JPH09209615A - 外装材の取り付け装置 - Google Patents

外装材の取り付け装置

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Publication number
JPH09209615A
JPH09209615A JP1520196A JP1520196A JPH09209615A JP H09209615 A JPH09209615 A JP H09209615A JP 1520196 A JP1520196 A JP 1520196A JP 1520196 A JP1520196 A JP 1520196A JP H09209615 A JPH09209615 A JP H09209615A
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JP
Japan
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elongated
exterior material
parts
mounting
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP1520196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Kobayashi
富夫 小林
Tokuji Kimura
督司 木村
Yusuke Takechi
裕介 武智
Shigeyuki Ueda
滋之 上田
Masao Mizutani
征夫 水谷
Shinichi Tomiuchi
慎一 富内
Shinji Urano
伸治 浦野
Takayoshi Akai
崇嘉 赤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装材が薄型の無機質板であっても、釘打ち
せずに簡易に施工できる外装材の取り付け装置を提供す
る。 【解決手段】 一側面に全長にわたる細長凹所14を形
成すると共に、他側面に外側の小溝部15と内側の大溝
部16を連通させた細長溝部17を形成する長尺状の取
り付け部材18と、両側に前記取り付け部材18の前記
大溝部16に嵌挿配置される一対の膨出部28、28を
形成した長尺状の連結部材19とを備え、対の取り付け
部材18、18をその細長凹所14、14同士が対向す
るように配置して、両細長凹所14、14に外装材31
の両側縁を挿入固定してユニット塀を形成すると共に、
隣接するユニット塀の両細長溝部17、17同士を対向
させた状態で、両大溝部16、16に前記連結部材19
の一対の膨出部28、28を嵌挿配置すると共に両膨出
部28、28の基部を両小溝部15、15に通過させ
て、ユニット塀20、20同士を連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用の外装材
(サイディング)の取り付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものは、例えば図5に示
したように、基礎となるコンクリートブロック1に、中
空筒体21にその対称位置で取り付け板部22を設けた
金属製の支柱2をその下端部の挿入により支持し、図6
に示したように、この支柱2の取り付け板部22にハン
ガー金具3をビス4等により固定し、このハンガー金具
3に支持金具5を係合させた後に、その支持屈曲部51
に、例えば図7のように外装材6を支持し、このように
して、支柱2に対して外装材6を取り付けた構造が提案
されている。そして、この構造においては、支柱2の両
面に外装材6を取り付け、取り付け金具7を介して笠木
部材8を頂部に装着して塀としている。
【0003】このように、外装材6を用いることによっ
て、これまでにない景観性、そして施工性の良好な外装
材の取り付けが実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
外装材の取り付け装置では、住宅用外装材として普及品
の12mm厚という薄型の外装材を使用した場合にはこの
ような引掛け施工を行うことは困難である。それは、図
8に示したように引掛け施工のために外装材端縁に溝部
12や突起部13を形成すると、12mm厚という薄型の
外装材では厚みが薄いために、支持金具5に係止される
図中の斜線部A及びBにおいて機械強度が不足し、欠け
や反りが生じやすいからである。また、図9に示したよ
うに、外壁10に対して段差部11を持つ外装材30に
釘32を打ちつけて施工する場合には、外壁10が例え
ば無機質板であれば、施工が困難であるという不都合が
あった。
【0005】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、12mm厚という薄型の外装材が無機質板であって
も、釘打ちせずに簡易に施工できる外装材の取り付け装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
外装材の取り付け装置は、一側面に全長にわたる細長凹
所を形成すると共に、他側面に外側の小溝部と内側の大
溝部を連通させた細長溝部を形成する長尺状の取り付け
部材と、両側に前記取り付け部材の前記大溝部に嵌挿配
置される一対の膨出部を形成した長尺状の連結部材とを
備え、対の取り付け部材をその細長凹所同士が対向する
ように配置して、両細長凹所に外装材の両側縁を挿入固
定してユニット塀を形成すると共に、隣接するユニット
塀の両細長溝部同士を対向させた状態で、両大溝部に前
記連結部材の一対の膨出部を嵌挿配置すると共に両膨出
部の基部を両小溝部に通過させて、ユニット塀同士を連
結して成ることを特徴とするものである。
【0007】本発明の請求項2記載の外装材の取り付け
装置は、請求項1記載の外装材の取り付け装置におい
て、取り付け部材をその下端部が基礎に固定される支柱
となしたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一の実施形態で
ある外装材の取り付け装置の斜視図である。図2は、同
実施形態である外装材の取り付け装置の要部断面図であ
る。図3は、同実施形態である外装材の取り付け装置の
部分斜視図である。図4は、同実施形態であるユニット
塀の斜視図である。
【0009】図1及び図2に示されるように、この外装
材の取り付け装置は、一側面に全長にわたる細長凹所1
4を形成すると共に、他側面に外側の小溝部15と内側
の大溝部16を連通させた細長溝部17を形成する長尺
状の取り付け部材18と、両側に前記取り付け部材18
の前記大溝部16に嵌挿配置される一対の膨出部28、
28を形成した長尺状の連結部材19とを備え、対の取
り付け部材18、18をその細長凹所14、14同士が
対向するように配置して、両細長凹所14、14に外装
材31の両側縁を挿入固定してユニット塀20を形成す
ると共に、隣接するユニット塀20の両細長溝部17、
17同士を突き合わせるように対向させた状態で、両大
溝部16、16に前記連結部材19の一対の膨出部2
8、28を嵌挿配置すると共に両膨出部28、28の基
部を両小溝部15、15に通過させて、ユニット塀2
0、20同士を連結したものである。
【0010】取り付け部材18は断面略C字型であり、
細長凹所14は鉛直方向全長にわたって形成されてお
り、該細長凹所14の外側の対向する一対の取り付け片
23、23には複数の対応する位置に複数の取り付け孔
24が形成されている。
【0011】また、外側の小溝部15と内側の大溝部1
6を連通させた断面略T字型の細長溝部17は鉛直方向
全長にわたって形成されている。
【0012】さらに、取り付け部材18の下端部25は
ブロック基礎26の孔27に挿入できるように細くなっ
ており、ブロック基礎26の孔27の外側付近に当接す
る当接部29を形成している。
【0013】そして、取り付け部材18は外装材31を
固定するだけでなくその下端部25がブロック基礎26
に固定される支柱としての役割を果たすものである。
【0014】このように、取り付け部材18に支柱とし
ての役割を果たさせることにより、別部材としての支柱
が不要となるため、部品点数が少なくなり施工が簡略化
される。
【0015】取り付け部材18の材質は、金属、プラス
チック等を使用できるが、この場合には、軽量のアルミ
ニウム押し出し成形品を使用している。
【0016】連結部材19は、両側に一対の膨出部2
8、28を形成した断面略H型の長尺状であり、隣接す
るユニット塀20、20の両取り付け部材18、18の
両細長溝部17、17を突き合わせた状態で、両大溝部
16に前記連結部材19の一対の膨出部28、28を嵌
挿配置すると共に両膨出部28、28の基部を両小溝部
15に通過させて、両取り付け部材18、18を引き寄
せて連結するものである。
【0017】連結部材19の材質は、金属、プラスチッ
ク等を使用できるが、この場合には、軽量のアルミニウ
ム押し出し成形品を使用している。なお、連結部材19
として汎用品のH型鋼を使用することもでき、H型鋼は
機械強度が大きいため、この外装材の取り付け装置に使
用するのに適している。
【0018】なお、連結部材19の形状は、断面略H型
に限られず、取り付け部材18の大溝部16に嵌挿配置
される一対の膨出部28、28と、取り付け部材18の
小溝部15を通過する程度の厚さを有し、同一対の膨出
部28、28の基部となって両者を連結する部分とを備
えるものであればよい。
【0019】また、外装材31は住宅用外装材(サイデ
ィング)として普及品の12mm厚という薄型のものを使
用する。住宅用外装材(サイディング)には、塗装品と
無塗装品とがあり、不燃タイプのものもある。
【0020】以下に、図1乃至図4に基づいて、この外
装材の取り付け装置の使用方法について説明する。先
ず、対の取り付け部材18、18をその細長凹所14、
14が対向するように配置して、その当接部29をブロ
ック基礎26の孔27の外側付近に当接して、下端部2
5、25をブロック基礎26の孔27に挿入し、孔27
にモルタルを流し込むことによりブロック基礎26に固
定する。
【0021】次いで、上方から外装材6を両細長凹所1
4、14に挿入して、取り付け部材18、18の外側か
ら各々の取り付け孔24にねじ、ボルト等の固着具を挿
通して、外装材31を両細長凹所14、14に固定し
て、ユニット塀20を形成する。
【0022】同様にして、複数のユニット塀20をそれ
ぞれが隣接するように形成する。これにより、外装材3
1の両側縁が取り付け部材18、18に隠されるため、
外装材31を切断して寸法調整した場合にも、外装材3
1の両側縁にコーキング処理を施さなくても外観が見苦
しいという不都合はない。
【0023】次いで、隣接するユニット塀20、20の
両取り付け部材18、18の両細長溝部17、17同士
を突き合わせた状態で、両大溝部16に前記連結部材1
9の一対の膨出部28、28を上方から挿入して嵌挿配
置すると共に両膨出部28、28の基部を両小溝部15
に通過させることにより、両取り付け部材18、18を
引き寄せて連結するものである。すなわち、ユニット塀
20、20同士を連結するものである。
【0024】同様にして、連結部材19を使用して、順
次ユニット塀20、20同士を相互に引き寄せながら連
結して、施工を完了する。なお、ユニット塀20の頂部
には、従来と同様に笠木部材を装着するものである。
【0025】この場合には、12mm厚という薄型の外装
材31が無機質板であっても、釘打ちせずに簡易に施工
することができる。また、隣接するユニット塀20の両
取り付け部材18、18の両細長溝部17、17に連結
部材19を嵌挿配置するため、隣接するユニット塀20
同士が引き寄せられて、隣接するユニット塀20、20
間に隙間が生じにくい。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の外装材の取り付
け装置は、取り付け部材と連結部材とを使用することに
より、住宅用外装材(サイディング)が薄型の無機質板
であっても、簡易に施工することができる。また、隣接
するユニット塀の両取り付け部材の両細長溝部に連結部
材を嵌挿配置するため、隣接するユニット塀同士が相互
に引き寄せられて、隣接するユニット塀同士の間に隙間
が生じにくい。さらに、外装材の両側縁のコーキング処
理が不要となる。
【0027】本発明の請求項2記載の外装材の取り付け
装置は、請求項1記載の外装材の取り付け装置におい
て、別部材としての支柱が不要となるため、部品点数が
少なくなり施工が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態である外装材の取り付け
装置の斜視図である。
【図2】同上実施形態である外装材の取り付け装置の要
部断面図である。
【図3】同上実施形態である外装材の取り付け装置の部
分斜視図である。
【図4】同上実施形態である外装材の取り付け装置のユ
ニット塀の斜視図である。
【図5】従来例の要部分解斜視図である。
【図6】従来例の要部分解斜視図である。
【図7】従来例の分解斜視図である。
【図8】従来例の断面図である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
14 細長凹所 15 小溝部 16 大溝部 17 細長溝部 18 取り付け部材 19 連結部材 20 ユニット塀 25 下端部 28 膨出部 31 外装材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 滋之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 水谷 征夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 富内 慎一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 浦野 伸治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 赤井 崇嘉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面に全長にわたる細長凹所を形成す
    ると共に、他側面に外側の小溝部と内側の大溝部を連通
    させた細長溝部を形成する長尺状の取り付け部材と、両
    側に前記取り付け部材の前記大溝部に嵌挿配置される一
    対の膨出部を形成した長尺状の連結部材とを備え、対の
    取り付け部材をその細長凹所同士が対向するように配置
    して、両細長凹所に外装材の両側縁を挿入固定してユニ
    ット塀を形成すると共に、隣接するユニット塀の両細長
    溝部同士を対向させた状態で、両大溝部に前記連結部材
    の一対の膨出部を嵌挿配置すると共に両膨出部の基部を
    両小溝部に通過させて、ユニット塀同士を連結して成る
    ことを特徴とする外装材の取り付け装置。
  2. 【請求項2】 取り付け部材をその下端部が基礎に固定
    される支柱となしたことを特徴とする請求項1記載の外
    装材の取り付け装置。
JP1520196A 1996-01-31 1996-01-31 外装材の取り付け装置 Pending JPH09209615A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6225583B1 (en) 1998-09-09 2001-05-01 Nissan Motor Co., Ltd. Pressure sensitive sensor utilizing materials of different solubility parameters and method for manufacturing the same
KR200447209Y1 (ko) * 2007-09-20 2010-01-06 유병조 연결수단이 구비된 도로경계석
KR100972596B1 (ko) * 2008-01-04 2010-07-28 정종상 조립식 펜스

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6225583B1 (en) 1998-09-09 2001-05-01 Nissan Motor Co., Ltd. Pressure sensitive sensor utilizing materials of different solubility parameters and method for manufacturing the same
KR200447209Y1 (ko) * 2007-09-20 2010-01-06 유병조 연결수단이 구비된 도로경계석
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