JPH0711649Y2 - 椅子における脚台の操作装置 - Google Patents

椅子における脚台の操作装置

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JPH0711649Y2
JPH0711649Y2 JP1989152033U JP15203389U JPH0711649Y2 JP H0711649 Y2 JPH0711649 Y2 JP H0711649Y2 JP 1989152033 U JP1989152033 U JP 1989152033U JP 15203389 U JP15203389 U JP 15203389U JP H0711649 Y2 JPH0711649 Y2 JP H0711649Y2
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JP
Japan
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rod
lower lever
footrest
lever
pedestal
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JP1989152033U
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English (en)
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JPH0389655U (ja
Inventor
功一 葦苅
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Family Inada Co Ltd
Original Assignee
Family Inada Co Ltd
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は椅子式マッサージ機、理容椅子あるいは休息用
椅子等の脚台を備えた椅子における脚台の操作装置に関
するものである。
(従来の技術) 椅子式マッサージ機や理容用椅子あるいは休息用椅子等
には着席した人体の脚部、殊にふくらはぎ部を支持する
ための脚台が設備されている。この脚台は椅子背もたれ
部のリグライニング操作に連動して上下動方向に移動す
るタイプと、例えばレバー操作によって脚台自体が独立
して上下動するタイプとがあり、マッサージ機や理容用
椅子には近年後者のタイプが好んで使用され、またこれ
らの椅子の脚台内にはバイブレーターが装備されてい
る。
脚台自体を独立して不使用位置から使用位置に上下方向
に移動させる手段としては、既に種々なものが知られて
いるが、多くの場合、例えば、特公昭47−6858号公報に
みられるように多くのリンクを組合してなる機構が採用
されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、多くのリンクを用いた機構による脚台の
移動装置は、至便にして高度な運動を得ることができる
が、リンク機構の構造が著しく複雑となり製作コストが
高くなる。この不都合は、実開昭60−39655号公報に記
載されているように、脚台(フットレスト)の裏側に一
端を自由端とした連結杆を設けて、その自由端を保持
し、座席部の裏側にこの自由端の保持位置をずらすこと
によって脚台の折曲角度を調整できる機構を用いること
により改善することができる。しかしながら、この機構
においては、脚台を使用するときには座席部に着席する
前に脚台を所望の位置まで持ち上げねばならず、座席部
に着席したまま脚台の上下操作ができない。
本考案は極めて簡単な機構でもって、かつ座席部に着席
したまま、ハンドル操作によって脚台を下動不使用位置
から上動使用位置に変位させることができ、しかも脚台
の使用位置を確実に維持する脚台操作装置を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、座席部の前端部に脚台が枢着結合されてなる
脚台付椅子において、座席部下方の前後方向中間位置に
軸受ブラケットを設けて、一端にハンドルレバーを備え
た回動軸を左右方向(座席部を横切る方向)に支持さ
せ、該回動軸の内側部に下部レバーを固定してハンドル
レバーの回動操作により該下部レバーが回動するように
なすとともに、該下部レバーの自由端部と脚台の裏面中
央部とをロッドでもって枢着結合して該下部レバーの回
動方向に該脚台が枢着結合部を中心として回動変位でき
るようになし、ハンドルレバーの回動操作により脚台が
上動使用位置に達したとき、該ロッドと該下部レバーと
の枢着結合部が、該脚台と該ロッドとの枢着結合部と回
動軸の軸心とを結ぶ直線を上方に僅かに超える位置とな
るように形成すると共に、ロッド又は下部レバーが該位
置で回動規制されてロック状態となるように該回動軸と
該脚台との間に該下部レバーおよび該ロッドが結合して
なるものである。
上記したロッドは直線形状よりもむしろ中間部において
下方に弯曲または屈曲した形状の方が、上動使用位置に
変位した脚台の位置を保持するうえにおいて好都合であ
る。
(作用) 座席部に着席したまま脚台を使用するハンドルレバーを
前方から後方に引き寄せ回動させると、回動軸を介して
下部レバーが前方に回動してロッドを前方に突き出し、
それによって脚台が押し出され、座席部との枢着結合部
を支点として上方に持ち上げられて脚台の上面が座席部
の上面とほぼ同一面となる使用位置に達する。脚台がこ
の使用位置に達すると、該ロッドと該下部レバーとの枢
着結合部が、該脚台と該ロッドとの枢着結合部と回動軸
の軸心とを結ぶ直線を上方に超える位置(デッドポイン
トを超えた位置)にあるから、使用位置に達した脚台の
下方への回動分力がロッドを介して上記ロッドと下部レ
バーとの枢着結合部を座席部側に向って押し上げる力と
して作用するが、ロッド又は下部レバーは該位置で回動
規制されてロック状態にあるから前記押し上げ力は、該
ロック状態をより一層強力なものとする力として作用し
て脚台を上動使用位置で確実強固に停止保持させる。
そして、ハンドルレバーを引き戻すと、下部レバーが下
方に回動されて、ロッドのロック状態が解除され、該下
部レバーと該ロッドとの枢着結合部が下方に屈折され、
脚台の停止保持力が解かれて不使用位置に折り畳まれて
停止する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を示している図面について説明す
ると、背もたれ部1を有する座席部2の前端部に脚台3
が枢着結合4され、該脚台3の上面が座席部2の上面と
ほぼ同じ面となる上動使用位置と、該座席部2の上面と
ほぼ直角となる下動不使用位置との間において回動する
脚台付椅子において、第1図に示しているように、該座
席部2の下部フレーム5の前後方向中間位置に軸受ブラ
ケット6を設けて回動軸7を該下部フレーム5を横切る
方向に支持させるとともに、該回動軸7の外方延長部を
座席部2の側面に沿って屈折してハンドルレバー8とな
し、該回動軸7の内側部に、下動不支持位置にある脚台
3の裏面部9とほぼ平行する方向に下方に延びる下部レ
バー10を設けるとともに、該下部レバー10の自由端部と
上記脚台3の裏面中央部とをロッド11でもって枢着結合
して上記ハンドルレバー8の矢印a方向の回動操作によ
り、該脚台3が第2図に示しているように上動使用位置
に回動されるようになし、かくして脚台3が使用位置に
達した時点において、該ロッド11と該下部レバー10との
枢着結合部Aが、該脚台3と該ロッド11との枢着結合部
Bと回動軸7の軸心Cとを結ぶ直線Dを上方に僅かに超
える位置(デッドポイントを超えた位置)となるように
構成している。
上記のようにハンドルレバー8を操作して脚台3を使用
位置に上動させ、この使用位置において、ロッド11と下
部レバー10との枢着結合部Aが、上記直線Dを上方に僅
かに超える位置において、ロッド11又は下部レバー10の
回動終点を規制し、ロック状態に規制する手段として、
第2図及び第3図においては、下部レバー10の少なくと
も自由端部を門型、即ち、断面U字状となして、その両
側壁間においてロッド11の端部を枢着結合し、その枢着
結合中心が、上記直線Dを僅かに超えたときに、該ロッ
ド11の先端上面部11Aが下部レバー10の上壁10Aの内面に
当接するように形成している。更にそのとき、第2図に
示しているように、椅子フレームの前端下部12にロッド
11が当接するようにするとロッドのロック状態が強固と
なるので好ましい。尚ロッド又は下部レバーの回動を規
制する手段はかかる手段に特に限定されるものではな
い。
第4図は、ハンドルレバー8の操作による下部レバー1
0、ロッド11および脚台3の動きを略示した説明図であ
って、符号13は前記したロッド11または下部レバー10の
上動位置を規制するための部材の好ましい配置個所を示
している。
この第4図についてさらに説明を加えると、ハンドルレ
バー8を破線位置から実線位置に回動操作すると回動軸
7の角度回動により下部レバー10、ロッド11および脚台
3は破線位置からそれぞれ実線位置に変位し、脚台3が
座席部2の前に位置するとともにロッド11と下部レバー
10との枢着結合部Aが、該脚台3とロッド11との枢着結
合部Bと該回動軸7の軸心Cとを結ぶ直線Dを上方に僅
かに超えた位置において規制部材13によるストップ作用
を受ける。そして、このように上記枢着結合部Aが、直
線Dを超えて停止すると、脚台3の重力、あるいは脚台
3と使用者の脚の荷重は矢印で示しているごとくロッド
11の軸方向に負荷され、上記枢着結合部Aにおいては、
その分力は上方に作用することになり、その結果、脚台
3の上動使用位置がロック状態で保持されることにな
る。そして、ハンドルレバー8を引き戻すと下部レバー
の回動によって上記枢着結合部Aは降下され、脚台3は
下動して不使用位置に復帰する。
(考案の効果) このように本考案は、座席部2の前端部に脚台3が枢着
結合4されてなる脚台付椅子において、該座席部2の下
方の前後方向中間位置に軸受ブラケット6を設けて一端
にハンドルレバー8を備えた回動軸7を座席部2を横切
る方向に支持させ、該回動軸7の内側部に下部レバー10
を固定するとともに、該下部レバー10の自由端部と該脚
台3の裏面中央部とをロッド11でもって枢着結合して該
下部レバー10の回動方向に該脚台3が上下に回動変位で
きるようになし、該ハンドルレバー8の回動操作によ
り、該脚台3が上動して使用位置に達した状態におい
て、該ロッド11と該下部レバー10との枢着結合部Aが、
該脚台3と該ロッド11との枢着結合部Bと回動軸7の軸
心Cとを結ぶ直線Dを上方に僅かに超える位置となるよ
うに形成すると共にロッド又は下部レバーが該位置で回
動規制されてロック状態となるように構成してなるもの
であるから、脚台3の上下動機構は著しく簡単であり、
製品価格を低減することができる。そのうえ脚台3の上
下動操作は、座席部2に着席した状態においてハンドル
レバー8により自由に行なうことができ、上動せしめた
脚台3を使用位置に的確強固に停留確保させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって、第1図は脚
台の不使用状態の側面図、第2図は脚台の使用状態の側
面図、第3図は下部レバーとロッドとの枢着結合部分の
拡大斜視図、そして第4図は機構の動作と脚台の支持要
領の説明図である。 1……背もたれ部、2……座席部、3……脚台、4……
枢着結合、5……下部フレーム、6……軸受ブラケッ
ト、7……回動軸、8……ハンドルレバー、9……脚台
裏面部、10……下部レバー、11……ロッド、A……ロッ
ドと下部レバーとの枢着結合部、B……脚台とロッドと
の枢着結合部、C……回動軸の軸心、D……枢着結合部
Bと軸心Cとを結ぶ直線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席部の前端部に脚台が枢着結合されてな
    る脚台付椅子において、該座席部下方の前後方向中間位
    置に、軸受ブラットを設けて一端にハンドルレバーを備
    えた回動軸を座席部を横切る方向に支持させ、該回動軸
    の内側部に下部レバーを固定するとともに、該下部レバ
    ーの自由端部と該脚台の裏面中央部とをロッドでもって
    枢着結合して該下部レバーの回動方向に該脚台が上下に
    回動変位できるようになし、該ハンドルレバーの回動操
    作により該脚台が上動して使用位置に達した状態におい
    て、該ロッドと該下部レバーとの枢着結合部が、該脚台
    と該ロッドとの枢着結合部と該回動軸の軸心とを結ぶ直
    線を上方に僅かに超える位置となるように形成すると共
    に、ロッド又は下部レバーが該位置で回動規制されてロ
    ック状態となるように該回動軸と該脚台との間に該下部
    レバーおよび該ロッドが結合されていることを特徴とす
    る脚台を備えた椅子における脚台の操作装置。
JP1989152033U 1989-12-28 1989-12-28 椅子における脚台の操作装置 Expired - Lifetime JPH0711649Y2 (ja)

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JPH0389655U JPH0389655U (ja) 1991-09-12
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