JP4510558B2 - 荷重受支持ブラケット - Google Patents

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本発明は、建物の躯体の外側にALC面材を介して断熱材を配した外断熱構造に於いて、脆弱な該ALC面材の損傷を避けつつ外壁材を確実に支持するために使用する荷重受支持ブラケットに関するものである。
建物の断熱技術には、断熱材を躯体の内側に配する構成の内断熱と、外側に配する構成の外断熱とがある。この外断熱は内断熱と比較して、特に省エネルギーの点、躯体に熱応力が生じない点及び結露防止の点等で優れており、これらの利点が徐々に知られてきている。ヨーロッパ各国では外断熱による断熱技術が広く実施されており、今後、日本でも内断熱に代わって多くの建物で採用されることになると思われる。
現在、実施されている外断熱の施工の例としては、図7に示すように、建物の駆体の前面に配してある面材11にその前面の断熱材12を分断しながら所定間隔毎に横桟50を固設し、これらの横桟50、50…に外壁材15を支持するための複数の通気胴縁14、14…を取り付ける支持構造が採用されている。なお図7中13は横桟50を面材11及び柱10又は土台16に固設するための長ビスである。
前記通気胴縁14は前記横桟の50、50…の前面に一定間隔で設置される縦桟をそのように称しており、これによって断熱材12の前面と外壁材15の裏面との間に空気の流動する空間を確保する。この空間を空気が流動することにより断熱材12を乾燥した状態に保つことができる。
このような図7の例の場合は、前記横桟50、50…の部位が断熱材12の欠損部となり、横桟50、50…自体が熱橋となるため、熱損失が大きくなり断熱性能が低下するという問題点がある。
他の例としては、図8に示すように、硬質発泡系の断熱材12を使用し、該断熱材12の高い圧縮強度を利用してその前面に外壁材15を支持するための通気胴縁14を配すると共に、これを長ビス13等の軸状の結合部材で固定する支持構造がある。図8中の符号は図7中の符号と同一のものは同一部材を示している。
このような図8の例の場合は、硬質発泡系の断熱材12の内部にあるガスが時間の経過とともに抜け、該断熱材12が収縮し、強度が低下するという問題点がある。
このように内部のガスが抜けると、該断熱材12はこれに加わる自重により更にそれ自体が収縮し、該断熱材12と前記のように配してある通気胴縁14との間に隙間が生じることとなり、外壁材15の荷重は結局長ビス13だけに働くことになる。
同様に断熱材12の収縮により長ビス13と断熱材12との間にも隙間が生じることになる。この長ビス13と断熱材12との間に隙間が生じると、硬質発泡系の断熱材12に支持されていた長ビス13の荷重に対する曲げ強度が低下する。したがって外壁材15の荷重により該長ビス13が曲がり、その結果として外壁材15がずれ下がることになるという問題点がある。
これらの問題に対しては特許文献1及び2の提案があり、これらによって解決されるに至っている。これらの文献に示されるブラケットは、通気胴縁を建物の躯体に確実に固定できるものであり、長期に亘る使用にも不安のない堅牢なものであるが、駆体の外側にALC面材が配され、これを介して断熱材が配された建物に適するものではない。また若干高価になる傾向があり、簡易で安価なブラケットということもできない。
特開2002−30739号公報 特開2003−49496号公報
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決し、駆体の外側にALC面材が配された建物に於いて、外壁材等による荷重や地震等の振動、その他の外力を受けても該ALC面材に損傷を与えることなく、またそれらによる変形も非常に小さく、外壁材を長期に亘り安定して支持することが可能で、しかも熱損失が小さく、外断熱の性能を良好に保持し得る簡易で安価な荷重受支持ブラケットを提供することを解決の課題とする。
本発明の1は、建物の躯体に固設したALC面材と外壁材を固設する胴縁との間に介在し、該ALC面材の前面に配した断熱材中にスポット的に埋め込んで使用する荷重受支持ブラケットであって、
一端を前記ALC面材に接する当接部に、他端を前記胴縁を取り付ける取付部に、それぞれ構成した筒状のブラケット本体と、該ブラケット本体の当接部側から突き出し延長し、外端に切り刃を備えた筒状補強部材であって、該切り刃で該ALC面材中に旋回しつつ形成した筒状溝に進入する筒状補強部材とで構成した荷重受支持ブラケットである。
本発明の2は、本発明の1の荷重受支持ブラケットに於いて、前記筒状補強部材を、前記ブラケット本体より長い金属筒状部材で構成し、その基部を該ブラケット本体の内周面に内張状態に取り付け又は外周面に外張り状態に取り付けることとしたものである。
本発明の3は、本発明の1又は2の荷重受支持ブラケットに於いて、前記ブラケット本体の当接部に、断熱材への埋め込み時にその埋め込み部位を旋削する旋削刃を構成したものである。
したがって、本発明の1の荷重受支持ブラケットによれば、面材としてALC板を使用した建物に於いて、簡易な構成でありながら、これを使用することにより、前記筒状補強部材により広い面でALC面材に形成した溝の面に接することとなるため、例えば、地震等の振動を受けた場合等であっても、該ALC面材に損傷を与えることなく、建物の外壁材の荷重を長期間に亘り確実に保持でき、外壁材のずれ下がりを防止できる。
また、前記荷重受支持ブラケットは、従来の長ビスのみによる縦胴縁の固定と比較して十分強度が大きいものとなるため、施工に時間が掛かる従来の長ビス等を含む軸状の取付手段の使用数を減少させることができる。そのため作業効率が向上し、かつこうして熱橋となる長ビスその他の軸状結合手段の数が減少するため、断熱性能を向上させることもできる。
本発明の2の荷重受支持ブラケットによれば、前記筒状補強部材をブラケット本体に確実かつ強固に取り付けることができる。
本発明の3は、その当接部に旋削刃を設けたので、該ブラケットを回転させながら断熱材の該当する部位に押し込めば、断熱材のその部位を旋回削除しつつ容易にその部位に埋め込み設置することができ、ブラケットの取り付け作業性が向上することになる。
本発明は、筒状補強部材を建物の躯体に固設したALC面材に切り込み埋設して、そのブラケット本体を該ALC面材と外壁材を固設する胴縁との間に介在させ、該ALC面材の前面に配した断熱材中にスポット的に埋め込んで使用する荷重受支持ブラケットである。
この荷重受支持ブラケットは、基本的に、その主要部であるブラケット本体とこれに配した筒状補強部材とで構成したものである。
前記ブラケット本体は筒状に構成し、その一端をALC面材と当接する当接部に構成し、他端を前記胴縁を取り付ける取付部に構成する。
該当接部は、ALC面材と不都合なく当接し得る構成であるから、平坦な面であるのが適当であるが、そのような要求を満足できる限り自由な構成を採用することができる。該当接部には、このブラケット本体を後述するように断熱材に埋め込む際に、その埋め込み部位を旋削するための旋削刃を構成しておくのが適当である。前記のように、当接部はALC面材に不都合なく当接し得るものである必要性があることから、該旋削刃は、該当接部を溝状に切り欠いて形成し、その先端部を全体として平坦である構成とするのが適当である。
前記取付部は、前記胴縁を取り付け得る構成であれば、特に特定のそれに限定されない。単なる環状の平坦面であっても良い。或いは、このような環状平坦面に鋭角の突起を突出形成し、木質の胴縁をこれに当接させた場合に該突起が突き刺さり又は食い込んで、当接させた胴縁が容易に動くことがないようにすることもできる。
なお前記ブラケット本体の取付部側の内側には、6角形等の多角形の係合部を構成しておき、回転部の先端に同様の多角形の結合部を備えた回転型の電動工具等を用いて、回転させつつ断熱材に埋め込むことを可能にしておくのが好ましい。
また前記ブラケット本体の取付部側の周囲には、該断熱材を外側から抑える鍔体を張り出す構成とするのが好ましい。このような鍔体は、ブラケット本体を、その旋削刃により旋削させつつ断熱材に埋め込む際に、その当接部と共に旋削進入動作を限定する役割を果たすこととなるものでもある。即ち、該ブラケット本体は、上記の際に、後述するように、その当接部がALC面材に当接することで、自ずとそれ以上の旋削進入動作が停止させられることになるが、これと同時に、前記鍔体が断熱材の前面に当接することによってもその旋削進入動作が停止させられることになる。
なお更に前記ブラケット本体は、その径、長さ及び周側の厚み等並びにその材質等を必要な耐荷重や対象の建物に配される断熱材の厚み等を考慮しながらプラスチック、セラミックス又は金属等から自由に決定することができる。もっとも材質に関しては、多くの場合は、プラスチック類が熱伝導率が小さい点や安価に製造しうる点で適当であり、周側の厚みに関しては、若干厚みの厚いものの方が当接するALC面材に対して荷重を集中させないという観点から適当である。
前記筒状補強部材は、前記ブラケット本体の当接部側から突出延長させた筒状の部材であり、その外端に切り刃を構成し、該切り刃で、該ブラケット本体の当接部が当接することとなるALC面材中に旋回しつつ形成した筒状溝に進入して、該ブラケット本体に掛かる鉛直方向の荷重をその広い内外面で該筒状溝の両側面に伝えるものである。前記切り刃は旋回しつつALC面材中に筒状溝を形成し得るものである限り、その形状構成を自由に決定することができる。
また前記筒状補強部材は、基本的に、以上の構成を有し、かつ機能を備えたものであれば、その他の構成及び材質等に関して特定のそれに限定されない。例えば、該筒状補強部材は、前記ブラケット本体より長い金属筒状部材で構成し、その基部を該ブラケット本体の内周面に内張状態に取り付け又は外周面に外張り状態に取り付けて、当接部側から突出延長させた構成とすることができる。この筒状補強部材は、ALC面材にその切り刃で旋回しつつ筒状溝を形成するものであり、予定の荷重を十分に受けることが可能である限り、その厚みは薄い方が好ましい。
従って本発明の荷重受支持ブラケットは次のように使用することができる。
新築の建物で用いる場合は、初めに建物の躯体にALC面材を取り付け、該ALC面材の前面に気密シートを貼る。本発明の荷重受支持ブラケットは、比較的脆弱なALC面材を用いた場合に特化し、これに損傷を与えることなく、外壁材等の荷重を受け得るようにしたことに特徴を有するものであるから、面材はALC製のそれに限る。なお、前記気密シート間の結合部には、その間を通じて空気が移動することを阻止するために、気密テープ等を貼り付ける。次いで該気密シートの前面に断熱材を取り付ける。ここで、断熱材を躯体の外側に取り付けるのは外断熱構造の特徴である。
次いで該断熱材の外面側から前記荷重受支持ブラケットのブラケット本体を前記ALC面材の前面まで埋め込む。殆ど同時に該ブラケット本体の当接部から突出する筒状補強部材を該ALC面材に筒状溝を形成しつつその中に進入させる。
前記のように、該ブラケット本体の当接部に旋削刃を構成してある場合には、該ブラケット本体を回転型の電動工具により旋回させつつ断熱材の該当部位に押し込むと、該旋削刃により断熱材の該当部位が旋削され、必要な進入空間が容易に形成されるため、該ブラケット本体は断熱材の該当部位に容易に埋め込むことができることとなる。
また前記筒状補強部材は、その外端に切り刃が形成してあるため、同様に該ブラケット本体を旋回させつつ断熱材中に押し込むと、その過程で該切り刃により前記ALC面材の該当部位に筒状溝が形成され、この形成と同時に該筒状溝中に進入して行くこととなるものである。
前記ブラケット本体は筒状の構成であり、前記のように、断熱材中への旋回押し込みを行うと、このときに、該ブラケット本体の中空部には、その過程で他の部位から分離された断熱材の円柱状断片が進入することとなる。そのため該部位に於ける断熱材の欠損を小さく抑えることができ、熱橋も小さくなって熱損失を小さく抑えることができるので断熱性能の低下を防ぐのに好都合である。
また該ブラケット本体は、前記のように、断熱材中への旋回押し込みの際に、その当接部側から突出している筒状補強部材が、それが形成した前記ALC面材中の筒状溝中に進入状態となるため、該ALC面材に仮取り付け状態となる。また該ブラケット本体の周囲は該ALC面材の前面の断熱材に囲繞された状態となっているので、上記仮取り付け状態は安定したものとなっている。
この後、断熱材の外面及び前記ブラケット本体の取付部に胴縁を当接させ、該胴縁を長ビス等の軸状結合手段により躯体又はALC面材に固定する。こうして胴縁が取付固定されると共に、該ブラケット本体も駆体又はALC面材への取付固定状態が確定する。なお胴縁が木製のそれであり、該ブラケット本体の取付部に鋭角の突起を突出形成してある場合には、該取付部に胴縁を当接させると、該突起が該胴縁に突き刺さり又は食い込んでその当接状態を固定できることになる。
前記軸状結合手段として長ビスを用いる場合は、該ブラケット本体の取付部に当接させた胴縁の外側からこれを貫通させ、該ブラケット本体の中空部を通じてALC面材及び躯体にねじ込み固定する。ブラケット本体の中空部ではこの中に進入している断熱材の円柱状断片を貫通してALC面材及び躯体に至ることとなる。該軸状結合手段として長釘を採用し、これを打ち込む場合も同様である。アンカーボルトを採用する場合は、該ALC面材の該当する部位に予め結合孔を形成しておき、これに、胴縁及び断熱材の円柱状断片を貫通させたアンカーボルトを挿入し、次いで、アンカーボルトのボルト部を強くねじ込んで、その先端の外装部を拡大させ、該結合孔にこれを固定する。
その他、種々の軸状結合手段をその用法に従って用いることができる。説明中のような新築の建物の場合は、予め駆体を貫通する貫通孔を形成しておき、軸状結合手段としてボルト及びナットを採用し、該ボルトを胴縁の外側から前記駆体の内側まで貫通させ、その両端をナットで締め付けて固定するような取付方を採用することもできる。
なお、一般的には、構造材である建物躯体が木材で構成される木造建築物の場合は前記ブラケット本体及び胴縁を固設する軸状結合手段として、前記のような長釘や長ビス等を採用するのが適当であるが、建物躯体がコンクリートや鉄骨で構成されるものである場合はアンカーボルトやボルト・ナット等を採用するのが適当である。
この後、前記胴縁の外面側に種々の化粧材である外壁材を釘等の結合手段により固設する。
こうして、本発明の荷重受支持ブラケットを使用して構築した外断熱壁構造は、ALC面材とブラケット本体及びブラケット本体と胴縁とは、それぞれ長ビスやアンカーボルト等の軸状結合手段により各面を介して相互に固定され、またブラケット本体の当接部側から突出する筒状補強部材はALC面材中に形成された筒状溝中に挿入状態となり、該筒状補強部材の内外面が該筒状溝の対応する内側面と当接状態となって固定されている。
そのため、外壁材の荷重は、胴縁からブラケット本体に掛かり、ブラケット本体に掛かった荷重は、ALC面材の前面に当接する当接部を介して該ALC面材に掛かることとなる。また、同時に、ブラケット本体に掛かった外壁材の荷重は、その当接部側から突出する筒状補強部材の内外面を介してこれが進入しているALC面材の筒状溝の両側面に掛かることとなる。即ち、外壁材の荷重は、ブラケット本体の当接部及び筒状補強部材の内外面のような広い面積を持った部位を介してこれに対面するALC面材の同様に広い面積の対面部位に掛かることとなるため、荷重の集中が生じることがない。従ってALC面材のように比較的脆弱な面材で外壁材を支持させざるを得ないこのような場合であっても、該ALC面材に損傷を生じさせることなく、外壁材の支持を行わせ得ることとなるものである。
また、以上のように、外壁材の荷重をブラケット本体及び筒状補強部材によってALC面材に広く分散して掛けるようにしたため、前記軸状結合手段にはせん断方向の荷重或いは曲げ荷重は掛からず、軸方向の引張り又は圧縮荷重のみが掛かることとなったものである。そのため該軸状結合手段が挿入されているALC面材の結合用の孔の特に外端付近にせん断方向の荷重又は曲げ荷重が掛かった場合に生じる損傷の虞がなくなり、かつこのせん断方向の荷重又は曲げ荷重に比較して軸方向の引っ張り又は圧縮荷重は小さなものであるため、例えば、該軸状結合手段がALC面材に形成した結合孔に結合したアンカーボルト等であっても、該結合孔に損傷を生じさせる虞なく、該荷重を受けることができることになる。
なお前記ブラケット本体及び筒状補強部材は、それぞれ円筒状に構成したものであるため取付時の周方向に方向性が無く、いずれの方向でも同等であるため、作業性を高めることができる。更にまたこの円筒状のブラケット本体及び筒状補強部材は、地震時の縦方向又は横方向等の多方向の揺れに対して同等の強度を備えていることとなる。
またALC面材を用いた建物の改築の場合は、該ALC面材の外側に配してある外壁材及び胴縁を取り除いた上で、気密シートを張り替え、次いで該気密シートの前面に断熱材を取り付ける。次いで該断熱材の外面側から前記荷重受支持ブラケットのブラケット本体を該ALC面材の前面まで埋め込む。殆ど同時に該ブラケット本体の当接部から突出する筒状補強部材を該ALC面材に筒状溝を形成しつつその中に進入させる。これは先に述べたようにして行う。
この後、断熱材の外面及び前記ブラケット本体の取付部に胴縁を当接させ、該胴縁を軸状結合手段により躯体又はALC面材に固定する。ここで説明中の建物の改築の場合は、新築の場合と異なり、予め駆体に貫通孔を形成しておくことはできないので、前記したように、ボルト・ナットを用いて、該胴縁及びブラケット本体を固定することはできない。その他の軸状結合手段は、新築の場合に説明したのと全く同様に用いることが可能であり、同様の結果を得ることができる。その取り付けの手順及びその後の外壁材の取付方等も先に説明したのと全く同様である。
この実施例1の荷重受支持ブラケットは、図1及び図2(a)〜(d)に示すように、ブラケット本体21と筒状補強部材22とで構成したものである。
前記ブラケット本体21は、特に図2(a)〜(d)に示すように、それ自体を硬質のプラスチック材により肉厚の円筒状に構成し、その一端には後記ALC面材11aの前面と当接する当接部21aを構成し、他端には後記胴縁14aを取り付ける取付面(取付部)21bを構成する。
前記当接部21aは、図2(a)、(b)、(c)に示すように、前記ブラケット本体21の該当する端部の端面に沿った円環状の平坦な面に形成してあり、かつこの当接部21aには該円環状の平坦な面を断続するように複数の旋削刃21c、21c…が形成してある。該旋削刃21c、21c…は、当接部21aを構成する円環状の平坦な面に定角度間隔で放射方向に8本の溝を形成し、該溝の両側上縁に各々ブレードを形成することによって構成したものである。即ち、上記8本の溝の両側上縁部が旋削刃21c、21c…を構成し、前記当接部21aは該8本の溝で分断された状態となる。
前記取付面21bは、図2(b)、(c)、(d)に示すように、前記ブラケット本体21の該当する端部の端面に沿った円環状を基本とする形状の平坦な面である。もっとも該ブラケット本体21の取付面21bを形成する側の端部には、その内周に六角形の係合部21dが形成してあり、そのため、該取付面21bは外周側は円環状であるが、内周側は六角形となる。なお該係合部21dは、図示しない電動工具の回転部先端の結合部と結合するための手段であり、相互を結合して電動工具を回転動作させることにより、該ブラケット本体21を回転動作させながら断熱材12中に押し込む際に使用するものである。
前記筒状補強部材22は、図2(a)〜(d)に示すように、前記ブラケット本体21の内径と一致する外径の金属筒状部材であり、その基部を該ブラケット本体21に内装固定し、その当接部21a側から突出させたものである。該筒状補強部材22には、その外端に、一周にわたる鋸刃状の切り刃22aが連設してあり、これによって該ブラケット本体21の当接部21aが当接することとなるALC面材11a中に筒状溝17を形成するものである。後述するように、該ブラケット本体21を回転させつつALC面材11a側に進行させると、該筒状補強部材22も当然に回転状態となり、その回転動作により、外端の切り刃22aが溝の形成作用を行い、その中に進入しながら該筒状溝17を形成することとなるものである。
以下この実施例1の荷重受支持ブラケットの用法を説明する。
この実施例1の荷重受支持ブラケットは、図1(a)、(b)に示すように、図示しない建物の躯体にALC面材11aを取り付け、該ALC面材11aの前面に図示しない気密シートを張り、更にその気密シートの前面に断熱材12を取り付けた上で、これらにセットする。なお断熱材12を躯体の外側に取り付けるのは外断熱構造の特徴である。
前記荷重受支持ブラケットの以上のセットは、そのブラケット本体21の当接部21aを前記ALC面材11aの前面に当接させ、該当接部21aの内側から突出する筒状補強部材22を該ALC面材11aに筒状溝17を形成しつつその中に装入した状態とすることである。
このような該荷重受支持ブラケットのセットは、前記ブラケット本体21を電動工具で回転駆動することにより容易に行うことができる。この場合は、該荷重受支持ブラケットを断熱材12の外面側の所定の位置に配し、例えば、その筒状補強部材22を該断熱材12に若干突き刺した状態にした上で、該ブラケット本体21の取付面21b側内周に構成した係合部21dに電動工具の回転部先端の結合部を装入し、次いで該電動工具を駆動することにより該ブラケット本体21及びその先端側の筒状補強部材22を軸心を中心に回転させながら該断熱材12中に押し込み、続いて筒状補強部材22を前記ALC面材11a中に筒状溝17を形成しつつその中に押し込むものである。該筒状補強部材22は、該ブラケット本体21の当接部21aが該ALC面材11aの前面に当接するまで該筒状溝17中に押し込むものである。
前記筒状補強部材22の外端には、図2(a)、(b)、(c)に示すように、一周にわたる鋸刃状の切り刃22aが連設してあるため、前記のように、ブラケット本体21を回転させつつ断熱材12中に押し込み操作すると、該筒状補強部材22は、該切り刃22aにより該断熱材12を円環状に切断しながら進入し、該切り刃22aが前記ALC面材11aの前面に到達すると、今度は該ALC面材11aを同様に該切り刃22aにより円環状に切断して筒状溝17を形成しながら、その中に進入することとなる。
該ブラケット本体21の当接部21aには、図2(a)、(b)、(c)に示すように、旋削刃21cを形成してあるため、以上のようにして、ブラケット本体21を回転させつつ断熱材12中への押し込み操作をし、その当接部21aが該断熱材12の前面に当接するに至ると、当接部21aに形成してある旋削刃21cが該断熱材12の該当する部位を円環状に旋削しながら進行し、該断熱材12への押し込み操作は容易に行われ得ることとなる。また当接部21aが前記ALC面材11aに当接するまで押し込まれると、該当接部21aは肉厚で円環状の平坦な面に形成されており、ここに位置する旋削刃21cによっては容易に当該ALC面材11aを旋削できないことから、この時点で、該ブラケット本体21は旋削進入動作が停止されることになる。
なお、この実施例の断熱材12は硬質のプラスチック材によって構成したものであり、このように硬質のプラスチック材による断熱材12を採用した場合は、以上のように、該荷重受支持ブラケットのセットは、最初から電動工具を使用して押し込み操作をすることが有効であるが、軟質の断熱材を採用した場合は、前記筒状補強部材22の外端の切り刃22aがALC面材11aの前面に当接するまでは電動工具を使用しないで手作業で押し込むことも可能であり、その方が手軽な場合もある。
こうして荷重受支持ブラケットは、前記筒状補強部材22が、それが形成したALC面材11a中の筒状溝17中に進入状態となっているため、該ALC面材11aに仮取り付け状態となっている。またブラケット本体21もその周囲が該ALC面材11aの前面に配した断熱材12に囲繞された状態となっており、上記仮取り付け状態は安定したものとなっている。
この後、図1(a)、(b)に示すように、前記断熱材12の外面及び前記ブラケット本体21の取付面21bに胴縁14aを当接させ、該胴縁14aをアンカーボルト18により前記ALC面材11aに固定する。こうして胴縁14aが固定されると、これと同時に該ブラケット本体21bもALC面材11aへの取付状態が確定する。
前記ALC面材11aの該当する部位には予め結合孔19を形成してアンカーボルト18の外装部を装入しておき、前記のように、ブラケット本体21の取付面21bに当接させた胴縁14a及び断熱材12の円柱状断片にアンカーボルト18のボルト部を貫通させて、該結合孔19中の外装部に挿入し、次いで該ボルト部を強くねじ込んで、その先端の外装部を拡大させ、該結合孔19に該外装部を固定状態とする。
なお前記ブラケット本体21の中空部には、これを、前記のように、前記ALC面材11aの前面にセットする際に、断熱材12の該当する部位から筒状補強部材22の切り刃22a及び当接部21aの旋削刃21cの回転切断乃至旋削作用により円柱状断片状態に切り取られ、これが充填状態となっている。
また前記胴縁14aは、断面がほぼU字形の金属製のそれを採用し、特に図1(b)に示すように、両側の側板部を前記断熱材12中に押し込んだ状態としながら、他の対面する面を該断熱材12の前面に当接させ、同時に前記ブラケット本体21の取付面21bに当接させたものである。該胴縁14aには、図1(a)、(b)に示すように、予めその中央ラインに沿って所定の間隔で皿ネジ状の軸状部材の頭部を埋設可能とした凹部とネジ穴とが形成してあり、前記アンカーボルト18のボルト部は、該ネジ穴を通じてブラケット本体21の中空部を貫通させ、その頭部を該凹部に埋設状態としたものである。
この後、該胴縁14aの外面側に種々の化粧材である外壁材を固設することができる。この実施例では木質の外壁材15を接着剤により該胴縁14aに固設したものである。
こうして、この実施例1の荷重受支持ブラケットを使用して構築した外断熱壁構造は、ALC面材11aとブラケット本体21と、及びブラケット本体21と胴縁14aとは、それぞれアンカーボルト18により各面を介して相互に固定され、またブラケット本体21の当接部21a側から突出する筒状補強部材22はALC面材11a中に形成された筒状溝17中に挿入状態となり、該筒状補強部材22の内外面が該筒状溝17の対応する内側面と当接状態となって固定されている。
そのため、前記外壁材15の荷重は、胴縁14aからブラケット本体21に掛かり、ブラケット本体21に掛かった荷重は、ALC面材11aの前面に当接する当接部21aを介して該ALC面材11aに掛かることとなる。また同時にブラケット本体21に掛かった外壁材15の荷重は、その当接部21a側から突出する筒状補強部材22の内外面を介してこれが進入しているALC面材11aの筒状溝17の両側面に掛かることとなる。
即ち、外壁材15の荷重は、ブラケット本体21の当接部21a及び筒状補強部材22の内外面のような広い面積を持った部位を介してこれに対面するALC面材11aの同様に広い面積の対面部位に掛かることとなるため、荷重の集中が生じることがない。従ってALC面材11aのように比較的脆弱な面材で外壁材15を支持させざるを得ないこのような場合であっても、該ALC面材11aに損傷を生じさせることなく、外壁材15の支持を行わせ得ることとなる。
また、以上のように、外壁材15の荷重をブラケット本体21及び筒状補強部材22によってALC面材11aに広く分散して掛けるようにしたため、前記アンカーボルト18にはせん断方向の荷重又は曲げ荷重は殆ど掛からず、軸方向の引張り又は圧縮荷重のみが掛かることとなったものである。そのため該アンカーボルト18が挿入されているALC面材11aの結合孔19の特に外端付近にせん断方向の荷重又は曲げ荷重が掛かった場合に生じる損傷の虞がなくなり、かつこのせん断方向の荷重又は曲げ荷重に比較して軸方向の引っ張り又は圧縮荷重は小さなものであるため、ALC面材11aの一部である結合孔19に損傷を生じさせる虞なく、該荷重を受けることができることになる。
従ってこの実施例1の荷重受支持ブラケットによれば、外壁材15のずれ下がりのような問題が生じる余地はほとんどない。
実施例2の荷重受支持ブラケットは、実施例1のそれと全く同一の構成であり、取付対象に若干の違いがあるのみである。従ってそれらの違いがある点についてのみ説明する。
この実施例2では、図3及び図4に示すように、角形木製の通気胴縁14bを採用し、外壁材15と断熱材12との間に通気層20を形成してある。該通気胴縁14bは、前記実施例1のアンカーボルト18に代えて長ビス13でブラケット本体21の取付面21bに取付固定してある。また該長ビス13は、これを該通気胴縁14bの外側からブラケット本体21の中空部及びALC面材11aを貫通させて間柱10、柱又は土台16にねじ込んで固定したものである。外壁材15は、前記通気胴縁14bに釘で固定したものである。
以上の他は実施例1と全く同一であり、こうして構成する実施例2の荷重受支持ブラケットを使用した外断熱壁構造の施工手順も実施例1のそれと同様である。
この実施例2では、長ビス13を駆体の柱等まで延長してねじ込んだため、ALC面材11aに対する負担を若干低減することができる。その他の点は実施例1と全く同様である。
実施例3の荷重受支持ブラケットは、実施例1のそれと全く同一の構成であり、取付対象に若干の違いがあるのみである。従ってそれらの違いがある点についてのみ説明する。
この実施例3では、図5及び図6に示すように、前記実施例1のアンカーボルト18に代えて長ビス13を採用し、この長ビス13で胴縁14aをブラケット本体21の取付面21bに取付固定してある。該長ビス13は、これを該胴縁14aの外側からブラケット本体21の中空部及びALC面材11aを貫通させてC型鋼10aにねじ込んで固定したものである。
以上の他は実施例1と全く同一であり、こうして構成する実施例3の荷重受支持ブラケットを使用した外断熱壁構造の施工手順も実施例1のそれと同様である。
この実施例3では、長ビス13を駆体のC型鋼まで延長してねじ込んだため、ALC面材11aに対する負担を若干低減することができる。その他の点は実施例1と全く同様である。
(a)は荷重受支持ブラケットを実施例1の建物の駆体に固定したALC面材に取り付けた状態を示す概略縦断面図、(b)は荷重受支持ブラケットを実施例1の建物の駆体に固定したALC面材に取り付けた状態を示す概略横断面図。 (a)は実施例の荷重受支持ブラケットの正面図、(b)は実施例の荷重受支持ブラケットの(a)に於けるA−A線断面図、(c)は実施例の荷重受支持ブラケットの右側面図、(d)は実施例の荷重受支持ブラケットの背面図。 荷重受支持ブラケットを実施例2の建物の駆体に固定したALC面材等に取り付けた状態を示す概略縦断面図。 荷重受支持ブラケットを実施例2の建物の駆体に固定したALC面材等に取り付けた状態を示す概略横断面図。 荷重受支持ブラケットを実施例3の建物の駆体に固定したALC面材等に取り付けた状態を示す概略縦断面図。 荷重受支持ブラケットを実施例3の建物の駆体に固定したALC面材等に取り付けた状態を示す概略横断面図。 横桟を面材の外面に取り付けた状態を示す従来構造の外断熱外壁の一部切欠概略縦断面図。 長ビスで断熱材の外面に配した胴縁を支持する従来構造の外断熱外壁の一部切欠概略縦断面図。
符号の説明
10 間柱
10a C型鋼
11 面材
11a ALC面材
12 断熱材
13 長ビス
14 通気胴縁
14a 胴縁
14b 通気胴縁
15 外壁材
16 土台
17 筒状溝
18 アンカーボルト
19 結合孔
20 通気層
21 ブラケット本体
21a 当接部
21b 取付面(取付部)
21c 旋削刃
21d 係合部
22 筒状補強部材
22a 切り刃
50 横桟

Claims (3)

  1. 建物の躯体に固設したALC面材と外壁材を固設する胴縁との間に介在し、該ALC面材の前面に配した断熱材中にスポット的に埋め込んで使用する荷重受支持ブラケットであって、
    一端を前記ALC面材に接する当接部に、他端を前記胴縁を取り付ける取付部に、それぞれ構成した筒状のブラケット本体と、該ブラケット本体の当接部側から突き出し延長し、外端に切り刃を備えた筒状補強部材であって、該切り刃で該ALC面材中に旋回しつつ形成した筒状溝に進入する筒状補強部材とで構成した荷重受支持ブラケット。
  2. 前記筒状補強部材を、前記ブラケット本体より長い金属筒状部材で構成し、その基部を該ブラケット本体の内周面に内張状態に取り付け又は外周面に外張り状態に取り付けることとした請求項1の荷重受支持ブラケット。
  3. 前記ブラケット本体の当接部に、断熱材への埋め込み時にその埋め込み部位を旋削する旋削刃を構成した請求項1又は2の荷重受支持ブラケット。
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