JPH07115658B2 - ゴムクローラ - Google Patents

ゴムクローラ

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JPH07115658B2
JPH07115658B2 JP4813788A JP4813788A JPH07115658B2 JP H07115658 B2 JPH07115658 B2 JP H07115658B2 JP 4813788 A JP4813788 A JP 4813788A JP 4813788 A JP4813788 A JP 4813788A JP H07115658 B2 JPH07115658 B2 JP H07115658B2
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Inventor
謙一 酒井
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オーツタイヤ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ブレドーザ、パワーショベル、ダンプキャリ
ア等の建設機械その他に利用するクローラに関するもの
である。
(従来の技術) 建設機械等に使用するゴムクローラには、第14図に示す
ように、クローラ本体1に周方向所定間隔おきに芯金2
を埋込み、駆動スプロケット3の歯部4が隣合う一対の
芯金2間の係合孔5に係合すべく構成したものがある
(例えば実公昭59−149578号公報)。
(発明が解決しようとする課題) この種の従来のクローラでは、芯金2の咬合部が1個で
あり、この咬合部が駆動スプロケット3の谷部6に一点
で当接するので、芯金2が接点A廻りに矢印方向に動き
やすく、芯金2の咬合部及び駆動スプロケット3の谷部
6の摩耗が大きくなるという欠点があった。
また芯金2に矢印方向の動きがあれば、抗張体7の損
傷、ゴム接着部の剥離という問題も生じ、クローラの耐
久性が著しく低下する欠点があった。
本発明は、このような従来の欠点に鑑み、芯金の動きを
抑えて耐久性の向上を図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、そのための手段として、クローラ本体10に周
方向に所定間隔をおいて芯金11を埋込み、駆動スプロケ
ット20が芯金11に係合するようにしたゴムクローラにお
いて、芯金11に駆動スプロケット20の歯部23が係合する
係合孔19を設けると共に、該芯金11の係合孔19の両側
に、駆動スプロケット20の歯部23両側の谷部21に当接す
る当接部22を設けたものである。
(作 用) 駆動スプロケット20の歯部23が係合孔19,29に順次係合
してクローラ本体10をB矢示方向に回動させる。この場
合、駆動スプロケット20の歯部23が1個の芯金11の係合
孔19に係合すると、その両側の当接部22が歯部23両側の
谷部21に当接するので、芯金11自体が不安定に動くこと
なく、従って、芯金11及び駆動スプロケット20の摩耗が
減少すると共に、芯金11の動きに伴う抗張体12の損傷、
ゴム接着部の剥離という問題も解消できる。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図乃至第4図において、10は無端帯状のクローラ本体
で、弾性を有するゴムを主成分として成る。このクロー
ラ本体10には、周方向に所定間隔をおいて芯金11が埋込
まれると共に、スチールコード等の抗張体12が埋込まれ
ている。またクローラ本体10の接地面側には、2条の突
起部13を有する接地ラグ14が、芯金11の投影域と略一致
するようにして、クローラ本体10の幅方向に左右二列設
けられている。
芯金11はクローラ本体10内に埋込まれる芯金基部15と、
クローラ本体10の内周側に露出する左右一対のガイド突
起16とを有する。芯金基部15は第6図乃至第9図に示す
ようにクローラ本体10の左右幅方向に長い平面視矩形枠
状であって、一対の横杆部17と、この横杆部17の両端を
連結する連結部18とを備えて成る。一対のガイド突起16
は、その両者間に所定の間隔ができるように、一対の横
杆部17を連結すべく芯金基部15に一対に突出形成されて
おり、この芯金基部15には一対のガイド突起16と一対の
横杆部17との間に係合孔19が形成されている。そして、
係合孔19の両側の横杆部17は、第5図に示すように駆動
スプロケット2の谷部21に当接する当接部22となってお
り、駆動スプロケット20の歯部23が係合孔19に係合した
時には、その歯部23の両側の谷部21に当接部22が夫々当
接するようになっている。一対のガイド突起16よりも外
側の横杆部17は、芯金基部15に長手方向のリブを構成す
るものであり、トラックローラ24の転動面25側には、ガ
イド突起16の基部から外方へと横杆部17に対して凸部26
が形成されている。ガイド突起16は台形状であり、重量
軽減のために外側にスカート部27が残るように係合孔19
に連続して切欠部28が形成されている。
なお、ガイド突起16は芯金基部15の投影域内に収まる長
さである。またクローラ本体16には隣合う芯金11間に係
合孔29が形成されている。
上記構成によれば、駆動スプロケット20の歯部23が係合
孔19,29に順次係合してクローラ本体10を第1図のB矢
示方向に回動させる。この場合、駆動スプロケット20の
歯部23が1個の芯金11の係合孔19に係合すると、その両
側の当接部22が歯部23両側の谷部21に当接するので、芯
金11自体が不安定に動くことがなく、従って、芯金11及
び駆動スプロケット20の摩耗が減少すると共に、芯金11
の動きに伴なう抗張体12の損傷、ゴム接着部の剥離とい
う問題も解消できる。
また芯金11は鋳物等から成るが、孔30、切欠部28がある
ため、全体の重量を軽量化できると共に、クローラ本体
10のゴムと芯金11との接着面積が増加し、接着性が向上
する。
ガイド突起16のスカート部27は、第10図に示すように省
き、側面視門形状にしても良い。
トラックローラ24がガイド突起16の頂面を転動する形式
のものもある。この場合には、第11図乃至第13図に示す
ように、ガイド突起16の一端側にのみ、芯金基部15の投
影域よりもクローラ本体10の周方向に沿って突出する突
出部31が形成されている。なお、ガイド突起16は二列あ
るので、突出部31は左右交互になるように千鳥状に配置
している。
このようにすれば、芯金基部15の幅L1とガイド突起16の
長さL2とが大きく異ならないので、トラックローラ24が
隣合う芯金11のガイド突起16間で転勤する場合、第13図
に示すようにトラックローラ24が突出部のC点に乗った
時にも、そのトラックローラ24はガイド突起16のD点で
支持されることになり、C点側の下方への沈込みを防止
できる。従って、芯金11の不安定な傾きがなくなる。
なお、芯金11の形状は実施例に限定されるものではな
い。
(発明の効果) 本発明によれば、芯金11に駆動スプロケット20の歯部23
が係合する係合孔19を設けると共に、該芯金11の係合孔
19の両側に、駆動スプロケット20の歯部23両側の谷部21
に当接する当接部22を設けているので、芯金11の不安定
な動きがなく、従って、芯金11、駆動スプロケット20の
摩耗が少なくなると共に、抗張体12の損傷、ゴム接着部
の剥離を防止でき、クローラの耐久性が著しく向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の第1実施例を示すものであ
って、第1図はクローラの底面図、第2図は同平面図、
第3図は第1図のIII−III矢視図、第4図は第2図のIV
−IV矢視図、第5図はクローラ駆動部の断面図、第6図
は芯金の平面図、第7図は第6図のVII−VII矢視図、第
8図は芯金の側面図、第9図は第7図のIX−IX矢視図、
第10図は本発明の第2実施例を示す断面図、第11図乃至
第13図は本発明の第3図実施例を示すものであって、第
11図はクローラの平面図、第12図は同断面正面図、第13
図は同断面側面図、第14図は従来例を示す断面図であ
る。 10……クローラ本体、11……芯金、12……抗張体、14…
…接地ラグ、15……芯金基部、16……ガイド突起、19…
…係合孔、20……駆動スプロケット、21……谷部、22…
…当接部、23……歯部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クローラ本体10に周方向に所定間隔をおい
    て芯金11を埋込み、駆動スプロケット20が芯金11に係合
    するようにしたゴムクローラにおいて、芯金11に駆動ス
    プロケット20の歯部23が係合する係合孔19を設けると共
    に、該芯金11の係合孔19の両側に、駆動スプロケット20
    の歯部23両側の谷部21に当接する当接部22を設けたこと
    を特徴とするゴムクローラ。
JP4813788A 1988-02-29 1988-02-29 ゴムクローラ Expired - Fee Related JPH07115658B2 (ja)

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JP4392699B2 (ja) * 2002-05-14 2010-01-06 株式会社ブリヂストン ゴムクローラ

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