JP2964743B2 - ステップモータの駆動方法 - Google Patents

ステップモータの駆動方法

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神尾  茂
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステップモータの駆動方
法に関し、特にステップモータの脱調を生じることな
く、モータの高い応答性を実現できるステップモータの
駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステップモータを例えば車両のリンクレ
ススロットル装置に使用する場合、冷寒時にはスロット
ルバルブのグリースが固化している等により負荷トルク
が増大しているため、モータが脱調することがある。
【0003】そこで、例えば特開昭61−138852
号公報では、エンジン水温が低い間はモータ駆動のパル
スレートを小さくして回転トルクを増大せしめている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法ではエンジン冷却水温が上昇する比較的長い間、ステ
ップモータすなわちスロットルバルブの応答性が低下し
たままとなる。
【0005】そこで、本発明はかかる課題を解決するも
ので、ステップモータの脱調を生じることなく、その応
答性を速やかに回復することが可能なステップモータの
駆動方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、ステップモータに駆動パルスを与えてモータ回転を
制御する方法であって、電源投入後のある時点での駆動
パルスのパルスレートの上限値を、その時点までのステ
ップモータの操作回数に応じて増大変更するものであ
る。
【0007】また、電源投入後のある時点でのスローア
ップ時間ないしスローダウン時間を、その時点までのス
テップモータの操作回数に応じて短縮変更するものであ
る。
【0008】
【作用】ステップモータでスロットルバルブを駆動する
場合、ステップモータによりバルブが作動せしめられる
と固化したグリースは急速に溶解し、負荷トルクは急減
する。したがって、ステップモータの操作回数に応じて
駆動パルスのパルスレートの上限値を増大するようにな
せば、モータを脱調せしめることなく、エンジン冷却水
温等の上昇を待つことなしに速やかにその応答性を回復
することができる。
【0009】また、ステップモータの操作回数に応じて
スローアップ時間ないしスローダウン時間を短縮変更す
るようになしても同様の効果がある。
【0010】
【実施例1】図1には本発明の方法で駆動されるステッ
プモータを使用したリンクレススロットル装置の全体構
成を示す。
【0011】図において、上流位置にフローメータ3を
設けたエンジン吸気管2には途中スロットルバルブ4が
設けてあり、該スロットルバルブ4の開度はスロットル
開度センサ41により検出されて詳細を後述する制御装
置1に入力される。上記スロットルバルブ4はステップ
モータ42により開閉駆動され、ステップモータ42は
制御装置1からの駆動パルスで回転せしめられる。制御
装置1には、アクセルペダル51の操作量に応じた出力
信号を発するアクセル開度センサ5、エンジン冷却水の
温度センサ6およびエンジン回転数センサ7がそれぞれ
入力接続されている。
【0012】制御装置1はコモンバス11により相互接
続されたCPU12,RAM13,ROM14、センサ
入力回路15、駆動回路16より構成され、イグニショ
ンスイッチ8を介してバッテリ9より電源供給がなされ
る。
【0013】CPU12内でなされる処理をブロック図
で表したものが図2であり、ステップ100ではアクセ
ル操作量Apとエンジン回転数Neより目標スロットル
開度θ0 を得、これよりステップモータの目標ステップ
数CMDを算出する。その詳細を図3で説明すると、ス
テップ101でアクセル操作量Apとエンジン回転数N
eを取り込み、ステップ102でマップより目標スロッ
トル開度θ0 を得る。そして、ステップ103で、上記
目標スロットル開度θ0 をモータ1ステップ当たりのバ
ルブ分解能で除して目標ステップ数CMDを算出する。
【0014】図2において、ステップ200では、イグ
ニションスイッチが投入された後のモータ操作回数NM
を算出する。この操作回数NM は本実施例においては電
源投入後のステップモータへの総駆動パルス数としてい
る。これ以外に操作回数として、スロットルバルブが1
0度以上回転した回数を使用しても良い。
【0015】ステップ300では、パルスレートスピー
ドレベルKMSPCの上限値を設定する。すなわち、図
4に示す如く、ステップ301でエンジン冷却水温を取
り込み、ステップ302ではパルスレートスピードレベ
ルの上限値KMSPCをモータ操作回数NM と水温によ
りマップで設定する。パルスレートスピードレベルMS
PCは例えば別表のパルスレートマップのように各パ
ルスレートfに対応して0〜21の各レベルがあり、モ
ータ操作回数が増えるに従ってレベル上限値KMSPC
は大きくなる。なお、このレベル上限値KMSPCの増
加率はエンジン冷却水温が高い程大きい。
【0016】ステップ400では、上記パルスレートマ
ップに従ってステップモータ42に駆動パルスを出力
し、ステップモータ42の実ステップ数POSを目標ス
テップ数CMDに一致せしめて,スロットルバルブ4を
目標スロットル開度となるように制御する。これの概略
を図5に示し、実ステップ数POSを目標ステップ数C
MDに一致せしめる過程で、スローアップ、スローダウ
ンを行うとともに、最大パルスレートfmax を、パルス
レートスピードレベルの上限値KMSPCにより制限す
る。
【0017】ステップ400の具体的制御手順を図6で
説明すると、プログラムの起動は前回処理時のパルスレ
ートスピードレベルMSPCでの割り込み時間TMの経
過により行われる(パルスレートマップ参照)。ステ
ップ401〜403ではXROT(ステップ406,4
07参照)の正負に基づき実ステップPOSの値を加算
ないし減算する。
【0018】ステップ404では目標ステップ数CMD
と実ステップ数POSの差DSTEPを算出する。ステ
ップ405でパルスレートスピードレベルMSPCが零
(すなわちモータ停止)でないか確認し、零の場合には
一定の停止時間(CHOLD)が経過している場合のみ
XROTにDSTEPを設定する(ステップ406、4
08)。
【0019】ステップ409〜416は、XROTとD
STEPの符号が一致した場合のみDEVにDSTEP
ないし−DSTEPを設定してパルスレートの増加(す
なわちモータの加速)を可能とする。
【0020】ステップ417でパルスレートスピードレ
ベルMSPCに1を加えてMSPDとし、MSPCが零
でない時のみステップ418からステップ421へ進ん
でパルスレートの増減を可能とする。
【0021】MSPCが零の時はステップ418からス
テップ419へ進み、一定の停止時間(KHOLD)が
経過しているか否か、すなわちホールドカウンタCHO
LDが零か否かを判定する。CHOLDが零のときは経
過しているものとしてステップ421に進む。CHOL
Dが零でないときは経過していないので、ステップ42
0に進み、MSPCを零として一定の停止時間経過する
まで停止を続行する。
【0022】ステップ421にて、MSPD>DEVの
場合はMSPCの値が零になるまでこれを減算してパル
スレートを減少せしめる。MSPD<DEVの場合には
MSPCの値を加算するが、その最大値は上限値KMS
PCで制限される(ステップ426,427)。
【0023】図7のステップ428では、この時のパル
スレートスピードレベルMSPCに対応する次回割り込
み時間TM(パルスレートマップ参照)を設定する。
ステップ429でMSPCが零の場合は停止時間CHO
LDを減算し(ステップ431〜433)、零でなけれ
ばCHOLDに一定値KHOLD(例えば20ms)を
設定する。
【0024】ステップ434以下は、XROTの正負に
よってモータコイルの励磁パターン(本実施例では8
種)を決めるCSTEPを加算ないし減算してモータを
1ステップ回転駆動する(ステップ441)。
【0025】このようにして、パルスモータを加速する
際のパルスレートスピードレベルMSPCの最大値は上
限値KMSPCで制限され、この上限値KMSPCはモ
ータ操作回数が小さい時は小さく、操作回数が大きくな
るに従って大きくされるから、作動初期のスロットルバ
ルブ負荷が大きい段階でモータが脱調を生じることはな
いとともに、エンジン冷却水温が充分高くならなくても
モータの加速が充分なされて応答性は速やかに回復す
る。
【0026】なお、本実施例ではパルスレートスピード
レベルの上限値をエンジン冷却水温によっても変化せし
めたが、これは必ずしも必要ではない。
【0027】
【実施例2】モータ駆動時のスローアップ時間Tu、ス
ローダウン時間Td(図5参照)をモータ操作回数によ
って変更しても、上記実施例と同様の効果がある。これ
は、上記時間Tu、Tdを長くすると結果としてモータ
加速時間が長くなり、この分、負荷トルク中の加速トル
クを小さくできるからである。
【0028】実際の処理手順を図8に示し、ステップ5
01でエンジン冷却水温およびバッテリ電圧を取り込
み、ステップ502でモータ操作回数とエンジン冷却水
温に応じて仮のスローアップ時間Tu´、スローダウン
時間Td´を算出する。この算出はマップ等により図9
のグラフに示す関係で得られる。すなわち、モータ操作
回数が小さい間は上記時間Tu´,Td´は長く、操作
回数が大きくなるに従って短くなる。また、冷却水温が
高い程、時間Tu´,Td´は短くなる。
【0029】図8のステップ503ではバッテリ電圧V
B に応じて補正係数KV を算出する。この補正係数KV
は図10に示す如く、バッテリ電圧VB が12Vより低
下すると1より大きくなり、ステップ504で時間Tu
´,Td´に補正係数KV を乗じて得られる最終的なス
ローアップ時間Tu、スローダウン時間Tdはバッテリ
電圧VB の低下時には長くなって、モータ負荷が軽減さ
れる。
【0030】ステップ505では、上記時間Tu,Td
に応じて、これを実現するパルスレートマップ、
(別表参照)等を選択する。
【0031】なお、本実施例において、エンジン冷却水
温およびバッテリ電圧による補正は必ずしも必要ではな
い。
【0032】
【発明の効果】以上の如く、本発明のステップモータの
駆動方法によれば、ステップモータの脱調を生じること
なく、エンジン冷却水温が充分高くならなくてもモータ
の高い応答性が速やかに回復される。
【0033】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】リンクレススロットル装置の全体構成図であ
る。
【図2】本発明の駆動方法を含むリンクレススロットル
装置の処理ブロック図である。
【図3】スロットル開度演算の処理フローチャートであ
る。
【図4】パルスレートスピードレベル上限値設定の処理
フローチャートである。
【図5】モータ制御の概念を説明するタイムチャートで
ある。
【図6】モータ制御の詳細フローチャートである。
【図7】モータ制御の詳細フローチャートである。
【図8】本発明の他の実施例におけるパルスレートマッ
プ設定のフローチャートである。
【図9】スローアップダウン時間の変更特性を示すグラ
フである。
【図10】補正係数の変更特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 制御装置 2 エンジン吸気管 4 スロットルバルブ 42 ステップモータ 8 イグニションスイッチ 9 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 8/14 H02D 41/20 310 H02D 41/22 310 H02P 8/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップモータに駆動パルスを与えてモ
    ータ回転を制御する方法であって、電源投入後のある時
    点での駆動パルスのパルスレートの上限値を、その時点
    までのステップモータの操作回数に応じて増大変更する
    ことを特徴とするステップモータの駆動方法。
  2. 【請求項2】 ステップモータに駆動パルスを与えてモ
    ータ回転を制御する方法であって、電源投入後のある時
    点でのスローアップ時間ないしスローダウン時間を、そ
    の時点までのステップモータの操作回数に応じて短縮変
    更することを特徴とするステップモータの駆動方法。
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