JPH07115399A - 光通信装置及び会議システム - Google Patents

光通信装置及び会議システム

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JPH07115399A
JPH07115399A JP6183374A JP18337494A JPH07115399A JP H07115399 A JPH07115399 A JP H07115399A JP 6183374 A JP6183374 A JP 6183374A JP 18337494 A JP18337494 A JP 18337494A JP H07115399 A JPH07115399 A JP H07115399A
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JP
Japan
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signal
optical
data
frequency
video
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Withdrawn
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JP6183374A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kawai
久 川井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル等の接続部材を無くして、通信装置
同士の接続レイアウトの自由度を向上させた光通信装置
と、会議参加者により使用される端末装置と会議システ
ム本体装置との間で光信号を用いてデータの送受信を行
うことができる会議システムを提供することを目的とす
る。 【構成】 マイクロフォン511よりの音声信号と、デ
ジタイザ101で指示された座標情報信号及び映像信号
のそれぞれを変調し、これら変調された信号を信号多重
回路140で周波数多重してLED160より発光され
る光信号に変換し、その光信号を相手側通信装置に送信
する。こうして送信された光信号が受信されると、信号
分離回路230により、その光信号に含まれる音声信
号、座標情報信号及び映像信号が分離されて抽出され、
これら抽出された信号のそれぞれは、対応する復調回路
240,250,260のそれぞれに送られて復調さ
れ、音声または映像として出力され、また座標情報は、
例えばコマンド指示データとして判断されて処理され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信装置及び会議シス
テムに係り、特に各種情報を周波数多重した信号を送受
信する光通信装置及び会議システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ会議システムでは、テレビ
会議システムの本体装置と会議参加者が操作する各端末
装置とが、ケーブル(有線)で互いに接続されて、各種
信号のやり取りを行っている。このようなテレビ会議シ
ステムでは、会議参加者の端末装置には、デジタイザ等
のタブレット(座標入力装置)やマイク等がワイヤを介
して接続されているので、これら配線に使用されるケー
ブルがテレビ会議室内を縦横に走ることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような配線は目障
りであり、会議場のセッティングや、椅子や机などのレ
イアウトを変更するとき、端末装置と本体装置とを接続
しているケーブルの接続を変更する必要がある。ケーブ
ルの接続を変更するときは、その脱着が面倒であり、更
にはワイヤの長さ等により、会議場のレイアウトが制約
されることがある。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ケーブル等の接続部材を無くして、通信装置同士の
接続レイアウトの自由度を向上させた光通信装置を提供
することを目的とする。
【0005】本発明の他の目的は、各種信号を周波数多
重した光信号を用いて送受信できる光通信装置を提供す
ることにある。
【0006】本発明の他の目的は、少なくとも音声信号
を含む各種信号を周波数多重した光信号を用いて送受信
できる光通信装置を提供することにある。
【0007】また本発明の他の目的は、少なくとも音声
信号、映像信号を周波数多重した光信号を送信し、また
このように周波数多重された光信号を受信して各信号成
分に分離して受信できる光通信装置を提供することにあ
る。
【0008】更に本発明の目的は、会議参加者により使
用される端末装置と会議システム本体装置との間で光信
号を用いてデータの送受信を行うことができる会議シス
テムを提供することにある。
【0009】また本発明は、音声信号又は映像信号と他
のデータ信号とを周波数多重した光信号を使用して、会
議参加者用の端末装置と本体装置との間でデータを送受
信できる会議システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光通信装置は以下のような構成を備える。即
ち、音響信号を入力して電気信号に変換する音響入力手
段と、データを入力して対応するデータ信号を発生する
データ入力手段と、前記音響入力手段より出力される電
気信号を変調する第1の変調手段と、前記データ信号を
変調する第2の変調手段と、前記第1と第2の変調手段
により変調された信号を周波数多重する多重化手段と、
前記多重化手段により周波数多重された信号に基づいて
光信号を出力する発光手段とを有する。
【0011】また上記目的を達成するために本発明の会
議システムは以下のような構成を備える。即ち、会議参
加者用の端末装置と会議システム本体装置とを備えた会
議システムであって、前記端末装置は、音声信号を入力
する入力手段と、前記入力手段より入力された音声信号
を含む複数種類の信号を周波数多重した電気信号を出力
する第1の信号多重手段と、前記第1の信号多重手段に
より周波数多重された信号を光信号に変換する第1の発
光手段と、前記会議システム本体装置より送信される周
波数多重された光信号を受信する第1の受光手段と、前
記第1の受光手段により受光された光信号から少なくと
も音声信号を分離する第1の信号分離手段と、前記第1
の信号分離手段により分離された音声信号に基づいて音
声を出力する音声出力手段とを有し、前記本体装置は、
前記端末装置の発光手段からの光信号を受ける第2の受
光手段と、前記第2の受光手段より出力される信号から
少なくとも音声信号を含む信号を分離する第2の信号分
離手段と、少なくとも音声信号を含む複数種類の信号を
周波数多重する第2の信号多重手段と、前記第2の信号
多重手段の出力を光信号に変換し前記端末装置に送信す
る第2の発光手段とを有する。
【0012】
【作用】以上の構成において、本発明の光通信装置は、
音響入力手段により音響信号を入力して電気信号に変換
し、データ入力手段によりデータを入力して対応するデ
ータ信号を発生する。第1の変調手段により、音響入力
手段より出力される電気信号を変調し、第2の変調手段
により、データ信号を変調する。これら第1と第2の変
調手段により変調された信号を周波数多重し、この周波
数多重された信号に基づいて光信号を出力するように動
作する。
【0013】また本発明の会議システムは、端末装置
は、音声信号を入力し、入力された音声信号を含む複数
種類の信号を周波数多重した電気信号を出力し、その周
波数多重された信号を光信号に変換して発光する。ま
た、会議システム本体装置より送信される周波数多重さ
れた光信号を受信し、その受光された光信号から少なく
とも音声信号を分離し、その分離された音声信号に基づ
いて音声を出力する。
【0014】また本体装置は、端末装置の発光手段から
の光信号を受け、これより出力される信号から少なくと
も音声信号を含む信号を分離する。また少なくとも音声
信号を含む複数種類の信号を周波数多重し、その出力を
光信号に変換して端末装置に送信するように動作する。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0016】まず、本実施例のテレビ会議システムの一
例を図1に示す。
【0017】図1において、500は会議室全体を示
し、501は会議用の机を示している。502〜505
は会議参加者を示し、506がテレビ会議システム本体
を示している。507〜510のそれぞれは、会議参加
者502〜505のそれぞれの端末装置、511〜51
4のそれぞれは、各会議参加者の発言を集音するマイク
ロフォンである。テレビ会議システム本体506の会議
参加者に対向する面側(前面)には光送受信部515が
設けられており、各端末装置との間で光信号を送受信で
きるように構成されている。516,517のそれぞれ
は、会議参加者を撮影するカメラである。518,51
9のそれぞれはスピーカである。520は、原稿画像や
静止画等を読取り電気信号に変換するビジュアライザで
ある。521は画像を表示するプロジェクタ、522
は、例えばISDN回線に接続するためのインレットで
ある。
【0018】以上の構成において、例えば、会議参加者
502が会議の司会者となって議事を進行してゆく。一
般に会議において、ビジュアライザ520を用いて示さ
れた資料等は、プロジェクタ521の大画面にモニタと
して表示されると共に、テレビ会議システム本体506
に送られて、静止画像データの形でインレット522を
介してISDN回線に送られ、遠く離れたテレビ会議室
(図示せず)でも見ることができる。このようにして、
双方の会議室の会議参加者の全員が同時に同じ画像を見
ることが出来る様になっている。
【0019】このように会議参加者は、プロジェクタ5
21に表示された画像を参照しながら議論を行い、その
画像に対する質問や加筆・修正等を行うことができる。
このような質問や加筆・修正を行うときは、各会議参加
者は、各自の手元にある、後述する端末装置507〜5
10の表示部にプロジェクタ521と同一の画像を表示
し、その端末装置の画面上に取り付けられたデジタイザ
上にペン等で文字や図形を入力することにより、質問、
或は加筆・訂正する部分や、その内容を指示することが
できる。これにより、その指示された内容が双方の会議
室のプロジェクタ521及び端末装置の表示部にスーパ
ーインポーズして表示されるので、他の会議参加者はプ
ロジェクタ521及び各端末装置の表示部に表示された
内容を見ることができる。
【0020】図2は、本実施例のテレビ会議システム本
体506の光送受信部515の外観図である。
【0021】531,532は会議参加者の端末装置へ
送信する光信号送出部、533,534は会議参加者の
端末装置からの光信号を受信する光信号受信部である。
535はテレビ会議システム本体506との間で各種信
号をやりとりするインターフェース・ケーブルである。
【0022】図3は会議参加者の端末装置507〜51
0の一例として端末装置507の外観形状を示す図であ
る。尚、端末装置507〜510のそれぞれはいずれも
同じ構成である。
【0023】541は端末装置507より本体506の
光送受信部515に光信号を送出するための光信号送出
部、542は光送受信部515からの光信号を受信する
光信号受信部、543は本体506の光送受信部515
から光信号で送られてくる映像信号を表示する液晶表示
器201(図8)と共に、後述するペン544を用いて
会議参加者が描画するデジタイザ101(図8)を備え
る表示・描画部である。544は、会議参加者が表示・
描画部543に描画するのに使用されるペンである。
【0024】図4は本実施例のテレビ会議システムの本
体506の構成を示すブロック図で、前述の図面と共通
する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0025】601はコーデックで、映像信号や音声信
号、更にはデータ信号の圧縮や伸長を行っており、圧縮
した信号はインレット522を通り、ISDN回線を介
して出力している。また、インレット522を通して他
のテレビ会議システムから送られてきた映像信号、音声
信号更にはデータ信号等を伸長し、後述する各部に出力
している。602,603のそれぞれは、カメラ51
6,カメラ517のそれぞれから出力される映像信号の
入力端子である。604はビデオセレクタで、映像信号
入力端子602,603から入力される映像信号のどち
らか一方を、後述するコントローラ605からの選択信
号606に応じて選択してコーデック601に出力して
いる。607は映像信号出力回路で、コーデック601
から出力された映像信号を出力端子608に出力する。
609はテレビ会議システム506に内蔵されているモ
ニタで、映像信号出力回路607からの映像信号に基づ
いて画像を表示している。
【0026】610はビジュアライザ520からの映像
信号が入力される入力端子、611,612のそれぞれ
は、後述する静止画処理回路613から出力される映像
信号をプロジェクタ521や、本体側の光送受信部51
5に出力する出力端子である。613は静止画処理回路
で、入力端子610から入力された映像信号を処理し後
述する静止画メモリ614に出力して記憶すると共に、
コントローラ605からの制御信号615に基づいて静
止画メモリ614に蓄積されている静止画データを読み
出して、出力端子611,612に出力している。静止
画メモリ614は、静止画処理回路6131から入力さ
れる映像信号や後述するデータ処理回路616を介して
他のテレビ会議システムから送られてくる静止画映像信
号をコントローラ605からの制御信号に応じて一時記
憶する。また、その記憶している静止画データを静止画
処理回路613やデータ処理回路616に出力してい
る。データ処理回路616は、コントローラ605から
の制御信号617に応じて静止画メモリ614に蓄積さ
れているデータや、描画データ・コマンドキャラクタ信
号発生回路618に蓄積されているデータや、コントロ
ーラ605からのデータをコーデック601に出力して
いる。また、データ処理回路616は、コーデック60
1から出力される静止画データを静止画メモリ614に
出力して記憶したり、描画データ・コマンドキャラクタ
発生信号を描画データ・コマンドキャラクタ信号発生回
路618に出力したり、コーデック601からのデータ
をコントローラ605に出力している。
【0027】621は、光送受信部515からの音声信
号が入力される入力端子で、音声信号処理回路620は
入力端子621を通して入力された音声信号を処理して
コーデック601に出力している。622は音声信号出
力回路で、他のテレビ会議システムからISDN回線を
介して送出され、コーデック601で伸長された音声信
号を出力端子623,624に出力する。出力端子62
3はスピーカ518,519に音声信号を出力してお
り、出力端子624は音声信号出力回路622からの音
声信号を光送受信部515に出力している。625は光
送受信部515からのデータ信号を入力する入力端子で
ある。データ信号ドライバ619は、入力端子625よ
りのデータ信号が入力されると、その信号をコントロー
ラ605に出力したり、コントローラ605からのデー
タ信号を出力端子626に出力している。描画データ・
コマンドキャラクタ信号発生回路618は、コントロー
ラ605からの制御信号627に応じて、静止画処理回
路613から出力する画像信号に描画データやキャラク
タ信号を付加するためのデータ信号を作成する。
【0028】次に、以上の構成に基づく動作を、会議が
行われている状態を例にして以下に説明する。
【0029】いま、例えばカメラ516から入力端子6
02に入力されている映像信号が、コントローラ605
からの選択信号606によりビデオセレクタ604で選
択されてコーデック601に送られる。このコーデック
601は、この映像信号を圧縮している。また同様に、
光送受信部515から入力された音声信号は、入力端子
621を通して入力され、音声信号処理回路620で信
号処理された後、コーデック601に送られて圧縮さ
れ、インレット522を通してISDN回線を介して他
の(相手側)テレビ会議システムに送られている。
【0030】また、他のテレビ会議システムから送られ
てきた映像信号及び音声信号は、コーデック601で伸
長された後、映像信号は映像信号出力回路607に送ら
れ出力端子608を介してテレビ会議システムのモニタ
609に表示される。また音声信号は、音声信号出力回
路622に出力され、出力端子623を介してスピーカ
518,519に送られ、音声(音響)信号として再生
される。更に、この音声信号は、出力端子624を介し
て光送受信部515に送られる。光送受信部515は、
この音声信号を周波数変調した後、光信号に変換して各
会議参加者の端末装置507〜510に送る。これによ
り、各会議参加者は、それぞれの端末装置に接続されて
いるヘッドホン(図8の202)により、この送られて
きた音声信号を聞くことができる。
【0031】次に、会議参加者504が、例えば資料を
静止画として提示して、ビジュアライザ520で、その
資料を撮影し、会議参加者が各端末装置にビジュアライ
ザ520からの映像信号を取り込むコマンドを発行した
場合を説明する。このコマンドが入力されると、そのコ
マンドは会議参加者の端末装置の光信号送出部541か
ら光信号として出力され、本体506の光送受信部51
5の光信号受信部533,534で受信される。そし
て、そのコマンド信号は入力端末625を通して入力さ
れ、データ信号ドライバ619を介してコントローラ6
05に入力される。コントローラ605は、そのコマン
ドを受取ると、静止画メモリ614に入力信号の蓄積命
令を出力する。これにより静止画メモリ614は入力信
号を一時記憶する。
【0032】さらに、会議参加者504から、その静止
画の表示命令が上記と同様な経路を通ってコントローラ
605に入力されると、コントローラ605は静止画メ
モリ614に、その静止画データを出力する旨の命令コ
マンドを出力する。静止画メモリ614は、この命令コ
マンドを受け取ると、そのメモリ614に蓄積されてい
た静止画データを静止画処理回路613及びデータ処理
回路616に出力する。静止画処理回路613は、静止
画メモリ614から送られてきた静止画信号に描画デー
タ・コマンドキャラクタ信号発生回路618からのデー
タをスーパインポーズし、出力端子611を介してプロ
ジェクタ521に表示する。また、光送受信部515を
介して各会議参加者の端末装置にも送られて表示され
る。
【0033】またデータ処理回路616は静止画メモリ
614から送られてきた静止画データと、描画データ・
コマンドキャラクタ信号発生回路618からのデータと
を組み合わせてコーデック601に出力する。コーデッ
ク601は、このデータを上述した映像信号や音声信号
と多重化させてISDN回線に出力する。他のテレビ会
議システムでは、そのデータ信号を静止画情報と、描画
データ・コマンドキャラクタ信号とに分離し、プロジェ
クタ521に出力されている画像情報と同一の映像を相
手側のテレビ会議システムのプロジェクタに出力する。
そこで、例えば会議参加者505が、その一部分の所の
拡大表示を希望する場合には、端末装置510に表示さ
れている静止画の内の拡大したい部分をペン544で指
示する。これにより、そのペン544で指示された位置
情報が端末装置510から送信され、本体506の光送
受信部515で受信される。こうして上述と同様に、そ
の命令コマンドと描画データがコントローラ605に送
られ、コントローラ605はその描画データを描画デー
タ・コマンドキャラクタ信号発生回路618に追加表示
するべく出力する。描画データ・コマンドキャラクタ信
号発生回路618は、会議参加者505が描いたと同様
の描画データを静止画処理回路613に出力することに
より、そのデータが書き加えられてプロジェクタ521
に表示される。このようにして会議参加者505は資料
の拡大表示を行い、上述と同様に静止画の一時記憶及び
表示を行なう。 [多重信号の説明]図5及び図6は、本実施例のテレビ
会議システムにおける光信号の周波数帯域を説明する図
である。
【0034】この実施例では、光信号の低周波領域を双
方向の音声信号の搬送に用い、その中の最も低い周波数
領域を本体506から各端末装置へ音声信号を送出する
帯域に当てている。同様に、中間周波数帯域を双方向の
データ信号のやり取りに割り当てており、音声信号の場
合と同様に、その帯域の最も低い周波数帯域を本体50
6から各端末装置へのデータ信号の周波数帯域に割り当
てている。そして、そのデータ信号のフラグ(図7の送
信先指定信号)の設定により、全ての端末装置への送信
であるか、或は特定の端末装置への送信であるかを各端
末装置が識別でき、この識別に応じて各端末装置が受信
処理を行っている。
【0035】図5は、各端末装置がそれぞれ異なる周波
数帯域で音声信号とコマンド信号を送受信する場合を示
している。650は音声信号の変調周波数帯域を示し、
651はコマンド信号の変調周波数帯域を示している。
更に、652は映像信号の変調周波数帯域を示し、65
3は拡張データの変調信号の周波数帯域を示している。
【0036】また図6は他の変調信号の周波数帯域を示
す図で、例えば660は本体506より各端末装置に送
信される音声信号の周波数帯域を示し、661は各端末
装置から本体506に送信される音声信号の変調周波数
帯域を示している。同様に、662は本体506より各
端末装置へ送信されるコマンド信号の変調周波数帯域を
示している。この場合は、本体506では、時分割で各
信号を取り込んで、どの端末装置からの信号を受信した
かを検出して受信処理を行っている。さらに、664
は、映像信号の変調周波数帯域を示し、665は拡張デ
ータの変調信号の周波数帯域を示している。なお、本実
施例では図5或は図6で示された内、いずれの方式が使
用されても良い。
【0037】図7は、そのデータ信号のデータ形式を示
す図である。
【0038】図7において、701は同期信号を示し、
702はデータの開始を示すスタートフラグを示してい
る。703は送信先を指示する送信先指定信号、704
はコマンドの種類を示すコマンド信号、705はデータ
信号である。706は、このデータ信号の終わりを示す
エンドフラグである。 [端末装置と本体506との間の送受信処理例1]図5
の場合は、各会議参加者の端末装置から本体506への
送信信号(音声信号、コマンド信号)は、それぞれ変調
周波数が異なるので、本体506はそれぞれの端末装置
からの信号を復調し、その中から信号が検出された端末
装置よりの信号を受取って処理してゆく。 [端末装置と本体506との間の送受信処理例2]図6
の場合は、本体506は、各会議者端末装置に対して順
次、会議者の氏名信号(リクエスト信号)を出力し、各
端末装置はその時点で送るべきデータの有無と、データ
がある場合はそのデータを、ある決められた時間内に本
体506に送り返す。
【0039】上記いずれの場合においても、本体506
側では、各端末装置より送られてきた信号を端末装置に
対応付けて処理し、もし受信したデータがペン544を
用いて入力された描画データであれば、静止画にその描
画データを書き加える。一方、カメラ516,517の
向きやズーム等の操作を指示する信号であれば、その信
号に従ってカメラ516,517や雲台の制御信号を、
図示しないカメラ・雲台コントローラに出力する。 [端末装置の説明]図8は本実施例のテレビ会議システ
ムにおける会議参加者の端末装置(例えば507)の構
成を示すブロック図である。
【0040】図8において、100は光信号を本体50
6に送信する送信部、200は本体506よりの光信号
を受信する受信部である。デジタイザ101と液晶表示
部201とで前述の表示・描画部543画構成されてい
る。511はマイクロフォン、103はデジタイザ10
1及び後述する液晶表示部201を制御する液晶/デジ
タイザコントローラである。110はデジタイザ101
から入力されたデジタイザの表示モードやポインティン
グ位置情報が入力される入力端子、111はマイクロフ
ォン511で集音された音声信号が入力される音声入力
端子である。120は入力端子110に入力されたデジ
タイザ(座標)情報を変調するデータ信号変調回路、1
30は会議出席者の発言情報である音声信号を変調する
音声信号変調回路である。140は信号多重回路で、デ
ータ信号変調回路120の出力信号と音声信号変調回路
130の出力信号とを予め定められた比で周波数多重し
ている。この信号多重回路140の構成は図9を参照し
て後述する。150はLEDドライバで、信号多重回路
140の出力信号を増幅し、その信号に基づいてLED
160を駆動している。160はLEDで、このLED
160より発光された光が、前述した光信号送出部54
1を通って本体506に送られる。
【0041】次に、端末装置の受信部200の構成を説
明する。
【0042】201は液晶表示部で、液晶/デジタイザ
コントローラ103から出力される映像信号を表示す
る。202はヘッドホーンで、音声出力端子290から
出力される音声を再生する。210はフォトダイオード
で、前述した光信号受信部542内に設けられ、テレビ
会議システム本体506に接続されている光送受信部5
15からの光信号を受信する。220は信号検出回路
で、フォトダイオード210からの信号を増幅して検出
している。230は信号分離回路で、信号検出回路22
0の出力信号から周波数多重された映像信号,音声信号
及びデータ信号それぞれの信号を周波数分離している。
この信号分離回路230の構成は図10を参照して後述
する。
【0043】240は映像信号復調回路で、信号分離回
路230から出力された変調映像信号を復調する。25
0は音声信号復調回路で、信号分離回路230から出力
された変調音声信号を復調する。260はデータ信号復
調回路で、信号分離回路230から出力された変調デー
タ信号を復調する。270は映像信号復調回路240で
復調された映像信号を液晶表示部201に出力する液晶
ドライバ、280は音声復調回路250から出力される
復調音声信号によりヘッドホーン202等を駆動するス
ピーカ/イヤホーンドライバである。290はデータ復
調回路260の出力データ信号を、液晶表示部201へ
の出力フォーマットに合致した信号に変換するインター
フェース回路である。290はスピーカ/インホーンド
ライバ280よりの信号を出力する音声信号出力端子、
291は液晶ドライバ270よりの信号を出力する映像
信号出力端子、292はインターフェース回路290よ
りの信号を液晶/デジタイザコントローラ103に出力
するデータ信号出力端子である。
【0044】図9は本実施例の端末装置の信号多重回路
140の構成を示すブロック図である。
【0045】マイクロフォン511から集音された音声
信号710、及びデジタイザ101を使用して入力され
たデータ信号711は、それぞれ可変周波数発振器71
2,713で、予め定められた周波数を中心に所定の周
波数変移で変調される。それら各発振器よりの出力信号
に一定周波数(例えば9.1MHz)の発振器714か
ら出力されるクロック信号を、掛算器715,716に
より掛け合わせて周波数シフトを行う。こうして周波数
シフトされた信号のそれぞれは、帯域通過フィルタ(B
PF)717,718を通して、必要な周波数帯域のみ
が取り出され、加算器719により加算されてLEDド
ライバ150に出力される。
【0046】次に図10を参照して、会議参加者の端末
装置の信号分離回路230について説明する。
【0047】本体506の光送受信部515から送られ
てくる光信号は、フォトダイオード210で受信されて
信号検出回路220で信号が検出され、この信号分離回
路230に入力される。この受信した光信号は増幅器7
20で増幅された後、映像信号、データ信号及び音声信
号のそれぞれ周波数帯域に対応した帯域通過フィルタ7
21〜723を用いて、それぞれの周波数帯域の信号が
取り出される。こうして映像信号、データ信号及び音声
信号に分離された各信号は、それぞれ各信号に対応した
復調回路に入力されて復調される。
【0048】このように、本体506の光送受信部51
5から送られてくる光信号の周波数帯域は全て一定であ
るため、映像信号、データ信号及び音声信号のそれぞれ
信号帯域に対応した帯域通過フィルタを721〜723
を用いてそれぞれの周波数帯域の信号を取り出し、その
後段の復調回路240,250,260に出力してい
る。
【0049】図11の(A)及び(B)は、本実施例に
おけるテレビ会議システム本体506の光送受信部51
5の構成を示すブロック図で、図11(A)は、送信部
の構成を示し、図11(B)は受信部の構成を示してい
る。
【0050】図11(A)において、300は送信部、
310はテレビ会議システム本体506から出力され、
端末装置の液晶表示部201に表示する映像信号が入力
される映像信号入力端子、311はテレビ会議システム
本体506から出力され、ヘッドホーン202に出力さ
れる音声信号が入力される音声信号入力端子、312は
テレビ会議システム本体506から出力され、液晶/デ
ジタイザコントローラ103に入力されるデータ信号が
入力されるデータ信号入力端子である。320は液晶表
示部201に表示する画像信号を変調する映像信号変調
回路、330は入力端子311から入力された音声信号
を変調する音声変調回路、340はデータ信号入力端子
312から入力されたデータ信号を変調するデータ信号
変調回路である。350は信号多重回路で、画像信号変
調回路320の出力信号,音声変調回路330の出力信
号及びデータ信号変調回路340の出力信号を予め定め
られた比で周波数多重している。360はLEDドライ
バで、信号多重回路350の出力信号に基づいてLED
370を駆動し、光信号として出力している。尚、この
信号多重回路350の構成は、図12を参照して後述す
る。
【0051】図12において、730は一定の周波数の
信号を出力する発振器、731〜733のそれぞれは掛
算器で、それぞれ変調された映像信号、音声信号、或は
データ信号に所定の周波数を掛けて周波数シフトを行っ
ている。こうして周波数シフトされた信号のそれぞれ
は、帯域フィルタ734〜736の内の対応するフィル
タを通った後、加算器737に入力されて加算されて多
重化された信号として出力される。
【0052】図11(B)は本体506の光送受信部5
15の受信部400の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0053】410はフォトダイオードで、会議参加者
用の端末装置の送信部100より送信される光信号を受
信し、端末装置よりの光信号を検知すると信号検出回路
420に電気信号を出力する。信号検出回路420は、
フォトダイオード410からの電気信号を入力して検出
し、その検出した信号を信号分離回路430に出力す
る。信号分離回路430は、信号検出回路420よりの
周波数多重信号からデータ信号、音声信号のそれぞれを
周波数分割により抽出する。音声信号復調回路440
は、信号分離回路430から出力された変調音声信号を
復調して音声信号を出力する。データ信号復調回路45
0は、信号分離回路430から出力された変調データ信
号を復調してデータ信号を出力する。音声信号出力回路
460は、音声信号復調回路440から出力される復調
音声信号を、出力端子492を介して本体506に出力
している。この音声信号は、本体506で処理されてス
ピーカ518,519デ出力されたり、或はコーデック
601を通してISDN回線を介して他の会議システム
に送られる。インターフェース回路470は、データ信
号復調回路450で復調されたデータ信号を、出力端子
490を介して本体506に出力している。
【0054】図13は実施例の音声信号復調回路440
の構成を示すブロック図である。
【0055】信号分離回路430で得られた音声信号は
増幅器740で増幅された後、掛算器741〜743に
入力され、発振器744〜746よりのそれぞれ異なる
周波数の信号と掛け算(周波数シフト)される。この掛
け合わされる信号の周波数は、各会議参加者の端末装置
で掛け合わされた一定周波数(例えば図9の9.1MH
z)に対応しており、次段の帯域通過フィルタ747〜
749は全て同じ周波数帯域を通す帯域通過フィルタで
ある。744〜746はそれぞれ異なる周波数の信号を
出力する一定周波数の発振器、帯域フィルタ747〜7
49は、それぞれ所定の周波数帯域の信号を取り出すの
に使用されている。こうして帯域フィルタを通過した信
号は復調器750〜752のそれぞれに入力されて復調
された後、加算回路753で加算されて出力される。
【0056】つまり音声信号の場合では、ある端末装置
の可変周波数発振器712(図9参照)では、音声信号
を10MHzを中心に20kHzの範囲で変調してお
り、一定周波数発振器714の周波数を9.1MHzと
すると、後段の帯域通過フィルタ717では、周波数が
19.1MHzの信号と0.9MHzの信号のうち、
0.9MHzの信号を通過させて出力する。よって、光
送受信部515の音声信号復調回路440では、掛算器
741〜743のそれぞれで、複数の一定周波数の発振
器744〜746のそれぞれから入力される信号の内、
周波数が9.1MHzの信号と掛け合わされて出力され
る10MHzの信号が、帯域フィルタ747〜749の
いずれかにより選択、通過されて、次段の復調器に送ら
れて復調される。
【0057】このように音声信号復調回路440は、各
端末装置がそれぞれ異なる周波数の信号を出力する場合
に対応しており、掛算器と発振器はそれぞれ端末装置の
数に対応する個数分設けられている。これにより、各端
末装置よりそれぞれ異なる周波数の光信号が出力されて
も、いずれかの帯域フィルタを通して変調信号が後段の
復調器に入力され、その復調器で復調されて音声信号に
変換される。こうして復調された音声信号は、音声加算
回路753を通して音声信号出力回路460に出力され
る。
【0058】図14はデータ信号復調回路450の構成
を示すブロック図で、この回路の基本構成は図13の音
声信号復調回路440の構成と同様で、このデータ信号
復調回路450の場合も同様に、端末装置の個数に対応
する数の掛算器及び発振器が設けられ、帯域フィルタを
通過した信号が後段の復調器で復調されてデータ処理回
路750を通してインターフェース回路470に出力さ
れる。
【0059】次に、以上の構成に基づく会議システムの
動作について説明する。
【0060】まずテレビ会議システム本体506の電源
が入力されると、この本体506から、プロジェクタ5
21に表示される映像信号を端子611を通してプロジ
ェクタ521に出力して表示するとともに、光送受信部
515の映像信号入力端子310に入力される。この入
力された映像信号は、映像信号変調回路320で変調さ
れ、信号多重回路350を通ってLEDドライバ360
で増幅される。LED370は、LEDドライバ360
により駆動され、映像信号を光信号に変換して会議参加
者の光受信部200に送られる。この送信された光信号
は、光受信部200のフォトダイオード210で検知さ
れて受信され、受信された信号は信号検出回路220で
増幅されて信号分離回路230に送られる。そして、こ
の信号分離回路230で、映像信号とデータ信号及び音
声信号に分離される。この内、映像信号は映像信号復調
回路240に送られて復調され、液晶ドライバ270に
出力される。これにより液晶ドライバ270は、受け取
った映像信号を液晶表示部201に出力し、液晶表示部
201は受け取った映像信号を表示する。
【0061】会議参加者者は、端末装置の液晶表示部2
01に表示された画面を見ながら、例えば、会議を行う
相手先を指示したい場合は、テレビ会議の相手リストの
表示をペン544で指示して他の会議室と接続する。こ
の場合、会議参加者者がデジタイザ101で指示した位
置情報は、端末装置の送信部100のデータ入力端子1
10に入力され、データ信号変調回路120で変調され
た後、信号多重回路140を通ってLEDドライバ15
0に送られる。LEDドライバ150は、この信号を増
幅してLED160を駆動して光信号に変換し、テレビ
会議システム本体506の受信部400に、変調した位
置情報が送られる。
【0062】テレビ会議システム本体506の受信部4
00では、フォトダイオード410により、端末装置か
ら送られてきた光信号を受信すると、受信信号を信号検
出回路420に送って増幅する。この増幅された信号は
信号分離回路430でデータ信号成分が分離され、デー
タ信号復調回路450へ送られる。こうして復調された
データ信号は、インターフェース回路470を介して本
体506のデータ信号ドライバ619に送られる。これ
により会議システム本体506は、画面に表示している
画像情報と、端末装置においてペン544で指示された
位置情報から、テレビ会議を行う相手端末のリストデー
タをデータ蓄積部から読み出して映像化し、プロジェク
タ521及び映像入力端子310に出力する。
【0063】この端子310に出力される映像信号は、
前述と同様の経路を通って各端末装置の液晶表示部20
1に表示される。これにより、会議参加者は液晶表示部
201に表示されている中の、接続しようとする相手側
をペン544で指示する。このペン544で指示された
位置情報は、前述と同様の経路を通ってテレビ会議シス
テム本体506に送られる。テレビ会議システム本体5
06は、こうして選択された相手側のテレビ会議システ
ムに回線を接続する。こうして回線が接続されると、相
手局からの音声はテレビ会議システム本体506のコー
デック601、音声信号出力回路622を通して光送受
信部515の入力端子311に入力され、音声変調回路
330を通って信号多重回路350に送られる。信号多
重回路350では、前述のテレビ会議システム本体50
6から送られるプロジェクタ521への映像信号と、こ
の変調音声信号とを周波数多重してLEDドライバ36
0に出力する。LEDドライバ360はこの多重信号を
増幅してLED370を点灯させる。こうしてLED3
70は、この多重信号を光信号に変換して出力する。
【0064】こうして変調された光信号は端末装置の受
信部200のフォトダイオード210に送られ、信号検
出回路220で検出されて増幅される。信号分離回路2
30で分離された映像信号は映像信号復調回路240に
送られ、また音声信号は音声信号復調回路250に送ら
れ、それぞれ復調される。こうして復調された映像信号
は液晶ドライバ270に送られて液晶表示部201に表
示される。一方、復調された音声信号は、スピーカ/イ
ヤホーンドライバ280に送られ、ヘッドホーン202
で音声信号に変換される。
【0065】尚、本実施例ではデジタイザ101は、各
端末装置に固定的に設けられるように説明したが本発明
はこれに限定されるものでなく、各デジタイザからそれ
ぞれ異なる周波数の光信号を出力することにより、デジ
タイザと端末装置或は本体506のそれぞれとをケーブ
ルにより接続することなく、複数のデジタイザを用いて
テレビ会議を行うことができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声,映像データ等をケーブルを使わずに本体部と端末装
置間で送受信できるため、テレビ会議システム等に用い
た場合に、出席者の人数の増減で本体部,端末装置のレ
イアウトが変更されても、ケーブルの這いまわし等を考
慮すること無くレイアウトの変更を容易に行える。
【0067】また本発明によれば、ケーブル等の接続部
材を無くして、通信装置同士の接続レイアウトの自由度
を向上できる。
【0068】本発明によれば、各種信号を周波数多重し
た光信号を用いて送受信できる効果がある。
【0069】また本発明によれば、少なくとも音声信号
を含む各種信号を周波数多重した光信号を用いて送受信
できる効果がある。
【0070】また本発明によれば、少なくとも音声信
号、映像信号を周波数多重した光信号を送信し、またこ
のように周波数多重された光信号を受信して各信号成分
に分離して受信できる。
【0071】更に本発明によれば、会議参加者により使
用される端末装置と会議システム本体装置との間で光信
号を用いてデータの送受信を行うことができる。
【0072】また本発明によれば、音声信号又は映像信
号と他のデータ信号とを周波数多重した光信号を使用し
て、会議参加者用の端末装置と本体装置との間でデータ
を送受信できる効果がある。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のテレビ会議システムの構成を示す図
である。
【図2】本実施例の本体の光送受信部の概観図である。
【図3】本実施例の会議システムの端末装置の概観斜視
図である。
【図4】本実施例のテレビ会議システム本体の構成を示
すブロック図である。
【図5】本実施例のテレビ会議システムで使用される光
信号の周波数帯域を説明する図である。
【図6】本実施例のテレビ会議システムで使用される光
信号の周波数帯域他の一例を説明する図である。
【図7】データ信号のデータフォーマットの一例を示す
図である。
【図8】本実施例のテレビ会議システムで使用される端
末装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本実施例の端末装置の信号多重回路の構成を示
すブロック図である。
【図10】本実施例の端末装置の信号分離回路の構成を
示すブロック図である。
【図11】本実施例のテレビ会議システムの本体の送信
部(A)及び受信部(B)の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】本実施例の本体の送信部の信号多重回路の構
成を示すブロック図である。
【図13】本実施例の本体の受信部の音声信号復調回路
の構成を示すブロック図である。
【図14】本実施例の本体の受信部のデータ信号復調回
路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 デジタイザ 120,340 データ信号変調回路 130,330 音声信号変調回路 140,350 信号多重回路 201 液晶 220,420 信号検出回路 230,430 信号分離回路 506 会議システム本体 507〜510 会議参加者用端末装置 511〜514 マイクロフォン 515 光送受信部 516,517 カメラ 518,519 スピーカ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響信号を入力して電気信号に変換する
    音響入力手段と、 データを入力して対応するデータ信号を発生するデータ
    入力手段と、 前記音響入力手段より出力される電気信号を変調する第
    1の変調手段と、 前記データ信号を変調する第2の変調手段と、 前記第1と第2の変調手段により変調された信号を周波
    数多重する多重化手段と、 前記多重化手段により周波数多重された信号に基づいて
    光信号を出力する発光手段と、を有することを特徴とす
    る光通信装置。
  2. 【請求項2】 前記データ入力手段は表示部と、該表示
    部上に載置されたほぼ透明の座標入力面を有する座標入
    力部を有し、前記座標入力面上で指示された座標情報に
    基づくデータ信号を発生することを特徴とする請求項1
    に記載の光通信装置。
  3. 【請求項3】 周波数多重された光信号を受信する受信
    手段と、 前記受信手段により受信された光信号よりそれぞれ異な
    る周波数帯域の信号を分離する信号分離手段と、 前記信号分離手段により分離された各信号を復調する復
    調手段と、前記復調手段により復調された信号に基づい
    てデータを出力する出力手段と、を有することを特徴と
    する光通信装置。
  4. 【請求項4】 前記光信号は少なくとも映像信号成分を
    含み、前記信号分離手段は映像信号成分を分離し、前記
    復調手段は前記映像信号成分を映像信号に変換すること
    を特徴とする請求項3に記載の光通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の光通信装置であって、
    前記光信号は少なくとも音声信号成分を含み、前記信号
    分離手段は音声信号成分を分離し、前記復調手段は前記
    音声信号成分を音声信号に変換することを特徴とする請
    求項3に記載の光通信装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は前記映像信号に基づく画
    像を表示する表示器を含むことを特徴とする請求項4に
    記載の光通信装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は前記音声信号に基づく音
    声を出力する電気−音響変換器を含むことを特徴とする
    請求項5に記載の光通信装置。
  8. 【請求項8】 音響信号を入力して電気信号に変換する
    音響入力手段と、 データを入力して対応するデータ信号を発生するデータ
    入力手段と、 前記音響入力手段より出力される電気信号を変調する第
    1の変調手段と、 前記データ信号を変調する第2の変調手段と、 前記第1と第2の変調手段により変調された信号を周波
    数多重する多重化手段と、 前記多重化手段により周波数多重された信号に基づいて
    光信号を出力する発光手段と、 周波数多重された光信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された光信号よりそれぞれ異な
    る周波数帯域の信号を分離する信号分離手段と、 前記信号分離手段により分離された各信号を復調する復
    調手段と、前記復調手段により復調された信号に基づい
    てデータを出力する出力手段と、を有することを特徴と
    する光通信装置。
  9. 【請求項9】 前記データ入力手段は表示部と、該表示
    部上に載置されたほぼ透明の座標入力面を有する座標入
    力部を有し、前記座標入力面上で指示された座標情報に
    基づくデータ信号を発生することを特徴とする請求項8
    に記載の光通信装置。
  10. 【請求項10】 前記光信号は少なくとも映像信号成分
    を含み、前記信号分離手段は映像信号成分を分離し、前
    記復調手段は前記映像信号成分を映像信号に変換するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の光通信装置。
  11. 【請求項11】 前記光信号は少なくとも音声信号成分
    を含み、前記信号分離手段は音声信号成分を分離し、前
    記復調手段は前記音声信号成分を音声信号に変換するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の光通信装置。
  12. 【請求項12】 会議参加者用の端末装置と会議システ
    ム本体装置とを備えた会議システムであって、 前記端末装置は、音声信号を入力する入力手段と、前記
    入力手段より入力された音声信号を含む複数種類の信号
    を周波数多重した電気信号を出力する第1の信号多重手
    段と、前記第1の信号多重手段により周波数多重された
    信号を光信号に変換する第1の発光手段と、前記会議シ
    ステム本体装置より送信される周波数多重された光信号
    を受信する第1の受光手段と、前記第1の受光手段によ
    り受光された光信号から少なくとも音声信号を分離する
    第1の信号分離手段と、前記第1の信号分離手段により
    分離された音声信号に基づいて音声を出力する音声出力
    手段とを有し、 前記本体装置は、前記端末装置の発光手段からの光信号
    を受ける第2の受光手段と、前記第2の受光手段より出
    力される信号から少なくとも音声信号を含む信号を分離
    する第2の信号分離手段と、少なくとも音声信号を含む
    複数種類の信号を周波数多重する第2の信号多重手段
    と、前記第2の信号多重手段の出力を光信号に変換し前
    記端末装置に送信する第2の発光手段とを有することを
    特徴とする会議システム。
  13. 【請求項13】 前記端末装置は更に映像信号を入力す
    る映像信号入力手段を有し、前記第1の信号多重手段は
    前記映像信号を周波数多重し、前記第1の受光手段は受
    光した光信号から映像信号を分離し、前記映像信号に基
    づく表示を行う表示器を有することを特徴とする請求項
    12に記載の会議システム。
  14. 【請求項14】 前記本体装置の第2の信号分離手段
    は、前記映像信号を分離して抽出するとともに、前記映
    像信号に基づく表示を行う表示手段を更に有することを
    特徴とする請求項12に記載の会議システム。
  15. 【請求項15】 前記端末装置は更に前記入力手段より
    入力された音声信号を変調する変調手段を有し、前記第
    1の信号多重手段は変調された信号を周波数多重するこ
    とを特徴とする請求項12に記載の会議システム。
  16. 【請求項16】 前記本体装置は前記第2の信号分離手
    段により分離された信号のそれぞれを復調する復調手段
    を更に有することを特徴とする請求項12に記載の会議
    システム。
  17. 【請求項17】 前記本体装置は更に通信回線を通し
    て、遠隔の会議システムとの間で各種信号を送受信する
    手段を備えることを特徴とする請求項12に記載の会議
    システム。
  18. 【請求項18】 前記端末装置は表示部と、該表示部上
    に載置されたほぼ透明の座標入力面を有する座標入力部
    とを有し、前記座標入力面上で指示された座標情報に基
    づく座標データ信号を発生する座標入力手段を更に有
    し、前記第1の信号多重手段は前記座標入力手段から入
    力された前記座標データ信号を他の信号に周波数多重す
    るとともに、 前記本体装置の前記第2の信号分離手段は受信した光信
    号から座標データ信号を分離し、当該分離された座標デ
    ータ信号に基づいて画像信号を発生する画像信号発生手
    段と、前記画像信号に基づいて画像を表示する表示手段
    を更に有することを特徴とする請求項12に記載の会議
    システム。
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