JPH07110263A - コネクタ内端子の識別方法及び装置 - Google Patents

コネクタ内端子の識別方法及び装置

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JPH07110263A
JPH07110263A JP5253408A JP25340893A JPH07110263A JP H07110263 A JPH07110263 A JP H07110263A JP 5253408 A JP5253408 A JP 5253408A JP 25340893 A JP25340893 A JP 25340893A JP H07110263 A JPH07110263 A JP H07110263A
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JP5253408A
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Hitoshi Uesugi
均 植椙
Tsutomu Maki
勉 牧
Kazuyoshi Tomikawa
和芳 富川
Tatsuya Maeda
龍也 前田
Yoshimi Masuda
良実 増田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より簡単に異種類のメッキ端子を識別するこ
とができるコネクタ内端子の識別方法及び装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 位置決め手段101a,101bが、複数種
類のコネクタ端子が所定位置に装着されているコネクタ
ハウジングを位置決めする。カラー検出装置102のカ
ラーセンサ102fが、光を受光する検知端102aで
受光した光に含まれる特定色成分のレベルを検出する。
識別手段102hが、検出したレベルと予め定めた基準
レベルとを比較し、検出レベルが基準レベル以上である
か以下であるかによりコネクタ端子の種類を識別する。
駆動手段103がカラー検出装置の検知端をコネクタ端
子の位置に順次移動する。特定色成分が複数種類のコネ
クタ端子間で互いにレベルが異なる成分である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタ内端子の識別方
法及び装置に係り、特に、相互に接続されるワイヤハー
ネスの端部に設けられたコネクタが有する、金やスズな
どの異種材料でメッキした端子を識別するための方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として、図9に示すよ
うな構成のものが使用されていた。同図において、1は
メスコネクタであり、コネクタハウジング11には、図
示しないオスコネクタ端子が差し込まれる複数の端子窓
11aが形成されると共に、その内部には差し込まれた
オスコネクタ端子と電気接続されるメスコネクタ端子1
2が収容保持されている。メスコネクタ端子12はこの
端子窓11aを通じてその一部が外部から見えるように
配置されている。
【0003】ところで最近、ワイヤハーネスの軽量化に
伴い、コネクタの小型化、更には端子の小型化が進みつ
つある。この小型端子においては、用途に応じて金、ス
ズメッキが施される。例えば通常時には使用されないエ
アバック起動用の高い信頼性が求められる端子には、高
価ではあるが金メッキを施したものが、それ以外のもの
にはスズメッキを施したものがそれぞれ使用されるた
め、同一コネクタに金メッキ、スズメッキを施した端子
が混在するようになる。
【0004】しかし、両者の形状や大きさは、成形型な
どの都合で、全く同じに作られるのが一般的である。こ
のため、金メッキ端子が使用されるべき部分であって
も、そこにはスズメッキ端子でも装着することができる
ようになり、端子の誤り装着の発生する可能性が非常に
高い。すなわち、形状が異なることで、端子が装着でき
ないことによって、結果として誤り装着を防止できるよ
うになっていない。特に、金メッキ端子を装着すべき部
分にスズメッキ端子が誤って装着されると、コネクタと
しての信頼性が大きく損なわれるという問題が生じる。
【0005】図9において、2はコネクタ1の各端子と
して所定のメッキ処理を施したものが装着されたかどう
かを最終ハーネス検査において検出するため、金やスズ
などの異種材料でメッキした端子を識別するための装置
であり、この装置はカラー撮像手段としてのCCDカラ
ーカメラ21とこのカメラ21からの撮像信号を処理し
て端子を識別する画像処理装置22とからなる。CCD
カラーカメラ21はハウジング11の複数の端子窓11
aが設けられている面をこの面に沿って間欠的に移動し
ながら撮像して、図10に示すように、2つの端子窓1
1aを同時に撮像した画像の撮像信号を順次出力する。
図10中、11bは端子窓11aを通じて見える端子で
ある。
【0006】画像処理装置22はCCDカラーカメラ2
1からの撮像信号を入力し、この撮像信号を処理して色
についての特徴抽出を行い、この抽出した特徴に基づい
て各端子窓11aに対応して装着されている端子が金メ
ッキされたものであるか、スズメッキされたものである
かを検出する。そして、この検出結果により、各端子窓
11aに対応して所定の端子が装着されているかどうか
を判定し、この判定の結果をOK信号又はNG信号の形
で出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
は、コネクタ内の金、スズメッキ端子を識別するため、
カラーカメラからの撮像信号により金、スズの色抽出を
行っている。カラー撮像信号はR、G、Bの3原色信号
からなり、各信号は各原色に対応して設けたフレームメ
モリに記憶され、このメモリに記憶された信号に基づい
て、金色の要素を抽出する処理又はスズ色の要素を抽出
する処理を行うようになっている。
【0008】このように、従来の方法は、金、スズメッ
キ端子を識別するために大きなメモリ容量と、面倒で複
雑な抽出処理などを行うCPUが必要であり、またこの
方法では装置が複雑で大型になるという問題点があっ
た。
【0009】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、より簡単に金、スズなどのような異なる種類のメ
ッキ端子を識別することができるコネクタ内端子の識別
方法を提供することを目的としている。
【0010】また本発明は、上述した従来の問題点に鑑
み、金、スズなどのような異なる種類のメッキ端子を識
別することができる、構成が単純で小型化を図ったコネ
クタ内端子の識別装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成されたコネクタ内端子の識別方法は、複
数種類のコネクタ端子が所定位置に装着されているコネ
クタハウジングを位置決めし、カラー検出装置の検知端
を前記位置決めしたコネクタハウジングのコネクタ端子
の位置に順次移動し、該移動位置において前記検知端で
受光した光に含まれる、前記複数種類のコネクタ端子間
で互いにレベルが異なる特定色成分のレベルを検出し、
該検出レベルと予め定めた基準レベルとを比較し、前記
検出レベルが前記基準レベル以上であるか以下であるか
により前記コネクタ端子の種類を識別することを特徴と
している。
【0012】上記目的を達成するため本発明により成さ
れたコネクタ内端子の識別装置は、図1の基本構成図に
示すように、複数種類のコネクタ端子が所定位置に装着
されているコネクタハウジングを位置決めする位置決め
手段101a,101bと、光を受光する検知端102
aと、該検知端で受光した光に含まれる特定色成分のレ
ベルを検出するカラーセンサ102fと、該カラーセン
サにより検出したレベルと予め定めた基準レベルとを比
較し、前記検出レベルが前記基準レベル以上であるか以
下であるかにより前記コネクタ端子の種類を識別する識
別手段102hとを有するカラー検出装置102と、該
カラー検出装置の検知端を前記位置決めしたコネクタハ
ウジングのコネクタ端子の位置に順次移動する駆動手段
103とを備え、前記特定色成分が前記複数種類のコネ
クタ端子間で互いにレベルが異なる成分であることを特
徴としている。
【0013】
【作用】上記方法の手順では、カラー検出装置の検知端
を位置決めしたコネクタハウジングのコネクタ端子の位
置に順次移動し、その位置において検知端で受光した光
に含まれる、複数種類のコネクタ端子間で互いにレベル
が異なる特定色成分のレベルを検出し、該検出レベルと
予め定めた基準レベルとを比較し、検出レベルが基準レ
ベル以上であるか以下であるかによりコネクタ端子の種
類を識別するようにしているので、検出レベル信号と基
準レベルの比較のみにによって端子種類の識別を行うこ
とができる。
【0014】上記構成では、位置決め手段101a,1
01bにより、複数種類のコネクタ端子が所定位置に装
着されているコネクタハウジングを位置決めされる。カ
ラー検出装置102の光を受光する検知端102aがこ
の位置決めされたコネクタハウジングのコネクタ端子の
位置に駆動手段103により順次移動される。識別手段
102hにより、カラーセンサ102fにより検出した
レベルと予め定めた基準レベルとが比較され、検出レベ
ルが基準レベル以上であるか以下であるかによりコネク
タ端子の種類が識別される。よって、特定色成分が複数
種類のコネクタ端子間で互いにレベルが異なる成分であ
る特定色成分の検出レベルを基準レベルとの比較によっ
て、端子種類の識別を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明によるコネクタ内端子の識別方法を
実施する装置の一実施例を示し、同図において、101
a,101bは被検体であるワイヤハーネス100の両
端のメスコネクタハウジング100a及びオスコネクタ
ハウジング100bが着脱自在に装着されるハウジング
受けである。102はカラー検出装置であり、その検知
端であるセンサプローブ102aが、駆動ユニット10
3の支持アーム103aにメスコネクタハウジング10
0a及びオスコネクタハウジング100bの端子窓が形
成されている面に対向するように支持され、駆動ユニッ
ト103の動作によってセンサプローブ102aが、図
3(a)、(b)に示すように、互いに直交するXYZ
の三方向に移動されるようになっている。
【0016】なお、104は駆動ユニット103の位置
決めをサーボ制御する駆動コントローラ、105はカラ
ー検出装置102及び駆動コントローラ104に対する
指令信号を送出したり、カラー検出装置102から検出
信号を入力して適正な端子が装着されているかどうかの
判定を行うなどの処理を行う制御装置を構成するパーソ
ナルコンピュータ(パソコン)である。
【0017】上記駆動コントローラ104はパソコン1
05からのセンサプローブ102aを移動させる位置デ
ータを受け取り、この受け取った位置データに基づいて
センサプローブ102aを所定の端子位置へ移動させる
サーボ制御を行い、所定位置への移動が完了すると完了
信号をパソコン105に対して送出する。一方、上記カ
ラー検出装置102は、予め定めた判定のための基準レ
ベルと、センサプローブ102aが所定位置にあるとき
にカラー検出装置102自身によって検知した特定の色
信号のレベルとを比較する。上記カラー検出装置102
はまた、パソコン105からセンサプローブ102aの
所定位置に対応した端子種類データを入力し、上記比較
結果が入力した端子種類データに合致するかどうか判定
し、判定データをパソコン105に対して送出する。
【0018】このためにパソコン105は、ハウジング
受け101a及び101bに装着された被検体であるワ
イヤハーネス100の両端のメスコネクタハウジング1
00a及びオスコネクタハウジング100bに装着され
ている端子の位置データと、端子種類データと、カラー
検出装置105からの合致・不一致データとを対にして
格納する図示しないデータメモリを有する。
【0019】カラー検出装置102は、具体的には図4
に示すような構成となっており、ハロゲンランプのよう
な高輝度光源102bと、この光源の光を集光するレン
ズ102cと、このレンズで集光した光を一端に導入し
他端から導出して対象物103を照明する照明用光ファ
イバ102dと、対象物からの拡散反射光を一端に導入
し他端から導出する検出用光ファイバ102eと、検出
用光ファイバ102eから導出される拡散反射光が集光
されるカラーセンサ素子102fとからなる。照明用光
ファイバ102dと検出用光ファイバ102eは一本の
ケーブルに束ねられ、光ファイバ102dの他端とファ
イバ102eの一端が、支持アーム103a(図2)に
支持される検知端であるセンサプローブ102aを形成
している。
【0020】カラーセンサ素子102fは、詳細には図
示しないが、集光された光がカラーフィルタによってR
GBに分解され対応するセンサ素子に照射されるように
なっており、各センサ素子がRGBの3信号に分解して
出力する。この3信号のうちの特定の色信号は、A/D
変換回路102gによりデジタル信号にそれぞれ変換さ
れた後マイクロコンピュータ(CPU)102hに入力
される。この特定の色信号はCPU102h内で信号処
理され、そのレベルを設定された基準値と比較すること
などが行われる。CPU102hはパソコン105との
間で通信を行い、端子種類データを受け取ると共に、識
別した端子が端子種類データにより指定された端子種類
と合致するか、不一致であるかを示す信号を送出する。
【0021】一般に、このカラー検出装置102のセン
サプローブ102aは、物体が大きいときその物の色の
みを抽出するが、金、スズメッキ端子はかなり小さいた
め、端子での反射光の色のみを受光することにならな
い。しかし、金とスズメッキ端子はR、G、Bの構成が
異なり、白色又は黒色の単一色のコネクタハウジングに
おいて、センサプローブ102aによりコネクタの色と
金又はスズメッキ端子の色とを含めて取り込んでも、
金、スズメッキ端子では、R、G、B構成比が異なる。
このことを利用し、コネクタ内の金、スズメッキ端子を
識別することができるので、金、スズその物の色を信号
処理によって抽出しなくてもよい。
【0022】具体的には、図5に示すようなメスコネク
タハウジング101aの場合、センプローブ102a
を、矢印Aで示すように、その端子窓101a1 内に配
置されている金、スズメッキした2つのメス端子101
21及び101a22の整列方向にこれら端子と交差して
移動すると、カラー検知装置102内のカラーセンサ素
子102f(図4)は、図6(a)〜(c)にそれぞれ
示すようなRGBの3原色信号を出力し、各色信号は端
子101a21及び102a22に対応する位置でピークが
発生する。R及びG信号の場合、両端子に対応する位置
において発生するピークはそれほど大きな差はないが、
B信号の場合には、金メッキ端子101a 21に対応する
ピークレベルの方が、スズメッキ端子101a22に対応
するピークに比べて明確に小さくなる。
【0023】よって、各端子位置においてセンサプロー
ブ102aにより受光した光を分解してB信号を得、こ
のB成分に応じたB信号をA/D変換してCPUに入力
し、予め定めた基準レベルと比較することによって、そ
の端子位置に装着されている端子が金、スズメッキ何れ
のものであるが直ちに判る。しかも、パソコン105か
ら入力された正規の端子の種類を示す端子種類データと
の対比により合致しているかどうかも直ちに知ることが
できる。
【0024】今、例えば検出レベルが基準レベルよりも
大きいとき、端子はスズであるので、このとき端子種類
データが金である場合には不一致信号を出力するが、端
子種類データがスズである場合には合致信号を出力する
ようになる。一方、検出レベルが基準レベルよりも小さ
いとき、端子は金であるので、このとき端子種類データ
が金である場合には合致信号を出力するが、端子種類デ
ータがスズである場合には不一致信号を出力するように
なる。上述のような合致信号、不一致信号を受け取った
パソコン105は端子位置データに対応して設けられた
エリアに合致、不一致フラグを設定し、このフラグはそ
の後の不一致端子の端子位置を表示器に表示したり、記
録用紙に印字する際に利用される。
【0025】以上概略説明した装置の動作の詳細を、パ
ソコン105及びCPU102hが行う処理をそれぞれ
示す図7及び図8のフローチャートを参照して以下説明
する。
【0026】まず、図7のフローチャートを参照してパ
ソコン105の動作を説明すると、パソコン105は電
源の投入による試験の開始によって動作を始め、その最
初のステップS1において、駆動コントローラ104に
対して識別すべき端子の位置データを出力し、これに続
くステップS2においてカラー検出装置102のCPU
102hに対して識別すべき端子の種類データを出力す
る。その後ステップS3に進んで駆動コントローラ10
4からの位置決め終了信号の受信を待ち、位置決め終了
信号を受信してステップS3の判定がYESとなるとス
テップS4に進む。
【0027】ステップS4においてはカラー検出装置か
らの信号を入力してからステップS5に進み、ここで入
力した信号が合致(OK)信号であるか或いは不一致
(NG)信号であるかの判定を行う。判定の結果がOK
信号であるときにはステップS6に進んでパソコン10
5の表示部105aにOK表示を行ってからステップS
7に進み、判定の結果がNG信号であるときにはステッ
プS8に進んでパソコン105の表示部105aにNG
表示を行うと共に端子位置データに対応して設けたエリ
アにフラグをセットしてからステップS8に進む。ステ
ップS8においては、例えば全ての端子位置データの送
出が終了しているかどうかによって、検査が終了したか
どうかを判定し、この判定がNOのときには上記ステッ
プS1に戻って上述の動作を繰り返す。
【0028】ステップS8の判定がYESのときにはス
テップS9に進んで上記ステップS7においてセットさ
れたフラグがあるか否かを判定し、この判定がYESの
ときにはステップS10に進んでNG位置を、またNG
端子がなくステップS9の判定がNOのときステップS
11に進んで合格表示を表示部105aにそれぞれ行っ
て一連の動作を終了する。
【0029】次に、図8のフローチャートを参照してC
PU102hの動作を説明すると、CPU102hは電
源の投入による試験の開始によって動作を始め、その最
初のステップS21において、パソコン105から端子
種類データの入力があったか否かを判定し、この判定が
YESのときにはステップS22に進んで入力したデー
タをそれ以前に図示しなRAMのワークエリアに格納し
てある端子種類データに代えて書き込んでデータの入替
を行ってからステップS23に進む。一方、ステップS
21の判定がNOのときにはステップS22を飛ばして
ステップS23に進む。
【0030】ステップS23においては特定のカラーセ
ンサ素子102fによって検出した特定色成分(B成
分)の検出レベルと基準レベルとの比較を行い、検出レ
ベルが基準レベルより大きいか否かを判定する。なお、
基準レベルはプログラム時に予め設定されても、或いは
パソコン105から伝送されて設定されてもよい。ステ
ップS23の判定がYESのとき、すなわち、検出レベ
ルが基準レベルよりも大きく端子がスズメッキされたも
のであるとき、ステップS24に進んでRAMのワーク
エリアに格納されている端子種類データが金であるか否
かを判定する。このステップS24の判定がYESのと
きにはステップS25に進んで不一致(NG)信号を、
ステップS24の判定がNOのときにはステップS26
に進んで合致(OK)信号をそれぞれ出力し、パソコン
105に対して伝送してから上記ステップS21に戻
る。
【0031】上記ステップS23の判定がNOのとき、
すなわち、検出レベルが基準レベルよりも小さく端子が
金メッキされたものであるとき、ステップS27に進ん
でRAMのワークエリアに格納されている端子種類デー
タが金であるか否かを判定する。このステップS27の
判定がYESのときにはステップS28に進んで合致
(OK)信号を、ステップS27の判定がNOのときに
はステップS29に進んで不一致(NG)信号をそれぞ
れ出力し、パソコン105に対して伝送してから上記ス
テップS21に戻る。
【0032】図8のフローチャートについて行った説明
から明らかなように、CPU102hは、 カラー検出
装置102の検知端102aで受光した光に含まれる特
定色成分のレベルを検知するカラーセンサ102fによ
り検知したレベルと予め定めた基準レベルとを比較し、
検出レベルが基準レベル以上であるか以下であるかによ
りコネクタ端子の種類を識別する識別手段として働いて
いる。
【0033】なお、上述の実施例では、金、スズメッキ
端子の識別を行うため、カラーセンサ素子からの特定色
信号はB信号であるが、他の端子種類のときには、特定
色信号は他の色信号となることは明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
モリや複雑な処理を行うことなく、検出レベル信号と基
準レベルの比較のみにによって端子種類を識別できるの
で、構成の単純化及び小型化を図ることができる。
【0035】上記構成では、コネクタハウジングの位置
決め、この位置決めされたコネクタハウジングのコネク
タ端子の位置に対する検知端の移動、特定色成分につい
て検出したレベルと予め定めた基準レベルとの比較後の
判定によって、基準レベル以上であるか以下であるかに
より、コネクタ端子の種類を識別しているので、メモリ
や複雑な処理を行うことなく、よって構成の単純化及び
小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタ内端子の識別装置の基本
構成を示す図である。
【図2】本発明によるコネクタ内端子の識別装置の一実
施例を示す図である。
【図3】図2中の一部分の詳細を示す図である。
【図4】図2中の一部分の具体例を示す図である。
【図5】識別すべきコネクタ内端子の一例を示す図であ
る。
【図6】図5のコネクタ内端子に対して検知端を移動し
たときに得られる3原色信号の波形図である。
【図7】図2中のパソコンが行う処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】図4中のCPUが行う処理を示すフローチャー
トである。
【図9】従来の識別装置の一例を示す図である。
【図10】図10における端子窓と端子との状態を示す
図である。
【符号の説明】
100a,100b コネクタハウジング 101a,101b 位置決め手段(コネクタ受
け) 102 カラー検出装置 102a 検知端(センサプローブ) 102f カラーセンサ(カラーセン
サ素子) 102h 識別手段(CPU) 103 駆動手段(駆動ユニット) 101a21,101a22 コネクタ端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 龍也 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 増田 良実 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のコネクタ端子が所定位置に装
    着されているコネクタハウジングを位置決めし、 カラー検出装置の検知端を前記位置決めしたコネクタハ
    ウジングのコネクタ端子の位置に順次移動し、 該移動位置において前記検知端で受光した光に含まれ
    る、前記複数種類のコネクタ端子間で互いにレベルが異
    なる特定色成分のレベルを検出し、 該検出レベルと予め定めた基準レベルとを比較し、前記
    検出レベルが前記基準レベル以上であるか以下であるか
    により前記コネクタ端子の種類を識別することを特徴と
    するコネクタ内端子の識別方法。
  2. 【請求項2】 複数種類のコネクタ端子が所定位置に装
    着されているコネクタハウジングを位置決めする位置決
    め手段と、 光を受光する検知端と、該検知端で受光した光に含まれ
    る特定色成分のレベルを検出するカラーセンサと、該カ
    ラーセンサにより検出したレベルと予め定めた基準レベ
    ルとを比較し、前記検出レベルが前記基準レベル以上で
    あるか以下であるかにより前記コネクタ端子の種類を識
    別する識別手段とを有するカラー検出装置と、 該カラー検出装置の検知端を前記位置決めしたコネクタ
    ハウジングのコネクタ端子の位置に順次移動する駆動手
    段とを備え、 前記特定色成分が前記複数種類のコネクタ端子間で互い
    にレベルが異なる成分であることを特徴とするコネクタ
    内端子の識別装置。
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