JPH07116352B2 - 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性ポリエステル樹脂組成物

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JPH07116352B2
JPH07116352B2 JP62250917A JP25091787A JPH07116352B2 JP H07116352 B2 JPH07116352 B2 JP H07116352B2 JP 62250917 A JP62250917 A JP 62250917A JP 25091787 A JP25091787 A JP 25091787A JP H07116352 B2 JPH07116352 B2 JP H07116352B2
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thermoplastic polyester
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性ポリエステル樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、紫外線遮断性に優れたポリエステル樹脂
組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
ポリエチレンテレフタレートで代表されるポリエステル
は優れた機械的性質および化学的特性のため、広く繊
維、フィルム等に使用されて来たが、近年その優れた透
明性、気体遮断性、安全衛生性などから、炭酸飲料、果
汁飲料、液体調味料、食用油、酒やワイン用の容器とし
ての好適性が注目を浴びている。また、ポリエステルフ
ィルムの新用途として、省エネルギー、地震対策の観点
から、熱線遮断やガラスの飛散防止を目的とした窓貼り
フィルムも、近年、急激な伸展を示しているし、また農
園芸では、農作物の生長促進及び収穫増加を目的とし
て、特定波長域の紫外線を選択的に遮蔽するような透明
フィルムの要求が強い(例えば特開昭第53−98242号公
報)。
しかしながら、これらのポリエステル容器およびフィル
ムは、320nm程度までの短波長側の紫外線遮断性には極
めて優れているのが、それ以上の長波長側の紫外線、可
視光線等は、ほとんど透過させてしまう。このようなポ
リエステル容器に、例えば、食用油や、みりん、ドレッ
シングなどの液体調味料を充填し、数ケ月の保存期間を
経た場合、それぞれの充填食品によりまた、保存条件に
よって、特殊性があるが、徐々に内容物の劣化、例え
ば、色、味、香りに微妙な変化を起すことが多い。該内
容物の劣化は、酸素、熱、光とりわけ紫外線、微生物な
どの外因によって起るが、ポリエステル容器の場合、酸
素遮断性に比較的優れているので、紫外線遮断性を更に
改善できれば、長期保存下でも、内容物の劣化を大巾に
防止することが可能となる。
また窓貼りフィルムでは、例えば、太陽光線からの紫外
線を透過させてしまうと、家具、書籍、調度品等の屋内
設置備品の変色を引起すので、その透過を最少限にくい
止めるか、または全く遮断する必要があるし、農園芸の
マルチング栽培では、少なくとも370nm以下の紫外線透
過を実質的に阻止した透明被覆材でマルチングすること
により、多くの有用植物の生育を促進し、高品質の作物
を早期に、多量に収穫できることが知られている(例え
ば特開昭第53−124556号公報)。
現在当該業界ではその目的のために一般的には紫外線吸
収剤等が添加使用されている。しかしながらこれらの紫
外線吸収剤は、一般に高価であり、しかも、その付与工
程が煩雑で、かつ、これらの化合物は、一般に昇華性が
大きく、また、熱安定性に劣るものも多いため、その付
与工程や成形加工時に、しばしばトラブルを起こした
り、また食品容器や包装に使用した場合には、内容物へ
の移行のおそれもあり必ずしも好ましくない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らはかかる目的に合致したポリエステル樹脂組
成物について鋭意検討した結果、短波長側はもちろんの
こと、長波長側の紫外線をも十分に遮断し得るポリエス
テル樹脂組成物を見出し本発明に到達した。
即ち、本発明の第1発明の要旨は、熱可塑性ポリエステ
ル樹脂にナフタレンテトラカルボン酸またはその酸無水
物、イミドもしくはエステルの少なくとも1種を紫外線
遮断に有効な量添加してなることを特徴とする熱可塑性
ポリエステル樹脂組成物にあり、また、第2発明の要旨
は、熱可塑性ポリエステル樹脂の重合時にナフタレンテ
トラカルボン酸またはその酸無水物、イミドもしくはエ
ステルの少なくとも1種を紫外線遮断に有効な量添加し
てなることを特徴とする熱可塑性ポリエステル樹脂組成
物にある。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明においてポリエステル樹脂に添加される化合物と
しては、ナフタレンテトラカルボン酸またはその酸無水
物、イミド、エステルのナフタレンテトラカルボン酸骨
格を有する化合物を使用する。
ナフタレンテトラカルボン酸としては、ナフタレン−1,
4,5,8−テトラカルボン酸、ナフタレン−1,3,5,7−テト
ラカルボン酸、あるいは同様にナフタレン−1,2,5,6
−、2,3,6,7−、1,3,6,8−更に1,4,6,7−、1,2,4,5−、
1,3,4,5−、1,2,3,4−テトラカルボン酸等が挙げられ、
またこれらの酸無水物も用いることができる。これらの
うちナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸またはそ
の酸無水物が好ましい。
ナフタレンテトラカルボン酸エステルとしては、各種の
エステルが使用されるが、メチル、エチル、プロピル、
ブチル等のアルキルエステルが好ましい。たとえば、ナ
フタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸テトラメチルエ
ステル、ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸テト
ラエチルエステル、ナフタレン−1,4,5,8−テトラカル
ボン酸テトラプロピルエステル、ナフタレン−1,4,5,8
−テトラカルボン酸テトラブチルエステル、ナフタレン
−1,3,5,7−テトラカルボン酸テトラメチルエステル、
ナフタレン−1,3,6,8−テトラカルボン酸テトラメチル
エステルなどがあげられる。
また、ナフタレン−1,3,6,8−テトラカルボン酸のよう
にナフタレン核の隣接位にあるカルボキシル基は無水物
環を形成していてもよい。
更に、ナフタレンテトラカルボン酸1,8−無水−3,6−ジ
メチルエステルのように、無水物環とエステル結合の両
者を有する化合物も使用することができる。
イミド化合物としては、ナフタレンテトラカルボン酸の
イミド化物であれば使用可能であり、例えば、ナフタレ
ン−1,4,5,8−テトラカルボン酸又はこの酸誘導体とア
ンモニアやグリシン、アラニン、バリン、ε−アミノカ
プロン酸等の脂肪族アミノカルボン酸、アミノアルコー
ル類、o−、m−またはp−アミノ安息香酸等の芳香族
アミノカルボン酸、ジアミン類との反応で製造すること
ができる。イミド化物、特にジイミド化物は前記のテト
ラカルボン酸、その酸無水物あるいはエステル化物に比
べ耐熱性に優れるので特に好ましい。
ジイミド化合物として好ましいものはナフタレン−1,4,
5,8−テトラカルボン酸のジイミド化合物であり、下記
一般式(I) ((1)式中、R1,R2は同一でも異なっていてもよく、
水素、ハロゲン、ヒドロキシル基または置換されていて
もよいアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラル
キル基もしくはアルキルアラルキル基を示し、Qはハロ
ゲン、ヒドロキシル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ
基、カルボキシル基、スルホン酸基もしくはその塩、置
換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、アルケ
ニル基、アリール基、アラルキル基もしくはアルキルア
ラルキル基を示し、lは0〜4の整数である。) で示される化合物である。一般式(I)中のR1、R2およ
びQのアルキル基としては炭素数1〜10のもの、アルケ
ニル基としては炭素数2〜10のもの、アリール基として
は炭素数6〜10のもの、アラルキル基としては炭素数7
〜10のもの、アルキルアラルキル基としては炭素数8〜
20のものが通常用いられる。
具体的には、 ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(α−カルボキシメチル)−ナフタレン−
1,4,5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(α−カルボキシメチル)2−クロロナフ
タレン−1,4,5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(β−カルボキシエチル)−ナフタレン−
1,4,5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(α−カルボキシ−γ−メチルブチル)ナ
フタレン−1,4,5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(α−カルボキシ−γ−メチルペンチル)
ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(β−ヒドロキシエチル)ナフタレン−1,
4,5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(β−ブロモエチル)−ナフタレン−1,4,
5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(ベンジル)−ナフタレン−1,4,5,8−テト
ラカルボキシジイミド N,N′−ビス(カルボキシフェニル)−ナフタレン−1,
4,5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(カルボキシトリル)−ナフタレン−1,4,
5,8−テトラカルボキシジイミド N,N′−ビス(n−ブチル)−ナフタレン−1,4,5,8−テ
トラカルボキシジイミド N,N′−ビス(ヒドロキシ)−ナフタレン−1,4,5,8−テ
トラカルボキシジイミド などが好ましく挙げられる。
かかるナフタレンテトラカルボン酸、酸無水物、イミド
またはエステルの紫外線遮断に有効な添加量としては、
通常熱可塑性ポリエステル樹脂100重量部あたり0.001重
量部以上、20重量部以下である。0.001重量部より少な
いときは、後述するナフタレンジカルボン酸またはその
誘導体を適当量併用しても充分な紫外線遮断効果が得ら
れない。特に好ましい添加量は0.005〜10重量部であ
る。
本発明においては、紫外線遮蔽効果を更に一層効果的に
発現するために、下記一般式(II)又は(III)で示さ
れるナフタレンジカルボン酸誘導体を併用するのが好ま
しい。
((II)、(III)式中、XはO又はNR5であり、R5は前
記R1,R2と同義である。
R3,R4は同一又は異なっていてもよく、水素、ハロゲン
または置換されていてもよいアルキル基、アルケニル
基、アリール基、アラルキル基もしくはアルキルアラル
キル基を示す。
A,Bは同一又は異なっていてもよく、ハロゲン、ヒドロ
キシル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、スルホン酸
基もしくはその金属塩、カルボキシル基、置換されてい
てもよいアルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、ア
リール基、アラルキル基もしくはアルキルアラルキル基
を示し、m,nは0〜3の整数であり、m+nは0〜6で
ある。
また、−C(=O)−X−C(=O)−の酸無水物基又
はイミド基は、ナフタレン環の1,8位、2,3位または3,4
位のいずれかで環を形成する。) これらの化合物としては、2,6−,2,7−,1,8−,1,5−又
は2,3−ナフタレンジカルボン酸のようなジカルボン酸
構造異性体、そのエステル、又はその酸無水物及びこれ
らのハロゲン、NO2,NH2,CN,SO3H及びその金属塩やCOOH
基による核置換体及びこれらのナフタレンジカルボン酸
と、アンモニア、アミン類、アミノカルボン酸類、アミ
ノアルコール類との反応で製造されるイミド類が挙げら
れる。
具体的には、2,3−置換体を代表例として記述すると、
ナフタレン−2,3−ジカルボン酸及びそのジメチル、ジ
エチル、ジプロピル、ジブチルエステル、ナフタレン−
2,3−ジカルボン酸無水物、ナフタレン−2,3−ジカルボ
キシイミド、ナフタレン−2,3−ジカルボキシα−カ
ルボキシメチル)イミド、同様のβ−カルボキシエチ
ル)イミド、o−(m−又はp−)カルボキシフェニ
ル)イミド、α−ブロモメチル)イミド、α−ヒド
ロキシメチル)イミド等のナフタレン−2,3−ジカルボ
ン酸及びその誘導体及びその1,4−,1,5−,1,8−,2,6−,
2,7−構造異性体更には、これらのヒドロキシル、クロ
ロ、ブロモ、メトキシ、エトキシ、シアノ、アミノ、ニ
トロ、スルホニル又はカルボキシル基による1以上6以
下の核置換体等が挙げられ、併用効果を発現するために
はナフタレンジカルボン酸骨格を有することが重要であ
る。
特に好ましいナフタレンジカルボン酸系化合物は、ナフ
タレン−2,6−ジカルボン酸、ナフタレン−2,7−ジカル
ボン酸、ナフタレン−2,3−ジカルボン酸,ナフタレン
−1,4−ジカルボン酸またはこれらのジカルボン酸のエ
ステル、特には低級アルキルエステルである。
かかるナフタレンジカルボン酸又はその誘導体を前記の
テトラカルボン酸又はその誘導体と併用する場合には、
熱可塑性ポリエステル樹脂100重量部あたり0.001重量部
以上添加する。0.001重量部より少ないときは紫外線遮
断性の更なる改良は見られない。特に好ましい添加量は
0.01〜10重量部である。
ナフタレンテトラカルボン酸骨格化合物やナフタレンジ
カルボン酸骨格化合物は、ポリエステル製造のいかなる
段階で添加しても良く、また成形加工前のいかなる段階
で添加したものでも同様に紫外線遮蔽効果を発現させる
ことができる。
即ち、ポリエステルの成形が終了するまでの任意の段
階、例えば重縮合反応開始前、重縮合反応中、重縮合反
応終了後、粉粒状態、成形段階等において添加すればよ
い。
本発明における熱可塑性ポリエステルとしては、テレフ
タル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニルス
ルホンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸及びそのエ
ステル形成体、ヘキサヒドロテレフタル酸等の上記芳香
族ジカルボン酸の核水添化合物である脂環族ジカルボン
酸及びそのエステル形成体、コハク酸、アジピン酸、セ
バシン酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸及びそ
のエステル形成体、フマール酸、4−カルボキシ桂皮酸
の様な不飽和ジカルボン酸及びそのエステル形成体で示
される一種以上のジカルボン酸成分と、エチレングリコ
ールを主体としたグリコールから得られるポリエステル
であり、特にポリエチレンテレフタレートを主たる対象
とするが、これらポリエステルは第3成分として、20モ
ル%以下のテレフタル酸以外の上記ジカルボン酸類を含
有しても良い。
また、このポリエステルは、グリコール成分として、エ
チレングリコール以外にジエチレングリコール、トリメ
チレングリコール、テトラメチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコールのような脂肪族グリコール、シクロヘ
キサンジメタノールのような脂環族グリコール、2,2−
ビス4′−β−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパ
ン、ビス−(4′−β−ヒドロキシエトキシフェニル)
スルホンのようなビスフェノール誘導体、更には、一般
式CH2 nm(式中nは、1≦n≦6の整数、m
は、m≧4の整数)で示されるようなポリエチレングリ
コール、ポリテトラメチレングリコール等を全グリコー
ル成分の20モル%以下共重合したものであっても良い
し、ヒドロキシ安息香酸などのオキシ酸成分を共重合せ
しめてポリエステルであっても良い。またポリエステル
が実質的に線状を維持する限り、ペンタエリスリトー
ル、トリメチロールプロパン、トリメリット酸、トリメ
シン酸、ピロメリット酸などの3官能以上の多官能化合
物や、o−ベンゾイル安息香酸のような単官能化合物を
共重合せしめても良い。また、上述のポリエステルの
他、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、ポリエステルエラストマー、ポリカーボネート
等の他の熱可塑性樹脂をブレンドしたものであっても良
い。
本発明で用いられるポリエステルは極限粘度が0.5以上
のものが好ましく、更に好ましくは0.6以上のものが使
用される。ポリエステルの粘度は例えば中空成形体を製
造する場合、特に成形法との関係で重要である。特に押
出吹込成形により実質的に無配向の中空成形体を得る場
合はドローダウン防止のため、吹込成形体の容量に依存
するが、溶融ポリエステルの流動性をある水準以上に保
持する必要があり、一般には0.7以上、好ましくは0.8以
上の極限粘度を有するポリエステルが使用される。また
延伸中空成形、シート化後、一軸または二軸延伸してフ
ィルムを得る押出成形法や種々の形態の成形品を得る射
出成形法では、押出吹込成形の場合に比べて比較的低粘
度のポリマーも使用でき、一般には極限粘度が0.5以
上、好ましくは0.6以上のものが使用されるが、成形品
の要求物性次第では、更に高粘度のポリエステルも使用
される。
また、本発明では、ポリエステル組成物として従来から
公知の添加剤、例えば、安定剤、離型剤、帯電防止剤、
分散剤や洗顔料等の着色剤をポリエステル製造時のいず
れかの段階で添加したものでも良く、成形加工前、いわ
ゆるマスターバッチ処法で添加したものでも良い。
本発明で好ましい洗顔料としては、酸化チタン、カーボ
ンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニング
リーン、群青、コバルトブルー、チタンエロー、赤色酸
化鉄、焼アンバー、黄色酸化物等や、多環系を中心とし
た耐熱性油溶性染料、具体的には、ペリノン系、キノフ
タロン系、アンスラピリドン系、アンスラキノン系等の
骨格を有する油溶性染料が挙げられるがポリエステル官
能基と反応してポリエステル鎖に結合する構造を持った
ものが特に好ましく、またポリエステルとの相溶性が良
く、ポリエステルの製造および加工温度においても十分
な耐熱安定性、色調安定性を示し、かつ食品等の包装容
器として使用する場合には、安全衛生上、何ら問題の無
い洗顔料を選択して添加する。
本発明のポリエステル樹脂組成物はそのままで成形体と
してもよく、また必要に応じては更に、高真空下または
不活性気体流通下で、固相重合を行い、高重合度化、低
アルデヒド化、低オリゴマー化して成形するか、またキ
シレンやクロロホルムによる溶剤抽出などの後処理を加
えてから使用しても良い。
また所定濃度の数倍ないし100倍、実用的には50倍程度
までの高濃度の所望色に着色した。いわゆるマスターバ
ッチとなし、これを無着色ないしは他の色調に着色した
ポリエステルで希釈したりまた他の新たな色調を発現さ
せ最終的に所望の色調として使用することもできる。
本発明で得られる紫外線遮断性にすぐれたポリエステル
樹脂組成物は溶融成形して成形品とされる。その際、ポ
リエステルにおいて一般的に使用される溶融成形法のす
べてが適用可能である。具体的には通常の押出吹込法、
射出吹込法、予備成形体を再加熱後に2軸延伸するコー
ルドパリソン法等の吹込成形により紫外線遮断性、気体
遮断性、強じん性、耐薬品性にすぐれるとともに、高級
観のあるガラス様の透明性を有した中空成形体を得るこ
とが可能であり、しょう油、ソース、みりん、ドレッシ
ング等の調味料、食用油、炭酸飲料、果汁飲料、酒、ワ
インその他化粧品や薬品用容器として特に適している。
また押出成形によりシート化した後、一軸または二軸延
伸フィルムあるいは他の樹脂との積層フィルムとして一
般食品や薬品、化粧品等の包装用、更には窓貼り用や農
園芸で使用されるマルチング被覆材としても特に好まし
く使用され、その他射出成形によって種々の形状の成形
品としても好ましく使用される。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を詳細に説明する。なお実施
例中「部」は「重量部」を意味する。本実施例で使用し
た種々の測定法を以下に示す。
極限粘度 フェノール−テトラクロロエタン(50/50重量比)中、3
0℃、1.0g/dlの濃度で測定した。
紫外線透過率 日立スペクトルフォトメーター340型を用い常法により
測定した。
アセトアルデヒド量 160℃で2時間水抽出後高感度ガスクロマトグラフで定
量した。
不活性気体流量 不活性気体流量は単位時間(hr.)当りおよび単位樹脂
重量(kg)当りの流通した気体量を1気圧、25℃に換算
した体積量(l)で示した。
実施例1 ビスβ−ヒドロキシエチル)テレフタレート20,000部
に二酸化ゲルマニウム2部、正リン酸2部及びナフタレ
ン−1,4,5,8−テトラカルボン酸二無水物25部を加え、2
60℃から徐々に昇温するとともに、一方重合槽内は常圧
より漸次減圧し、280℃、1torrの真空下、全重合時間3.
0時間で極限粘度が0.68の透明ポリエステル(PET)を得
た。
該ポリエステルを通常の真空乾燥後、シリンダーおよび
ノズルの各部を275℃、スクリュー回転数40rpm、押出量
80g/minに設定した30mmφ押出機で肉厚350μのシートを
成形した。
該シートの370nm及び380nmにおける光線透過率は、それ
ぞれ2.8%及び15.0%を示した。光線透過率チャートを
第1図に示す。
更に、この乾燥レジンを、シリンダー各部およびノズル
275℃、スクリュー回転数100rpm、射出時間10秒、金型
冷却水温10℃に設定した東芝(株)射出成形機IS−60B
で100m/m×100m/mの大きさで肉厚2m/m板を連続的に射出
したが、500枚射出後も該当板に、白粉等の付着物は見
られなかった。
実施例2 ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸二無水物の代
りにN,N′−ビス(α−カルボキシメチル)ナフタレン
−1,4,5,8−テトラカルボン酸ジイミド20部及びナフタ
レン−2,6−ジカルボン酸100部を添加した以外は、実施
例1と同様に反応を行ない、極限粘度0.66の透明ポリエ
ステルを得た。実施例1と同様の操作で成形した肉厚35
0μシートの370nm及び380nmにおける光線透過率は0.0%
及び0.1%を示した。光線透過率チャートを第2図に示
す。
実施例3 銅フタロシアニン1.4部、キノフタロン系反応性染料
(三菱化成工業(株)製)2部を加えたこと以外は、実
施例2の反応を繰り返し、極限粘度が0.60の緑色に着色
した透明ポリエステルを得た。実施例1と同様にして成
形した肉厚350μシートの370nmにおける光線透過率は0.
1%であった。光線透過率チャートを第1図に示す。該
ポリエステルチップ表面をソリッドエアー (米国Bepe
x社)式攪拌結晶化機中、レジン温度165℃で結晶化させ
た后、静置式固相重合塔に移し、30l/kg・hrの窒素気体
流通下、120〜160℃で3時間乾燥后、レジン温度210℃
で10時間固相重合した。
該固相重合品の極限粘度は0.76で、チップ材質中に3.1p
pmのアセトアルデヒドを含有した。このポリエステルか
らシリンダー各部およびノズル275℃、スクリュー回転
数100rpm、射出時間10秒、金型冷却水温10℃に設定した
東芝(株)製射出成形機IS−60Bでプリフォームを成形
した。このプリフォームを予熱炉90℃、ブロー圧力20kg
/cm2、成形サイクル10秒に設定したコーポプラスト
(株)製BMB−3型機で吹込成形し、内容積1の瓶を
得た。この瓶の350μ肉厚部の370nm及び380nm紫外線透
過率は共に0.1%であった。
比較例1 二酸化ゲルマニウム20部および正リン酸20部のみを用い
て実施例1と同様な条件で極限粘度0.68のポリエステル
を得た。実施例1と同様にして成形した肉厚350μシー
トの紫外線透過率は370nmで68%、380nmで69%を示し
た。光線透過率チャートを第1図に示した。
実施例4 比較例1と同様な操作で得たPET100重量部あたり、N,
N′−ビス(α−カルボキシメチル)ナフタレン−1,4,
5,8−テトラカルボン酸ジイミド0.15部を添加しV−型
ブレンダーでよく混合した后、真空乾燥し、実施例1と
同様にして350μの透明シートを成形した。
該シートの370nm及び380nmにおける光線透過率は0.0%
及び0.1%を示した。
実施例5 ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸二無水物の代
りにナフタレン−1,3,5,7−テトラカルボン酸30部を加
えた以外は、実施例1と同様に操作し、極限粘度0.67の
透明ポリエステルを得た。
該ポリエステル肉厚350μシートの370nm及び380nmにお
ける光線透過率は、各々2.6%及び15.2%を示した。こ
のレジンにつき実施例1と同様にし100m/m×100m/mの大
きさで肉厚2m/m板を射出したが、500枚射出後も該板
に、白粉等の付着物は見られなかった。
比較例2 η=0.78のポリエチレンテレフタレート(日本ユニペッ
ト製RT−543Cレジン )5kgに市販の代表的UV(紫外
線)吸収剤であるチヌビン(Tinuvin)326 (2(2′
−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、Ciba Geigy製)5.5gをドライ
ブレンドし、実施例1と同様に操作し、350μ肉厚シー
トを成形した。光線透過率チャートを第2図に示す。該
シートの370nmにおける光線透過率は2.8%、350nmで8.0
%を示した。
実施例1と同様にし100m/m×100m/m大の肉厚2m/m板を連
続的に射出したところ、成形機のノズル先端部に黄色状
が付着するとともに、200枚射出したころから、板表面
に黄色付着物が目立ちはじめた。
比較例3 比較例2と同じポリエチレンテレフタレート樹脂(日本
ユニペット製RT−543Cレジン )5kgに市販の代表的UV
吸収剤チヌビン(Tinuvin)P〔2(2′−ヒドロキシ
−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、Ciba G
eigy社製〕110gをドライブレンドし、実施例1に準じた
押出条件下でマスターバッチレジンを製造した。このマ
スターバッチレジン1重量部に対し、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂(RT−543Cレジン)19重量部の割合でド
ライブレンドしたものを実施例1と同様にして350μ肉
厚シートを成形した。
該シートの光線透過率は370nmで2.2%、380nmで15.8%
を示した。光線透過率チャートを第2図に示す。
実施例1と同様にして2m/m板を連続的に射出したとこ
ろ、成形機のノズル先端に黄色粉末状物が付着し、200
枚目ころから板表面に黄色付着物が目立った。
実施例6、7および比較例4 実施例1、実施例4および比較例3でそれぞれ使用した
ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸無水物、N,N′
−ビス(α−カルボキシメチル)−ナフタレン−1,4,5,
8−テトラカルボン酸ジイミドおよびチヌビン−Pの使
用量を後記第1表のように増加させた以外は、実施例
1、実施例4および比較例3と同様に行った。結果を後
記第1表に示す。
なお、第1表は実施例1〜7、比較例1〜4の結果をま
とめたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1、3及び比較例1、第2図は実施例
2、比較例2、3で得られたポリエステル樹脂組成物の
光線透過率を示す図であり、縦軸は透過率、横軸は波長
を表わす。
フロントページの続き (72)発明者 前田 修一 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成工業株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭49−85142(JP,A) 特公 昭39−2231(JP,B1) 特公 昭38−7215(JP,B1)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性ポリエステル樹脂にナフタレンテ
    トラカルボン酸またはその酸無水物、イミドもしくはエ
    ステルの少なくとも1種を紫外線遮断に有効な量添加し
    てなることを特徴とする熱可塑性ポリエステル樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】ナフタレンテトラカルボン酸のイミドが下
    記一般式(I)で示されるナフタレン−1,4,5,8−テト
    ラカルボン酸ジイミド化合物である特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 ((1)式中、R1,R2は同一でも異なっていてもよく、
    水素、ハロゲン、ヒドロキシル基または置換されていて
    もよいアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラル
    キル基もしくはアルキルアラルキル基を示し、Qはハロ
    ゲン、ヒドロキシル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ
    基、カルボキシル基、スルホン酸基もしくはその塩、置
    換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、アルケ
    ニル基、アリール基、アラルキル基もしくはアルキルア
    ラルキル基を示し、lは0〜4の整数である。)
  3. 【請求項3】紫外線遮断の有効添加量が、熱可塑性ポリ
    エステル樹脂100重量部あたり0.001〜20重量部である特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 【請求項4】熱可塑性ポリエステル樹脂の重合時にナフ
    タレンテトラカルボン酸またはその酸無水物、イミドも
    しくはエステルの少なくとも1種を紫外線遮断に有効な
    量添加してなることを特徴とする熱可塑性ポリエステル
    樹脂組成物。
  5. 【請求項5】ナフタレンテトラカルボン酸のイミドが下
    記一般式(I)で示されるナフタレン−1,4,5,8−テト
    ラカルボン酸ジイミド化合物である特許請求の範囲第4
    項記載の組成物。 ((1)式中、R1,R2は同一でも異なっていてもよく、
    水素、ハロゲン、ヒドロキシル基または置換されていて
    もよいアルキル基、アルケニル基、アリール基、アラル
    キル基もしくはアルキルアラルキル基を示し、Qはハロ
    ゲン、ヒドロキシル基、アミノ基、ニトロ基、シアノ
    基、カルボキシル基、スルホン酸基もしくはその塩、置
    換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、アルケ
    ニル基、アリール基、アラルキル基もしくはアルキルア
    ラルキル基を示し、lは0〜4の整数である。)
  6. 【請求項6】紫外線遮断の有効添加量が、熱可塑性ポリ
    エステル樹脂100重量部あたり0.001〜20重量部である特
    許請求の範囲第4項記載の組成物。
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