JPH07106735B2 - 硬貨包装機 - Google Patents
硬貨包装機Info
- Publication number
- JPH07106735B2 JPH07106735B2 JP2210896A JP21089690A JPH07106735B2 JP H07106735 B2 JPH07106735 B2 JP H07106735B2 JP 2210896 A JP2210896 A JP 2210896A JP 21089690 A JP21089690 A JP 21089690A JP H07106735 B2 JPH07106735 B2 JP H07106735B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- pair
- coins
- stacking
- shaft
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D9/00—Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass
- G07D9/06—Devices for stacking or otherwise arranging coins on a support, e.g. apertured plate for use in counting coins
- G07D9/065—Devices for wrapping coins
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
り、さらに詳細には、卓上で使用するのに適したコンパ
クトな硬貨包装機に関するものである。
硬貨通路の終端部に、硬貨通路の間隔と等しい間隔をも
って配置され、その周面に、互いに逆位相のらせん形状
をなした硬貨を支持する硬貨ガイドが形成された一対の
集積ドラムを備え、1枚の硬貨が硬貨通路から供給され
る毎に、一対の集積ドラムを、逆方向に所定量づつ回転
させて、硬貨を、らせん状の硬貨ガイド上に集積させ、
所定枚数の硬貨が集積された後、開閉可能なシャッタ上
に、ロール状の集積硬貨を水平状態に載置する硬貨集積
装置と、かかる硬貨集積装置のシャッタの下方に配置さ
れ、シャッタが開かれたときに、落下する集積硬貨を受
けて、支持する移動可能な支持部材と、3本の移動可能
な包装ローラと、包装ローラの上下に配置された2つの
加締爪とを備えた硬貨包装装置とからなる硬貨包装機
で、硬貨集積装置により集積した硬貨を支持部材に受け
渡した後、支持部材を移動させて、集積硬貨を、3本の
包装ローラ間に位置させ、包装ローラによって、包装紙
を、ロール状集積硬貨の周面に巻回し、加締爪により、
包装紙の上下を加締めて、硬貨を所定枚数づつ包装する
硬貨包装機を開示している。
貨集積装置の下方に、硬貨包装装置が配置されているた
め、硬貨包装機を大幅にコンパクト化するには限界があ
り、近年、その開発が望まれている卓上で使用可能な硬
貨包装機を提供することができないという問題があっ
た。
に、卓上で使用可能なコンパクトな硬貨包装機を提供す
ることを目的とするものである。
の集積ドラムと、該一対の集積ドラムの周壁に形成さ
れ、その上面で硬貨を支持し、集積するらせん状の硬貨
支持ガイド手段と、集積された硬貨を包装する一対の包
装ローラを備えた硬貨包装機において、前記一対の集積
ドラムが中空であり、前記一対の包装ローラが、それぞ
れ、前記集積ドラム内に、該集積ドラムの周壁に形成さ
れた切り欠きから、その一部が突出するように配置さ
れ、硬貨の包装時において、硬貨を、前記一対の包装ロ
ーラと、硬貨の搬送方向に対して、前記一対の包装ロー
ラの後方に配置された硬貨挟持手段とにより、挟持可能
に構成された硬貨包装機によって達成される。
対の包装ローラのそれぞれと前記硬貨挟持手段の間に、
その先端部が対向するように、加圧空気吹き出し手段が
設けられている。
集積ドラムの上方に、下方に向けて付勢されたガイドロ
ーラが設けられている。
の集積ドラムの下方に進退可能で、硬貨の包装に先立っ
て、集積された硬貨を受取り、支持可能な硬貨支持手段
が設けられている。
硬貨挟持手段が、従動ローラよりなっている。
ム内に配置されているので、硬貨包装機を、従来に比し
て、大幅にコンパクト化することができ、容易に、卓上
型の硬貨包装機を得ることが可能になる。
装紙を、確実に、集積された硬貨の周面に沿うように案
内することが可能になる。
イドローラにより、ただちに、下方に送られて、集積ド
ラムの周壁に形成されたらせん状硬貨ガイドにより支持
されるから、硬貨通路から一対の集積ドラム間に送りこ
まれた硬貨が、後続する硬貨と衝突して、ジャミングが
生ずることを効果的に防止することが可能になる。
細に説明を加える。
図、第2図は、集積ドラムの略断面図であり、第3図
は、一対の集積ドラムおよび包装紙案内装置を示す略横
断面図である。
ム1、1は、その内部が空洞に形成されるとともに、軸
2まわりに回転自在に取付けられている。一対の集積ド
ラム1、1内には、それぞれ、包装ローラ3、3が、集
積ドラム1、1に回転自在に、かつ、集積ドラム1、1
の軸2に平行に取付けられた軸4に、集積ドラム1、1
の周壁に形成された切り欠き5から、その一部が外部に
突出するように、支持されている。
で支持するらせん状の硬貨ガイド6、6が形成されてい
る。一対の集積ドラム1、1のらせん状の硬貨ガイド
6、6は、互いに逆位相に形成されており、切り欠き5
は、硬貨ガイド6、6の形成されていない周壁部に形成
されている。
れ、この歯車7は、集積ドラム1、1の軸2に固定され
た歯車8と噛合している。また、集積ドラム1、1の下
端部には、集積ドラム1、1に一体に、かつ、軸2に対
しては、回転自在に、歯車9が取付けられている。
動モータ10からの駆動力は、公知のように複数の歯車を
介して、集積ドラム1、1に一体に取付けられた歯車9
に伝達され、集積ドラム1、1を、軸2まわりに回転さ
せる。すなわち、集積ドラム駆動モータ10の駆動力は、
そのモータ軸10aに固定された歯車11から、歯車12を介
して歯車9に、あるいは、歯車12およびこれと噛合する
歯車13を介して歯車9に伝達され、集積ドラム1、1を
回転させる。ここに、集積ドラム1、1が、軸2まわり
に回転する際、包装ローラ3、3の軸4が、集積ドラム
1、1に回転自在に取付けられているため、包装ローラ
3、3は、集積ドラム1、1の回転にともない、軸2の
まわりに公転し、同時に、包装ローラ3、3の軸4に固
定された歯車7が、軸2に固定された歯車8と噛合して
いるため、包装ローラ3、3は、その軸4とともに自転
する。第3図において、左側の集積ドラム1は、軸2ま
わりに、反時計方向に、右側の集積ドラム1は、時計ま
わりに回転するように構成され、これにともない、左側
の包装ローラ3は、軸4とともに、軸2まわりに、反時
計方向に公転しながら、反時計方向に自転し、右側の包
装ローラ3は、軸2まわりに、時計方向に公転しなが
ら、時計方向に自転する。第3図においては、硬貨Cの
集積が完了し、包装紙120が、集積硬貨Cに、一巻以上
された状態が示されている。
は、それぞれ、集積ドラム1、1内に配置され、集積ド
ラム1、1の回転にともなって、回転するため、硬貨の
包装時に、集積ドラム1、1が、回転すると、包装ロー
ラ3、3が、所望の位置からずれ、所望のように、集積
硬貨の包装をおこなうことができなくなるおそれがあ
る。したがって、本実施例においては、硬貨の包装時
に、集積ドラム1、1をロックするため、電磁ブレーキ
14に取付けられ、歯車13と噛合する歯車15が設けられて
いる。電磁ブレーキ14は、硬貨Cの集積が完了し、包装
ローラ3、3と集積された硬貨Cとの間に、わずかな間
隙が存在する状態で、集積された硬貨Cの周面に、包装
紙120を供給する際に、オンになり、歯車13、歯車12の
回転を停止させて、一対の集積ドラム1、1をロック
し、さらに、包装紙120が、集積された硬貨Cの周面
に、ほぼ一巻された後、オフになって、集積ドラム1、
1のロックを解除し、一対の集積ドラム1、1が、さら
に回転して、集積された硬貨Cが、包装紙120を介し
て、一対の包装ローラ3、3と、後述する従動ローラ35
との間に挟持され、さらに包装がおこなわれる時に、再
び、オンになり、一対の集積ドラム1、1を再びロック
するように構成されている。
ドラム1、1を支持する枠状のアーム部材150の下端に
回転自在に取付けられた歯車17と噛合している。
1、1の間に硬貨Cを供給する図示しない硬貨通路の間
隔、すなわち、集積、包装すべき金種の硬貨Cの径と同
一になるように、公知の機構により、調整可能になって
いる。
1、1の周壁に形成されたらせん状の硬貨ガイド6、6
は、従来とは反対方向に、硬貨Cを、その搬送方向に対
して、前方が下がった状態で、支持するように形成され
ている。第5図において、硬貨Cは、プーリ18、プーリ
19およびプーリ20に巻回された搬送ベルト21と、硬貨通
路22の上面との間に挟持されて、搬送され、一対の集積
ドラム1、1の間に供給される。搬送ベルト21は、プー
リ18を固定支持している軸18aによって駆動されてお
り、プーリ19およびプーリ20は、それぞれ、軸19a、軸2
0aに回転自在に支持されている。軸19aおよび軸20aは、
硬貨包装機本体に固定された軸23に揺動自在に支持され
た板状部材24に固定されており、板状部材24は、図示し
ないスプリングによって、軸23まわりに、第5図におい
て、時計方向に付勢されている。したがって、搬送ベル
ト21は、プーリ20により、硬貨通路22の上面に押圧され
ている。板状部材24のほぼ中央部には、軸25が固定され
ており、軸25には、押圧部材26が揺動自在に支持され、
押圧部材26の軸25と反対側の端部には、押圧ローラ27が
回転自在に取付けられている。押圧部材26は、スプリン
グ28により、第5図において、軸25まわりに、反時計方
向に付勢されており、その結果、搬送ベルト21は、押圧
ローラ27により、常時、硬貨通路22の上面に押圧されて
いる。図示されてはいないが、硬貨通路22には、包装す
べき金種の硬貨Cより径の小さい硬貨を、落下させて回
収するための小径硬貨回収口が形成されている。板状部
材24の先端部には、ガイド板29が固定されており、ガイ
ド板29の下面は、硬貨Cを、硬貨通路22から一対の集積
ドラム1、1の間に送り出す際、その姿勢が、徐々に前
下がりになるように、湾曲形状をなしている。また、軸
20aには、支持板30が、揺動自在に支持されており、そ
の一端部には、ガイドローラ31が回転自在に取付けら
れ、その他端部には、スプリング32が、支持板30を、第
5図において、軸20aまわりに、時計方向に付勢するよ
うに、取付けられている。したがって、硬貨通路22か
ら、送り出された硬貨Cは、ガイドローラ31によって、
ただちに、下方に送られ、後続する硬貨Cと衝突して、
一対の集積ドラム1、1の上部で、硬貨Cのジャミング
が発生することが防止されている。ここに、包装すべき
硬貨Cの金種に応じて、ガイドローラ31の位置を調整す
る調節ねじ33が設けられている。
集積ドラム1、1の間には、集積すべき硬貨Cを、搬送
方向に対して、前方からガイドするガイド板34、34が設
けられ、他方、集積すべき硬貨Cを、後方からガイドす
る従動ローラ35が設けられている。従動ローラ35は、支
持ブロック36により、その軸が直立状態になるように支
持されており、支持ブロック36の上端部には、硬貨C
を、硬貨通路22から一対の集積ドラム1、1の間へ、円
滑に送り出すことを可能とするために、ガイドローラ37
が回転自在に設けられている。
集積ドラム1、1間に対向する集積位置に位置している
が、硬貨Cの包装時には、包装紙を、包装ローラ3、3
間に供給するため、互いに、離間し、集積位置から退避
した退避位置に保持されるように、移動可能に構成され
ており、第6図には、ガイド板34、34の移動機構の略平
面図が、第7図には、そのA−A線に沿う略矢視図が、
それぞれ、示されている。
ラム1、1の軸2の上下端部には、揺動アーム38、38が
揺動自在に取付けられており、ガイド板34、34は、これ
らの揺動アーム38、38の側面に固定されている。揺動ア
ーム38、38の下端部には、カムフォロア39、39が回転自
在に取付けられ、また、第1図および第6図において、
左側の揺動アーム38は時計方向に、右側の揺動アーム38
は反時計方向に、それぞれ、図示しないスプリングによ
って付勢されており、したがって、カムフォロア39、39
は、集積ドラム1、1を支持する枠状のアーム部材150
の下端に支持された略半月形のカムローブを有するカム
40、40に、それぞれ、当接している。第7図に示すよう
に、カム40、40は、集積ドラム1、1を支持する枠状の
アーム部材150の下端に固定された軸41に回転自在に取
付けられた歯車42と、同軸に、かつ、一体的に設けられ
ており、カム40、40および歯車42との間には、回転検出
板43が取付けられている。歯車42は、集積ドラム1、1
を支持する枠状のアーム部材150の下端に固定されたモ
ータ44のモータ軸44aに固定された歯車45と噛合してい
る。硬貨Cの一対の集積ドラム1、1間への集積が完了
して、硬貨の包装動作が開始されると、モータ44によっ
て、カム40、40が回転され、揺動アーム38、38が開かれ
て、その結果、ガイド板34、34は、互いに離間するよう
に開かれ、退避位置に退避する。そして、カム40、40が
半回転した状態で保持され、硬貨Cの包装がおこなわ
れ、硬貨Cの包装動作の完了後、カム40は、さらに半回
転して、ガイド板34、34は、集積位置に復帰する、回転
検出板43の周面の一部には、センサ46によって検出可能
な突出片43aが形成されており、センサ46が、回転検出
板43の突出片43aを再び検出したときに、カム40、40が
1回転したことが検出されるようになっている。
9図は、第1図のC−C線に沿う略矢視図である。
3、3は、公知のように、低速モータ47と、高速モータ
48により、駆動されるように構成されている。すなわ
ち、本実施例においては、一対の集積ドラム1、1が、
一対の包装ローラ3、3と、集積された硬貨Cとの間に
わずかな間隙が存在するまで回転されて、電磁ブレーキ
14により、ロックされ、包装紙120が、集積された硬貨
Cに、ほぼ一巻されるまでは、一対の包装ローラ3、3
は、低速モータ47によって回転され、その後、一対の集
積ドラム1、1のロックが解除されて、さらに回転し、
集積された硬貨Cが、包装紙120を介して、一対の包装
ローラ3、3と、従動ローラ35との間に挟持された後
は、高速モータ48によって、回転され、包装がなされる
ように構成されている。
車49から、歯車50、軸51、ワンウエイクラッチ52、歯車
53、歯車54、歯車55、歯車17、歯車16、歯車8及び歯車
7を介して、第1図において、左側の集積ドラム1内に
配置された包装ローラ3に伝達され、また、歯車49か
ら、歯車50、軸51、ワンウエイクラッチ52、歯車53、歯
車54、歯車55、歯車56、歯車57、歯車17、歯車8および
歯車7を介して、第1図において、右側の集積ドラム1
内に配置された包装ローラ3に伝達される。他方、高速
モータ48の駆動力は、モータ軸48aに固定されたプーリ5
8から、伝達ベルト59、プーリ60、プーリ60と一体に形
成された歯車54、歯車55、歯車17、歯車16、歯車8およ
び歯車7を介して、第1図において、左側の集積ドラム
1内に配置された包装ローラ3に伝達され、また、モー
タ軸48aに固定されたプーリ58から、伝達ベルト59、プ
ーリ60、歯車54、歯車55、歯車56、歯車57、歯車17、歯
車16、歯車8および歯車7を介して、第1図において、
右側の集積ドラム1内に配置された包装ローラ3に伝達
される。ここに、低速モータ47が駆動される際には、高
速モータ48も、これにともなって回転されることになる
が、高速モータ48は、低トルクであるので、駆動力伝達
の負荷になるようなことはなく、高速モータ48が駆動さ
れる際には、歯車53も、これにともなって回転するが、
ワンウエイクラッチ52が、低速モータ47側へ駆動力が伝
達されることを防止するため、低速モータ47側の負荷
が、駆動力の伝達に影響を及ぼすことはない。
退機構の略側面図である。
間に所定枚数の硬貨Cが集積された後、包装位置におい
て、集積硬貨を受取り、支持する硬貨支持ポスト61は、
ポストアーム62の一端部に固定されており、ポストアー
ム62の他端部には、軸63、軸64が貫通している。ポスト
アーム62の下端部は、リンク65の一端部に取付けられた
ローラ66により支持されている。リンク65の他端部に
は、カムフォロア67が取付けられており、リンク65は、
ローラ66とカムフォロア67との間において、カムケース
68の側面に固定された軸69に、軸69まわりに揺動自在に
支持されている。カムフォロア67は、カムシャフト70に
固定されたカム71に当接している。したがって、カム71
を回転させることによって、リンク65が軸69まわりに揺
動し、ポストアーム62および硬貨支持ポスト61が昇降し
得るように構成されている。
おり、その上端部近傍には、連結部材72が、その下端部
近傍には、連結部材73が、それぞれ、回動自在に取付け
られている。第1図においては、連結部材72は省略され
ている。連結部材72、73の一端部近傍には、それぞれ、
軸63に平行な軸64が固定されており、連結部材73の他端
部には、ローラ74が設けられている。ローラ74には、リ
ンク75の一端部が当接しており、リンク75の他端部に
は、カムフォロア76が設けられている。リンク75は、ロ
ーラ74に当接している端部と、カムフォロア76が設けら
れた端部との間で、カムケース68の底面に固定された軸
77により、その軸77まわりに揺動自在に支持されてい
る。カムフォロア76は、カムシャフト70に固定されたカ
ム78に当接しており、したがって、カム78の回転にとも
なって、リンク75が軸77まわりに揺動し、連結部材73を
介して、ポストアーム62が、軸63まわりに揺動して、硬
貨支持ポスト61が、一対の集積ドラム1、1の間に進退
可能なように構成されている。また、リンク75は、図示
しないスプリングにより、第1図において、軸77まわり
に反時計方向に付勢され、連結部材73も、リンク75を付
勢するスプリングよりスプリング力の小さい図示しない
スプリングによって、第1図において、軸63まわりに反
時計方向に付勢されており、ローラ74がリンク75の一端
に、また、カムフォロア76がカム78に、それぞれ、常
時、当接しているように構成されている。本実施例にお
いては、硬貨支持ポスト61は、硬貨Cの集積時および包
装時には、一対の集積ドラム1、1の間で、かつ、最も
上昇した包装位置に位置し、硬貨Cの包装完了後、次の
所定枚数の硬貨Cの集積開始前までの間は、下降し、さ
らに、一対の集積ドラム1、1の間から退避した退避位
置に位置するように、構成されている。
部を加締める加締爪の昇降進退機構の略側面図である。
回された包装紙の上下端部を加締める上方加締爪80およ
び下方加締爪81が、それぞれ、上方取付部材82および下
方取付部材83に取付けられている。上方取付部材82は、
上方アーム84の一端に取付けられ、その位置が調節可能
な取付け位置調節板85に固定されている。調節板85は、
包装すべき金種の硬貨Cの集積高さに応じて、その上下
方向の位置が調節された後、蝶ねじ86により、上方アー
ム84に固定されるようになっている。下方取付部材83
は、下方アーム87の一端に、直接、固定されている。上
方アーム84および下方アーム87の他端には、軸88、軸89
がそれぞれ、貫通している。上方アーム84は、図示しな
いスプリングにより、下方に、また、下方アーム87は、
図示しないスプリングによって、上方に、それぞれ、付
勢されており、上方アーム84は、ローラ90により、下方
への移動が規制され、他方、下方アーム87は、ローラ91
により、上方への移動が規制されている。
り、上方リンク92の他端部は、カムケース68の側面に固
定された軸93に揺動自在に支持されている。軸93よりロ
ーラ90寄りの上方リンク92の側面には、カムフォロア94
が設けられており、カムフォロア94は、カムシャフト70
に固定されたカム95に当接している。ローラ91は、下方
リンク96の一端部に取付けられており、下方リンク96の
他端部は、連結リンク97を介して、上方リンク92に連結
されている。下方リンク96は、ローラ91の取付け部と、
連結リンク97との連結部との間において、カムケース68
の側面に固定された軸98に、軸98まわりに揺動自在に支
持されている。したがって、カム95の回転にともなっ
て、上方加締爪80および下方加締爪81は、互いに近接、
離間可能なように構成されている。
その上端部近傍には、連結部材99が、下端部近傍には、
連結部材100が、それぞれ、回動自在に取付けられてい
る。ここに、第1図においては、連結部材99は省略され
ている。連結部材99および100の一端部には、軸88と平
行な軸89が固定されており、連結部材100の他端部に
は、ローラ101が設けられている。ローラ101には、リン
ク102の一端部が当接しており、リンク102の他端部に
は、カムフォロア103が取付けられている。リンク102
は、ローラ101へ当接部とカムフォロア103との間におい
て、カムケース68の底面に固定された軸104に、そのま
わりに、揺動自在に支持されている。カムフォロア103
は、カムシャフト70に固定されたカム105に当接してい
る。したがって、カム105の回転にともなって、リンク1
02が、軸104まわりに揺動し、連結部材100が、軸88まわ
りに揺動して、上方アーム84および下方アーム87が、軸
88まわりに揺動するので、上方加締爪80及び下方加締爪
81を、一対の集積ドラム1、1の上方部分および下方部
分に進退させることが可能なように構成されている。本
実施例においては、上方加締爪80および下方加締爪81
は、集積された硬貨Cに、包装紙が巻回され、その上下
端部を加締める時に、それぞれ、一対の集積ドラム1、
1の上方部分および下方部分に移動し、さらに、互い
に、近接して、加締位置に位置して、包装紙の上下端部
を加締め、その他は、互いに、離間し、さらに、一対の
集積ドラム1、1の上方部分および下方部分から退避し
た退避位置に位置するように、構成されている。
06の駆動力は、歯車107、歯車108などを介して、カムシ
ャフト70に伝達される。カムシャフト70が一回転する
と、1回の集積、包装動作が完了するように構成されて
いる。ここに、カムシャフト70が1回転したことは、第
1図及び第10図に示すように、カム71およびカム105の
間に挟まれるように、カムシャフト70に固定された回転
検出板109のスリット110を、センサ111が検出すること
によって検出される。
させるカム71およびカム78と、上方加締爪80および下方
加締爪81を、加締位置と退避位置との間を移動させるカ
ム95およびカム105は、いずれも、カムシャフト70に固
定されているので、これらのカム71、78、95および105
のカムプロファイルは、硬貨Cの集積開始時に、硬貨支
持ポスト61が集積位置に位置し、集積された硬貨Cの周
面への包装紙が巻回が完了した時点で、モータ106がカ
ムシャフト70を回転し、上方加締爪80および下方加締爪
81を加締位置に移動させるとき、および、包装紙の上下
端部の加締めの完了後、モータ106がカムシャフト70を
回転し、上方加締爪80および下方加締爪81を加締位置か
ら退避位置に移動させるときには、硬貨支持ポスト61
は、集積位置に保持され、集積された硬貨Cの包装が完
了した後、モータ106がカムシャフト70を回転して、硬
貨支持ポスト61を、集積位置から退避位置に移動させる
ときは、上方加締爪80および下方加締爪81が、退避位置
に保持されるように、設定されている。
従来は、包装紙120は、包装ローラ3のまわりに、回動
自在に設けられた案内板によって、その先端部が、集積
された硬貨Cの周面に沿うように案内されていたが、本
実施例においては、包装ローラ3、3は、集積ドラム
1、1内に配置されているため、このような案内板を、
包装ローラ3、3のまわりに配置することが困難であ
り、したがって、本実施例においては、案内板の代わり
に、加圧空気を、包装紙120の先端部に吹き当てて、包
装紙120の先端部を、集積硬貨Cの周囲に案内する3本
のノズル121a、121b、121cからなる包装紙案内装置が設
けられている。すなわち、3本のノズル121a、121b、12
1cが、それらの先端部が、それぞれ包装ローラ3、包装
ローラ3と従動ローラ35、従動ローラ35と包装ローラ3
の間に対向し、かつ、その鉛直方向の位置が、包装紙12
0の幅方向のほぼ中央部に対応する位置になるように設
けられている。ここに、ノズル121a、121b、121cの鉛直
方向の位置を、包装紙120の幅方向のほぼ中央部に対応
する位置に設定しているのは、包装紙120を切断するカ
ッタ122の刃先は、包装紙120の幅方向において、中央部
が突出したV字状をしており、したがって、包装紙120
の先端部もまた、中央部が突出したV字状をなしている
ので、ノズル121a、121b、121cの鉛直方向の位置を、包
装紙120の幅方向のほぼ中央部に対応する位置に設定す
ることにより、ノズル121a、121b、121cの先端部から、
包装紙120の先端部に、確実に加圧空気を吹き当て、包
装紙120の先端部を、所望のように、集積硬貨Cの周囲
に案内するためである。なお、硬貨の金種により、集積
された硬質Cの高さが異なり、したがって、包装紙120
の幅も異なり、その幅方向中央部もまた変化するため、
包装すべき硬貨Cの金種に応じて、カッタ122の高さを
調整する図示しないカッタ高さ調整機構及びノズル121
a、121b、121cの高さを調整する図示しないノズル高さ
調整機構が設けられているが、ノズル高さ調整機構は、
カッタ高さ調整機構により調整されたカッタ122の高さ
に連動して、ノズル121a、121b、121cの高さが調整され
るように構成されている。
れぞれの先端部前方に到達したときに、加圧空気を、包
装紙120の先端部に向けて、吹き出すように制御されて
いる。すなわち、所定枚数の硬貨Cが、一対の集積ドラ
ム1、1の間に集積されると、包装ローラ3、3と集積
硬貨Cとの間に、若干の間隙が存在する状態で、電磁ク
ラッチ14がオンして、集積ドラム1、1がロックされ、
その後、低速モータ47により、包装ローラ3、3が低速
で回転される。そして、図示しない包装紙供給装置によ
り、包装紙120が、包装ローラ3、3の間に供給され、
その先端部が、ノズル121aの先端部前方を通過する際、
ノズル121a内の図示しないソレノイドバルブが開かれ、
あらかじめ、ノズル121a内に蓄えられていた加圧空気
が、ノズル121aの先端部から、包装紙120の先端部に向
けて、吹き出される。その結果、包装紙120の先端部
は、集積された硬貨Cの周面に沿って、包装ローラ3、
3の一方との間の間隙部に案内され、さらに、包装供給
装置により、ノズル121bの先端部前方に送られる。そし
て、ノズル121bの先端部前方を通過する際、ノズル121b
の図示しないソレノイドバルブが開かれ、ノズル121bの
先端部から、加圧空気が吹き出され、この加圧空気によ
り案内されて、ノズル121cの先端部前方に送られ、ノズ
ル121cの先端部から吹き出される加圧空気により、集積
された硬貨Cと他方の包装ローラ3の間の間隙部に案内
される。こうして、集積された硬貨Cを、包装紙120
が、ほぼ一巻した時点で、電磁ブレーキ14が、オフされ
て、集積ドラム1、1のロックが解除され、集積ドラム
駆動モータ10により、さらに、第3図に示すように、包
装紙120を介して、包装ローラ3、3および従動ローラ3
5により、集積された硬貨Cが挟持されるような位置に
まで、左側の集積ドラム1が、反時計方向に、右側の集
積ドラム1が、時計方向に、それぞれ、わずかに回転さ
れる。同時に、それまで、低速モータ47により、回転さ
れていた包装ローラ3、3は高速モータ48により、回転
される。そして、包装紙120が、集積硬貨Cを、ほぼ二
巻した時点で、硬貨Cの包装動作が完了する。包装ロー
ラ3、3が、高速モータ48により、回転されるときに
は、すでに、包装紙120は、集積された硬貨Cの周面
に、ほぼ一巻されているので、包装紙120の先端部を案
内する必要はなく、したがって、低速モータ47から高速
モータ48に切り換えられた後は、ノズル121a、121b、12
1cからの加圧空気の吹きつけは停止される。ここに、包
装紙120が、集積された硬貨Cを、ほぼ一巻するまで
は、包装ローラ3、3が低速モータ47により回転されて
いるので、ノズル121a、121b、121cからの加圧空気によ
る空気圧で、包装紙120を、確実に、集積された硬貨C
の周面に沿うように案内することが可能になる。
以下のようにして、所定枚数の硬貨Cを包装する。
しない回転円板上に送られ、搬送ベルト21により、硬貨
通路22の上面に押圧された状態で、硬貨通路22上を、1
枚づつ、一対の集積ドラム1、1に向けて送られる。な
お、図示してはいないが、硬貨通路22には、公知のよう
に、硬貨の枚数を計数するセンサと、センサにより、所
定枚数の硬貨Cが計数されて、一対の集積ドラム1、1
の間に送られたと判定されたときに、後続の硬貨Cの搬
送を停止するストッパが設けられている。
り、第3図において、左側の集積ドラム1は、反時計ま
わりに、右側の集積ドラム1は、時計まわりに、それぞ
れ、回転されており、硬貨通路22から、一対の集積ドラ
ム1、1の間に送り出された硬貨Cは、ガイド板29によ
り、搬送方向に対して、前方が下がった状態にされ、ロ
ーラ31により、ただちに、下方に送られ、一対の集積ド
ラム1、1の周面に形成されたらせん状の硬貨ガイド
6、6によって、搬送方向に対して、前方が下がった状
態で支持されて、一対の集積ドラム1、1が回転するに
したがって、下方に送られる。硬貨Cの集積開始時に
は、ガイド板34、34は、集積位置に位置しており、した
がって、硬貨Cの前側は、ガイド板34、34によりガイド
され、所望のように、硬貨Cが、一対の集積ドラム1、
1の間に集積される。一対の集積ドラム1、1が回転す
ると、包装ローラ3、3は、軸5のまわりを自転しつ
つ、軸2のまわりを公転する。こうして、次々に、硬貨
Cが、一対の集積ドラム1、1の間に送られ、所定枚数
の硬貨Cが一対の集積ドラム1、1の間に集積され、包
装ローラ3、3と集積された硬貨Cとの間に、若干の間
隙が存在するような位置で、一対の集積ドラム1、1の
回転は停止され、電磁ブレーキ14がオンして、一対の集
積ドラム1、1はロックされて、硬貨Cの集積が完了す
る。なお、硬貨Cの集積開始時には、硬貨支持ポスト61
は、集積位置に位置しており、集積された所定枚数の硬
貨Cは、硬貨支持ポスト61の上面に受け渡される。
が、カム40を回転させ、包装紙120を、集積された硬貨
Cと包装ローラ3、3の間に供給可能なように、硬貨C
の集積動作中、硬貨Cをガイドしていたガイド板34、34
を、一対の集積ドラム1、1に対向する集積位置から退
避位置に退避させる。その後、図示しない包装紙供給装
置によって、包装紙120が供給されて、ノズル121a、121
b、121cにより、包装紙120の先端部が、それぞれの先端
部前方に到達したときに、加圧空気が、包装紙120の先
端部に向けて、吹き出され、包装紙120は、集積された
硬貨Cの周面に沿うように案内される。同時に、包装ロ
ーラ3、3が、低速モータ47によって、その周速が、包
装紙供給装置からの供給速度と等しい低速で回転され
る。したがって、ノズル121a、121b、121cの先端部か
ら、包装紙120の先端に、十分な空気圧を作用させるこ
とができ、包装紙120は、確実に、集積された硬貨Cの
周面に案内され、巻回される。
ほぼ一巻した時点で、一旦電磁ブレーキ14がオフされ、
一対の集積ドラム1、1のロックが解除されて、集積ド
ラム駆動モータ10によって、一対の集積ドラム1、1
は、包装ローラ3、3と従動ローラ35が、包装紙120を
介して、集積された硬貨Cを挟持する位置まで、わずか
に回転され、再び、電磁ブレーキ14がオンして、一対の
集積ドラム1、1がロックされる。その後、包装ローラ
3、3を回転するモータが、低速モータ47から高速モー
タ48に切換えられ、包装紙120が高速で、集積された硬
貨Cのまわりに巻回される。ここに、モータが、低速モ
ータ47から高速モータ48に切換えられた時点では、包装
紙120は、すでに、集積された硬貨Cの周囲に、ほぼ一
巻されているから、包装紙120の先端部を案内する必要
はなく、したがって、ノズル121a、121b、121cからの加
圧空気の吹き出しは停止される。そして、包装紙120
が、集積された硬貨Cを、ほぼ二巻した時点で、包装紙
供給装置が包装紙の供給を停止し、包装紙120は、包装
ローラ3、3の回転により生じた張力によって、カッタ
122に押しつけられ、切断される。
が回転され、それまで、一対の集積ドラム1、1から離
れた退避位置に位置していた上方加締爪80および下方加
締爪81が、加締位置に移動して、集積された硬貨Cの周
囲に巻回された包装紙120の上下端部を加締め、しかる
後に、再び、退避位置へ退避する。
れ、それまで、集積された硬貨Cを支持していた硬貨支
持ポスト61を、下方に移動させ、さらに、退避位置に移
動させる。
ポスト61が退避位置に移動した後に、電磁ブレーキ14が
オフして、一対の集積ドラム1、1のロックが解除さ
れ、第3図において、左側の集積ドラム1が、時計方向
に、右側の集積ドラム1が、反時計方向に、回転し、そ
の結果、包装が完了した集積硬貨Cは、一対の包装ロー
ラ3、3および従動ローラ35に挟持されない状態とな
り、一対の集積ドラム1、1の間から落下して、公知の
ように、回収される。
集積を開始する前の待機位置にまで回転すると、硬貨C
の集積、包装の1サイクルが完了そい、次の硬貨Cの集
積動作が開始される前に、ガイド板34、34は、一対の集
積ドラム1、1に対向する集積位置に復帰し、また、硬
貨支持ポスト61が、一対の集積ドラム1、1の下方の集
積位置に復帰する。
積ドラム1、1内に設けられているので、硬貨包装機を
従来に比して、大幅に、コンパクト化することができ、
硬貨包装機を卓上化することが可能になる。
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことは言うまでもない。
び105は、いずれも、同一のカムシャフト70に固定され
ているが、これらの一部または全部を、別々のカムシャ
フトに固定し、前記実施例と同一のタイミングで、硬貨
支持ポスト61および上方加締爪80、下方加締爪81を移動
させるようにしてもよい。
ノズル121a、121b、121cによって、集積された硬貨Cの
周面に沿うように案内しているが、これに代えて、従来
のように、包装ローラ3、3のまわりに、回動自在に、
案内板を設け、包装紙120の先端部を案内するようにし
てもよい。
でき、とくに、卓上で使用可能なコンパクトな硬貨包装
機を提供することが可能となる。
図、第2図は、集積ドラムの略断面図であり、第3図
は、一対の集積ドラムおよび包装紙案内装置を示す略横
断面図である。第4図は、集積ドラムおよびその回転機
構の略平面図である。第5図は、硬貨通路および集積ド
ラムの略側面図である。第6図は、ガイド板およびその
開閉機構の略平面図であり、第7図は、第6図のA−A
線に沿う略矢視図である。第8図は、第1図のB−B線
に沿う略矢視図であり、第9図は、第1図のC−C線に
沿う略矢視図である。第10図は、集積硬貨を支持する硬
貨支持ポストの昇降進退機構の略側面図である、第11図
は、集積硬貨の周囲に巻回された包装紙を加締める加締
爪の昇降進退機構の略側面図である。 1、1…集積ドラム、2…集積ドラムの軸、3、3…包
装ローラ、4…包装ローラの軸、5…切り欠き、6…硬
貨ガイド、10…集積ドラム駆動モータ、14…電磁ブレー
キ、21…搬送ベルト、22…硬貨通路、24…板状部材、26
…押圧部材、29…ガイド板、30…支持板、31…ローラ、
32…スプリング、34…ガイド板、35…従動ローラ、36…
支持ブロック、37…ガイドローラ、38…揺動アーム、39
…カムフォロア、40…カム、43…回転検出板、44…モー
タ、46…センサ、47…低速モータ、48…高速モータ、61
…硬貨支持ポスト、62…ポストアーム、65…リンク、66
…ローラ、67…カムフォロア、68…カムケース、69…
軸、70…カムシャフト、71…カム、72、73…連結部材、
74…ローラ、75…リンク、76…カムフォロア、77…軸、
78…カム、80…上方加締爪、81…下方加締爪、82…上方
取付部材、83…下方取付部材、84…上方アーム、85…取
付け位置調節板、86…蝶ねじ、87…下方アーム、88、89
…軸、90、91…ローラ、92…上方リンク、93…軸、94…
カムフォロア、95……カム、96……下方リンク、97…連
結リンク、98…軸、99、100…連結部材、101…ローラ、
102…リンク、103…カムフォロア、104…軸、105…カ
ム、106…モータ、107、108…歯車、109…回転検出板、
110…スリット、111…センサ、120…包装紙、121a、121
b、121c…ノズル、122…カッタ、150…アーム部材。
Claims (4)
- 【請求項1】互いに逆方向に回転可能な一対の集積ドラ
ムと、該一対の集積ドラムの周壁に形成され、その上面
で硬貨を支持し、集積するらせん状の硬貨支持ガイド手
段と、集積された硬貨を包装する一対の包装ローラを備
えた硬貨包装機において、前記一対の集積ドラムが中空
であり、前記一対の包装ローラが、それぞれ、前記集積
ドラム内に、該集積ドラムの周壁に形成された切り欠き
から、その一部が突出するように配置され、硬貨の包装
時において、硬貨を、前記一対の包装ローラと、硬貨の
搬送方向に対して、前記一対の包装ローラの後方に配置
された硬貨挟持手段とにより、挟持可能に構成されたこ
とを特徴とする硬貨包装機。 - 【請求項2】前記一対の集積ドラムの上方に、下方に向
けて付勢されたガイドローラが設けられたことを特徴と
する請求項(1)に記載の硬貨包装機。 - 【請求項3】前記一対の集積ドラムの下方に進退可能
で、硬貨の包装に先立って、集積された硬貨を受取り、
支持可能な硬貨支持手段が設けられたことを特徴とする
請求項(1)または(2)に記載の硬貨包装機。 - 【請求項4】前記硬貨挟持手段が、従動ローラよりなる
ことを特徴とする請求項(1)ないし(3)のいずれか
1項に記載の硬貨包装機。
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