JP3766169B2 - 壁パネル用補助部材の取付治具と、この取付治具を使用した補助部材の取付方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、建物の壁パネルに補助部材を取り付けるときに使用する壁パネル用補助部材の取付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の外壁パネル等において、その下端部に基礎水切り等の補助部材を取り付け、これによって、建物の見栄えをよくしたり、外壁の断熱性を向上させたりしている(実開平3−8253号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載の従来技術において、外壁パネルの枠体を断面コ字形状の型材で形成し、この型材に補助部材の取付板片を釘等で固定しようとすると、釘打ち機の衝撃力で上記枠体が変形するという問題があった。殊に、上記枠体が薄肉板材で形成されていると、変形が顕著となる。
【0004】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、壁パネルの枠体に補助部材を取り付ける際、枠体の変形を防止できる補助部材の取付治具と、この取付治具を使用した補助部材の取付方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、建物の壁パネルに補助部材を取り付けるときに使用する壁パネル用補助部材の取付治具であって、
前記壁パネルが、板状の面材と、この面材を支持固定する方形に組まれた枠体とから構成され、前記枠体が、断面略コ字形状で開口部を有する型材で形成され、前記補助部材が、部材本体と、前記枠体に釘等の固定具により固定される板状取付片とからなり、
前記取付治具が、隙間を設けて並設され上端部で結合された内側板体と外側板体とからなり、前記内側板体が枠体を形成する型材の開口部巾寸法より僅かに小さい厚さ寸法になされ、前記内側板体と外側板体との隙間が、前記型材の板厚と前記補助部材の取付片の板厚を合わせた寸法より大になされ、内側板体から外側板体に通じる釘等の固定具を挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記壁パネルが外壁パネルであり、前記補助部材が外壁パネル下端部に取り付けられる基礎水切りであることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の本発明は、請求項1または2記載の前記取付治具を使用した補助部材の取付方法であって、壁パネルの枠体に、補助部材の取付片を当接し、取付片とこの取付片に当接する枠体とを、前記取付治具の内側板体と外側板体との隙間に挿入し、外側板体の貫通孔から釘等の固定具を打ち込み、この固定具を補助部材の取付片から壁パネルの枠体に貫通させ、補助部材を壁パネルの枠体に取り付けることを特徴とする。
【0008】
【作用】
請求項1または2記載の取付治具と、請求項3記載の前記取付治具を使用した補助部材の取付方法において、取付治具の外側板体の貫通孔から釘等の固定具を打ち込み、この固定具を補助部材の取付片から壁パネルの枠体に貫通させるとき、取付治具の内側板体と外側板体との隙間に、取付片とこの取付片に当接する枠体とが挿入されているので、固定具の衝撃で枠体が変形しようとしても、枠体が内側板体に当たり、枠体の変形を防止する。
【0009】
また、取付治具には、内側板体から外側板体に通じる釘等の固定具を挿通可能な貫通孔が形成されているので、スペーサー等の入っていない部分を狙って固定具を打ち込むことができるよう、貫通孔を固定具の打ち込みの位置決めに利用でき、固定具の打ち込みに便利である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図7は、本発明の一実施例であって、図1は取付治具を壁パネルと補助部材と共に示す斜視図、図2は図1の取付治具の使用状態を示す斜視図、図3は図2のA−A線における断面図、図4は取付治具の図であって、(イ)図は側面図、(ロ)図は正面図、(ハ)図は底面図、図5は壁パネルの図であって、(イ)図は裏面側の正面図、(ロ)図は(イ)図のB−B線における断面図、(ハ)図は(イ)図のC−C線における断面図、図6は補助部材の図であって、(イ)図は側面図、(ロ)図は正面図、図7は補助部材が取り付けられた壁パネルの取付状態を示す縦断面図である。
【0011】
1は取付治具であって、この取付治具1は、壁パネル2に補助部材3を取り付けるときに使用するものであって、上記壁パネル2は、ユニット建物(不図示)の外壁パネルであり、補助部材3は、この壁パネル2の下端部に固定具4(釘)を使用して取り付けられる基礎水切りである(図7参照)。
なお、6は通気層パネルであり、7は土台である。
【0012】
上記壁パネル2は、図5に示すように、板状の面材21(木片入りセメント板)と、この面材21を支持固定する方形に組まれた枠体22とから構成され、この枠体22は、断面略コ字形状の薄板型鋼で形成され、この型鋼の開口側を内側に向けて配置されている。
【0013】
上記補助部材3(基礎水切り)は、図6に示すように、長尺の部材本体31(水切り材)と、前記枠体22に釘4により固定される取付片32とからなる。取付片32は、部材本体31の長手方向に間隔を設けて複数個取り付けられる。
【0014】
上記取付治具1は、図4に示すように、隙間を設けて並設され上端部で結合された内側板体11と外側板体12とからなっている。
上記内側板体11は、枠体22を形成する型材の開口部巾寸法より僅かに小さい厚さ寸法になされている。また、前記内側板体11と外側板体12との隙間Sは、枠体22の板厚と前記補助部材3の取付片32の板厚を合わせた寸法より大になされている。
そして、内側板体12から外側板体11に通じる釘4を挿通可能な貫通孔Kが形成されている。なお、貫通孔Kは、外側板体12において、釘打ち機5の先端が挿入できるように、広幅になされている。
【0015】
つぎに、上記取付治具1を使用した補助部材3の取付方法について説明する(図1〜図3を参照)。
【0016】
まず、壁パネル2の枠体22に、補助部材3の取付片32を当接する(図1参照)。つぎに、取付片32と、この取付片32に当接する枠体22とを、前記取付治具1の内側板体11と外側板体12との隙間Sに挿入し、外側板体12の貫通孔Kから固定具(釘)4を釘打ち機5を使用して打ち込み、この固定具4を補助部材3の取付片32から壁パネル2の枠体22に貫通させ、補助部材3を壁パネル2の枠体22に取り付ける(図2、図3参照)。
【0017】
上記の補助部材3が取り付けられた壁パネル2を、ユニット建物を構成する建物ユニットの構造体に取り付け、この壁パネル2の内側に通気層パネル6を取り付け、建物ユニットの組立を完成させる。
完成した建物ユニットを施工現場に輸送し、土台7の上に設置して据え付け、ユニット建物の施工を完了する。
【0018】
(実施例の作用)
本実施例に示した取付治具1と、この取付治具1を使用した補助部材3の取付方法において、取付治具1の外側板体12の貫通孔Kから固定具(釘)4を打ち込み、この固定具4を補助部材3の取付片32から壁パネル2の枠体22に貫通させる。
このとき、取付治具1の内側板体11と外側板体12との隙間Sに、取付片32と、この取付片32に当接する枠体22とが挿入されているので、固定具4の衝撃で枠体22が変形しようとしても、枠体22が内側板体11に当たり、枠体22の変形を防止する。
【0019】
また、取付治具1には、内側板体11から外側板体12に通じる固定具4を挿通可能な貫通孔Kが形成されているので、スペーサー等の入っていない部分を狙って固定具4を打ち込むことができるよう、貫通孔Kを固定具4の打ち込みの位置決めに利用でき、固定具4の打ち込みに便利である。
【0020】
【発明の効果】
請求項1または2記載の取付治具と、請求項3記載の前記取付治具を使用した補助部材の取付方法は、固定具の衝撃で枠体が変形しようとしても、枠体が取り付け治具の内側板体に当たるので、壁パネル枠体の変形を防止することができる。
【0021】
また、取付治具には、内側板体から外側板体に通じる釘等の固定具を挿通可能な貫通孔が形成されているが、この貫通孔を固定具の打ち込みの位置決めに利用できるので、固定具の打ち込みに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、取付治具を壁パネルと補助部材と共に示す斜視図である。
【図2】図1の取付治具の使用状態を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】取付治具の図であって、(イ)図は側面図、(ロ)図は正面図、(ハ)図は底面図である。
【図5】壁パネルの図であって、(イ)図は裏面側の正面図、(ロ)図は(イ)図のB−B線における断面図、(ハ)図は(イ)図のC−C線における断面図である。
【図6】補助部材の図であって、(イ)図は側面図、(ロ)図は正面図である。
【図7】補助部材が取り付けられた壁パネルの取付状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 取付治具
11 内側板体
12 外側板体
S 隙間
K 貫通孔
2 壁パネル
21 面材
22 枠体
3 補助部材
31 部材本体
32 取付片
4 固定具
【発明が属する技術分野】
本発明は、建物の壁パネルに補助部材を取り付けるときに使用する壁パネル用補助部材の取付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の外壁パネル等において、その下端部に基礎水切り等の補助部材を取り付け、これによって、建物の見栄えをよくしたり、外壁の断熱性を向上させたりしている(実開平3−8253号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載の従来技術において、外壁パネルの枠体を断面コ字形状の型材で形成し、この型材に補助部材の取付板片を釘等で固定しようとすると、釘打ち機の衝撃力で上記枠体が変形するという問題があった。殊に、上記枠体が薄肉板材で形成されていると、変形が顕著となる。
【0004】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、壁パネルの枠体に補助部材を取り付ける際、枠体の変形を防止できる補助部材の取付治具と、この取付治具を使用した補助部材の取付方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、建物の壁パネルに補助部材を取り付けるときに使用する壁パネル用補助部材の取付治具であって、
前記壁パネルが、板状の面材と、この面材を支持固定する方形に組まれた枠体とから構成され、前記枠体が、断面略コ字形状で開口部を有する型材で形成され、前記補助部材が、部材本体と、前記枠体に釘等の固定具により固定される板状取付片とからなり、
前記取付治具が、隙間を設けて並設され上端部で結合された内側板体と外側板体とからなり、前記内側板体が枠体を形成する型材の開口部巾寸法より僅かに小さい厚さ寸法になされ、前記内側板体と外側板体との隙間が、前記型材の板厚と前記補助部材の取付片の板厚を合わせた寸法より大になされ、内側板体から外側板体に通じる釘等の固定具を挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記壁パネルが外壁パネルであり、前記補助部材が外壁パネル下端部に取り付けられる基礎水切りであることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の本発明は、請求項1または2記載の前記取付治具を使用した補助部材の取付方法であって、壁パネルの枠体に、補助部材の取付片を当接し、取付片とこの取付片に当接する枠体とを、前記取付治具の内側板体と外側板体との隙間に挿入し、外側板体の貫通孔から釘等の固定具を打ち込み、この固定具を補助部材の取付片から壁パネルの枠体に貫通させ、補助部材を壁パネルの枠体に取り付けることを特徴とする。
【0008】
【作用】
請求項1または2記載の取付治具と、請求項3記載の前記取付治具を使用した補助部材の取付方法において、取付治具の外側板体の貫通孔から釘等の固定具を打ち込み、この固定具を補助部材の取付片から壁パネルの枠体に貫通させるとき、取付治具の内側板体と外側板体との隙間に、取付片とこの取付片に当接する枠体とが挿入されているので、固定具の衝撃で枠体が変形しようとしても、枠体が内側板体に当たり、枠体の変形を防止する。
【0009】
また、取付治具には、内側板体から外側板体に通じる釘等の固定具を挿通可能な貫通孔が形成されているので、スペーサー等の入っていない部分を狙って固定具を打ち込むことができるよう、貫通孔を固定具の打ち込みの位置決めに利用でき、固定具の打ち込みに便利である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図7は、本発明の一実施例であって、図1は取付治具を壁パネルと補助部材と共に示す斜視図、図2は図1の取付治具の使用状態を示す斜視図、図3は図2のA−A線における断面図、図4は取付治具の図であって、(イ)図は側面図、(ロ)図は正面図、(ハ)図は底面図、図5は壁パネルの図であって、(イ)図は裏面側の正面図、(ロ)図は(イ)図のB−B線における断面図、(ハ)図は(イ)図のC−C線における断面図、図6は補助部材の図であって、(イ)図は側面図、(ロ)図は正面図、図7は補助部材が取り付けられた壁パネルの取付状態を示す縦断面図である。
【0011】
1は取付治具であって、この取付治具1は、壁パネル2に補助部材3を取り付けるときに使用するものであって、上記壁パネル2は、ユニット建物(不図示)の外壁パネルであり、補助部材3は、この壁パネル2の下端部に固定具4(釘)を使用して取り付けられる基礎水切りである(図7参照)。
なお、6は通気層パネルであり、7は土台である。
【0012】
上記壁パネル2は、図5に示すように、板状の面材21(木片入りセメント板)と、この面材21を支持固定する方形に組まれた枠体22とから構成され、この枠体22は、断面略コ字形状の薄板型鋼で形成され、この型鋼の開口側を内側に向けて配置されている。
【0013】
上記補助部材3(基礎水切り)は、図6に示すように、長尺の部材本体31(水切り材)と、前記枠体22に釘4により固定される取付片32とからなる。取付片32は、部材本体31の長手方向に間隔を設けて複数個取り付けられる。
【0014】
上記取付治具1は、図4に示すように、隙間を設けて並設され上端部で結合された内側板体11と外側板体12とからなっている。
上記内側板体11は、枠体22を形成する型材の開口部巾寸法より僅かに小さい厚さ寸法になされている。また、前記内側板体11と外側板体12との隙間Sは、枠体22の板厚と前記補助部材3の取付片32の板厚を合わせた寸法より大になされている。
そして、内側板体12から外側板体11に通じる釘4を挿通可能な貫通孔Kが形成されている。なお、貫通孔Kは、外側板体12において、釘打ち機5の先端が挿入できるように、広幅になされている。
【0015】
つぎに、上記取付治具1を使用した補助部材3の取付方法について説明する(図1〜図3を参照)。
【0016】
まず、壁パネル2の枠体22に、補助部材3の取付片32を当接する(図1参照)。つぎに、取付片32と、この取付片32に当接する枠体22とを、前記取付治具1の内側板体11と外側板体12との隙間Sに挿入し、外側板体12の貫通孔Kから固定具(釘)4を釘打ち機5を使用して打ち込み、この固定具4を補助部材3の取付片32から壁パネル2の枠体22に貫通させ、補助部材3を壁パネル2の枠体22に取り付ける(図2、図3参照)。
【0017】
上記の補助部材3が取り付けられた壁パネル2を、ユニット建物を構成する建物ユニットの構造体に取り付け、この壁パネル2の内側に通気層パネル6を取り付け、建物ユニットの組立を完成させる。
完成した建物ユニットを施工現場に輸送し、土台7の上に設置して据え付け、ユニット建物の施工を完了する。
【0018】
(実施例の作用)
本実施例に示した取付治具1と、この取付治具1を使用した補助部材3の取付方法において、取付治具1の外側板体12の貫通孔Kから固定具(釘)4を打ち込み、この固定具4を補助部材3の取付片32から壁パネル2の枠体22に貫通させる。
このとき、取付治具1の内側板体11と外側板体12との隙間Sに、取付片32と、この取付片32に当接する枠体22とが挿入されているので、固定具4の衝撃で枠体22が変形しようとしても、枠体22が内側板体11に当たり、枠体22の変形を防止する。
【0019】
また、取付治具1には、内側板体11から外側板体12に通じる固定具4を挿通可能な貫通孔Kが形成されているので、スペーサー等の入っていない部分を狙って固定具4を打ち込むことができるよう、貫通孔Kを固定具4の打ち込みの位置決めに利用でき、固定具4の打ち込みに便利である。
【0020】
【発明の効果】
請求項1または2記載の取付治具と、請求項3記載の前記取付治具を使用した補助部材の取付方法は、固定具の衝撃で枠体が変形しようとしても、枠体が取り付け治具の内側板体に当たるので、壁パネル枠体の変形を防止することができる。
【0021】
また、取付治具には、内側板体から外側板体に通じる釘等の固定具を挿通可能な貫通孔が形成されているが、この貫通孔を固定具の打ち込みの位置決めに利用できるので、固定具の打ち込みに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、取付治具を壁パネルと補助部材と共に示す斜視図である。
【図2】図1の取付治具の使用状態を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】取付治具の図であって、(イ)図は側面図、(ロ)図は正面図、(ハ)図は底面図である。
【図5】壁パネルの図であって、(イ)図は裏面側の正面図、(ロ)図は(イ)図のB−B線における断面図、(ハ)図は(イ)図のC−C線における断面図である。
【図6】補助部材の図であって、(イ)図は側面図、(ロ)図は正面図である。
【図7】補助部材が取り付けられた壁パネルの取付状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 取付治具
11 内側板体
12 外側板体
S 隙間
K 貫通孔
2 壁パネル
21 面材
22 枠体
3 補助部材
31 部材本体
32 取付片
4 固定具
Claims (3)
- 建物の壁パネルに補助部材を取り付けるときに使用する壁パネル用補助部材の取付治具であって、
前記壁パネルが、板状の面材と、この面材を支持固定する方形に組まれた枠体とから構成され、前記枠体が、断面略コ字形状で開口部を有する型材で形成され、前記補助部材が、部材本体と、前記枠体に釘等の固定具により固定される板状取付片とからなり、
前記取付治具が、隙間を設けて並設され上端部で結合された内側板体と外側板体とからなり、前記内側板体が枠体を形成する型材の開口部巾寸法より僅かに小さい厚さ寸法になされ、前記内側板体と外側板体との隙間が、前記型材の板厚と前記補助部材の取付片の板厚を合わせた寸法より大になされ、内側板体から外側板体に通じる釘等の固定具を挿通可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする壁パネル用補助部材の取付治具。 - 前記壁パネルが外壁パネルであり、前記補助部材が外壁パネル下端部に取り付けられる基礎水切りであることを特徴とする請求項1記載の壁パネル用補助部材の取付治具。
- 前記取付治具を使用した補助部材の取付方法であって、壁パネルの枠体に、補助部材の取付片を当接し、取付片とこの取付片に当接する枠体とを、前記取付治具の内側板体と外側板体との隙間に挿入し、外側板体の貫通孔から釘等の固定具を打ち込み、この固定具を補助部材の取付片から壁パネルの枠体に貫通させ、補助部材を壁パネルの枠体に取り付けることを特徴とする請求項1または2記載の取付治具を使用した補助部材の取付方法。
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JP07794797A JP3766169B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 壁パネル用補助部材の取付治具と、この取付治具を使用した補助部材の取付方法 |
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JP07794797A JP3766169B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 壁パネル用補助部材の取付治具と、この取付治具を使用した補助部材の取付方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10266576A JPH10266576A (ja) | 1998-10-06 |
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CN115233953B (zh) * | 2022-08-26 | 2024-07-05 | 福建森正建设集团有限公司 | 一种房建外墙保温层抗震加固施工装置与施工方法 |
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- 1997-03-28 JP JP07794797A patent/JP3766169B2/ja not_active Expired - Fee Related
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