JP2006035505A - 印刷物の検査方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷物の欠陥の誤検出を防止することが可能な印刷物の検査方法及び装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、図柄100aが多面付けされた印刷物100の検査方法であって、図柄100aの基準画像aをRAM8に記憶する工程S1と、検査対象となる印刷物100をラインカメラ2にて撮像して取得した検査対象画像Aから図柄100aに相当する小領域画像a1を抽出する工程S2と、RAM8に記憶した基準画像aと小領域画像a1とを比較して、図柄100aの欠陥の有無を判定する工程(S3〜S9)と、を具備する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、図柄等の一単位が多面付けされた印刷物の検査方法及び装置に関する。
印刷物の検査方法として、検査対象の印刷物を撮像して得た検査画像を所定の小領域に区分するとともに、特定の小領域と相関係数が極大である小領域を抽出してこれらの差分の絶対値を演算し、その演算結果から印刷物の欠陥を検出する印刷物の検査方法及びその装置が知られている(特許文献1)。
特開2003−123056号公報
この装置では、検査の基準とする印刷物を画像入力して得る検査基準画像を必要としない。しかし、検査基準画像がないため、例えば良品の小領域から汚れが付着している小領域の差分の絶対値を演算すると良品の小領域についても欠陥が検出されるといった誤検出を招く場合がある。つまり、対比する小領域のいずれかに欠陥があることは認識できるが、どちらの小領域に欠陥が含まれているのかを特定することができない。また、この装置では、各小領域の差分の絶対値に基づいて欠陥の有無を判定しているため、欠陥の種類(例えば、印刷物の汚れ、印刷物の文字等の欠けなど)を判別することができない。
そこで、本発明は、印刷物の欠陥の誤検出を防止することが可能な印刷物の検査方法及び装置を提供することを目的とする。
以下、本発明の印刷物の検査方法及び装置について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明の印刷物の検査方法は、一単位(100a)が多面付けされた印刷物100の検査方法であって、前記一単位の基準画像(a)を記憶手段(8)に記憶する工程(S1)と、検査対象となる前記印刷物を撮像手段(2)にて撮像して取得した検査対象画像(A)から前記一単位に相当する小領域画像(a1)を抽出する工程(S2)と、前記記憶手段に記憶した前記基準画像と前記小領域画像とを比較して、前記一単位の欠陥の有無を判定する工程(S3〜S9)と、を具備することにより上述した課題を解決する。
この発明によれば、一単位が多面付けされた印刷物の検査にあたり、予め一単位の基準画像を記憶手段に記憶させているので検査基準が固定される。固定された検査基準に基づいて一単位の欠陥の有無が判定され、欠陥を有する一単位を特定することができるので、欠陥の無い一単位について欠陥があると判定される誤検出を防止できる。この発明の基準画像は、検査基準となる印刷物から撮像手段によって取得したものでもよいし、印刷前の画像データでもよい。
更に、本発明の検査方法において、前記基準画像を記憶する工程として、前記検査対象画像から前記基準画像を取得して前記記憶手段に記憶する工程(S1)を備えるとともに、前記小領域画像を抽出する工程として、前記基準画像として取得した画像以外から前記小領域画像を抽出する工程(S2)を備えてもよい。この態様によれば、検査対象画像から基準画像を取得するので、別途検査基準となる印刷物を用意する必要がない。また、基準画像として取得した画像以外から小領域画像を抽出するので、基準画像と同一画像を比較する無駄を省くことができる。
本発明の印刷物の検査方法において、前記欠陥の有無を判定する工程として、前記基準画像から前記小領域画像を差分した第1の差分結果(R1)と前記小領域画像から前記基準画像を差分した第2の差分結果(R1)とを演算する工程(S3)と、前記第1の差分結果及び前記第2の差分結果に基づいて前記一単位の欠陥の有無及びその種類をそれぞれ判定する工程(S4〜S9)と、を備えてもよい。この形態によれば、基準画像と小領域画像との比較において、基準画像から小領域画像を差分した第1の差分結果と、小領域画像から基準画像を差分した第2の差分結果とを取得できる。差分する順番を入れ替えた二つの差分結果に基づいて欠陥の有無が判定されるため、基準画像の濃度値を基準として濃度値が高くなる欠陥と低くなる欠陥とを区別できる。なお、上記濃度値及び以下の説明で使用する濃度値とは、明るいほど値が大きく設定されたものであり、例えば、最も暗い所(黒)を0、最も明るい所(白)を255として設定される。基準画像よりも濃度値が低くなる欠陥として印刷物の汚れ(以下、汚れ欠陥という)を、基準画像よりも濃度値が高くなる欠陥として印刷物の文字等の欠け(以下、欠け欠陥という)をそれぞれ例示できる。
このような欠陥の有無及びその種類の判別するために、前記第1の差分結果として第1の差分画像(B1)を生成する工程(S4)と、前記第2の差分結果として第2の差分画像(B2)を生成する工程(S4)と、前記第1の差分画像及び前記第2の差分画像のそれぞれに対して与えられた所定の閾値に基づいて前記第1の差分画像を2値化した第1の2値化画像と前記第2の差分画像を2値化した第2の2値化画像とを生成する工程と、前記2値のうち予め設定した値を有する画素が隣接する欠陥候補部位及びその部位に含まれる画素数を前記第1の2値化画像及び前記第2の2値化画像のそれぞれについて特定する工程(S6)と、を更に備え、前記欠陥の有無及びその種類をそれぞれ判定する工程として、特定した前記欠陥候補部位の前記画素数に基づいて当該部位を欠陥部位として判定するとともに前記欠陥部位の欠陥の種類を判定する工程(S8)を備えるようにしてもよい。この形態によれば、差分結果として得た差分画像を2値化して2値化画像を生成するので、差分画像の余分な情報がフィルタリングされるとともに特徴が強調されて欠陥の判定精度が向上する。
また、本発明の検査装置は、一単位(100a)が多面付けされた印刷物(100)の検査装置(1)であって、前記一単位の基準画像を記憶する記憶手段(8)と、検査対象となる前記印刷物を撮像する撮像手段(2)と、前記撮像手段にて撮像された検査対象画像(A)から前記一単位に相当する小領域画像(a)を抽出する小領域画像抽出手段(6)と、前記記憶手段に記憶した前記基準画像と前記小領域画像とを比較して、前記一単位の欠陥の有無を判定する欠陥判定手段(6)と、を具備することにより、上述した課題を解決する。
この検査装置によれば、一単位が多面付けされた印刷物の検査にあたり、予め一単位の基準画像を記憶手段に記憶させているので検査基準が固定される。固定された検査基準に基づいて一単位の欠陥の有無が判定されるので、欠陥を有する一単位を特定することができ、欠陥の無い一単位について欠陥があると判定される誤検出を防止できる。
本発明の検査装置において、前記基準画像を前記検査対象画像から取得して記憶するとともに、前記小領域画像抽出手段は、取得した前記基準画像以外の画像を前記検査対象画像から抽出してもよい。また、前記欠陥判定手段は、前記基準画像から前記小領域画像を差分した第1の差分結果(R1)と前記小領域画像から前記基準画像を差分した第2の差分結果(R2)とを算出する差分演算手段(6)を備え、前記第1の差分結果及び第2の差分結果に基づいて前記一単位の欠陥の有無及びその種類をそれぞれ判定してもよい。
また、前記欠陥判定手段は、前記第1の差分結果に基づいて第1の差分画像(B1)を生成するとともに前記第2の差分結果に基づいて第2の差分画像(B2)を生成する差分画像生成手段(6)と、前記第1の差分画像及び前記第2の差分画像のそれぞれに対して与えられた所定の閾値に基づいて前記第1の差分画像を2値化した第1の2値化画像と前記第2の差分画像を2値化した第2の2値化画像とを生成する2値化画像生成手段(6)と、前記2値のうち予め設定された値を有する画素が隣接する欠陥候補部位及びその部位に含まれる画素数を前記第1の2値化画像及び前記第2の2値化画像のそれぞれについて特定する欠陥候補特定手段(6)と、を更に備え、特定された前記欠陥候補部位の前記画素数に基づいて当該部位を欠陥部位として判定するとともに前記欠陥部位の欠陥の種類を判定してもよい。
以上説明したように本発明によれば、一単位が多面付けされた印刷物の一単位の基準画像を記憶手段に記憶し、この基準画像に基づいて一単位の欠陥の有無が判定されるので、印刷物の欠陥の誤検出を防止することができる。
図1は本発明の検査装置の一実施形態を示した構成図である。検査装置1は、検査対象となる印刷物100を撮像する撮像手段としてのラインカメラ2と、ラインカメラ2の動作制御及びラインカメラ2にて撮像された画像について画像処理を行う画像処理部3と、画像処理部3の指示に基づいて検査結果を表示する結果表示部4とを備えている。印刷物100は、図2に示したように一単位としての図柄100aが多面付け(図では6面)された印刷物である。ラインカメラ2は照明器5にて照らされた印刷物100を図の矢印方向に走査して検査対象画像Aを生成する。ラインカメラ2は周知のものを用いればよいので、ここでは詳細な説明は省略する。画像処理部3は画像処理を行うコンピュータとして構成され、処理中枢として機能するCPU6と、CPU6を動作させるための所定のプログラム等が格納されているROM7と、検査に用いる情報を一時的に記憶する記憶手段としてのRAM8と、入出力インターフェース9とを備えている。ROM7、RAM8、及び入出力インターフェース9のそれぞれは外部バス10を介してCPU6に接続されている。なお、所定のプログラムを格納する装置として、ROM7の代わりに拡張バスを介してハードディスク(不図示)を画像処理部3に接続してもよい。結果表示部4は、例えばCRTディスプレイ等の表示手段である。
図示しない検査開始ボタンが押下されると、画像処理部3に対して開始信号(検査開始トリガ)SG1が供給される。CPU6は開始信号SG1の供給に同期してラインカメラ2に対して印刷物100の走査が開始されるように制御信号を送る。ラインカメラ2の走査により生成された検査対象画像Aはカラー画像のデータ形式(例えばビットマップ形式)でRAM8に記憶される(図4参照)。CPU6は後述する検査処理を実行し、その検査結果が表示されるように結果表示部4の動作を制御する。
図3は、CPU6が実行する検査処理の手順を示したフローチャートである。この検査処理は、ROM7に格納された所定のプログラムに従って実行される。CPU6にこの処理を実行させることにより、CPU6を本発明の小領域画像抽出手段、欠陥判定手段、差分演算手段、差分画像生成手段、2値化画像生成手段、及び欠陥候補特定手段としてそれぞれ機能させることができる。
この図の処理において、CPU6は、まずステップS1にてラインカメラ2の走査によって取得した検査対象画像Aの中から検査基準となる基準画像aを指定し、その基準画像aをRAM8に記憶する(図4も参照)。基準画像aは、例えば多面付けされた図柄100aの中からオペレータが適宜に選択したものである。次いでCPU6は、ステップS2において、基準画像aと比較する小領域画像a1を検査対象画像の中から一つ抽出する。例えば、この抽出は基準画像aの相関係数を演算し、検査対象画像Aの中から最も相関係数が高いものを小領域画像a1として抽出することにより実現できる。なお、この場合、基準画像a同士を比較しても無意味なので、基準画像aとして指定した画像は小領域画像a1の抽出候補からは除外される。つまり、CPU6は、基準画像a以外の画像を検査対象画像Aから小領域画像a1として抽出する。
続くステップS3では、CPU6は差分演算を実行する。このステップにおいては、基準画像aから小領域画像a1を差分した差分結果R1と、これとは逆に小領域画像a1から基準画像aを差分した差分結果R2とをそれぞれ算出する。具体的には、画素毎に差分演算を実行するとともにR,G,Bの各成分の中から最大値を抽出して、これを一画素に対する差分結果とする。但し、この最大値が負になるときは、値を0とする(0クリップする)。そして、基準画像aの大きさに対応する全画素についてこの差分結果を集めたものが差分結果R1又は差分結果R2となる。
次に、CPU6は、ステップS4において、差分結果R1に基づいて差分画像B1を、差分結果R2に基づいて差分画像B2をそれぞれ生成する。図4に示した小領域画像a1には、汚れ欠陥f1と欠け欠陥f2とが含まれている。汚れ欠陥f1は小領域画像a1の「N」の下部に暗点として存在し、欠け欠陥f2は小領域画像a1の「N」の文字欠けとして存在する。汚れ欠陥f1は基準画像aに対して濃度値が低く、欠け欠陥f2はこれとは反対に基準画像aに対して濃度値が高い。従って、これにより、図5(a)のような差分画像B1が、図5(b)のような差分画像B2がそれぞれ得られる。なお、図5(a)及び(b)では差分画像B1,B2を反転表示している。これらの図から明らかなように、差分画像B1には汚れ欠陥f1を示す像f10のみが現出し、他方、差分画像B2には欠け欠陥f2を示す像f20のみが示される。これにより、図柄100aの欠陥の有無及びその種類を判定することができる。但し、欠陥の性状や印刷物100の表現が複雑なものになると、差分画像B1,B2から直ちに欠陥の有無及びその種類を判別することが困難な場合も起こり得る。
そこで、CPU6は、続くステップS5において、差分画像B1,B2の余分な情報がフィルタリングされて特徴が強調されるように、差分画像B1を2値化して2値化画像C1を、差分画像B2を2値化して2値化画像C2をそれぞれ生成する。2値化処理に用いる閾値は差分画像B1及び差分画像B2のそれぞれに対して与えられており、これらの閾値の大きさは、汚れ欠陥及び欠け欠陥のそれぞれの特徴、検査対象の性状等の諸要因を考慮して適宜に定められる。本実施形態では、閾値よりも濃度値が大きい画素の濃度値を255とし、濃度値が小さい画素の濃度値を0としている。
次に、ステップS6において、CPU6は2値化画像C1,C2のそれぞれに基づいて小領域画像a1における欠陥候補部位を特定する。具体的には、CPU6は、欠陥候補部位として2値化画像C1,C2のそれぞれに対して255の値を有する画素が隣接する部位を特定する。2値化画像C1の欠陥候補部位は汚れ欠陥f1の候補部位であり、2値化画像C2の欠陥候補部位は欠け欠陥f2の候補部位である。次いで、CPU6は、ステップS7において、欠陥候補部位に含まれる画素数を計数する。続くステップS8では、その計数結果が所定画素数を超えているか否かの判定を行う。所定画素数は、良品として扱うことができる許容範囲の上限に定められている。従って、計数結果が所定画素数を超えている場合には、欠陥候補部位は欠陥部位として判定される。
ステップS9では、ステップS8の判定結果に応じて処理を分岐させる。ステップS8で欠陥候補部位を欠陥部位として判定した場合には、CPU6は処理をステップS9に進め、検査結果が結果表示部4に表示されるように結果表示部4の動作を制御する。結果表示の表現内容は適宜に定めればよい。例えば図6に示したように、欠陥部位を示す画像Fを生成し、これを検査対象画像Aに重ね合わせた状態で結果表示部4に表示させて欠陥部位の視認性を向上させてもよい。更にこの場合には、欠陥の種類の識別を可能とするため、欠陥の種類に応じて色分け表示する等の識別手段を施すことがなお好ましい。本実施形態では、汚れ欠陥f1を赤色で表示し、欠け欠陥f2を青色でそれぞれ表示した。
一方、ステップS8において、欠陥候補部位を欠陥部位と判定しなかった場合には、CPU6はステップS10をスキップして処理をステップS11に進める(ステップS9)。ステップS11においては、検査対象画像Aの全領域(基準画像aを除く)について検査が終了したか否かを判定する。検査が未了の場合には、CPU6は処理をステップS2に戻し、ステップS2で新たに抽出した小領域画像a1についてステップS3〜S10の処理を実行する。これは検査が終了するまで繰り返される。検査が終了した場合には、CPU6は検査対象となった印刷物100を検査ライン(不図示)から排出するための排出信号SG2を生成して検査処理を終了する。
本発明は上述した実施形態に限定されず、種々の形態にて実施してよい。例えば、基準画像aを検査対象となる印刷物100とは別に印刷前のデータとして取得するようにしてもよい。撮像手段はラインカメラ2に限定されず、他方式のカメラによって印刷物を撮像するようにしてもよいし、イメージスキャナ等の手段を用いてもよい。
また、小領域画像a1の抽出方法は上述の形態によらず、例えば検査対象画像Aを図柄100aに相当する大きさで区分しておき、その区分に従って小領域画像a1を逐次抽出してもよい。検査結果の表示は、上記実施形態のように一つの小領域画像a1に対する検査毎に表示してもよいし、全ての小領域画像a1の検査が終了した後にまとめて検査結果を表示するようにしてもよい。
本発明の検査装置の一実施形態を示した構成図。 検査対象となる印刷物の一例を示した図。 検査処理の手順を示したフローチャート。 検査対象画像の一例を示した図。 差分画像を示した図(反転表示)。 検査結果の表示内容の一例を示した図。
符号の説明
1 検査装置
2 ラインカメラ(撮像手段)
6 CPU(小領域画像抽出手段、欠陥判定手段、差分演算手段、差分画像生成手段、2値化画像生成手段、欠陥候補特定手段)
8 RAM(記憶手段)
100 印刷物
100a 図柄(一単位)
A 検査対象画像
B1 差分画像(第1の差分画像)
B2 差分画像(第2の差分画像)

Claims (8)

  1. 一単位が多面付けされた印刷物の検査方法であって、
    前記一単位の基準画像を記憶手段に記憶する工程と、検査対象となる前記印刷物を撮像手段にて撮像して取得した検査対象画像から前記一単位に相当する小領域画像を抽出する工程と、前記記憶手段に記憶した前記基準画像と前記小領域画像とを比較して、前記一単位の欠陥の有無を判定する工程と、を具備することを特徴とする印刷物の検査方法。
  2. 前記基準画像を記憶する工程として、前記検査対象画像から前記基準画像を取得して前記記憶手段に記憶する工程を備えるとともに、前記小領域画像を抽出する工程として、前記基準画像として取得した画像以外から前記小領域画像を抽出する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷物の検査方法。
  3. 前記欠陥の有無を判定する工程として、前記基準画像から前記小領域画像を差分した第1の差分結果と前記小領域画像から前記基準画像を差分した第2の差分結果とを演算する工程と、前記第1の差分結果及び前記第2の差分結果に基づいて前記一単位の欠陥の有無及びその種類をそれぞれ判定する工程と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷物の検査方法。
  4. 前記第1の差分結果として第1の差分画像を生成する工程と、前記第2の差分結果として第2の差分画像を生成する工程と、前記第1の差分画像及び前記第2の差分画像のそれぞれに対して与えられた所定の閾値に基づいて前記第1の差分画像を2値化した第1の2値化画像と前記第2の差分画像を2値化した第2の2値化画像とを生成する工程と、前記2値のうち予め設定した値を有する画素が隣接する欠陥候補部位及びその部位に含まれる画素数を前記第1の2値化画像及び前記第2の2値化画像のそれぞれについて特定する工程と、を更に具備し、
    前記欠陥の有無及びその種類をそれぞれ判定する工程として、特定した前記欠陥候補部位の前記画素数に基づいて当該部位を欠陥部位として判定するとともに、前記欠陥部位の欠陥の種類を判定する工程を備えることを特徴とする請求項3に記載の印刷物の検査方法。
  5. 一単位が多面付けされた印刷物の検査装置であって、
    前記一単位の基準画像を記憶する記憶手段と、検査対象となる前記印刷物を撮像する撮像手段と、前記撮像手段にて撮像された検査対象画像から前記一単位に相当する小領域画像を抽出する小領域画像抽出手段と、前記記憶手段に記憶した前記基準画像と前記小領域画像とを比較して、前記一単位の欠陥の有無を判定する欠陥判定手段と、を具備することを特徴とする印刷物の検査装置。
  6. 前記記憶手段は、前記基準画像を前記検査対象画像から取得して記憶するとともに、前記小領域画像抽出手段は、取得した前記基準画像以外の画像を前記検査対象画像から抽出することを特徴とする請求項5に記載の印刷物の検査装置。
  7. 前記欠陥判定手段は、前記基準画像から前記小領域画像を差分した第1の差分結果と前記小領域画像から前記基準画像を差分した第2の差分結果とを算出する差分演算手段を備え、前記第1の差分結果及び第2の差分結果に基づいて前記一単位の欠陥の有無及びその種類をそれぞれ判定することを特徴とする請求項5又は6に記載の印刷物の検査装置。
  8. 前記欠陥判定手段は、前記第1の差分結果に基づいて第1の差分画像を生成するとともに前記第2の差分結果に基づいて第2の差分画像を生成する差分画像生成手段と、前記第1の差分画像及び前記第2の差分画像のそれぞれに対して与えられた所定の閾値に基づいて前記第1の差分画像を2値化した第1の2値化画像と前記第2の差分画像を2値化した第2の2値化画像とを生成する2値化画像生成手段と、前記2値のうち予め設定した値を有する画素が隣接する欠陥候補部位及びその部位に含まれる画素数を前記第1の2値化画像及び前記第2の2値化画像のそれぞれについて特定する欠陥候補特定手段と、を更に備え、特定された前記欠陥候補部位の前記画素数に基づいて当該部位を欠陥部位として判定するとともに前記欠陥部位の欠陥の種類を判定することを特徴とする請求項7に記載の印刷物の検査装置。
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