JP3371927B2 - 段ボ−ル印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物 - Google Patents

段ボ−ル印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物

Info

Publication number
JP3371927B2
JP3371927B2 JP15546494A JP15546494A JP3371927B2 JP 3371927 B2 JP3371927 B2 JP 3371927B2 JP 15546494 A JP15546494 A JP 15546494A JP 15546494 A JP15546494 A JP 15546494A JP 3371927 B2 JP3371927 B2 JP 3371927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
printing
plate
photosensitive resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15546494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07239548A (ja
Inventor
禮彦 坂田
修作 田端
陽子 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP15546494A priority Critical patent/JP3371927B2/ja
Publication of JPH07239548A publication Critical patent/JPH07239548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3371927B2 publication Critical patent/JP3371927B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は段ボール印刷の分野で渇
望されていた高められた反発弾性を有する段ボール印刷
用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物を提供するもの
である。
【0002】
【従来の技術】段ボール印刷用の版材としてはゴム、固
体状感光性樹脂版材及び液状感光性樹脂版材があるが、
液状感光性樹脂版材は未硬化樹脂の回収再使用が可能な
ため経済的に有利であることや現像が水系の洗浄液で出
来るので作業環境が良いなどの特長を有することから段
ボール印刷用版材として多用されている。そして段ボー
ル印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂は通常エチレン
性二重結合を有するプレポリマー、エチレン性不飽和化
合物及び光重合開始剤から構成されており、これを活性
光線により画像形成露光(光硬化)することにより、現
像工程、後露光工程、乾燥工程を経て段ボール印刷用の
印刷版が製造されている。
【0003】一方、段ボール印刷用印刷版に求められる
重要な物性の1つとして反発弾性がある。特公昭53−
35481号公報(改良されたフレキソ印刷版製造用感
光性組成物)では、段ボールの表面は粗く且つ波状であ
る関係上、硬度(ショアA)が35〜45度という低硬
度で強度並びに反発弾性が優れたものが有利であるとし
ている。
【0004】またEP0263366号公報(段ボール
印刷用感光性樹脂印刷版)では、低硬度の感光性樹脂版
を用いて段ボール印刷を行うと、印刷機に供給される段
ボール紙上に載っている紙の切り屑などが版面に付着し
た場合離脱しにくいために印刷機の運転を一旦停止して
版を拭いたのち再度印刷を開始する必要があり生産性や
印刷物の歩留まりの低下を免がれないという実用上の大
きな問題があったが、この問題を解決するためには版面
のべとつきを低くすると同時に版の反発弾性を高くする
ことが必要であるとしている。
【0005】このように段ボール印刷用印刷版には反発
弾性のより高い印刷版が求められているが、より反発弾
性の高い印刷版を与える液状感光性樹脂の要件としてE
P0263366号公報は(1)液状感光性樹脂の構成
成分である前記エチレン性二重結合を有するプレポリマ
ーにおいて、エステル結合、アミド結合、ウレタン結
合は得られる感光性樹脂印刷版の反発弾性を下げる傾向
にあるので、これらの結合の濃度を低く抑えることが望
ましく、前記エチレン性二重結合を有するプレポリマ
ーが不飽和ポリウレタンプレポリマーである場合はポリ
オールセグメントがポリエーテルポリオールである方が
より有利であるとし、特に前記不飽和ポリウレタンプ
レポリマーがそのセグメントとしてポリテトラメチレン
グリコールを20重量%以上含むものがより反発弾性の
高い感光性樹脂印刷版を与えることを開示しており、そ
して(2)液状感光性樹脂の他の構成成分である前記エ
チレン性不飽和化合物はメタクリレートよりもアクリレ
ートの方がより反発弾性の高い感光性樹脂印刷版を与え
ることを教示している。しかしながらまだ十分な反発弾
性を有する印刷版が得られるまでには至っておらず、
(2)のアクリレートを用いる手法に関してはアクリレ
ート特有の毒性問題、機械的物性の低さが嫌われ使い熟
されるにはいたっていないのが実情であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は段ボール印刷
用印刷版の製造用液状感光性樹脂において、液状感光性
樹脂の低毒性及び該液状感光性樹脂から製版工程を経て
得られる段ボール印刷用印刷版に必要な機械的物性が損
なわれず、且つその出現が渇望されていた高められた反
発弾性を有する印刷版を与える液状感光性樹脂組成物を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリオー
ルセグメントがポリエーテルポリオールである不飽和ポ
リウレタンプレポリマーからなる段ボール印刷用印刷版
の製造用液状感光性樹脂において、その構成成分の1つ
であるエチレン性不飽和化合物として特定の構造を有す
るアクリレートモノマーを特定量含有するものが前記目
的を達成することを見い出し本発明を完成するに至っ
た。
【0008】すなわち本発明は、(A)ポリオールセグ
メントがポリエーテルポリオールである不飽和ポリウレ
タンプレポリマー100重量部、(B)エチレン性不飽
和化合物17〜200重量部及び(C)光重合開始剤
0.01〜10重量部からなる感光性組成物において、
(B)成分のエチレン性不飽和化合物として下記式
(I)で表わされるアクリレートモノマーを(A)成分
のプレポリマー100重量部当り17重量部〜65重量
部の範囲内で含有することを特徴とする段ボール印刷用
印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物である。 CH2 =CH−CO−O−(C2 4 O)n −R1 (I) (式(I)中のnは1〜20の範囲内、R1は炭素数2
〜22個の直鎖或いは分岐のアルキル基を表わす)。
【0009】また本発明のもう1つの発明は、(A)ポ
リオールセグメントがポリエーテルポリオールである不
飽和ポリウレタンプレポリマー100重量部、(B)エ
チレン性不飽和化合物17〜200重量部及び(C)光
重合開始剤0.01〜10重量部とからなる感光性組成
物において、(B)成分のエチレン性不飽和化合物とし
て下記式(I)で表わされるアクリレートモノマーと式
(II)で表わされるアクリレートモノマーを(A)成分
のプレポリマー100重量部当り双方の合計量で17重
量部〜65重量部の範囲内で含有することを特徴とする
段ボール印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物で
ある。 CH2 =CH−CO−O−(C2 4 O)n −R1 (I) CH2 =CH−CO−O−R2 (II) (式(I)中のnは1〜20の範囲内、R1 は炭素数2
〜22個の直鎖或いは分岐のアルキル基を表わす。式
(II)中のR2 は8〜18個の直鎖或いは分岐のアルキ
ル基を表わす)。
【0010】以下本発明を詳細に説明する。前記(A)
成分の不飽和ポリウレタンプレポリマーはポリエーテル
ポリオールとイソシアネート基を2個以上有するポリイ
ソシアネート及び分子内に活性水素をもつ官能基とエチ
レン性不飽和二重結合を同時に含有する化合物とを反応
させることにより得られ、公知の方法により製造するこ
とが出来る。
【0011】該ポリエーテルポリオールとしてはポリオ
キシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコ
ール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリオキ
シエチレン−オキシプロピレングリコールランダムまた
はブロック共重合体、ポリオキシエチレン−オキシテト
ラメチレングリコールランダムまたはブロック共重合
体、ポリオキシプロピレン−オキシテトラメチレングリ
コールランダムまたはブロック共重合体などを挙げるこ
とが出来る。またオキシエチレン基を不飽和ポリウレタ
ンプレポリマーに対し5重量%以上とすると水溶液現像
がしやすくなる。
【0012】ポリイソシアネートとしては、トリレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネートなどを挙げる
ことが出来る。
【0013】分子内に活性水素を持つ官能基とエチレン
性不飽和二重結合を同時に含有する化合物としてはヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレートなどを挙げることが出来る。
【0014】ポリエーテルポリオールの水酸基とポリイ
ソシアネートのイソシアネート基との割合については、
後者を多くする必要があるが、その比率を変えることに
よりポリウレタンの分子量を変えることが出来る。ポリ
ウレタンの数平均分子量は通常5000〜30000の
範囲内のものが用いられる。
【0015】(B)成分のエチレン性不飽和化合物とし
ては(メタ)アクリル酸のエステル類、例えばラウリル
エステルやステアリルエステルなどのアルキルエステル
類、(ポリ)エチレングリコールや(ポリ)プロピレン
グリコールとのエステル類やジエステル類、トリメチロ
ールプロパンとのトリエステル類及びカプロラクトン
(メタ)アクリレートなどを挙げることが出来る。エチ
レン性不飽和二重結合を2個以上を有する化合物は得ら
れる硬化物の硬度を高めるので所望の硬度範囲のものが
得られるように使用する必要がある。これらエチレン性
不飽和化合物は目的に応じ一種または二種以上を組み合
せて用いられ、その添加量はプレポリマー100重量部
に対し通常17〜200重量部の範囲内である。
【0016】(C)成分の光重合開始剤については従来
感光性組成物に慣用されているものを用いることが出来
る。例えばベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイ
ンイソブチルエーテルのようなベンゾインのエーテル類
や、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン
などを挙げることが出来る。これらのものが感光性樹脂
の貯蔵安定性、所望の光硬化速度、硬化物物性を考慮し
て単独或いは混合して用いられる。添加量は前記プレポ
リマー100重量部に対し通常0.01〜10重量部の
範囲内である。
【0017】式(I)で示される化合物はオキシエチレ
ン基の繰り返し数がnであるポリエチレングリコールの
モノアルキル(R1)エーテルとアクリル酸のエステル
である。
【0018】従来(B)成分のエチレン性不飽和化合物
としては、ラウリルメタクリレート、ポリプロピレング
リコールモノメタクリレート、テトラエチレングリコー
ルモノメタクリレートなどのメタクリレートモノマー
が、毒性が低く機械的物性が優れていることから主に用
いられてきたが、式(I)の構造式を持ったアクリレー
トモノマーを前記液状感光性樹脂にその樹脂中のプレポ
リマー100重量部に対し17重量部〜65重量部の範
囲内で含有せしめた樹脂組成物は、液状感光性樹脂とし
ての低毒性や得られる版の機械的物性が損なわれないの
みならず、これを光硬化して印刷版とした場合大幅に高
められた反発弾性を呈し、その結果良好な段ボール印刷
が出来且つ印刷時、版面から紙粉が離脱しやすい。そし
てこの樹脂組成物が液状感光性樹脂として具備すべき低
粘度性、貯蔵安定性、良版画像再現性、良水溶液現像性
といった性能及び、本樹脂組成物から製版工程を経て得
られる印刷版が具備すべきインキ耐性、印刷インキ受理
転移性、耐久性といった性能が損なわれるということも
ない。
【0019】数多くあるアクリレートモノマー、例えば
アルキルアクリレート、エチレングリコール(又はプロ
ピレングリコール)アルキルエーテルアクリレート、ベ
ンジルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、
ノニルフェノールエチレンオキサイド(又はプロピレン
オキサイド)変性アクリレート、イソボロニルアクリレ
ート、ジシクロペンタニルアクリレート、エチレンオキ
サイド(又はプロピレンオキサイド)変性フタル酸アク
リレート、エチレンオキサイド(又はプロピレンオキサ
イド)変性コハク酸アクリレート等の中で、式(I)の
構造式或いは式(I)と式(II)の構造式を有するアク
リレートモノマーを用いたとき、得られる印刷版は高い
反発弾性を呈する。
【0020】式(I)の構造式を持ったアクリレートモ
ノマーの添加量はプレポリマー100重量部に対し17
重量部〜65重量部の範囲内である。17重量部より少
ないと反発弾性の大幅な向上が達成されない。また65
重量部を越えると版の再現性能及び機械的強度が低下す
る。そして段ボール印刷で望まれている10%台以上の
更に大幅な反発弾性の向上を達成し液状樹脂から硬化版
への良好な版の再現性能及び機械的強度を維持するため
には式(I)の構造式を持ったアクリレートモノマーの
好ましい添加量は30〜60重量部の範囲内である。ま
た硬化版の硬度調整のために用いられる2官能や多官能
モノマー以外のモノマーを式(I)の構造式を持ったア
クリレートモノマーで全量置換するとより無駄なく反発
弾性の向上を達成出来る。
【0021】式(I)中のnはオキシエチレン基の繰り
返し数を表わし1から20の範囲内である。nの数が大
きくなる程、概ねより高い反発弾性を与える。しかしn
が大きくなってくるとモノマーとしての役割の1つであ
る液状樹脂の粘度低下効果(希釈効果)が弱まり且つ印
刷版の耐フレキソ水性インキ性が低下するためこの観点
からnは20を越えないのがよい。反発弾性、希釈効
果、耐インキ性のバランスよりnが2から10の範囲が
好ましい。
【0022】R1は炭素数2〜22のアルキル基であ
る。アルキル基は直鎖状或いは分岐していてもよい。か
かるアルキル基としてはエチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、オクチル基、イソオクチル基、デシル
基、イソデシル基、2−エチルヘキシル基などを挙げる
ことが出来る。アルキル基の炭素数が1のメチル基の場
合は得られる印刷版の水系インキに対する耐性が低いの
で好ましくない。アルキル基の炭素数が22を越えると
液状樹脂に対する希釈効果が低いものとなってしまうの
で好ましくなくなる。更に好ましくは2〜14の範囲が
よい。
【0023】式(I)の構造式をもったアクリレートモ
ノマーの具体的な例としてはエチレングリコールエチル
エーテルアクリレート、エチレングリコールブチルエー
テルアクリレート、ジエチレングリコール−2−エチル
ヘキシルエーテルアクリレート、ナノエチレングリコー
ルラウリルエーテルアクリレート、トリエチレングリコ
ールヘキシルエーテルアクリレートなどを挙げることが
出来る。これらのものは単独或いは混合して用いられ
る。
【0024】式(II)で示される化合物はアルキル(R
2)アルコールとアクリル酸のエステルである。
【0025】式(I)の構造式を持ったアクリレートモ
ノマーと式(II)の構造式を持ったアクリレートモノマ
ーの双方を前記液状感光性樹脂にその樹脂中のプレポリ
マー100重量部に対し17重量部〜65重量部の範囲
内で含有せしめた樹脂組成物は、液状感光性樹脂として
の低毒性や得られる版の機械的物性が損なわれないのみ
ならず、これを光硬化して印刷版とした場合大幅に高め
られた反発弾性を呈し、その結果良好な段ボール印刷が
出来、且つ印刷時、版面から紙粉が離脱しやすい。そし
てこの樹脂組成物の液状感光性樹脂として具備すべき低
粘度性、貯蔵安定性、良版画像再現性、良水溶液現像性
といった性能及び、本樹脂組成物から製版工程を経て得
られる印刷版が具備すべきインキ耐性、印刷インキ受理
転移性、耐久性といった性能が損なわれるということも
ない。
【0026】式(I)の構造式を持ったアクリレートモ
ノマーと式(II)の構造式を持ったアクリレートモノマ
ーの双方を含有する樹脂組成物は、式(II)の構造式を
持ったアクリレートモノマーのみを含有する樹脂組成物
よりも、印刷版とした場合、より高い反発弾性を与え、
その結果、より高い紙粉離脱効果が得られる。
【0027】反発弾性の観点からは式(I)の構造式を
持ったアクリレートモノマーは5部以上用いることが好
ましく、また式(I)の構造式を持ったアクリレートモ
ノマーは式(II)の構造式を持ったアクリレートモノマ
ーの配合量に対して同量以上用いることが反発弾性にお
いてより有利である。
【0028】式(I)の構造式を持ったアクリレートモ
ノマーと式(II)の構造式を持ったアクリレートモノマ
ーを合わせた添加量はプレポリマー100重量部に対し
17重量部〜65重量部の範囲内である。17重量部よ
り少ないと反発弾性の大幅な向上が達成されない。また
65重量部を越えると版の再現性能及び機械的強度を低
下させる。そして段ボール印刷で望まれている10%台
以上の更に大幅な反発弾性の向上を達成し液状樹脂から
硬化版への良好な版の再現性能及び機械的強度を維持す
るためには式(I)の構造式を持ったアクリレートモノ
マーと式(II)の構造式を持ったアクリレートモノマー
を合わせた好ましい添加量は30〜60重量部の範囲内
である。また硬化版の硬度調整のために用いられる2官
能や多官能モノマー以外のモノマーを式(I)の構造式
を持ったアクリレートモノマー及び式(II)の構造式を
持ったアクリレートモノマーで全量置換するとより無駄
なく反発弾性の向上を達成出来る。
【0029】式(II)中のR2は炭素数8〜18のアル
キル基である。アルキル基は直鎖状或いは分岐していて
もよい。アルキル基の炭素数が8より少ないと液状感光
性樹脂の毒性が高くなり臭いが強くなるため好ましくな
い。炭素数が18を越えるとモノマーとしての希釈効果
が弱まり、又プレポリマーとの相溶性が低下するのでそ
の結果版画像再現性や得られる版の機械的強度が低下す
るので好ましくない。毒性、臭い、機械的強度、版画像
再現性のバランスの点から、アルキル基の炭素数は8〜
12の範囲内が好ましい。
【0030】式(II)の構造式を持ったアクリレートモ
ノマーの具体的な例としてはオクチルアクリレート、イ
ソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレート
などを挙げることが出来る。これらのモノマーは単独或
いは混合して用いられる。
【0031】本感光性樹脂組成物には目的・必要に応じ
光安定剤、酸化防止剤、滑剤、染顔料などの添加剤を加
えてもよい。
【0032】本発明の液状感光性樹脂組成物を用いて段
ボール印刷用印刷版を作製するには通常以下の工程によ
りなされる。ガラス板の上にネガフィルムを置きその上
を薄い保護フィルムでカバーし、その上に本発明の液状
感光性組成物を一定の厚みになるように流延しながら支
持体となるベースフィルムを貼り合せ、そして該液状感
光性樹脂層の厚みが予め設定された一定値となるようベ
ースフィルムの上にガラス板を当てる。次いで上部活性
光線源により短時間の露光を行い版の支持体全面に均一
な薄い樹脂層すなわちバック析出層を形成するバック露
光を行い、次いで下部活性光線源により画像形成露光を
行いレリーフを形成する。そして未硬化の樹脂は洗浄除
去(現像)し、次いで得られた版全体を水中に浸漬しな
がら更に活性光線を照射(水中後露光)して硬化をより
完全なものとしたのちこれを乾燥して段ボール印刷用印
刷版が得られる。
【0033】本発明の反発弾性は落球法により測定さ
れ、温度20℃において7mm厚のサンプル版の上方30
cmの高さから直径8mmの鉄球を版上に自然落下させ、こ
の鉄球が跳ね返る高さScmを測定し、反発弾性(%)=
100×(S/30)の式より求められる。この際、サ
ンプル版表面にべとつきがある場合は、それによって測
定値が変わるので、表面をタルクなどでパウダリング処
理したのち測定する。
【0034】
【実施例】次に比較例および実施例により本発明をより
具体的に詳細に説明する。
【0035】比較例1(欧州公開公報263366号の
実施例1) ポリプロピレングリコールジオール(数平均分子量20
00)1モル、ポリテトラメチレングリコールジオール
(数平均分子量2000)1モルにトリレンジイソシア
ネート2.4モル、ジブチルスズジラウレート20ppm
を加えて80℃で2時間反応させて、両末端にイソシア
ネート基を有するウレタンポリマーを得た。次いでこれ
に、ポリプロピレングリコールモノメタクリレート(分
子量380)2.0モルを加えて、IRスペクトルにお
けるイソシアネート基の特性吸収(2260cm-1付近)
がほとんど認められなくなるまで反応を続け、不飽和ポ
リウレタンプレポリマーを得た。
【0036】このプレポリマー100重量部に対してラ
ウリルメタクリレート26重量部、テトラエチレングリ
コールモノメチルエーテルモノメタクリレート17重量
部、テトラエチレングリコールジメタクリレート2.1
重量部、トリメチロールプロパントリメタクリレート
1.4重量部、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン1.0重量部、2,6−ジ−t−ブチル−p
−クレゾ−ル0.7重量部を加えて混合溶解させ液状感
光性組成物を得た。得られた液状感光性樹脂の粘度値、
貯蔵安定性は通常の段ボール印刷用印刷版の製造用液状
感光性樹脂(例:旭化成工業製 APR F−47)と
比較して特に問題となるものはなかった。
【0037】この感光性樹脂を用いて厚さ7mmの印刷版
を得るべく、ALF型露光装置(旭化成工業製)で画像
露光(マスキング露光5分、レリーフ露光4分、バック
露光40秒)を行い、次いでAL−400W型洗出し装
置(旭化成工業製)で40℃の界面活性剤W−8(旭化
成工業製)の2%水溶液からなる現像液を吹き付けるこ
とにより未硬化部の洗い出しを行い、そしてALF−2
00UP型後露光装置(旭化成工業製)を用いて版を水
に浸漬させた状態でケミカルランプからの紫外線と殺菌
灯からの紫外線を同時に10分間照射し、その後60℃
で15分間乾燥した。
【0038】得られた版の20℃における落球式反発弾
性の値は35%であった。またこの液状感光性樹脂の版
画像再現性、水溶液現像性及び得られた印刷版の機械的
強度、水性インキ耐性、印刷インキ受理転移性、耐久性
などは通常の段ボール印刷用印刷版の製造用液状感光性
樹脂(例:旭化成工業製 APR F−47)のものと
比較して特に問題となるものはなかった。
【0039】実施例1〜2 比較例1においてテトラエチレングリコールモノメチル
エーテルモノメタクリレートに代えて全量(17重量
部)ジエチレングリコール−2−エチルヘキシルエーテ
ルアクリレートを用いる以外は同様にして液状感光性組
成物及び厚さ7mmの印刷版を得た。得られた版の20℃
における落球式反発弾性の値は43%であった(実施例
1)。
【0040】同様に比較例1においてテトラエチレング
リコールモノメチルエーテルモノメタクリレート及びラ
ウリルメタクリレートの代りに全量(43重量部)ジエ
チレングリコール−2−エチルヘキシルエーテルアクリ
レートを用いる以外は同様にして液状感光性組成物及び
厚さ7mmの印刷版を得た。得られた版の20℃における
落球式反発弾性の値は57%であった(実施例2)。
【0041】また、実施例1及び2で得られた液状樹脂
の粘度値、貯蔵安定性は比較例1の液状樹脂と同様のレ
ベルであったし、版画像再現性、水溶液現像性及び得ら
れた印刷版の機械的強度、水性インキ耐性、印刷インキ
受理転移性、耐久性などは比較例1のものと同等のレベ
ルにあって特に問題となるものはなかった。
【0042】更に実施例2で得られた印刷版の紙粉離脱
性を確かめるため、以下に示される条件下で実機による
印刷テストを行った。 印刷機 三菱重工製 3FM−84(3色機) インキ サカタインクス製 フレキソ水性インキ 群青 DF−140 印刷速度 250枚/分 段ボールシート B段(サイズ 125cm×75cm) 印刷枚数 5000枚
【0043】印刷中、版面に紙粉が付着したことにより
生じる段ボールシートの印刷不良が見付けられた時、印
刷機の運転を一旦停止し、版を布で拭いて版表面に付着
した紙粉を取り除いた後、印刷を再開した。紙粉離脱性
能の評価はこの印刷機の停止回数で行った。実施例2の
印刷版を用いた場合、印刷機を1回も停止させることな
く良好な段ボール印刷を行うことができた。一方、比較
例1で得られた印刷版を用いた場合は、印刷機の停止回
数は10回であった。
【0044】実施例3〜7 実施例2におけるジエチレングリコール−2−エチルヘ
キシルエーテルアクリレートに代えて全量(43重量
部)表1に示す通りの式(I)を満足するアクリレート
モノマーを各実施例でそれぞれ用いる以外は同様にして
液状感光性組成物及びこれをレリーフ形成した厚さ7mm
の印刷版を得た。得られた版の20℃における落球式反
発弾性の値を同じく表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】実施例3〜7で得られた液状樹脂の粘度
値、貯蔵安定性は実施例2の液状樹脂と同様のレベルで
あったし、版画像再現性、水溶液現像性及び得られた印
刷版の機械的強度、水性インキ耐性、印刷インキ受理転
移性、耐久性などは実施例2のものと同等のレベルにあ
って特に問題となるものはなかった。
【0047】実施例8、9 実施例2におけるジエチレングリコール−2−エチルヘ
キシルエーテルアクリレート全量(43重量部)に代え
て、表2の各実施例に示す通りに、式(I)を満足する
アクリレートモノマーと式(II)を満足するアクリレー
トモノマー2種を用いる以外は同様にして液状感光性組
成物及びこれをレリーフ形成した厚さ7mmの印刷版を得
た。得られた版の20℃における落球式反発弾性の値を
同じく表2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】実施例8,9で得られた液状樹脂の粘度
値、貯蔵安定性は実施例2の液状樹脂と同様のレベルで
あったし、版画像再現性、水溶液現像性及び得られた印
刷版の機械的強度、水性インキ耐性、印刷インキ受理転
移性、耐久性などは実施例2のものと同等のレベルにあ
って特に問題となるものはなかった。
【0050】比較例2 ポリオキシエチレン−オキシプロピレングリコールブロ
ック共重合体ジオール(数平均分子量2500、エチレ
ンオキサイド/プロピレンオキサイド重量比=1/4)
1モル、ポリテトラメチレングリコールジオール(数平
均分子量1200)2.1モルにトリレンジイソシアネ
ート3.4モル、ジブチルスズジラウレート20ppm を
加えて80℃で2時間反応させて、両末端にイソシアネ
ート基を有するウレタンポリマーを得た。次いでこれに
ポリプロピレングリコールモノメタクリレート(分子量
380)4.9モルを加えて、IRスペクトルにおける
イソシアネート基の特性吸収(2260cm-1付近)がほ
とんど認められなくなるまで反応を続け、不飽和ポリウ
レタンプレポリマーを得た(不飽和ポリウレタンプレポ
リマー中のオキシエチレン基の重量%は約9%であっ
た)。
【0051】このプレポリマー100重量部に対してラ
ウリルメタクリレート26重量部、テトラエチレングリ
コールモノメチルエーテルモノメタクリレート17重量
部、テトラエチレングリコールジメタクリレート2.1
重量部、トリメチロールプロパントリメタクリレート
1.4重量部、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン1.0重量部、2,6−ジ−t−ブチル−p
−クレゾール0.7重量部を加えて混合溶解させ液状感
光性組成物を得た。得られた液状感光性樹脂の粘度値、
貯蔵安定性は通常の段ボール印刷用印刷版の製造用液状
感光性樹脂(例:旭化成工業製 APR F−47)と
比較して特に問題となるものはなかった。
【0052】この感光性組成物を用いて比較例1と同様
にして厚さ7mmの印刷版を得た。得られた版の20℃に
おける落球式反発弾性の値は34%であった。またこの
液状感光性樹脂の版画像再現性、水溶液現像性及び得ら
れた印刷版の機械的強度、水性インキ耐性、印刷インキ
受理転移性、耐久性などは通常の段ボール印刷用印刷版
の製造用液状感光性樹脂(例:旭化成工業製 APR
F−47)のものと比較して特に問題になるものはなか
った。
【0053】実施例10〜11 比較例2においてテトラエチレングリコールモノメチル
エーテルモノメタクリレートに代えて全量(17重量
部)ジエチレングリコール−2−エチルヘキシルエーテ
ルアクリレートを用いる以外は同様にして液状感光性組
成物及びこれを製版装置によるレリーフ形成した厚さ7
mmの印刷版を得た。得られた版の20℃における落球式
反発弾性の値は42%であった(実施例10)。
【0054】同様に比較例2においてテトラエチレング
リコールモノメチルエーテルモノメタクリレート及びラ
ウリルメタクリレートの代りに全量(43重量部)ジエ
チレングリコール−2−エチルヘキシルエーテルアクリ
レートを用いる以外は同様にして液状感光性組成物及び
厚さ7mmの印刷版を得た。得られた版の20℃における
落球式反発弾性の値は52%であった(実施例11)。
【0055】また、実施例10及び11で得られた液状
樹脂の粘度値、貯蔵安定性は比較例2の液状樹脂と同様
のレベルであったし、版画像再現性、水溶液現像性及び
得られた印刷版の機械的強度、水性インキ耐性、印刷イ
ンキ受理転移性、耐久性などは比較例2のものと同等の
レベルにあって特に問題となるものはなかった。
【0056】実施例12 実施例11におけるジエチレングリコール−2−エチル
ヘキシルエーテルアクリレート全量(43重量部)に代
えて、トリエチレングリコールヘキシルエーテルアクリ
レート10重量部、ラウリルアクリレート33重量部を
用いる以外は同様にして液状感光性組成物及びこれをレ
リーフ形成した厚さ7mmの印刷版を得た。得られた版の
20℃における落球式反発弾性の値は52%であった。
実施例12で得られた液状樹脂の粘度値、貯蔵安定性は
実施例11の液状樹脂と同様のレベルであったし、版画
像再現性、水溶液現像性及び得られた印刷版の機械的強
度、水性インキ耐性、印刷インキ受理転移性、耐久性な
どは実施例11のものと同等のレベルにあって特に問題
となるものはなかった。
【0057】
【発明の効果】本発明の液状感光性樹脂組成物は特定の
構造を持つアクリレートモノマーを単独又は併用で特定
量含有するものであって、これを用いて段ボール印刷用
印刷版を製版すると、得られる版は高められた反発弾性
を呈し、この版を用いて段ボール印刷を行うと良好な印
刷が行え且つ印刷中に版面に付着する紙粉(紙の切り屑
など)の離脱に大きな効果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−88555(JP,A) 特開 平2−138324(JP,A) 特開 平2−34620(JP,A) 特開 昭62−296142(JP,A) 特開 平4−95959(JP,A) 特公 昭59−21541(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/027 G03F 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリオールセグメントがポリエー
    テルポリオールである不飽和ポリウレタンプレポリマー
    100重量部、(B)エチレン性不飽和化合物17〜2
    00重量部及び(C)光重合開始剤0.01〜10重量
    部からなる感光性組成物において、(B)成分のエチレ
    ン性不飽和化合物として下記式(I)で表わされるアク
    リレートモノマーを(A)成分のプレポリマー100重
    量部当り17重量部〜65重量部の範囲内で含有するこ
    とを特徴とする段ボール印刷用印刷版の製造用液状感光
    性樹脂組成物。 CH2 =CH−CO−O−(C2 4 O)n −R1 (I) (式(I)中のnは1〜20の範囲内、R1は炭素数2
    〜22個の直鎖或いは分岐のアルキル基を表わす)。
  2. 【請求項2】 (A)ポリオールセグメントがポリエー
    テルポリオールである不飽和ポリウレタンプレポリマー
    100重量部、(B)エチレン性不飽和化合物17〜2
    00重量部及び(C)光重合開始剤0.01〜10重量
    部からなる感光性組成物において、(B)成分のエチレ
    ン性不飽和化合物として下記式(I)で表わされるアク
    リレートモノマーと式(II)で表わされるアクリレート
    モノマーを(A)成分のプレポリマー100重量部当り
    双方の合計量で17重量部〜65重量部の範囲内で含有
    することを特徴とする段ボール印刷用印刷版の製造用液
    状感光性樹脂組成物。 CH2 =CH−CO−O−(C2 4 O)n −R1 (I) CH2 =CH−CO−O−R2 (II) (式(I)中のnは1〜20の範囲内、R1は炭素数2
    〜22個の直鎖或いは分岐のアルキル基を表わす。式
    (II)中のR2は8〜18個の直鎖或いは分岐のアルキ
    ル基を表わす)。
JP15546494A 1993-06-18 1994-06-15 段ボ−ル印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物 Expired - Lifetime JP3371927B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15546494A JP3371927B2 (ja) 1993-06-18 1994-06-15 段ボ−ル印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-170867 1993-06-18
JP17086793 1993-06-18
JP6-12070 1994-01-10
JP1207094 1994-01-10
JP15546494A JP3371927B2 (ja) 1993-06-18 1994-06-15 段ボ−ル印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07239548A JPH07239548A (ja) 1995-09-12
JP3371927B2 true JP3371927B2 (ja) 2003-01-27

Family

ID=27279691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15546494A Expired - Lifetime JP3371927B2 (ja) 1993-06-18 1994-06-15 段ボ−ル印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3371927B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101117006B1 (ko) 2006-12-26 2012-04-12 아사히 가세이 케미칼즈 가부시키가이샤 인쇄판용 수지 조성물
US20110048261A1 (en) 2008-02-15 2011-03-03 Tadashi Shimura Resin composition
WO2013015354A1 (ja) 2011-07-28 2013-01-31 富士フイルム株式会社 レーザー彫刻用樹脂組成物、レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版、レーザー彫刻用レリーフ印刷版原版の製造方法、レリーフ印刷版の製版方法、及び、レリーフ印刷版
US20130133539A1 (en) 2011-11-29 2013-05-30 Fujifilm Corporation Resin composition for laser engraving, flexographic printing plate precursor for laser engraving and process for producing same, and flexographic printing plate and process for making same
KR102665293B1 (ko) 2019-04-01 2024-05-09 주식회사 엘지화학 항균성 고분자 코팅 조성물 및 항균성 고분자 필름
FR3108908B1 (fr) * 2020-04-01 2022-03-25 Arkema France Matériaux élastiques préparés à partir de compositions liquides durcissables

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07239548A (ja) 1995-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6214522B1 (en) Photosensitive resin composition useful in fabricating printing plates
US6403269B1 (en) Photosensitive compositions and clean running photopolymer printing plates therefrom
EP0427950B1 (en) A photosensitive resin composition for use in forming a relief structure
EP0263366B1 (en) A photoresin printing plate for use in printing a corrugated board
JP3371927B2 (ja) 段ボ−ル印刷用印刷版の製造用液状感光性樹脂組成物
WO1995000567A1 (fr) Composition de resine photosensible destinee a une planche d'impression pour carton ondule
US5288571A (en) Photoresin printing plate for use in printing a corrugated board
JP2656767B2 (ja) 印刷版の製造方法およびこの方法で得られた印刷版
US5843622A (en) Liquid photosensitive resin composition for use in forming a relief structure
JP3508788B2 (ja) レリーフ形成用液状感光性樹脂組成物
JPH08169925A (ja) フレキソ印刷プレートに有用な液体ポリウレタン(メト)アクリレート感光性ポリマー
JP5484167B2 (ja) フレキソ印刷版用液状感光性樹脂組成物、フレキソ印刷版及びフレキソ印刷版の製造方法
EP0759577B1 (en) Liquid photosensitive resin composition for flexography
JP3835867B2 (ja) 印刷版製造用液状感光性樹脂組成物
JP2003156837A (ja) フレキソ印刷版用液状感光性樹脂組成物
FR2665774A1 (fr) Composition liquide a base d'une resine photodurcissable pour la fabrication d'une plaque d'impression flexographique.
JPS6117854B2 (ja)
AU5941200A (en) Photosensitive resin composition useful in fabricating printing plates
EP0770922B1 (en) Method of removing surface stickiness of relief printing plate made from photosensitive resin
JPS61120142A (ja) 感光性樹脂版の作成方法
JPH06348008A (ja) 貯蔵安定性に優れたレリーフ形成用液状感光性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021023

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term