JPH07115593B2 - 自動車用ドアインサイドハンドル部構造 - Google Patents

自動車用ドアインサイドハンドル部構造

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JPH07115593B2
JPH07115593B2 JP29224289A JP29224289A JPH07115593B2 JP H07115593 B2 JPH07115593 B2 JP H07115593B2 JP 29224289 A JP29224289 A JP 29224289A JP 29224289 A JP29224289 A JP 29224289A JP H07115593 B2 JPH07115593 B2 JP H07115593B2
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JP
Japan
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door
connecting rod
inside handle
case
escutcheon
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JP29224289A
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謙一 黒田
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車用ドアインサイドハンドル部構造に
関するものである。
[従来技術] 従来のこの種のものとしては、例えば第4図および第5
図に示すようなものがある。
図中符号1はドアインナパネル15に取付けられてドアト
リム17に埋め込まれた状態で、前面側Aを車室側に露出
したケースで、ケース1内には引手式のドアインサイド
ハンドル2が軸7を介して回動自在に取付けられている
と共に、このドアインサイドハンドル2には図示省略の
ドアロック機構に連結されたコネクティングロッド3が
連結されている。
一方、符号4は樹脂成形品のはめ込み式のエスカッショ
ンで、前面にはドアインサイドハンドル2が引き出され
る引出し口4Aが設けられていると共に上面側にはケース
1の上部前面に突出形成された係止ヅメ5に嵌合する係
止溝6が貫通して設けられている。
そして、エスカッション4をケース1に取付けるには、
エスカッション4をケース1の前面側Aに配置しケース
1の上部前面に突出形成された係止ヅメ5をエスカッシ
ョン4に設けられた係止溝6に圧入嵌合し、これによっ
てエスカッション4を取付けている。
なお、この種のものとしては、例えば実開昭55−48510
号公報に記載されたようなものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のものにあっては、ドア
インサイドハンドル2とコネクティングロッド3との連
結部Cにはガタがあるため、車両走行時等においてコネ
クティングロッド3が搖れると連結部Cで金属音が発生
する。
また、ドアインナパネル15と図示省略のドアアウタパネ
ルとの間の空間部に侵入したダスト等が、ドアインナパ
ネル15の作業孔,ケース1のコネクティングロッド3が
挿通される開口部B,ドアインサイドハンドル2が引き出
される引出し口4Aを介して車室内に入り込む、という問
題がある。
[課題を解決するための手段] この発明は、かかる従来の課題に着目してなされたもの
で、内部にドアインサイドハンドルが収納されたケース
がドアトリム内に埋め込まれてドアインナパネルに装着
されると共に、該ケースには、該ドアインサイドハンド
ルとドアロック機構とを連結するコネクティングロッド
が挿通される開口部および該ケースに該ドアインサイド
ハンドルが引き出される引出し口が形成され、車室側か
ら前記ケースを覆うようにエスカッションが装着された
ドアインサイドハンドル部構造において、前記エスカッ
ションには、ドアインナパネル側に張り出した前記コネ
クティングロッドが挿通された開口部を覆うヒレ部を形
成し、前記ヒレ部には、前記コネクティングロッドの直
径より小さい幅でドアインナパネル側の端から略水平方
向に延びるスリットをヒレ部中心付近まで切欠形成し、
該スリットに前記コネクティングロッドの直径大の大き
さで前記コネクティングロッドが挿通されるロッド貫通
孔を形成し、該ロッド貫通孔の周縁部に、前記コネクテ
ィングロッドをドアインナパネル側に向けて押圧する押
圧部を形成した自動車用ドアインサイドハンドル部構造
としたことを特徴としている。
[作 用] かかる手段によれば、ケースにエスカッションが取付け
られると、コネクティングロッドはエスカッションヒレ
部のロッド貫通孔の押圧部によってドアインナパネル側
に押された状態となり、従って車両走行時等においても
コネクティングロッドは搖れず、ドアインサイドハンド
ルとコネクティングコネクティングロッドとの連結部に
おける金属音は抑制される。
また、エスカッション取付状態では、コネクティングロ
ッドが挿通されたケースの開口部はヒレ部で覆われるの
で、ドア空間部内から車室内へのダスト等侵入は防止さ
れる。
[実施例] 以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は、この発明を一実施例を示す図で
ある。
まず構成を説明すると、図中符号1は、ドアインナパネ
ル15に取付けられてドアトリム17に埋め込まれ、前面側
Aを車室側に露出したケースで、ケース1内には引手式
のドアインサイドハンドル2が軸7を介して回動自在に
取付けられていると共に、このドアインサイドハンドル
2には図示省略のドアロック機構に連結されたコネクテ
ィングロッド3が連結されている。
一方、符号14は樹脂成形品のはめ込み式のエスカッショ
ンで、前面にはドアインサイドハンドル2が引き出され
る引出し口14aが形成され、エスカッション14の一側端
面には車内側に屈曲してドアトリム17に係合する略L字
形状のドアトリム係止部13が設けられると共に、ドアイ
ンナパネル15側に延設されたヒレ部10が設けられ、後述
するようにケース1にエスカッショ14が取付けられたと
きには、このヒレ部10によってコネクティングロッド3
が挿通された開口部Bが覆われるよう構成されている。
そして、このヒレ部10の中心付近にはコネクティングロ
ッド3の直径と略同一の直径を有するロッド貫通孔11が
設けられていると共に、コネクティングロッド貫通孔11
からは水平方向に、コネクティングロッド3の直径より
やや短い幅のスリット12がドアインナパネル15側の端部
まで形成されて開放されている。
また、ロッド貫通孔11周囲の半円部の範囲には、第2図
において右方向に隆起した押圧部としてのフランジ部16
が設けられ、後述するように、エスカッション14が取付
けられたとき、コネクティングロッド3は該フランジ部
16によってドアインナパネル15側に押し付けられるよう
構成されている。
かかる構成によれば、まず、ケース1にエスカッション
14を取付けるには、ケース1の前面側Aにエスカッショ
ン14を配置し、さらにケース1の開口部Bにヒレ部10を
当接させつつ、コネクティングロッド3をスリット12内
に圧入させる。この場合、スリット12の幅はコネクティ
ングロッド3の直径より短いが、ヒレ部10は弾性を有す
るので、スリット12はコネクティングロッド3の圧入に
より強制的に変形されて、コネクティングロッド3はス
リット12内をロッド貫通孔11方向に移動する。そして、
コネクティングロッド3がロッド貫通孔11内まで移動さ
れると、同時にケース1の上部前面側に形成された係止
ヅメ5がエスカッション14の上面側に設けられた係止溝
6内に圧入嵌合され、これによってケース1に対するエ
スカッション14の取付が完了することになる。
この場合、コネクティングロッド3がロッド貫通孔11内
に挿入された状態で、コネクティングロッド3はロッド
貫通孔11内でフランジ部16によって常にドアインナパネ
ル15側に押されて支持されている。このため、車両走行
時においてもコネクティングロッド3は搖れず、従っ
て、車両走行時等においても従来のような金属音の発生
は防止される。なお、ドアインサイドハンドル2操作時
には、コネクティングロッド3はロッド貫通孔11内をス
ライドするため、ドア開閉操作を確実に行なうことがで
きる。
一方、エスカッション14が取付けられるとケース1のコ
ネクティングロッド3が挿通された開口部Bは、エスカ
ッション14のヒレ部10に覆われるので、開口部Bが閉成
されることから、ドア空間部内から車室内へのダスト等
の侵入が防止される。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、エスカッ
ションと一体的にドアインナパネル側に張り出してヒレ
部を設け、このヒレ部でコネクティングロッドが挿通さ
れたケース開口部を覆うようにしたため、コネクティン
グロッドが挿通された開口部からのダスト等の侵入が防
止されると共に、ヒレ部にはコネクティングロッドが貫
通するロッド貫通孔を設けて押圧部によりコネクティン
グロッドをドアインナパネル側に押し付けることによ
り、コネクティングロッドの搖れを防止することができ
るので、車両走行時等におけるドアインサイドハンドル
とコネクティングロッドとの結合部における金属音の発
生が防止される、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の自動車用ドアインサイ
ドハンドル部構造の一実施例を示す図で、第1図は同構
造の要部分解斜視図、第2図は第1図の要部断面図、第
3図は第2図のD方向矢視図、第4図ないし第5図は従
来例を示す図で、第4図は第1図に相当する要部分解斜
視図、第5図は第2図に相当する断面図である。 1……ケース 2……ドアインサイドハンドル 3……コネクティングロッド 10……ヒレ部 11……ロッド貫通孔 12……スリット 14……エスカッション 14a……引出し口 16……フランジ部(押圧部) B……開口部 C……連結部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にドアインサイドハンドルが収納され
    たケースがドアトリム内に埋め込まれてドアインナパネ
    ルに装着されると共に、該ケースには、該ドアインサイ
    ドハンドルとドアロック機構とを連結するコネクティン
    グロッドが挿通される開口部および該ケースに該ドアイ
    ンサイドハンドルが引き出される引出し口が形成され、
    車室側から前記ケースを覆うようにエスカッションが装
    着されたドアインサイドハンドル部構造において、 前記エスカッションには、ドアインナパネル側に張り出
    して前記コネクティングロッドが挿通された開口部を覆
    うヒレ部を形成し、 前記ヒレ部には、前記コネクティングロッドの直径より
    小さい幅でドアインナパネル側の端から略水平方向に延
    びるスリットをヒレ部中心付近まで切欠形成し、 該スリットに前記コネクティングロッドの直径大の大き
    さで前記コネクティングロッドが挿通されるロッド貫通
    孔を形成し、該ロッド貫通孔の周縁部に、前記コネクテ
    ィングロッドをドアインナパネル側に向けて押圧する押
    圧部を形成したことを特徴とする自動車用ドアインサイ
    ドハンドル部構造。
JP29224289A 1989-11-13 1989-11-13 自動車用ドアインサイドハンドル部構造 Expired - Lifetime JPH07115593B2 (ja)

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JP29224289A JPH07115593B2 (ja) 1989-11-13 1989-11-13 自動車用ドアインサイドハンドル部構造

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JPH03157223A JPH03157223A (ja) 1991-07-05
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JPH03157223A (ja) 1991-07-05

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