JP2003232094A - 胴縁取付具およびこれを用いた外断熱構造 - Google Patents

胴縁取付具およびこれを用いた外断熱構造

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JP2003232094A JP2002032052A JP2002032052A JP2003232094A JP 2003232094 A JP2003232094 A JP 2003232094A JP 2002032052 A JP2002032052 A JP 2002032052A JP 2002032052 A JP2002032052 A JP 2002032052A JP 2003232094 A JP2003232094 A JP 2003232094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴縁を断熱パネルを介して壁パネルに固定す
る際の作業がきわめて簡単に行え、外壁の施工効率を向
上させ、また断熱性能の面からも優れ、コスト的にも安
価である胴縁取付具およびこれを用いた外断熱構造を得
る。 【解決手段】 建物1の外壁10を構成する壁パネル1
1の外側に、断熱パネル20を介在させた状態で、通気
層25を形成するための胴縁23と板材24とからなる
外装材22を設けることで外断熱構造が構成される。断
熱パネルの外表面から内表面にかけて貫通した状態で埋
め込まれることにより、断熱パネルの外表面に沿った位
置で胴縁を壁パネルに対して支える複数の胴縁取付具3
0を備える。胴縁取付具は金属板材または熱硬化性樹脂
からなり、内方端に前記壁パネルの外表面に打ち込み固
定される打ち込み片部33を有する。外方端側には胴縁
を組み付けた状態で胴縁を壁パネル側に固定するための
固定手段40を挿通させる空間部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物(建物)の
外壁に外断熱構造を適用する場合に用いて好適な胴縁取
付具およびこれを用いた外断熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に戸建て住宅等の建物において、快
適な居住空間を確保するために外壁や屋根などに種々の
断熱構造が採用されている。このような断熱構造として
は、建物の構造部材である壁内にグラスウールや発泡合
成樹脂などを配設している内断熱構造のほか、壁の外側
にロックウール、グラスウールや発泡合成樹脂材等によ
る断熱層を設けるとともに、その外側に通気層を形成す
るための胴縁とサイディングパネル等の板材とからなる
外装材を設けた外断熱構造も知られている。
【0003】この種の外断熱構造としては、たとえば特
許第3039924号公報等に示されるように、建物の
壁等の外表面に硬質発泡合成樹脂を現場発泡により付設
して断熱層を形成するとともに、その外側に通気層を形
成する胴縁を設け、さらにこの胴縁の外側にサイディン
グ材等の外装板材を固定するようにした構造のものが知
られている。
【0004】そして、上述した従来例では、硬質発泡合
成樹脂による断熱層を現場発泡により付設する際に、壁
の外表面の適宜の位置にブロック状断熱スペーサを予め
設け、該スペーサを介して胴縁を固定するとともに、該
スペーサを埋没させる状態で壁の外表面に対して硬質発
泡合成樹脂を吹き付けて現場発泡させる構造が採用され
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような外断熱構造では、硬質発泡合成樹脂を現場発泡
させることにより断熱層を形成していることから、外壁
を施工するにあたっての作業が面倒かつ時間がかかり、
施工効率が悪いものであった。しかも、該硬質発泡合成
樹脂を吹き付けして現場発泡させる前に、壁の表面に胴
縁を多数のスペーサを介して釘等で固定する必要があ
り、その作業も面倒かつ煩雑で、手間のかかるものであ
った。また、胴縁をスペーサを介して予め付設した状態
で断熱層の現場での施工を行うことから、断熱層の形成
状態によっては、断熱性能が損なわれるという問題もあ
った。
【0006】このような不具合がないように、工場など
で製造した断熱パネルを準備し、これを壁の表面に順次
貼り付けてから、胴縁、さらに外装板材を組み付けるよ
うにした外断熱構造も知られている。しかし、このよう
な構造では、胴縁を断熱パネルを介して壁に固定しなけ
ればならず、断熱パネルが弾性変形するために胴縁の組
付け固定作業が面倒かつ煩雑なものであった。しかも、
このような胴縁の組付け作業時に、断熱パネルが変形し
たり損傷したりして断熱性能が損なわれるおそれもあっ
た。さらに、断熱パネルを形成するグラスウールのよう
な軟質弾性材は、不燃性はあるが、スペーサを介して取
付ける必要があることから、断熱性能が損なわれるとい
う問題もあった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、外装材を断熱パネルを介して建物の壁に組
付け固定する際の作業がきわめて簡単にしかも確実に行
え、外壁の施工効率を大幅に向上させ得るとともに、断
熱性能の面からも優れ、しかもコスト的にも安価である
胴縁取付具およびこれを用いた外断熱構造を得ることを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的に応える
ために本発明の請求項1記載の発明に係る胴縁取付具
は、建物の外壁を構成する壁の外側に、断熱パネルを介
在させた状態で、通気層を形成するための胴縁と板材と
からなる外装材を設けることにより構成されている外断
熱構造に用いられる胴縁取付具であって、前記胴縁取付
具は、前記断熱パネルの外表面から内表面にかけて貫通
した状態で埋め込まれることにより、内方端が前記壁の
外表面に打ち込み固定され、外方端には前記胴縁が組み
付けられるとともに、該胴縁を前記壁側に固定するため
の固定手段を挿通させる空間部を有することを特徴とす
る。
【0009】また、請求項2記載の発明に係る胴縁取付
具は、請求項1において、胴縁取付具は薄板状金属板材
または熱硬化性樹脂によって形成され、断熱パネルの厚
み方向に延びた側面部を備えるとともに、該側面部の内
方端に壁側への打ち込み片部が設けられていることを特
徴とする。
【0010】請求項3記載の発明に係る外断熱構造は、
建物の外壁を構成する壁の外側に、断熱パネルを介在さ
せた状態で、通気層を形成するための胴縁と板材とから
なる外装材を設けることにより構成されている外断熱構
造であって、前記断熱パネルの外表面から内表面にかけ
て貫通した状態で埋め込まれることにより、該断熱パネ
ルの外表面に沿った位置で胴縁を前記壁に対して支える
複数の胴縁取付具を備え、これらの胴縁取付具は、内方
端に前記壁の外表面に打ち込み固定される打ち込み片部
を有するとともに、外方端側に前記胴縁を組み付けた状
態で該胴縁を前記壁側に固定するための固定手段を挿通
させる空間部を有するように形成されていることを特徴
とする。
【0011】請求項4記載の発明に係る外断熱構造は、
請求項3において、前記胴縁取付具は、前記壁の外表面
側に配設した断熱パネルに対して前記胴縁を配設する箇
所に相当する部分に所定間隔をおいて押し込むことによ
って、該断熱パネル内に貫通した状態で埋め込まれてい
ることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明に係る外断熱構造は、
請求項3または請求項4において、前記断熱パネルは、
軟質弾性材によって形成されていることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、外断熱構造による外壁を
構成するにあたって、外装材としての胴縁を断熱パネル
の外表面に沿って並設する際に、断熱パネルに貫通して
埋設された状態で壁側に係止固定されている複数の胴縁
取付具を用いているから、胴縁、板材からなる外装材を
断熱パネルを挟んで壁に固定するにあたっての作業が簡
単に行え、外壁の施工効率が向上する。
【0014】また、本発明によれば、胴縁を断熱パネル
を介して壁に固定する際に生じていた不具合、断熱パネ
ルが変形したり、損傷したりする等の不具合を招くおそ
れがないから、外壁としての断熱性能の面からも優れて
いる。さらに、本発明によれば、比較的安価に得られる
胴縁取付具を用い、しかもこれらを断熱パネルに押し込
むことによって埋設させるだけでよいから、作業性に優
れ、断熱性能の面からも優れ、またコスト的にも安価で
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は本発明に係る胴
縁取付具およびこれを用いた外断熱構造の一つの実施の
形態を示す。図1および図2において、符号1で示す建
物は、基礎2上に固定される建物本体3を備えている。
この建物本体3の外側面には外壁10が形成されてい
る。
【0016】前記外壁10は、建物躯体としての壁、こ
の実施の形態では壁パネル11を備えている。この壁パ
ネル11は木質の枠材12に面材13を貼り付けること
により形成され、前記基礎2上に床パネル5、半土台6
を介して立ち上げられ、図示しないアンカーボルト等で
基礎2と緊結されている。
【0017】前記壁パネル11の外側表面には、防水シ
ート15を介して外断熱層として断熱パネル20が配設
されている。この断熱パネル20としては、適宜の断熱
材、たとえば発泡合成樹脂材やグラスウール等によっ
て、予め工場でパネル状に製造されているものを用い
る。この断熱パネル20としては、防水シートを予め貼
り付けて構成したものでもよい。
【0018】前記断熱パネル20は、複数枚の壁パネル
11によって構成される壁面の外側表面に、適宜の大き
さを有するものが並べて設けられている。なお、各断熱
パネル20,20間には適宜の防水処理等が施されるこ
とは勿論である。また、断熱パネル20をグラスウール
パネルによって構成すれば、通気性がよく、湿気を外部
に放出できるので、結露などが起こりにくく建物の劣化
を抑制できるという利点がある。
【0019】前記断熱パネル20の外側には、外装材2
2として複数の胴縁23とこれらの胴縁23の外側表面
に固定されたサイディングパネル等の板材24とが設け
られている。上記の胴縁23によって、板材24と断熱
パネル20との間には、外気を流通させて湿気を排出す
るとともに断熱性を確保するための通気層25が形成さ
れている。26は板材24を胴縁23を介して前記壁パ
ネル11側に固定するための釘である。
【0020】本発明によれば、上述したような構造の外
壁10において、断熱パネル20の外表面側に配設する
板材24を固定するための胴縁23を、断熱パネル20
の柔軟性にかかわらず、安定した状態で壁パネル11側
に固定するために、図1〜図3に示すように複数個の胴
縁取付具30を用い、これらの胴縁取付具30を断熱パ
ネル20内に貫通させて埋設した状態とするとともに、
それぞれの内方端を前記壁パネル11を構成する面材1
3に打ち込むことによって組付け固定できるように構成
したところを特徴としている。
【0021】これらの胴縁取付具30は、前記断熱パネ
ル20の所定箇所に強制的に押し込むことにより埋め込
んだり、あるいは断熱パネル20の所定箇所に予め形成
した孔部中に嵌め込むことにより埋め込んだりするとよ
い。ここで必要とされることは、これらの胴縁取付具3
0は、外方端が断熱パネル20の表面に露呈した状態
で、内方端が前記壁パネル11側に組付け固定されるこ
とである。
【0022】これを詳述すると、前記胴縁取付具30
は、たとえば図3に示すように、断熱パネル20の厚み
方向における4側面を構成する側面部32を有する角筒
形状を呈するように金属板材を折曲げ形成するととも
に、前記胴縁23側の端部側、すなわち外方端側に折曲
片31を有し、また内方端側には前記壁パネル11側の
面材13への打ち込み片部33が形成されている構造を
もっている。
【0023】この実施の形態では、図3に示すように、
金属板材を折曲げ形成することにより、側面部32によ
って角筒形状を呈するとともに、その外方端側に一対の
折曲片31,31を有し、内方端側に打ち込み片部33
が設けられている形状のものを説明したが、これに限ら
ず、適宜の形状を有するものを採用できる。また、この
ような胴縁取付具30としては、たとえば熱硬化性樹脂
で形成したものを用いてもよい。要は、内方端が壁パネ
ル11の面材13に組付け係止された状態で、断熱パネ
ル20中に埋設され、外方端が該断熱パネル20の外側
表面に露呈して胴縁23を安定して支持することがで
き、しかもその状態で、胴縁23を固定する釘40を前
記壁パネル11側に打ち込んで固定することができるよ
うな形状をもつものであればよい。
【0024】以上の構成によれば、外壁10を外断熱構
造を適用して構成するにあたって、外装材22としての
胴縁23を断熱パネル20の外側表面に沿って並設する
に際して、断熱パネル20に埋設された状態で前記壁パ
ネル11側に係止固定した複数の胴縁取付具30が用い
られているから、胴縁23、板材24からなる外装材2
2を断熱パネル20を挟んで壁パネル11に固定するに
あたっての作業がきわめて簡単かつ確実に行え、外壁1
0の施工効率が大幅に向上する。
【0025】特に、壁パネル11の外側に断熱パネル2
0を並設する際に、上記の胴縁取付具30を断熱パネル
20の取付具としても利用すると、この外壁10の施工
効率がより一層向上することになる。すなわち、壁パネ
ル11の外側に断熱パネル20を位置決めして配置さ
せ、その外表面側から胴縁取付具30を打ち込むことに
より、該断熱パネル20の仮固定を行うようにしてもよ
い。この断熱パネル20は、胴縁23を胴縁取付具30
を介して壁パネル11に固定すると、該胴縁23と壁パ
ネル11との間に挟み込まれて固定されることになる。
勿論、これとは逆に、胴縁取付具30を予め壁パネル1
1に打ち込んで固定した後、該胴縁取付具30に断熱パ
ネル11に設けた引っ掛け部を引っ掛けることで断熱パ
ネル11を仮固定するようにしてもよい。
【0026】また、胴縁23を断熱パネル20を介して
壁パネル11に固定する際に生じていた不具合、断熱パ
ネル20が変形したり損傷したりする等の不具合を一掃
することができる。さらに、安価に得られる胴縁取付具
30を用い、これを断熱パネル20に押し込むことによ
って埋設するだけでよいから、組付け作業が簡単でコス
ト的にも安価であり、しかも断熱性能の面からも優れて
いる外断熱構造を得ることができる。
【0027】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることはいうまでもない。本発明を特徴づ
ける胴縁取付具30としては、上述したような角筒形状
には限定されず、適宜の筒型形状や数本の脚部をもつも
の等、様々な形状、構造のものを採用できる。たとえば
図4に示すように、金属板材をコ字状に折り曲げ形成し
たり、あるいは熱硬化性樹脂で形成することによって、
胴縁23を支える外表面部34とこれらを壁に対して支
えることができる少なくとも2片の側面部35,35と
を有し、前記外表面部34に釘40を打ち込むための開
口34aを有する形状の胴縁取付具30等であってもよ
い。この例では、側面部35,35の先端を、壁パネル
11側への打ち込み片部33としてくさび状に形成する
とよい。
【0028】また、このような胴縁取付具30として
は、図5に示すように、単純な4枚の側面部35からな
る角筒状を有するものであって、壁パネル11への打ち
込み片部33を有する形状のものでもよい。さらに、こ
のような胴縁取付具30として、図6に示すように、開
口34aを有する外表面部34の4辺から、先端に打ち
込み片部33を有する側面部35を折曲げ形成したもの
でもよい。
【0029】また、上述した実施の形態では、本発明を
建物1の外壁10に適用した外断熱構造について説明し
たが、本発明はこれに限らず、屋根、あるいは内壁やそ
れ以外の界壁など、断熱が必要な部位に適用可能であ
る。さらに、木質壁パネルを用いている建物に適用した
例を説明したが、それ以外の壁であっても適用可能であ
ることも勿論である。また、断熱パネル20を構成する
断熱材としても、グラスウール、発泡合成樹脂材を始
め、ロックウール等といった種々のものが採用できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る胴縁取
付具およびこれを用いた外断熱構造によれば、外断熱構
造による外壁を構成するにあたって、外装材としての胴
縁を断熱パネルの外表面に沿って並設する際に、断熱パ
ネルに貫通した状態で埋設され、壁側に組付け固定され
る複数の胴縁取付具を用いているから、外装材を断熱パ
ネルを挟んで壁に固定するにあたっての作業がきわめて
簡単かつ確実に行え、外壁の施工効率を大幅に向上させ
ることができる。
【0031】また、本発明によれば、胴縁を断熱パネル
を介して壁に固定する際に生じていた不具合、断熱パネ
ルが変形したり、損傷したりする等の不具合がないの
で、断熱性能の面からも優れている。さらに、本発明に
よれば、安価に得られる胴縁取付具を用い、これを断熱
パネルに押し込むことによって埋設するだけでよいか
ら、組付け作業が簡単でコスト的にも安価であり、断熱
性能の面からも優れている外断熱構造を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る胴縁取付具およびこれを用いた
外断熱構造の一つの実施の形態を示し、建築物の外壁部
分を断面した概略断面図である。
【図2】 図1の胴縁取付具およびこれを用いた外断熱
構造において、外壁を分解して示す分解斜視図である。
【図3】 本発明に係る胴縁取付具の一例を示す概略斜
視図である。
【図4】 胴縁取付具の変形例を示す概略斜視図であ
る。
【図5】 胴縁取付具の別の変形例を示す概略斜視図で
ある。
【図6】 胴縁取付具のさらに別の変形例を示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
1…建物、2…基礎、3…建物本体、10…外壁、11
…壁パネル(壁)、12…枠材、13…面材、15…防
水シート、20…断熱パネル、22…外装材、23…胴
縁、24…板材、26…釘、30…胴縁取付具、31…
側面部、32…折曲片、33…打ち込み片部、34…上
面部、34a…開口、35…側面部、40…釘。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁を構成する壁の外側に、断熱
    パネルを介在させた状態で、通気層を形成するための胴
    縁と板材とからなる外装材を設けることにより構成され
    ている外断熱構造に用いられる胴縁取付具であって、 前記胴縁取付具は、前記断熱パネルの外表面から内表面
    にかけて貫通した状態で埋め込まれることにより、内方
    端が前記壁の外表面に打ち込み固定され、外方端には前
    記胴縁が組み付けられるとともに、該胴縁を前記壁側に
    固定するための固定手段を挿通させる空間部を有するこ
    とを特徴とする胴縁取付具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の胴縁取付具において、 前記胴縁取付具は薄板状金属板材または熱硬化性樹脂に
    よって形成され、 断熱パネルの厚み方向に延びた側面部を備えるととも
    に、 該側面部の内方端に壁側への打ち込み片部が設けられて
    いることを特徴とする胴縁取付具。
  3. 【請求項3】 建物の外壁を構成する壁の外側に、断熱
    パネルを介在させた状態で、通気層を形成するための胴
    縁と板材とからなる外装材を設けることにより構成され
    ている外断熱構造であって、 前記断熱パネルの外表面から内表面にかけて貫通した状
    態で埋め込まれることにより、該断熱パネルの外表面に
    沿った位置で胴縁を前記壁に対して支える複数の胴縁取
    付具を備え、 これらの胴縁取付具は、内方端に前記壁の外表面に打ち
    込み固定される打ち込み片部を有するとともに、外方端
    側に前記胴縁を組み付けた状態で該胴縁を前記壁側に固
    定するための固定手段を挿通させる空間部を有するよう
    に形成されていることを特徴とする外断熱構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の外断熱構造において、 前記胴縁取付具は、前記壁の外表面側に配設した断熱パ
    ネルに対して前記胴縁を配設する箇所に相当する部分に
    所定間隔をおいて押し込むことによって、該断熱パネル
    内に貫通した状態で埋め込まれていることを特徴とする
    外断熱構造。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載の外断熱構
    造において、 前記断熱パネルは、軟質弾性材によって形成されている
    ことを特徴とする外断熱構造。
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Cited By (3)

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