JPH07110652B2 - 硬貨包装機 - Google Patents

硬貨包装機

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JPH07110652B2
JPH07110652B2 JP2210897A JP21089790A JPH07110652B2 JP H07110652 B2 JPH07110652 B2 JP H07110652B2 JP 2210897 A JP2210897 A JP 2210897A JP 21089790 A JP21089790 A JP 21089790A JP H07110652 B2 JPH07110652 B2 JP H07110652B2
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謙吉 渡辺
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B11/00Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D9/00Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass
    • G07D9/06Devices for stacking or otherwise arranging coins on a support, e.g. apertured plate for use in counting coins
    • G07D9/065Devices for wrapping coins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B11/00Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、小型化が可能な硬貨包装機に関するものであ
り、さらに詳細には、包装すべき硬貨を集積する一対の
集積ドラムと、集積ドラムにより集積された所定枚数の
硬貨を、包装紙によって包装する複数の包装ローラを備
えた小型化が可能な硬貨包装機に関するものである。
先行技術 特開昭62−208314号公報は、硬貨が1枚づつ搬送される
硬貨通路の終端部に、硬貨通路の間隔と等しい間隔をも
って配置され、その周面に、互いに逆位相のらせん形状
をなした硬貨を支持する硬貨ガイドが形成された一対の
集積ドラムを備え、1枚の硬貨が硬貨通路から供給され
る毎に、一対の集積ドラムを、逆方向に所定量づつ回転
させて、硬貨を、らせん状の硬貨ガイド上に集積させ、
所定枚数の硬貨が集積された後、開閉可能なシャッタ上
に、ロール状の集積硬貨を水平状態に載置する硬貨集積
装置と、かかる硬貨集積装置のシャッタの下方に配置さ
れ、シャッタが開かれたときに、落下する集積硬貨を受
けて、支持する移動可能な支持部材と、3本の移動可能
な包装ローラと、包装ローラの上下に配置された2つの
加締爪とを備えた硬貨包装装置とからなる硬貨包装機
で、硬貨集積装置により集積した硬貨を支持部材に受け
渡した後、支持部材を移動させて、集積硬貨を、3本の
包装ローラ間に位置させ、包装ローラによって、包装紙
を、ロール状集積硬貨の周面に巻回し、加締爪により、
包装紙の上下を加締めて、硬貨を所定枚数づつ包装する
硬貨包装機を開示している。
また、特開昭54−31382号公報(米国特許第4,219,985号
明細書)は、かかる硬貨包装機において、集積された硬
貨の周面に、包装紙の先端部を沿わせるように案内する
複数の案内板からなる包装紙案内装置を開示している。
発明の解決しようとする問題点 かかる従来の硬貨包装機においては、包装すべき硬貨の
金種が変わると、その径も変化するため、包装紙の先端
部を、集積された硬貨の周面に沿うように案内する複数
の案内板の位置も必然的に変えなければならず、そのた
め、包装紙案内装置に、包装紙案内板の位置を、包装す
べき硬貨の金種により調整する調整機構を設けることが
必要不可欠であった。
しかしながら、かかる案内板の位置調整機構は、所定の
カムプロファイルを有するカムによって、複数のリンク
を揺動させて、案内板の位置を調整するように構成され
るのが通常であり、その構造が複雑であるとともに、小
型化することが困難で、そのため、硬貨包装機を小型化
することの妨げになっていた。
発明の目的 本発明は、包装紙の先端部を案内する包装紙案内装置を
大幅に小型化することができるとともに、その構造を大
幅に簡易化することができ、小型化が可能な硬貨包装機
を提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明のかかる目的は、互いに逆方向に回転可能な一対
の集積ドラムと、該一対の集積ドラムの周壁に形成さ
れ、その上面で硬貨を支持し、集積するらせん状の硬貨
支持ガイド手段と、集積された硬貨を包装する複数の包
装ローラを備えた硬貨包装機において、前記複数の包装
ローラのそれぞれの間に、その先端部が対向するよう
に、包装紙の先端部に加圧空気を吹きつける複数の加圧
空気吹き出し手段が設けられた硬貨包装機によって達成
される。
本発明の好ましい実施態様においては、前記一対の集積
ドラムが中空であり、前記複数の包装ローラが一対の包
装ローラよりなり、該一対の包装ローラが、それぞれ、
前記集積ドラム内に、該集積ドラムの周壁に形成された
切り欠きから、その一部が突出するように配置され、硬
貨の包装時において、硬貨を、前記一対の包装ローラ
と、硬貨の搬送方向に対して、前記一対の包装ローラの
後方に配置された硬貨挟持手段とにより、挟持可能に構
成され、前記複数の加圧空気吹き出し手段が、それぞ
れ、その先端部が、前記一対の包装ローラのそれぞれと
前記硬貨挟持手段の間に、対向するように配置されてい
る。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、さらに、
包装紙を切断するカッタ手段とその鉛直方向の位置を調
整するカッタ位置調整手段を備え、前記加圧空気吹き出
し手段の鉛直方向の位置が、前記カッタ位置調整手段に
よるカッタ手段の鉛直方向の位置に応じて、調整可能に
構成されている。
本発明の別の好ましい実施態様においては、前記一対の
集積ドラムの下方に進退可能で、硬貨の包装に先立っ
て、集積された硬貨を受取り、支持可能な硬貨支持手段
が設けられている。
本発明の他の好ましい実施態様においては、前記複数の
包装ローラを回転する低速モータ手段および高速モータ
手段が設けられ、集積された硬貨の周囲に、包装紙をほ
ぼ一巻するまでは、前記複数の包装ローラが、前記低速
モータ手段により回転され、しかる後は、前記高速モー
タ手段により回転されるように構成されている。
本発明のさらに他の好ましい実施態様においては、前記
加圧空気吹き出し手段が、前記複数の包装ローラが、前
記低速モータ手段により回転されている間のみ、加圧空
気を、包装紙の先端部に吹きつけるように構成されてい
る。
発明の作用 本発明によれば、複数の包装ローラのそれぞれとの間
に、その先端部が対向するように設けられた加圧空気吹
き出し手段から吹き出される加圧空気により、包装紙の
先端部を、集積された硬貨の周面に沿うように案内して
いるので、包装すべき硬貨の金種が変わった場合にも、
水平方向に対して、加圧空気吹き出し手段の位置を変え
る必要はなく、従来のように、包装紙の先端部を案内す
る部材の位置調整機構を要しないから、包装紙案内装置
を大幅に小型化することができるとともに、その構造を
大幅に簡易化することができ、したがって、硬貨包装機
を、従来に比して、小型化することが可能になる。
本発明の好ましい実施態様においては、さらに、包装ロ
ーラが、集積ドラム内に設けられているので、硬貨包装
機を大幅に小型化することが可能になる。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
第1図は、本発明の実施例に係る硬貨包装機の略平面
図、第2図は、集積ドラムの略断面図であり、第3図
は、一対の集積ドラムおよび包装紙案内装置を示す略横
断面図である。
第1図、第2図および第3図において、一対の集積ドラ
ム1、1は、その内部が空洞に形成されるとともに、軸
2まわりに回転自在に取付けられている。一対の集積ド
ラム1、1内には、それぞれ、包装ローラ3、3が、集
積ドラム1、1に回転自在に、かつ、集積ドラム1、1
の軸2に平行に取付けられた軸4に、集積ドラム1、1
の周壁に形成された切り欠き5から、その一部が外部に
突出するにように、支持されている。
一対の集積ドラム1、1の周壁には、硬貨を、その上面
で支持するらせん状の硬貨ガイド6、6が形成されてい
る。一対の集積ドラム1、1のらせん状の硬貨ガイド
6、6は、互いに逆位相に形成されており、切り欠き5
は、硬貨ガイド6、6の形成されていない周壁部に形成
されている。
包装ローラ3、3の軸4の下部には、歯車7が固定さ
れ、この歯車7は、集積ドラム1、1の軸2に固定され
た歯車8と噛合している。また、集積ドラム1、1の下
端部には、集積ドラム1、1に一体に、かつ、軸2に対
しては、回転自在に、歯車9が取付けられている。
第4図に、その平面図が示されるように、集積ドラム駆
動モータ10からの駆動力は、公知のように複数の歯車を
介して、集積ドラム1、1に一体に取付けられた歯車9
に伝達され、集積ドラム1、1を、軸2まわりに回転さ
せる。すなわち、集積ドラム駆動モータ10の駆動力は、
そのモータ軸10aに固定された歯車11から、歯車12を介
して歯車9に、あるいは、歯車12およびこれと噛合する
歯車13を介して歯車9に伝達され、集積ドラム1、1を
回転させる。ここに、集積ドラム1、1が、軸2まわり
に回転する際、包装ローラ3、3の軸4が、集積ドラム
1、1に回転自在に取付けられているため、包装ローラ
3、3は、集積ドラム1、1の回転にともない、軸2の
まわりに公転し、同時に、包装ローラ3、3の軸4に固
定された歯車7が、軸2に固定された歯車8と噛合して
いるため、包装ローラ3、3は、その軸4とともに自転
する。第3図において、左側の集積ドラム1は、軸2ま
わりに、反時計方向に、右側の集積ドラム1は、時計ま
わりに回転するように構成され、これにともない、左側
の包装ローラ3は、軸4とともに、軸2まわりに、反時
計方向に公転しながら、反時計方向に自転し、右側の包
装ローラ3は、軸2まわりに、時計方向に公転しなが
ら、時計方向に自転する。第3図においては、硬貨Cの
集積が完了し、包装紙120が、集積硬貨Cに、一巻以上
された状態が示されている。
このように、本実施例においては、包装ローラ3、3
は、それぞれ、集積ドラム1、1内に配置され、集積ド
ラム1、1の回転にともなって、回転するため、硬貨の
包装時に、集積ドラム1、1が、回転すると、包装ロー
ラ3、3が、所望の位置からずれ、所望のように、集積
硬貨の包装をおこなうことができなくなるおそれがあ
る。したがって、本実施例においては、硬貨の包装時
に、集積ドラム1、1をロックするため、電磁ブレーキ
14に取付けられ、歯車13と噛合する歯車15が設けられて
いる。電磁ブレーキ14は、硬貨Cの集積が完了し、包装
ローラ3、3と集積された硬貨Cとの間に、わずかな間
隙が存在する状態で、集積された硬貨Cの周面に、包装
紙120を供給する際に、オンになり、歯車13、歯車12の
回転を停止させて、一対の集積ドラム1、1をロック
し、さらに、包装紙120が、集積された硬貨Cの周面
に、ほぼ一巻された後、オフになって、集積ドラム1、
1のロックを解除し、一対の集積ドラム1、1が、さら
に回転して、集積された硬貨Cが、包装紙120を介し
て、一対の包装ローラ3、3と、後述する従動ローラ35
との間に挟持され、さらに包装がおこなわれる時に、再
び、オンになり、一対の集積ドラム1、1を再びロック
するように構成されている。
軸2の下端部には、歯車16が固定され、歯車16は、集積
ドラム1、1を支持する枠状のアーム部材150の下端に
回転自在に取付けられた歯車17と噛合している。
一対の集積ドラム1、1の間隔は、一対の集積ドラム
1、1の間に硬貨Cを供給する図示しない硬貨通路の間
隔、すなわち、集積、包装すべき金種の硬貨Cの径と同
一になるように、公知の機構により、調整可能になって
いる。
第5図に、略側面図が示されているように、集積ドラム
1、1の周壁に形成されたらせん状の硬貨ガイド6、6
は、従来とは反対方向に、硬貨Cを、その搬送方向に対
して、前方が下がった状態で、支持するように形成され
ている。第5図において、硬貨Cは、プーリ18、プーリ
19およびプーリ20に巻回された搬送ベルト21と、硬貨通
路22の上面との間に挟持されて、搬送され、一対の集積
ドラム1、1の間に供給される。搬送ベルト21は、プー
リ18を固定支持している軸18aによって駆動されてお
り、プーリ19およびプーリ20は、それぞれ、軸19a、軸2
0aに回転自在に支持されている。軸19aおよび軸20aは、
硬貨包装機本体に固定された軸23に揺動自在に支持され
た板状部材24に固定されており、板状部材24は、図示し
ないスプリングによって、軸23まわりに、第5図におい
て、時計方向に付勢されている。したがって、搬送ベル
ト21は、プーリ20により、硬貨通路22の上面に押圧され
ている。板状部材24のほぼ中央部には、軸25が固定され
ており、軸25には、押圧部材26が揺動自在に支持され、
押圧部材26の軸25と反対側の端部には、押圧ローラ27が
回転自在に取付けられている。押圧部材26は、スプリン
グ28により、第5図において、軸25まわりに、反時計方
向に付勢されており、その結果、搬送ベルト21は、押圧
ローラ27により、常時、硬貨通路22の上面に押圧されて
いる。図示されてはいないが、硬貨通路22には、包装す
べき金種の硬貨Cより径の小さい硬貨を、落下させて回
収するための小径硬貨回収口が形成されている。板状部
材24の先端部には、ガイド板29が固定されており、ガイ
ド板29の下面は、硬貨Cを、硬貨通路22から一対の集積
ドラム1、1の間に送り出す際、その姿勢が、徐々に前
下がりになるように、湾曲形状をなしている。また、軸
20aには、支持板30が、揺動自在に支持されており、そ
の一端部には、ガイドローラ31が回転自在に取付けら
れ、その他端部には、スプリング32が、支持板30を、第
5図において、軸20aまわりに、時計方向に付勢するよ
うに、取付けられている。したがって、硬貨通路22か
ら、送り出された硬貨Cは、ガイドローラ31によって、
ただちに、下方に送られ、後続する硬貨Cと衝突して、
一対の集積ドラム1、1の上部で、硬貨Cのジャミング
が発生することが防止されている。ここに、包装すべき
硬貨Cの金種に応じて、ガイドローラ31の位置を調整す
る調節ねじ33が設けられている。
第1図、第4図および第5図に示されるように、一対の
集積ドラム1、1の間には、集積すべき硬貨Cを、搬送
方向に対して、前方からガイドするガイド板34、34が設
けられ、集積すべき硬貨Cを、後方からガイドする従動
ローラ35が設けられている。従動ローラ35は、支持ブロ
ック36により、その軸が直立状態になるように支持され
ており、支持ブロック36の上端部には、硬貨Cを、硬貨
通路22から一対の集積ドラム1、1の間へ、円滑に送り
出すことを可能とするために、ガイドローラ37が回転自
在に設けられている。
ガイド板34、34は、硬貨Cの集積時においては、一対の
集積ドラム1、1間に対向する集積位置に位置している
が、硬貨Cの包装時には、包装紙を、包装ローラ3、3
間に供給するため、互いに、離間し、集積位置から退避
した退避位置に保持されるように、移動可能に構成され
ており、第6図には、ガイド板34、34の移動機構の略平
面図が、第7図には、そのA−A線に沿う略矢視図が、
それぞれ、示されている。
第1図、第2図、第6図および第7図において、集積ド
ラム1、1の軸2の上下端部には、揺動アーム38、38が
揺動自在に取付けられており、ガイド板34、34は、これ
らの揺動アーム38、38の側面に固定されている。揺動ア
ーム38、38の下端部には、カムフォロア39、39が回転自
在に取付けられ、また、第1図および第6図において、
左側の揺動アーム38は時計方向に、右側の揺動アーム38
は反時計方向に、それぞれ、図示しないスプリングによ
って付勢されており、したがって、カムフォロア39、39
は、集積ドラム1、1を支持する枠状のアーム部材150
の下端に支持された略半月形のカムローブを有するカム
40、40に、それぞれ、当接している。第7図に示すよう
に、カム40、40は、集積ドラム1、1を支持する枠状の
アーム部材150の下端に固定された軸41に回転自在に取
付けられた歯車42と、同時に、かつ、一体的に設けられ
ており、カム40、40および歯車42との間には、回転検出
板43が取付けられている。歯車42は、集積ドラム1、1
を支持する枠状のアーム部材150の下端に固定されたモ
ータ44のモータ軸44aに固定された歯車45と噛合してい
る。硬貨Cの一対の集積ドラム1、1間への集積が完了
して、硬貨の包装動作が開始されると、モータ44によっ
て、カム40、40が回転され、揺動アーム38、38が開かれ
て、その結果、ガイド板34、34は、互いに離間するよう
に開かれ、退避位置に退避する。そして、カム40、40が
半回転した状態で保持され、硬貨Cの包装がおこなわ
れ、硬貨Cの包装動作の完了後、カム40は、さらに半回
転して、ガイド板34、34は、集積位置に復帰する。回転
検出板43の周面の一部には、センサ46によって検出可能
な突出片43aが形成されており、センサ46が、回転検出
板43の突出片43aを再び検出したときに、カム40、40が
1回転したことが検出されるようになっている。
第8図は、第1図のB−B線に沿う略矢視図であり、第
9図は、第1図のC−C線に沿う略矢視図である。
第1図、第8図及び第9図を参照すると、包装ローラ
3、3は、公知のように、低速モータ47と、高速モータ
48により、駆動されるように構成されている。すなわ
ち、本実施例においては、一対の集積ドラム1、1が、
一対の包装ローラ3、3と、集積された硬貨Cとの間に
わずかな間隙が存在するまで回転されて、電磁ブレーキ
14により、ロックされ、包装紙120が、集積された硬貨
Cに、ほぼ一巻されるまでは、一対の包装ローラ3、3
は、低速モータ47によって回転され、その後、一対の集
積ドラム1、1のロックが解除されて、さらに回転し、
集積された硬貨Cが、包装紙120を介して、一対の包装
ローラ3、3と、従動ローラ35との間に挟持された後
は、高速モータ48によって、回転され、包装がなされる
ように構成されている。
低速モータ47の駆動力は、モータ軸47aに固定された歯
車49から、歯車50、軸51、ワンウエイクラッチ52、歯車
53、歯車54、歯車55、歯車17、歯車16、歯車8及び歯車
7を介して、第1図において、左側の集積ドラム1内に
配置された包装ローラ3に伝達され、また、歯車49か
ら、歯車50、歯車51、ワンウエイクラッチ52、歯車53、
歯車54、歯車55、歯車56、歯車57、歯車17、歯車16、歯
車8および歯車7を介して、第1図において、右側の集
積ドラム1内に配置された包装ローラ3に伝達される。
他方、高速モータ48の駆動力は、モータ軸48aに固定さ
れたプーリ58から、伝達ベルト59、プーリ60、プーリ60
と一体に形成された歯車54、歯車55、歯車17、歯車16、
歯車8および歯車7を介して、第1図において、左側の
集積ドラム1内に配置された包装ローラ3に伝達され、
また、モータ軸48aに固定されたプーリ58から、伝達ベ
ルト59、プーリ60、歯車54、歯車55、歯車56、歯車57、
歯車17、歯車16、歯車8および歯車7を介して、第1図
において、右側の集積ドラム1内に配置された包装ロー
ラ3に伝達される。ここに、低速モータ47が駆動される
際には、高速モータ48も、これにともなって回転される
ことになるが、高速モータ48は、低トルクであるので、
駆動力伝達の負荷になるようなことはなく、高速モータ
48が駆動される際には、歯車53も、これにともなって回
転するが、ワンウエイクラッチ52が、低速モータ47側へ
駆動力が伝達されることを防止するため、低速モータ47
側の負荷が、駆動力の伝達に影響を及ぼすことはない。
第10図は、集積硬貨を支持する硬貨支持ポストの昇降進
退機構の略側面図である。
第1図および第10図を参照すると、集積ドラム1、1の
間に所定枚数の硬貨Cが集積された後、包装位置におい
て、集積硬貨を受取り、支持する硬貨支持ポスト61は、
ポストアーム62の一端部に固定されており、ポストアー
ム62の他端部には、軸63、軸64が貫通している。ポスト
アーム62の下端部は、リンク65の一端部に取付けられた
ローラ66により支持されている。リンク65の他端部に
は、カムフォロア67が取付けられており、リンク65は、
ローラ66とカムフォロア67との間において、カムケース
68の側面に固定された軸69に、軸69まわりに揺動自在に
支持されている。カムフォロア67は、カムシャフト70に
固定されたカム71に当接している。したがって、カム71
を回転させることによって、リンク65が軸69まわりに揺
動し、ポストアーム62および硬貨支持ポスト61が昇降し
得るように構成されている。
軸63は、硬貨包装機本体に、直立した状態で固定されて
おり、その上端部近傍には、連結部材72が、その下端部
近傍には、連結部材73が、それぞれ、回動自在に取付け
られている。第1図においては、連結部材72は省略され
ている。連結部材72、73の一端部近傍には、それぞれ、
軸63に平行な軸64が固定されており、連結部材73の他端
部には、ローラ74が設けられている。ローラ74には、リ
ンク75の一端部が当接しており、リンク75の他端部に
は、カムフォロア76が設けられている。リンク75は、ロ
ーラ74に当接している端部と、カムフォロア76が設けら
れた端部との間で、カムケース68の底面に固定された軸
77により、その軸77まわりに揺動自在に支持されてい
る。カムフォロア76は、カムシャフト70に固定されたカ
ム78に当接しており、したがって、カム78の回転にとも
なって、リンク75が軸77まわりに揺動し、連結部材73を
介して、ポストアーム62が、軸63まわりに揺動して、硬
貨支持ポスト61が、一対の集積ドラム1、1の間に進退
可能なように構成されている。また、リンク75は、図示
しないスプリングにより、第1図において、軸77まわり
に反時計方向に付勢され、連結部材73も、リンク75を付
勢するスプリングよりスプリング力の小さい図示しない
スプリングによって、第1図において、軸63まわりに反
時計方向に付勢されており、ローラ74がリンク75の一端
に、また、カムフォロア76がカム78に、それぞれ、常
時、当接しているように構成されている。本実施例にお
いては、硬貨支持ポスト61は、硬貨Cの集積時および包
装時には、一対の集積ドラム1、1の間で、かつ、最も
上昇した包装位置に位置し、硬貨Cの包装完了後、次の
所定枚数の硬貨Cの集積開始前までの間は、下降し、さ
らに、一対の集積ドラム1、1の間から退避した退避位
置に位置するように、構成されている。
第11図は、集積硬貨の周囲に巻回された包装紙の上下端
部を加締める加締爪の昇降進退機構の略側面図である。
第1図および第11図を参照すれば、集積硬貨の周囲に巻
回された包装紙の上下端部を加締める上方加締爪80およ
び下方加締爪81が、それぞれ、上方取付部材82および下
方取付部材83に取付けられている。上方取付部材82は、
上方アーム84の一端に取付けられ、その位置が調節可能
な取付け位置調節板85に固定されている。調節板85は、
包装すべき金種の硬貨Cの集積高さに応じて、その上下
方向の位置が調節された後、蝶ねじ86により、上方アー
ム84に固定されるようになっている。下方取付部材83
は、下方アーム87の一端に、直接、固定されている。上
方アーム84および下方アーム87の他端には、軸88、軸89
がそれぞれ、貫通している。上方アーム84は、図示しな
いスプリングにより、下方に、また、下方アーム87は、
図示しないスプリングによって、上方に、それぞれ、付
勢されており、上方アーム84は、ローラ90により、下方
への移動が規制され、他方、下方アール87は、ローラ91
により、上方への移動が規制されている。
ローラ90は、上方リンク92の一端部に取付けられてお
り、上方リンク92の他端部は、カムケース68の側面に固
定された軸93に揺動自在に支持されている。軸93よりロ
ーラ90寄りの上方リンク92の側面には、カムフォロア94
が設けられており、カムフォロア94は、カムシャフト70
に固定されたカム95に当接している。ローラ91は、下方
リンク96の一端部に取付けられており、下方リンク96の
他端部は、連結リンク97を介して、上方リンク92に連結
されている。下方リンク96は、ローラ91の取付け部と、
連結リンク97との連結部との間において、カムケース68
の側面に固定された軸98に、軸98まわりに揺動自在に支
持されている。したがって、カム95の回転にともなっ
て、上方加締爪80および下方加締爪81は、互いに近接、
離間可能なように構成されている。
軸88は、硬貨包装機本体に直立状態で固定されており、
その上端部近傍には、連結部材99が、下端部近傍には、
連結部材100が、それぞれ、回動自在に取付けられてい
る。ここに、第1図においては、連結部材99は省略され
ている。連結部材99および100の一端部には、軸88と平
行な軸89が固定されており、連結部材100の他端部に
は、ローラ101が設けられている。ローラ101には、リン
ク102の一端部が当接しており、リンク102の他端部に
は、カムフォロア103が取付けられている。リンク102
は、ローラ101への当接部とカムフォロア103との間にお
いて、カムケース68の底面に固定された軸104に、その
まわりに、揺動自在に支持されている。カムフォロア10
3は、カムシャフト70に固定されたカム105に当接してい
る。したがって、カム105の回転にともなって、リンク1
02が、軸104まわりに揺動し、連結部材100が、軸88まわ
りに揺動して、上方アーム84および下方アーム87が、軸
88まわりに揺動するので、上方加締爪80及び下方加締爪
81を、一対の集積ドラム1、1の上方部分および下方部
分に進退させることが可能なように構成されている。本
実施例においては、上方加締爪80および下方加締爪81
は、集積された硬貨Cに、包装紙が巻回され、その上下
端部を加締める時に、それぞれ、一対の集積ドラム1、
1の上方部分および下方部分に移動し、さらに、互い
に、近接して、加締位置に位置して、包装紙の上下端部
を加締め、その他は、互いに、離間し、さらに、一対の
集積ドラム1、1の上方部分および下方部分から退避し
た退避位置に位置するように、構成されている。
カムシャフト70は、モータ106により駆動され、モータ1
06の駆動力は、歯車107、歯車108などを介して、カムシ
ャフト70に伝達される。カムシャフト70が一回転する
と、1回の集積、包装動作が完了するように構成されて
いる。ここに、カムシャフト70が1回転したことは、第
1図及び第10図に示すように、カム71およびカム105の
間に挟まれるように、カムシャフト70に固定された回転
検出板109のスリット110を、センサ111が検出すること
によって検出される。
硬貨支持ポスト61を、集積位置と退避位置との間を移動
させるカム71およびカム78と、上方加締爪80および下方
加締爪81を、加締位置と退避位置との間を移動させるカ
ム95およびカム105は、いずれも、カムシャフト70に固
定されているので、これらのカム71、78、95および105
のカムプロファイルは、硬貨Cの集積開始時に、硬貨支
持ポスト61が集積位置に位置し、集積された硬貨Cの周
面への包装紙が巻回が完了した時点で、モータ106がカ
ムシャフト70を回転し、上方加締爪80および下方加締爪
81を加締位置に移動させるとき、および、包装紙の上下
端部の加締めの完了後、モータ106がカムシャフト70を
回転し、上方加締爪80および下方加締爪81を加締位置か
ら退避位置に移動させるときには、硬貨支持ポスト61
は、集積位置に保持され、集積された硬貨Cの包装が完
了した後、モータ106がカムシャフト70を回転して、硬
貨支持ポスト61を、集積位置から退避位置に移動させる
ときは、上方加締爪80および下方加締爪81が、退避位置
に保持されるように、設定されている。
第3図を参照すると、包装紙案内装置が示されている。
従来は、包装紙120は、包装ローラ3のまわりに、回動
自在に設けられた案内板によって、その先端部が、集積
された硬貨Cの周面に沿うように案内されていたが、本
実施例においては、包装ローラ3、3は、集積ドラム
1、1内に配置されているため、このような案内板を、
包装ローラ3、3のまわりに配置することが困難であ
り、したがって、本実施例においては、案内板の代わり
に、加圧空気を、包装紙120の先端部に吹き当てて、包
装紙120の先端部を、集積硬貨Cの周囲に案内する3本
のノズル121a、121b、121cからなる包装紙案内装置が設
けられている。すなわち、3本のノズル121a、121b、12
1cが、それらの先端部が、それぞれ、包装ローラ3、
3、包装ローラ3と従動ローラ35、従動ローラ35と包装
ローラ3の間に対向し、かつ、その鉛直方向の位置が、
包装紙120の幅方向のほぼ中央部に対応する位置になる
ように設けられている。ここに、ノズル121a、121b、12
1cの鉛直方向の位置を、包装紙120の幅方向のほぼ中央
部に対応する位置に設定しているのは、包装紙120を切
断するカッタ122の刃先は、包装紙120の幅方向におい
て、中央部が突出したV字状をしており、したがって、
包装紙120の先端部もまた、中央部が突出したV字状を
なしているので、ノズル121a、121b、121cの鉛直方向の
位置を、包装紙120の幅方向のほぼ中央部に対応する位
置に設定することにより、ノズル121a、121b、121cの先
端部から、包装紙120の先端部に、確実に、加圧空気を
吹き当て、包装紙120の先端部を、所望のように、集積
硬貨Cの周囲に案内するためである。なお、硬貨の金種
により、集積された硬貨Cの高さが異なり、したがっ
て、包装紙120の幅も異なり、その幅方向中央部もまた
変化するため、包装すべき硬貨Cの金種に応じて、カッ
タ122の高さを調整する図示しないカッタ高さ調整機構
及びノズル121a,121b、121cの高さを調整する図示しな
いノズル高さ調整機構が設けられているが、ノズル高さ
調整機構は、カッタ高さ調整機構により調整されたカッ
タ122の高さに連動して、ノズル121a,121b、121cの高さ
が調整されるように構成されている。
ノズル121a,121b、121cは、包装紙120の先端部が、それ
ぞれの先端部前方に到達したときに、加圧空気を、包装
紙120の先端部に向けて、吹き出すように制御されてい
る。すなわち、所定枚数の硬貨Cが、一対の集積ドラム
1、1の間に集積されると、包装ローラ3、3と集積硬
貨Cとの間に、若干の間隙が存在する状態で、電磁クラ
ッチ14がオンして、集積ドラム1、1がロックされ、そ
の後、低速モータ47により、包装ローラ3、3が低速で
回転される。そして、図示しない包装紙供給装置によ
り、包装紙120が、包装ローラ3、3の間に供給され、
その先端部が、ノズル121aの先端部前方を通過する際、
ノズル121a内の図示しないソレノイドバルブが開かれ、
あらかじめ、ノズル121a内に蓄えられていた加圧空気
が、ノズル121aの先端部から、包装紙120の先端部に向
けて、吹き出される。その結果、包装紙120の先端部
は、集積された硬貨Cの周面に沿って、包装ローラ3、
3の一方との間の間隙部に案内され、さらに、包装供給
装置により、ノズル121bの先端部前方に送られる。そし
て、ノズル121bの先端部前方を通過する際、ノズル121b
の図示しないソレノイドバルブが開かれ、ノズル121bの
先端部から、加圧空気が吹き出され、この加圧空気によ
り案内されて、ノズル121cの先端部前方に送られ、ノズ
ル121cの先端部から吹き出される加圧空気により、集積
された硬貨Cと他方の包装ローラ3の間に間隙部に案内
される。こうして、集積された硬貨Cを、包装紙120
が、ほぼ一巻した時点で、電磁ブレーキ14が、オフされ
て、集積ドラム1、1のロックが解除され、集積ドラム
駆動モータ10により、さらに、第3図に示すように、包
装紙120を介して、包装ローラ3、3および従動ローラ3
5により、集積された硬貨Cが挟持されるような位置に
まで、左側の集積ドラム1が、反時計方向に、右側の集
積ドラム1が、時計方向に、それぞれ、わずかに回転さ
れる。同時に、それまで、低速モータ47により、回転さ
れていた包装ローラ3、3は高速モータ48により、回転
される。そして、包装紙120が、集積硬貨Cを、ほぼ二
巻した時点で、硬貨Cの包装動作が完了する。包装ロー
ラ3、3が、高速モータ48により、回転されるときに
は、すでに、包装紙120は、集積された硬貨Cの周面
に、ほぼ一巻されているので、包装紙120の先端部を案
内する必要はなく、したがって、低速モータ47から高速
モータ48に切り換えられた後は、ノズル121a、121b、12
1cからの加圧空気の吹きつけは停止される。ここに、包
装紙120が、集積された硬貨Cを、ほぼ一巻するまで
は、包装ローラ3、3が低速モータ47により回転されて
いるので、ノズル121a、121b、121cからの加圧空気によ
る空気圧で、包装紙120を、確実に、集積された硬貨C
の周面に沿うように案内することが可能になる。
以上のように構成された本実施例に係る硬貨包装機は、
以下のようにして、所定枚数の硬貨Cを包装する。
硬貨包装機に投入された硬貨Cは、公知のように、図示
しない回転円板上に送られ、搬送ベルト21により、硬貨
通路22の上面に押圧された状態で、硬貨通路22上を、1
枚づつ、一対の集積ドラム1、1に向けて送られる。な
お、図示してはいないが、硬貨通路22には、公知のよう
に、硬貨の枚数を計数するセンサと、センサにより、所
定枚数の硬貨Cが計数されて、一対の集積ドラム1、1
の間に送られたと判定されたときに、後続の硬貨Cの搬
送を停止するストッパが設けられている。
一対の集積ドラム1、1は、集積ドラムモータ10によ
り、第3図において、左側の集積ドラム1は、反時計ま
わりに、右側の集積ドラム1は、時計まわりに、それぞ
れ、回転されており、硬貨通路22から、一対の集積ドラ
ム1、1の間に送り出された硬貨Cは、ガイド板29によ
り、搬送方向に対して、前方が下がった状態にされ、ロ
ーラ31により、ただちに、下方に送られ、一対の集積ド
ラム1、1の周面に形成されたらせん状の硬貨ガイド
6、6によって、搬送方向に対して、前方が下がった状
態で支持されて、一対の集積ドラム1、1が回転するに
したがって、下方に送られる。硬貨Cの集積開始時に
は、ガイド板34、34は、集積位置に位置しており、した
がって、硬貨Cの前側は、ガイド板34、34によりガイド
され、所望のように、硬貨Cが、一対の集積ドラム1、
1の間に集積される。一対の集積ドラム1、1が回転す
ると、包装ローラ3、3は、軸5のまわりを自転しつ
つ、軸2のまわりを公転する。こうして、次々に、硬貨
Cが、一対の集積ドラム1、1の間に送られ、所定枚数
の硬貨Cが一対の集積ドラム1、1の間に集積され、包
装ローラ3、3と集積された硬貨Cとの間に、若干の間
隙が存在するような位置で、一対の集積ドラム1、1の
回転は停止され、電磁ブレーキ14がオンして、一対の集
積ドラム1、1はロックされて、硬貨Cの集積が完了す
る。なお、硬貨Cの集積開始時には、硬貨支持ポスト61
は、集積位置に位置しており、集積された所定枚数の硬
貨Cは、硬貨支持ポスト61の上面に受け渡される。
一対の集積ドラム1、1がロックされると、モータ44
が、カム40を回転させ、包装紙120を、集積された硬貨
Cと包装ローラ3、3の間に供給可能なように、硬貨C
の集積動作中、硬貨Cをガイドしていたガイド板34、34
を、一対の集積ドラム1、1に対向する集積位置から退
避位置に退避させる。その後、図示しない包装紙供給装
置によって、包装紙120が供給されて、ノズル121a、121
b、121cにより、包装紙120の先端が、それぞれの先端部
前方に到達したときに、加圧空気が、包装紙120の先端
部に向けて、吹き出され、包装紙120は、集積された硬
貨Cの周面に沿うように案内される。同時に、包装ロー
ラ3、3が、低速モータ47によって、その周速が、包装
紙供給装置からの供給速度と等しい低速で回転される。
したがって、ノズル121a、121b、121cの先端部から、包
装紙120の先端に、十分な空気圧を作用させることがで
き、包装紙120は、確実に、集積された硬貨Cの周面に
案内され、巻回される。
こうして、包装紙120が、集積された硬貨Cの周面を、
ほぼ一巻した時点で、一旦、電磁ブレーキ14がオフさ
れ、一対の集積ドラム1、1のロックが解除されて、集
積ドラム駆動モータ10によって、一対の集積ドラム1、
1は、包装ローラ3、3と従動ローラ35が、包装紙120
を介して、集積された硬貨Cを挟持する位置まで、わず
かに回転され、再び、電磁ブレーキ14がオンして、一対
の集積ドラム1、1がロックされる。その後、包装ロー
ラ3、3を回転するモータが、低速モータ47から高速モ
ータ48に切換えられ、包装紙120が高速で、集積された
硬貨Cのまわりに巻回される。ここに、モータが、低速
モータ47から高速モータ48に切換えられた時点では、包
装紙120は、すでに、集積された硬貨Cの周囲に、ほぼ
一巻されているから、包装紙120の先端部を案内する必
要はなく、したがって、ノズル121a、121b、121cからの
加圧空気の吹き出しは停止される。そして、包装紙120
が、集積された硬貨Cを、ほぼ二巻した時点で、包装紙
供給装置が包装紙の供給を停止し、包装紙120は、包装
ローラ3、3の回転により生じた張力によって、カッタ
122に押しつけられ、切断される。
包装紙120の切断後、モータ106により、カムシャフト70
が回転され、それまで、一対の集積ドラム1、1から離
れた退避位置に位置していた上方加締爪80および下方加
締爪81が、加締位置に移動して、集積された硬貨Cの周
囲に巻回された包装紙120の上下端部を加締め、しかる
後に、再び、退避位置へ退避する。
その後、モータ106によって、カムシャフト70が回転さ
れ、それまで、集積された硬貨Cを支持していた硬貨支
持ポスト61を、下方に移動させ、さらに、退避位置に移
動させる。
こうして、上方加締爪80、下方加締爪81および硬貨支持
ポスト61が退避位置に移動した後に、電磁ブレーキ14が
オフして、一対の集積ドラム1、1のロックが解除さ
れ、第3図において、左側の集積ドラム1が、時計方向
に、右側の集積ドラム1が、反時計方向に、回転し、そ
の結果、包装が完了した集積硬貨Cは、一対の包装ロー
ラ3、3および従動ローラ35に挟持されない状態とな
り、一対の集積ドラム1、1の間から落下して、公知の
ように、回収される。
このようにして、一対の集積ドラム1、1が、硬貨Cの
集積を開始する前の待機位置にまで回転すると、硬貨C
の集積、包装の1サイクルが完了し、次の硬貨Cの集積
動作が開始される前に、ガイド板34、34は、一対の集積
ドラム1、1に対向する集積位置に復帰し、また、硬貨
支持ポスト61が、一対の集積ドラム1、1の下方の集積
位置に復帰する。
本実施例によれば、包装紙120の先端部は、ノズル121
a、121b、121cから吹き出される加圧空気によって、集
積された硬貨Cの周面に沿うように案内されるから、包
装すべき硬貨Cの金種が変化した場合にも、ノズル121
a、121b、121cの水平方向の位置を変化させる必要はな
く、したがって、包装紙の先端部を案内する部材の水平
方向の位置を調整する機構を要しないから、包装紙案内
装置を大幅に小型化することができるとともに、その構
造も大幅に簡易化することができ、さらに、包装ローラ
3、3が、それぞれ、集積ドラム1、1内に設けられて
いるので、硬貨包装機を従来に比して、大幅に、コンパ
クト化することが可能になる。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことは言うまでもない。
たとえば、前記実施例においては、包装ローラ3、3
は、それぞれ、集積ドラム1、1内に配置されている
が、本発明は、かかるタイプの硬貨包装機のみならず、
一対の集積ドラムの下方に、複数の包装ローラが配置さ
れたタイプの公知の硬貨包装機にも適用することができ
る。
また、前記実施例においては、カム71、78、95および10
5は、いずれも、同一のカムシャフト70に固定されてい
るが、これらの一部または全部を、別々のカムシャフト
に固定し、前記実施例と同一のタイミングで、硬貨支持
ポスト61および上方加締爪80、下方加締爪81を移動させ
るようにしてもよい。
発明の効果 本発明によれば、包装紙案内装置を大幅に小型化するこ
とができるとともに、その構造を大幅に簡易化すること
ができ、したがって、小型化が可能な硬貨包装機を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る硬貨包装機の略平面
図、第2図は、集積ドラムの略断面図であり、第3図
は、一対の集積ドラムおよび包装紙案内装置を示す略横
断面図である。第4図は、集積ドラムおよびその回転機
構の略平面図である。第5図は、硬貨通路および集積ド
ラムの略側面図である。第6図は、ガイド板およびその
開閉機構の略平面図であり、第7図は、第6図のA−A
線に沿う略矢視図である。第8図は、第1図のB−B線
に沿う略矢視図であり、第9図は、第1図のC−C線に
沿う略矢視図である。第10図は、集積硬貨を支持する硬
貨支持ポストの昇降進退機構の略側面図である。第11図
は、集積硬貨の周囲に巻回された包装紙を加締める加締
爪の昇降進退機構の略側面図である。 1、1……集積ドラム、 2……集積ドラムの軸、 3、3……包装ローラ、 4……包装ローラ軸、 5……切り欠き、 6……硬貨ガイド、 10……集積ドラム駆動モータ、 14……電磁ブレーキ、21……搬送ベルト、 22……硬貨通路、24……板状部材、 26……押圧部材、29……ガイド板、 30……支持板、31……ローラ、 32……スプリング、34……ガイド板、 35……従動ローラ、36……支持ブロック、 37……ガイドローラ、38……揺動アーム、 39……カムフォロア、40……カム、 43……回転検出板、44……モータ、 46……センサ、47……低速モータ、 48……高速モータ、 61……硬貨支持ポスト、62……ポストアーム、 65……リンク、66……ローラ、 67……カムフォロア、68……カムケース、 69……軸、70……カムシャフト、 71……カム、 72、73……連結部材、 74……ローラ、75……リンク、 76……カムフォロア、77……軸、 78……カム、 80……上方加締爪、81……下方加締爪、 82……上方取付部材、83……下方取付部材、 84……上方アーム、 85……取付け位置調節板、 86……蝶ねじ、87……下方アーム、 88、89……軸、90、91……ローラ、 92……上方リンク、93……軸、 94……カムフォロア、95……カム、 96……下方リンク、97……連結リンク、 98……軸、 99、100……連結部材、 101……ローラ、102……リンク、 103……カムフォロア、 104……軸、105……カム、 106……モータ、 107、108……歯車、 109……回転検出板、110……スリット、 111……センサ、 120……包装紙、 121a、121b、121c……ノズル、 122……カッタ、 150……アーム部材。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに逆方向に回転可能な一対の集積ドラ
    ムと、該一対の集積ドラムの周壁に形成され、その上面
    で硬貨を支持し、集積するらせん状の硬貨支持ガイド手
    段と、集積された硬貨を包装する複数の包装ローラを備
    えた硬貨包装機において、前記複数の包装ローラのそれ
    ぞれの間に、その先端部が対向するように、包装紙の先
    端部に加圧空気を吹きつける複数の加圧空気吹き出し手
    段が設けられたことを特徴とする硬貨包装機。
  2. 【請求項2】互いに逆方向に回転可能な一対の集積ドラ
    ムと、該一対の集積ドラムの周壁に形成され、その上面
    で硬貨を支持し、集積するらせん状の硬貨支持ガイド手
    段と、集積された硬貨を包装する一対の包装ローラを備
    えた硬貨包装機において、前記一対の集積ドラムが中空
    であり、前記一対の包装ローラが、それぞれ、前記氏は
    ドラム内に、該集積ドラムの周壁に形成された切り欠き
    から、その一部が突出するように配置され、硬貨の包装
    時において、硬貨を、前記一対の包装ローラと、硬貨の
    搬送方向に対して、前記一対の包装ローラの後方に配置
    された硬貨挟持手段とにより、挟持可能に構成され、前
    記複数の加圧空気吹き出し手段の先端部が、それぞれ、
    前記一対の包装ローラ、前記一対の包装ローラの一方と
    前記硬貨挟持手段、前記硬貨挟持手段と前記一対の包装
    ローラの他方との間に、対向するように配置されたこと
    を特徴とする硬貨包装機。
  3. 【請求項3】前記加圧空気吹き出し手段が、加圧空気吹
    き出しノズルにより構成されたことを特徴とする請求項
    (1)または(2)に記載の硬貨包装機。
  4. 【請求項4】さらに、包装紙を切断するカッタ手段とそ
    の鉛直方向の位置を調整するカット位置調整手段を備
    え、前記加圧空気吹き出し手段の鉛直方向の位置が、前
    記カッタ位置調整手段によるカッタ手段の鉛直方向の位
    置に応じて、調整可能であることを特徴とする請求項
    (1)ないし(3)のいずれか1項に記載の硬貨包装
    機。
  5. 【請求項5】前記一対の集積ドラムの上方に、下方に向
    けて付勢されたガイドローラが設けられたことを特徴と
    する請求項(2)ないし(4)のいずれか1項に記載の
    硬貨包装機。
  6. 【請求項6】前記一対の集積ドラムの下方に進退可能
    で、硬貨の包装に先立って、集積された硬貨を受取り、
    支持可能な硬貨支持手段が設けられたことを特徴とする
    請求項(1)ないし(5)のいずれか1項に記載の硬貨
    包装機。
  7. 【請求項7】前記硬貨挟持手段が、従動ローラよりなる
    ことを特徴とする請求項(2)ないし(6)のいずれか
    1項に記載の硬貨包装機。
  8. 【請求項8】前記包装ローラを回転する低速モータ手段
    および高速モータ手段が設けられ、集積された硬貨の周
    囲に、包装紙をほぼ一巻するまでは、前記包装ローラ
    が、前記低速モータ手段により回転され、しかる後は、
    前記高速モータ手段により回転されるように構成された
    ことを特徴とする請求項(1)ないし(7)のいずれか
    1項に記載の硬貨包装機。
  9. 【請求項9】前記加圧空気吹き出し手段が、前記包装ロ
    ーラが、前記低速モータ手段により回転されている間の
    み、加圧空気を、包装紙の先端部に吹きつけるように構
    成されたことを特徴とする請求項(8)に記載の硬貨包
    装機。
JP2210897A 1990-08-09 1990-08-09 硬貨包装機 Expired - Lifetime JPH07110652B2 (ja)

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