JPH07109859B2 - Mos型半導体集積回路装置 - Google Patents

Mos型半導体集積回路装置

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JPH07109859B2
JPH07109859B2 JP63220762A JP22076288A JPH07109859B2 JP H07109859 B2 JPH07109859 B2 JP H07109859B2 JP 63220762 A JP63220762 A JP 63220762A JP 22076288 A JP22076288 A JP 22076288A JP H07109859 B2 JPH07109859 B2 JP H07109859B2
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、MOS型FETを有する半導体集積回路装置に関
し、特に、直列接続されたMOSFETを具備する半導体集積
回路装置に関する。
[従来の技術] CMOS−NAND回路やNMOS−NAND回路においては、ゲート電
極を入力端子とする複数のNMOSFETの直列接続回路が用
いられている。そして、この場合、全てのNMOSFETは、
それぞれが同一の機能を果していることから同一の寸法
に形成するのが普通である。このことは、異なる機能の
FETを直列に接続する場合と対照的である。即ち、例え
ばNMOSインバータにおいては、一方が負荷抵抗であり他
方がドライバであることから、それぞれの寸法を異なら
しめて、回路の出力がローレベルであるときに、十分に
低いレベルの出力を次段に供給できるようにしている。
しかしながら、NAND回路における直列接続されたFETの
ように、そのソース・ドレインの接続点が、他の回路へ
の入力を取り出す出力点として用いられない場合には、
それぞれのMOSFETは、そのゲート電極の幅と長さとが同
じ値になるように設定されている。
第3図(a)には、このような従来技術の2入力CMOSNA
ND回路の例が示されている。同図は従来技術の平面図で
あり、第3図(b)は、その等価回路図である。第3図
(a)において、1、2、3は、それぞれ、ソース領
域、ソース・ドレイン複合領域、ドレイン領域を構成す
るN+拡散層、4、5、6は、それぞれ、ソース領域、ド
レイン領域、ソース領域を構成するP+拡散層、7、8
は、ポリシリコンで形成されたゲート電極であって、こ
れら各領域とゲート電極とによって、第1のNMOSFET
(ドレイン領域寄りのFET)TN1、第2のNMOSFET(ソー
ス領域寄りのFET)TN2および2つのPMOSFETが形成され
ている。また、同図において、×印は拡散領域またはポ
リシリコンと配線とのコンタクトを表しており、この回
路は、第3図(b)に示すように2入力NAND回路を構成
している。そして、この例のようなソース・ドレイン複
合領域から出力を取り出さない回路においては、第3図
(a)に示されるように、TN1とTN2とのゲート電極は同
一の寸法に形成される(例えば、L1=L2=1.0μm)。
また、ゲート電極の幅L3は、この例では10μmである。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した従来のNMOSFETの直列接続回路では、ホットキ
ャリアによるストレスに起因してドレイン電極寄りのFE
Tの方が劣化が速いという問題が生じる。そこで、次
に、2入力NAND回路を例にとり、このホットキャリアに
よるストレスについて説明する。
第3図(a)に図示された回路の入力ゲートIN1、IN2
に、第4図に図示された入力波形、即ち、振幅が5Vで、
ライズタイムおよびフォールタイムが2nsであるパルス
を印加するものとし、そのときのTN1とおTN2の動作軌跡
を第5図に示す。第5図において、上方にある3本の曲
線α、β、γは、TN1またはTN2にDC電圧を印加して発生
する基板電流の等電流線である。
ホットキャリアによるストレスは、曲線αにFETの動作
点が近づくほど大きい。
第5図でI、IIは、ドレイン電極側MOSFETTN1のIN1をハ
イレベル(オン状態)にしておき、IN2に後から入力を
加えてTN2をオンさせた場合の動作軌跡であって、I
は、TN1の、IIはTN2の動作軌跡である。また、III、IV
は、IN1とIN2に入力信号を同時に印加(同時にオン・オ
フ)した場合であり、IIIは、TN1の、そしてIVは、TN2
の動作軌跡である。V、VIは、TN2のIN2をハイレベルに
しておき、TN1のIN1に後から力を加えてTN1をオンさせ
た場合のTN1とTN2との軌跡を示す。
また、I、II、III、IV、V、VIは、入力信号のライズ
時の軌跡であり、ダッシュを付けた所は、フォール時の
軌跡である。但し、VI′は、値が極めて小さいので図示
されていない。
この図で示した如く、直列接続したFETは、その動作モ
ードとその接続順により発生基板電流が異なるが、この
基板電流の大小関係を不等号で表すと、次のような関係
になる。
V>III>II>I>IV>VI そして、ホットキャリアによるストレスは、基板電流に
よって見積もることができるから、ホットキャリアによ
るストレスも上記不等式の順に大きいことになる。
而して、基板電流の大きさは、また、ゲート長に対して
依存性を有する。その情況を第6図に示す。この図は、
ゲート長の変化に対する基板電流の変化を、TN1、TN2の
両FETを同時にオンさせた場合のTN1の最大基板電流を用
いて表したものである。この図から明らかなように、ゲ
ート長を長くすることによって、発生基板電流を減少さ
せることができる。
[問題点を解決するための手段] 本発明のMOS型半導体集積回路は、それぞれ論理入力信
号が入力される複数のゲート電極を挟んで形成されたN
導電型のソース領域、他の回路に接続されていないソー
ス・ドレイン複合領域およびこの回路の出力部となるN
導電型ドレイン領域とを具備する半導体集積回路におい
て、前記ドレイン領域に隣接したゲート電極のゲート長
を前記ソース領域に隣接したゲート電極のゲート長より
長くしたものである。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の2入力CMOSNAND回路に関する実施例
であって、第3図(a)に図示した従来例の部分と同一
の部分には同一の番号が付されている。また、この実施
例の等価回路図は第3図(b)に記載したものと変わる
ところはないので、改めて記載することはしない。そし
て、第1図に示す実施例は、N+拡散層1〜3およびP+
散層4〜6を備え、これら拡散層に挟まれて、ポリシリ
コンからなるゲート電極7、8が形成されている点は、
従来例と変わるところはないが、このゲート電極7、8
の形状は、従来例のものとは異なっている。即ち、本実
施例のものにおいてはドレイン領域となるN+拡散層3に
隣接した部分のゲート電極のゲート長L1がL1=1.5μm
であるのに対し、ソース領域となるN+拡散層1に隣接し
た部分のゲート電極のゲート長L2は、L2=1.0μmとな
されている。このようにすることによって、ドレイン領
域寄りのFET、TN1のホットキャリアによるストレスを緩
和することができる。なお、2つのFET、TN1とTN2との
ゲート幅L3は、L3=10μmと同一の値に設定されてい
る。しかし、場合によってはTN1側のゲート幅の方を大
きくしてもよい。
次に、第2図(a)、(b)を参照して本発明の他の実
施例を説明する。第2図(a)は、CMOSインバータの例
であって、第2図(b)は、その等価回路図である。こ
の回路では、2つのNMOSFETは入力に対して並列に接続
されているが、出力に対しては直列に接続されており、
これらのFETのゲート長L1、L2はそれぞれ1.5μm、1.0
μmとされている。この場合には、2つのNMOSFETは常
に同時にオンするので、第5図のIII、IVの軌跡を描
き、TN1のストレスが大きくなる動作モードであるが、T
N1側のゲート長を長くすることにより、このFETのスト
レスを抑制することができる。
以上の実施例はCMOS回路に関するものであったが、本発
明は、これに限定されることなく、NMOS集積回路にも適
用することができる。また、以上の実施例では、ドレイ
ン寄りのFETのゲート長をソース寄りのFETのそれより50
%長くしていたが、この数値も限定的なものではなく、
例えば、20%程度長くするものであってもよい。
また直列接続されるNMOSFETは、2個に限定されること
なく、3個以上であってもよい。
この場合、ドレイン電極寄りのFETが最も強くホットキ
ャリアによるストレスを受けるので、このFETのゲート
電極のみを長くしてもよいが、ソース領域寄りのFETを
除いて他のFETのゲート電極のゲート長を全て長く形成
すれば、他のFETのストレスも緩和することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、直列に接続されたNMOS
FETのゲート電極のうち、ドレイン領域寄りのものをソ
ース領域寄りのものより長くすることにより、プロセス
やチップサイズを変更することなく、ホットキャリアに
よる劣化を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す平面図、第2図
(a)は、本発明の他の実施例の平面図、第2図(b)
は、その等価回路図、第3図(a)、(b)は、従来例
の平面図とその等価回路図、第4図は、入力波形図、第
5図は、NMOSFETの動作軌跡図、第6図は、ゲート長と
基板電流の関係を示す図である。 1〜3……N+拡散層、4〜6……P+拡散層、7〜9……
ゲート電極、TN1……第1のNMOSFET(ドレイン領域寄り
のFET)、TN2……第2のNMOSFET(ソース領域寄りのFE
T)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N導電型のドレイン領域と、少なくとも1
    個のN導電型のソース・ドレイン複合領域と、N導電型
    のソース領域と、前記ドレイン領域、ソース・ドレイン
    複合領域およびソース領域のそれぞれの間に形成された
    それぞれ論理入力信号が入力されるゲート電極とを具備
    し、前記ドレイン領域から出力をとり出すMOS型半導体
    集積回路装置において、前記ドレイン領域に隣接したゲ
    ート電極のゲート長が前記ソース領域に隣接したゲート
    電極のゲート長より長いことを特徴とするMOS型半導体
    集積回路装置。
  2. 【請求項2】前記ドレイン領域に隣接したゲート電極の
    電位と前記ソース領域に隣接したゲート電極の電位との
    関係が、同電位であるかまたは前記ソース領域に隣接し
    たゲート電極の電位がしきい値以上の電位にある状態で
    前記ドレイン領域に隣接したゲート電極の電位が接地線
    レベルから上昇しうる回路構成であることを特徴とする
    請求項1記載のMOS型半導体集積回路装置。
JP63220762A 1988-09-03 1988-09-03 Mos型半導体集積回路装置 Expired - Fee Related JPH07109859B2 (ja)

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