JP3488808B2 - 硬貨包装機 - Google Patents

硬貨包装機

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JP3488808B2
JP3488808B2 JP14282797A JP14282797A JP3488808B2 JP 3488808 B2 JP3488808 B2 JP 3488808B2 JP 14282797 A JP14282797 A JP 14282797A JP 14282797 A JP14282797 A JP 14282797A JP 3488808 B2 JP3488808 B2 JP 3488808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投入された硬貨を
所定枚数毎に集積し、集積された硬貨を包装する硬貨包
装機に関する。
【0002】
【従来の技術】投入された硬貨を所定枚数毎に集積し、
集積された硬貨を包装する硬貨包装機の従来のものとし
て、例えば、特開平2−205513号公報に記載され
たものがある。この硬貨包装機は、上部ホッパに投入さ
れたバラ硬貨を鑑別、計数した後に、スタックドラム間
で上下方向に所定枚数集積させ、該スタックドラムで集
積された集積硬貨を下方の硬貨受けに受け渡し、該硬貨
受けが鉛直下方に移動することで包装部に搬送し、該包
装部で包装を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の硬貨包装機にお
いては、硬貨をスタックドラムで上下方向に集積させる
際に傾斜状態で集積させる一方、硬貨受けに受け渡す際
に水平状態に姿勢を変更させる。主としてこのような姿
勢変更時に、姿勢変更が円滑に行われず硬貨の前後方向
の移動を規制する部材等に引っ掛かり等を生じて、硬貨
の一部が傾斜状態のまま硬貨受けに渡されることがあ
り、このような場合には、硬貨受けの搬送のための下降
で、ガイドする部材から硬貨が離れると引っ掛かりが解
除されて硬貨が水平状態となる。しかしながら、前後方
向の移動を規制する部材から離れることで引っ掛かりが
解除されるのでは、その時点では前後方向の移動が規制
されない状態となっており、水平状態に戻る衝撃で集積
硬貨が崩れてしまうことになる。したがって、本発明の
目的は、集積硬貨の搬送時に生じる硬貨崩れを防止する
ことができる硬貨包装機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の硬貨包装機は、投入された
バラ硬貨を鑑別計数した後に集積部で上下方向に所定枚
数集積させ、該集積部で集積された集積硬貨を下側の移
動手段に受け渡し、該移動手段で鉛直下方に移動させて
包装部に搬送し、該包装部で包装を行うものであって、
前記集積部から前記移動手段に対し集積硬貨を受け渡し
た後に、該移動手段を介して集積硬貨に対し上下方向の
微小振動を加える振動付与手段を有することを特徴とし
ている。これにより、振動付与手段が、集積部から移動
手段に対し集積硬貨を受け渡した後に移動手段を介して
集積硬貨に対し上下方向の微小振動を加えることで、傾
斜状態の硬貨があってもこれを強制的に水平状態に姿勢
変更させることができる。
【0005】本発明の請求項2記載の硬貨包装機は、請
求項1記載のものに関して、前記移動手段は、集積硬貨
を下側から支持する支持部材と、該支持部材を直接また
は間接的にカム面に接触させつつ回転することで上下動
させるカムとを有しており、前記振動付与手段は、前記
カムのカム面に形成された凹部または凸部であることを
特徴としている。これにより、振動付与手段としてカム
のカム面に形成された凹部または凸部が支持部材を下方
向または上方向に微小振動させることにより、集積硬貨
に対し上下方向の微小振動を加えることになる。
【0006】本発明の請求項3記載の硬貨包装機は、請
求項1記載のものに関して、前記移動手段は、集積硬貨
を下側から支持する支持部材と、該支持部材を直接また
は間接的にカム面に接触させつつ回転することで上下動
させるカムとを有しており、前記振動付与手段は、前記
カムの回転による前記支持部材の下降途中において前記
カムを逆転させることを特徴としている。これにより、
振動付与手段がカムの回転による支持部材の下降途中に
おいてカムを逆転させると支持部材を上方向に微小振動
させ、集積硬貨に対し上下方向の微小振動を加えること
になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る硬貨包装機の
一の実施の形態について、図面を参照して説明する。こ
の実施の形態に係る硬貨包装機は、投入されたバラ硬貨
を一枚ずつ分離して繰り出す分離繰出部1と、該分離繰
出部1で一枚ずつ分離されて繰り出された硬貨を搬送す
る搬送部2と、該搬送部2に設けられて包装する金種の
硬貨Cを判別および計数する判別計数部3(図6参照)
と、該判別計数部3で判別・計数された硬貨Cを所定枚
数のみ後述する集積部5に搬送させるため所定枚数を越
える硬貨の移動を規制するストッパ9(図6参照)と、
判別・計数された所定枚数の硬貨Cを集積して柱状の集
積硬貨4を形成する集積部5と、集積硬貨4の周面に包
装紙6を巻回してその両端を加締めることにより包装硬
貨7を形成する包装部8と、集積部5で形成された集積
硬貨4を包装部8に向け搬送する硬貨移動部(移動手
段)100と、硬貨包装機の制御プログラムが記憶され
たROM101(図6参照)と、各種センサ等の検出デ
ータを記憶するRAM102(図6参照)と、これらの
動作を制御するCPU103(図6参照)とを具備して
いる。
【0008】分離繰出部1は、バラ硬貨Cが一括して投
入される回転円盤10と、該回転円盤10の周縁部に配
置された図示せぬガイド部材とを有しており、ガイド部
材には、硬貨Cの一枚のみが通過可能な開口部が形成さ
れていて、この開口部を介して回転円盤10と搬送部2
とが連通している。これにより、回転円盤10が回転す
ることによりその遠心力で硬貨Cがガイド部材で一枚ず
つに分離されて搬送部2に繰り出されるようになってい
る。
【0009】搬送部2は、分離繰出部1から繰り出され
た硬貨Cの移動を案内する搬送路18と、該搬送路18
に繰り出された硬貨Cを該搬送路18に沿って移動させ
る搬送ベルト19とで構成されている。前記判別計数部
3は、図6に示すように、搬送部2にて搬送される硬貨
Cが包装する金種のものであるか否かを判別する判別セ
ンサ15と搬送部2にて搬送される硬貨Cを計数する計
数センサ14とを具備し、包装する金種以外の異種硬貨
や偽硬貨を排除するとともに、設定された金種の硬貨C
のみを計数センサ14によって計数するようになってい
る。
【0010】集積部5は、図1および図4に示すよう
に、上下方向にそれぞれ軸線を配置して設けられるとと
もに螺旋状の突起部16をそれぞれ有する一対の集積ド
ラム17と、これら集積ドラム17の間位置の後側に鉛
直立設されて突起部16の傾斜による硬貨の移動を規制
する後側規制板105と、該後側規制板105に集積ド
ラム17の間位置を介して対向配置された前側規制板1
06と、後側規制板105の上部に設けられ、搬送部2
から搬送されてくる硬貨Cの下面に当接して硬貨Cの後
端側の落下を円滑に案内するローラ107とによって構
成されている。集積ドラム17は、CPU103でその
作動が制御される集積モータ108により、相互の突起
部16の高さ位置を一致させた状態で、搬送路18から
の硬貨Cの供給に同期させて、互いに反対方向に間欠的
に回転駆動させられるようになっている。
【0011】これにより、搬送部2を通じて供給された
硬貨Cが、前側規制板106および後側規制板105で
前後方向の移動が規制された状態で、集積ドラム17の
突起部16に乗せられて一段下降させられ、その後に供
給された硬貨Cが先の硬貨Cの上に積み重ねられる結
果、これら集積ドラム17間および規制板105,10
6間に、複数の硬貨Cが上下方向に積み重ね状態に集積
され、集積硬貨4が形成されるようになっている。な
お、この集積ドラム17の突起部16上に積み重ねられ
た状態では、当然のことながら突起部16の傾斜に沿っ
て集積硬貨4は傾斜状態とされている。
【0012】硬貨移動部100は、集積部5の下側にお
いて上下方向に移動自在に配され、集積部5から受け取
った集積硬貨4を、水平延在する上面において下方から
支持する支持ポスト(支持部材)22と、該支持ポスト
22を、集積部5から集積硬貨4を受け取る待機位置、
包装部8による包装作業が実施される包装位置および包
装位置の下方の退避位置の間で移動させる支持ポスト移
動機構23とを具備している。
【0013】支持ポスト移動機構23は、包装部8の近
傍に設けられており、先端に前記支持ポスト22が固定
され、図2に示すように、鉛直方向に立設された中心軸
31および案内軸32に沿って鉛直上下に移動可能な支
持アーム33と、前記中心軸31および前記案内軸32
が取り付けられ前記中心軸31回りに水平方向に揺動可
能な回動部材34とを具備している。
【0014】包装部8は、図1に示すように、集積部5
の下方位置に配置されており、包装位置に位置された硬
貨移動部100の支持ポスト22に支持された集積硬貨
4の周囲に包装紙6を供給して巻回する包装機構20
と、包装された包装紙6を集積硬貨4の上下端縁におい
て加締める加締機構21とを具備している。
【0015】包装機構20は、支持ポスト移動機構23
の作動によって、図1および図2に示すように、集積部
5から包装部8に移動させられてきた集積硬貨4を半径
方向から挟持する3本の平行な包装ローラ11,12,
13を具備している。これら包装ローラ11,12,1
3は、図2に示すように、それぞれローラ支持アーム2
4,25,26に回転可能に取り付けられており、これ
らのローラ支持アーム24,25,26の揺動動作に従
って、支持ポスト22上に配置された集積硬貨4の周面
に対して、相互に接離させられるようになっている。
【0016】また、包装機構20には、さらに、CPU
103で作動が制御される包装紙供給モータ27(図6
参照)によって、包装ローラ11,12,13と集積硬
貨4との間に包装紙6を繰り出す包装紙供給ローラ28
と、包装紙供給ローラ28と包装ローラ11,12,1
3との間に配置され、包装紙供給ローラ28から適切な
長さ分(例えば集積硬貨への約2巻き分)の包装紙6が
繰り出されたところで該包装紙6を切断するカッタ29
とが設けられている。
【0017】ここで、支持ポスト22で支持されて包装
ローラ11,12,13間に配置された集積硬貨4は、
互いに近接する包装ローラ11,12,13で挟持され
ることになるが、この挟持時に包装紙供給ローラ28か
ら繰り出された包装紙6も包装ローラ11,12,13
と集積硬貨4との間に挟持されることになり、この状態
で、包装ローラ11,12,13が回転することによ
り、包装紙供給ローラ28から繰り出された包装紙6が
該集積硬貨4の円筒面側の周囲に巻回される。なお、こ
の包装紙6は集積硬貨4に巻回された状態で該集積硬貨
4から上下両端部が突出するようにその幅が集積硬貨4
の高さより広い寸法とされている。
【0018】加締機構21は、図1および図2に示すよ
うに、支持ポスト22で支持された状態の集積硬貨4が
包装ローラ11,12,13の間に挟持されその周囲に
包装紙6が巻回された状態で、該集積硬貨4に上下方向
から近接させられることにより、包装紙6の上下端部を
加締める一対の加締爪30を具備している。これらの加
締爪30は、鉛直方向に立設された中心軸35および案
内軸36に沿って上下方向に移動可能な加締爪アーム3
7の先端に取り付けられ、前記中心軸35および前記案
内軸36は、前記中心軸35回りに水平方向に揺動可能
な回動部材38に取り付けられている。
【0019】包装部8の包装機構20および加締機構2
1と硬貨移動部100の支持ポスト移動機構23とは、
すべて単一のカムモータ39に連結され、各々のカム4
0,41,42を取り付けたカム軸43によって駆動さ
れるようになっている。すなわち、これらの機構には、
それぞれ、垂直な支軸44,45,46回りに揺動可能
に設けられ、一端にカムフォロワ47,48,49を回
転自在に取り付けた揺動杆50,51,52が設けら
れ、これらの揺動杆50,51,52の他端が、前記ロ
ーラ支持アーム24または回動部材34,38の端部に
接続されている。揺動杆50とローラ支持アーム24と
の接続は、揺動杆50の先端とローラ支持アーム24の
支軸53とを接触させることにより実施され、揺動杆5
1,52と回動部材34,38との接続は、回動部材3
4,38の先端に回転自在に設けたローラ54,55と
揺動杆51,52の先端に形成されたU字状の切込み部
56,57との係合により実施されている。
【0020】各揺動杆50,51,52の一端に設けた
カムフォロワ47,48,49は、カム軸43の各カム
40,41,42のカム面に、図示しない付勢手段によ
って常時密接状態に付勢されており、カム面の形状に倣
って、揺動杆50,51,52が揺動させられるように
なっている。さらに、包装機構20の揺動杆50の支軸
44は、他の揺動杆58の一端に回転可能に取り付けら
れており、該揺動杆58の他端にはカムフォロワ59が
取り付けられている。このカムフォロワ59は、金種に
応じてローラ11,12,13の間隔を調整する金種設
定モータ10Aに接続されたカム60に図示しないバネ
によって接触状態に保持されている。
【0021】また、各包装ローラ11,12,13に
は、図3に示すようにギヤ61,62,63が取り付け
られており、これらのギヤ61,62,63は、ギヤ列
64およびプーリ・ベルト65を介して包装モータ66
に接続されている。すなわち、包装モータ66が作動さ
せられると、これらの包装ローラ11,12,13は、
同期して、同一方向に回転駆動させられるようになって
いる。これらカムモータ39および包装モータ66は、
CPU103に接続され、該CPU103でその回転が
制御される。なお、カムモータ39は常に一定方向回転
(正転)のみがなされるようになっている。
【0022】また、前記加締爪30は前記カム軸43に
設けられた加締爪カム(図示略)に従って上下方向に揺
動させられる揺動杆(図示略)の先端に接続されてお
り、支持ポスト22は、前記カム軸43に設けられた支
持ポストカム(振動付与手段、図示略)に従って上下方
向に揺動させられる揺動杆(図示略)の先端に接続され
ており、それぞれ、揺動杆の先端の上下動作に伴って、
上下方向に移動させられるようになっている。
【0023】図7は、上述した種々のカム40,41,
42等の動作を表すカム線図を示している。カム線図の
詳細について説明すると、以下の通りである。図7に
は、上から順に、集積硬貨4を搬送する支持ポスト22
の鉛直方向の動作を制御する支持ポストカム、支持ポス
ト22の水平方向の動作を制御する支持ポスト逃がしカ
ム41、包装ローラ11,12,13が集積硬貨4を挟
持離間する動作を制御するローラ開閉カム40、加締爪
30が固定されている加締爪アーム33の垂直方向の動
作を制御する加締爪カム、加締爪アーム33の水平方向
の動作を制御する加締爪逃がしカム42のカム線図が示
されている。なお、加締爪カムのカム線図は、上部加締
爪30のもののみを示してあり、下部加締爪30のもの
はこれと上下対象となるので省略してある。
【0024】このカム線図においては、最も左側がカム
軸43の初期位置、すなわち、0゜であり、カム軸43
が回転駆動させられると、各カムの状態はカム線図上を
右側に向かって移行し、最も右側に至ったときにカム軸
43が一回転したこと、すなわち、360゜になる。
【0025】支持ポストカムは、支持ポスト22を、約
10゜〜45゜にかけて上昇させ、約45゜〜70゜に
かけて最高点に配置する。そして、この最高点において
集積硬貨4を集積部5から受け取ることになる。
【0026】ここで、この実施の形態においては、約6
0゜前後の所定の範囲で支持ポスト22が瞬時的に最高
点より微小に下降するように支持ポストカムのカム面に
は凹部が形成されている。なお、カム面上の凹部の図示
は略すが、カム線図にこの凹部の形状が符号110で示
すように現れている。これにより、集積部5から支持ポ
スト22に対し集積硬貨4を受け渡した後に、該支持ポ
スト22を介して集積硬貨4に対し上下方向の微小振動
を付与し衝撃を与える。具体的には、図5(a)に示す
ように集積部5から集積硬貨4を受け取った後、図5
(b)に示すように一旦微小下降し、その後、図5
(c)に示すように上昇し元の高さに戻る。
【0027】そして、支持ポストカムは、約70゜〜1
20゜にかけて支持ポスト22を下降させて包装位置に
至らせ、約120゜〜270゜の範囲で支持ポスト22
を包装位置に留まらせ、この支持ポスト22が包装位置
に留まる間に包装部8により包装動作がなされることに
なる。続いて、支持ポストカムは、約270゜〜300
゜にかけて支持ポスト22をさらに下降させて最下点の
退避位置に至らせ、約300゜〜330゜の範囲で支持
ポスト22を退避位置に留まらせ、この支持ポスト22
が退避位置に留まる間に、後述する支持ポスト逃しカム
41の作動による支持ポスト22の水平方向への退避に
よって該支持ポスト22を包装された包装硬貨7の下面
から離間させ、包装硬貨7を包装部8から下方に放出さ
せることを可能とする。そして、このような放出が終了
した後に、支持ポストカムは、330゜〜340゜の範
囲で支持ポスト22を待機位置に戻し、カムの初期位置
0゜を挟んで340゜〜10゜の範囲では待機位置に保
持することになる。
【0028】支持ポスト逃がしカム41は、支持ポスト
22に集積硬貨4あるいは包装硬貨7が支持される間、
水平方向の支持位置を移動しないように、約30゜〜3
10゜の範囲においては、支持ポスト22の水平方向位
置を、集積ドラム17の間の中心直下であって三つの包
装ローラ11,12,13の間の中心軸線上に保持し、
カムの初期位置0゜を挟んだ310゜〜30゜の範囲で
は、包装ローラ11,12,13の中心軸線上から退避
させ、包装硬貨7を包装部8から下方に放出させること
を可能とする。
【0029】包装ローラ11,12,13の開閉を行う
包装ローラ開閉カム40は、支持ポスト22が包装位置
に至り該支持ポスト22に支持された集積硬貨4に対し
包装部8の包装作業が終了するまで、集積硬貨4を半径
方向から挟持するように、各包装ローラ11,12,1
3を、約120゜〜350゜の範囲で相互に近接し集積
硬貨4を挟持した状態とし、カムの初期位置0゜を挟ん
だ約350゜〜120゜にかけては、集積硬貨4を受け
入れるため、あるいは包装硬貨7を開放するために、包
装ローラ11,12,13を最も離間した状態で待機さ
せる。
【0030】加締爪カムは、その一回転の間に加締爪3
0が2回の上下動作を行うように形成されている。すな
わち約50゜〜140゜の範囲で加締爪30を包装動作
を行わせることなく上下動させる。これにより、集積硬
貨4の包装部8への案内中に、駆動伝達系に設けられた
ギアのバックラッシュに起因する振動が生じることを防
止し、包装硬貨7が搬送中に崩れることを防止する。そ
して、約180゜〜330゜の範囲においては、加締爪
30を包装動作を行わせるべく上下動させる。これら以
外の範囲においては、加締爪30を相互に最も離間させ
て、包装硬貨7に対し逃がした状態での水平移動を可能
とする。
【0031】加締爪逃がしカム42は、加締爪30によ
る包装動作が行われる期間である約170゜〜330゜
の範囲で、加締爪30を包装ローラ11,12,13間
に位置させ、また、それ以外の範囲では、加締爪30を
包装ローラ11,12,13間から外れた水平方向位置
に退避させ、集積硬貨4を包装部8へ搬送させることを
可能とする。
【0032】以上のように構成された本実施の形態に係
る硬貨包装機の動作について、以下に説明する。本実施
の形態に係る硬貨包装機により、硬貨Cを包装する際に
は、バラ硬貨Cを回転円盤10上に投入すると、硬貨C
は回転円盤10の回転による遠心力によって、その周縁
部に設けられている搬送部2の搬送路18にガイド部材
で一枚ずつに分離されながら繰り出される。搬送路18
に送り出された硬貨Cは、搬送路18の上部に配置され
た搬送ベルト19によって搬送路18を搬送されなが
ら、判別センサ15上を通過させられる際に、判別さ
れ、包装すべき金種の硬貨Cのみが搬送路18に沿って
計数センサ14に導かれる。そして、硬貨Cは、計数セ
ンサ14を通過させられる毎に計数され、その計数値が
あらかじめ設定されている数に達したところで、ストッ
パ9が作動させられて、搬送路18が閉鎖される。した
がって、ストッパ9が閉じる前に該ストッパ9を通過し
た所定枚数の硬貨Cが、搬送路18の最下流に配置され
た集積部5に送られる。
【0033】集積部5では、搬送路18から送られてき
た硬貨Cが、集積ドラム17の突起部16上に次々に供
給される。このとき、上述したように、両集積ドラム1
7は、それぞれの突起部16の高さ位置が同じになるよ
うに互いに反対方向に、硬貨Cの供給と同期して間欠的
に駆動されることになる。このように硬貨Cの供給と同
期して回転駆動させられる集積ドラム17によって硬貨
Cは積み重ね状態に集積される。そして、所定枚数の硬
貨Cが集積ドラム17によって集積されると、集積ドラ
ム17が更に回転駆動されて下降される。他方、搬送路
18における所定枚数の硬貨Cの計数が終了した時点
で、カムモータ39が駆動され、支持ポスト移動機構2
3の作動が開始される。これにより、図4に示すよう
に、支持ポスト22が、包装ローラ11,12,13間
で、かつ集積ドラム17の直下の待機位置に配置され
る。なおこのとき、支持ポスト22の上端部は、集積ド
ラム17の下端部より若干上側に突出した状態に移動さ
れる。
【0034】そして、集積ドラム17の突起部16の移
動で集積硬貨4がさらに下降させられると、待機位置に
配置された支持ポスト22に当接し、その結果、該支持
ポスト22で支持されてそれ以上の下降が停止され(突
起部16はさらに下降)、このようして支持ポスト22
に直接受け渡される。ここで、この受渡時に、集積ドラ
ム17に傾斜状態で集積された集積硬貨4が支持ポスト
22の上面の形状により水平状態に姿勢が変更されるこ
とになるが、この姿勢変更が円滑に行われず、外周面の
凹凸模様等の影響で図5(a)に示すように前側規制板
106および後側規制板105に引っ掛かり等を生じて
一部が傾斜状態のまま支持ポスト22に渡されることが
ある。
【0035】このため、本実施の形態に係る硬貨包装機
においては、支持ポスト22が待機位置にある状態(す
なわち、集積硬貨4が、集積方向の好ましくは全長にわ
たって両集積ドラム17、前側規制板106および下側
規制板105からなる側方支持手段で支持可能な状態)
であって、集積ドラム17から支持ポスト22に対し集
積硬貨4を受け渡した直後の時点で、支持ポスト移動機
構23の図示せぬ支持ポストカムがその凹部の形状によ
り図示せぬ揺動杆を介して図5(b)に示すように支持
ポスト22を微小下降後、図5(c)に示すように即座
に元の位置まで微小上昇させ、このようにして、集積硬
貨4に対し上下方向の微小振動を加える。すると、この
微小振動で、例え支持ポスト22に受け渡された集積硬
貨4の一部が図5(a)に示すように傾斜状態となって
しまっていても、この支持ポスト22からの微小振動に
より集積硬貨4に微小振動が付与され、よって、傾斜状
態の硬貨が強制的に水平状態に姿勢変更させられること
になる。
【0036】なお、支持ポストカムの凹部の大きさは、
微小下降時に支持ポスト22の上端面が両規制板10
5,106の下端面を越えて下方に位置しない程度であ
るのが理想的であるが、水平状態とならない硬貨は集積
上側のものが多く、ほとんどの場合、支持ポスト22の
直上の硬貨は傾斜状態に保持されてしまうことがないた
め、支持ポスト22の上端面が規制板105,106の
下端面を若干越えて下方に位置しても影響は少ない。上
記微小振動の後、集積硬貨4は、支持ポスト移動機構2
3の作動によって支持ポスト22が下降されることによ
り、包装部8まで搬送され、包装ローラ11,12,1
3間に配置される。
【0037】そして、集積硬貨4が包装位置に配置され
ると、カムモータ39の作動により、カム軸43の回
転、揺動杆50,51,52およびローラ支持アーム2
4,25,26の揺動動作を介して、3本の包装ローラ
11,12,13が、同時に集積硬貨4の周面に向けて
近接させられる。なお、このとき同時に包装紙供給モー
タ27に動作指令が出力され、包装紙供給ローラ28が
回転駆動されて、包装紙6の先端が集積硬貨4と包装ロ
ーラ11,12,13との間に挿入され、最終的に、こ
れら3本の包装ローラ11,12,13によって間に包
装紙6を挟んだ状態で集積硬貨4が半径方向外方から挟
持される。
【0038】この状態から包装モータ66により包装ロ
ーラ11,12,13が回転駆動される。これにより、
包装紙6が集積硬貨4の周面に包装紙6が巻き付けられ
る。このようにして包装紙6が集積硬貨4の周面に巻回
された後、包装紙6を集積硬貨4の周面に巻回させるよ
り速い速度で包装ローラ11,12,13を回転させ、
その一方で、カムモータ39の作動によって、加締爪3
0を集積硬貨4の両端面に近接させ、包装紙6の両端を
加締めさせる。このようにして、集積硬貨4の周面に包
装紙6が巻回されかつ該包装紙6の両端が加締められる
ことにより包装硬貨7が形成された後には、該包装硬貨
7を挟持していた包装ローラ11,12,13が離間さ
せられて、包装硬貨7が包装部8の下方に配置されてい
る図示しないロールシュートに放出される。
【0039】以上に述べたように、本実施の形態に係る
硬貨包装機によれば、集積部5の集積ドラム17から支
持ポスト22に対し集積硬貨4を受け渡した後に、該支
持ポスト22を介して集積硬貨4に対し上下方向の微小
振動を加えるため、受け渡し後傾斜状態の硬貨があって
もこれを強制的に水平状態に姿勢変更させることができ
る。したがって、このように支持ポスト22に受け渡し
た直後に集積硬貨4を強制的に水平状態に姿勢変更させ
ることができるため、集積硬貨4の搬送時に生じる硬貨
崩れを防止することができる。また、支持ポスト22を
介して集積硬貨4に対し上下方向の微小振動を加える手
段として支持ポストカムのカム面に形成された凹部を用
いている。このように、支持ポストカムのカム面に凹部
を形成するという簡単な変更で対応できるため、このよ
うな微小振動の付与のための変更に伴うコスト増を最小
限に抑えることができる。
【0040】なお、以上においては、支持ポスト22を
介して集積硬貨4に対し上下方向の微小振動を加える手
段として支持ポストカムのカム面に形成された凹部を用
いて支持ポスト22を瞬間的に降下させた後上昇させて
いるが、凹部に代えて凸部を設けることも可能である。
【0041】この場合、支持ポスト22が待機位置にあ
る状態であって、集積ドラム17から支持ポスト22に
対し集積硬貨4を受け渡した後の時点で、支持ポスト移
動機構23の図示せぬ支持ポストカムがその凸部の形状
により図示せぬ揺動杆を介して支持ポスト22を瞬間的
に微小上昇後、即座に元の位置まで微小下降させ、この
ようにして、集積硬貨4に対し上下方向の微小振動を加
えることになり、上記実施の形態と同様の効果を奏する
ことができることになる。
【0042】さらには、支持ポスト22を介して集積硬
貨4に対し上下方向の微小振動を加える手段として、支
持ポストカムのカム面に凹部および凸部をいずれをも形
成することなく(言い換えれば、待機位置に支持ポスト
22を位置させる支持ポストカムのカム線図の範囲(約
45゜〜70゜の範囲)は直線状とする)、待機位置に
ある支持ポスト22の包装位置への下降途中の初期等、
適宜のタイミングにおいて、カムモータ39すなわち支
持ポストカムを瞬時的すなわち微小の所定時間逆転させ
るように構成することもできる。
【0043】具体的には、支持ポスト22は、最上位の
待機位置に配置され集積ドラム17の突起部16より集
積硬貨4が受け渡された後、支持ポストカムの回転が約
80゜を過ぎた頃より下降を開始し集積硬貨4を集積部
5から包装部8に向け搬送を開始させる。この搬送を開
始させた直後にカムモータ39を微小の所定時間逆転駆
動させるよう制御し、その後、正転駆動させて、集積硬
貨4を包装部8へ搬送させる。
【0044】このように支持ポスト22の下降途中にお
いて支持ポストカムを逆転させることで、図示せぬ揺動
杆を介して支持ポスト22を微小下降後、即座に微小上
昇させて、集積硬貨4に対し上下方向の微小振動を加え
ることになる。これにより、支持ポスト22に受け渡し
た直後に、集積硬貨4を強制的に水平状態に姿勢変更さ
せることができるため、集積硬貨4の搬送時に生じる硬
貨崩れを防止することができる。しかも、支持ポストカ
ムを逆転させるという制御的な変更で対応できるため、
実質的にコスト増を伴うことなく変更することができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の硬貨包装機によれば、振動付与手段が、集積部か
ら移動手段に対し集積硬貨を受け渡した後に移動手段を
介して集積硬貨に対し上下方向の微小振動を加えること
で、傾斜状態の硬貨があってもこれを強制的に水平状態
に姿勢変更させることができる。したがって、移動手段
に受け渡した後に集積硬貨を強制的に水平状態に姿勢変
更させることができるため、集積硬貨の搬送時に生じる
硬貨崩れを防止することができる。
【0046】本発明の請求項2記載の硬貨包装機によれ
ば、振動付与手段としてカムのカム面に形成された凹部
または凸部が支持部材を下方向または上方向に微小振動
させることにより、集積硬貨に対し上下方向の微小振動
を加えることになる。したがって、カムのカム面に凹部
または凸部を形成するという簡単な変更で対応できるた
め、変更に伴うコスト増を最小限に抑えることができ
る。
【0047】本発明の請求項3記載の硬貨包装機によれ
ば、振動付与手段がカムの回転による支持部材の下降途
中においてカムを逆転させると支持部材を上方向に微小
振動させ、集積硬貨に対し上下方向の微小振動を加える
ことになる。したがって、カムの回転による支持部材の
下降途中においてカムを逆転させるという制御的な変更
で対応できるため、実質的にコスト増を伴うことなく変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施の形態に係る硬貨包装機の
全体概略構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の一の実施の形態に係る硬貨包装機の
要部の平面図である。
【図3】 本発明の一の実施の形態に係る硬貨包装機の
包装ローラの駆動機構を説明するための概要図である。
【図4】 本発明の一の実施の形態に係る硬貨包装機の
集積部等の、支持ポストに集積硬貨を受け渡す前の状態
を示す側面図である。
【図5】 本発明の一の実施の形態に係る硬貨包装機の
集積部等の側面図であって、(a)は支持ポストに集積
硬貨を受け渡し直後の状態、(b)はその後の支持ポス
トの下降状態、(c)はその後の支持ポストの上昇状
態、をそれぞれ示している。
【図6】 本発明の一の実施の形態に係る硬貨包装機の
制御系のブロック図である。
【図7】 本発明の一の実施の形態に係る硬貨包装機の
種々のカムの動作を説明するためのカム線図である。
【符号の説明】
C 硬貨 2 搬送部 4 集積硬貨 5 集積部 8 包装部 22 支持ポスト(支持部材) 100 硬貨移動部(移動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 11/56 B65B 35/30 - 35/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入されたバラ硬貨を鑑別計数した後に
    集積部で上下方向に所定枚数集積させ、該集積部で集積
    された集積硬貨を下側の移動手段に受け渡し、該移動手
    段で鉛直下方に移動させて包装部に搬送し、該包装部で
    包装を行う硬貨包装機において、 前記集積部から前記移動手段に対し集積硬貨を受け渡し
    た後に、該移動手段を介して集積硬貨に対し上下方向の
    微小振動を加える振動付与手段を有することを特徴とす
    る硬貨包装機。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、集積硬貨を下側から支
    持する支持部材と、該支持部材を直接または間接的にカ
    ム面に接触させつつ回転することで上下動させるカムと
    を有しており、 前記振動付与手段は、前記カムのカム面に形成された凹
    部または凸部であることを特徴とする請求項1記載の硬
    貨包装機。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、集積硬貨を下側から支
    持する支持部材と、該支持部材を直接または間接的にカ
    ム面に接触させつつ回転することで上下動させるカムと
    を有しており、 前記振動付与手段は、前記カムの回転による前記支持部
    材の下降途中において前記カムを逆転させることを特徴
    とする請求項1記載の硬貨包装機。
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