JPH07113767B2 - 段ボ−ル印刷用感光性樹脂印刷版 - Google Patents

段ボ−ル印刷用感光性樹脂印刷版

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JPH07113767B2
JPH07113767B2 JP61233264A JP23326486A JPH07113767B2 JP H07113767 B2 JPH07113767 B2 JP H07113767B2 JP 61233264 A JP61233264 A JP 61233264A JP 23326486 A JP23326486 A JP 23326486A JP H07113767 B2 JPH07113767 B2 JP H07113767B2
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は段ボール印刷用感光性樹脂印刷版に関するもの
である。さらに詳しくいえば、本発明は、段ボール印刷
において、印刷中に印刷機の運転を停めて版拭きを行う
必要がなく、能率よく精度の良好な印刷物を与えうる段
ボール印刷用感光性樹脂印刷版に関するものである。
従来の技術 従来、段ボール印刷用版材としてはゴム版が使用されて
きたが、ゴム版では繊細な図柄を精度よく印刷すること
ができず、したがつて近年、図柄の繊細化に伴い、感光
性樹脂版が使用されるようになつてきた。特にバーコー
ド印刷など、精度が要求される印刷にはゴム版では対応
できず、感光性樹脂版が必須となつている。
この段ボール印刷においては、被印刷物が必ずしも平滑
ではなく、印刷時にインキを均一に転写しようとして圧
力をかけすぎると、段ボールライナー紙の中間にあるフ
ルートが変形を起こし、段ボールとしての強度をそこな
うために、小さな印圧で均一にインキを転写させる必要
があることから、通常シヨアーA硬度で25〜60度程度の
軟らかい版材が用いられる。
しかしながら、このような低硬度の感光性樹脂版を用い
て段ボール印刷を行うと、印刷機に供給される段ボール
紙上に載つている紙の切り屑などが版面に付着した場
合、離脱しにくいために、印刷機の運転をいつたん停止
して版を拭いたのち、再度印刷を開始する必要があつ
て、生産性や印刷物歩留りの低下を免れないという実用
上の大きな問題が生じる。
そこで、このような問題を解決するために種々の検討が
なされてきたが、これまでの研究は、版面に付着する紙
の切り屑などの離脱性は主として版面のベトツキ性に左
右されるという観点から、版の取り扱い性向上と共に、
もつぱら版面のベトツキを除去する方法についてなされ
てきた(特公昭56-16182号公報)。
しかしながら、このような方法においては、版面のベト
ツキを除去することによつて、紙の切り屑などの離脱性
はある程度改良されるものの、離脱するまでの印刷部数
は依然として数十部以上であるため、印刷機の運転をい
つたん停止して版拭きをすることは避けられないという
のが実情であつた。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、このような事情のもとで、段ボール印刷にお
いて、印刷中に印刷機の運転を停止して版拭きを行う必
要がなく、能率よく精度の良好な印刷物を与えるなど、
優れた特徴を有する段ボール印刷用感光性樹脂印刷版を
提供することを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、前記の優れた特徴を有する段ボール印刷
用感光性樹脂印刷版を開発するために鋭意研究を重ねた
結果、特定の感光性樹脂組成物から製版したものであっ
て、シヨアーA硬度、版表面ベトツキ度及び反撥弾性の
値がそれぞれ特定の範囲にある感光性樹脂印刷版がその
目的に適合しうることを見出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、(A)エチレン性二重結合を有す
る不飽和ポリエーテルポリウレタンプレポリマー、
(B)エチレン性不飽和化合物及び(C)光重合開始剤
を必須成分として含有する感光性樹脂組成物から製版さ
れ、20℃の温度において測定した、ショアーA硬度、落
球法による反発弾性及び版表面ベトツキ度が、それぞれ
25〜60度、35%以上及び40g/cm以下であることを特徴と
する段ボール印刷用感光性樹脂印刷版を提供するもので
ある。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明印刷版は20℃の温度において測定したシヨアーA
硬度が25〜60度の範囲にあることが必要である。このシ
ヨアーA硬度が25度未満では、被印刷物上に均一なイン
キ皮膜は容易に得られるものの、僅かな印圧でもレリー
フが変形を起こして、印刷物の画線が太り、文字などが
いわゆるツブレを生じ、判読しにくい状態になりやす
く、一方60度を超えると、被印刷物上に均一なインキ皮
膜を得るために多大の印圧を必要とし、その結果段ボー
ル紙のフルートに変形が生じて、段ボール紙としての強
度がそこなわれる。
さらに、本発明印刷版においては、20℃の温度において
測定した、落球法による反発弾性及び版面のベトツキ度
が、それぞれ35%以上及び40g/cm以下であることが必要
である。いずれか一方でもこの範囲を逸脱すると、紙の
切り屑などの離脱性が低下して、印刷中に印刷機の運転
をいつたん停止して版拭きを行うことが必要となる。
本発明でいう落球法による反発弾性は、20℃の温度にお
いて、7mm厚のサンプル版の上方30cmの高さから直径8mm
の鉄球を版上に自然落下させ、この鉄球がはねかえる高
さxcmを測定し、 反発弾性(%)=x/30×100 の式より求められる。この際、サンプル版表面にベトツ
キがある場合は、それによつて測定値が変わるので、表
面をタルクなどでパウダリング処理したのち測定する必
要がある。
一方、版面のベトツキ度は、アルミニウム製輪をサンプ
ル版表面におしつけたのち引き離すのに要する抵抗値を
もつて測定される。この具体的な測定方法について添付
図面に従つて説明すると、図は版面のベトツキ度を測定
するための説明図であつて、20℃の温度において試料片
1のレリーフ面の平滑な部分に半径50mm、巾13mmのアル
ミニウム輪3を接触させ、アルミニウム輪3に500gの荷
重をかけて4秒間放置したのちに、毎分30mmの一定速度
でアルミニウム輪3を引き上げ、アルミニウム輪3が試
料片1から離れる際の抵抗力をプツシュプルゲージ4で
読みとる。この値の小さいものほどベトツキが少ない。
なお、2は試料片1の支持台、5はアルミニウム輪3を
引き上げるための歯車部である。
このような特性を有する本発明の感光性樹脂印刷版は、
例えば(A)エチレン性二重結合を有するプレポリマ
ー、(B)エチレン性不飽和化合物及び(C)光重合開
始剤を必須成分として含有し、さらに必要に応じて安定
剤を添加した感光性樹脂組成物から製版することができ
る。
前記(A)成分のエチレン性二重結合を有する不飽和ポ
リエーテルポリウレタンプレポリマーは高耐刷力の版を
得るのに好適であり、例えばポリエーテルジオール、イ
ソシアネート基2個以上を有する化合物及び分子内に活
性水素をもつ官能基とエチレン性二重結合を同時に含有
する化合物とを反応させることにより得ることができ
る。
ポリエーテルジオールとしては、例えばポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコールなどを挙げることができる。
一方、イソシアネート基2個以上を含有する化合物とし
ては、例えばトリレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ト
リメチルヘキサンジイソシアネートなどを挙げることが
できる。
さらに、分子内に活性水素をもつ官能基とエチレン性二
重結合を同時に含有する化合物としては、例えばヒドロ
キシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタク
リレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
エチルメタクリレート、ポリプロプレングリコールモノ
アクリレート、ポリプロピレングリコールモノメタクリ
レートなどが挙げられる。
活性水素をもつ官能基とイソシアネート基との割合につ
いては、前者を多くする必要があるが、その比率を変え
ることにより、分子量の異なる不飽和ポリウレタンを得
ることができる。また、エステル結合やアミド結合、ウ
レタン結合は、得られる感光性樹脂硬化物の反発弾性を
下げる傾向があるので、プレポリマー中におけるこれら
の結合の濃度を低く抑えることが望ましい。
次に、(B)成分のエチレン性不飽和化合物としては、
アクリル酸又はメタクリル酸のエステル類、例えばラウ
リルエステルやステアリルエステルなどのアルキルエス
テル類、ポリエチレングリコールとのモノエステルやジ
エステル類、ポリプロピレングリコールとのモノエステ
ルやジエステル類、トリメチロールプロパンとのトリエ
ステル類などを挙げることができるが、メタクリレート
よりもアクリレートの方が反発弾性の高い感光性樹脂硬
化物が得られるので好ましい。また、エステル結合濃度
の低いものの方が前記と同様の理由により好適である。
さらに、エチレン性不飽和結合2個以上を有する化合物
は得られる硬化物の硬度を高めるので、所望の硬度範囲
のものが得られるように使用する必要がある。
(C)成分の光重合開始剤については特に制限はなく、
従来感光性樹脂組成物に慣用されているものを用いるこ
とができる。具体的にはベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテルのようなベンゾイン
のエーテル類や、2,2−ジメトキシ−2−フエニルアセ
トフエノンなどを用いることができる。
また、該感光性樹脂組成物には、必要に応じ(D)成分
として安定剤を添加することができる。この安定剤とし
ては、従来公知のもの、例えばp−メトキシフエノー
ル、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール、トリフ
エニルホスフアイトなどを用いることができる。
本発明の感光性樹脂印刷版は通常用いられている方法に
従つて製版することができる。すなわち、支持体上に前
記感光性樹脂組成物から成る感光層を設けたのち、画像
形成露光を行い、次いで現像処理することにより、本発
明印刷版が得られる。この際、該感光性樹脂組成物とし
て、20℃の温度において測定した、その硬化物のシヨア
ーA硬度が25〜60度、落球法による反発弾性が35%以上
のものを選んで用いることが必要である。またこのよう
な組成物を用いて製版された印刷版の版表面ベトツキ度
は通常40g/cm以上になる場合が多い。したがつて、この
ような場合には、例えば該感光性樹脂硬化物層に、活性
光線が照射されることによつて化合物中の水素原子を引
き抜くことのできる水素引き抜き剤を含浸させたのち、
この含浸部分に活性光線を照射するといつた方法(特公
昭56-16182号公報)などにより、版表面ベトツキ度を40
g/cm以下にすることが必要である。前記水素引き抜き剤
としては、例えばベンゾフエノン、4,4′−ジメトキシ
ベンゾフエノン、4−ヒドロキシベンゾフエノン、デオ
キシベンゾフエノン、アセトフエノン、4−メチルアセ
トフエノン、アントラキノン、2−メチルアントラキノ
ン、2−エチルアントラキノンなどを挙げることができ
る。
また、照射する活性光線としては、300nm以下、特に200
〜300nmの範囲の波長域を有するものが好ましく、この
ような活性光線の光源としては、例えば低圧水銀灯、殺
菌灯、重水素ランプなどを挙げることができる。
さらに、前記水素引き抜き剤を該硬化物層に含浸させる
方法としては、例えば水素引き抜き剤を適当な溶剤に溶
解して得られた処理液を刷毛やスプレーなどにより塗布
したり、該処理液中に硬化物層を浸漬するなどの方法を
用いることができる。
本発明の感光性樹脂印刷版は厚さが3〜8mmの範囲にあ
るものが好ましく、またポリエステルフイルムやゴム版
などの支持体に貼り合わせて用いてもよい。
発明の効果 本発明の段ボール印刷用感光性樹脂印刷版は、エチレン
性二重結合を有する不飽和ポリエーテルポリウレタンプ
レポリマーを感光性樹脂成分として用いて製版された、
特定のショアーA硬度、反発弾性及び版表面ベトツキ度
をもった段ボール印刷用印刷版であって、段ボール印刷
にこの印刷版を用いることにより、印刷中に版面に付着
した紙の切り屑などは数部までの印刷で離脱するので、
印刷機の運転を停止して版拭きを行う必要がなく、能率
よく均一なインキ皮膜を有する繊細な図柄の段ボール印
刷を行うことができる。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 ポリプロピレングリコールジオール(数平均分子量200
0)1モル、ポリテトラメチレングリコールジオール
(数平均分子量2000)1モルにトリレンジイソシアネー
ト2.4モル、ジブチルスズジラウレート20ppmを加えて80
℃で2時間反応させて、両末端にイソシアネート基を有
するウレタンポリマーを得た。次いでこれに、ポリプロ
ピレングリコールモノメタクリレート(分子量380)2
モルを加えて、IRスペクトルにおけるイソシアネート基
の特性吸収(2260cm-1付近)がほとんど認められなくな
るまで反応を続け、不飽和ポリウレタンプレポリマーを
得た。
このプレポリマー70重量部に対してラウリルメタクリレ
ート18重量部、テトラエチレングリコールモノメチルエ
ーテルモノメタクリレート12重量部、テトラエチレング
リコールジメタクリレート1.5重量部、トリメチロール
プロパントリメタクリレート1重量部、2,2−ジメトキ
シ−2−フエニルアセトフエノン0.7重量部、2,6−ジ−
t−ブチル−p−クレゾール0.5重量部を加えて混合溶
解させ感光性組成物を得た。
この感光性組成物を用いてALF型露光装置(旭化成工業
製)上で7mm版の画像露光(マスキング露光5分、レリ
ーフ露光4分、バツク露光40秒)を行い、次いで40℃の
界面活性剤水溶液を吹きつけることにより未硬化部を除
去し、さらに得られた版を水に浸漬し、2mw/m2の強さの
ケミカルランプからの光を10分間全面に照射したのち、
60℃で15分間乾燥した。この版をベンゾフエノンの2%
エタノール溶液に2分間浸漬したのち、30分間風乾し、
その後殺菌灯で10分間照射した。
得られた版の20℃における表面ベトツキ度は0g/cmであ
り、落球式反発弾性は35%、シヨアーA硬度は49度であ
つた。
この版を用いて水性インキによる段ボール印刷を行つた
ところ、良好なインキ着肉性を示し、また、紙の切り屑
などが版面に付着しても数部の印刷の内に容易に離脱す
るため、3万部の印刷の途中で版拭きのために印刷機を
停止することは全くなかつた。
比較例1 実施例1で用いた感光性組成物を使用し、ベンゾフエノ
ンのエタノール溶液への浸漬及び殺菌灯照射を行わなか
つたこと以外は、実施例1と同様な方法により印刷版を
得た。
得られた版の20℃における表面ベトツキ度は200g/cmで
あり落球式反発弾性は35%、シヨアーA硬度は49度であ
つた。
この版を用いて水性インキによる段ボール印刷を行つた
ところ、紙の切り屑などが版面に付着するとそのまま印
刷を続けても離脱しないため、約1000部の印刷に対して
1回の割合で印刷機を停めて版拭きを行わなければなら
なかつた。
比較例2 ポリプロピレングリコールアジペートジオール(数平均
分子量2000)1モル、ポリプロピレングリコールジオー
ル(数平均分子量2000)1モルにトリレンジイソシアネ
ート2.4モル、ジブチルチンジラウレート70ppmを加えて
80℃で2時間反応させて、両末端にイソシアネート基を
有するウレタンポリマーを得た。
次いで、これにポリプロピレングリコールモノメタクリ
レート(分子量380)を加え、IRスペクトルにおけるイ
ソシアネート基の特性吸収(2260cm-1付近)がほとんど
認められなくなるまで反応を続け不飽和ポリウレタンプ
レポリマーを得た。
このプレポリマー70重量部に対してラウリルメタクリレ
ート18重量部、テトラエチレングリコールモノメチルエ
ーテルモノメタクリレート12重量部、テトラエチレング
リコールジメタクリレート1.5重量部、トリメチロール
プロパントリメタクリレート1重量部、2,2−ジメトキ
シ−2−フエニルアセトフエノン0.7重量部、2,6−ジ−
t−ブチル−p−クレゾール0.5重量部を加えて混合溶
解させ感光性組成物を得た。
この感光性組成物を用いて実施例1と同様にして印刷版
を得た。
得られた版の20℃における表面のベトツキ度は0g/cmで
あり、落球式反発弾性は25%、シヨアーA硬度は48度で
あつた。
この版を用いて水性インキによる段ボール印刷を行つた
ところ、紙の切り屑などが版面に付着するとそのまま印
刷を続けても離脱しないため、約1000部の印刷に対して
1回の割合で印刷機を停めて版拭きを行わなければなら
なかつた。
実施例2 実施例1と同じ不飽和ポリウレタンプレポリマ−70重量
部に対してポリプロピレングリコールモノメタクリレー
ト(分子量800)18重量部、テトラエチレングリコール
モノメチルエーテルモノメタクリレート12重量部、テト
ラエチレングリコールジメタクリレート1.5重量部、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート1重量部、2,
2−ジメトキシ−2−フエニルアセトフエノン0.7重量
部、アセトフエノン3重量部、2,6−ジ−t−ブチル−
p−クレゾール0.1重量部を加えて混合溶解させ感光性
組成物を得た。
この感光性組成物を用いて実施例1と同じ方法で画像露
光及び未硬化部の洗い出しを行い、さらにALF-200UP型
後露光装置(旭化成工業製)を用いて版を水に浸漬させ
た状態で、ケミカルランプからの紫外線と殺菌灯からの
紫外線を同時に10分間照射した。その後60℃で15分間乾
燥した。
得られた版の20℃における表面のベトツキ度は40g/cmで
あり、落球式反発弾性は43%、シヨアーA硬度は48度で
あつた。
この版を用いて水性インキによる段ボール印刷を行つた
ところ、紙の切り屑なとが版面に付着しても数部の印刷
のうちに離脱するため、4万部の印刷の途中で版拭きの
ために印刷機を停止することは全くなかつた。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の感光性樹脂印刷版における版表面ベタツキ
度を測定するための説明図であつて、図中符号1は試料
片、3はアルミニウム輪、4はプツシエプルゲージであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)エチレン性二重結合を有する不飽和
    ポリエーテルポリウレタンプレポリマー、(B)エチレ
    ン性不飽和化合物及び(C)光重合開始剤を必須成分と
    して含有する感光性樹脂組成物から製版され、20℃の温
    度において測定した、ショアーA硬度、落球法による反
    発弾性及び版表面ベトツキ度が、それぞれ25〜60度、35
    %以上及び40g/cm以下であることを特徴とする段ボール
    印刷用感光性樹脂印刷版。
JP61233264A 1986-10-02 1986-10-02 段ボ−ル印刷用感光性樹脂印刷版 Expired - Lifetime JPH07113767B2 (ja)

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AU78961/87A AU601770B2 (en) 1986-10-02 1987-09-25 A photoresin printing plate for use in printing a corrugated board
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