JP2518001Y2 - 壁パネルの連結部構造 - Google Patents

壁パネルの連結部構造

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JP2518001Y2 JP1989124670U JP12467089U JP2518001Y2 JP 2518001 Y2 JP2518001 Y2 JP 2518001Y2 JP 1989124670 U JP1989124670 U JP 1989124670U JP 12467089 U JP12467089 U JP 12467089U JP 2518001 Y2 JP2518001 Y2 JP 2518001Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物の外壁材や内壁材として用いられる壁
パネルの連結部の構造に関する。
〔従来の技術〕 第2図に従来の壁パネル100とその連結構造を示して
ある。
この壁パネル100は厚み方向の表面側の他端部に突出
片120が延出されている一方、厚み方向の裏面側の一端
部に固定片部110が延出されており、それらの突出片120
や固定片部110を含む全体に断熱材101が装填されてい
る。
そして、壁パネル100,100同士を連結した状態では、
壁パネル100の固定片部110を貫通する頭付きボルト130
が柱や裏張材などの下地材200にねじ込まれてその頭付
きボルト130の頭部131が上記固定片部110の外面から突
出される一方、別の壁パネル100の突出片120が上記固定
片部110に重ねられ、かつ、上記固定片部110の先端部11
1が上記突起片120の裏面側に形成されている凹入部121
に嵌め込まれ、さらに、上記固定片部110の先端部111と
凹入部121の外面との間にシール材140が介在されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の壁パネルやその連結部構造にあ
っては、固定片部110の外面から頭付きボルト130の頭部
131が突き出るため、壁パネル100,100同士の接続箇所、
具体的には固定片部110と突出片120との間に上記頭部13
1を収容し得るだけの比較的広い空間Aを形成せざるを
得ない。そのため、このものを外壁材として用いた場合
には、雨水がその空間Aに容易に入り込み、頭付きボル
ト130の頭部131を濡らしてその頭部131を発錆させた
り、あるいは上記空間Aに入り込んだ雨水が頭付きボル
ト130のねじ部132と固定片部110との間に必然的に形成
される隙間を伝って壁パネル100の裏面や下地材200にま
で達し、それらを発錆させたり腐食させたり断熱材101
の内部に水が侵入して断熱性能を低下させたりするとい
う問題があった。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、壁パネル
同士の連結箇所が雨水にさらされた場合でも、その雨水
の内部侵入による止具や下地材の発錆、腐食を防止する
とともに、断熱性能の低下を抑制でき、しかも連結箇所
の強度を十分高くして、所定の雨水侵入防止機能および
断熱性能を長期に亘って確保することができる壁パネル
の連結部構造を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る壁パネルの
連結部構造は、相対向する表面材と裏面材の間に断熱材
を介在させてなる壁パネルであって、この壁パネルの一
端部の厚み方向の表面側に、その内部に上記断熱材が装
填された状態のままで幅方向に延びる突出片が設けら
れ、この突出片の付根部には該突出片よりも厚さの大き
い補強部分が連続して形成され、かつ、この補強部分よ
り裏面側に凹部を介して嵌合係合部が突出状態に形成さ
れているとともに、上記壁パネルの他端部の厚み方向の
表面側には段落ち状の重合部が形成され、さらにその重
合部よりも端部側に段落ち状に並べて固定片部が形成さ
れ、この段落ち状固定片部の裏面側には上記突出状態の
嵌合係合部に対応する嵌合係合部が形成されており、上
記固定片部の表面から頭付きの止具を該固定片部に貫通
させてこの固定片部を下地材に結合固定するとともに、
上記壁パネルの一端部と同様な構成をもつ隣接壁パネル
の他端部側の嵌合係合部を上記壁パネルの一端部側の嵌
合係合部に係合させ、さらに上記隣接壁パネルの突出片
の裏面の先端部を上記壁パネルの段落ち状の重合部の表
面に当接させ、かつ、この壁パネルの上記重合部よりも
端部側に、該重合部から上記固定片部への段落ち面と固
定片部の表面と上記隣接壁パネルの突出片の裏面と上記
補強部分の端面とにより囲む状態で形成される空間に上
記止具の頭部を収容可能に構成していることを特徴とす
るものである。
[作用] 上記構成の本考案によれば、一方の壁パネルの一端部
を下地材に結合固定するためにその一方の壁パネルの固
定片部に貫通されて該固定部の表面から突出することに
なる止具の頭部が他方の壁パネルの突出片によって覆わ
れるために、止具の頭部が外部から見えなくなって、見
栄えのよい仕上がりが得られるのはもとより、壁パネル
同士の連結箇所が雨水にさらされたとしても、その雨水
の侵入路が一方の壁パネルの重合部と他方の壁パネルの
突出片の表裏面の当接によって遮断されるために、止具
の頭部が雨水にさらされて濡れることをなくして、該止
具の発錆や腐食を防止することが可能であるとともに、
固定片部と止具との間の微少な隙間を通過して下地材に
まで雨水が侵入してそれらを発錆させたり、腐食させた
り、断熱材の内部に浸水して断熱性を低下させたりする
ことを未然に防止可能である。また、上記突出片はその
内部に断熱材が装填されて十分な剛性を有しているだけ
でなく、この突出片の付根部には該突出片よりも厚さの
大きい補強部分が連続して形成されているので、厚みが
小さいことから曲り変形しやすい突出片を十分に補強し
て連結作業時のラフな取扱いや連結後の風圧によっても
突出片が変形することを防止できるとともに、気温の上
昇に伴い壁パネルの表面材が外向きに凸形となるように
熱膨張して撓み変形しても、止具で固定された重合部の
近傍部ではそのような熱膨張による変形が抑制され、そ
の変形に伴う突出片の外向き塑性変形も防止することが
でき、これによって、上記突出片の裏面と上記重合部の
表面とを確実に当接させた初期状態を維持して、所定の
雨水侵入遮断作用を長期に亘って確保することが可能で
ある。さらに、壁パネル同士の連結箇所には一方の壁パ
ネルの重合部から固定片部への段落ち面と固定片部の表
面と他方の壁パネルの突出片の裏面と補強部分の端面と
により囲む状態で上記止具の頭部を収容するに足りる単
一の小さい空間を形成すればよく、かつ、その空間の外
面側が断熱材を装填した突出片で覆われているので、見
栄えのよい仕上がりを得るために止具の頭部を収容する
構成が採られている壁パネル同士の連結箇所における断
熱性能の低下も最少限に止めることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は互いに連結すべき壁パネル1,1′およびその
連結部の構造を示している。
互いに連結されている壁パネル1,1′には同じ構造の
ものが用いられている。これらの壁パネル1,1′は、外
面材11によって囲まれる内部空間に断熱材12が装填され
たものである。外面材11は表面材11aと裏面材11bとを対
向配置することによっても構成でき、そのように構成し
た場合の表面材11aはカラー鋼板やステンレスなどの金
属板に曲げ加工を施して作られるが、裏面材11bはそれ
らの金属板に限らず、合成樹脂板や木製板によって作ら
れていてもよい。断熱材12には合成樹脂発泡体のほか、
グラスウールなどの公知の断熱材料を用いることが可能
である。断熱材12に合成樹脂発泡体を用いる場合、対向
配置された表面材11aと裏面材11bとの相互間の隙間を紙
片やパッキンなどの閉塞材13で塞ぎ、あらかじめ表面材
11aおよび裏面材11bによって囲まれる内部空間に充填さ
れた合成樹脂を公知手段で発泡させるようにすると容易
に壁パネル1,1′が製作される。その際、合成樹脂とし
て表面材11aや裏面材11bに対する自己接着性を有するも
のを用いることが望ましく、そのような合成樹脂を用い
ると、表面材11aと裏面材11bとが断熱材12によって一体
化されるばかりでなく、それを発泡させた合成樹脂発泡
体層により形成される断熱材12が表面材11aや裏面材11b
から剥がれにくく、断熱材12による初期の断熱性が長期
間に亘って確実に保たれる。
壁パネル1に隣接して配置される壁パネル1′(以
下、隣接壁パネルという。)の一端部には厚み方向の表
面側にその内部に上記断熱材11が装填された状態のまま
で幅方向に延びる突出片2が設けられており、この突出
片2の付根部には該突出片2よりも厚さの大きい補強部
分2Aが連続して形成され、かつ、この補強部分2Aより裏
面側に凹部21を介して嵌合係合部23が突出状態に形成さ
れている。図示しないが、壁パネル1の一端部もこれと
同様な構成とされている。
壁パネル1の他端部15の表面は、その他の部分の表面
よりもやや凹んでおり、その他端部の厚み方向の表面側
には全長に亘って延びる段落ち状の重合部4が形成さ
れ、さらにその重合部4よりも端部側に段落ち状に並べ
て固定片部17が形成され、この段落ち状固定片部17の裏
面側には該固定片部17の表面bと面一の状態で幅方向に
延びて上記凹部21に嵌合する凸部15aを介して上記突出
状態の嵌合係合部23に対応する凹入状の嵌合係合部14が
形成されている。上記重合部4とこの重合部4よりも端
部側の固定片部17の表面bとの間には一定の段差Hが形
成されている。また、上記重合部4は壁パネル1の他端
部15と隣接壁パネル1′に形成された突出片2および補
強部分2Aとの重なり代が適切に設定されているときに突
出片2の先端部の裏面とその表面とが当接する位置に形
成されている。図示していないが、隣接壁パネル1′の
他端部もこれと同様な構成とされている。
次に、上記構成の壁パネル1,1′の連結構造について
説明する。
第1図のように、壁パネル1の他端部15の表面に形成
されている重合部4の表面に隣接壁パネル1′の突出片
2の先端部裏面が当接され、かつ、その突出片2と上記
重合部4との当接部イよりも端部側には、上記重合部4
から上記固定片部17への段落ち面aと固定片部17の表面
bと隣接パネル1′の突出片2の裏面cと上記補強部分
2Aの端面dとにより囲む状態で上記段差Hに相当する空
間Sが形成されている。また、壁パネル1の他端部15の
凸部15aは隣接壁パネル1′の凹部21に嵌合され、か
つ、上記凹部21の底面とこれに対向する凸部15aとの間
にパッキン51が圧縮状態で挟み込まれている。また、壁
パネル1の嵌合係合部14には隣接壁パネル1′の嵌合係
合部23が嵌合状に係合され、これら両嵌合係合部14,23
の互いに対向する底面と端面23との間にもパッキン52が
圧縮状態で挟み込まれている。さらに、固定片部17がこ
れの表面bから該固定片部17に貫通状態にねじ込まれた
頭付きの止具6により下地材200に結合固定されてい
る。図示された止具6は頭付きドリルねじからなり、そ
の頭部61は固定片部17の表面b上に突出して、上記空間
S内に収容されている。なお、頭部61に具備された鍔部
62と固定片部17の表面41との間にはパッキン53が圧縮状
態に挟み込まれている。
上記のような連結構造によると、壁パネル1と隣接壁
パネル1′との連結箇所が雨水にさらされたとしても、
重合部4の表面と突出片2の先端部裏面との当接部イの
存在によって雨水の侵入路が遮断されるために、空間S
に収容された止具6の頭部61が雨水にさらされて濡れる
ことがなくなり、該止具6の腐食や発錆が防止されると
ともに、固定片部17と止具6との間の微少な隙間を通過
して下地材200にまで雨水が侵入してそれらを発錆させ
たり、腐食させたり、断熱材12の内部に浸水して断熱性
を低下させたりすることが未然に防止される。
また、上記突出片2の内部には断熱材12が装填されて
おり、該突出片2自体が十分な剛性を有しているだけで
なく、この突出片2の付根部には該突出片2よりも厚さ
の大きい補強部分2Aが連続して形成されているので、厚
みが小さいことから曲がり変形しやすい突出片2を十分
に補強して連結作業時のラフな取扱いや連結後の風圧に
よっても突出片2が変形することを防止できる。なお、
万一、一部の雨水が上記空間Sに浸入したとしても、そ
れ以上の内部への浸入がパッキン51および52によって二
段階阻止されるために、下地材200までへの浸入が確実
に阻止される。
また、壁パネル1,1′を縦張りサイジングと呼ばれる
外壁に用いられて上記重合部4および突出片2が縦方向
に延びている場合には、上記空間Sに浸入した雨水が該
空間Sの内部を落下して排出される。
さらに、上記止具6の頭部61は隣接壁パネル1′の突
出片2により覆い隠されて外部から見えなくなるため、
施工後にその頭部61が目立って見苦しくなることもな
い。
第1図に示された壁パネル1,1′同士の連結部構造
は、例えば次の手順で施工される。
すなわち、下地材200の上に配設された壁パネル1の
固定片部17を止具6によって下地材200に結合固定した
後、隣接壁パネル1′を突き合わせ、これによって、隣
接壁パネル1′の突出片2の先端部裏面を壁パネル1の
他端部の重合部4の表面に当接させ、同時に凹部21と他
端部15の凸部5a、嵌合係合部14,23同士を嵌合させ、か
つ、止具6の頭部を空間Sに収容させる。このような作
業を行なう場合において、上記突出片2の先端部と重合
部4の表面が当接するように隣接壁パネル1′を壁パネ
ル1に寄せ付けていくことにより、隣接壁パネル1′が
壁パネル1に対して適切な位置に嵌め合わせられる。す
なわち、上記重合部4が外部から見えている間は嵌め合
いが不十分であり、その重合部4が見えなくなると、嵌
め合いが適切になされたことになる。
以上のように、突出片2の先端部の裏面を重合部4の
表面に当接させる構成としたことにより、上述したよう
に雨水の浸入防止効果を奏する。また、壁パネル1にお
ける表面材11aと裏面材11bとは既述のとおり別体に構成
されているため、例えば気温の上昇に伴い壁パネル1の
表面材11aが外向きに凸形となるように熱膨張して撓
み、この撓みによって重合部4が外方向へ変位し、この
変位によって壁パネル1′の突出片2がその先端部を外
向きに曲げる塑性変形力を受け、その後の気温下降に伴
って壁パネル1の表面材11aがもとのフラットな状態ま
たはそれに近い状態に復帰しても塑性変形力の加わった
突出片2の先端部は重合部4から離間して隙間を形成す
るといった不具合を生じるおそれがある。しかし、上記
構成の本考案によれば、壁パネル1の重合部4よりも端
部側の固定片部17の表面bから頭付き止具6をねじ込ん
で固定片部17を貫通させて下地材200に結合固定してい
るので、上記のような気温の変化にともなって重合部4
の近傍部が熱膨張により変形することを抑止でき、ま
た、断熱材12が装填されて剛性の大きい突出片2の付根
部に、この突出片2よりも厚みの大きい補強部分2Aが存
在することも相俟って、該突出片2の外向き塑性変形を
強力に阻止することが可能であり、これによって、突出
片2の先端部の裏面と重合部4の表面との当接状態を長
期に亘って初期状態に維持させることができる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、壁パネル同士の連結
箇所が雨水にさらされても、突出片の先端部裏面と重合
部の表面との当接箇所で雨水の浸入路を遮断することが
でき、したがって、突出片で覆われた止具の頭部が雨水
にさらされて濡れることがなくなり、該止具の発錆や下
地材にまで雨水が浸入してそれらを発錆させたり、腐食
させたり、断熱材の内部に浸水して断熱性を低下させた
りすることを未然に防止することができる。しかも、上
記突出片が内部に断熱材を装填した高剛性であるだけで
なく、この突出片の付根部に連続して該突出片よりも厚
さの大きい補強部分が形成されていることによって、厚
みが小さいことから曲り変形しやすい突出片を十分に補
強して連結作業時のラフな取扱いや連結後の風圧などに
よって突出片が変形すること、および、気温の上昇に伴
い壁パネルの表面材が外向きに凸形となるように熱膨張
して撓み変形した際に突出片が外向きに塑性変形するこ
とも防止できるので、上記突出片の裏面と上記重合部の
表面とを確実に当接させた初期状態を維持して、所定の
雨水浸入遮断作用を長期に亘って確保することができ
る。
さらに、壁パネル同士の連結箇所には一方の壁パネル
の重合部から固定片部への段落ち面と固定片部の表面と
他方の壁パネルの突出片の裏面と補強部分の端面とによ
り囲む状態で上記止具の頭部を収容するに足りる単一の
小さい空間を形成し、かつ、その空間の外面側を断熱材
を装填した突出片で覆っているので、止具の頭部を突出
片で覆って外部から見えないように見栄えのよい仕上が
りを得るための構成を採りながら壁パネル同士の連結箇
所における断熱性能の低下を最少限に止めることができ
て、全体として、断熱性能と雨水浸入遮断性能および仕
上がり性能の全てを満足する連結部構造を得ることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による壁パネルとその連結部構
造を示す断面図、第2図は従来例の断面図である。 1…壁パネル、1′…隣接壁パネル、2…突出片、2A…
補強部分、4…重合部、6…止具、14,23…嵌合係合
部、15…壁パネルの他端部、15a…凸部、17…固定片
部、21…凹部、61…止具の頭部、200…下地材、a…落
ち面、b…固定片部の表面、c…突出片の裏面、d…補
強部分の端面、S…空間。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する表面材と裏面材の間に断熱材を
    介在させてなる壁パネルであって、この壁パネルの一端
    部の厚み方向の表面側に、その内部に上記断熱材が装填
    された状態のままで幅方向に延びる突出片が設けられ、
    この突出片の付根部には該突出片よりも厚さの大きい補
    強部分が連続して形成され、かつ、この補強部分より裏
    面側に凹部を介して嵌合係合部が突出状態に形成されて
    いるとともに、上記壁パネルの他端部の厚み方向の表面
    側には段落ち状の重合部が形成され、さらにその重合部
    よりも端部側に段落ち状に並べて固定片部が形成され、
    この段落ち状固定片部の裏面側には上記突出状態の嵌合
    係合部に対応する嵌合係合部が形成されており、上記固
    定片部の表面から頭付きの止具を該固定片部に貫通させ
    てこの固定片部を下地材に結合固定するとともに、上記
    壁パネルの一端部と同様な構成をもつ隣接壁パネルの他
    端部側の嵌合係合部を上記壁パネルの一端部側の嵌合係
    合部に係合させ、さらに上記隣接壁パネルの突出片の裏
    面の先端部を上記壁パネルの段落ち状の重合部の表面に
    当接させ、かつ、この壁パネルの上記重合部よりも端部
    側に、該重合部から上記固定片部への段落ち面と固定片
    部の表面と上記隣接壁パネルの突出片の裏面と上記補強
    部分の端面とにより囲む状態で形成される空間に上記止
    具の頭部を収容可能に構成していることを特徴とする壁
    パネルの連結部構造。
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