JP5601606B1 - フレキソ印刷版の製造方法 - Google Patents

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Abstract

版面汚れ防止能とその効果の持続性を有し、高品位大量印刷を可能にするフレキソ印刷版の製造方法を提供する。
(A)水分散ラテックスからなる疎水性重合体、(B)光重合性化合物、(C)光重合開始剤を少なくとも含む感光性樹脂組成物からなる感光性樹脂層を設けたフレキソ印刷原版から、主露光工程、現像工程および後露光工程を含む工程によりフレキソ印刷版を製造する製造方法において、アミン当量が1000g/mol以下である第一アミノ変性シリコーンと、アミン当量が3000g/mol以上である第二アミノ変性シリコーンとを、2.5:1〜1:6の質量比で含有する処理溶液をフレキソ印刷版の表面全体に接触させることを特徴とするフレキソ印刷版の製造方法が開示される。

Description

本発明は、高品位大量印刷を可能にするフレキソ印刷版の製造方法に関する。
一般的なフレキソ印刷用感光性樹脂版は、例えば特許文献1〜3に記載されるように、露光・現像および後露光工程を経て製造される。フレキソ印刷用感光性樹脂版を用いた印刷方式は、凹凸のある樹脂版の凸部表面に、インキ供給ロール等でインキを供給し、次に印刷版を被印刷体に接触させて、凸部表面のインキを被印刷体に転移させる方式である。このようなフレキソ印刷においては、インキが印刷版の凸部のショルダー部分に付着してきたり、凹部にインキが入りこんだりすること(以下、版面汚れ)が長時間にわたっての印刷中にしばしば発生する。その結果、本来の絵柄でない部分まで印刷されることがあり、印刷品位の低下を起こしてしまう。
特に近年、フレキソ印刷の高精細印刷への適用が進んでおり、色や濃度の階調を出すため高線数での網点印刷が盛んに行われている。この場合、網点と網点の間隔がより小さくなるために、よりインキが印刷版の網点谷間に詰まりやすくなる。印刷版の谷間にインキが一定以上たまると、これらは被印刷物へと転移し、ドット絡みを発生させ、著しい印刷品位の低下をもたらす。
ところで、フレキソ印刷は、水系インキ、アルコール系インキ、溶剤系インキ、UVインキ等、様々な種類のインキに対応できることが特徴の一つである。一方、いずれのインキを使用した場合でも版面汚れを防止することが求められる。特に、溶剤インク、UVインクなど版材への浸透力の高いインキを用いた場合でも、版面汚れを防止できることが必要である。
フレキソ印刷版の版面汚れ防止に関して、これまでに幾つかの方法が提案されている。例えば、特許文献4には、ポリエステル樹脂を主成分とする印刷版にシリコーンオイル、シリコーンゴム、シリコーンワニスまたはフッ素化合物を、はけ塗りやスプレー方式で付着させる方法が記載されている。この方法では、一定の版面汚れ防止効果はあるものの、ドット間距離が狭い高線数の網点印刷では版面汚れを防止できない。
特許文献5には、エラストマーよりなる印刷版に、シリコーン系化合物やフッ素系化合物の水系エマルジョンと水性樹脂の混合物を塗布する方法が提案されている。この方法では、未変性シリコーン化合物を使用しているため、版面汚れ防止能は十分でない。
特許文献6には、フレキソ印刷版の製版時の露光工程以降に、変性シリコーン化合物を含む溶液を接触させる方法が提案されている。この方法では、変性されたシリコーン化合物を用いることにより、版面汚れ防止能に向上が見られる。ただし、ロングランの印刷においては、版面汚れが発生し、持続性は十分とはいえない。
特許文献7には、ゲル化度が50質量%以上であるラテックスを含むフレキソ印刷版に、アミノ変性シリコーン化合物を含有する液を接触させる方法が提案されている。この方法では、アミノ変性シリコーン化合物とゲル化ラテックスとの相互作用および/またはアミノ変性シリコーン化合物と乳化剤との相互作用により、版面汚れ防止能に向上が期待されるが、版面汚れ防止とその持続性のいずれも満足できるものではなく、高品位大量印刷には十分とはいえない。
特許文献8には、フレキソ印刷版に有機ケイ素化合物を含有させる方法が提案されている。この方法では、樹脂組成物中に撥インキ成分を含ませており、版面に撥インキ成分を接触させる方法に比べ、優れた持続効果を示す。しかしながら、印刷版樹脂組成物中の有機ケイ素化合物の含有量が0.05質量%〜1.0質量%と少なく、印刷版表面に存在する撥インキ成分は少ない。このため、版面汚れ防止能は十分とは言えない。
特開平10−171111号公報 特開昭63−088555号公報 特開平05−134410号公報 特開昭51−47805号公報 特開2002−292985号公報 国際公開第2005/064413号 国際公開第2011/081084号 国際公開第2007/116941号
本発明は、上記の従来技術の現状に鑑み創案されたものであり、その目的は、版面汚れ防止能とその効果の持続性を有し、高品位大量印刷を可能にするフレキソ印刷版の製造方法を提供することにある。
本発明者らは、かかる目的を達成するために鋭意検討した結果、フレキソ印刷原版の樹脂版面全体に特定のアミン当量からなる二種のアミノ変性シリコーンを含有した処理溶液を接触させることにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の構成は、以下の(1)〜(3)に記載のとおりである。
(1)(A)水分散ラテックスからなる疎水性重合体、(B)光重合性化合物、(C)光重合開始剤を少なくとも含む感光性樹脂組成物からなる感光性樹脂層を設けたフレキソ印刷原版から、主露光工程、現像工程および後露光工程を含む工程によりフレキソ印刷版を製造する製造方法において、アミン当量が1000g/mol以下である第一アミノ変性シリコーンと、アミン当量が3000g/mol以上である第二アミノ変性シリコーンとを、2.5:1〜1:6の質量比で含有する処理溶液をフレキソ印刷版の表面全体に接触させることを特徴とするフレキソ印刷版の製造方法。
(2)処理溶液の接触が、処理溶液の印刷版表面への塗布または処理溶液への印刷版の浸漬によって行なわれることを特徴とする(1)に記載のフレキソ印刷版の製造方法。
(3)処理溶液の接触が現像工程の後であって後露光工程の直前に行なわれることを特徴とする(1)または(2)に記載のフレキソ印刷版の製造方法。
本発明の印刷版の製造方法は、特定の二種のアミノ変性シリコーンを含有する処理溶液により、樹脂版面を処理しているので、優れた版面汚れ防止能とその持続効果を印刷版に与えることができる。本発明の製造方法によって製造されたフレキソ印刷版を用いることにより、長時間にわたって版面汚れが発生せず、安定した高品位大量印刷を実施することができる。
本発明の製造方法は、(A)水分散ラテックスからなる疎水性重合体、(B)光重合性化合物、(C)光重合開始剤を少なくとも含む感光性樹脂組成物からなる感光性樹脂層を設けたフレキソ印刷原版から、主露光工程、現像工程および後露光工程を含む工程によりフレキソ印刷版を製造するものである。
まず、印刷原版の感光性樹脂層を構成する感光性樹脂組成物について説明する。本発明の感光性樹脂組成物は、必須成分として(A)水分散ラテックスからなる疎水性重合体、(B)光重合性化合物、(C)光重合開始剤を含有するものである。
(A)成分(水分散ラテックスからなる疎水性重合体)は、1種類以上用いることができ、特に微細画像再現性に優れた高品位印刷のために2種類以上用いることが好ましい。2種類以上のラテックスを用いると、印刷原版の未露光部の水現像性と露光部の耐水性を両立でき、微細画像再現性に優れた高品位印刷のフレキソ印刷原版を製造することができる。(A)成分としては、従来公知のラテックスの中から適宜選択すればよく、例えばポリブタジエンラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体ラテックスなどを使用することができる。また、これらのラテックスは所望により(メタ)アクリルやカルボキシ、シリコーン、フッ素などで変性されていてもよい。なお、水分散ラテックスは多数の様々な合成ラテックスおよび天然ラテックスが市販されているので、そこから適当なものを選択すればよい。
この中でも、分子鎖中にブタジエン骨格を含有する水分散ラテックスからなる疎水性重合体が、硬度やゴム弾性の点から好ましく用いられる。具体的には、ポリブタジエンラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラテックスが好ましい。(A)成分の樹脂組成物中の配合量は、40〜80質量%が好ましい。40質量%未満では、印刷版としての強度が不足し、80質量%を超えると、水現像に時間を要するので好ましくない。
(B)成分(光重合性化合物)は、光照射により重合・架橋し、印刷版に形状維持のための緻密なネットワークを形成するためのものであり、光重合性オリゴマーを含有することが好ましい。光重合性オリゴマーとは、共役ジエン系重合体の末端および/または側鎖にエチレン性不飽和基が結合した重合体であって、数平均分子量が1000以上、10000以下のものであることが好ましい。
共役ジエン系重合体は、共役ジエン不飽和化合物の単独重合体または共役ジエン不飽和化合物とモノエチレン性不飽和化合物との共重合体によって構成される。かかる共重合体としては、ブタジエン重合体、イソプレン重合体、クロロプレン重合体、スチレン−クロロプレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−イソプレン共重合体、メタクリル酸メチル−イソプレン共重合体、アクリロニトリル−イソプレン共重合体、メタクリル酸メチル−イソプレン共重合体、メタクリル酸メチル−クロロプレン共重合体、アクリル酸メチル−ブタジエン共重合体、アクリル酸メチル−イソプレン共重合体、アクリル酸メチル−クロロプレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリロニトリル−クロロプレン−スチレン共重合体等が挙げられる。これらのうち、ゴム弾性と光硬化性の点で、ブタジエン重合体、イソプレン重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体が好ましく、特に好ましくはブタジエン重合体、イソプレン重合体である。
光重合性化合物は、上記の例示したものに加えて、本発明の効果を阻害しない範囲において、必要に応じて、一般的に用いられるメタ(ア)クリレートなどの光重合性モノマーを使用することができる。(B)成分の樹脂組成物中の配合量は、10〜45質量%が好ましい。10質量%未満では、強靱性が悪化し、45質量%を超えると、現像性が悪化するおそれがある。
(C)成分(光重合開始剤)は、光によって重合性の炭素−炭素不飽和基を重合させることができるものであれば、特に制限されない。なかでも、光吸収によって、自己分解や水素引き抜きによってラジカルを生成する機能を有するものが好ましく用いられる。具体的には、例えば、ベンゾインアルキルエーテル類、ベンゾフェノン類、アントラキノン類、ベンジル類、アセトフェノン類、ジアセチル類などが挙げられる。(C)成分の樹脂組成物中の配合量は、0.1〜10質量%が好ましい。0.1質量%未満では、開始効率が減少し、画像再現性が劣る。10質量%を超えると、感度が高くなり、露光時間のコントロールが困難になる。
感光性樹脂組成物には、上記の成分以外に親水性重合体を添加することができる。親水性重合体としては、−COOH、−COOM(Mは1価、2価あるいは3価の金属イオンまたは置換または無置換のアンモニウムイオン)、−OH、−NH、−SOH、リン酸エステル基などの親水基を有するものが好ましく、具体的には、(メタ)アクリル酸またはその塩類の重合体、(メタ)アクリル酸またはその塩類とアルキル(メタ)アクリレートとの共重合体、(メタ)アクリル酸またはその塩類とスチレンとの共重合体、(メタ)アクリル酸またはその塩類と酢酸ビニルとの共重合体、(メタ)アクリル酸またはその塩類とアクリロニトリルとの共重合体、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレンイミン、−COOM基を有するポリウレタン、−COOM基を有するポリウレアウレタン、−COOM基を有するポリアミド酸およびこれらの塩類または誘導体が挙げられる。親水性重合体の樹脂組成物中の配合量は、2〜30質量%であることが好ましい。2質量%未満の場合、現像性が悪化し、30質量%を超えると、レリーフの耐水性が悪化するおそれがある。
感光性樹脂組成物は、混練時の熱安定性を高める、貯蔵安定性を高めるなどの観点から、熱重合禁止剤(安定剤)を添加することができる。熱重合禁止剤(安定剤)の樹脂組成物中の配合量は、0.001〜5質量%が一般的である。熱重合禁止剤としては、フェノール類、ハイドロキノン類、カテコール類のものなどを挙げることができる。
感光性樹脂組成物においては、本発明の効果を阻害しない範囲において、種々の特性向上を目的として、可塑剤、紫外線吸収剤、染料、顔料、消泡剤、凝集防止剤、シリコーン化合物、フッ素化合物などの他の成分を適宜添加することができる。
上記の配合からなる感光性樹脂組成物は、従来公知の方法でフレキソ印刷原版の感光性樹脂層になる。感光性樹脂層を設けたフレキソ印刷原版からは、従来公知の方法で主露光工程、現像工程、及び後露光工程を含む工程によりフレキソ印刷版が製造される。
主露光工程、現像工程、後露光工程などの工程は、通常の印刷版の製造方法で使用される従来公知の条件で実施されることができる。
主露光工程に使用する露光光源としては、300nm以上500nm以下の波長を有するものであればよく、高圧水銀灯、紫外線蛍光灯、カーボンアーク灯、キセノンランプ等が挙げられる。このときの露光強度は、特に制限されないが、例えば3〜70mW/cmである。このときの露光強度は、オーク製作所製のUV照度計MO−2型機でUV−35フィルターを用いた数値である。
現像工程に使用する現像装置としては、バッチ式現像装置、インライン式自動現像装置等が挙げられる。現像方法は、版を現像液に浸漬させた状態でブラシを用いて未露光部を溶解、または掻き落とす現像方式、スプレーなどで版面に現像液を振りかけながらブラシで未露光部を溶解、または掻き落とす現像方式などが挙げられる。現像液は、以下のものに限定されないが、例えばノニオン系、アニオン系、カチオン系あるいは両性の界面活性剤を一種類以上含有する水系現像液が挙げられ、好ましくはアニオン系界面活性剤を含む水系現像液である。現像性の点から消泡剤、アルカリ剤等を含有してもよい。
後露光工程に使用する露光光源としては、300nm以上500nm以下の波長を有するものであればよく、高圧水銀灯、紫外線蛍光灯、カーボンアーク灯、キセノンランプ等が挙げられる。このときの露光強度は、特に制限されないが、例えば3〜70mW/cmである。このときの露光強度は、オーク製作所製のUV照度計MO−2型機でUV−35フィルターを用いた数値である。後露光は、現像工程により洗い出された未露光部を光照射により重合・架橋するために行われる。
殺菌灯工程に使用する露光光源としては、300nm以下の波長を有するものであればよく、市販の殺菌灯等が用いられる。照射量は、適切に効果が得られる条件を選択して実施される。殺菌灯照射は、表面粘着性を除去するために行われる。
本発明のフレキソ印刷版の製造方法では、前記工程のいずれかにおいて、アミン当量が1000g/mol以下である第一アミノ変性シリコーンと、アミン当量が3000g/mol以上である第二アミノ変性シリコーンとを含有する処理溶液をフレキソ印刷版の表面全体に接触させることを特徴とする。これにより、印刷版の版面汚れ防止効果を持続することができる。
本発明において、2種のアミン当量が異なるアミノ変性シリコーンを組み合わせて使用する理由は、以下の通りである。第一アミノ変性シリコーンは、アミノ基(カチオン基:化学吸着セグメント)が多いために持続性に優れるが、シリコーン基(低表面張力基:撥インキセグメント)の鎖長が短いために、単独で使用すると撥インキ性が不足する。第二アミノ変性シリコーンは、シリコーン基(低表面張力基:撥インキセグメント)の鎖長が長いために撥インキ性に優れるが、アミノ基(カチオン基:化学吸着セグメント)が少ないために、単独で使用すると持続性が不足する。従って、第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの両方を適切な割合で使用することにより、両者が相補的に作用し、持続性と撥インキ性を備えた、優れた版面汚れ防止効果を持つことができる。
第一アミノ変性シリコーンは、上述のように、フレキソ印刷版表面との化学吸着を促し、持続効果に優れる。第一アミノ変性シリコーンのアミン当量は、1000g/mol以下、好ましくは300g/mol以上1000g/mol以下であり、より好ましくは320g/mol以上900g/mol以下である。
第一アミノ変性シリコーンとしては、側鎖型、両末端型、片末端型、側鎖両末端型などのいずれも用いることができるが、好ましくは、両末端がアルコキシ基により変性された側鎖型アミノ変性シリコーンが挙げられる。両末端がアルコキシ基により変性された側鎖型のアミノ変性シリコーンを用いれば、フレキソ印刷版表面に対するトリメチルシロキサンの定着性をより向上させることができる。
第二アミノ変性シリコーンは、上述のように、フレキソ印刷版表面と化学吸着し、フレキソ印刷版に撥インキ性を付与する効果に優れる。第二アミノ変性シリコーンのアミン当量は、3000g/mol以上、例えば3000g/mol以上10000g/mol以下であり、より好ましくは3000g/mol以上9000g/mol以下である。
第二アミノ変性シリコーンとしては、側鎖型、両末端型、片末端型、側鎖両末端型などのいずれも用いることができるが、好ましくは、側鎖型アミノ変性シリコーン、より好ましくは両末端がアルコキシ基により変性されていない(両末端にメチル基、フェニル基、または水素原子を有する)側鎖型のアミノ変性シリコーンが挙げられる。
第一アミノシリコーンおよび第二アミノ変性シリコーンの動粘度は、特に制限されないが、好ましくは20〜5000mm/s、より好ましくは40〜1000mm/sである。動粘度が低いと、撥インキ性が不足し、動粘度が高いと、塗布ムラが発生しやすくなる。
アミノ変性シリコーンとしては、例えば以下のものが市販品として入手可能である。
Figure 0005601606
上記の市販品のアミノ変性シリコーンのうち、アミン当量が1000g/mol以下のものは、第一アミノ変性シリコーンに分類され、また、アミン当量が3000g/mol以上のものは、第二アミノ変性シリコーンに分類される。第一アミノ変性シリコーンとしては、KF−857(アミン当量830g/mol)、KF−393(アミン当量350g/mol)、L−655(アミン当量700g/mol)、L−656(アミン当量800g/mol)が挙げられる。第二アミノ変性シリコーンとしては、KF−859(アミン当量6000g/mol)、KF−869(アミン当量3800g/mol)、KF−860(アミン当量7600g/mol)、L−653(アミン当量8300g/mol)、WR−1300(アミン当量3300g/mol)、WR−301(アミン当量3700g/mol)、WR−1100(アミン当量7000g/mol)が挙げられる。
本発明において、アミノ変性シリコーンは、処理溶液として溶剤に溶解されて使用される。溶剤としては、水またはアルコール類(例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなど)または水とアルコール類の混合溶剤が挙げられる。また、必要に応じて処理溶液に、版への浸透性を高めるために、グリセリン、アルキルグリコールエーテルのような溶剤、アミノ変性シリコーンの溶解安定性を高めるために、ギ酸、酢酸などの酸性化合物、グリセリン、界面活性剤等を用いることができる。また、シランカップリング剤を併用することも可能である。
処理溶液における第一アミノ変性シリコーンおよび第二アミノ変性シリコーンの配合割合は、溶剤100質量部に対して、例えば、0.05質量部〜5.0質量部、好ましくは、0.1〜3.0質量部である。配合割合が少ないと、撥インキ性が不足し、配合割合が多いと、塗布ムラが発生しやすくなる。
処理溶液中の第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの質量比は、2.5:1〜1:6、より好ましくは2:1〜1:5、さらにより好ましくは2:1〜1:4、最も好ましくは1.5:1〜1:3.5である。2.5:1未満では、撥インキ性が不足し、1:6を超えると、持続性が不足するおそれがある。
処理溶液と印刷版を接触させる方法としては、従来公知のいかなる方法も採用することができるが、例えば、露光工程後の適当な時に処理溶液をアトマイザー、霧吹き、刷毛などを用いて印刷版の表面全体に塗布する方法や印刷版を処理溶液中に浸漬する方法などが挙げられる。塗布法を使用する場合は、塗布量は好ましくは1〜100g/m、より好ましくは3〜50g/mである。
印刷版に処理溶液を接触させた後は、40℃以上、好ましくは50℃以上100℃未満の温度で乾燥・熱処理を行うことが好ましい。乾燥時間は5分以上が好ましく、さらに好ましくは10分以上である。この熱処理工程を経ることで、アミノ変性シリコーン化合物の印刷版への化学吸着がより強固となる。
印刷版と処理溶液を接触させる段階は、主露光工程以降であればどの段階でもよいが、好ましくは現像工程の後であって後露光工程の直前である。なぜなら、通常のフレキソ製版工程は、現像後に乾燥を実施するものであり、現像後に印刷版を処理溶液と接触させた場合、現像液の乾燥と、処理溶液の乾燥・熱処理を同時に行うことができ、工程を簡略化できるためである。
また、印刷版と処理溶液を接触させる段階は、後露光と殺菌灯の照射工程の後であってもよい。後露光と殺菌灯の照射工程後に処理溶液を接触させた場合は、再度、40℃以上、好ましくは50℃以上100℃未満の温度で乾燥・熱処理を行うことが好ましい。この熱処理工程によって、アミノ変性シリコーン化合物の印刷版への化学吸着をより強固にすることが可能である。
次に実施例および比較例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
感光性樹脂組成物の作成
ブタジエンラテックス(Nipol LX111NF、不揮発分55%、日本ゼオン(株)製)46質量部、アクリロニトリル−ブタジエンラテックス(Nipol SX1503、不揮発分43%、日本ゼオン(株)製)11質量部、光重合性化合物であるオリゴブタジエンアクリレート(ABU−4S、共栄社化学(株)製)11質量部、ラウリルメタクリレート(ライトエステルL、共栄社化学(株)製)4.5質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート(ライトエステルTMP、共栄社化学(株)製)4.5質量部、光重合開始剤(イルガキュア651)0.6質量部、その他成分として、親水性重合体(PFT−3、不揮発分25%、共栄社化学(株)製)12質量部、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.06質量部を容器中で混合し、ドープを作成した。ドープを加圧ニーダーに投入して、80℃でトルエンと水を減圧除去した。
フレキソ印刷原版の作成
カーボンブラック分散液(オリエント化学工業(株)製、AMBK−8)、共重合ポリアミド(PA223、東洋紡績(株)製)、プロピレングリコール、メタノールを45/5/5/45の質量割合で混合し、赤外アブレーション層塗工液を得た。PETフィルム(東洋紡績(株)、E5000、厚さ100μm)の両面に離型処理を施した後、乾燥後の塗膜の厚みが1.6μmとなるようにバーコーターで赤外アブレーション層塗工液を塗工し、120℃×5分乾燥してフィルム積層体(I)を得た。光学濃度は2.3であった。光学濃度は白黒透過濃度計DM−520(大日本スクリーン製造(株))によって測定した。鹸化度80%ポリ酢酸ビニル(KH20、日本合成(株)製)と可塑剤(サンフレックスSE270、三洋化成工業製、脂肪族多価アルコール系ポリエーテルポリオール、固形分濃度85%)とNBRラテックス(SX1503A、日本ゼオン(株)製、固形分濃度42%)を、50/20/30の質量割合で混合し、保護層塗工液を得た。フィルム積層体(I)上に、乾燥後の塗膜の厚みが2.0μmとなるようにバーコーターで保護層塗工液を塗工し、120℃×5分乾燥してフィルム積層体(II)を得た。共重合ポリエステル系接着剤を塗工したPETフィルム支持体(東洋紡績(株)、E5000、厚さ125μm)上に上記感光性樹脂組成物を配置し、その上からフィルム積層体(II)を重ね合わせた。ヒートプレス機を用いて100℃でラミネートし、PET支持体、接着層、感光性樹脂層、保護層、赤外アブレーション層および保護フィルムからなるフレキソ印刷原版を得た。版の総厚は1.70mmであった。
フレキソ印刷原版から印刷版の作成
印刷原版のPET支持体側から化学線(光源Philips10R、365nmにおける照度8mW/cm)を1分間照射した。続いて、保護フィルムを剥離した。この版を、Esko CDI SPARK2530に巻き付け、画像形成を行った。アブレーション後、版を取り出し平面に戻し、化学線(光源Philips10R、365nmにおける照度8mW/cm)を7分照射した。その後、A&V(株)製現像機(Stuck System、1%洗濯石鹸水溶液、40℃)で8分現像し、版面の水滴を水きり棒で除去した。KF−857(アミン当量830g/mol、信越化学工業製)/KF−859(アミン当量6,000g/mol、信越化学工業製)/イソプロピルアルコール=0.1/0.3/100(質量比)となるよう処理溶液を作製し、霧吹きを用いて処理溶液を版面の全面に行き渡るように吹き付けた。塗布量は、10g/mであった。その後、60℃の乾燥機で10分乾燥し、化学線を10分間照射し、最後に表面粘着性を除去するために殺菌灯を5分間照射した。
(実施例2〜14、比較例1〜5)
処理溶液におけるアミノ変性シリコーンの組成を表1に記載のように変更した以外は、実施例1と同様にして感光性樹脂組成物、フレキソ印刷原版、フレキソ印刷版を作成した。
実施例1〜14及び比較例1〜5の印刷版について以下の評価方法に基づいて、塗布ムラ、表面張力、版面汚れ、ベタ部インキ均一性を評価した。
(1)塗布ムラの評価
塗布ムラは、製版後の印刷版を用い、ベタ部の塗布ムラを目視で評価した。塗布ムラが一見して確認しがたい場合“○”、塗布ムラが一見して容易に確認できる場合“△”、粘調性の塗布ムラが明らかに見える場合“×”とした。
(2)表面張力の評価
表面張力は、ぬれ張力試験用混合液(関東化学株式会社製)を用いて評価を行った。20℃、60RH%の雰囲気下で、22.6mN/m、25.4mN/m、27.3mN/m、30mN/m,31mN/m,32mN/m、33mN/m、34mN/m、35mN/m、36mN/m、37mN/m,38mN/m,39mN/m、40mN/mの各ぬれ張力試験用混合液を印刷版上に2滴たらし、綿棒で塗り広げた後30秒後の時の液の濡れ広がり方を目視で評価した。液がはじいた混合液の数値を表面張力とした。表面張力が低いほど、インクをはじく性質が高く、印刷時のインク詰りを防ぐ効果が高い。なお、500m、1000m、1500m、2000m印刷後の試料を評価した。
(3)版面汚れの評価
版面汚れは、フレキソ印刷機FPR302(エム・シーケー社製)を用い、800LPIのアニロックスを用いて評価した。インキは、溶剤インキ(商品名:ブライトフレックス(DIC株式会社製))を用いて行った。被印刷体にはコート紙(商品名:パールコート 王子製紙製)を用いた。印刷速度は50m/分で行った。上記条件で、まず500m印刷を行い、印刷試料を採取した。引き続き500m印刷を行い、合計1000m印刷した後の試料を得た。さらに印刷を行い、合計1500m印刷した後の試料を得た。最後にさらに印刷を行い、合計2000m印刷した後の試料を得た。評価する網点は、200LPIで10,20%の網点で版面汚れを評価した。版面汚れが皆無の場合“A”、版面汚れが網点最端部のみできた場合“B”、版面汚れが網点端部付近で発生した場合“C”、版面汚れが網点全面に発生した場合“D”とした。
(4)ベタ部インキ均一性の評価
ベタ部インキ均一性は、ベタ部のインキ濃度ムラの有無を目視で判定し、確認されなければ○、一部に確認した場合は△、全面に確認されれば×とした。
評価は、耐フレキソ印刷機FPR302(エム・シーケー社製)を用い、800LPIのアニロックスを用いて行なった。インキは、溶剤インキ(商品名:ブライトフレックス(DIC株式会社製))を用いた。被印刷体は、コート紙(商品名:パールコート 王子製紙製)を用いた。印刷速度は50m/分で行った。印圧は、耐刷評価を加速させる目的で適性値より0.02mm加圧した条件で50m印刷後に評価した。印刷版としては、幅が5センチメートルで長さが5センチメートルのベタ部を設けたものを用いて、評価した。
実施例1〜14及び比較例1〜5の評価結果を表1に示す。
Figure 0005601606
実施例1〜10は、第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの組合せは異なるが、第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの質量比が好適な1:3であるために印刷版の初期の撥インキ性が高く(表面張力が低く)、その持続性も高い。そのため版面汚れは生じていない。実施例11〜12は、第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの質量比が1:1〜1:2の範囲であるが、質量比が1:3と同等の結果である。実施例13は、第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの質量比が1:4であり、持続性が実施例1〜12より低下している。実施例14は、第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの質量比が2:1であるため、初期の撥インキ性がやや不足し、初期より版面汚れが発生している。比較例1は、第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの質量比が1:7であるため、初期の撥インキ性が高い(表面張力が低い)が、持続性が実施例より劣る。比較例2は、第二アミノ変性シリコーン単独であり、持続性が比較例1よりも劣る。比較例3及び4は、第二アミノ変性シリコーンを含有しないために撥インキ性が悪く、いずれも印刷初期より版面汚れが発生している。比較例5は、第一アミノ変性シリコーンと第二アミノ変性シリコーンの質量比が3:1であるため、最初から撥インキ性が低い(表面張力が高い)。
本発明の製造方法によれば、溶剤系インキを用いた印刷においても長時間にわたって版面汚れが発生せず、安定した高品位大量印刷を可能にするフレキソ印刷版を提供することができる。

Claims (3)

  1. (A)水分散ラテックスからなる疎水性重合体、(B)光重合性化合物、(C)光重合開始剤を少なくとも含む感光性樹脂組成物からなる感光性樹脂層を設けたフレキソ印刷原版から、主露光工程、現像工程および後露光工程を含む工程によりフレキソ印刷版を製造する製造方法において、アミン当量が1000g/mol以下である第一アミノ変性シリコーンと、アミン当量が3000g/mol以上である第二アミノ変性シリコーンとを、2.5:1〜1:6の質量比で含有する処理溶液をフレキソ印刷版の表面全体に接触させること、及び処理溶液の接触が現像工程の後に行われることを特徴とするフレキソ印刷版の製造方法。
  2. 処理溶液の接触が、処理溶液の印刷版表面への塗布または処理溶液への印刷版の浸漬によって行なわれることを特徴とする請求項1に記載のフレキソ印刷版の製造方法。
  3. 処理溶液の接触が後露光工程の直前に行なわれることを特徴とする請求項1または2に記載のフレキソ印刷版の製造方法。
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