JPH1114317A - 外観検査方法及びその装置 - Google Patents

外観検査方法及びその装置

Info

Publication number
JPH1114317A
JPH1114317A JP9162664A JP16266497A JPH1114317A JP H1114317 A JPH1114317 A JP H1114317A JP 9162664 A JP9162664 A JP 9162664A JP 16266497 A JP16266497 A JP 16266497A JP H1114317 A JPH1114317 A JP H1114317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
inspected
brightness
inspection
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9162664A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Imi
哲志 伊美
Tomoyo Ogawa
智代 小川
Katsuhiro Ishii
勝博 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9162664A priority Critical patent/JPH1114317A/ja
Publication of JPH1114317A publication Critical patent/JPH1114317A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ICパッケージの端にあるごみやバ
リなどに影響されずに正確にICパッケージの外観検査
を行う。 【解決手段】ITVカメラ3でICパッケージ1を撮像
し、画像データ処理装置10のエリア設定部11により
画像データに対してICパッケージ1の周辺部に走査開
始エリアRを設定して走査を行い、位置データ検出部1
2によりICパッケージ1の端の位置データ群pを検出
し、この位置データ群pに基づいて検査対象領域設定部
13により画像データに対して検査対象領域Qを設定
し、判定部14により画像処理を行ってICパッケージ
1の良品又は不良品を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばICパッケ
ージのモールド表面の白い汚れや傷、欠けや微小な未充
填などの外観検査を行う外観検査方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図11はICパッケージの外観検査装置
の一般的な構成図である。ICパッケージ1の上方に
は、リング状の照明装置2及びTVカメラ3が配置さ
れ、ICパッケージ1を上方から照明することで、欠け
や微小な未充填の欠陥部分をICパッケージ1の明るさ
よりも暗く見えるようにTVカメラ3により撮像する。
【0003】このTVカメラ3から出力される映像信号
は、ディジタル化されて画像データとして画像メモリ4
に格納され、画像データ処理装置5の画像データに対す
る画像処理で欠陥抽出を行い、ICパッケージ1の良品
又は不良品を判定する。
【0004】このような装置での外観検査を図12に示
す外観検査フローチャートに従って説明すると、TVカ
メラ3は、ICパッケージ1を撮像してその映像信号を
出力する。この映像信号は、ステップ#1において、図
13(a) に示すようなディジタル化されて画像データと
して画像メモリ4に格納される。
【0005】次に画像データ処理装置5は、ステップ#
2において、図13(b) に示すようなICパッケージ1
の各コーナ部分の各画像データC1 、C2 を用いたマッ
チング処理を行い、ICパッケージ1の2箇所以上のコ
ーナの各座標を検出する。
【0006】次に画像データ処理装置5は、ステップ#
3において、図13(c) に示すように品種等を表示した
マーク部分を除き、検査対象領域Qを設定する。次に画
像データ処理装置5は、ステップ#4において、検査対
象領域Q内の明るさ(明度)の平均を求め、次式 (ICパッケージ部分の平均明るさ)×(しきい値設定%) …(1) の演算により2値化のしきい値を決め、このしきい値を
用いて画像データを2値か処理する。
【0007】ここで、(しきい値設定%)は、例えばI
Cパッケージ1の良品部が明るさ「0」、暗く写ってい
る欠陥部分が明るさ「1」となるように予め決めてあ
る。このようにして求めたしきい値は、照明強度などの
変化に追従するので安定した処理ができる。
【0008】次に画像データ処理装置5は、ステップ#
5において、図13(d) に示すような2値化した画像デ
ータの欠陥部分と分類された画素数を求め、この画素数
が予め設定された値以上であれば、ICパッケージ1を
不良品と判定する。
【0009】しかしながら、上記装置では、ICパッケ
ージ1の各コーナ部分の各画像データC1 、C2 を用い
てコーナの座標を求めているので、コーナ部分の画像デ
ータ上に例えばごみやバリなどがあると、正確にコーナ
座標を求められない場合がある。
【0010】このような場合、検査対象領域QがICパ
ッケージ1の外側にはみ出ることが多く、良品のICパ
ッケージ1であっても不良品として誤って判定されてし
まう。このため、検査対象領域Qは、図14に示すよう
に、多少の位置ずれがあってもよいように、ICパッケ
ージ1の外周端よりも少し内側に設定している。
【0011】ところが、検査対象領域QをICパッケー
ジ1の外周端よりも少し内側に設定すると、ICパッケ
ージ1の端のみにある欠陥6、7を検出することは不可
能となる。
【0012】一方、ICパッケージ1の検査対象領域Q
内の明るさの平均を求めるときには、明るさ(濃度)に
対する画素数のヒストグラムが用いられるが、このヒス
トグラムは、通常図15(a) に示すような平均明るさ
(明度)を持っている。
【0013】しかしながら、ICパッケージ1に大きな
白汚れ欠陥がある場合、ヒストグラムは、同図(b) に示
すように明るさの平均が大きくなってしまう。又、明る
さの平均は、画像取り込み時の照明条件の違いによる画
像全体の明るさにも左右される。
【0014】すなわち、2値化しきい値は、上記式(1)
の演算によって決められるので、明るさの平均が大きく
なればしきい値も大きくなり、2値化による本来の欠陥
部分の抽出ができなくなる。
【0015】又、2値化した画像データの欠陥部分と分
類された画素数が予め設定された値以上であれば、IC
パッケージ1を不良品と判定するので、例えば図16
(a) に示すように人間であれば良品と判定するであろう
小さな点8がICパッケージ1全面に亘って点在してい
るのを不良品と判定したり、又は逆に同図(b) に示すよ
うに人間であれば不良品として判定するであろう特に白
い鋭い傷や汚れ9を良品と判定してしまい、人間と装置
との間で判定のずれが生じてしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにICパッ
ケージ1を外観検査するときの検査対象領域QをICパ
ッケージ1の外周端よりも少し内側に設定すると、IC
パッケージ1の端のみにある欠陥を検出することは不可
能となる。
【0017】一方、ICパッケージ1に大きな白汚れ欠
陥があって明るさの平均が大きくなると、2値化しきい
値も大きくなり、2値化による本来の欠陥部分の抽出が
できなくなる。
【0018】又、2値化した画像データの欠陥部分と分
類された画素数が予め設定された値以上であれば、IC
パッケージ1を不良品と判定するので、人間であれば良
品と判定するところを不良品と判定したり、又は逆に人
間であれば不良品として判定するところを良品と判定し
てしまう。
【0019】そこで本発明は、ごみやバリなどに影響さ
れずに正確に被検査体の部分を検出して外観検査ができ
る外観検査方法及びその装置を提供することを目的とす
る。又、本発明は、汚れなどに影響されずに被検査体の
外観検査を人間の判定に近いすることができる外観検査
方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、被検
査体の画像を取り込んで被検査体の外観検査を行う外観
検査方法において、被検査体の画像データに対して被検
査体の周辺部に走査開始エリアを設定する第1の工程
と、この第1の工程で設定された走査開始エリア内を走
査して被検査体の端の位置データ群を検出する第2の工
程と、この第2の工程で検出された被検査体の端の位置
データ群に基づいて画像データに対して検査対象領域を
設定する第3の工程と、この第3の工程で設定された検
査対象領域内の画像データを画像処理して被検査体の良
品又は不良品を判断する第4の工程と、を有する外観検
査方法である。
【0021】請求項2によれば、被検査体の画像を取り
込んで被検査体の外観検査を行う外観検査方法におい
て、被検査体の画像データから所定の暗い部分と明るい
部分とを除いた画像データに基づいて明るさの平均値を
求める第1の工程と、この第1の工程により求められた
明るさの平均値に基づいてしきい値を求め、このしきい
値により画像データを2値化する第2の工程と、この第
2の工程による2値化後の画像データ上から孤立点を除
去する第3の工程と、この第3の工程で孤立点の除去さ
れた画像データに対して予め設定された面積判定しきい
値を用いて被検査体の良品又は不良品を判断する第4の
工程と、を有する外観検査方法である。
【0022】請求項3によれば、被検査体の画像を取り
込んで被検査体の外観検査を行う外観検査方法におい
て、被検査体の画像データに対して被検査体の周辺部に
走査開始エリアを設定する第1の工程と、この第1の工
程で設定された走査開始エリア内を走査して被検査体の
端の位置データ群を検出する第2の工程と、この第2の
工程で検出された被検査体の端の位置データ群に基づい
て画像データに対して検査対象領域を設定する第3の工
程と、この第3の工程で設定された検査対象領域内の画
像データから所定の暗い部分と明るい部分とを除いた画
像データに基づいて明るさの平均値を求める第4の工程
と、この第4の工程により求められた明るさの平均値に
基づいてしきい値を求め、このしきい値により画像デー
タを2値化する第5の工程と、この第5の工程による2
値化後の画像データ上から孤立点を除去する第6の工程
と、この第6の工程で孤立点の除去された画像データに
対して予め設定された面積判定しきい値を用いて被検査
体の良品又は不良品を判断する第7の工程と、を有する
外観検査方法である。
【0023】請求項4によれば、請求項1又は3記載の
外観検査方法において、走査開始エリア内において被検
査体の端に向かって複数箇所で走査を行い、これら走査
された明るさに基づいて被検査体の端の位置データ群を
検出し、かつこの位置データ群を用いて被検査体の各辺
に対する各回帰直線を求め、これら回帰直線から検査対
象領域を設定する。
【0024】請求項5によれば、請求項2又は3記載の
外観検査方法において、良品と判断された被検査体の画
像データを所定のしきい値により2値化する第1の工程
と、この第1の工程による2値化後の画像データ上から
孤立点を除去する第2の工程と、この第2の工程で孤立
点の除去された画像データに対して予め設定された面積
判定しきい値を用いて被検査体の良品又は不良品を判断
する第3の工程と、を付加した。
【0025】請求項6によれば、被検査体を撮像する撮
像手段と、この撮像手段により得られる被検査体の画像
データに対して被検査体の周辺部に走査開始エリアを設
定するエリア設定手段と、このエリア設定手段で設定さ
れた走査開始エリア内を走査して被検査体の端の位置デ
ータ群を検出する位置データ検出手段と、この位置デー
タ検出手段で検出された被検査体の端の位置データ群に
基づいて画像データに対して検査対象領域を設定する検
査対象領域設定手段と、この検査対象領域設定手段で設
定された検査対象領域内の画像データを画像処理して被
検査体の良品又は不良品を判断する判定手段と、を備え
た外観検査装置である。
【0026】請求項7によれば、被検査体を撮像する撮
像手段と、この撮像手段により得られる被検査体の画像
データから所定の暗い部分と明るい部分とを除いた被検
査体の画像データに基づいて明るさの平均値を求める平
均値算出手段と、この平均値算出手段で求められた明る
さの平均値に基づいてしきい値を求め、このしきい値に
より画像データを2値化する2値化手段と、この2値化
手段による2値化後の画像データ上から孤立点を除去す
る孤立点除去手段と、この孤立点除去手段で孤立点の除
去された画像データに対して予め設定された面積判定し
きい値を用いて被検査体の良品又は不良品を判断する判
定手段と、を備えた外観検査装置である。
【0027】請求項8によれば、被検査体を撮像する撮
像手段と、この撮像手段により得られる被検査体の画像
データに対して被検査体の周辺部に走査開始エリアを設
定するエリア設定手段と、このエリア設定手段で設定さ
れた走査開始エリア内を走査して被検査体の端の位置デ
ータ群を検出する位置データ検出手段と、この位置デー
タ検出手段で検出された被検査体の端の位置データ群に
基づいて画像データに対して検査対象領域を設定する検
査対象領域設定手段と、この検査対象領域設定手段で設
定された検査対象領域内の画像データから所定の暗い部
分と明るい部分とを除いた画像データに基づいて明るさ
の平均値を求める平均値算出手段と、この平均値算出手
段で求められた明るさの平均値に基づいてしきい値を求
め、このしきい値により画像データを2値化する2値化
手段と、この2値化手段による2値化後の画像データ上
から孤立点を除去する孤立点除去手段と、この孤立点除
去手段で孤立点の除去された画像データに対して予め設
定された面積判定しきい値を用いて被検査体の良品又は
不良品を判断する判定手段と、を備えた外観検査装置で
ある。
【0028】請求項9によれば、請求項6又は8記載の
外観検査装置において、位置データ検出手段は、走査開
始エリア内において被検査体の端に向かって複数箇所で
走査を行い、これら走査された明るさに基づいて被検査
体の端の位置データ群を検出する機能を有し、かつ検査
対象領域設定手段は、位置データ群を用いて被検査体の
各辺に対する各回帰直線を求め、これら回帰直線から検
査対象領域を設定する機能を有する。
【0029】請求項10によれば、請求項7又は8記載
の外観検査装置において、判定手段で良品と判断された
被検査体の画像データを所定のしきい値により2値化す
る2値化手段と、この2値化手段による2値化後の画像
データ上から孤立点を除去する孤立点除去手段と、この
孤立点除去手段で孤立点の除去された画像データに対し
て予め設定された面積判定しきい値を用いて被検査体の
良品又は不良品を判断する判定手段と、を付加した。
【0030】請求項11において、請求項7又は8記載
の外観検査装置において、平均値算出手段は、画像デー
タの明るさに対する画素数のヒストグラムに対して予め
設定された固定範囲の明るさから平均値を求める、又は
ヒストグラムのピークの明るさの画素数に対して所定の
割合の画素を持つ明るさの範囲から平均値を求める、又
はヒストグラムのピークの明るさを中心として所定範囲
の明るさから平均値を求める機能を有する。
【0031】請求項12によれば、請求項7又は8記載
の外観検査装置において、孤立点除去手段は、2値化後
の画像データに対して膨脹収縮処理及び収縮膨脹処理を
行って画像データ上の孤立点を除去する機能を有する。
【0032】
【発明の実施の形態】
(1) 以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参
照して説明する。なお、図11と同一部分には同一符号
を付してその詳しい説明は省略する。図1はICパッケ
ージの外観検査装置の構成図である。
【0033】TVカメラ3の画像出力端子には、画像メ
モリ4が接続され、かつこの画像メモリ4に対して画像
データ処理装置10が読み出し自在となっている。この
画像データ処理装置10は、画像データに対してICパ
ッケージ1の周辺部に走査開始エリアを設定して走査を
行い、ICパッケージ1の端の位置データ群を検出し、
この位置データ群に基づいて画像データに対して検査対
象領域Qを設定し、画像処理を行ってICパッケージ1
の良品又は不良品を判定するもので、具体的には、エリ
ア設定部11、位置データ検出部12、検査対象領域設
定部13及び判定部14の各機能を有している。
【0034】このうちエリア設定部11は、TVカメラ
3により撮像されて画像メモリ4に格納されているIC
パッケージ1の画像データに対して図2に示すようにI
Cパッケージ1の周辺部に走査開始エリアRを設定する
機能を有している。
【0035】位置データ検出部12は、エリア設定部1
1で設定された走査開始エリアR内を走査してICパッ
ケージ1の端の位置データ群を検出する機能を有してい
る。具体的に位置データ検出部12は、図2に示すよう
に走査開始エリアR内においてICパッケージ1の端に
向かって複数箇所で走査を行い、これら走査された明る
さに基づいてICパッケージ1の端の位置データ群を検
出する機能を有している。この場合、走査開始エリアR
内の各走査間隔は、例えば各リード15の配線間隔に一
致し、かつ各リード15の間を走査するように設定され
ている。
【0036】検査対象領域設定部13は、位置データ検
出部12で検出されたICパッケージ1の端の位置デー
タ群を用いてICパッケージ1の各辺に対する各回帰直
線を求め、これら回帰直線から検査対象領域Qを設定す
る機能を有している。
【0037】判定部14は、検査対象領域設定部13で
設定された検査対象領域Q内の画像データを画像処理し
てICパッケージ1の良品又は不良品を判断する機能を
有している。
【0038】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて図3に示す外観検査フローチャートに従って説明す
る。TVカメラ3は、ICパッケージ1を撮像してその
映像信号を出力する。この映像信号は、ステップ#10
において、図4(a) に示すようなディジタル化されて画
像データとして画像メモリ4に格納される。
【0039】次に画像データ処理装置10は、ステップ
#11において、画像メモリ4に格納された画像データ
に対し、図4(b) に示すようなICパッケージ1の各コ
ーナ部分の各画像データC1 、C2 を用いたマッチング
処理を行い、ICパッケージ1の2箇所以上のコーナの
各座標を検出する。
【0040】次に画像データ処理装置10のエリア設定
部11は、ステップ#12において、ICパッケージ1
の各コーナの座標に基づいて、画像メモリ4に格納され
ている画像データに対し、図4(c) に示すようにICパ
ッケージ1の周辺部でかつICパッケージ1よりも内側
に走査開始エリアRを設定する。
【0041】次に画像データ処理装置10は、ステップ
#13において、画像メモリ4に格納されている画像デ
ータのICパッケージ1の部分から明るさに対するヒス
トグラムを求め、このヒストグラムから明るさの平均を
求める。
【0042】次に位置データ検出部12は、図2に示す
ように走査開始エリアR内においてICパッケージ1の
端に向かって複数箇所で走査を行い、これら走査された
明るさに基づいてICパッケージ1の端の位置データ群
を検出する。
【0043】すなわち、位置データ検出部12は、図2
に示すように図面上、ICパッケージ1の上辺の走査開
始エリアRの左端sからICパッケージ1の外側に向か
って走査し、1画素づつ明るさを検出し、この明るさと
先のステップ#13で求めた明るさの平均とを比較し、
その差が予め設定された範囲内であるかを調べる。
【0044】この比較の結果、1画素の明るさと明るさ
の平均との差が予め設定された範囲内であれば、位置デ
ータ検出部12は、走査方向に向かって1つ外側の1画
素の明るさを検出し、この明るさと明るさの平均とを再
び比較し、その差が予め設定された範囲内であるかを調
べることを繰り返す。
【0045】ところが、1画素の明るさと明るさの平均
との差が予め設定された範囲外であれば、位置データ検
出部12は、ICパッケージ1の端であると判断し、こ
の端の座標を求めて記憶し、図4(d) に示すようにIC
パッケージ1の端の位置データ群pを作成していく。
【0046】ここで、ICパッケージ1の端であるか否
かを判断するとき、確認のための処理を行ってもよい。
例えば、注目している画素の明るさがICパッケージ1
の部分の明るさの平均との差が予め設定された範囲外で
あった場合、注目している画素の回り例えば8画素を加
えた9点の画素で明るさの平均を算出し、再度ICパッ
ケージ1の部分の明るさの平均との差が予め設定された
範囲外であるか否かを判断する。このような処理をする
ことで微小なノイズによる間違った判断を低減できる。
【0047】次に位置データ検出部12は、走査開始エ
リアR内で、設定画素だけ右側の走査位置に移動し、こ
こで再び走査を行って1画素づつ明るさを検出し、この
明るさと明るさの平均とを比較し、その差が予め設定さ
れた範囲内であるかを調べることを繰り返す。
【0048】なお、走査開始エリアR内の各走査間隔
は、例えば各リード15の配線間隔に一致し、かつ各リ
ード15の間を走査する。このように位置データ検出部
12は、ICパッケージ1の上辺の走査開始エリアRの
左端sからICパッケージ1の外側に向かって各走査
し、上辺の走査開始エリアRの右端eまで達すると、こ
れら走査によって検出したICパッケージ1の上辺にお
ける各端の位置データ群pを得る。
【0049】以下同様に、位置データ検出部12は、I
Cパッケージ1の右辺、下辺、左辺についても走査を行
い、ICパッケージ1の右辺、下辺、左辺の各端の位置
データ群pを得る。
【0050】次に検査対象領域設定部13は、ステップ
#15において、位置データ検出部12により求めたI
Cパッケージ1の上辺の位置データ群pを受け取り、こ
の位置データ群pを用いて上辺の回帰直線h1 を求め、
これをICパッケージ1の上辺のエッジとする。
【0051】なお、ICパッケージ1の位置データ群p
の中には、欠けや未充填、又はごみやバリなどによりI
Cパッケージ1の端が本来の位置と異なった位置で求め
られた位置データもあるが、一辺につき20個程度以上
のICパッケージ1の端の位置データを検出すれば、欠
けや未充填、又はごみやバリなどの影響を受けずに正確
にICパッケージ1の部分を得られることが実験的に確
かめられている。
【0052】以上と同様の手順で、検査対象領域設定部
13は、位置データ検出部12によりICパッケージ1
の右辺、下辺、左辺の各端の位置データ群pを得る毎
に、右辺の回帰直線h2 、下辺の回帰直線h3 、左辺の
回帰直線h4 を求め、これらをICパッケージ1の右
辺、下辺、左辺の各エッジとする。
【0053】次に検査対象領域設定部13は、ICパッ
ケージ1の上辺の回帰直線h1 、右辺の回帰直線h2
下辺の回帰直線h3 、左辺の回帰直線h4 、及び品種な
どを表示したマークの位置設計データに基づき、図4
(e) に示すようにICパッケージ1の画像データに対し
て検査対象領域Qを設定する。
【0054】次に判定部14は、ステップ#16におい
て、検査対象領域Q内の明るさの平均を求め、上記式
(1) の通り、 (ICパッケージ部分の平均明るさ)×(しきい値設定
%) の演算により2値化のしきい値を決め、このしきい値を
用いて画像データを2値化処理する。
【0055】ここで、(しきい値設定%)は、上記同様
に、例えばICパッケージ1の良品部が明るさ「0」、
暗く写っている欠陥部分が明るさ「1」となるように予
め決めてある。
【0056】次に判定部14は、ステップ#17におい
て、図4(f) に示すような2値化した画像データの欠陥
部分と分類された画素数を求め、この画素数が予め設定
された値以上であれば、ICパッケージ1を不良品と判
定する。
【0057】このように上記第1の実施の形態において
は、画像データに対してICパッケージ1の周辺部に走
査開始エリアRを設定して走査を行い、ICパッケージ
1の端の位置データ群pを検出し、この位置データ群p
に基づいて画像データに対して検査対象領域Qを設定
し、画像処理を行ってICパッケージ1の良品又は不良
品を判定するので、ICパッケージ1の端からICパッ
ケージ1の寸法と略同等の大きさの検査対象領域Qを設
定でき、ICパッケージ1の端のみにある欠けや未充填
欠陥を見逃すことなく、かつICパッケージ1の端をご
みやバリなどに影響されずに高精度に検査でき、欠けや
未充填欠陥の見逃しを大幅に減少できる。 (2) 次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
なお、図11と同一部分には同一符号を付してその詳し
い説明は省略する。
【0058】図5はICパッケージの外観検査装置の構
成図である。TVカメラ3の画像出力端子には、画像メ
モリ4が接続され、かつこの画像メモリ4に対して画像
データ処理装置20が読み出し自在となっている。
【0059】この画像データ処理装置20は、ICパッ
ケージ1の画像データから所定の暗い部分と明るい部分
とを除いた画像データに基づいて明るさの平均値を求
め、この明るさの平均値に基づいてしきい値を求めて画
像データを2値化し、この2値化後の画像データ上から
孤立点を除去してその画像データに対して予め設定され
た面積判定しきい値を用いてICパッケージ1の良品又
は不良品を判断する機能を有している。
【0060】又、画像データ処理装置20は、良品と判
断されたICパッケージ1の画像データを所定のしきい
値により2値化し、この2値化後の画像データ上から孤
立点を除去し、再びその画像データに対して予め設定さ
れた面積判定しきい値を用いてICパッケージ1の良品
又は不良品を判断する機能を有している。
【0061】具体的に画像データ処理装置20は、平均
値算出部21、2値化部22、孤立点除去部23、判定
部24の各機能を有している。このうち平均値算出部2
1は、TVカメラ3により撮像されて画像メモリ4に格
納されているICパッケージ1の画像データから所定の
暗い部分と明るい部分とを除いた画像データに基づいて
明るさの平均値を求める機能を有している。
【0062】この平均値算出部21は、明るさの平均値
を求める際に、図6に示すように明るさに対する画素数
のヒストグラムを求めるが、このヒストグラムの範囲の
設定方法としては次の手法のいずれかが用いられる。
【0063】第1の手法は、図6(a) に示すようにヒス
トグラムに対して予め設定された固定範囲の明るさ、例
えば明るさ40〜70の範囲の明るさから平均値を求め
る。第2の手法は、同図(b) に示すようにヒストグラム
のピークの明るさすなわち同じ明るさの点の画素数が一
番多い明るさの画素数に対して所定の割合、例えばA%
にあたる画素を持つ明るさの範囲から平均値を求める。
【0064】第3の手法は、同図(c) に示すようにヒス
トグラムのピークの明るさを中心として所定範囲、例え
ば±Bの明るさから平均値を求めるものである。2値化
部22は、平均値算出部21で求められた明るさの平均
値に基づいて上記式(1) に示す (ICパッケージ部分の平均明るさ)×(しきい値設定
%) を演算してしきい値α1 を求め、このしきい値α1 によ
り画像データを2値化する機能を有している。なお、
(しきい値設定%)は、上記同様に例えばICパッケー
ジ1の良品部が明るさ「0」、暗く写っている欠陥部分
が明るさ「1」となるように予め決めてある。
【0065】又、この2値化部22は、後述する判定部
24で良品と判定されICパッケージ1の画像データに
ついて、再び明るさの平均値に基づいて上記式(1) を演
算してしきい値α2 を求め、このしきい値α2 により良
品と判定されICパッケージ1の画像データを2値化す
る機能を有している。ここで、(しきい値設定%)は、
しきい値α1 を求めたときよりも大きい値のものを用い
る。
【0066】孤立点除去部23は、2値化部22による
2値化後の画像データ上から孤立点を除去する機能を有
するもので、具体的には2値化後の画像データに対して
膨脹収縮処理及び収縮膨脹処理を行って画像データ上の
孤立点を除去する機能を有している。
【0067】又、孤立点除去部23は、後述する判定部
24で良品と判定されICパッケージ1の画像データが
再度2値化処理された後の画像データに対しても膨脹収
縮処理及び収縮膨脹処理を行って画像データ上の孤立点
を除去する機能を有している。
【0068】判定部24は、孤立点除去部23で孤立点
の除去された画像データの欠陥部分と分類された画素数
(例えば明るさ「1」の点)を求め、この画素数と予め
設定された面積判定しきい値β1 を用いてICパッケー
ジ1の良品又は不良品を判定する機能を有している。
【0069】又、判定部24は、後述する判定部24で
良品と判定されICパッケージ1の画像データが再度2
値化処理され、孤立点を除去された後の画像データの欠
陥部分と分類された画素数(例えば明るさ「1」の点)
を求め、この画素数と予め設定された面積判定しきい値
β2 を用いてICパッケージ1の良品又は不良品を判定
する機能を有している。なお、面積判定しきい値β2
は、面積判定しきい値β1 のよりも小さい値となってい
る。
【0070】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて図7に示す外観検査フローチャートに従って説明す
る。TVカメラ3は、ICパッケージ1を撮像してその
映像信号を出力する。この映像信号は、ステップ#20
において、ディジタル化されて画像データとして画像メ
モリ4に格納される。
【0071】次に画像データ処理装置20は、ステップ
#21において、ICパッケージ1の各コーナ部分の各
画像データC1 、C2 を用いたマッチング処理を行い、
ICパッケージ1の2箇所以上のコーナの各座標を検出
し、かつ品種等を表示したマーク部分を除き、検査対象
領域Qを設定する。
【0072】次に画像データ処理装置20の平均値算出
部21は、ステップ#22において、画像メモリ4に格
納されているICパッケージ1の画像データから上記第
1、第2又は第3の手法のうちいずれかの手法を用いて
所定の暗い部分と明るい部分とを除いた画像データに基
づいて明るさの平均値を求める。例えば、第1の手法を
用いれば、図6(a) に示すようにヒストグラムに対して
予め設定された固定範囲の明るさ、例えば明るさ40〜
70の範囲の明るさから平均値を求める。
【0073】次に2値化部22は、ステップ#23にお
いて、平均値算出部21で求められた明るさの平均値に
基づいて上記式(1) を演算してしきい値α1 を求め、こ
のしきい値α1 により画像データを2値化する。
【0074】次に孤立点除去部23は、ステップ#24
において、2値化部22による2値化後の画像データに
対して膨脹収縮処理及び収縮膨脹処理を行って画像デー
タ上の孤立点を除去する。
【0075】すなわち、先ず、図8に示すように初めに
明るさ「1」になっている部分の周辺を1画素づつ膨脹
させ、この膨脹処理を設定回数だけ繰り返し実行する。
次に、1画素づつ周辺を収縮し、この収縮処理を設定回
数だけ繰り返し実行する。
【0076】このような膨脹収縮処理により明るさ
「1」例えば汚れ部分に細かい明るさ「0」の点が含ま
れているときに、その明るさ「0」の点を明るさ「1」
に変換できる。
【0077】逆に、明るさ「1」になっている部分の周
辺を1画素づつ収縮させ、この収縮処理を設定回数だけ
繰り返し実行する。次に、1画素づつ周辺を膨脹させ、
この膨脹処理をを設定回数だけ繰り返し実行する。
【0078】このような収縮膨脹処理により良品部分の
明るさ「0」に細かい明るさ「1」の点が含まれている
ときに、その明るさ「1」の点を明るさ「0」に変換で
きる。
【0079】このような膨脹収縮処理及び収縮膨脹処理
を行うことによって、明るさ「1」「0」の領域に関し
ての孤立点が除去される。この孤立点の除去は実験的に
確かめられている。
【0080】次に判定部24は、ステップ#25におい
て、孤立点除去部23で孤立点の除去された画像データ
の欠陥部分と分類された画素数を求め、この画素数と予
め設定された面積判定しきい値β1 とを比較し、画素数
が面積判定しきい値β1 以下であればICパッケージ1
を良品と判定し、画素数が面積判定しきい値β1 以上で
あればICパッケージ1を不良品と判定する。
【0081】次に平均値算出部21は、ステップ#26
において、判定部24で良品と判定されICパッケージ
1の画像データから上記第1、第2又は第3の手法のう
ちいずれかの手法を用いて所定の暗い部分と明るい部分
とを除いた画像データに基づいて明るさの平均値を求め
る。
【0082】次に2値化部22は、ステップ#27にお
いて、良品と判定されICパッケージ1の画像データに
ついて、再度平均値算出部21により求められた明るさ
の平均値に基づいて上記式(1) を演算してしきい値α2
を求め、このしきい値α2 により良品と判定されICパ
ッケージ1の画像データを2値化する。
【0083】次に孤立点除去部23は、ステップ#28
において、良品と判定されICパッケージ1の2値化画
像データに対して上記同様の膨脹収縮処理及び収縮膨脹
処理を行って画像データ上の孤立点を除去する。
【0084】次に判定部24は、ステップ#29におい
て、良品と判定されICパッケージ1の孤立点を除去さ
れた後の画像データの欠陥部分と分類された画素数を求
め、この画素数と予め設定された面積判定しきい値β2
とを比較し、画素数が面積判定しきい値β2 以下であれ
ばICパッケージ1を良品と判定し、画素数が面積判定
しきい値β2 以上であればICパッケージ1を不良品と
判定する。
【0085】このように上記第2の実施の形態において
は、ICパッケージ1の画像データから所定の暗い部分
と明るい部分とを除いた画像データの明るさの平均値に
基づいてしきい値α1 を求めて画像データを2値化し、
この2値化後の画像データ上から孤立点を除去し、この
孤立点の除去された画像データに対して予め設定された
面積判定しきい値β1 を用いてICパッケージ1の良品
又は不良品を判定し、さらに良品と判定されたICパッ
ケージ1の画像データの明るさの平均値に基づいてしき
い値α2 を求めて画像データを2値化し、この2値化後
の画像データ上から孤立点を除去し、この孤立点の除去
された画像データに対して予め設定された面積判定しき
い値β2 を用いてICパッケージ1の良品又は不良品を
判定するので、ICパッケージ1に大きな白汚れ欠陥等
があってもこれに影響されずに2値化のしきい値を設定
できる。
【0086】又、膨脹・収縮処理を行って画像データを
人間の目に見える状態に近付け、かつ各面積判定しきい
値β1 、β2 を用いたICパッケージ1の良品又は不良
品の判定を2段階で行うことにより、白汚れ欠陥等の欠
陥に見逃しを大幅に減少できる。 (3) 次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
なお、図1及び図5と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。
【0087】図10はICパッケージの外観検査装置の
構成図である。この外観検査装置は、上記第1と第2の
実施の形態の各機能を組み合わせたもので、画像データ
処理装置30には、エリア設定部11、位置データ検出
部12、検査対象領域設定部13、平均値算出部21、
2値化部22、孤立点除去部23、判定部24の各機能
が備えられている。
【0088】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。TVカメラ3は、ICパッケージ1を撮
像してその映像信号を出力する。この映像信号は、例え
ば上記図4(a) に示すようなディジタル化されて画像デ
ータとして画像メモリ4に格納される。
【0089】次に画像データ処理装置10は、画像メモ
リ4に格納された画像データに対し、図4(b) に示すよ
うなICパッケージ1の各コーナ部分の各画像データC
1 、C2 を用いたマッチング処理を行い、ICパッケー
ジ1の2箇所以上のコーナの各座標を検出する。
【0090】次に画像データ処理装置10のエリア設定
部11は、ICパッケージ1の各コーナの座標に基づい
て、画像メモリ4に格納されている画像データに対し、
図4(c) に示すようにICパッケージ1の周辺部でかつ
ICパッケージ1よりも内側に走査開始エリアRを設定
する。
【0091】次に画像データ処理装置10は、画像メモ
リ4に格納されている画像データのICパッケージ1の
部分から明るさに対するヒストグラムを求め、このヒス
トグラムから明るさの平均を求める。
【0092】次に位置データ検出部12は、上記図2に
示すように図面上、ICパッケージ1の上辺の走査開始
エリアRの左端sからICパッケージ1の外側に向かっ
て走査し、1画素づつ明るさを検出し、この明るさと先
に求めた明るさの平均とを比較し、その差が予め設定さ
れた範囲内であるかを調べる。
【0093】この比較の結果、1画素の明るさと明るさ
の平均との差が予め設定された範囲内であれば、位置デ
ータ検出部12は、走査方向に向かって1つ外側の1画
素の明るさを検出し、この明るさと明るさの平均とを再
び比較し、その差が予め設定された範囲内であるかを調
べることを繰り返す。
【0094】ところが、1画素の明るさと明るさの平均
との差が予め設定された範囲外であれば、位置データ検
出部12は、ICパッケージ1の端であると判断し、こ
の端の座標を求めて記憶し、図4(d) に示すようにIC
パッケージ1の端の位置データ群pを作成していく。
【0095】次に位置データ検出部12は、走査開始エ
リアR内で、設定画素だけ右側の走査位置に移動し、こ
こで再び走査を行って1画素づつ明るさを検出し、この
明るさと明るさの平均とを比較し、その差が予め設定さ
れた範囲内であるかを調べることを繰り返す。
【0096】このように位置データ検出部12は、IC
パッケージ1の上辺の走査開始エリアRの左端sからI
Cパッケージ1の外側に向かって各走査し、上辺の走査
開始エリアRの右端eまで達すると、これら走査によっ
て検出したICパッケージ1の上辺における各端の位置
データ群pを得る。
【0097】以下同様に、位置データ検出部12は、I
Cパッケージ1の右辺、下辺、左辺についても走査を行
い、ICパッケージ1の右辺、下辺、左辺の各端の位置
データ群pを得る。
【0098】次に検査対象領域設定部13は、位置デー
タ検出部12により求めたICパッケージ1の上辺の位
置データ群pを受け取り、この位置データ群pを用いて
上辺の回帰直線h1 を求め、これをICパッケージ1の
上辺のエッジとする。
【0099】以上と同様の手順で、検査対象領域設定部
13は、位置データ検出部12によりICパッケージ1
の右辺、下辺、左辺の各端の位置データ群pを得る毎
に、右辺の回帰直線h2 、下辺の回帰直線h3 、左辺の
回帰直線h4 を求め、これらをICパッケージ1の右
辺、下辺、左辺の各エッジとする。
【0100】次に検査対象領域設定部13は、ICパッ
ケージ1の上辺の回帰直線h1 、右辺の回帰直線h2
下辺の回帰直線h3 、左辺の回帰直線h4 、及び品種な
どを表示したマークの位置設計データに基づき、図4
(e) に示すようにICパッケージ1の画像データに対し
て検査対象領域Qを設定する。
【0101】次に平均値算出部21は、ICパッケージ
1の画像データの検査対象領域Q内において、例えば上
記図6(a) に示すようにヒストグラムに対して予め設定
された固定範囲の明るさ、例えば明るさ40〜70の範
囲の明るさから平均値を求める。
【0102】次に2値化部22は、平均値算出部21で
求められた明るさの平均値に基づいて上記式(1) を演算
してしきい値α1 を求め、このしきい値α1 により画像
データを2値化する。
【0103】次に孤立点除去部23は、2値化部22に
よる2値化後の画像データに対して上記同様に膨脹収縮
処理及び収縮膨脹処理を行って画像データ上の孤立点を
除去する。すなわち、膨脹収縮処理により明るさ「1」
例えば汚れ部分に細かい明るさ「0」の点が含まれてい
るときに、その明るさ「0」の点を明るさ「1」に変換
できる。
【0104】又、収縮膨脹処理により良品部分の明るさ
「0」に細かい明るさ「1」の点が含まれているとき
に、その明るさ「1」の点を明るさ「0」に変換でき
る。次に判定部24は、孤立点除去部23で孤立点の除
去された画像データの欠陥部分と分類された画素数を求
め、この画素数と予め設定された面積判定しきい値β1
とを比較し、画素数が面積判定しきい値β1 以下であれ
ばICパッケージ1を良品と判定し、画素数が面積判定
しきい値β1 以上であればICパッケージ1を不良品と
判定する。
【0105】次に平均値算出部21は、判定部24で良
品と判定されICパッケージ1の画像データから再び上
記第1、第2又は第3の手法のうちいずれかの手法を用
いて所定の暗い部分と明るい部分とを除いた画像データ
に基づいて明るさの平均値を求める。
【0106】次に2値化部22は、良品と判定されIC
パッケージ1の画像データについて、再度平均値算出部
21により求められた明るさの平均値に基づいて上記式
(1)を演算してしきい値α2 を求め、このしきい値α2
により良品と判定されICパッケージ1の画像データを
2値化する。
【0107】次に孤立点除去部23は、良品と判定され
ICパッケージ1の2値化画像データに対して上記同様
の膨脹収縮処理及び収縮膨脹処理を行って画像データ上
の孤立点を除去する。
【0108】次に判定部24は、良品と判定されICパ
ッケージ1の孤立点を除去された後の画像データの欠陥
部分と分類された画素数を求め、この画素数と予め設定
された面積判定しきい値β2 とを比較し、画素数が面積
判定しきい値β2 以下であればICパッケージ1を良品
と判定し、画素数が面積判定しきい値β2 以上であれば
ICパッケージ1を不良品と判定する。
【0109】このように上記第3の実施の形態において
は、画像データに対してICパッケージ1の周辺部に走
査開始エリアRを設定して走査を行い、ICパッケージ
1の端の位置データ群pを検出し、この位置データ群p
に基づいて画像データに対して検査対象領域Qを設定
し、この検査対象領域Q内で明るさの平均値に基づいて
しきい値α1 を求めて画像データを2値化し、この2値
化後の画像データ上から孤立点を除去して面積判定しき
い値β1 を用いてICパッケージ1の良品又は不良品を
判定し、さらに良品と判定されたICパッケージ1の画
像データを2値化し、この2値化後の画像データ上から
孤立点を除去して面積判定しきい値β2 を用いてICパ
ッケージ1の良品又は不良品を判定するので、ICパッ
ケージ1の端からICパッケージ1の寸法と略同等の大
きさの検査対象領域Qを設定でき、ICパッケージ1の
端のみにある欠けや未充填欠陥を見逃すことなく、かつ
ICパッケージ1の端をごみやバリなどに影響されずに
高精度に検査でき、欠けや未充填欠陥の見逃しを大幅に
減少できる。
【0110】又、ICパッケージ1に大きな白汚れ欠陥
等があってもこれに影響されずに2値化のしきい値を設
定できる。又、膨脹・収縮処理を行って画像データを人
間の目に見える状態に近付け、かつ各面積判定しきい値
β1 、β2 を用いたICパッケージ1の良品又は不良品
の判定を2段階で行うことにより、白汚れ欠陥等の欠陥
に見逃しを大幅に減少できる。なお、本発明は、上記第
1及び第2の実施の形態に限定されるものでなく種々変
形してよい。
【0111】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ご
みやバリなどに影響されずに正確に被検査体の部分を検
出して外観検査ができる外観検査方法及びその装置を提
供できる。
【0112】又、本発明によれば、汚れなどに影響され
ずに被検査体の外観検査を人間の判定に近くすることが
できる外観検査方法及びその装置を提供できる。又、本
発明によれば、ごみやバリなどに影響されずに正確に被
検査体の部分を検出し、かつ汚れなどに影響されずに被
検査体の外観検査を人間の判定に近くすることができる
外観検査方法及びその装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるICパッケージの外観検査装置
の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】同装置のICパッケージの端の位置データ群の
検出作用を示す模式図。
【図3】同装置の外観検査フローチャート。
【図4】同装置におけるICパッケージの外観検査を示
す画像データの模式図。
【図5】本発明に係わるICパッケージの外観検査装置
の第2の実施の形態を示す構成図。
【図6】明るさに対する画素数のヒストグラムから明る
さの平均値を求める手法を示す図。
【図7】同装置の外観検査フローチャート。
【図8】孤立点除去のための画像データに対する膨脹収
縮処理を示す図。
【図9】孤立点除去のための画像データに対する収縮膨
脹処理を示す図。
【図10】本発明に係わるICパッケージの外観検査装
置の第3の実施の形態を示す構成図。
【図11】従来のICパッケージの外観検査装置の一般
的な構成図。
【図12】同装置の外観検査フローチャート。
【図13】ICパッケージの外観検査を示す画像データ
の模式図。
【図14】検査対象領域をICパッケージよりも内側に
設定したときの欠陥の不検出を示す図。
【図15】明るさのヒストグラムに対する2値化しきい
値の変化を示す図。
【図16】ICパッケージの良品又は不良品の誤判定の
例を示す図。
【符号の説明】
1…ICパッケージ、 2…照明装置、 3…TVカメラ、 4…画像メモリ、 10,20,30…画像データ処理装置、 11…エリア設定部、 12…位置データ検出部、 13…検査対象領域設定部、 14…判定部、 21…平均値算出部、 22…2値化部、 23…孤立点除去部、 24…判定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 13/08 H05K 13/08 D

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体の画像を取り込んで前記被検査
    体の外観検査を行う外観検査方法において、 前記被検査体の画像データに対して前記被検査体の周辺
    部に走査開始エリアを設定する第1の工程と、 この第1の工程で設定された前記走査開始エリア内を走
    査して前記被検査体の端の位置データ群を検出する第2
    の工程と、 この第2の工程で検出された前記被検査体の端の位置デ
    ータ群に基づいて前記画像データに対して検査対象領域
    を設定する第3の工程と、 この第3の工程で設定された検査対象領域内の前記画像
    データを画像処理して前記被検査体の良品又は不良品を
    判断する第4の工程と、を有することを特徴とする外観
    検査方法。
  2. 【請求項2】 被検査体の画像を取り込んで前記被検査
    体の外観検査を行う外観検査方法において、 前記被検査体の画像データから所定の暗い部分と明るい
    部分とを除いた画像データに基づいて明るさの平均値を
    求める第1の工程と、 この第1の工程により求められた明るさの平均値に基づ
    いてしきい値を求め、このしきい値により前記画像デー
    タを2値化する第2の工程と、 この第2の工程による2値化後の画像データ上から孤立
    点を除去する第3の工程と、 この第3の工程で前記孤立点の除去された画像データに
    対して予め設定された面積判定しきい値を用いて前記被
    検査体の良品又は不良品を判断する第4の工程と、を有
    することを特徴とする外観検査方法。
  3. 【請求項3】 被検査体の画像を取り込んで前記被検査
    体の外観検査を行う外観検査方法において、 前記被検査体の画像データに対して前記被検査体の周辺
    部に走査開始エリアを設定する第1の工程と、 この第1の工程で設定された前記走査開始エリア内を走
    査して前記被検査体の端の位置データ群を検出する第2
    の工程と、 この第2の工程で検出された前記被検査体の端の位置デ
    ータ群に基づいて前記画像データに対して検査対象領域
    を設定する第3の工程と、 この第3の工程で設定された前記検査対象領域内の前記
    画像データから所定の暗い部分と明るい部分とを除いた
    画像データに基づいて明るさの平均値を求める第4の工
    程と、 この第4の工程により求められた明るさの平均値に基づ
    いてしきい値を求め、このしきい値により前記画像デー
    タを2値化する第5の工程と、 この第5の工程による2値化後の画像データ上から孤立
    点を除去する第6の工程と、 この第6の工程で前記孤立点の除去された画像データに
    対して予め設定された面積判定しきい値を用いて前記被
    検査体の良品又は不良品を判断する第7の工程と、を有
    することを特徴とする外観検査方法。
  4. 【請求項4】 前記走査開始エリア内において前記被検
    査体の端に向かって複数箇所で走査を行い、これら走査
    された明るさに基づいて前記被検査体の端の位置データ
    群を検出し、かつこの位置データ群を用いて前記被検査
    体の各辺に対する各回帰直線を求め、これら回帰直線か
    ら前記検査対象領域を設定することを特徴とする請求項
    1又は3記載の外観検査方法。
  5. 【請求項5】 良品と判断された前記被検査体の画像デ
    ータを所定のしきい値により2値化する第1の工程と、 この第1の工程による2値化後の画像データ上から孤立
    点を除去する第2の工程と、 この第2の工程で前記孤立点の除去された画像データに
    対して予め設定された面積判定しきい値を用いて前記被
    検査体の良品又は不良品を判断する第3の工程と、を付
    加したことを特徴とする請求項2又は3記載の外観検査
    方法。
  6. 【請求項6】 被検査体を撮像する撮像手段と、 この撮像手段により得られる前記被検査体の画像データ
    に対して前記被検査体の周辺部に走査開始エリアを設定
    するエリア設定手段と、 このエリア設定手段で設定された前記走査開始エリア内
    を走査して前記被検査体の端の位置データ群を検出する
    位置データ検出手段と、 この位置データ検出手段で検出された前記被検査体の端
    の位置データ群に基づいて前記画像データに対して検査
    対象領域を設定する検査対象領域設定手段と、 この検査対象領域設定手段で設定された前記検査対象領
    域内の前記画像データを画像処理して前記被検査体の良
    品又は不良品を判断する判定手段と、を具備したことを
    特徴とする外観検査装置。
  7. 【請求項7】 被検査体を撮像する撮像手段と、 この撮像手段により得られる前記被検査体の画像データ
    から所定の暗い部分と明るい部分とを除いた前記被検査
    体の画像データに基づいて明るさの平均値を求める平均
    値算出手段と、 この平均値算出手段で求められた明るさの平均値に基づ
    いてしきい値を求め、このしきい値により前記画像デー
    タを2値化する2値化手段と、 この2値化手段による2値化後の画像データ上から孤立
    点を除去する孤立点除去手段と、 この孤立点除去手段で前記孤立点の除去された画像デー
    タに対して予め設定された面積判定しきい値を用いて前
    記被検査体の良品又は不良品を判断する判定手段と、を
    具備したことを特徴とする外観検査装置。
  8. 【請求項8】 被検査体を撮像する撮像手段と、 この撮像手段により得られる前記被検査体の画像データ
    に対して前記被検査体の周辺部に走査開始エリアを設定
    するエリア設定手段と、 このエリア設定手段で設定された前記走査開始エリア内
    を走査して前記被検査体の端の位置データ群を検出する
    位置データ検出手段と、 この位置データ検出手段で検出された前記被検査体の端
    の位置データ群に基づいて前記画像データに対して検査
    対象領域を設定する検査対象領域設定手段と、 この検査対象領域設定手段で設定された前記検査対象領
    域内の画像データから所定の暗い部分と明るい部分とを
    除いた画像データに基づいて明るさの平均値を求める平
    均値算出手段と、 この平均値算出手段で求められた明るさの平均値に基づ
    いてしきい値を求め、このしきい値により前記画像デー
    タを2値化する2値化手段と、 この2値化手段による2値化後の画像データ上から孤立
    点を除去する孤立点除去手段と、 この孤立点除去手段で前記孤立点の除去された画像デー
    タに対して予め設定された面積判定しきい値を用いて前
    記被検査体の良品又は不良品を判断する判定手段と、を
    具備したことを特徴とする外観検査装置。
  9. 【請求項9】 前記位置データ検出手段は、前記走査開
    始エリア内において前記被検査体の端に向かって複数箇
    所で走査を行い、これら走査された明るさに基づいて前
    記被検査体の端の位置データ群を検出する機能を有し、
    かつ前記検査対象領域設定手段は、前記位置データ群を
    用いて前記被検査体の各辺に対する各回帰直線を求め、
    これら回帰直線から前記検査対象領域を設定する機能を
    有することを特徴とする請求項6又は8記載の外観検査
    装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段で良品と判断された前記
    被検査体の画像データを所定のしきい値により2値化す
    る2値化手段と、 この2値化手段による2値化後の画像データ上から孤立
    点を除去する孤立点除去手段と、 この孤立点除去手段で前記孤立点の除去された画像デー
    タに対して予め設定された面積判定しきい値を用いて前
    記被検査体の良品又は不良品を判断する判定手段と、を
    付加したことを特徴とする請求項7又は8記載の外観検
    査装置。
  11. 【請求項11】 前記平均値算出手段は、前記画像デー
    タの明るさに対する画素数のヒストグラムに対して予め
    設定された固定範囲の明るさから平均値を求める、又は
    前記ヒストグラムのピークの明るさの画素数に対して所
    定の割合の画素を持つ明るさの範囲から平均値を求め
    る、又は前記ヒストグラムのピークの明るさを中心とし
    て所定範囲の明るさから平均値を求める機能を有するこ
    とを特徴とする請求項7又は8記載の外観検査装置。
  12. 【請求項12】 前記孤立点除去手段は、2値化後の前
    記画像データに対して膨脹収縮処理及び収縮膨脹処理を
    行って前記画像データ上の前記孤立点を除去する機能を
    有することを特徴とする請求項7又は8記載の外観検査
    装置。
JP9162664A 1997-06-19 1997-06-19 外観検査方法及びその装置 Pending JPH1114317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9162664A JPH1114317A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 外観検査方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9162664A JPH1114317A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 外観検査方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1114317A true JPH1114317A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15758941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9162664A Pending JPH1114317A (ja) 1997-06-19 1997-06-19 外観検査方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1114317A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003097926A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Nec Corp Ic外観検査方法
US6741734B2 (en) 2000-04-06 2004-05-25 Nec Corporation Appearance inspection method and appearance inspection apparatus having high inspection processing speed
KR101126759B1 (ko) * 2005-10-26 2012-03-29 삼성테크윈 주식회사 칩 마운터의 부품 정보 티칭방법
JP2012122964A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Tokyu Car Corp 表面欠陥検知方法
CN109754406A (zh) * 2019-03-15 2019-05-14 苏州杰锐思自动化设备有限公司 基于二维轮廓仪的锂电池极片毛刺检测装置及方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6741734B2 (en) 2000-04-06 2004-05-25 Nec Corporation Appearance inspection method and appearance inspection apparatus having high inspection processing speed
JP2003097926A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Nec Corp Ic外観検査方法
KR101126759B1 (ko) * 2005-10-26 2012-03-29 삼성테크윈 주식회사 칩 마운터의 부품 정보 티칭방법
JP2012122964A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Tokyu Car Corp 表面欠陥検知方法
CN109754406A (zh) * 2019-03-15 2019-05-14 苏州杰锐思自动化设备有限公司 基于二维轮廓仪的锂电池极片毛刺检测装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000163579A (ja) 外観検査方法およびその装置
JP4669940B2 (ja) パターン欠陥検出方法および装置
JPH1114317A (ja) 外観検査方法及びその装置
JPH04147045A (ja) 表面検査装置
JPH02242382A (ja) 欠陥検査方法
JP2831273B2 (ja) 外観検査方法
JP3753234B2 (ja) 欠陥検出方法
JP2006035505A (ja) 印刷物の検査方法及び装置
JPH09161056A (ja) 円形容器内面検査方法
JP2686053B2 (ja) 外観検査による欠陥検査方法
JP2710685B2 (ja) 外観検査による欠陥検出方法
JPH0413953A (ja) 電子部品用成形品の不良検査前処理装置
JPH0797410B2 (ja) 画像処理方法
JP3665587B2 (ja) 半導体素子の検査方法並びに半導体素子の検査プログラムおよびその半導体素子の検査プログラムが記録された記録媒体
JP3919207B2 (ja) 外観検査装置
JP3339128B2 (ja) 欠陥検査方法及びその実施に使用する装置
JP2000258353A (ja) 欠陥検査方法及びその装置
JP3056155B2 (ja) リード間異物検査法
JPH0772909B2 (ja) 外観検査による溶接状態判定方法
JP2001183119A (ja) パターン検査装置
JPH05335390A (ja) ボンディングワイヤ検査装置
JPH0619252B2 (ja) 印刷配線基板のはんだ付検査装置
JPH0878489A (ja) 外観検査装置
JPS6177707A (ja) 半導体集積回路装置の方向判別装置
JPH0690144B2 (ja) 画像処理方法