覆って形成される複数のパ
    ネルを、パネルの端面となる芯材の面を対面させる形で
    連結する場合のパネルの連結構造であって、全長におい
    てお互いに反対方向を向いた挿入片と固定片とを有する
    補強金物を、互いに隣合うパネルと対面する芯材の面の
    上下の全長に沿って取り付け、パネルの表裏方向におけ
    る一側縁に沿って芯材に形成された縦溝内に補強金物の
    挿入片を挿入して、その挿入状態でパネルの裏面から若
    干突出する前後幅に形成された他側縁に、連結されるパ
    ネル側に突出する補強金物の固定片を形成し、芯材の面
    には、補強金物を通して複数の木ダボを打ち込み固定す
    るための複数の打込孔を形成するとともに、パネルの芯
    材と反対側に位置しさらに他のパネルと対面する芯材の
    面に、複数の木ダボを嵌め込むための複数の受け孔を形
    成して、その受け孔内に木ダボを嵌合するようにして成
    パネルの連結構造。
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JPS5216087U (ja) * 1975-07-23 1977-02-04
JPS6446309U (ja) * 1987-09-17 1989-03-22
JPH07116820B2 (ja) * 1988-11-30 1995-12-18 大同鋼板株式会社 断熱パネルの接合構造

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