JPH07108665B2 - 動力舵取装置の制御方法 - Google Patents

動力舵取装置の制御方法

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JPH07108665B2
JPH07108665B2 JP63285858A JP28585888A JPH07108665B2 JP H07108665 B2 JPH07108665 B2 JP H07108665B2 JP 63285858 A JP63285858 A JP 63285858A JP 28585888 A JP28585888 A JP 28585888A JP H07108665 B2 JPH07108665 B2 JP H07108665B2
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JP
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rpm
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steering force
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浩一 石坂
幸久 古杉
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自動車機器株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は動力舵取装置の制御方法に関し、特に測定車速
が零のときのハンドル操作に際しての操舵力の制御に関
するものである。
〔従来の技術〕
第2図(a)はエンジン回転数対時間の関係を示すタイ
ムチャートである。エンジン始動後、暖機運転のため、
回転数は時刻t1の1200rpmから時刻t2の2400rpmと上が
り、暖機が十分となったところで時刻t3の2400rpmから
時刻t4の1200rpmと下がる。そして、走行を開始した時
刻t6以後においては車速に応じてエンジン回転数は変化
する。第2図(a)では、時刻t6で1500rpmに達した
後、2400rpm近くまで上昇し、時刻t7,t8においてまた下
降した後、時刻t9以後、時刻t10,t11というように上昇
する。一般には、時刻t10で示すように、回転数1500rpm
を越えたエンジン回転数となる。暖機運転の回転数の上
昇は寒い時ほど大きい。
従来の動力舵取装置の制御方法においては、測定車速が
零を越えている場合(0km/h<測定車速)には車速に応
じた操舵力の制御(車速感応制御)がなされるが、測定
車速が0km/hである場合、第2図(b),(c)に示す
ように、エンジン回転数に応じた操舵力の制御(エンジ
ン回転感応制御)がなされる。すなわち、エンジン回転
数によりソレノイド電流が制御され、エンジン回転数が
低くなるとソレノイド電流は大きく、エンジン回転数が
高くなるとソレノイド電流は小さくなる。ソレノイド電
流が大きくなると、操舵力は小さくなり、ハンドルは軽
くなる。
第2図(b),(c)にソレノイド電流の例を示す。第
2図(b)の場合は、エンジン回転数が2400rpm以上の
時、エンジン回転数に応じてソレノイド電流を制御する
ようにしたものである。この場合、中速ではハンドルは
重くならないが、高速になるとハンドルが重くなる。第
2図(c)の場合は、エンジン回転数が1200rpm以上の
時、エンジン回転数に応じてソレノイド電流を制御する
ようにしたものである。この場合、アイドルアップ時
(時刻t2〜t3)、ハンドルが重くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来の動力舵取装置の制御方法において
は、走行前の暖機運転においてエンジン回転数が増加す
るため、ハンドルが重くなるという不具合があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、走行前の暖機運転において、エンジ
ン回転数が増加してもハンドルが重くならない動力舵取
装置の制御方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するため、本発明は、測定車速が
零である場合、エンジン始動後、エンジン回転数が第1
の所定値以上となった後に、この第1の所定値よりも低
い第2の所定値以下になり、この第2の所定値よりも高
く第1の所定値よりも低い第3の所定値になるまでの間
はエンジン回転数に応じた操舵力の制御は行わず、エン
ジン始動後、エンジン回転数が第1の所定値以上となっ
た後に、第2の所定値以下になり、第3の所定値になっ
た時点より、第3の所定値以上の回転数領域においての
み、エンジン回転数に応じてエンジン回転数が高くなる
につれ大きくなるように操舵力を制御するようにしたも
のである。
〔作用〕
したがってこの発明によれば、測定車速が零である場
合、エンジン始動後、エンジン回転数が第1の所定値
(例えば、2400rpm)以上となった後に、第2の所定値
(例えば、1200rpm)以下になり、第3の所定値(例え
ば、1500rpm)になるまでの間は、エンジン回転数に応
じた操舵力の制御は行われない。
〔実施例〕
第1図は、本発明による動力舵取装置の制御方法の一実
施例を説明するためのフローチャートである。まず、フ
ラグFSPEED,F2400,F1200およびカウンタを零に初期設定
する(ステップ1)。次に、車速を測定し(ステップ
2)、測定車速が0km/hか否かを判断する(ステップ
3)。測定車速が0km/hの場合はステップ4へ移行す
る。
ステップ4においてフラグFSPEEDが「1」か「0」を判
断する。今、フラグFSPEEDは「0」であるので、エンジ
ン回転数Nを測定する(ステップ5)。これは、車速に
よる操舵力制御を行わず、エンジン回転数Nによる操舵
力制御を行うことを意味する。次に、N≧2400rpmであ
るか否かを判断する(ステップ6)。
走行前の暖機運転において、最初はエンジン回転数Nは
低いので、ステップ7へ移行し、このステップ7でN≦
1200rpmか否かを判断する。最初はN≦1200rpmであるの
でステップ8へ移行する。ステップ8でフラグF2400が
「1」か「0」かを判断するが、今、フラグF2400は
「0」であるので、ステップ10へ移行し、ステップ2へ
戻る。
Nが2400rpm>N>1200rpmである間は、ステップ2〜7,
10を繰り返す。
次に、N≧2400rpmとなると、すなわちNが第1の所定
値以上となると(第2図(a)参照)、ステップ13へ移
行してフラグF2400を「1」とし、ステップ10へ移行す
る。F2400は「1」だからステップ11へ移行し、フラグF
1200は「0」であるので、ステップ2に戻る。そして、
測定車速は依然として0km/hなので、ステップ6に再度
到達する。N≧2400rpmの間、ステップ2〜6,13,10,11
を繰り返す。
次に、N<2400rpmとなると、ステップ6からステップ
7を介してステップ10へ移行し、ステップ11を経てステ
ップ2へ戻る。1200rpm<N<2400rpmの間、ステップ2
〜7,10,11を繰り返す。
次に、N≦1200rpmとなると、すなわちNが第2の所定
値以下となると(第2図(a)参照)、ステップ7から
ステップ8を介してステップ9へ移行し、フラグF1200
を「1」にセットする。これにより、ステップ10,11を
介してステップ12へ移行する。ステップ12では、エンジ
ン回転数Nに応じて、N>1500rpmならばカウンタをイ
ンクリメント、N≦1500rpmならばカウンタをデクリメ
ントする。そして、このカウンタでのカウント値に応じ
て、そのカウント値が大きくなるにつれソレノイド電流
を小さくするように、すなわちそのカウント値が大きく
なるにつれ操舵力を大きくするように、操舵力を制御す
る。
今、N≦1200rpmで、N≦1500rpmであるので、カウンタ
はデクリメントされるが、初期設定が「0」であるの
で、「0」が維持される。この状態は、Nが1500rpm
(第3の所定値)となるまで、すなわち第2図(a)で
言えばt6点に達するまで維持される。従って、走行前の
暖機運転において、エンジン回転数に応じた操舵力の制
御は行われず、エンジン回転数が増加してもハンドルは
重くならない。
N>1500rpmとなると、カウンタはインクリメントされ
始め、そのカウンタでのカウント値に応じて操舵力が制
御され始める。従って、Nが大きいほど操舵力は大き
く、ハンドルは重くなる。再度N≦1500rpmとなると、
カウンタは「0」までデクリメントされるので、操舵力
は最小値となる。
本実施例におけるソレノイド電流を第2図(d)に示
す。ソレノイド電流は、測定車速を0km/hとした場合、
時刻t6以後においてエンジン回転数に応じて制御され、
時刻t6以前においては最大値に保たれる。従って、アイ
ドルアップ時にはソレノイド電流は最大となり、操舵力
が最小となって、ハンドルは最も軽くなる。この場合の
エンジン回転数とソレノイド電流との関係を第3図
(a)に示し、ソレノイド電流と操舵力との関係を第3
図(b)に示す。
以上は、測定車速が0km/hである場合の説明であるが、
測定車速が0km/hを越えると(0km/h<測定車速)、ステ
ップ3からステップ14,15へ移行するので、操舵力は車
速により制御されるようになる。測定車速が0km/hを越
えると、ステップ14でFSPEEDを「1」にセットするの
で、以後車速が0km/hとなっても、ステップ4を介する
ステップ15により、車速に応じた操舵力の制御を続け
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、測定車速が零であ
る場合、エンジン始動後、エンジン回転数が第1の所定
値(例えば、2400rpm)以上となった後に、第2の所定
値(例えば、1200rpm)以下になり、第3の所定値(例
えば、1500rpm)になるまでの間は、エンジン回転数に
応じた操舵力の制御は行われず、走行前の暖機運転にお
いて、エンジン回転数に応じた操舵力の制御が行われな
いようにして、エンジン回転数が増加してもハンドルが
重くならないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による動力舵取装置の制御方法の一実施
例を説明するためのフローチャート、第2図(a)はエ
ンジン回転数対時間の特性を示すタイムチャート、第2
図(b),(c)は従来方法におけるソレノイド電流を
示すタイムチャート、第2図(d)は本発明の一実施例
におけるソレノイド電流を示すタイムチャート、第3図
はエンジン回転感応時のエンジン回転数とソレノイド電
流との関係およびソレノイド電流と操舵力との関係を示
す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定車速が零である場合、 エンジン始動後、エンジン回転数が第1の所定値以上と
    なった後に、この第1の所定値よりも低い第2の所定値
    以下になり、この第2の所定値よりも高く前記第1の所
    定値よりも低い第3の所定値になるまでの間はエンジン
    回転数に応じた操舵力の制御は行わず、 エンジン始動後、エンジン回転数が前記第1の所定値以
    上となった後に、前記第2の所定値以下になり、前記第
    3の所定値になった時点より、前記第3の所定値以上の
    回転数領域においてのみ、エンジン回転数に応じてエン
    ジン回転数が高くなるにつれ大きくなるように操舵力を
    制御する ようにしたことを特徴とする動力舵取装置の制御方法。
JP63285858A 1988-11-14 1988-11-14 動力舵取装置の制御方法 Expired - Fee Related JPH07108665B2 (ja)

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US07/432,783 US5064014A (en) 1988-11-14 1989-11-06 Method of controlling power steering system

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JPH02147475A JPH02147475A (ja) 1990-06-06
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6032755A (en) * 1996-01-30 2000-03-07 Trw Inc. Method and apparatus for compensating torque steer

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JPH02147475A (ja) 1990-06-06
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