JP2700138B2 - 紙葉類放出装置 - Google Patents
紙葉類放出装置Info
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- JP2700138B2 JP2700138B2 JP63176426A JP17642688A JP2700138B2 JP 2700138 B2 JP2700138 B2 JP 2700138B2 JP 63176426 A JP63176426 A JP 63176426A JP 17642688 A JP17642688 A JP 17642688A JP 2700138 B2 JP2700138 B2 JP 2700138B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- pack
- stacker
- attitude
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)発明の属する技術分野 この発明は、例えば旅行小切手(ドラベラーズチェッ
ク)、外貨等の有価証券を現金と交換する時に用いる紙
葉類放出装置に関する。
ク)、外貨等の有価証券を現金と交換する時に用いる紙
葉類放出装置に関する。
(ロ)従来の技術 上述例の旅行小切手の交換は、一般に銀行の窓口で人
為的に行なわれていた。
為的に行なわれていた。
そのために、海外旅行のシーズンになると利用客の処
理に時間が掛るため銀行窓口が混雑して、サービス性が
悪い問題点を有し、また、交換が手作業であるため効率
が悪い問題点を有する。
理に時間が掛るため銀行窓口が混雑して、サービス性が
悪い問題点を有し、また、交換が手作業であるため効率
が悪い問題点を有する。
(ハ)発明が解決しようとする課題 この発明は、装置によって紙葉類を放出することで、
サービス性、作業性の良い紙葉類放出装置の提供を目的
とする。
サービス性、作業性の良い紙葉類放出装置の提供を目的
とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明は、紙葉類を繰出し可能に収納したスタッカ
の複数個を並設し、各スタッカの紙葉類繰出し口の下部
に、各スタッカから繰出された紙葉類を載置して搬送す
る搬送手段を水平に張設し、該搬送手段の搬送終端部
に、該搬送終端部で紙葉類を受入れて、上方に設定され
た放出口または下部に搬送するバケットを設け、上記バ
ケットには、該バケットの姿勢を受入れ時には略水平な
受入れ姿勢となし、放出時には略垂直な放出姿勢となす
姿勢変換手段を設け、前記搬送手段の搬送終端側の下部
であって上記バケットの下動側に、バケット内の紙葉類
を取出して回収する回収部を設けた紙葉類放出装置であ
ることを特徴とする。
の複数個を並設し、各スタッカの紙葉類繰出し口の下部
に、各スタッカから繰出された紙葉類を載置して搬送す
る搬送手段を水平に張設し、該搬送手段の搬送終端部
に、該搬送終端部で紙葉類を受入れて、上方に設定され
た放出口または下部に搬送するバケットを設け、上記バ
ケットには、該バケットの姿勢を受入れ時には略水平な
受入れ姿勢となし、放出時には略垂直な放出姿勢となす
姿勢変換手段を設け、前記搬送手段の搬送終端側の下部
であって上記バケットの下動側に、バケット内の紙葉類
を取出して回収する回収部を設けた紙葉類放出装置であ
ることを特徴とする。
(ホ)作用 この発明の紙葉類放出装置によれば、所定のスタッカ
から必要数の紙葉類を繰出して、これを下部の搬送手段
に載置し、さらに、搬送手段はこれを水平搬送して、搬
送端部で略水平な受入れ姿勢のバケットに投入し、バケ
ットはこれを放出口に上昇搬送して略垂直な放出姿勢で
放出する。
から必要数の紙葉類を繰出して、これを下部の搬送手段
に載置し、さらに、搬送手段はこれを水平搬送して、搬
送端部で略水平な受入れ姿勢のバケットに投入し、バケ
ットはこれを放出口に上昇搬送して略垂直な放出姿勢で
放出する。
繰出しの取消し、または、放出口での取忘れがあった
ときは、バケットを降下搬送して、回収部に回収する。
ときは、バケットを降下搬送して、回収部に回収する。
(ヘ)発明の効果 この発明によれば、係員の作業は、例えば、旅行小切
手の場合であれば、該旅行小切手の登録作業、または手
数料の授受となって、簡単化され、サービス性の向上、
作業効率の向上を図ることができる。
手の場合であれば、該旅行小切手の登録作業、または手
数料の授受となって、簡単化され、サービス性の向上、
作業効率の向上を図ることができる。
装置自体は、並列した各スタッカの下部に搬送手段を
水平に張設したので、複数のスタッカから同時に異なる
複数種の紙葉類を同時に繰出すことができて、作業効率
が一段と向上する。
水平に張設したので、複数のスタッカから同時に異なる
複数種の紙葉類を同時に繰出すことができて、作業効率
が一段と向上する。
さらに、繰出された紙葉類をバケットが略水な受入れ
姿勢で受入れるので、紙葉類の重ね合せの受入れが容易
であり、さらに、上昇搬送して放出口では略垂直な放出
姿勢のなるので、紙葉類の取出しが容易となり、その結
果、複数種の紙葉類を同時に繰出し時、これを一括して
放出することができる。
姿勢で受入れるので、紙葉類の重ね合せの受入れが容易
であり、さらに、上昇搬送して放出口では略垂直な放出
姿勢のなるので、紙葉類の取出しが容易となり、その結
果、複数種の紙葉類を同時に繰出し時、これを一括して
放出することができる。
さらに、バケットが降下搬送し、回収部を搬送手段の
下部に配設することで、複数のスタッカを構成しても、
装置をコンパクトに構成することができる。
下部に配設することで、複数のスタッカを構成しても、
装置をコンパクトに構成することができる。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は現金と有価証券を交換するための有価証券放出
装置を示し、第1図において、この有価証券放装置10で
取扱う有価証券は、旅行小切手、外貨現金であって、旅
行小切手の場合は、例えば米$100、米$500、米$1000
のそれぞれに予めパックに詰めて用意したものを放出す
るようにしている。同様に他の外国の有価証券も複数種
の金種に分けてパックに詰めて用意し、1台の放出装置
10が取扱う有価証券は複数国の複数金種が可能である。
装置を示し、第1図において、この有価証券放装置10で
取扱う有価証券は、旅行小切手、外貨現金であって、旅
行小切手の場合は、例えば米$100、米$500、米$1000
のそれぞれに予めパックに詰めて用意したものを放出す
るようにしている。同様に他の外国の有価証券も複数種
の金種に分けてパックに詰めて用意し、1台の放出装置
10が取扱う有価証券は複数国の複数金種が可能である。
また、外貨現金の場合も所定の金額を上述のようにパ
ックに詰めた場合と、該外貨現金の貨幣単位で取扱う場
合とがあり、何れもユーザの要求に対応する。
ックに詰めた場合と、該外貨現金の貨幣単位で取扱う場
合とがあり、何れもユーザの要求に対応する。
放出装置10は、複数(実施例では6個)のスタッカ11
…を横一列に並設し、各スタッカ11には、それぞれ設定
される外国の旅行小切手を、その金額も複数種に分け封
筒に入れてパック詰めにし、1金種1金額の旅行小切手
パック(以下端にパックと称する)12の多数を1つのス
タッカ11に収納している。
…を横一列に並設し、各スタッカ11には、それぞれ設定
される外国の旅行小切手を、その金額も複数種に分け封
筒に入れてパック詰めにし、1金種1金額の旅行小切手
パック(以下端にパックと称する)12の多数を1つのス
タッカ11に収納している。
各スタッカ11はパック12を傾斜した状態で上下に積重
ねて収納し、該スタッカ11の底部の傾斜下方に繰出しロ
ーラ13を設け、この繰出しローラ13を1回転制御するこ
とで、最下部にある1個のパック12はスタッカ11より繰
出される。
ねて収納し、該スタッカ11の底部の傾斜下方に繰出しロ
ーラ13を設け、この繰出しローラ13を1回転制御するこ
とで、最下部にある1個のパック12はスタッカ11より繰
出される。
上述の繰出し部分の外側上部には、ローラゲート14を
設け、このゲートローラ14は繰出し時に連続して逆繰出
し方向に回転しており、この逆回転で2パック重なり繰
出しを規制している。
設け、このゲートローラ14は繰出し時に連続して逆繰出
し方向に回転しており、この逆回転で2パック重なり繰
出しを規制している。
そして、ゲートローラ14の外側には搬送ローラ15を配
設し、該搬送ローラ15は繰出したパック12を次段に送出
す。
設し、該搬送ローラ15は繰出したパック12を次段に送出
す。
上述のスカッタ11…群の下部には水平なガイド板16を
敷設し、このガイド板16の下面側には複数条のチェーン
17をスプロケット18,18に張架し、上述のチェーン17に
はフック19…を所定の間隔に固定して、その上端を前述
のガイド板16の上面に突出するように構成している。そ
して、上述のチェーン17が搬送方向に駆動制御されて回
動することで、フック19…が搬送方向に回動し、上部の
スタッカ11…から繰出されたパック12を、フック19…で
押しながらガイド板16を滑らせて搬送する。
敷設し、このガイド板16の下面側には複数条のチェーン
17をスプロケット18,18に張架し、上述のチェーン17に
はフック19…を所定の間隔に固定して、その上端を前述
のガイド板16の上面に突出するように構成している。そ
して、上述のチェーン17が搬送方向に駆動制御されて回
動することで、フック19…が搬送方向に回動し、上部の
スタッカ11…から繰出されたパック12を、フック19…で
押しながらガイド板16を滑らせて搬送する。
従って、スタッカ11…から繰出されるパック12はガイ
ド板16に受けられるので、複数のスタッカ11…を同時に
繰出し制御することもできる。
ド板16に受けられるので、複数のスタッカ11…を同時に
繰出し制御することもできる。
上述のガイド板16の搬送後段には、搬送されたパック
12を受入れて、上方に設定したパック放出口20に搬送す
るバケット21を配設している。
12を受入れて、上方に設定したパック放出口20に搬送す
るバケット21を配設している。
第2図、第3図にも示すように、上述のバケット21は
遊端側を開口したコの字形に形成し、この開口部分より
パック12を出入れする。
遊端側を開口したコの字形に形成し、この開口部分より
パック12を出入れする。
このバケット21はその開口部が前述のガイド板16側に
向いているとき、その上面に連結片22を連設し、この連
結片22の遊端が、上下方向にスライドするスライダ23に
支軸24で、略水平な受入れ姿勢と垂直な放出姿勢とに回
動可能に軸支している。
向いているとき、その上面に連結片22を連設し、この連
結片22の遊端が、上下方向にスライドするスライダ23に
支軸24で、略水平な受入れ姿勢と垂直な放出姿勢とに回
動可能に軸支している。
上述のスライダ23は上下方向に立設された2本のガイ
ド杆25,25にその前後の摺動部26,27を摺動可能に支持さ
せ、軸支部28に前後の支軸24を回動可能に軸受29,29を
介して軸受する。
ド杆25,25にその前後の摺動部26,27を摺動可能に支持さ
せ、軸支部28に前後の支軸24を回動可能に軸受29,29を
介して軸受する。
すなわち、前述の連結片22と上述の支軸24とは一体に
固定し、そして、前述の軸支部28の外周面に巻回し、一
端を軸支部28に他端をバケット21側に係止したスプリン
グ30によって、バケット21を水平な受入れ姿勢側に付勢
し、ストッパ31にバケット21の一部を当接することによ
って、該姿勢に位置規制している。
固定し、そして、前述の軸支部28の外周面に巻回し、一
端を軸支部28に他端をバケット21側に係止したスプリン
グ30によって、バケット21を水平な受入れ姿勢側に付勢
し、ストッパ31にバケット21の一部を当接することによ
って、該姿勢に位置規制している。
上述の支軸24の他端にはレバー32の一端を固定し、こ
のレバー32の他端に従動ローラ33を軸支し、該従動ロー
ラ33は前述のバケット21を水平な受入れ姿勢から垂直な
放出姿勢に変換するとき後述の規制板45で操作される。
のレバー32の他端に従動ローラ33を軸支し、該従動ロー
ラ33は前述のバケット21を水平な受入れ姿勢から垂直な
放出姿勢に変換するとき後述の規制板45で操作される。
また、前述のスライダ23のストッパ31の上部位置に
は、位置検知用の検知片34を固定し、この検知片34はス
ライダ23の放出移動位置に設けた第1のセンサS1,ガイ
ド板16からのパック受入れ移動位置に設けた第2のセン
サS2,回収移動位置に設けた第3のセンサS3が検知する
ことで移動位置を制御する。
は、位置検知用の検知片34を固定し、この検知片34はス
ライダ23の放出移動位置に設けた第1のセンサS1,ガイ
ド板16からのパック受入れ移動位置に設けた第2のセン
サS2,回収移動位置に設けた第3のセンサS3が検知する
ことで移動位置を制御する。
前述のスライダ23の上下移動方向に沿って駆動ベルト
35を張設し、この駆動ベルト35は上下の位置に配したプ
ーリ36,36(第1図参照)に巻回している。
35を張設し、この駆動ベルト35は上下の位置に配したプ
ーリ36,36(第1図参照)に巻回している。
そして、上述の駆動ベルト35の一部を前述のスライダ
23の摺動部27にビス37,37で固定することで、この駆動
ベルト35を正逆転制御すれば、スライダを上下移動操作
することができる。
23の摺動部27にビス37,37で固定することで、この駆動
ベルト35を正逆転制御すれば、スライダを上下移動操作
することができる。
なお、上述の駆動ベルト35は下部に配設したパルスモ
ータ38(第1図参照)で駆動制御される。
ータ38(第1図参照)で駆動制御される。
また、前述の駆動ベルト35を摺動部27に固定した位置
には係止片39を共にビス37…で固定しており、この係止
片39はこれに対向する摺動杆40の頭部41に当接してい
る。
には係止片39を共にビス37…で固定しており、この係止
片39はこれに対向する摺動杆40の頭部41に当接してい
る。
上述の摺動杆40は上下方向に長く、中央部には長孔42
を形成し、上下位置に配置されたガイドピン43,43によ
って上下方向に摺動可能に支持し、スプリング44によっ
て下方に付勢している。
を形成し、上下位置に配置されたガイドピン43,43によ
って上下方向に摺動可能に支持し、スプリング44によっ
て下方に付勢している。
通常スライダ23が最上の放出移動位置に移動したとき
は、前述の係止片39はスプリング4に抗して摺動する。
は、前述の係止片39はスプリング4に抗して摺動する。
そして、例えば、停電によって前述のパルスモータ38
の電源がOFFになって、該モータ38がフリーになると、
前述のスプリング44の付勢力により、スライダ23は下方
に引き戻されて、バケット21は放出移動位置より降下
し、バケット21の上端はパック放出口20より下方の位置
に移動され、放出位置10の内部機構全体を覆う外壁キャ
ビネット(図示省略)より引出された時、バケット21が
キャビネット側のパック放出口20を構成する開口部の口
縁に当接することを回避する。
の電源がOFFになって、該モータ38がフリーになると、
前述のスプリング44の付勢力により、スライダ23は下方
に引き戻されて、バケット21は放出移動位置より降下
し、バケット21の上端はパック放出口20より下方の位置
に移動され、放出位置10の内部機構全体を覆う外壁キャ
ビネット(図示省略)より引出された時、バケット21が
キャビネット側のパック放出口20を構成する開口部の口
縁に当接することを回避する。
前述のバケット21の後面側の上部位置であって従動ロ
ーラ33と対向する位置に、この従動ローラ33に対接する
規制板45を設け、この規制板45の下部位置は前述のガイ
ド板16からの受入れ位置より上部の位置にあって、傾斜
面46を形成している。
ーラ33と対向する位置に、この従動ローラ33に対接する
規制板45を設け、この規制板45の下部位置は前述のガイ
ド板16からの受入れ位置より上部の位置にあって、傾斜
面46を形成している。
そして、バケット21は上昇時に、水平な受入れ姿勢か
ら従動ローラ33が傾斜面46から順に規制板45に当接する
ことで、垂直な放出姿勢に変更することができ、また、
バケット21は降下して規制板45から離れることで、水平
な受入れ姿勢に復帰する。
ら従動ローラ33が傾斜面46から順に規制板45に当接する
ことで、垂直な放出姿勢に変更することができ、また、
バケット21は降下して規制板45から離れることで、水平
な受入れ姿勢に復帰する。
上述のバケット21の移動最下部の回収移動位置で該バ
ケット21を対向する位置、すなわち、ガイド板16の搬送
端部の下面側には、回収箱47を対設し(第1図参照)、
この回収箱47にはバケット21に受入れたパック12がスタ
ッカ11からの繰出したパック12の放出取消しの場合、ま
たは、パック放出口20での取忘れの場合のパック12を回
収する。
ケット21を対向する位置、すなわち、ガイド板16の搬送
端部の下面側には、回収箱47を対設し(第1図参照)、
この回収箱47にはバケット21に受入れたパック12がスタ
ッカ11からの繰出したパック12の放出取消しの場合、ま
たは、パック放出口20での取忘れの場合のパック12を回
収する。
第4図、第5図に示すように、この回収移動位置のバ
ケット21の下面側には、左右一対の押出しレバー48,48
の下端を、固定片49,49に軸受した支軸50に固定して、
回収箱47側に揺動可能に支持し、スプリング51で回避方
向(第4図で反時計方向)に付勢している。
ケット21の下面側には、左右一対の押出しレバー48,48
の下端を、固定片49,49に軸受した支軸50に固定して、
回収箱47側に揺動可能に支持し、スプリング51で回避方
向(第4図で反時計方向)に付勢している。
上述の一方の押出しレバー48の中間外側には、クラン
クアーム52の遊端部に軸支したローラ53を接触し、この
クランクアーム52をモータ54で時計方向(第5図参照)
に1回転制御することで、押出しレバー48の上端が回収
方向に1往復動させる。
クアーム52の遊端部に軸支したローラ53を接触し、この
クランクアーム52をモータ54で時計方向(第5図参照)
に1回転制御することで、押出しレバー48の上端が回収
方向に1往復動させる。
一方、バケット21の後部側と底部側にはこれらを連通
し、前述の押出しレバー48,48の上端が通過する溝55,55
を形成しており、そのため、バケット21の内部にパック
12を受入れた状態で、前述の押出しレバー48,48が時計
方向(第1図参照)に回動すると、内部のパック12は押
出しレバー48,48の上端で押出されて、パック12は回収
箱47に回収することができる。
し、前述の押出しレバー48,48の上端が通過する溝55,55
を形成しており、そのため、バケット21の内部にパック
12を受入れた状態で、前述の押出しレバー48,48が時計
方向(第1図参照)に回動すると、内部のパック12は押
出しレバー48,48の上端で押出されて、パック12は回収
箱47に回収することができる。
なお、センサS4は押出しレバー48の初期位置を検知し
て、押出しレバー48の1往復動を制御する。
て、押出しレバー48の1往復動を制御する。
このように構成した旅行小切手、すなわち、パック12
の放出装置10は、通常バケット21がガイド板16の搬送後
端にその開口部分を向けた水平な受入れ姿勢で待機し
て、その位置を第2センサS2が検知している。
の放出装置10は、通常バケット21がガイド板16の搬送後
端にその開口部分を向けた水平な受入れ姿勢で待機し
て、その位置を第2センサS2が検知している。
各スタッカ11…からパック12が繰出されると、チェー
ン17のフック19がこれをバケット21に搬送して収納し、
また、パック12が複数個ある場合は、該パック12を収納
するたびに、バケット21はパック12の1個分下降して、
その収納時に既収納のパック12と後続のパック12とが衝
突しないように、パルスモータ38を降下制御している。
ン17のフック19がこれをバケット21に搬送して収納し、
また、パック12が複数個ある場合は、該パック12を収納
するたびに、バケット21はパック12の1個分下降して、
その収納時に既収納のパック12と後続のパック12とが衝
突しないように、パルスモータ38を降下制御している。
所定量のパック12がバケット21に収納されると、パル
スモータ38を正転方向に駆動し、駆動ベルト35はスライ
ダ23を上方へ摺動させ、バケット21は上昇制御されて上
部のパック放出口20に移動し、この移動過程でバケット
21の従動ローラ33が規制板45に摺接することで、バケッ
ト21は水平な受入れ姿勢から垂直な放出姿勢に変更さ
れ、バケット21の開口部分を上方に向ける。
スモータ38を正転方向に駆動し、駆動ベルト35はスライ
ダ23を上方へ摺動させ、バケット21は上昇制御されて上
部のパック放出口20に移動し、この移動過程でバケット
21の従動ローラ33が規制板45に摺接することで、バケッ
ト21は水平な受入れ姿勢から垂直な放出姿勢に変更さ
れ、バケット21の開口部分を上方に向ける。
そして、バケット21が放出移動位置に至ると第1セン
サS1がこれを検知することで、移動が停止制御される。
サS1がこれを検知することで、移動が停止制御される。
その後、パック放出口20のシャッタ56が開放されるこ
とで、バケット21内のパック12の取出しを許容する。
とで、バケット21内のパック12の取出しを許容する。
一方、パック放出口20でのパック12の取忘れ、または
スタッカ11から繰出したパック12の放出が取消しになっ
た時は、パルスモータ38を逆転制御してバケット21を回
収位置側に移動し、第3センサS3がこれを検知すること
で、この移動を停止制御する。
スタッカ11から繰出したパック12の放出が取消しになっ
た時は、パルスモータ38を逆転制御してバケット21を回
収位置側に移動し、第3センサS3がこれを検知すること
で、この移動を停止制御する。
次いでモータ54が1回転制御してクランクアーム52を
回転することで、該クランクアーム52のローラ53が押出
しレバー48を回収方向に回動させ、バケット21に受入れ
られていたパック12を回収箱47に回収することができ
る。
回転することで、該クランクアーム52のローラ53が押出
しレバー48を回収方向に回動させ、バケット21に受入れ
られていたパック12を回収箱47に回収することができ
る。
そして、第4センサS4が押出しレバー48の初期位置へ
の復帰を検知することで、回転制御が停止される。
の復帰を検知することで、回転制御が停止される。
なお、上述の実施例では旅行小切手パック12の放出を
示したが、旅行小切手に変えて外貨現金であるもよく、
また外貨現金をパック詰めしないで直接払出してもよ
い。
示したが、旅行小切手に変えて外貨現金であるもよく、
また外貨現金をパック詰めしないで直接払出してもよ
い。
従って、この発明の有価証券は外貨現金をも含み、ま
た、発明は実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
た、発明は実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は有価証券放出装置の機構側面図、 第2図はバケット軸支部分の一部断面側面図、 第3図はバケット軸支部分の断面平面図、 第4図は回収部の側面図、 第5図は回数部の一部断面正面図である。 10……放出装置 11……スタッカ 12……旅行小切手パック 16……ガイド板 17……チェーン 19……フック 20……パック放出口 21……バケット 47……回収箱 48……押出しレバー
Claims (1)
- 【請求項1】紙葉類を繰出し可能に収納したスタッカの
複数個を並設し、 各スタッカの紙葉類繰出し口の下部に、各スタッカから
繰出された紙葉類を載置して搬送する搬送手段を水平に
張設し、 該搬送手段の搬送終端部に、該搬送終端部で紙葉類を受
入れて、上方に設定された放出口または下部に搬送する
バケットを設け、 上記バケットには、該バケットの姿勢を受入れ時には略
水平な受入れ姿勢となし、放出時には略垂直な放出姿勢
となす姿勢変換手段を設け、 前記搬送手段の搬送終端側の下部であって上記バケット
の下動側に、バケット内の紙葉類を取出して回収する回
収部を設けた 紙葉類放出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63176426A JP2700138B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 紙葉類放出装置 |
EP19890111736 EP0348923A3 (en) | 1988-06-30 | 1989-06-28 | Apparatus for exchanging money to valuable papers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63176426A JP2700138B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 紙葉類放出装置 |
Publications (2)
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JPH0225997A JPH0225997A (ja) | 1990-01-29 |
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Family
ID=16013495
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2700138B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60148666U (ja) * | 1984-03-08 | 1985-10-02 | オムロン株式会社 | 硬貨入出金バケツト |
-
1988
- 1988-07-14 JP JP63176426A patent/JP2700138B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0225997A (ja) | 1990-01-29 |
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