JP2994444B2 - オールタネータの制御装置 - Google Patents

オールタネータの制御装置

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JP2994444B2 JP2259211A JP25921190A JP2994444B2 JP 2994444 B2 JP2994444 B2 JP 2994444B2 JP 2259211 A JP2259211 A JP 2259211A JP 25921190 A JP25921190 A JP 25921190A JP 2994444 B2 JP2994444 B2 JP 2994444B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オールタネータの制御装置に係わり、特に
電気負荷が作動した場合のオールタネータの制御装置に
関する。
(従来の技術) 自動車には、充電装置としてオールタネータが搭載さ
れている。このオールタネータは、自動車に搭載された
エアコンなどの電気負荷が高負荷となった場合、発電能
力を確保する必要があるため、その出力電圧を高くする
必要がある。
(発明が解決しようとする課題) この場合、オールタネータの出力電圧を電気負荷と同
期させて高くすると、オールタネータの負荷が、電気負
荷とオールタネータ自身の出力電流変化分の合計分だけ
大きく変化し、そのためエンジン回転数が低下し、エン
スト、ベルト鳴き等の問題が生じていた。
上記の問題点を解決するための一手段が特開昭59−83
600号公報に記載されている。この公報には、大きな電
気負荷がスイッチオンされた時、オールタネータの出力
電圧を目標値とするために界磁電流を徐々に高めるよう
にした電圧レギュレーション装置が記載されている。
しかしながら、従来調整電圧を高く設定しながら電気
負荷増大時のエンストを防止する技術は、従来存在しな
かった。
そこで本発明は、電気負荷が増大した時エンストなど
が生じることを防止し運転性を向上させたオールタネー
タの制御装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明のオールタネータ
の制御装置は、電気負荷の作動に応じてオールタネータ
の出力電圧の大きさを変更する出力電圧可変手段と、電
気負荷の作動を検出する負荷作動検出手段と、負荷の作
動を検出後所定時間経過後にオールタネータの出力電圧
を増大させるように出力電圧可変手段を制御する遅延手
段と、を有し、所定時間は、エンジン回転数が高いほど
短く設定されていることを特徴としている。
(作用) 上記のように構成した本発明においては、電気負荷が
作動し負荷が増大した時、所定時間経過後にオールタネ
ータの出力電圧を増大させるようにしたので、負荷増大
時、オールタネータの出力電圧は変化しない。そのた
め、負荷増大時、エンジン回転数の低下を少なくするこ
とができ、アイドル運転時にはエンストを防止でき、自
動車走行中には負荷増大によるショックを小さくするこ
とができる。また、エンジン回転数が高いほど所定時間
を短く設定することにより、オールタネータの出力電圧
の増大を不必要に遅らせないようにしている。
(実施例) 以下本発明の一実施例について第1図乃至第4図を参
照して説明する。
第1図は、自動車に搭載された種々の装置を概略的に
示している。この第1図において、1はオールタネータ
であり、このオールタネータ1に電子コントロールユニ
ット(ECU)2が接続されており、このECU2によりオー
ルタネータ1の出力電圧が制御されている。さらにオー
ルタネータ1には、並列にバッテリ3及びエアコン、ラ
ンプなどの負荷4が接続されてる。
第2図は、エンジンがアイドル回転の時に、負荷が増
大した場合のオールタネータの出力電圧とエンジン回転
数を示した線図である。この第2図において、A点にお
いてエアコンがオンされるなどして負荷が増大した時、
従来はそれと同時にオールタネータ1の出力電圧を目標
値まで増大させていた。この場合上述したように、エン
ジン回転数が低下しエンストを起こす場合があった。本
発明の実施例においては、A点において負荷が増大した
時、タイマ(TM)により、所定時間だけ遅延させてオー
ルタネータ1の出力電圧を目標値まで増大させている。
これにより、負荷増大時、オールタネータの出力電圧は
変化しないため、エンジン回転数の低下を少なくするこ
とができ、エンストを防止できる。
第3図は、エンジンがアイドル回転の時、負荷が増大
した場合の本発明のフローチャートを示したものであ
る。この第3図において、Sはそれぞれ各ステップを示
している。まずS1にて、負荷がオンされて増大したか否
かを判断し、負荷がオンされていれば、S2に進み、エン
ジン回転数が増大する。次にS3にてタイマがオンされ、
S4にて、所定時間経過したか否かが判断される。所定時
間経過していれば、S5に進み、オールタネータ1を制御
し出力電圧を目標値まで増大させる。
第4図も第3図と同様にエンジンがアイドル回転の時
に、負荷が増大した場合のフローチャートを示したもの
である。この第4図に示すものは、エンジン回転数が所
定回転数以上になった時(第2図のB点)、オールタネ
ータ1の出力電圧を増大させるようにしたものである。
すなわち、S11にて、負荷がオンされて増大したか否か
を判断し、負荷がオンされていれば、S12に進み、エン
ジン回転数が増大する。次にS13にてエンジン回転数が
所定回転数以上か否かが判断される。エンジン回転数が
所定回転数以上であれば、S14に進み、オールタネータ
1を制御し出力電流を目標値まで増大させる。
第5図も第4図及び第3図と同様にエンジンがアイド
ル回転の時に、負荷が増大した場合のフローチャートを
示したものである。この第5図に示すものは、エンジン
回転数の変化率(微分値)が所定値以上になった時(第
2図のC点)、オールタネータ1の出力電圧を増大させ
るようにしたものである。すなわち、S21にて、負荷が
オンされて増大したか否かを判断し、負荷がオンされて
いれば、S22に進み、エンジン回転数が増大する。次にS
23にてエンジン回転数の変化率が所定値以上か否かが判
断される。エンジン回転数の変化率が所定値以上であれ
ば、S24に進み、オールタネータ1を制御し出力電流を
目標値まで増大させる。
次に第6図及び第7図を参照して、自動車が走行中の
時、本発明を適用した場合について説明する。第6図
は、自動車が走行中に、負荷が増大した場合のオールタ
ネータの出力電圧とエンジン回転数を示した線図であ
る。この場合、自動車は走行中のため、エンジン回転数
は負荷増大後もエンジン回転数は一定である。この第6
図に示すように、本発明においては、A点においてエア
コンがオンされるなどして負荷が増大した時、タイマ
(TM)により、所定時間だけ遅延させてオールタネータ
1の出力電圧を目標値まで増大させている。これによ
り、負荷増大時、オールタネータの出力電圧は変化しな
いため、エンジン回転数の低下を少なくすることがで
き、走行中運転者が感じるショックを小さくすることが
でき、運転性の向上を図ることができる。
第7図は、自動車走行中のエンジン回転数とタイマに
よる遅延時間の関係を示した線図である。すなわち、エ
ンジン回転数が高ければ高いほど、タイマによる遅延時
間を短く設定している。これは、エンジン回転数が高い
ほどトルクが大きいため、負荷が増大してもエンジン回
転数の低下が小さいためであり、これにより、タイマに
よる遅延時間を短く設定できる。
この実施例においても、上記のアイドル運転時の場合
と同様に、タイマ(TM)により、所定時間だけ遅延させ
てオールタネータ1の出力電圧を目標値まで増大させる
以外に、エンジン回転数が所定回転数以上若しくはエン
ジン回転数の変化率が所定値以上となった場合に、オー
ルタネータ1の出力電圧を目標値まで増大させてもよ
い。
さらに、上記実施例においては、いずれも、所定時間
経過後か、エンジン回転数が所定回転数以上か、エンジ
ン回転数の変化率が所定値以上か、のいずれかを基準に
して、オールタネータ1の出力電圧を目標値まで増大さ
せているが、これらの基準を複数組み合わせて用いても
よい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明においては、電気負荷が増
大した時、所定時間経過後にオールタネータの出力電圧
を増大させるようにしたので、急激な電流増加を避け、
負荷増大時、エンジン回転数の低下を少なくすることが
でき、アイドル運転時にはエンストを防止でき、自動車
走行中には負荷増大によるショックを小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車に搭載された種々の装置を示す概略図、 第2図は、エンジンがアイドル回転の時、負荷が増大し
た場合のオールタネータの出力電圧とエンジン回転数を
示す線図、 第3図は、エンジンがアイドル回転の時、負荷が増大し
た場合の本発明の一実施例を示すフローチャート、 第4図及び第5図は、エンジンがアイドル回転の時、負
荷が増大した場合の本発明の他の実施例を示すフローチ
ャート、 第6図は、自動車が走行中に、負荷が増大した場合のオ
ールタネータの出力電圧とエンジン回転数を示した線
図、 第7図は、自動車走行中のエンジン回転数とタイマによ
る遅延時間の関係を示した線図である。 1……オールタネータ、2……ECU、3……バッテリ、
4……負荷。
フロントページの続き (72)発明者 木ノ下 浩 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−87636(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02J 7/14 - 7/24 H02P 9/00 - 9/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気負荷の作動に応じてオールタネータの
    出力電圧の大きさを変更する出力電圧可変手段と、 電気負荷の作動を検出する負荷作動検出手段と、 負荷の作動を検出後所定時間経過後にオールタネータの
    出力電圧を増大させるように上記出力電圧可変手段を制
    御する遅延手段と、を有し、 上記所定時間は、エンジン回転数が高いほど短く設定さ
    れていることを特徴とするオールタネータの制御装置。
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JPH04140027A JPH04140027A (ja) 1992-05-14
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