JP2792362B2 - 圧着端子の圧着検査方法 - Google Patents

圧着端子の圧着検査方法

Info

Publication number
JP2792362B2
JP2792362B2 JP4275148A JP27514892A JP2792362B2 JP 2792362 B2 JP2792362 B2 JP 2792362B2 JP 4275148 A JP4275148 A JP 4275148A JP 27514892 A JP27514892 A JP 27514892A JP 2792362 B2 JP2792362 B2 JP 2792362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
crimping
crimp terminal
resin
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4275148A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06102192A (ja
Inventor
佳秀 市川
好信 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP4275148A priority Critical patent/JP2792362B2/ja
Publication of JPH06102192A publication Critical patent/JPH06102192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2792362B2 publication Critical patent/JP2792362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電線の皮剥ぎ端にお
ける圧着端子圧着状態を画像処理によって検査する圧着
端子の圧着検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図15に示すように、円筒成形に
より電線1の皮剥ぎ端の樹脂1aを把持した樹脂バレル
2aと、円筒成形により電線1の皮剥ぎ端の露出した芯
線1bを把持すると共に電気的導通を保持した芯線バレ
ル2bと、対となる受側の圧着端子に嵌合して導通する
先端部2cとを備えた圧着端子2の圧着状態を、画像処
理によって検査する場合、一般に図16に示すような構
成の検査装置により行われる。尚、図15において、B
は芯線バレル2bの端部に圧着時の応力解放のために形
成されるベルマウスである。
【0003】即ち、テレビジョンカメラ,2次元CCD
カメラなどの撮像手段3により圧着端子2が撮像され、
撮像手段3による画像がモニタ用テレビジョン受像機
(以下モニタという)4に表示され、画像処理手段5に
より画像が処理され、各画素の輝度データから圧着端子
2の樹脂バレル2aと芯線バレル2bとの間の樹脂1
a,芯線1bの有無,芯線バレル2bと先端部2cとの
間の芯線1bの有無や出具合などの判断が行われ、圧着
端子2の圧着状態の良,不良が判断されてその結果等が
プリンタ6やディスプレイ7に表示される。
【0004】また、8はオペレーション用キーボードで
あり、画像処理に必要なプログラムデータ等の入力が行
われる。
【0005】ところで、電線1の樹脂1aには多数の色
が用いられているため、樹脂1aのコントラストを得る
上で障害となり、すべての樹脂色に対して安定した結果
を得るために従来から種々の提案がなされている。
【0006】具体的には、特公昭63−53494号公
報に記載のように、端子圧着電線の被覆色に対する余色
光を電線に照射し、余色フィルタを用いて余色光成分だ
けを抽出してコントラストを得るようにしたものや、特
開昭60−198473号公報に記載のように、電線の
端子圧着部の検査面に赤外光を投光し、反射光中の特定
波長成分を受光してコントラストを得るようにしたもの
などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の余色フ
ィルタを用いる場合には、電線の被覆色が変更されたと
きに、フィルタの変換などの手間がかかり、ストライプ
が入った複合色の被覆や余色のとり難い中間色に対して
はあまり効果がないなどの問題点があり、後者の赤外光
を用いる場合には、装置が高価になるという問題点があ
る。
【0008】また、電線の端子圧着部の被覆に蛍光塗料
のマークを付け、これに紫外光を照射し、マークからの
蛍光を集光してコントラストを得ることも提案されてい
るが(特開昭60−183543号公報参照)、やはり
装置が高価であり、実験的にも十分なコントラストを得
ることはできない。
【0009】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解消するため、樹脂の色に関係なく樹脂と樹脂バレルと
の境界を鮮明にして圧着端子の圧着位置を正確に把握で
きるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る圧着端子
の圧着検査方法は、請求項1に記載のように、樹脂バレ
ルにより電線の皮剥ぎ端の樹脂を把持し、芯線バレルに
より露出した芯線を把持すると共に電気的導通を保持す
る圧着端子を、前記両バレルの円筒成形された面にほぼ
直角方向から撮像手段により撮像し、画像処理手段によ
り前記撮像手段による前記圧着端子の画像を処理して前
記圧着端子の圧着状態を検査する圧着端子の圧着検査方
法において、前記電線の圧着側端部の樹脂に該樹脂の色
と異なる色の電線長手方向に対し傾斜したテーパ状のマ
ークを設けておき、照明手段により前記圧着端子を照明
すると共に、前記撮像手段により前記圧着端子の画像を
撮像し、前記画像処理手段により、前記画像の前記マー
ク部分とそれ以外の部分とのコントラストに基づき前記
画像の2値化レベルを設定することを特徴としている。
【0011】あるいは、請求項2に記載のように、電線
の圧着側端部の樹脂に該樹脂の色と異なる色の複数の
ークを電線長手方向に沿って一定ピッチに設けておき、
照明手段により圧着端子を照明すると共に、前記撮像手
段により前記圧着端子の画像を撮像し、画像処理手段に
より、前記画像の前記マーク部分とそれ以外の部分との
コントラストに基づき前記画像の2値化レベルを設定す
ることも効果的である。
【0012】
【0013】
【作用】請求項1及び請求項2記載の発明においては、
樹脂色と異なる色のマークが電線に設けられ、マーク部
分とそれ以外の部分とのコントラストに基づき圧着端子
画像の2値化レベルを設定するため、マークの色として
コントラストの大きい色を用いることにより、電線の樹
脂の色に関係なくマークと樹脂バレルとの境界部が鮮明
になり、圧着端子の圧着位置を正確に把握することが可
能になる。
【0014】ここで、請求項1においては、マークをテ
ーパ状に形成しているので、皮剥長さにばらつきが生じ
たときにも、マークの形状に基づいて圧着端子の圧着位
置を正確に把握できる。また、請求項2においても、
脂の色と異なる色の複数のマークを一定ピッチに設け
いるので、皮剥長さにばらつきが生じたときにも、樹脂
に残されたマークの数及び位置を認識することで、圧着
端子の圧着位置を正確に把握することが可能になる。
【0015】
【実施例】この発明の実施例を説明するに先駆けて、関
連する提案例を説明する。図1ないし図4はこの第1の
提案例の圧着端子の圧着検査方法を示し、図5は第2の
提案例、図6は第1実施例を示し、図7,図8は第2実
施例を示し、図9ないし図14はさらに他の複数の提案
例を示す。
【0016】なお、これらの提案例及び実施例に適用さ
れる圧着端子の基本的な構造は図15に示すものと同じ
であり、検査装置の構成も図16と同じであるため、以
下の説明では図15,図16を参照する。
【0017】(第1の提案例) まず、第1の提案例について説明する。
【0018】いま、圧着端子2を撮像手段3による撮像
方向とほぼ同じ方向から適当な照明手段(図示せず)に
よって照明し、画像処理手段5により圧着端子画像の受
光強度の面積ヒストグラムを求めると、例えば図1に示
すようになる。
【0019】ここで、図1の横軸は256階調で表した
輝度レベル、縦軸は面積(画素数)を示し、輝度レベル
の高い領域Pは圧着端子2の両バレル2a,2b及び電
線1の芯線1bによる鏡面反射領域に相当し、輝度レベ
ルの低い領域Qは電線1の樹脂1aによる非鏡面反射領
域に相当し、面積ヒストグラムにおいて鏡面反射領域P
と非鏡面反射領域Qとの間に谷が存在する。
【0020】ところで、図1は電線1の樹脂1aの色が
白,黒以外の場合の面積ヒストグラムであるが、樹脂1
aの色が白及び黒の場合の面積ヒストグラムはそれぞれ
図2及び図3に示すようになり、必ず鏡面反射領域Pと
非鏡面反射領域Qとに分かれ、鏡面反射領域Pと非鏡面
反射領域Qとの間の谷は白色の場合には小さく、黒色の
場合には大きくなるが、電線1の樹脂1aの色に関係な
く、面積ヒストグラムの鏡面反射領域Pと非鏡面反射領
域Qとの間に谷が存在する。
【0021】そこで、各色の電線1の面積ヒストグラム
を予め求め、求めた面積ヒストグラムの鏡面反射領域P
と非鏡面反射領域Qとの間に2値化レベルを設定してお
き、実際に得られた圧着端子の画像を設定した2値化レ
ベルによって2値化することにより、例えば図4に示す
ような2値化画像が得られ、樹脂1aと樹脂バレル2a
との境界部が鮮明になる。このとき、2値化レベルは両
領域P,Q間の谷の底の点に限られず、両領域P,Qの
間であれば谷の底の点からずれたところに2値化レベル
を設定してもよいのは言うまでもない。
【0022】なお、図4の斜線部分が電線2の両バレル
2a,2b及び芯線1bの鏡面反射領域であり、1点鎖
線は電線1及び圧着端子2の外形を示す仮想線である。
【0023】従って、予め求めた面積ヒストグラムの鏡
面反射領域と非鏡面反射領域との間に2値化レベルを設
定することにより、電線1の樹脂1aの色に関係なく樹
脂1aと樹脂バレル2aとの境界部が極めて鮮明な2値
化画像を得ることができ、従来のようなフィルタ交換な
どの手間が不要になり、安価な構成によって圧着端子2
の圧着位置を正確かつ容易に把握することができる。
【0024】(第2の提案例) つぎに、第2の提案例について説明する。
【0025】図5に示すように、電線1の圧着側端部に
電線1の樹脂1aの色と異なる色の塗料によるマーク1
1を設けておき、圧着端子2の圧着後、照明手段により
圧着端子2を照明すると共に、撮像手段3により圧着端
子2の画像を撮像し、画像処理手段5により、圧着端子
画像のマーク11の部分とそれ以外の部分とのコントラ
ストに基づき画像の2値化レベルを設定するものであ
る。
【0026】このとき、電線1の芯線1bを白として処
理,即ち2値化したときに芯線1bを“1”とする場合
には、マーク11を黒系の塗料により形成し、逆に芯線
1bを黒として処理,即ち2値化したときに芯線1bを
“0”とする場合には、マーク11を白系の塗料により
形成することによって、マーク11と樹脂バレル2aと
のコントラストが向上する。
【0027】従って、マーク11の色としてコントラス
トの大きい色を用い、マーク11の部分とそれ以外の部
分とのコントラストに基づき圧着端子画像の2値化レベ
ルを設定することにより、電線1の樹脂1aの色に関係
なくマーク11と芯線1b,樹脂バレル2aの金属部分
との境界部が鮮明な2値化画像を得ることができ、圧着
端子2の圧着位置を正確に把握することが可能になる。
【0028】このように、図1ないし図4に示した第1
の提案例と同等の効果を得ることができる。
【0029】(第実施例) つぎに、第実施例について説明する。
【0030】図6(a)に示すように、図5に示した第
2の提案例のマーク11と同様、コントラストの大きい
色の塗料により電線1の圧着側端部にテーパ状のマーク
12を形成しておき、マーク12が形成された電線1を
撮像手段3により撮像し、マーク12の部分とそれ以外
の部分とのコントラストに基づき電線画像の2値化レベ
ルを設定し、図6(b)に示すように電線1を皮剥ぎし
た後、図6(c)に示すように圧着端子2を圧着し、圧
着後の圧着端子画像を上記の2値化レベルで2値化処理
し、2値化画像から図6(c)に示すL1,L2の寸法
を導出することによって圧着端子2の圧着位置を求める
ものである。
【0031】このとき、図5に示した第2の提案例の場
合と同様、電線1の樹脂1aの色に関係なくマーク12
と芯線1b,樹脂バレル2aの金属部分との境界部が鮮
明な2値化画像を得ることができ、上記した寸法L1,
L2を精度よく導出することができる。
【0032】従って、第実施例によれば、図1ないし
図4に示した第1の提案例と同等の効果を得ることがで
きる。
【0033】(第実施例) つぎに、第実施例について説明する。
【0034】図7(a)に示すように、第実施例と同
様、コントラストの大きい色の塗料により電線1の圧着
側端部に電線1の長さ方向に直角方向の線状マーク13
を一定ピッチLで形成しておき、マーク13が形成され
た電線1を撮像手段3により撮像し、マーク13の部分
とそれ以外の部分とのコントラストに基づき電線画像の
2値化レベルを設定し、図7(b)に示すように電線1
を皮剥ぎした後、図7(c)に示すように圧着端子2を
圧着し、圧着後の圧着端子画像を上記の2値化レベルで
2値化処理し、2値化画像から図7(c)に示すL3,
L4の寸法を導出することによって圧着端子2の圧着位
置を求めるものである。
【0035】ところで、図7(b)に示すように皮剥ぎ
長さがばらつくことなく例えば常に4・Lになれば、皮
剥ぎ端から最初のマーク13までの寸法はLに等しくな
るが図8に示すように皮剥ぎ長さのばらつきにより、皮
剥ぎ端から最初のマーク13までの寸法L5がLより短
くなる場合に対処できるよう、皮剥ぎ後に皮剥ぎ端を基
準にして一定ピッチLごとにマーク13を形成してもよ
く、或いは2値化画像から図8に示す寸法L5も導出
し、寸法L3,L4に補正を加えるようにしてもよい。
【0036】従って、第実施例によれば、図1ないし
図4に示した第1の提案例と同等の効果を得ることがで
きる。
【0037】(第3の提案例) つぎに、第3の提案例について説明する。尚、図9は電
線1の断面図、図10は電線1の圧着側端部の側面図で
ある。
【0038】電線1にはその種類を示すため、通常電線
の長さ方向に1本のストライプが樹脂1aの色と異なる
色で形成されているが、1本のストライプであると見る
方向によってストライプが見えるときと見えないときが
あり、ストライプ部分とそれ以外の部分とのコントラス
トに基づき画像の2値化レベルを設定する場合に、安定
してストライプ部分のコントラストが得られるとは限ら
ないため、図9に示すように、どの方向からでもストラ
イプが見えるように3本のストライプ14を電線1に形
成している。
【0039】そして、このようにマーク14が形成され
た電線1を撮像手段3により撮像し、マーク14の部分
とそれ以外の部分とのコントラストに基づき電線画像の
2値化レベルを設定し、電線1の皮剥ぎ後圧着端子2を
圧着し、圧着後の圧着端子画像を上記の2値化レベルで
処理し、2値化画像から圧着端子2の圧着位置を求め
る。
【0040】このとき、電線1の樹脂1aの色に関係な
くマーク14と芯線1b,樹脂バレル2aの金属部分と
の境界部が鮮明な2値化画像を得ることができる。
【0041】従って、第3の提案例によれば、図1ない
し図4に示した第1の提案例と同等の効果を得ることが
できる。
【0042】(第4及び第5の提案例) ところで、第4の提案例として図11に示すように2本
の幅広のストライプ15を対称位置に形成し、どの方向
からでもいずれかのストライプ15が見えるようにして
もよく、さらに第5の提案例として図12に示すように
4本のストライプ16を対称位置に形成し、どの方向か
らでもいずれかのストライプ16が見えるようにしても
よく、第4及び第5の提案例によっても図1ないし図4
に示した第1の提案例と同等の効果を得ることができ
る。
【0043】(第6の提案例) つぎに、第6の提案例について説明する。尚、図13は
圧着端子2を圧着した状態の側面図、図14は斜視図で
ある。
【0044】いま、第3ないし第5の提案例で説明した
ように、ストライプ14,15,16が形成された電線
1に圧着端子2を圧着し、圧着端子画像を2値化処理し
て圧着位置を求めると共に、図13に示すB方向あるい
はC方向のように、皮剥ぎ端が見える方向から撮像手段
3により撮像する。
【0045】そして、図14に示すように、皮剥ぎ端に
相当する部分に1点鎖線で示す画像処理のためのウィン
ドWを設定し、このように設定したウィンドW内には本
来樹脂1aの単色領域が存在するはずであるが、皮剥ぎ
端の樹脂1aが芯線バレル2bにかみ込んでしまういわ
ゆる樹脂かみ不良が発生していれば、ウィンドW内に樹
脂1aとストライプの2色或いはストライプの単色領域
が存在することになる。
【0046】従って、このように皮剥ぎ端に相当する部
分にウィンドWを設定し、このウィンドW内の色を画像
の輝度等から判定する手法を併用することにより、圧着
端子2の圧着位置の検出に加えて樹脂かみ不良の判定を
行うことができる。
【0047】また、ウィンドWの設定位置によっては、
皮剥ぎ端の樹脂1aが両バレル2a,2b間に存在しな
い樹脂部圧着不良の判定を行うことも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び請求項2記
載の発明によれば、樹脂色と異なる色のマークを電線に
設け、マーク部分とそれ以外の部分とのコントラストに
基づき圧着端子画像の2値化レベルを設定するため、マ
ークの色としてコントラストの大きい色を用いることに
より、やはり電線の樹脂の色に関係なくマークと樹脂バ
レルとの境界部が鮮明になり、圧着端子の圧着位置を正
確に把握することが可能になる。
【0049】ここで、請求項1においては、マークをテ
ーパ状に形成しているので、皮剥長さにばらつきが生じ
たときにも、マークの形状に基づいて圧着端子の圧着位
置を正確に把握できる。また、請求項2においても、
脂の色と異なる色の複数のマークを一定ピッチに設け
いるので、皮剥長さにばらつきが生じたときにも、樹脂
に残されたマークの数及び位置を認識することで、圧着
端子の圧着位置を正確に把握することが可能になる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の圧着端子の圧着検査方法の第1の提
案例に係る画像処理の説明図である。
【図2】第1の提案例の画像処理の説明図である。
【図3】第1の提案例の画像処理の説明図である。
【図4】第1の提案例における画像の説明図である。
【図5】第2の提案例における電線の側面図である。
【図6】第実施例の動作説明図である。
【図7】第実施例の動作説明図である。
【図8】第実施例の動作説明図である。
【図9】第3の提案例における電線の断面図である。
【図10】第3の提案例における電線の側面図である。
【図11】第4の提案例における電線の断面図である。
【図12】第5の提案例における電線の断面図である。
【図13】第6の提案例の動作説明図である。
【図14】第6の提案例の動作説明図である。
【図15】一般の圧着端子の外観図である。
【図16】圧着端子の検査に用いられる一般の画像処理
検査装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 電線 1a 樹脂 1b 芯線 2 圧着端子 2a 樹脂バレル 2b 芯線バレル 3 撮像手段 5 画像処理手段 11,12,13 マーク 14,15,16 ストライプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−181282(JP,A) 特開 昭64−84147(JP,A) 特開 平3−94108(JP,A) 特開 昭60−183543(JP,A) 実開 平2−113110(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/88

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂バレルにより電線の皮剥ぎ端の樹脂
    を把持し、芯線バレルにより露出した芯線を把持すると
    共に電気的導通を保持する圧着端子を、前記両バレルの
    円筒成形された面にほぼ直角方向から撮像手段により撮
    像し、画像処理手段により前記撮像手段による前記圧着
    端子の画像を処理して前記圧着端子の圧着状態を検査す
    る圧着端子の圧着検査方法において、前記電線の圧着側端部の樹脂に該樹脂の色と異なる色の
    電線長手方向に対し傾斜したテーパ状のマークを設けて
    おき、照明手段により前記圧着端子を照明すると共に、
    前記撮像手段により前記圧着端子の画像を撮像し、前記
    画像処理手段により、前記画像の前記マーク部分とそれ
    以外の部分とのコントラストに基づき前記画像の2値化
    レベルを設定することを特徴とする 圧着端子の圧着検査
    方法。
  2. 【請求項2】 樹脂バレルにより電線の皮剥ぎ端の樹脂
    を把持し、芯線バレルにより露出した芯線を把持すると
    共に電気的導通を保持する圧着端子を、前記両バレルの
    円筒成形された面にほぼ直角方向から撮像手段により撮
    像し、画像処理手段により前記撮像手段による前記圧着
    端子の画像を処理して前記圧着端子の圧着状態を検査す
    る圧着端子の圧着検査方法において、 前記電線の圧着側端部の樹脂に該樹脂の色と異なる色の
    複数のマークを電線長手方向に沿って一定ピッチに設け
    ておき、照明手段により前記圧着端子を照明すると共
    に、前記撮像手段により前記圧着端子の画像を撮像し、
    前記画像処理手段により、前記画像の前記マーク部分と
    それ以外の部分とのコントラストに基づき前記画像の2
    値化レベルを設定することを特徴とする圧着端子の圧着
    検査方法。
JP4275148A 1992-09-17 1992-09-17 圧着端子の圧着検査方法 Expired - Fee Related JP2792362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4275148A JP2792362B2 (ja) 1992-09-17 1992-09-17 圧着端子の圧着検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4275148A JP2792362B2 (ja) 1992-09-17 1992-09-17 圧着端子の圧着検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06102192A JPH06102192A (ja) 1994-04-15
JP2792362B2 true JP2792362B2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=17551350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4275148A Expired - Fee Related JP2792362B2 (ja) 1992-09-17 1992-09-17 圧着端子の圧着検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2792362B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183543A (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 Shin Meiwa Ind Co Ltd 端子圧着電線の端子圧着状態検査方法
JPS63181282A (ja) * 1987-01-23 1988-07-26 古河電気工業株式会社 端子付電線の端子取付状態判定方法
JPS6484147A (en) * 1987-09-28 1989-03-29 Nippon Steel Corp Internal quality inspecting method for metal piece
JPH0740162Y2 (ja) * 1989-02-28 1995-09-13 株式会社明電舎 監視装置
JP2697258B2 (ja) * 1989-06-19 1998-01-14 日本鋼管株式会社 表面処理鋼板の品質検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06102192A (ja) 1994-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0649030B1 (en) Connecting element inspecting method and connecting element inspecting device
US5293220A (en) Method for inspecting stripped condition of electric wire
JP5302858B2 (ja) 被覆電線検査装置及びこれを備えた電線処理機
JP4150390B2 (ja) 外観検査方法及び外観検査装置
JP3639516B2 (ja) 端子金具の検査装置
JPH0515977B2 (ja)
JP2795044B2 (ja) 圧着端子画像処理検査における照明方法及び画像処理方法
JP2792362B2 (ja) 圧着端子の圧着検査方法
JP2001021332A (ja) 表面検査装置及び表面検査方法
JPS6042884B2 (ja) Icリ−ド曲り検査装置
JP2000046651A (ja) ワイヤーの外観検査装置
JP3873445B2 (ja) 圧着端子検査装置
JPH02189880A (ja) 圧着端子の圧着状態検査装置
JP2855949B2 (ja) 圧着端子画像処理検査における照明方法
JPH06213817A (ja) 圧着端子画像処理検査における照明方法
JP2017009469A (ja) 端子圧着不良検出装置
JP2006035505A (ja) 印刷物の検査方法及び装置
JPH09236487A (ja) エンボステープのカバーテープ検査方法
JP2962014B2 (ja) 端子圧着位置検査装置
JPH11351839A (ja) 画像処理検査方法
JP2818347B2 (ja) 外観検査装置
JPH0712735A (ja) 端子圧着部の検査装置及び検査方法
JPH0619252B2 (ja) 印刷配線基板のはんだ付検査装置
JPH09229872A (ja) はんだ目視検査装置
JPH0221209A (ja) 印刷配線基板のはんだ付検査装置及びその検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080619

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090619

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090619

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100619

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110619

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees