JPH07116369A - 刺繍データ作成装置 - Google Patents

刺繍データ作成装置

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Publication number
JPH07116369A
JPH07116369A JP28583793A JP28583793A JPH07116369A JP H07116369 A JPH07116369 A JP H07116369A JP 28583793 A JP28583793 A JP 28583793A JP 28583793 A JP28583793 A JP 28583793A JP H07116369 A JPH07116369 A JP H07116369A
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embroidery
blocks
curved
line
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JP28583793A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Asano
史明 浅野
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刺繍領域に含まれる折線状や曲線状の湾曲部
を、湾曲部に相応しく綺麗に且つ見栄え良く表現し得る
ような刺繍データ作成装置を提供することである。 【構成】 複数のブロックについてその連続的な形状が
どのようになっているかをブロック列形状判定手段によ
って判定し、そして、前記ブロック列形状判定手段の判
定結果を受けて、ブロック再分割手段が所要のブロック
列の部分を種々の形状に再構成する。従って、折線状の
部分や湾曲部分が存在するブロック列部分について、そ
の傾きや湾曲の程度を緩和するようなブロックに再構成
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺繍データ作成装置に
関し、特に刺繍領域を分割した1又は複数のブロックの
うち、折線状や曲線状の湾曲部のブロック列の各々につ
いて、縫目方向が湾曲部に相応しい方向となるように、
ブロック分割を再度行なうようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本願出願人は、刺繍模様の為の刺
繍データを極力少ない記憶容量で記憶できるようにする
為に、例えば特公昭60─42740号公報に記載のよ
うに、文字や図形などの刺繍模様の領域を複数の刺繍領
域(ブロック)に分割し、これらブロックの輪郭を画定
する為の複数の輪郭線素を示すブロックデータと、刺繍
糸によりブロック内に形成する縫目の数を規定する糸密
度データとを含む刺繍領域データとを自動的に求めて記
憶するようにし、これらブロックデータと糸密度データ
とに基いて、各ブロック毎の針落ち点の位置データを求
め、この針落ち位置データを用いて刺繍模様を刺繍縫い
するようにした刺繍模様記憶再生装置を提案した。
【0003】更に、本願出願人は、特開平3─1280
85号公報に記載のように、先ず刺繍領域の長手方向を
決定し、この長手方向に直交する補助線を設定する一
方、この補助線に関連して、刺繍領域を、湾曲形状の中
心線方向と略一致する方向に極力分割するように求めた
刺繍領域の外形線上の対応する2つの規定点を結んで複
数のブロックに分割し、特に折線状に湾曲したブロック
列の各々については、その刺繍縫目の方向が極力湾曲部
の中心線方向となるようにし、これら複数のブロックに
ついて、ステッチデータを求めるようにした刺繍データ
作成装置を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、本願
出願人が提案した特開平3─128085号公報に記載
の刺繍データ作成装置においては、刺繍領域の湾曲部の
ブロック列については、その刺繍縫目の方向が極力湾曲
部の中心線方向となるように分割するようにしている
が、基本的には、刺繍領域のデータと最初に求めた刺繍
領域の長手方向とに基いて、単純に分割処理するように
したものなので、求められた湾曲部のブロック列につい
て、その前後に隣接するブロックとの刺繍縫い進行方向
の傾きの差が大きい場合が生じて、これらブロックの隣
接部においては、刺繍縫目の方向が急激に変化すること
になり、湾曲部を綺麗に且つ見栄え良く表現できない刺
繍縫目が形成されるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、刺繍領域に含まれる折線
状や曲線状の湾曲部を、湾曲部に相応しく綺麗に且つ見
栄え良く表現し得るような刺繍データ作成装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の刺繍データ作
成装置は、図1の機能ブロック図に実線で示すように、
刺繍縫い可能なミシンにおいて上下動する針に同期して
その針と布移動手段とを一平面内にて相対的に位置制御
する為に、刺繍縫いすべき刺繍領域を複数のブロックに
分割し、これら複数のブロックの各々について刺繍縫い
可能なブロックデータ又は刺繍縫いの針落ち点を示すス
テッチデータを作成する刺繍データ作成装置において、
前記複数のブロックについてその連続的な形状を判定す
るブロック列形状判定手段と、前記ブロック列形状判定
手段の判定に基づいて、前記ブロックを種々の形状に再
構成するためのブロック再分割手段とを備えたものであ
る。
【0007】請求項2の刺繍データ作成装置は、図1の
機能ブロック図に1点鎖線と実線で示すように、請求項
1の刺繍データ作成装置において、更に、複数のブロッ
クに、折線状に湾曲したブロック列が含まれているか否
かを判定する湾曲部判定手段と、湾曲部判定手段の判定
結果を受け、折線状湾曲ブロック列が含まれているとき
には、そのブロック列の各ブロックとこれに折線状に隣
接するブロックとの隣接部に、これら両ブロックの刺繍
縫い進行方向の傾きの差を緩和する為のブロックを新規
に作成するブロック再分割手段とを備えたものである。
【0008】請求項3の刺繍データ作成装置は、図1の
機能ブロック図に2点鎖線と実線で示すように、請求項
1の刺繍データ作成装置において、更に、前記1又は複
数のブロックに、曲線状に湾曲したブロック列が含まれ
ているか否かを判定する曲線部判定手段と、曲線部判定
手段の判定結果を受け、曲線状湾曲ブロック列が含まれ
ているときには、そのブロック列の各ブロックについ
て、湾曲の内側と外側の各主辺の長さが略均等となるよ
うに再分割するブロック再分割手段とを備えたものであ
る。
【0009】請求項4の刺繍データ作成装置は、図1の
機能ブロック図に3点鎖線と実線で示すように、請求項
2の刺繍データ作成装置において、更に、前記1又は複
数のブロックに、直線状ブロック列が含まれているか否
かを判定する直線部判定手段と、直線部判定手段の判定
結果を受け、直線状ブロック列が含まれているときに
は、そのブロック列の各ブロックについて、1対の副辺
の方向を刺繍縫い進行方向と直交するように変更して再
分割するブロック再分割手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】請求項1の刺繍データ作成装置においては、ブ
ロック列形状判定手段は、複数のブロックについてその
連続的な形状がどのようになっているかを判定し、そし
て、ブロック再分割手段は、前記ブロック列形状判定手
段の判定結果を受け、所要のブロック列の部分を種々の
形状を再構成する。そして、これら再構成されたブロッ
クを含む複数のブロックの各々について、刺繍縫いの針
落ち点を示すステッチデータが作成される。このよう
に、複数のブロックの連続的な形状がどのようになって
いるかを判定して、例えば、折線状の部分や湾曲部分が
存在する場合には、このような所要の部分についての傾
きや湾曲の程度を緩和するようなブロックに再構成でき
るので、その結果として、綺麗に且つ見栄え良く表現で
きる刺繍縫目が形成される。
【0011】請求項2の刺繍データ作成装置において
は、湾曲部判定手段は、刺繍領域について分割された1
又は複数のブロックに、折線状に湾曲したブロック列が
含まれているか否かを判定するので、ブロック再分割手
段は、湾曲部判定手段の判定結果を受け、折線状湾曲ブ
ロック列が含まれているときには、そのブロック列の各
ブロックとこれに折線状に隣接するブロックとの隣接部
に、これら両ブロックの刺繍縫い進行方向の傾きの差を
緩和する為のブロックを新規に作成する。そして、これ
ら再分割されたブロックを含む複数のブロックの各々に
ついて、刺繍縫いの針落ち点を示すステッチデータが作
成される。
【0012】このように、1又は複数のブロックに含ま
れる折線状に湾曲したブロック列について、相互に隣接
する両ブロックの刺繍縫い進行方向の傾きの差を緩和す
る為のブロックが新規に作成されるので、この新規に作
成されたブロックにより、刺繍縫目の方向が湾曲に沿っ
て徐々に変化することになり、これら再分割された折線
状湾曲ブロック列を介して、湾曲部を綺麗に且つ見栄え
良く表現できる刺繍縫目が形成される。
【0013】請求項3の刺繍データ作成装置において
は、曲線部判定手段は、前記1又は複数のブロックに、
曲線状に湾曲したブロック列が含まれているか否かを判
定するので、ブロック再分割手段は、曲線部判定手段の
判定結果を受け、曲線状湾曲ブロック列が含まれている
ときには、そのブロック列の各ブロックについて、湾曲
の内側と外側の各主辺の長さが略均等となるように再分
割する。そして、これら再分割されたブロックを含む複
数のブロックの各々について、刺繍縫いの針落ち点を示
すステッチデータが作成される。
【0014】このように、1又は複数のブロックに含ま
れる曲線状に湾曲したブロック列について、湾曲の内側
と外側の各主辺の長さが略均等となるように再分割され
るので、刺繍縫目の方向が湾曲に沿って徐々に変化する
ことになり、これら再分割された曲線状湾曲ブロック列
を介して、湾曲部を綺麗に且つ見栄え良く表現できる刺
繍縫目が形成される。
【0015】請求項4の刺繍データ作成装置において
は、直線部判定手段は、前記1又は複数のブロックに、
直線状ブロック列が含まれているか否かを判定するの
で、ブロック再分割手段は、直線部判定手段の判定結果
を受け、直線状ブロック列が含まれているときには、そ
のブロック列の各ブロックについて、1対の副辺の方向
を刺繍縫い進行方向と直交するように変更して再分割す
る。そして、これら再分割されたブロックを含む複数の
ブロックの各々について、刺繍縫いの針落ち点を示すス
テッチデータが作成される。
【0016】このように、1又は複数のブロックに含ま
れる直線状ブロック列の各々について、1対の副辺の方
向を刺繍縫い進行方向と直交するように変更されたこと
から、これら再分割された直線状ブロック列を介して、
直線部を綺麗に且つ見栄え良く表現できる刺繍縫目が形
成される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、スキャナーなどで読込んだ刺繍
領域データ(アウトラインデータ)を複数のブロックに
分割する一方、これらブロックの各々に刺繍縫目を施す
為のステッチデータ(針落ち位置データ)を作成する刺
繍データ作成装置に本発明を適用した場合のものであ
る。刺繍データ作成装置1は、図2に示すように、基本
的には、文字や画像を表示するCRTディスプレイ10
と、キーボード11と、ハードディスクドライブ装置な
どからなる外部記憶装置12と、刺繍領域を規定する規
定点の座標を入力する為の座標入力装置(マウス)13
及びこれらが接続された制御ボックス14とから構成さ
れている。この制御ボックス14には、後述する制御装
置Cやフロッピーディスクドライブ装置16(図3参
照)が内蔵されている。
【0018】次に、刺繍データ作成装置1の制御系は、
図3のブロック図に示すように構成されている。制御装
置Cの入出力インターフェース20には、キーボード1
1と、外部記憶装置12と、座標入力装置13と、CR
Tディスプレイ10の為の表示駆動回路15と、フロッ
ピーディスクドライブ装置(FDD)16の為のフロッ
ピーディスクコントローラ(FDC)17とが夫々接続
されている。
【0019】前記キーボード11には、加工布に施す刺
繍模様や縫目密度などを入力する為のものであり、アル
ファベット文字、数字、記号などの刺繍模様を指示する
為のキーやデータの入力に必要な種々のキーが設けられ
ている。また、外部記憶装置12には、文字や図形など
の複数種類の刺繍模様に関する刺繍領域データを刺繍番
号と対応づけて格納する為の刺繍データメモリが設けら
れている。
【0020】ここで、刺繍データメモリには、図示外の
スキャナーで読込んだ刺繍領域(アウトライン)を規定
する複数の規定座標が格納されている。例えば、図10
に示すように、4つの刺繍領域50〜53の各々に関し
て、刺繍領域を規定する複数の規定点が刺繍領域データ
として刺繍データメモリに予め格納されている。
【0021】制御装置Cは、CPU21と、このCPU
21にデータバスなどのバス24を介して接続された入
出力インターフェース20とROM22及びRAM30
とから構成されている。このROM22には、後述の本
願特有のステッチデータ展開制御の制御プログラムなど
が格納されている。尚、このステッチデータ展開制御プ
ログラムには、刺繍領域データに基いて、複数のブロッ
クに分割する既存のブロック分割処理制御のサブルーチ
ン、ブロックデータと糸密度データとに基いてステッチ
データに展開するステッチデータ展開処理制御のサブル
ーチンなどが含まれている。
【0022】前記ROM22には、図4に示すように、
ブロック分割処理制御により分割された複数のブロック
のうち、特に折線状や曲線状や直線状に湾曲したブロッ
ク列について、ブロックの形状を変更して再分割処理す
る為に、ブロック再分割方式の内容とそのブロック再分
割方式番号とを対応させたブロック再分割方式テーブル
TB1が格納されている。
【0023】更に、ROM22には、図5に示すよう
に、ブロックに刺繍縫いする為のステッチデータを求め
るときに用いる糸密度を演算する為に、糸密度演算方式
の内容とその演算方式番号とを対応させた糸密度演算方
式テーブルTB2が格納されている。RAM30には、
外部記憶装置12から読出された刺繍領域データを格納
する刺繍領域データメモリ31、複数のブロックに分割
されたブロックに関するデータを格納する刺繍ブロック
データメモリ32、針落ち位置データに展開されたステ
ッチデータを格納するステッチデータメモリ33、糸色
メモリ34、糸密度メモリ35、ワークメモリや、CP
U21で演算した演算結果を一時的に格納する各種メモ
リやカウンタやポインタなどのメモリが設けられてい
る。
【0024】次に、刺繍データ作成装置の制御装置Cで
行なわれるステッチデータ展開制御のルーチンについ
て、図6〜図9のフローチャートに基いて説明する。
尚、図中符号Si(i=10、11、12・・・・)は
各ステップである。キーボード11において、刺繍縫い
する刺繍領域番号が選択されるとともに、ステッチデー
タ展開開始が指令されるとこの制御が開始され、先ず領
域ポインタ値Pとブロックポインタ値Qとが夫々クリア
されるとともに、領域数カウント値Nと追加ブロック数
カウント値Mとが夫々クリアされ(S10)、選択された
刺繍領域の刺繍領域データが外部記憶装置12の刺繍デ
ータメモリから読出されて、RAM30の刺繍領域デー
タメモリ31に格納され(S11)、その刺繍領域のデー
タがCRTディスプレイ10に表示される(S12)。例
えば、図10に示すように、刺繍データメモリから読出
された4つの刺繍領域50〜53がCRTディスプレイ
10に表示される。
【0025】次に、この刺繍領域データに基いて、刺繍
領域の総数が検索され、この総刺繍領域数が領域数カウ
ント値Nとして格納され(S13)、領域ポインタPに初
期値「1」がセットされる(S14)。次に、刺繍領域デ
ータに基いて、刺繍領域を複数の矩形状のブロックに分
割するブロック分割処理制御が実行され、各ブロックに
関するデータが、CRTディスプレイ10に表示される
とともに、RAM30の刺繍ブロックデータメモリ32
に格納される(S15)。例えば、図11に示すように、
各刺繍領域50〜53に関して、2点鎖線により分割さ
れた複数のブロックがCRTディスプレイ10に表示さ
れる。ここで、ブロック座標のデータについて簡単に説
明すると、矩形又は扇形の4つの規定点(1番点〜4番
点)のうち1番点と3番点とを結んだ辺を第1主辺、2
番点と4番点とを結んだ第1主辺と対向する辺を第2主
辺、1番点と2番点とを結んだ辺を第1副辺、3番点と
4番点とを結んだ第1副辺と対向する辺を第2副辺とす
る。尚、曲線については、例えば、ベジェ曲線で定義さ
れている。
【0026】次に、ブロック分割処理の実行時に、ブロ
ック分割制御により、1つの刺繍領域が2つ以上に分割
されたときには、その分割により増加した刺繍領域数が
追加ブロック数カウント値Mとしてセットされる(S1
6)。そして、領域ポインタ値Pが1つインクリメント
され(S17)、この領域ポインタ値Pが領域数カウント
値N以下のときには(S18:No)、S15〜S18が繰り返
して実行される。
【0027】そして、刺繍領域メモリ31に格納された
刺繍領域の全てについてブロック展開されて、領域ポイ
ンタ値Pが領域数カウント値Nよりも大きいときには
(S18:Yes )、領域数カウント値Nは、そのカウント
値Nに追加ブロック数カウント値Mを加算した値に変更
され(S19)、領域ポインタ値Pに初期値「1」が再度
セットされる(S20)。次に、ブロック再分割処理制御
(図7参照)が実行される(S21)。
【0028】この制御が開始されたときに、刺繍領域デ
ータメモリ31に、線状のデータでなく、刺繍すべき領
域を有するデータが存在するときには(S30:Yes )、
刺繍ブロックデータメモリ32のデータに基いて、各ブ
ロックについて、第1主辺と第2主辺との比率MRが夫
々演算され、RAM30のワークメモリに格納される
(S31)。次に、「1」よりも小さい比率MRのブロッ
クが所定個数(例えば、4個)分連続せず、又は「1」
よりも大きい比率MRのブロックが所定個数分連続しな
いときには、この刺繍領域全体としては直線状のブロッ
ク列で構成されていると判定される(S32:No)。
【0029】更に、このブロック列について、全てのブ
ロックの第1及び第2の両副辺が略平行でないときには
(S33:No)、ブロック再分割方式テーブルTB1のブ
ロック再分割方式「1」を用いて、これらブロック列が
再分割処理され(S34)、ステッチデータ展開処理制御
のS22にリターンする。例えば、図12に示すように、
直線状の刺繍領域51に関して、第1ブロックB1と第
3ブロックB3とで挟まれた第2ブロックB2について
説明すると、第2ブロックB2を規定する4つの規定点
(1番点e、2番点f、3番点g、4番点h)の各規定
点を通り、第1副辺F1の中点C1と第2副辺F2の中
点C2とを結ぶ中点間直線Kと直交する4つの直線X1
〜X4を夫々求め、これら4つの直線X1〜X4と第1
主辺S2a及び第2主辺S2bとの8つの交点e〜hと
y1〜y4とが求められる。
【0030】次に、第2ブロックB2は、これら交点を
規定点として、4つの規定点e、y2、f、y1からな
るブロックと、4つの規定点y1、f、h、y3からな
るブロックと、4つの規定点y3、h、y4、gからな
るブロックとに再分割される。例えば、図11、図14
に示すように、刺繍領域51の直線状ブロック列につい
て、各ブロックの副辺が刺繍縫い方向と直交状に形成さ
れ、刺繍縫目が直線を表現するのに相応しいブロックに
再分割されている。
【0031】しかし、全てのブロックの第1及び第2の
両副辺が略平行なときには(S33:Yes )、ブロック再
分割方式「2」を用いてこれらブロック列が再分割処理
され(S35)、前記S22にリターンする。即ち、全ブロ
ックの副辺が略平行なときには、直線状のブロック列に
ついて、その刺繍縫目が略同一方向となるので、そのブ
ロック列については、ブロック再分割処理を実行する必
要はない。
【0032】ところで、主辺長比率MRが「1」よりも
小さいブロック、又は「1」よりも大きいブロックが所
定個数分連続する場合には、この刺繍領域全体として
は、折線状又は曲線状に湾曲したブロック列で構成され
ていると判定される(S32:Yes )。そして、主辺長比
率MR<1となるブロックだけが連続するか、又は主辺
長比率MR>1となるブロックだけが連続するときに
(S36:No)、刺繍領域のアウトラインが曲線でないと
きには、刺繍領域全体としては、折線状湾曲ブロック列
と判定され(S38:No)、折線状湾曲部のブロック再分
割処理制御(図8参照)が実行される(S40)。
【0033】この制御が開始されると、先ず総ブロック
数Iが求められ、この総ブロック数Iがワークメモリに
記憶される(S45)、次に、第1ブロックポインタで先
頭のブロックを指示する為に、第1ブロックポイント値
Uに初期値「1」が格納されるとともに、第2ブロック
ポインタで先頭の次のブロックを指示する為に、第2ブ
ロックポイント値Vに初期値「U+1」が格納される
(S46)。次に、この第1ブロックポイント値Uで指示
するブロックの第1及び第2の両副辺の中点を結ぶ中点
間直線の傾きθ1 が求められ(S47)、更に第2ブロッ
クポイント値Vで指示するブロックの第1及び第2の両
副辺の中点を結ぶ中点間直線の傾きθ2 が求められる
(S48)。
【0034】次に、2つの中点間直線の傾きθ1 ・θ2
の差の絶対値が所定角度αよりも大きいとき、つまり第
1ブロックポイント値Uで指示するブロックの刺繍縫い
進行方向の傾きに対する第2ブロックポイント値Vで指
示するブロックの刺繍縫い進行方向の傾きが大きいとき
には(S49:Yes )、ブロック再分割方式テーブルTB
1のブロック再分割方式「3」を用いて、再分割処理さ
れる(S50)。
【0035】例えば、ブロック再分割方式番号「3」の
ブロック再分割処理について、折線状の刺繍領域52に
関して、第1ブロックポイント値Uで指示する第5ブロ
ックB5と、これに折線状に隣接する第2ブロックポイ
ント値Vで指示する第6ブロックB6とに関して、図1
3に基いて説明する。尚、第5ブロックB5は、4つの
規定点(e、f、g、h)で規定され、また第6ブロッ
クB6は、4つの規定点(g、h、s、t)で規定され
ている。
【0036】第5ブロックB5の中点間直線L5の傾き
θ1 と第6ブロックB6の中点間直線L6の傾きθ2
の差の絶対値が所定角度αよりも大きいときには、(2
θ1+θ2 )/3で求められる傾きθa を有する直線を
求めるとともに、(θ1 +2θ2 )/3で求められる傾
きθb を有する直線を求める。次に、両ブロックB5・
B6に共通する副辺Fの中点を通り、この副辺Fの垂線
K上に、この中点から等距離である2点P1、P2を求
める。
【0037】次に、傾きθa を有する直線と直交し且つ
点P1を通る直線Aを求めるとともに、傾きθb を有す
る直線と直交し且つ点P2を通る直線Bを求める。次
に、これら2つの直線A、Bが第5ブロックB5及び第
6ブロックB6と交差する4つの交点(o、p、q、
r)が求められ、これら4つの交点により新規の補助ブ
ロックが作成される。ここで、前記第5ブロックB5
は、4つの規定点(e、f、o、p)で規定され、また
第6ブロックB6は、4つの規定点(q、r、s、t)
で規定される。
【0038】次に、第2ブロックポイント値Vが総ブロ
ック数Iよりも小さいときには(S52:No)、第1ブロ
ックポイント値Uと第2ブロックポイント値Vとは夫々
1つインクリメントされて、次のブロックを夫々指示し
(S53)、S47以降が実行される。一方、2つの中点間
直線の傾きθ1 ・θ2 の差の絶対値が所定角度α以下の
ときには(S49:No)、ブロック再分割方式テーブルT
B1のブロック再分割方式「2」を用いて、再分割処理
される(S51)。
【0039】即ち、互いに隣接する2つのブロックの中
点間直線の傾きθ1 ・θ2 の差の絶対値が所定角度α以
下なので、第1ブロックポイント値Uで指示するブロッ
クの刺繍縫い進行方向の傾きに対する第2ブロックポイ
ント値Vで指示するブロックの刺繍縫い進行方向の傾き
が小さく、これら両ブロックの隣接ブロックにおける刺
繍縫目の方向が極端に変更されることがないことから、
両ブロックに関するブロック再分割処理を実行しなくて
よい。そして、第2ブロックポイント値Vが総ブロック
数Iと等しくなったときには(S52:Yes )、この制御
及びブロック再分割処理制御を終了して、前記S22にリ
ターンする。
【0040】例えば、図11、図14に示すように、刺
繍領域50の文字Sの上側の折線状湾曲部や下側の折線
状湾曲部においては、互いに隣接する2つのブロックの
中点間直線の傾きの差が大きいので、隣接部には、これ
ら両ブロックの刺繍縫い進行方向の傾きの差を緩和させ
る為の補助ブロックが新規に作成されている。更に、刺
繍領域52の折線状湾曲部においても同様に、互いに隣
接する両ブロックの刺繍縫い進行方向の傾きの差を緩和
させる為の補助ブロックが新規に作成されている。
【0041】ところで、ブロック再分割処理制御におい
て、刺繍領域のアウトラインが曲線のときには(S38:
Yes )、ブロック再分割方式テーブルTB1のブロック
再分割方式「4」を用いて、再分割処理され(S39)、
この制御を終了して、前記S22にリターンする。即ち、
このブロック再分割方式番号「4」について、図11・
図14に示す刺繍領域53により説明すると、曲線状に
湾曲した刺繍文字「C」のブロック列の各ブロックにつ
いて、この湾曲の内側と外側の各主辺の長さが略均等と
なるように再分割処理される。
【0042】次に、ステッチデータ展開制御において、
領域ポインタ値Pが1つインクリメントされ(S22)、
この領域ポインタ値Pが領域数カウント値N以下のとき
には(S23:No)、S21に戻り、S21〜S23が繰り返し
て実行される。そして、刺繍領域メモリ31に格納され
た刺繍領域の全てについて、ブロック再分割処理が実行
されて、領域ポインタ値Pが領域数カウント値Nよりも
大きいときには(S23:Yes )、作成された各ブロック
毎に、ステッチデータを求める為の糸密度を設定する糸
密度演算方式設定処理(図9参照)が実行される(S2
4)。
【0043】この制御が開始されると、先ずブロックポ
インタ値Qとして初期値「1」がセットされ(S60)、
このブロックポインタ値Qで指示するブロックに関する
データが刺繍ブロックデータメモリ32から読込まれる
(S61)。そして、このブロックに関するデータに、座
標入力装置13を用いて、手動でブロック形状を修正し
たことにより、「ブロック修正有り」のデータが付随し
て格納されているときには(S62:Yes )、どのような
ブロック再分割方式で修正するかが選択設定され、その
設定されたブロック再分割方式の内容が判定される(S
69)。
【0044】この場合、例えば、ブロック再分割方式番
号「1」が設定されると、糸密度演算方式番号「2」が
そのブロックに関するデータとして格納される(S70)
。また、ブロック再分割方式番号「3」又は「5」が
設定されると、糸密度演算方式番号「3」がそのブロッ
クに関するデータとして格納される(S71)。さらに、
ブロック再分割方式番号「2」が設定されると、糸密度
演算方式番号「1」がそのブロックに関するデータとし
て格納される(S72) 。このように、ブロック再分割方
式番号のいずれかが設定されて、それに対応する糸密度
演算方式番号が格納される。次に、ブロックポインタ値
Qが1つインクリメントされ(S67)、このブロックポ
インタ値Qがブロック数カウント値M以下のときには
(S68:No)、S61に戻り、S61以降が繰り返して実行
される。
【0045】ところで、手動でブロック修正していない
ことから、ブロックに関するデータに、「ブロック修正
無し」のデータが付随して格納されているときには(S
61、S62:No)、第1及び第2の両主辺の長さの比が求
められ、これら両主辺の比が1:3より小さいときで
(S63:No)、しかも第1及び第2副辺が略平行である
ときには(S64:Yes )、糸密度演算方式番号「2」が
そのブロックに関するデータに格納され(S65)、S67
を経て、ブロックポインタ値Qがブロック数カウント値
M以下のときには(S68:No)、S61に戻る。
【0046】一方、ブロックに関するデータに、「ブロ
ック修正無し」のデータが付随して格納されているとき
に(S61、S62:No)、第1及び第2の両主辺の長さの
比が、1:3より大きく且つ1:5より小さいときには
(S63: Yes、S73:Yes )、糸密度演算方式番号
「3」がそのブロックに関するデータに格納され(S7
4)、S67とS68とを経てS61に戻る。しかし、ブロッ
クに関するデータに、「ブロック修正無し」のデータが
付随して格納されているときに(S61、S62:No)、第
1及び第2の両主辺の長さの比が1:5より大きいとき
には(S63・S70:No)、糸密度演算方式番号「4」が
そのブロックに関するデータに格納され(S75)、S67
とS68とを経てS61に戻る。そして、刺繍ブロックデー
タメモリ32に格納されたブロックに関するデータの全
てについて糸密度演算方式番号が格納されて、ブロック
ポインタ値Qがブロック数カウント値Mよりも大きいと
きには(S68:Yes )、この制御を終了して、ステッチ
データ展開処理制御のS25にリターンする。
【0047】次に、ステッチデータ展開処理制御におい
て、刺繍ブロックデータメモリ32のデータに基いて、
ブロックのデータと糸密度演算方式番号で指示された演
算方式とを用いて、第1及び第2の両主辺上の針落ち点
の座標が全てのブロックについて順次演算するステッチ
データ展開処理が実行されるとともに、求められたステ
ッチデータを順次結んだ縫目がCRTディスプレイ10
に表示され(S25)、これら複数のステッチデータが刺
繍領域毎に管理されて外部記憶装置12に格納され(S
26)、この制御を終了して、メインルーチンにリターン
する。
【0048】例えば、図15に示すように、各刺繍領域
50〜53について、求められたステッチデータに基い
た縫目がCRTディスプレイ10に表示される。この縫
目表示により、刺繍領域50・52の折線状の湾曲した
ブロック列に関して、新規に作成された補助ブロックに
より、刺繍縫い進行方向が湾曲に沿って徐々に変化する
ことになり、これら再分割された折線状湾曲ブロック列
を介して、湾曲部を綺麗に且つ見栄え良く表現できる刺
繍縫目が形成される。
【0049】また、刺繍領域51の直線状ブロック列に
関して、各ブロックの1対の副辺が刺繍縫い進行方向と
夫々直交するように変更されたことから、これら再分割
された直線状ブロック列を介して、直線部を綺麗に且つ
見栄え良く表現できる刺繍縫目が形成される。更に、刺
繍領域53の曲線状に湾曲したブロック列に関して、湾
曲の内側と外側の各主辺が略均等となるようにブロック
再分割されたことから、刺繍縫い進行方向が湾曲に沿っ
て徐々に変化することになり、これら再分割された曲線
状湾曲ブロック列を介して、湾曲部を綺麗に且つ見栄え
良く表現できる刺繍縫目が形成される。
【0050】ここで、特許請求の範囲に記載した各手段
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、ブロック列形状判定手段に相当するものは、ブロッ
ク再分割処理制御の特にS31〜S33、S36〜S38であ
り、湾曲部判定手段に相当するものは、ブロック再分割
処理制御の特にS32、S36〜S38:Noであり、曲線部判
定手段に相当するものは、ブロック再分割処理制御の特
にS32、S36〜S38:Yes であり、直線部判定手段に相
当するものは、ブロック再分割処理制御の特にS32〜S
33であり、ブロック再分割手段に相当するものは、S34
〜S35、S39〜S40である。
【0051】尚、前記ブロック再分割方式テーブルTB
1に予め格納したブロック再分割方式の内容は、一例を
示したものに過ぎず、折線状や曲線状の湾曲部或いは直
線状のブロック列を再分割処理する為の種々の再分割方
式を設定するようにしてもよい。尚、前記糸密度演算方
式テーブルTB2に予め格納した糸密度演算方式の内容
は、一例を示したものに過ぎず、1対の副辺の中点間距
離や平行度、1対の主辺の長さや、その他種々の要素を
パラメータとする糸密度演算方式を設定するようにして
もよい。尚、本発明の技術的思想の範囲内において、前
記実施例の制御に関し、既存の技術や当業者に自明の技
術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。尚、刺
繍縫い可能なミシンに設けられた布移動装置を駆動する
為の刺繍データを作成する種々の刺繍データ作成装置に
本発明を適用し得ることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の刺繍デ
ータ作成装置によれば、ブロック列形状判定手段と、ブ
ロック再分割手段とを設け、複数のブロックの連続的な
形状がどのようになっているかを判定して、例えば、折
線状の部分や湾曲部分が存在する場合には、このような
所要の部分についての傾きや湾曲の程度を緩和するよう
なブロックに再構成できるので、綺麗且つ見栄え良く表
現できる刺繍縫目が形成される。
【0053】請求項2の刺繍データ作成装置によれば、
湾曲部判定手段と、ブロック再分割手段とを設け、分割
された1又は複数のブロックに含まれる折線状に湾曲し
たブロック列について、相互に隣接する両ブロックの刺
繍縫い進行方向の傾きの差を緩和する為のブロックが新
規に作成されるので、この新規に作成されたブロックに
より、刺繍縫目の方向が湾曲に沿って徐々に変化するこ
とになり、これら再分割された折線状湾曲ブロック列を
介して、湾曲部を綺麗に且つ見栄え良く表現できる刺繍
縫目が形成される。
【0054】請求項3の刺繍データ作成装置によれば、
更に、曲線部判定手段と、ブロック再分割手段とを設
け、分割された複数のブロックに含まれる曲線状に湾曲
したブロック列について、湾曲の内側と外側の各主辺の
長さが略均等となるように再分割されるので、刺繍縫目
の方向が湾曲に沿って徐々に変化することになり、これ
ら再分割された曲線状湾曲ブロック列を介して、湾曲部
を綺麗に且つ見栄え良く表現できる刺繍縫目が形成され
る。
【0055】請求項4の刺繍データ作成装置によれば、
直線部判定手段と、ブロック再分割手段とを設け、分割
された複数のブロックに含まれる直線状ブロック列の各
々について、1対の副辺の方向を刺繍縫い進行方向と直
交するように変更されたことから、これら再分割された
直線状ブロック列を介して、直線部を綺麗に且つ見栄え
良く表現できる刺繍縫目が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】刺繍データ作成装置の概略斜視図である。
【図3】刺繍データ作成装置の制御系のブロック図であ
る。
【図4】ブロック再分割方式テーブルの設定内容を示す
図表である。
【図5】糸密度演算方式テーブルの設定内容を示す図表
である
【図6】ステッチデータ展開制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図7】ブロック再分割処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図8】折線状湾曲部のブロック再分割処理制御のルー
チンのフローチャートである。
【図9】糸密度演算方式設定処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図10】表示された3つの刺繍領域の例示図である。
【図11】表示された刺繍領域及び分割されたブロック
の例示図である。
【図12】直線状ブロック列の再分割処理を説明する説
明図である。
【図13】折線状ブロック列の再分割処理を説明する説
明図である。
【図14】再分割処理された図11相当図である。
【図15】刺繍領域毎に求められた刺繍縫目の例示図で
ある。
【符号の説明】
1 刺繍データ作成装置 21 CPU 22 ROM 30 RAM 32 刺繍ブロックデータメモリ C 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刺繍縫い可能なミシンにおいて上下動する
    針に同期してその針と布移動手段とを一平面内にて相対
    的に位置制御する為に、刺繍縫いすべき刺繍領域を複数
    のブロックに分割し、これら複数のブロックの各々につ
    いて刺繍縫い可能なブロックデータ又は刺繍縫いの針落
    ち点を示すステッチデータを作成する刺繍データ作成装
    置において、 前記複数のブロックについてその連続的な形状を判定す
    るブロック列形状判定手段と、 前記ブロック列形状判定手段の判定に基づいて、前記ブ
    ロックを種々の形状に再構成するためのブロック再分割
    手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍データ作成装置。
  2. 【請求項2】前記複数のブロックに、折線状に湾曲した
    ブロック列が含まれているか否かを判定する湾曲部判定
    手段と、 前記湾曲部判定手段の判定結果を受け、折線状湾曲ブロ
    ック列が含まれているときには、そのブロック列の各ブ
    ロックとこれに折線状に隣接するブロックとの隣接部
    に、これら両ブロックの刺繍縫い進行方向の傾きの差を
    緩和する為のブロックを新規に作成するブロック再分割
    手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ
    作成装置。
  3. 【請求項3】 前記刺繍データ作成装置は、更に、前記
    複数のブロックに、曲線状に湾曲したブロック列が含ま
    れているか否かを判定する曲線部判定手段と、 前記曲線部判定手段の判定結果を受け、曲線状湾曲ブロ
    ック列が含まれているときには、そのブロック列の各ブ
    ロックについて、湾曲の内側と外側の各主辺の長さが略
    均等となるように再分割するブロック再分割手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ
    作成装置。
  4. 【請求項4】 前記刺繍データ作成装置は、更に、前記
    複数のブロックに、直線状ブロック列が含まれているか
    否かを判定する直線部判定手段と、 前記直線部判定手段の判定結果を受け、直線状ブロック
    列が含まれているときには、そのブロック列の各ブロッ
    クについて、1対の副辺の方向を刺繍縫い進行方向と直
    交するように変更して再分割するブロック再分割手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ
    作成装置。
JP28583793A 1993-10-20 1993-10-20 刺繍データ作成装置 Pending JPH07116369A (ja)

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