JPS61114934A - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

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JPS61114934A
JPS61114934A JP59233175A JP23317584A JPS61114934A JP S61114934 A JPS61114934 A JP S61114934A JP 59233175 A JP59233175 A JP 59233175A JP 23317584 A JP23317584 A JP 23317584A JP S61114934 A JPS61114934 A JP S61114934A
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Yasuo Shirokai
白貝 泰雄
Isao Kawaguchi
勲 川口
Shuichi Tokunaga
修一 徳永
Akito Ishiguro
石黒 明人
Masataka Kawachi
河内 政隆
Tamio Innami
印南 民雄
Masao Okayama
岡山 正男
Yoshio Fukutome
福留 善雄
Shigeru Sasaki
繁 佐々木
Takeshi Ogasawara
剛 小笠原
Masami Noda
雅美 野田
Mizuki Kaii
瑞樹 改井
Genki Uchiumi
内海 厳紀
Yasuo Okuma
大熊 康雄
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    • B65H83/00Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such
    • B65H83/02Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such performed on the same pile or stack
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/38Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by movable piling or advancing arms, frames, plates, or like members with which the articles are maintained in face contact
    • B65H29/40Members rotated about an axis perpendicular to direction of article movement, e.g. star-wheels formed by S-shaped members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/02Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は貨幣を入金・出金できる現金自動取引装置に係
シ、特に入金貨幣を出金用として収納して、出金時に取
出す装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、この種の装置として特開58−221482号、
特開59−8694号等に示されるものがあるが、紙幣
収納部への紙幣の取込み機構と同収納部から紙幣を取出
す機構が兼用されているものでは、紙幣取出し機構があ
るために、取込み時に紙幣を十分に取込機構に保持しに
くく、また取込・取出機構が共にベルトによる方式のも
のでは取込時に先後紙幣に後続紙幣が衝突し易いという
心配があった。紙幣取込みにジャム等が発生すると、そ
の後に続く取込みあるいは取出しにおいて障害が発生し
やすくなる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、貨幣取込みおよび貨幣取出しの動作精
度を向上させた現金自動取引装置を提供するものである
〔発明の概要〕
本発明は入金貨幣を出金用として収納する収納部と、入
金貨幣を上記収納部に取込むスタッカ部と、上記収納部
の貨幣を1枚づつ取出す分離部を備えて、上記分離部は
貨幣分離時に上記収納部に収納した貨幣に接近し、貨幣
取込時に貨幣の取込通路から退避するようにしたことを
特徴とする。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の装置を備えた顧客が直接扱うか又は係
員が扱う窓口用の現金自動取引装置の現金取扱部を示す
もので、この図において、この現金取扱部はその本体1
の前面側に入出金口2を備えている。この入出金口2の
一方側には入金紙幣Bを取込むための分離装置3が、ま
た他方側には払い出し紙幣Bを入出金口21C押し出す
押出フォーク4が設けられている。本体1内の中央部に
は鑑別部5が設けられている。この鑑別部5は取込みあ
るいは払出しする紙幣Bの真為を判別する。
本体1内の後方中央部には、鑑別不能な紙幣Bを回収す
るりジエクトボックス6が設けられている。
その上方すなわち、本体1内の後方上部には裏向き紙幣
Bを表向きく反転する表裏反転部7が配置されている。
rlmした押出フォーク4の部分には、羽根スタッカ部
8が設けられている。本体1内の中央から下部には、本
体lの後方から前方に紙幣リサイクル用の第4の金橋ボ
ックス9と、同様に紙幣リサイクル用の第2の金種ボッ
クスlOと、始業時、終業時に紙幣Bを供給、1回収す
ると共に出金不適な紙幣Bを回収する金庫11と、取込
紙幣Bを一時保管する一時スタック部12と、その下方
に位置する取忘れ紙幣回収ボックス13とが配置されて
いる。前述した第1の金種ボックス9、第2の金槌ボッ
クス10、金庫11および一時スタッカ部12の各上部
には1羽根車スタッカ部14および分離部15が配置さ
れている。前述した各部は搬送手段16によって連結さ
れており、搬送手段中の分岐部にはゲート部17が設け
られている。また上述の現金取扱部の上には伝票カード
機構、通帳印字機構が設置されている。
上述した現金取扱部は、顧客によ9人出金02に挿入さ
れた紙幣Bを、一時スタッカ部12に一時保管したのち
金種別に第1.第2の金種ボックス9、IOおよび金[
11に収納する。また顧客の要求によシ第1.第2の金
種ボックス9. IOK収納した紙幣Bを、表裏反転機
構7を通して表面を揃えて入出金口2に払い出すことが
できる。
次に上述した羽根車スタッカ部、および分離機構の構成
を第2図〜第5図を用いて説明する。
これらの図罠おいて、フィードローラ20け、その円周
上の一部に摩擦部材21を備え、フレーム22に回転可
能に支承した軸28上に2個設けられてtハる。この2
個のフィードローラ200両側には、第8図および第5
図に示すように軸2aに同軸にストッパローラ24が配
置されている。
ストッパローラ24は、金属などの摩擦係数の低い材料
で構成濱れている。フィードローラ20およびストッパ
ローラ24は、それぞれ円周方向に溝部20A、24A
を有している。ごれらの溝部20A、24Aと入組むよ
うにして摩樫部材からなるゲートローラ25が配設され
ている。すなわち、フィードローラ20とゲートローラ
25、ストッパローラ24とゲートローラ25とが重合
対設されている。
一方、軸23の一端にはタイミングプーリ26が取付け
られている。このグーIJ26にはタイミングベルト2
7が掛けられている。このベルト27は図示していない
モータに連結している。これによって軸23すなわちフ
ィードローラ20は回転制御される。軸23のフィード
ローラ20.20間の部分には歯車28が固着されてい
る。この歯車28は軸23まわりに揺動自在に装着され
たアーム29に回転自在に取付けた歯車30とかみ合う
この歯車30の側方には、これと同軸にカム31が取付
けられており、歯車30と一体に回転する。
また、アーム29の中一端に取付けた自由回転軸振係数
のゴムからなるピックアップローラ34が固着されてい
る。カム81は歯車28が1回転するとき、所定の回転
角度だけゴムローラ3aと当接し、ピックアップロー2
34を間欠的に回転させる。すなわち、カム31の作用
によプ、軸23が回転するとき、フィードローラ20と
ピックアップローラ34とは、同期して駆動させること
Kなる。このピックアップローラ34は、紙葉類(ここ
では特に紙幣Bを対象として説明する)の長手方向中央
部で当接しているが、紙幣Bの長手方向両側部にも当接
するようにピックアップローラ34がアーム29に配設
されている。この側方のピックアップロー284は中央
のピックアップローラ34と同様に駆動される。すなわ
ち、この側方のピックアップローラ34は、アーム29
の側部に回転自在に取付けた歯車85、カム36、ゴム
ローラ37を介して、軸28に固着した歯車88によっ
て、前述と同様に間欠的に駆動される。
アーム29の先端には1紙幣B群の姿勢を安定に保持す
るため、すなわち、ピックアップローラ34が堆積紙幣
群の紙幣送出側に圧接したとき、紙幣群はそのふくらみ
効果のために紙幣送出方向に前傾することを防ぐため、
案内ローラ39が回転自在に取付けられている。この案
内ローラ39はピックアップローラ34に対して反分離
送出側に位置し、紙幣分離時、ピックアップローラ34
と紙幣Bとが接する面とほぼ同等かそれよりも高い位置
で紙幣Bと接する。
ピックアップローラ34の揺動位置は、軸23に揺動自
在に取付けたアーム29の他端の移動量をセンサ40に
よって検知することにより得られる。このセンナ40の
出力は制御回路41全通して後述する紙幣押圧手段の駆
動モータ42に加えられる。
ピックアップローラ84は、第2図および第5図に示す
ようにアーム29と当接し、その揺動量を規制するスト
ッパ43およびピックアップローラ34を第2図におい
て反時計方向に回転させる”′に″′t″″″“′!″
″′″6−39・17    1.44の作用により金
庫11、金種ボックス9.10等の収納部内に収納堆積
した紙幣Bに圧接されると共に、後述する紙幣押圧手段
が作動して紙幣B全上方に押し上げたときKは、ストッ
パ43によってその上限位置が規制される。
またピックアップローラ34等を備えたアーム29は他
の駆動手段で回転されるカム45およびこれに保合する
ローラ46とによって収納部内の堆積紙幣上またはその
上方に移動される。
またアーム291Cは、第2図、第5図に示すようにフ
レーム22に支承された堆積紙幣の抑え機能を兼ねるス
トッパ47がリンク48によって連結されている。この
ため、ストッパ47はアーム29の駆動(上昇・下降)
に伴って回転(第2図、第4図において時計方向・反時
計方向)する。
なお紙幣Bへの押圧力はばね44の代シにアーム29と
その付属物の自重を利用して付与する方法でも良いこと
は言うまでもない。
前述したフィードロー−)20とゲートローラ25との
近傍には紙幣送出終了時にフィードローラ20とケート
ローラ25とに途中までかみ込まれた紙幣Bを収納部に
戻すための紙幣押戻し用のアーム49が設けられている
。このアーム49は回転可能な軸50に取付けられてい
る。軸50は駆動手段により回転されるが、その回転動
作はフィードローラ20が紙幣の給送分離時の回転方向
とは逆方向に所望量回転したのち、第2図に示す位置か
ら第4図に示す位置まで反時計方向に回転揺動する。こ
の軸50の揺動により、アーム49はその回動先端49
aで紙幣の前端を押し紙幣Bを収納部に押戻す。
この構成によれば、紙幣分離時に分離すべき最終紙幣ま
で高速で分離できるので、分離時間が短くて済む。すな
わち、アーム49がない場合は最終紙幣付近まで分離が
進んだとき分離速度を遅らせて、最終紙幣分離後ピック
アップローラ34の回転を停止してゲートローラ25・
フィードローラ20の回転を続行する等の複雑な制御が
必要となり、分離速度も遅くなる。
フレーム22には軸23と平行な軸51が回転可能罠支
承されている。この軸51は図示しないモータによって
駆動きれる。この軸5Iにはアーム52が左右対称に1
対回転自在に支承されている。アーム52の先端部には
片持支持の軸53が設けられている。この軸53には羽
根車54が回転自在に取付けられている。この羽根車5
4は軸51に固着した歯車55とアーム52に設けた中
間歯車56と羽根車54と一体に取付けた歯車57との
かみ合によって回転される。
羽根車54の円周上には、複数枚の紙幣受収用の羽根5
4Aが等間隔で取付けられ、図示していない搬送路から
送出された紙幣Bをローラ58,59で挾持搬送し、羽
根車54の羽根54A間に押し込むことができる。また
、アーム52が軸51に対して回転可能であるので、羽
根車54はピックアップローラ34と同様に軸51を中
心に揺動することができる。アーム52の動き、すなわ
ち羽根車54の動きはアーム52の端部に対向して設け
たセンサ60にて検出される。このセンサ60の信号は
紙幣Bの堆*1に対応して後述する紙幣押圧手段の下降
量を制御するために用いられる。
すなわち、第4図に示すように、羽根車54によって受
収された搬送紙幣Bは、羽根車54に挾持され回転する
に従って、収納部側に送り込まれ、ストッパ47に当接
した時点で羽根車54から離脱させられる。
この結果、紙幣Bは収納部内に順次堆積することKなる
が、紙幣Bがある程度堆積すると、羽根車54は堆積し
た紙幣Bによって上方に押上げられ、規定の位置まで上
昇すると、この羽根車54の上昇はセンサ60で検知さ
れる。このセンサ60からの信号は制御回路61を通し
て後述する紙幣押圧手段の駆動モータ42に加えられ、
堆積紙を下降させる。これKより羽根車54は、常にほ
ぼ一定の範囲で軸51を中心に揺動するように制御され
る。
次に前述した紙幣押圧手段の構成を第2図および第4図
を用いて説明する。押板62は、収納部の中で堆積する
紙幣Bを受収するものである。この押板62は、フレー
ム22に設けた案内−63、スクリュ軸64によって支
承されると共に上下方向に駆動される。すなわち、駆動
モータ42の回転がベル)65によってスクリュ軸64
に伝えられると、スクリュ軸64が正逆回転動するので
、このスクリュ軸64にかみ合うナツト66を介して押
板62を上下忙移動する。このとき、ピックアップロー
ラ84によって紙幣Bを分離するときには、アーム29
の揺動によシセンサ40が作動してピックアップローラ
34の位置を制御する。
逆に云うならば、ピックアップローラ34の位置が、フ
ィードローラ20およびゲートローラ25に対して適正
な位置になるように押板62の高さを制御する。
陶様に、紙幣Bを第4図に示すようにスタックする場合
には、アーム52の位置すなわち羽根車54の位置を検
出するセンサ60の信号によって、紙幣Bの堆MKrを
検知し、紙幣Bが堆積して羽根車54が、上方に押上げ
られたときには押板62を下降させて、羽根車54の位
置を下方に修正する。この結果、羽根車54がその下限
点を決めるストッパ67の位置を基準として、はぼ一定
範囲の茜さに制御される。すなわち、堆積される紙幣B
によって羽根車54が押し7上けられる力、逆に言うな
らば、羽根HL54によって紙幣Bを押し付ける押圧力
をほぼ一定に保つことができる。
従って1羽根車からの紙幣は常に同一条件で堆積される
ことになり、堆積された紙幣の整列性がきわめて良くな
り、その後の分#l!精度を向上させることもできる。
また、紙幣の滞電を逃すために、導電体(炭素粉・金鵜
粉)を混入した合成樹脂等を一層良くすることができる
。なお、このときJ)くとも羽根車の表面に導電体が付
着して、これが接地されていれば良く、導電塗装でも良
い。
次に上述した現金取扱部の動作を説明する。
まず、収納部内に堆積した紙幣を分離する動作を第2図
を用いて説明する。
収納部に堆積した紙幣Bを分離送出する際には、アーム
29がカム45とローラ46とによって、第2図に示す
ようにほぼ水平の状態にセットされる。このとき、アー
ム29の端部の案内ローラ39は堆積した最上段の紙幣
Bに接し、紙幣Bの反分離送出側のせり上りを抑える。
また、側方のピックアップローラ34も同様に紙幣B上
に接触し、紙幣Bの長手方向端部のせり上りを抑える。
なお、紙幣Bの短手あるいは長手方向両端部のせシ上り
?抑えるために、押板62の中央部にも919部を設け
て、紙幣の上記両端部が重力で下るようにしても良い。
この状態で、駆動ベルト65によってスクリュ軸64を
回転させて、押板62を上昇させると、収納部内の紙幣
Bは徐々にピックアップローラ84に押付けられる。押
板62がさらに上昇し、堆積された紙幣Bがピックアッ
プローラ34をばね44に打克って、ピックアップロー
ラ34が上昇してセンナ40で設定した位置まで上昇す
ると、センサ40はその位置を検出し駆動モータ42の
回転を停止させる。°これにより、押板62の上昇は停
止する。そして、紙幣Bが分離可能な状態に設定きれる
次に、フィードローラ20を回転させると、軸28に固
着された歯薦28からの動力がカム31に伝達され、カ
ム81の回転によってピックアップローラ34がフィー
ドローラ20と同期して間欠的に回転する。この結果、
ピックアップローラ34に押付けられている最上位の紙
幣Bがフィードローラ20とゲートローラ25によって
構成される分離部に送シ込まれる。このとき、複数枚の
紙幣Bが同時に分離部に送シ込まれると、ゲートロー2
25の摩擦抵抗によって下側の紙幣が押えられ紙幣Bは
1枚ずつに分離されて、下流側に送出される。又分離さ
れた紙幣はフィードローラ20とゲートローラ25によ
って挾まれるが、このとき両側のストッパー5−ラ24
によって、その傾止する。
紙幣Bの分離が進み、ピックアップローラ34′!″*
& 62 &Of’+JC’l”z*+−ix、=・e
yy      、 、t。
アップローラ34はアーム29により軸23のまわりに
徐々に反時計方向に回転するので、ピックアップローラ
34を備えたアーム29も同様に反時計方向に回転する
。このため、センサ40からの信号が消失する。そうす
ると、再び駆動モータ42が作動して押板62を押上げ
、前述と同様圧してピックアップローラ34に紙幣Bを
押付けることになる。
以上のようにして、ピックアップローラ34は、一定の
力で紙幣Bを押しつけ、しかもフィードローラ20とゲ
ートローラ25から構成される分離部に対して、その動
作高さを常に一定の範囲に保つことができるため、ミス
フィードの発生もなく、常に安定して紙幣Bを分離する
ことができる。また、ピックアップローラはまさつ方式
であるため次に1紙幣分離動作の終了時には、収納部内
の最上位の紙幣(最後に分離された紙幣)はフィードロ
ーラ20とゲートローラ25との間に挾持されたままの
状態で両ローラが停止される。このままの状態では、羽
根車54により紙幣Bを受収集積するという動作ができ
ないので、前述した紙幣Bのかみ込み戻し動作すなわち
、フィードローラ20とゲートローラ25との間に挾持
された紙幣Bを収納部内に押し戻す動作を行なう。この
紙幣のかみ込み戻し動作を第2図を中心にして説明する
と、まず、ん動モータ42の駆動によシ、押板62を所
望量下降させる。次に第8図に示すカム45の回転によ
ジアーム29を回転させて、ピックアップローラ34を
上方に退避させる。次に、フィードローラ20を分離時
の回転とは逆方向に回転させる。紙幣は逆に戻されて、
その@II端がローラ20・25間に挾持され又はその
間から離間した位置に停止する。同時に紙幣押し戻し用
のアーム49を第2図に示す実線の位置から反時計方向
に回転させて、フィードローラ20とゲートローラ25
との間に挾持された又はこの間から離した紙幣Bを収納
部側に押し戻す。この一連の動作によシ、フィードロー
ラ20とゲートローラ25との間にかみ込まれた紙幣B
を収納部内に押し戻すことができる。
次に、入金口から順次送られてくる紙幣を受収集積する
場合には、第4図に示すようK、アーム29を軸23回
りに回転させてピックアップローラ34および案内ロー
ラ39を紙幣Bの上面より羽根車54の方向に退避させ
る。すなわち集積される紙幣の通路から退避させる。最
終的にはアーム29の先端の案内ロー289の外周を羽
根車54の羽根54Aの取付は部の内側に位置させて、
羽根車54に突入し、その羽根54AKよって挾持され
た紙幣Bが案内ローラ39と接触しないようKする。従
って羽根車54に紙幣を確実に挾持することができるた
め、羽根車の回転数を高めても外れることが少なくなる
この状態のとき、分離動作時に退避していたストッパ4
7が、アーム29の回転に連動してフィードローラ20
の前面にセットされる(第4図参照)。また、押板62
は、紙幣Bの最上位面が羽根車54に接し、これを押上
げるまで上昇する。紙幣Bの上昇により羽根車54が上
方に押されて軸51ま・わりに回転すると、前述のよう
にアーム52の一端に対向して配設したセンサ60が羽
根車54の上限位置を検出する。センサ60はその信号
を制御回路61に加えるので、制御回路61はモータ4
2に停止信号を加える。これにより押板62は停止する
以上の動作によシ、堆積紙幣の有無、多少にかかわらず
紙幣Bを堆積受収する押板62の初期位置が決定される
。次に、押板62を所定の量だけ下降させる。
この状態で紙幣Bの受収、堆積動作を開始する。
すなわち、堆積すべき紙幣Bが搬送されるのと同期して
羽根車54が第4図において反時計方向く回転し、搬送
ローラ58.59によって挾持された紙幣Bが羽根車5
4内に押し込まれる。この紙幣Bは、羽根54Aによっ
て挾持されストッパ47と係合するまで羽根車54によ
って回転移送される。その後、紙幣Bはストッパ47に
衝突して羽根JIL54から離脱し、順次押板62上ま
たは既堆積紙幣B上に堆積し続ける。この間、押板62
は停止しているが、紙幣Bの堆積量が増して羽根車54
が上方に押上げられると、アーム52が時計方向に回転
しセンサ60を動作させる。このセンサ60の信号によ
り、駆動モータ42が作動して押板62を下降させる。
押板62が下降すると、アーム52が反時計方向に回転
して、センサ60は再び最初の状態に戻る。この結果、
再び羽根車54と堆積紙幣Bとの間に適桶な空間もしく
は羽根車54の挾持力で紙幣Bを押し込み堆積し得るよ
うな微弱な(適切な)押圧力をもった紙幣堆積状態が形
成され、紙幣Bの連続的に受収および堆積することがで
きる。すなわち、紙幣Bの堆積量に追従して羽根車54
が軸51を中心に揺動し、羽根車54が強く押上げられ
るように紙幣Bが堆積すると、押板62が下降し、常に
紙幣Bを安定に羽根車54から受収堆積し得る状態を保
つことができる。
次に、一連の紙幣受収堆積動作を終了し、再び紙幣Bを
分離送出する場合には、第2図に示すように、ピックア
ップローラ34が紙幣Bの上面に進出するので、これに
より紙幣Bを繰出すことができる。以下、前述した分離
動作を繰返すことになる。この分離動作において、紙幣
は第8図に示す側方に位置するピックアップローラ34
により紙幣両端側のせり上9変形が規制されるので、紙
幣分離時に生じる紙幣端部側と、紙幣分離部でのガイド
との干渉を小さくすることができる。また前述したピッ
クアップローラ34は回転駆動されるので、紙幣に大き
な搬送力を与えることができる。さらに1紙幣は案内ロ
ーラ39により紙幣の反分離側のせり上り変形を規制さ
れるので、紙幣の姿勢が一定に保たれ、紙幣を分離点に
向って安定し繰り出すことができる。すなわち、紙幣の
上部にある他のガイド部材等との干渉を弱め、搬送抵抗
を小さくすることができる。その結果、紙幣のミスツイ
ードやスキュー(斜行)の発生を防止することができる
なお、上述の実施例においては、ピックアップローラ3
4および羽根車54の位置を、それぞれ11個のセンサ
で位置を検知して制御する。位置オンオフ制御形式で検
出しているが、上限下限および中間の各位置を検出して
制御する3位置オンオフ制御形式に構成して、押圧力を
制御してもよいし、また連続的な動きをセンサで検知す
る連続制御系を構成して、ピックアップローラ34や羽
根車54の位置と押圧力とを連続的に制御してもよい。
この場合より細かな動作制御を行うことができる。
また、上述の実施例は紙幣を水平方向に堆積または分離
する構造を説明したが、紙幣が立位状態の場合にも適用
することができるものである。
さらに、上述の実施例においては、側方のピックアップ
ロー234すなわち案内ローラ39の回転面とほぼ平行
な面に位置するピックアップローラ34を、駆動系によ
り回転連動させるようにしたが、このピックアップロー
ラ84を、駆動系を備えない空転支持構造にしてもよく
、さらに回転せずに摺動するものでもよい。このように
構成しても、前述した実施例と同様な効果を得ることが
できると共にその地動系の省略によ〕装置の小形化、低
価格化を図ることができる。
上記実施例ではピックアップローラとしてまさり利用の
ものを用いるが、真空吸着式のものを用いて紙幣をゲー
トローラとフィードローラの間に移すように#?成して
も良い。
次に収納部について述べる。9・lo −tt(以下総
称して収納箱)はいづれもカセット式に増税自在に取付
可能なように構成されでいる。
第6図は装置の裏側に形成された収納箱の装着部の斜視
図である。101は装置フレームの裏面(第1図で裏面
)パネルで、収納箱か装填される切欠101a〜101
cが横ならびに形成されている。各切欠には収納箱12
0を載せるための架台辻に設けられている。
この架台102は第7図に示すようにL字形を呈し、底
板102a・これの後端から上方に延びる背板102b
・底板の前端から下方に延びる前板102c・底板の両
側部から上方に延びる側板102d・LO2eから形成
される。側板102diCは収納箱の挿入方向に沿った
くさび形の案内板102fが設けられる。この案内板1
02fおよび底板10211の表面(収納箱との接触面
)Kはまさつを減少させる合成樹脂製の滑板102gが
貼りつけである。前板102cの端部(第7図で左端部
)には架台全体を回動自在に支える支軸102hが固定
されている。
背板102bには裏面にセットベースビン102jが固
定され、このビン102jは前記支軸102hと共に架
台102を支えると共に、支軸102hを中心に架台1
02と共に回動する。
この架台102にはこの他に底面102aに収納箱内の
押板(後述)を地動する劇動軸104(後述)と突出ビ
ン105が出没する開口102h・1021が設けらh
ている。さらに背板102bには開口102m、102
n1102p、102Qが設けられておシ、それぞれ後
述の1対のラッチフック106、ラッチ107、空検知
レバー108a・満杯検知レバー108b、押出しビン
109が突出する。
第6図に戻って、110はセットレバ−で、上方に持上
けられると架台102を反時計方向に傾斜した状態(第
6図で矢印Aで示す)にし、押し下げられると架台10
2を水平状態(セット状態)とする。111はフタ開防
止プレートで、架台102に収納箱を載せた状態でレバ
ー110が押し下げしてフタの移動を阻止する。112
はロックオフハンドルで、回転させることによりラッチ
7ツク106と収納箱との保合を外す。
次に第8図を用いて収納箱120の着脱機構を説明する
。フタ開防止プレート111ははね111aによって常
時架台102側の矢印C方向に付勢12は、同じく矢印
りの前後方向に可動可能に支持されたセットリング板で
ある。一方端がローラベアリング112aを介して上記
7タ開防止プレー) 111の端部斜面に当接し、中間
部の下に蝙びる舌片に永久磁石112bを有する。又分
枝して蝙びた鴻部はセットレバ−110の操作端と軸1
10aを介して枢支される。113は水久燻石112b
に対向して固定された吸着板である。114は矢印Fの
前後方向に摺動自在に固定部材(図示せず)に取付けら
れたラッチリング板である。−万端がローラベアリング
114aを介して上記セットリング板112の他端に係
合している。この係合はセラ) IJング板112に設
けられた略クランク形の長孔112cにラッチリング板
114のローラベアリング114aを嵌入させることに
よって達成されている。ラッチリング板114は中央部
の段状A部の垂直面に前記セットペースビン102jが
係合しており、他端の切欠114cには前記ラッチ10
7の後端107bが入り込んでいる。ランチ107は同
定回転軸Iotaで回動自在に支持され、ばね107c
によって常時時計方向に回動付勢されている。またセッ
トベースピン102jは水平引ばね1t4bi介してラ
ッチリンク板114に結合されており、このラッチリン
ク板114の移動に伴って水平に引寄せられて移動する
。さらに上記ビン102Jは荷重打消はね114cによ
って上方に引上げられており、架台102およびこれに
載せられた収納箱の重さによって架台102が時計方向
に回転するのを阻止している。水平引寄せばね114b
は収納箱に寸法上のばらつきがあっても水平方向の微調
整が不要となると共に、収納箱の重さによる過荷重によ
る装置の損傷を防止できる。
ロックオフハンドル112はその回転軸112aが装置
のフレームに枢支されており、それの先端に押上カム1
12bが取付けられている。このカム112bには偏心
位置にビン112cが設けられ、それの先端が戻しばね
112dによって上方に引上げられており、ロックハン
ドル112を矢印G方向に回転させたとき、これに反対
方向の回転力を与える。
115は、ロックオフレバーで、一方の先端がローラベ
アリング115aを介して前記押上カム112bに係合
している。またこのレバー115の中間部と他方の端部
が、前記ラッチフック106に係祷鴫回転自在に支持さ
れておシ、かつラッチフックばね106bによって反時
計方向に付勢されておシ、ロックオフレバー115を下
方(矢印Hと反対方向)に押している。
押出しピン109は、架台 の一部102ヒの孔に移動
自在に支持され、しかも架台102の一部102rとの
間に押出ばね109aが張設されており、収納箱の裏面
を常時押圧している。架台の背板102bから芙出する
部材は架台と共に回動する。
赴J下、収納箱本体の一実施例を第9図から第16図に
より説明する。121は収納箱120の外箱122は内
箱で% 123は上ふた、129は扉であり以上により
箱体を構成している。外箱121の内側に内箱122か
入り、内箱122の中に紙幣が収納され、上ぶた123
で覆われた開口部から分離またはスタックの際に紙幣が
出入する。また、扉129を開いて紙幣を挿脱する。1
24はツマミで上ぶた123を手動で引出して開閉する
際につかむものである。62は第2図、第4図に示さh
る押板で収納箱内の紙幣を受け、内箱122の両側部に
固定された案内軸63に浴ってキャリア127を介して
分離またはスタックの際に紙幣の収納枚数に応じて上下
動する。128はキャリア127に固定されたピン、1
80は扉129に設けた持運び用のトッテ、131はチ
ョウバンで内箱122とJ%129に:リベット 13
2で固定されている。138はロック用のプレートで押
板62の移動量に応じてビン128に対向する位置に1
列に多数個のピン128Kld合する穴134が設けら
れである。また、プレート138は扉側の受は台186
の7ランジ116aとグレート側の7ランジ188aと
がピン137により回転自在に結合され、常にはバネ1
35によりビン128側に加勢されている。
キャリア127は一端が引きばね138によって常時上
方に引上けられている。このばね138は一端188c
がキャリア127に結合され、他端188aが外箱の内
壁に固定され、中間部がローラ138bに掛は回わされ
ている。
そして、収納箱に紙幣を入れる場合に、#H29を開け
て押板62を下げて紙幣を押板62の上に堆積して入れ
る。この場合に、h129を開けると押板62に固定さ
れたビン128とプレート133の穴184との嵌合が
外し、押板62は自由に上下動する様になる。押板62
を手動で下け、押板62と中箱122とよ構成る収納部
に紙幣を入れると、押板62はバネ力により紙幣を適正
に押えて保持する。扉を閉めると、扉側のプレート1i
l18と押板のビン128が轟)プレートの大184に
位置する部分でビン128が嵌合して押板62が上下動
することなく固定される。待運びはこの状態で紙幣が押
板に押圧保持されるため、押板62が、移動することが
なく従って紙幣も中で乱れることがない。
なお、収納箱120が前記架台102に装着されたとき
は、上記ビン128がプレートの穴134から外れて、
押板62が案内軸68に市って移動できるようになる。
具体的には第12図・第18図に示すように内箱122
の壁面の両側にだ円形のアンロックカム1fl18と半
円形の押上レバー139が配置され、これら両者は壁面
を貫通する軸140によって結合され、壁面に回動自在
に支持ちれている。収納箱が架台102に装着されて、
この架台がセット状態にされたとき、第7図に示した突
出ビン105が収納箱外箱の底板に設けられた開口孔1
21aから収納箱内に入り込んで、前記押上レバー13
9を時計方向に回転する。従ってアンロックカム138
も時開方向に回転して第12図に2点鯛勝で示すように
グレート138を罪129の方向に押す。この押圧によ
ってプレート133の穴184とビン128の嵌合が外
れる。
また、収納箱の柚類によっては、押板62が一方向にし
か動かないものがあり、このような場合には、第14図
・第15図に示すようにプレート188の穴の代りに方
向性をもたせた1コ歯部184a多数設けて、ビン12
8の先端128aが、このlコ歯部に入り込み、例えば
図の如く下方への動きに対してはプレートの1コ歯部と
ビンが掛り合ってロックされ、上向の動きに対しては1
コ歯部の傾斜によりグレート1fl18が第10図の矢
印1 ・) 方向に逃けてビン128は上方向のみに移動できるよう
に構成される。
上記のように構成すれば、紙幣を集納箱に収納する場合
に扉を開けるため押板62はロックされず、この押板に
載せた紙幣に適正圧力を与えることができる。従って、
従来のように折板をロックした状態での紙幣の詰めすぎ
による紙幣に加わる異常圧力を防止でき、異常圧力によ
る紙幣の収納箱からの飛び出しく王に上方開口部から)
紙幣の分離性能の悪化を防止することができる。また、
押板62を適当に押下けながら紙幣を装てんすることが
できるので、作業が容易である。さらに収納箱の扉を閉
じて持運ぶとき紙幣が中で乱れることがない。
第9図は収納箱本体120の内部を示す一部切欠斜視図
である。同図において189は第13図に示す押上レバ
ー、140はこれのW支軸、141は下端が押上レバー
139に枢支されたスライド棒で上端が紙幣押え板14
2の脚142cK相支される。紙幣押え仮142は折れ
曲った両F1142cが収納箱の内箱壁面に軸142a
で枢支されている。
第9図で上方に延びた部分142bはフォーク状に切込
みが設けられ、常時は収納箱上方開口部分に臨む紙幣の
上端を押える。方向に付勢される。第9図は収納箱12
0が架台102に載せられてセット状態となったときを
示し、図示省略L7ているが第7図に示される突出ピン
105が押上レバー139を押上けているものとする。
64f′i、  キャリア127に螺合しているスクリ
シ軸で、表面罠オネジが切っである。スクリ3軸64は
上下端が内箱上下端から水平に延びる支持片122a(
図では上端のみ示す)に回転自在に支持され、回転する
ことによりキャリア127を上下動させる。キャリア1
27けこのとき同じく支持片122aK両端が固定され
た案内軸63に沿って上下に摺動する。スクリュー軸6
4は下端に切込み64aが形成されると共に、第2図に
示される駆動ビン104が嵌合する下向穴が設けられた
嵌合部64bが設けられている。この嵌合部は第9図(
b)に示すようにスクリX軸64の下方にアジャスタ6
4cが嵌合され、これら両者はビン64dによって上下
動自在に結合される。アジャスタ64cの上部と内箱か
ら水平rc it=びる支持片122cの間にけばね6
4eが設けられ、このばねによってアジャスタ64cが
下方に付勢されている。アジャスタ64Cの下側には第
7図に示す駆動軸104を嵌入さぜる下向穴64fが設
けられ、この穴には駆動軸のビン104aを嵌合させる
ための切込み64aが形成される。駆動411104と
アジャスタ64cを1沃合させるに際し、ビン104a
と切込み64aの両者の位@、がずれていると、ビン1
04iによってアジャスタ64aが持上げられ、駆動軸
1040回転に伴って位置が合ったところで両者か歌合
して駆動軸104の回転がスクリュ軸64に伝達可能と
なる。駆動軸104はウオームギア104b−170を
介してモータ42の動力が伝達される。
キャリア127は内外箱の壁面に挾まれてリードスクリ
ュに螺合する部分127aと押板62を支える部分12
7bから構成されている。そして画部分は内わの壁面に
設けられた縦向のスリット122Cを通じて連通してい
る。
144は扉29の内側に設けた紙幣案内板で、紙幣の長
手方向の側面に接して上下方向に案内する。
145は収納箱の外箱底部罠設けたスライド板で、金庫
の長手方向に沿って摺動自在にかつ常時矢印の方向に付
勢されて配置されている。スライド板145は内箱の釣
上する壁を貫通して(開孔122bを通じて)、かつそ
の両端が:a17図に示すように外箱の対向壁面に設け
た開孔121cm121cK対向するように配置される
上蓋123は第17図・第18図に示すように外箱12
1の開口長手方向くスライド可能に取り付けられる。上
蓋123はその両側辺の前方内側罠突設されたスライド
駒12(cと、その中央部に長手方向に沿つ内側に突設
されたレール128dを有し、一方の側辺後端に前記フ
タ開防止プレート111が挿入する開孔128bが設け
られている。
さらに上蓋123の後端辺には、外箱壁面の前記孔12
1cに挿入される舌片128aを備えている。
外箱の長手方向側辺には上記レール123dを接触摺動
させると共に前記スライド駒123cを摺動させ、かつ
摺動を止めて回転させる平行な案内レ−#121e =
121fが設けられている。案内レール121fは左端
が上方にわん曲しており、前記スライド駒123cのス
トッパーと回転軸受の1!目を果す。
146は収納箱の外箱内壁に上下摺動自在に設けられた
スライド棒で、上端にローラ146aを回転できるよう
に支持しておシ、下端にL字形の鎖錠片146bを枢支
している。このスライド棒はばね146cによって上方
に付勢されており、ローラ146aが上蓋123が引き
抜かれた第17図の状態のとき、そのスライド面よシ上
方に突出している。鎖錠片146bは中央を外箱の内壁
に枢支されており、一端が上記スライド棒146KF支
され、他端が第17図の状態のとき外箱の壁面に設けら
れたラッチフック106の嵌入用の開孔121gの上半
分を閉じ、上蓋1.23が閉じられているとき、ローラ
146aを介してスライドn 146 Kよって反時計
方向に回転されて開孔121gを開く。
121h・121jはそれ七れ第7図に示す空検知レバ
ー108aと満杯検知レバー108bが入り込む孔であ
る。
第9図に示すように内外箱121・122は後面(扉と
反対面)K紙幣分離時の送出口となる切欠121k・1
22kを有する。そして内箱122はこの切欠から外側
にわん曲する複数個の舌片122ノを有する。
上蓋128は収納箱単体のとき(架台に設置されないと
き)閉じられると、スライド駒123cが。
外箱設けたスリン)121dK嵌入して内外箱の上方開
口部と切欠121k−122kを塞ぐ。同時に上蓋のス
ライド駒123cが第17図に示すスライド板147(
常時上方に付勢されている)の上端によってロックされ
て抜止めが施される。このスライド板147は、架台の
背板102bから突出しているラッチ7ツク106によ
って押下げられたとき上記ロックが外れる。
次に収納箱のセット手順を説明する。
先づ上蓋123を閉じた状態で収納箱120を架台10
2に載せる。これは第19図に示す状態となυ、架台の
背板102bかも突出しているラッチフック106およ
び全検知・満杯検知レバー108a・108bが収納箱
の外箱内に入り込む。ラッチフック106はビン147
aを押下げると共に係合し、検知レバー108a−10
8bはキャリアー127の上死点と下死点位置にのぞむ
次に上蓋を第17図矢印方向に開き、第18図のように
スライド駒123cを軸忙回転させて舌片123aを外
箱壁面121ciC嵌入する。この結果収納箱底部のス
ライド板145が移動し収納箱の外に突出L7てラッチ
107を押圧する。ランチ107は第7図に示すように
軸107aを中心に回転してラッチリンク板114との
係合が外れる。
この状態でセットレバ−110を押し下ける。
この動作によってセットリンク板112が矢印り方向に
移動してラッチリンク板114を矢印F方向に移動させ
る。このとき永久磁石112bと吸着板113が吸着し
て移動後の安定性が確保される。
四時罠フタ開防止グレート111を矢印C方向に移動さ
せて第18図の状態の収納箱の穴123bに挿入して、
上蓋の回転動作を阻止する。ラッチリンク板114の移
動と共にセットベースビン102jが矢印F方向と移動
して架台102が102hを軸として時計方向に回動す
る。
従って第20図の状態となり、突出ビン105によって
押上レバー119・スライドレバー141e介して紙幣
押え板142を開き、また駆動軸104がスクリュ軸の
嵌合部143bに紙台する。この状態では内外箱の切欠
x2tkψ122にの舌片122/がゲートローラ25
と多少クロスするような形で接近する。従って第18図
の紙幣Bはピックアップローラにより分離されるとき、
この舌片1221を通ってゲートローラ25とフィード
ローラ20との間にくり出される。
空検知しバー壷満杯検知レバー108a・108bはそ
れぞれキャリア127が上死点(紙幣がない)・下死点
、(−紙幣が満杯HCあるとき、キャリア127によっ
て回動操作される。操作された上記いづれか一方のレバ
ーは、図示しないセンナを作動する。全検知レバー10
83が操作されたときは、紙幣なしの信号を発生し、ア
ラームを発生させたり、制御回路61に加えてモータ4
2の押板(62)上昇動作を停止させる。満杯検知レバ
ー108bが操作されたときは紙幣満杯の信号を発生し
、アラームを発生させたり、制御回路61に加えてモー
タ42の押板(62)上昇動作を停止させる。
なお、第19図・第20図で上蓋123を開いた状態で
は第17図のようにスライド捧146が上昇しているた
め、その鎖錠片146bがラッチフック106の上方を
閉じているため、ラッチフック106を持上けることは
できず、カセット120を架台から引出すことはできな
い。
収納箱120を架台から外す場合は、上蓋を閉じてから
セットレバ−を持上げて架台102を第19図のように
傾斜させ、次いてロックオフハンドル112を回転させ
る。するとラッチフック106の保合が外れて収納箱は
押出しビン109によって押出される。
なお、第2図・第4図では、駆動411104がスクリ
ュ軸64と直結していると共にベルト65によってモー
タ42の動力が伝達されているが、上記例では、駆動軸
104とスクリュ軸64が、着脱可能に設けられ、また
駆動軸104はウオームギア104b−170を介して
モータ42の動力が伝達されている。
この実施例では、収納箱を縦向に設置しているために、
内部に納められる紙幣は新しいもの使い古しのものKか
かわらず安定して整列性良く上下に堆積することができ
る。従って、この状態で紙幣を1枚づつ分離する際の分
離精度および、羽根車により紙幣を1枚づつ堆積する際
の堆積精度を大幅に向上させることができる。
通常現金を収納する収納箱は、安全上の見地から装置よ
り取シ外して運搬するときには外周を金属板等で横って
あり、逆に装置の所定動作位置にセットされているとき
には紙幣を鈑送する為の機構部が金庫内に入り込む必要
があるために、外周の金繞板の一部(7り)を開いてか
ら装置の所定動作位置にセットする必要があるが、誤っ
てフタを開かずに収納箱をセットすると本体装置の機構
部を損傷する心配がある。あるいは逆に所定動作位値に
収納箱かセットされている状態で7タを締めようとすれ
ば本体の機構部や収納箱を損傷する心配かりる。収納箱
の本体へのセット作業は先述の理由から三次元的に収納
箱を移動することが必要と考えられる。例えば、まず手
前から奥の方向に収納箱を差し込み、次に収納箱を左か
ら右へ揺動しながら寄せることで所定位置へのセット作
業を完了する方式が考えられる。この寄せる操作におい
ては収納箱の寸法のバラツキによってセツテ/グ完了時
のガタつきは引き寄せすぎ、引き寄せる際に金庫が自重
の勢いで衝撃的に移動する等によって装置の異常を招い
たり、逆にもどしてセット解除する際にも金庫の自重の
負荷により動きが重くなる問題がある。
この実施例によれば、収納箱の上蓋を架台にセットした
後でなければ開けないので、防犯性が向上する。また金
庫をセットする際に一定の手順によって行うようにした
ので、操作による装置の損傷を防止できる。さらにセッ
ト動作に伴う衝撃的な動作を架台を支える荷重打消スプ
リングで緩和しているので、精密装置への悪影響を防止
できると共に操作が軽く行なえるので、操作性の向上を
図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、分離部を収納部内の貨幣に接近・後退するよ
うに構成して、収納部への貨幣取出し時に接近して貨幣
を確実に取出し、貨幣取込時に収納部へ取込まれる貨幣
の通路の妨げとならないように退避するように構成して
いるので、スタッカ部によって貨幣の取込が確実に行な
え、取込み・取出しの動作精度を高めることができる。
また精度向上により動作の高速化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の現金取扱部の構成図、第2図は
同じく貨幣分離時のスタッカ・分離部を正面からみた構
成図、第3図はその上方からみた平面図、第4図は猶怜
スタック時のスタッカ・分離部を正面からみた構成図、
第5図は同じく貨幣分離時の斜視図、第6図は収納箱装
着部の斜視図、第7図は架台の斜視図、第8図は収納箱
着脱機構の斜視図、第9図は収納箱の一部の切欠いて示
す斜視図、第1O図はカセットの正面図、第11図はそ
の平面図、第12図は押板と収納相加の係合状態を示す
部分切断平面図、第13図はその部分切断側面図、第1
4図は収納箱の一部切欠いて示す側面図、第15図は収
納相加と押板の係合状態を示す他の実施例の部分平面図
、第16図はその側面図、第17図・第18図は収納箱
上蓋の開く過程を示す斜視図、第19図・第20図は架
台のセット過程を示す縦断面図である。 2:入出金口、9〜12:収納部、14ニスタツ力部、
15:分離部、16:搬送路。 $  1  凹 //      /Q 第 2 図 $ 3  図 ′i44 目 $ 5 聞 第 10 7 半 tt  I2I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入出金口、入金貨幣を出金用として収納する収納部
    、入金貨幣を上記収納部に取込むスタツカ部、上記収納
    部内の貨幣を1枚づつ取出す分離部、上記スタツカ部・
    分離部と上記入出金口と接続して貨幣を搬送する搬送部
    を備え、上記分離部は貨幣取出時に上記収納部内に収納
    された貨幣に接近し、貨幣取込時に上記収納された貨幣
    から後退して取込まれる貨幣の通路から退避するように
    構成されてなる現金自動取引装置。 2、上記収納部は貨幣として紙幣を収納し、上記分離部
    は紙幣分離時に収納された紙幣の接触面をほぼ平面状に
    押圧する案内部材を備えてなる特許請求の範囲第1項記
    載の現金自動取引装置。 3、上記収納部は貨幣として収納された紙幣と上記分離
    部との接触圧力をほぼ一定に調整する紙幣押圧手段を備
    えてなる特許請求の範囲第1項記載の現金自動取引装置
JP59233175A 1984-11-07 1984-11-07 現金自動取引装置 Granted JPS61114934A (ja)

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