JPH07113986B2 - 紙幣入出金機におけるスタッカ機構 - Google Patents

紙幣入出金機におけるスタッカ機構

Info

Publication number
JPH07113986B2
JPH07113986B2 JP1196021A JP19602189A JPH07113986B2 JP H07113986 B2 JPH07113986 B2 JP H07113986B2 JP 1196021 A JP1196021 A JP 1196021A JP 19602189 A JP19602189 A JP 19602189A JP H07113986 B2 JPH07113986 B2 JP H07113986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stacker
deposit
link
withdrawal
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1196021A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0359792A (ja
Inventor
広一 五井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP1196021A priority Critical patent/JPH07113986B2/ja
Publication of JPH0359792A publication Critical patent/JPH0359792A/ja
Publication of JPH07113986B2 publication Critical patent/JPH07113986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、紙幣の出金機能、入金機能の2つの機能を
有する循環式紙幣入出金機において、スタッカをスタッ
カキャリアである引出し機構にロックするための構造に
関する。
「従来の技術とその課題」 従来、この種の紙幣入出金機としては、特開昭60−1002
82号公報に示すものが知られている。
この紙幣入出金機は、出金紙幣あるいは入金紙幣を収納
するスタッカと、該スタッカを装填し、かつ機体に対し
て引き出し自在に設けられた庫体(引出し機構)とを有
するものであって、該庫体には、該庫体が機外に引き出
された状態でスタッカの装填及び取り外し作業が行われ
るようになっている。
ところで、上記のように構成された紙幣入出金機では、
庫体に装填したスタッカが、該庫体に対して載置されて
いるだけであるので、該スタッカを機体内にセットした
状態で、該スタッカからの紙幣の出金処理、該スタッカ
への紙幣の入金処理を行った場合に、該スタッカが振動
して紙幣の繰り出し動作等に支障を来す虞があった。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであっ
て、スタッカを引出し機構(庫体)に装填した状態で、
該スタッカを引出し機構に対してロックすることがで
き、かつこのロックを簡易に行わせることができる紙幣
入出金機におけるスタッカ機構の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、紙幣が収納されるスタッカ
と、該スタッカが装填されるとともに、装填されたスタ
ッカを装置本体に対して押し込み可能、装置本体から引
き出し可能に支持する引出し機構とを有する紙幣入出金
機におけるスタッカ機構において、前記スタッカ側に、
転倒される転倒位置と、直立されて操作者による把持が
可能な直立位置との間を回動する取っ手と、この取っ手
の基端部にその一端部が設けられ、かつ、該取っ手の回
動動作に応じて、その他端部に設けられたフック部が回
動動作するリンク機構とを備え、また、前記引出し機構
側に、前記取っ手の転倒時に、前記リンク機構のフック
部に係合される係合部材を備えるようにしている。
「作用」 この発明によれば、スタッカを引出し機構に装填した状
態で、該スタッカの取っ手を転倒させた場合に、リンク
機構の他端部に設けられたフック部が回動して、引出し
機構側の係合部材に係合する。
「実施例」 本発明の一実施例を第1図〜第7図を参照して説明す
る。
まず、本実施例の循環式紙幣入出金機に係るスタッカの
概略構成について簡単に説明すると、 このスタッカは、入金紙幣を出金紙幣として再利用可能
な状態に集積収納する循環式の入出金スタッカ1(概略
は第1図及び第2図参照)と、入金紙幣と出金紙幣とを
個別にそれぞれ集積収納する非循環式の入金スタッカ2
(概略は第3図及び第5図参照)とから構成されたもの
であって、いずれのスタッカ1・2も、スタッカキャリ
アである引出し機構(ピン(25)、開閉リンク(74)等
を有する;一部のみ図示)にセットされた状態で、装置
本体に対して押し込み(押し込む方向;矢印(イ)方
向)、引き出し(引き出す方向;矢印(ロ)方向)がな
されるようになっている。
前記入出金スタッカ1は、特願平1−32226号に適用さ
れる入出金スタッカと同様、その収納空間に使用頻度の
高い千券、万券が貯留されるものであって、紙幣が受け
入れられる上部開口1Aに、開閉自在な上部スライドカバ
ー3(後述する)が設けられ、該紙幣が繰り出される下
部開口1Bと前記上部開口1Aとの間に昇降可能なエレベー
タ4(後述する)が設けられ、更に、中間高さ位置に、
紙幣の収納空間内に出入自在なビルプレッシャー5(後
述する)が設けられるものである。なお、前記エレベー
タ4の上面には、上部開口1Aから投入された紙幣が載置
され、この入金紙幣が出金紙幣として再利用されるよう
になっている。
前記入金スタッカ2は、特願平1−32226号に適当され
る入金スタッカと同様、その収納空間である出金部2Aに
使用頻度の低い五千券を収納し、また、この出金部2Aと
別個に設けられた入金部2Bに、入出金スタッカ1に収納
できないオーバーフロー紙幣(千券、万券)及び五千券
などを収納させるものである。また、この入金スタッカ
2には、前記入出金スタッカ1と同様、紙幣が受け入れ
られる上部開口2Cに開閉自在な上部スライドカバー3
(後述する)が設けられ、紙幣が繰り出される下部開口
2Dと前記上部開口2Cとの間に昇降可能な仕切り板6(後
述する)が設けられている。
なお、前記仕切り板6は、紙幣の収納空間を区分するこ
とで、その下方に前記出金部2Aを形成し、その上方に前
記入金部2Bを形成するものである。
以下、前記入出金スタッカ1、入金スタッカ2の有する
機構を項目(一)〜(八)毎に説明する。
(一)上部スライドカバーのロック機構;取っ手が引き
起こされている(直立されている)、かつスタッカ1・
2が引出し機構から取り外されている状態において上部
スライドカバー3を閉状態にロックし、また、スタッカ
1・2が引出し機構に装填され、かつ取っ手が倒されて
いる(転倒されている)状態において上部スライドカバ
ー3のロックを解除する機構。
(二)スタッカのロック機構;引出し機構にスタッカ1
・2が装填され、かつ該スタッカ1・2の取っ手が倒さ
れている状態において、該スタッカ1・2を引出し機構
にロックする機構(本発明に対応する)。
(三)エレベータアップ機構;取っ手が引き起こされて
いる状態において、スタッカ1・2の紙幣繰り出し口で
ある下部開口を閉鎖する機構。
(四)取っ手ロック機構;スタッカが引出し機構から取
り外されている場合に、取っ手を直立状態にロックする
機構。
(五)入出金スタッカのビルプレッシャー機構;出金処
理の際に入出金スタッカ1内の紙幣を一定の圧力で押圧
する機構。
(六)入出金スタッカのビルプレッシャー機構への動力
伝達機構;前記(五)のビルプレッシャー機構を動作さ
せるための機構。
(七)入金スタッカのエレベータ位置検知機構;入金ス
タッカ2の仕切り板6が出金紙幣の上面を押圧したこと
を検知する機構。
(八)上部スライドカバーの開閉機構;引出し機構を装
置本体に押し込む際に、引出し機構に装填したスタッカ
の上部スライドカバー3を一括して開放させる、また、
引出し機構を装置本体から引き出す際に、前記上部スラ
イドカバー3を一括して閉鎖させる機構。
なお、上記機構の内、(一)(二)(三)(四)(八)
については入出金スライド1、入金スタッカ2について
共通の構成である。
以下、上記機構(一)〜(八)について詳細に説明す
る。なお、以下の説明において構成を共通とする箇所に
同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
(一)上部スライドカバー3のロック機構について説明
する(第1図〜第7図参照)。
上部スライドカバー3は、入出金スタッカ1及び入金ス
タッカ2の上部開口1A・2C付近にそれぞれ設けられ、か
つ上側スライドカバー7と下側スライドカバー8とから
なる二分割体であって、上側のスライドカバー7の側面
には一対のガイドピン9・9が固定されている。
このガイドピン9・9はスタッカ1・2の外方に向けて
突出するように、かつ、下側スライドカバー8及びスタ
ッカ1・2本体に水平に形成された長孔8A及び1C・2Eを
各々貫通するように配置されたものである。そして、こ
のようなガイドピン9・9の配置により、上側スライド
カバー7と下側スライドカバー8とが、スタッカ1・2
本体に対して水平方向でる矢印(イ)−(ロ)方向に相
対移動するようになっている。
また、前記ガイドピン9の端部には係合部材10が固定さ
れ、前記スタッカ1・2本体側には、係合部材10にその
先端部が係合される規制片11、該規制片11を動作させる
取っ手12がそれぞれ設けられている。
前記係合部材10は、前記ガイドピン9と一体に移動する
ものである。また、前記規制片11は、前記スタッカ1・
2本体に設けられた水平軸11Aを中心として回転自在に
支持されたものであって、その後部には前記規制片11を
矢印(ハ)方向に付勢する引張バネ13が設けられ、ま
た、その下部には、解除ピン14(後述する)に当接する
突出部11Bが、該規制片11と一体に設けられている。
前記取っ手12は、スタッカ1・2本体に設けられた水平
軸12Aを中心に回転する回転板15に、その基端部が固定
され、かつその先端部が外方に向けて突出した構成にな
っており、水平軸12Aを中心として直立位置(第1図、
第2図等参照)と転倒位置(第8図参照)との間を回動
するようになっている。
また、前記回転板15に、内側に向けて突出して、前記取
っ手12の転倒時に、前記規制片11の突出部11Bを矢印
(ニ)方向に押圧する解除ピン14が設けられている。
以上のように構成された上部スライドカバー3のロック
機構の動作について第6図を参照して説明する。
取っ手12が引き起こされた状態では、規制片11の矢
印(ハ)方向への付勢によって規制片11と係合部材10と
が係合された状態となり(実線で示す状態)、上部スラ
イドカバー3が、閉鎖状態でロックされることになる。
取っ手12が倒された状態(矢印(ハ)方向に回転さ
せた状態)では、該取っ手12に連動して回転する解除ピ
ン14が、規制片11を矢印(ニ)方向に押圧することにな
り(一点鎖線で示す状態)、これによって規制片11と係
合部材10との係合状態が解除され、上部スライドカバー
3は自由に開閉できる状態となる。
なお、前記スタッカ1・2を引出し機構に装填した状態
で、該引出し機構を装置本体に押し込んだ場合におい
て、例えばこのとき取っ手12が引き起こされた状態にあ
る場合には、引出し機構の押込力によって取っ手12が装
置本体の壁部(図示略)に当接して、自動的に倒される
ことになり、前述したの動作を自動的に行うことが可
能となる。
また、このように取っ手12を自動転倒させることに限定
されず、操作者がこの取っ手12を手で人為的に転倒させ
て、上部スライドカバー3のロックを解除するようにし
ても良い。
(二)入出金スタッカ1のロック機構(第1図〜第2
図、第8図、第10図)、入金スタッカ2のロック機構
(第3図〜第5図参照)について説明する。
前記回転板15の内側面にはリンク20が固定され、このリ
ンク20の先端部には、ピン21を介してリンク22の一端が
回動自在に設けられている。このリンク22は、スタッカ
1・2に上下方向に向けて掛け渡されたものであって、
このリンク22の他端部には、ピン23を介してロック部材
24が回動自在に連結されている。
このロック部材24は、スタッカ1・2本体に設けられた
水平軸24Aに回動自在に支持されたものであり、その周
面には、凹状のフック部24Bが形成されている。このフ
ック部24Bは、スタッカ1・2が引出し機構に装填され
たときに、該スタッカ1・2の凹部1D・2Fに、下方から
入り込んできた引出し機構側のピン25(係止部材)に係
合されるようになっている。
以上のように構成された入出金スタッカ1のロック機
構、入金スタッカ2のロック機構では、例えば第8図に
示すように、スタッカ1・2を引出し機構に装填した状
態で、取っ手12を矢印(ハ)方向に倒して回転板15とと
もにリンク20を同方向に回動させることによって、ピン
21、リンク22、ピン23を通じてロック部材24が水平軸24
Aを中心として矢印(ニ)方向に回転し、これによって
該ロック部材24のフック部24Bが、引出し機構側のピン2
5と係合し、スタッカを引出し機構に対してロックさせ
ることができる。
なお、前記取っ手12は、前項で説明したようにスタッカ
1・2を引出し機構に装填した状態で、操作者が人為的
に転倒させても良く、また、引出し機構の押し込み時
に、装置本体の壁部に当接させて自動転倒させても良
い。また、前述したリンク20、ピン21、リンク22、ピン
23、ロック部材24、水平軸24A、フック部24Bにより「特
許請求の範囲」に示すリンク機構が構成される。
(三)エレベータアップ機構。
(i)まず、入出金スタッカ1のエレベータアップ機構
について説明する(第1図、第2図、第8図)。
入出金スタッカ1の紙幣が収納される内部空間には、そ
の上面に紙幣が集積状態で載置されるエレベータ4が設
けられている。
このエレベータ4は、符号31・31で示すガイドローラ
が、スタッカ1の側面に上下方向に形成されたガイド溝
32内に摺動自在にはめ込まれることで昇降動作するもの
であって、上昇位置にある場合に入出金スタッカ1の上
部開口1Aから送られた紙幣がその上面に受け入れられ、
また、下降位置にある場合に、入出金スタッカ1の下部
開口1Bに対して、その上面に載置された紙幣が下側から
順次繰り出されるようになっている(なお、紙幣の繰り
出しは、集積紙幣の最下面に当接して該紙幣を下面側か
ら一枚ずつ下部開口に向けて繰り出す繰出ローラにより
行う)。
また、前記ガイドローラ31・31を支持する支持板33は、
前記エレベータ4を固定し、かつ駆動源(図示略)によ
り駆動される昇降ベルト34に連結されるものであって、
前記昇降ガイド34の動作をエレベータ4に対して伝達す
るようにしている。
また、前記支持板33の下端は、外方に折り曲げられて折
曲部33Aとなっており、この折曲部33Aは、前項で説明し
た、ピン23に設けられたローラ35に当接し、該ローラ35
により上方に押し上げられるようになっている。
以上のように構成された入出金スタッカ1のエレベータ
アップ機構では、取っ手12を起こして、回転板15ととも
にリンク20を矢印(ニ)方向に回転させることにより、
リンク22を通じてロック部材24が水平軸24Aを中心とし
て矢印(ハ)方向に回転し、これによってローラ35が上
昇して、折曲部33Aを介して支持板33をエレベータ4と
ともに押し上げる。
なお、前記取っ手12を回転させることにより押し上げら
れるエレベータ4の上昇範囲は、入出金スタッカ1の下
部開口1Bの高さ寸法に対応しており、前記エレベータ4
が完全に上昇した位置では、該エレベータ4が下部開口
1Bの上方に位置し、該エレベータ4上の紙幣が下部開口
1Bを通じて繰り出せないようになっている。
(ii)入金スタッカ2のエレベータアップ機構について
(第3図〜第5図参照)、 前記リンク22(「入金スタッカ2のロック機構」の項で
説明した)には、入金スタッカ2の後方へ向けて、該リ
ンク22と一体なリフトアーム22Aが設けられている。
一方、前記入金スタッカ2の下部には、出金用の紙幣が
その上面に載置される(その上面に、出金部2Aが形成さ
れる)底板36が設けられ、また、この底板36の上方に
は、入金紙幣がその上面に載置される(その上面に入金
部2Bが形成される)エレベータである仕切り板6が設け
られている。
前記底板36の側部には、同軸状にローラ37Aとガイドロ
ーラ37Bとを有し、該ガイドローラ37Bと上下に並列され
たガイドローラ37Cを有する支持板38が固定されてい
る。
前記ガイドローラ37B及びガイドローラ37Cは、上下方向
に延びる長孔39内に配置され、かつ、該長孔39の内面に
沿って摺動するものである。また、前記ローラ37Aは、
前記リフトアーム22Aに当接して該リフトアーム22Aによ
り上方に押し上げられるものであって、該リフトアーム
22Aの押し上げにより、前記支持板38とともに底板36を
長孔39に沿って上昇させるようにしている。
つまり、取っ手12が引き起こされた状態では、リンク22
とともにリフトアーム22Aが上昇して、ローラ37Aが引き
上げられた状態となり、これにより、底板36が上昇し
て、出金部2Aから紙幣を繰り出す口である、下部開口2D
が該底板36により閉鎖されることになる(第3図〜第5
図に示す状態)。
一方、前記仕切り板6は、その前端部が昇降ベルト34
(「入出金スタッカ1のエレベータアップ機構」で説明
した)に連結されて、昇降動作されるようになってい
る。つまり、前記仕切り板6は、底板36の動作とは関係
なく独立してなされるようになっている。
なお、前記長孔39に沿う底板36の上昇範囲は、入金スタ
ッカ2の下部開口2Dの高さ寸法に対応しており、前記底
板36が完全に上昇した位置では、該底板36が下部開口2D
の上方に位置し、該底板36上の紙幣が繰り出しができな
いようになっている。
また、前記リフトアーム22Aにより底板36が上昇させら
れ、かつこのとき底板36の上昇範囲内に仕切り板6が配
置されている場合には、底板36により同時に仕切り板6
も押し上げられることになる。
(四)取っ手ロック機構について説明する(第1図〜第
5図、第9図、第10図)。
各スタッカ1・2本体に配置された水平軸40Aには、そ
の一端部40Bが解除ピン14に当接されるロック部材40が
回転自在に設けられている。このロック部材40の他端部
には、ピン41を介してリンク42の上端が連結されてお
り、また、このリンク42と各スタッカ1・2本体との間
には、第4図及び第10図に示すように、該リンク42を下
方に付勢する引張バネ43が設けられている。
前記リンク42の下端部42Aは、各スタッカ1・2が引出
し機構に装填された状態で、各スタッカ1・2本体の凹
部1D・2Fに入り込んだピン25(「(二)スタッカのロッ
ク機構」で述べた)に当接し、該ピン25により上方に押
圧されるようになっている。
以上のような構成により、スタッカ1・2が引出し機構
に装填されているときには、該スタッカ1・2の凹部1D
・2Fに入り込む引出し機構側のピン25によって、リンク
42が持ち上げられて、ロック部材40が水平軸40Aを中心
として矢印(ハ)方向に回動する。これによって、ロッ
ク部材40が解除ピン14より離間して、該ロック部材40に
よる解除ピン14の押えがなくなり、取っ手12が自由に回
動できる状態となる。
これに対して、取っ手12を起こして各スタッカ1・2を
装置本体から持ち上げ、取り出した場合には、引張バネ
43の付勢によりリンク42が下方に移動させられ、ロック
部材40が矢印(ハ)方向に回動させられることになる。
これによって、スタッカ1・2を装置本体より取り出し
た状態で、取っ手12を倒そうとしても、ロック部材40に
よって解除ピン14の回動が規制されて、直立した取っ手
12を倒すことはできない。
(五)入出金スタッカ1のビルプレッシャー機構につい
て説明する(第1図、第2図、第11図、第12図)。
これらの図において符号5で示すものは、エレベータ4
上の紙幣の集積量が少なくなり、繰出ローラ(図示略)
と紙幣との摩擦力が不足した場合に(繰出ローラは、集
積紙幣の最下面に当接して該紙幣を下面側から一枚ずつ
下部開口に向けて繰り出す)、該繰出ローラに対して、
該紙幣を上方から押圧して押し付けるビルプレッシャー
である。
このビルプレッシャー5は水平軸5Aを介してアーム部材
45に回動自在に支持されている。また、このアーム部材
45には、ビルプレッシャー5側に形成された長孔46を貫
通するピン47が固定され、このピン47により、ビルプレ
ッシャー5が、長孔46の長さ範囲内で水平軸5Aを中心と
して回動するようになっている。
前記アーム部材45は、入出金スタッカ1本体に設けられ
た水平軸48を中心として回動自在に支持されたものであ
り、また、前記水平軸48にはリンク49の一端部が回動自
在に支持され、更に、このリンク49の他端部にはピン50
を介してリンク51の一端が連結されている。なお、前記
リンク49とリンク51とを連結するピン50は、アーム部材
45に形成された長孔52を貫通するように設けられてお
り、この長孔52によりリンク49とリンク51との連結部分
が、水平軸48を中心に回動することが許容されている。
前記リンク51の他端部にはピン53を介してリンク54の一
端部に回動自在に連結され、さらにそのリンク54の他端
部は、入出金スタッカ1本体に設けられた水平軸55に回
動自在に支持されている。
また、この水平軸55には、レバー56が回動自在に支持さ
れ、このレバー56にはリンク57が固着されている。前記
リンク57は、その先端部分にローラ57Aと切欠部57Bとを
有するものであって、前記ローラ57Aにより、リンク54
が矢印(ニ)方向への回動することを規制している。ま
た、前記リンク57の切欠部57Bは、前記「(一)上部ス
ライドカバーのロック機構」で説明した規制片11の端部
に設けられたピン58と係合するようになっている。
以上のように構成された入出金スタッカ1のビルプレッ
シャー機構により、ビルプレッシャー5が水平軸55を中
心として下方に回動した場合に(つまり、第11図の状
態)、該ビルプレッシャー5の下面が紙幣を押圧するこ
とになり、繰り出しローラにより紙幣を下側より一枚ず
つ確実に繰り出すことができる。
なお、前記リンク57の切欠部57Bと規制片11のピン58と
が係合状態にある場合は、ビルプレッシャー5は引き起
こされて装置本体の前面に沿った位置、つまり第1図及
び第2図に示す状態に配置される。また、前記ビルプレ
ッシャー5を水平軸55を中心に回動させる駆動機構につ
いては、次の項(六)で述べる。
また、このようにビルプレッシャー機構が、複数のピ
ン、リンク等を組み合わせた構造となっているのは、後
述する駆動モータの駆動力を、紙幣の押圧力として直接
的に伝達せず、繰出ローラと紙幣下面との摩擦係数を常
時一定の状態に保つようにするためである。
(六)入出金スタッカ1のビルプレッシャー機構への動
力伝達機構について説明する(第13図参照)。
入出金スタッカ1が装填される引出し機構には、カップ
リングディスク60が設けられている。
このカップリングディスク60は、引出し機構側に設けら
れた水平軸(図示略)を中心に回動するものであり、符
号61で示すベルト、符号62で示すプーリを通じて図示し
ない駆動モータの駆動力が伝達されるようになってい
る。また、このカップリングディスク60の内面側には、
前項(五)で述べた、レバー56の先端部(第11図〜第13
図等参照)が脱着自在に結合される連結溝63が設けられ
ており、この連結溝63とレバー56とが結合された状態
で、駆動モータの駆動力がレバー56に伝達されるように
なっている。
また、前記連結溝63は、レバー56が入り込む部分が符号
63Aで示すように外側に広がる形状となっており、これ
によって、入出金スタッカ1を引出し機構に装填すると
きに仮にビルプレッシャー5が下面側に若干下降して、
レバー56が傾いていたとしても(レバー56が第13図に二
点鎖線で示す状態)、レバー56はカップリングディスク
60と結合する際に、連結溝63によって直立させられ、こ
れによりビルプレッシャー5が第1図、第2図に示すよ
うな退避位置にまで回転させられることになる。
すなわち、入出金スタッカ1が引出し機構に装填された
場合には、ビルプレッシャー5は必ず引き起こされるこ
とになる。
なお、第13図において符号64・64、符号65で示すものは
引出し機構、入出金スタッカ1側にそれぞれ設けられた
位置決めブロックであって、入出金スタッカ1を引出し
機構に装填する際に用いられるものである。
(七)入金スタッカ2のエレベータ位置検知機構につい
て説明する(第5図、第14図参照)。
前記入金スタッカ2の内部に設けられた、仕切り板であ
る仕切り板6の下面には、水平軸66Aを中心として回転
自在であり、かつ回転によりその端部が水平方向に変位
する検知板66が設けられており、更に、その検知板66の
端部には検知棒67が取り付けられている。
前記検知板66は、その下面が底板36上に載置された出金
紙幣の上面に接触するものであり、該紙幣に接触した状
態で上方に回転して、検知棒67を入金スタッカ2本体に
対して水平方向に相対移動させるようにしている。
また、前記検知棒67と対向する入金スタッカ2本体の側
面には、垂直軸68Aを中心に回転する検知レバー68が、
第14図時計方向に付勢された状態で取り付けられてい
る。また、入金スタッカ2本体の側面には検知窓69が形
成されており、該検知窓69より前記検知レバー68の一端
に設けられた反射ミラー70が覗けるようになている。
更に、装置本体側には、引出し機構を装置本体に押し込
んだ状態で、前記検知窓69を介して反射ミラー70に光線
を照射し、更に、この反射ミラー70により反射した前記
光線を検知するセンサ71が設けられている。
以上のように構成されたエレベータ位置検知機構によれ
ば、仕切り板6が上昇した位置にあって検知板66が紙幣
に接触していない状態では、該検知板66が下方に傾い
て、該検知板66の端部に設けられた検知棒67が検知レバ
ー68より離間した位置にある。しかし、仕切り板6が降
下して底板36上の出金紙幣の上面を押圧した場合には、
同時に検知板66が紙幣に接触して上方へ回動し、これに
より、該検知板66の端部に設けられた検知棒67が水平に
変位して、垂直軸68Aを中心に検知レバー68が第14図に
反時計方向に押圧回動させられる。
そして、前記検知レバー68が第14図反時計方向に回転し
て、反射ミラー70が検知窓69より隠れてしまうと、それ
まで反射ミラー70を検知し続けていたセンサ71が反射ミ
ラー70を検知できなくなってしまい、これによって、仕
切り板6が収納紙幣の上面に到達し、該紙幣の上面に接
したこと(押圧したことを)検知できる。
つまり、このようなエレベータ位置検出機構では、仕切
り板6の下面を底板36上の出金紙幣上に適切に接触させ
て、該出金紙幣を一定の圧力でビルプレスすることがで
き、これにより、繰出ローラによって出金紙幣を下面側
から一枚ずつ確実に繰り出すことができる。
(八)上部スライドカバー開放機構について説明する
(第1図〜第3図、第5図、第15図〜第17図)。
引出し機構において、複数のスタッカ1・2・・が収納
される箇所の上部位置には、開閉リンク74が移動自在に
設けられ、また、この開閉リンク74と引出し機構本体と
の間には、前記開閉リンク74を奥行き方向(第15図、第
16図右方向;矢印(イ)方向)側に付勢するスライドバ
ネ75が設けられている。
また、前記開閉リンク74の上部には、各上部スライドカ
バー3に設けられたガイドピン9を、該スライドカバー
3が閉鎖された状態で受け入れる開放溝76・76・76が設
けられている。
この開放溝76・76・76は、引出し機構に装填されたスタ
ッカ1・2・・のガイドピン9・9・・を、これらスタ
ッカ1・2・・を整列させた状態で受け入れるものであ
って、前記開閉リンク74を矢印(ロ)方向にスライドさ
せることにより、これら開放溝76・76・76内のガイドピ
ン9・9・・を同方向に移動させ、上部スライドカバー
3を一度に開放させることができる。
次に、前記開閉リンク74を介してスライドカバー3・3
・・を閉鎖状態にロック、自動開放、自動閉鎖させる機
構について説明すると、前記引出し機構本体には、水平
軸77Aを中心に回転する規制片77が設けられている。こ
の規制片77は、その一端側にピン78が、また、その他端
側に該規制片77を第15図、第16図の時計方向に付勢する
引張バネ79がそれぞれ設けられたものであって、この規
制片77のピン78は、開閉リンク74に固定された突出部80
に係合されるようになっている。そして、引出し機構が
装置本体から引き出されている際には、第15図に示すよ
うに、規制片77のピン78と開閉リンク74の突出部80とが
係合された状態にあり、これにより開閉リンク74をスラ
イドさせて上部スライドカバー3を開放させることがで
きない。
一方、第16図に示すように、前記装置本体側であり、か
つ前記引出し機構に設けられたピン78の移動経路内には
カム81が設けられている。
このカム81は、前記ピン78に上側から当接して該ピン78
を下方に向けて押圧し、規制片77を水平軸77Aを中心に
反時計方向に回転させるものである。つまり、このカム
81によって、引出し機構を装置本体内に押し込んだ場合
に、規制片77が第15図、第16図反時計方向に回動させら
れ、これにより、ピン78による開閉リンク74のスライド
規制を解除し、スタッカ1・2の上部開口1A・2Cを開放
させるようにしている。
また、前記引出し機構本体側には、開閉リンク74に水平
に形成された長孔74Aを貫通するピン82が設けられてお
り、このピン82によって開閉リンク74を所定範囲内で
(スタッカ1・2の上部開口1A・2Cが確実に開く範囲内
で)スライドさせるようにしている。
一方、前記装置本体側であり、かつ前記引出し機構の開
閉リンク74移動経路内には、該開閉リンク74の前端74B
に当接して該開閉リンク74を矢印(ロ)方向へ移動させ
る開放片83が設けられている。この開放片83は、前記ス
タッカ1・2が装填された引出し機構を、装置本体内に
押し込んだ場合(押し込み方向;矢印(イ)方向)に、
開閉リンク74の前端74Bに当接されるものであって、こ
の開閉リンク74の前端74Bに当接した状態で、更に引出
し機構を矢印(イ)方向んに押し込んだ場合には、該開
閉リンク74のみが引出し機構本体に対して矢印(ロ)方
向に相対移動し、これによって上部スライドカバー3が
開放するようになっている。
以上、(八)の上部スライドカバーの開閉機構によれ
ば、スタッカ1・2・・の装填された引出し機構を、装
置本体に押し込んだ場合に、開放片83によって開閉リン
ク74が装置本体前方の矢印(ロ)方向側へ押圧され、こ
れにより、開閉リンク74に形成された開放溝76・76・
・、ガイドピン9・9・・を介して、引出し機構に装填
されたスタッカ1・2・・の上部スライドカバー3・3
・・を一度に開放させることができる。一方、前記引出
し機構を装置本体から引き出した場合には、前記装置本
体の開放片83による、引出し機構の開閉リンク74の押圧
状態が解除され、これにより、スライドバネ75によっ
て、開閉リンク74の開放溝76・76・・、ピン9・9・・
を通じて上部スライドカバー3・3・・を一度に閉鎖さ
せることができる。
以上説明したように本実施例に示す「スタッカのロック
機構」によれば、入出金スタッカ1及び入金スタッカ2
を引出し機構に装填した状態で、これらスタッカ1・2
の取っ手12を転倒させた(手動、自動いずれでも良い)
場合に、リンク機構の他端部に設けられたフック部24B
が矢印(ニ)方向に回動して、引出し機構側のピン25に
係合する。これにより、引出し機構に装填されたスタッ
カ1・2が、該引出し機構に固定される。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、スタッ
カを引出し機構に装填した状態で、該スタッカの取っ手
を転倒させた場合に、リンク機構の他端部に設けられた
フック部が回動して、引出し機構側の係合部材に係合す
る。これにより、スタッカを引出し機構にロックさせる
ことができ、該スタッカからの紙幣の出金処理、該スタ
ッカへの紙幣の入金処理の際の振動を有効に防止するこ
とができて、これら入出金処理を円滑に行うことができ
る。また、前記引出し機構に対するロックは、取っ手を
倒すことに簡易に行うことができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第17図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図は入出金スタッカの左側面図、第2図は入出金ス
タッカの右側面図、第3図は入金スタッカの左側面図、
第4図は第3図A−A線に沿う矢視図、第5図は入金ス
タッカの右側面図、第6図は上部スライドカバーロック
機構の動作説明図、第7図は上部スライドカバーロック
機構の平面図、第8図は入出金スタッカロック機構及び
エレベータアップ機構の右側面図、第9図は入出金スタ
ッカの取っ手ロック機構の右側面図、第10図は第8図、
第9図の正面図、第11図は入出金スタッカのビルプレッ
シャー機構の右側面図、第12図は第11図の正面図、第13
図は入出金スタッカのビルプレッシャー機構への動力伝
達機構の右側面図、第14図は入金スタッカのエレベータ
位置検知機構の平面図、第15図は上部スライドカバー開
放機構の閉鎖時の右側面図、第16図は上部スライドカバ
ー開放機構の開放時の右側面図、第17図は第16図B−B
線に沿う矢視図である。 1……入出金スタッカ、2……入金スタッカ、12……取
っ手、25……ピン(係合部材)、リンク機構……(リン
ク20、ピン21、リンク22、ピン23、ロック部材24、水平
軸24A、フック部24B)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣が収納されるスタッカと、該スタッカ
    が装填されるとともに、装填されたスタッカを装置本体
    に対して押し込み可能、装置本体から引き出し可能に支
    持する引出し機構とを有する紙幣入出金機におけるスタ
    ッカ機構において、 前記スタッカ側には、 転倒される転倒位置と、直立されて操作者による把持が
    可能な直立位置との間を回動する取っ手と、この取っ手
    の基端部にその一端部が設けられ、かつ、該取っ手の回
    動動作に応じて、その他端部に設けられたフック部が回
    動動作するリンク機構とが備えられ、 前記引出し機構側には、前記取っ手の転倒時に、前記リ
    ンク機構のフック部に係合される係合部材が備えられて
    いることを特徴とする紙幣入出金機におけるスタッカ機
    構。
JP1196021A 1989-07-28 1989-07-28 紙幣入出金機におけるスタッカ機構 Expired - Lifetime JPH07113986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1196021A JPH07113986B2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 紙幣入出金機におけるスタッカ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1196021A JPH07113986B2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 紙幣入出金機におけるスタッカ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0359792A JPH0359792A (ja) 1991-03-14
JPH07113986B2 true JPH07113986B2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=16350904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1196021A Expired - Lifetime JPH07113986B2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 紙幣入出金機におけるスタッカ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07113986B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0359792A (ja) 1991-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2504575B2 (ja) 紙幣入出金機におけるスタッカ機構
JP2517673B2 (ja) 紙幣入出金機におけるスタッカ開閉機構
JP2504577B2 (ja) 紙幣入出金機におけるビルプレス駆動機構
JP2504576B2 (ja) 紙幣入出金機におけるエレベ―タ下限位置検出装置
JPH07113986B2 (ja) 紙幣入出金機におけるスタッカ機構
JP4346946B2 (ja) 包装硬貨支払機
JP3247275B2 (ja) 紙幣入出金機
JP3286545B2 (ja) 紙幣処理機
JPH077469B2 (ja) 物品投出機
JPS63500095A (ja) コイン作動式紙販売機
JP3576249B2 (ja) 紙葉類分類処理機
JPH0610468Y2 (ja) 物品投出機
JPS6327246Y2 (ja)
JP4387689B2 (ja) 包装硬貨支払機
JPH063492Y2 (ja) 紙幣処理機
JPH0530221Y2 (ja)
JP4346945B2 (ja) 包装硬貨支払機
JPH0359793A (ja) 紙幣入出金機におけるスタッカ装着機構
JPH04341473A (ja) 紙葉類の繰出し・収納箱
JPH0810827Y2 (ja) 貨幣払出機
JP2512234B2 (ja) 紙幣収納箱
JPH0610462Y2 (ja) 物品投出機
JPS61114934A (ja) 現金自動取引装置
JP3490199B2 (ja) 紙幣出金機
JPS5816038Y2 (ja) 紙幣収納装置の插入案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 14