JP3042946B2 - アイドル回転数制御方法 - Google Patents

アイドル回転数制御方法

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JP3042946B2
JP3042946B2 JP5212640A JP21264093A JP3042946B2 JP 3042946 B2 JP3042946 B2 JP 3042946B2 JP 5212640 A JP5212640 A JP 5212640A JP 21264093 A JP21264093 A JP 21264093A JP 3042946 B2 JP3042946 B2 JP 3042946B2
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアイドル回転数制御方法
に関し、特に電気負荷のオン・オフにより空気供給量の
補正を行うアイドル回転数制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にアイドリング運転中においては、
エンジン回転数を検出して所望回転数との差に応じて吸
気量を制御することによってエンジン回転数を一定に保
つアイドル回転数制御が行われているが、それだけでは
エンジンの回転が低下した後にそれを検出して吸気量の
補正を行うことになるためにかなりの遅れを生じること
になる。しかるに、アイドリング運転中は出力が小さい
ために、電気負荷をオンするとその時点で負荷が過大と
なってエンジン回転数が低下してしまうため、運転状態
が不安定になるという問題がある。
【0003】そこで、従来からアイドリング中において
電気負荷がオン・オフされた時にもアイドル回転数を一
定に保つために、電気負荷のオン・オフに応じて吸気量
の補正を行うことは知られている。即ち、図4(a)に
示すように電気負荷がオンされると、図4の(b)又は
(d)に示すように直ちに吸気量を増加補正することに
よってアイドル回転数を一定に保つようにされている。
【0004】一方、充放電収支を確保しながらエンジン
の燃費向上を図るために、オルタネータの発電制御を行
うことも知られている。即ち、減速時等、エンジン出力
に余裕がある場合には発電制御電圧を14.5Vに設定
し、加速時等、エンジン出力に余裕がない場合には発電
制御電圧を12.5Vに制御することによってオルタネ
ータの駆動のために過負荷状態になるのを避け、燃費向
上を図ることも知られている。
【0005】従来は、このオルタネータの発電制御シス
テムを有するエンジンにおいても、上記電気負荷のオン
・オフによる吸気補正量は固定的に設定されている。
【0006】なお、特開昭59−103945号公報に
は、発電機のフィールドコイルの電流又は電圧を検出す
ることによってエンジンの負荷変動を間接的に検知し、
電気的及び機械的負荷に応じた回転数を確保する技術手
段が開示されている。また、特開平2−185644号
公報には、アイドル回転数を所望の値に保つために、発
電機の出力電流に応じて吸気量を補正する手段を設ける
とともに、出力電流が所定の周期・振幅で脈動する場合
にはこの補正手段が作用しないようにする技術手段が開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように電気負荷のオン・オフ時の吸気補正量が固定的に
設定されていると、図4(b)に示すようにその補正量
を発電制御電圧が14.5Vの状態に合わせて設定した
場合、図4(c)に示すように、発電制御電圧が14.
5Vになっている時には電気負荷がオンになってもエン
ジン回転数は一定に保持されるが、発電制御電圧が1
2.5Vになっている時には電気負荷がオンになると吸
気補正量が大きすぎることになってエンジン回転数が増
加してしまい、一方、図4(d)に示すようにその補正
量を発電制御電圧が12.5Vの状態に合わせて設定し
た場合、図4(e)に示すように、発電制御電圧が1
2.5Vになっている時には電気負荷がオンになっても
エンジン回転数は一定に保持されるが、発電制御電圧が
14.5Vになっている時には電気負荷がオンになると
吸気補正量が小さすぎるためにエンジン回転数が低下し
てしまい、電気負荷のオン時にも常にエンジン回転数を
一定に保つことができないという問題があった。
【0008】また、上記何れの公報に開示された技術手
段も技術課題が異なるため、このような問題を解決する
ことはできない。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、電気負荷オン時にもかつオルタネータの発電制御電
圧が何れの値になっているときでも常にエンジン回転数
を一定に保つことができるアイドル回転数制御方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気負荷のオ
ン・オフに応じて吸気量の補正を行うアイドル回転数制
御方法において、エンジン本体の運転状態に応じてオル
タネータの発電制御における制御電圧を設定し、前記制
御電圧の大小に応じて電気負荷による吸気補正量を設定
しておき、電気負荷オン時にオルタネータの制御電圧の
大小を判定して吸気量の補正を行うことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、電気負荷オン時にオルタネー
タの制御電圧の大小を判定し、エンジン本体の運転状態
に応じて設定された制御電圧に応じて吸気量の補正を行
うので、電気負荷オン時にもかつオルタネータの発電制
御電圧が何れの値になっているときでも常にエンジン回
転数を一定に保つことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。
【0013】図1において、1はエンジン本体で、吸気
管2が接続されている。3は吸気管2に配設されたスロ
ットル弁で、このスロットル弁3のバイパス通路4に吸
気調整弁5が配設されている。アイドル時にはスロット
ル弁3が全閉され、吸気調整弁5を駆動手段6にて開閉
することによって吸気量が調整され、アイドル回転数が
一定に保持される。7はエンジン回転数を検出する回転
数センサであり、その検出信号は減算器8に入力され、
目標回転数設定手段9の出力と回転数センサ7の検出信
号の差が吸気量制御手段10に入力されている。吸気量
制御手段10は目標回転数とエンジン回転数との差に応
じてそれらの差を無くすような吸気量を算出して駆動手
段6に制御信号を出力する。
【0014】11はエンジン本体1に連動して駆動され
るオルタネータであり、電圧制御器12にて発電電圧が
制御されることによりエンジン本体1の運転状態に応じ
てその発電制御電圧を14.5Vと12.5Vのいずれ
かに切換可能に構成されている。13はオルタネータ1
1に接続されたバッテリー、14は負荷である。15は
オルタネータ11の出力電流を検出する電流検出器であ
り、その出力信号にて負荷14のオン・オフが検出され
る。
【0015】16は吸気量補正手段であり、電流検出器
15から負荷14のオン・オフの検出信号が入力される
とともに、電圧制御器12から発電制御電圧が14.5
Vと12.5Vのいずれの状態であるかの信号が入力さ
れ、負荷14のオン時に発電制御電圧に応じた吸気補正
量の信号を出力する。この吸気量補正手段16の出力信
号は、吸気量制御手段10と駆動手段6との間に介装さ
れた加算器17に入力され、吸気量制御手段10にて算
出された吸気量にこの吸気補正量が加算されて駆動手段
6に出力され、吸気調整弁5が開閉制御され、吸気量が
制御される。
【0016】次に、吸気量補正手段16における動作に
ついて、図2を参照して説明する。
【0017】まずステップ#1で電気負荷4がオンかど
うかを電流検出器15の出力信号に基づいて判定する。
電気負荷4がオフの場合はステップ#5に移行して吸気
補正量は0とする。電気負荷4がオンの場合はステップ
#2に移行してオルタネータ11の発電制御電圧が1
4.5Vであるかどうかを電圧制御器12からの信号に
基づいて判定し、制御電圧が14.5Vの場合はステッ
プ#3に移行して吸気補正量をA1(図3(b)参照)
に設定し、制御電圧が14.5Vでない、即ち12.5
Vの場合はステップ#4に移行して吸気補正量をA2
(図3(b))参照)に設定する。
【0018】かくして、図3(a)に示すように電気負
荷4がオンされると、図3(b)に示すように発電制御
電圧が14.5Vと12.5Vのいずれの状態にあるか
に合わせてそれぞれ吸気補正量がA1又はA2に設定さ
れるので、図3(c)に示すようにエンジン回転数は発
電制御電圧が14.5Vであっても、12.5Vであっ
ても一定に保持される。
【0019】以上のように本実施例によれば、電気負荷
のオン・オフにかかわらず、またオルタネータ11の発
電制御電圧が何れの値になっているときでも、常にエン
ジン回転数を一定に保つことができ、安定したアイドリ
ング運転を実現できる。
【0020】
【発明の効果】本発明のアイドル回転数制御方法によれ
ば、以上のように電気負荷オン時にオルタネータの制御
電圧の大小を判定し、エンジン本体の運転状態に応じて
設定された制御電圧に応じて吸気量の補正を行うので、
電気負荷オン時にもかつオルタネータの発電制御電圧が
何れの値になっているときでも常にエンジン回転数を一
定に保つことができ、アイドル回転数の安定化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアイドル回転数制御方法の一実施例に
おける装置構成図である。
【図2】同実施例の制御動作のフローチャートである。
【図3】同実施例の作用説明図である。
【図4】従来例のアイドル回転数制御方法の作用説明図
である。
【符号の説明】
5 吸気調整弁 10 吸気量制御手段 11 オルタネータ 12 電圧制御器 14 負荷 15 電流検出器 16 吸気量補正手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/08 315 F02D 29/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気負荷のオン・オフに応じて吸気量の
    補正を行うアイドル回転数制御方法において、エンジン
    本体の運転状態に応じてオルタネータの発電制御におけ
    る制御電圧を設定し、前記制御電圧の大小に応じて電気
    負荷による吸気補正量を設定しておき、電気負荷オン時
    にオルタネータの制御電圧の大小を判定して吸気量の補
    正を行うことを特徴とするアイドル回転数制御方法。
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