JP2681560B2 - 内燃機関のアイドル回転数制御装置 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転数制御装置

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JP2681560B2 JP3289970A JP28997091A JP2681560B2 JP 2681560 B2 JP2681560 B2 JP 2681560B2 JP 3289970 A JP3289970 A JP 3289970A JP 28997091 A JP28997091 A JP 28997091A JP 2681560 B2 JP2681560 B2 JP 2681560B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/16Introducing closed-loop corrections for idling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のアイドル回
転数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関のアイドル回転数制御装
置として、スロットル弁をバイパスする補助空気通路に
アイドル制御弁を設け、これにより補助空気量を調整し
てアイドル回転数を目標回転数に制御するようにしたも
のがある(実開昭60−188840号公報参照)。
【0003】前記アイドル制御弁を駆動する手段として
ステップモータを使用したものがあり、この場合は、機
関の回転速度等に基づいてパルス数及び位相を決定した
パルス信号をステップモータに供給してアイドル制御弁
の開度を調整している。このアイドル制御弁へのパルス
数は次式によって計算される制御値ISConによって決
定される。
【0004】 ISCon=ISCtw+ISCfb ...(1) ここで、ISCtwは冷却水温度(以下水温という)依存
の基本制御値、ISC fbはフィードバック補正値であ
る。アイドル回転数のフィードバック制御については、
例えばクランク角センサ等によって検出される実際の回
転数(以下実回転数という)と、水温センサによって検
出される水温に依存する目標回転数と、を比較し、差が
ある場合に、その時の制御値ISConにフィードバック
補正値ISCfbを加えて目標回転数になるように制御し
ている。またフィードバック補正値ISCfbは、比例・
積分(PI)分制御により設定される場合もあるが、速
応性を高める為にはさらに実回転数の変化速度に基づく
微分分(D)を付加し、比例・積分・微分(PID)制
御により設定される場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置でアイドル制御弁に応答性が悪いステッピングモータ
等を使用した場合、比例・積分・微分(PID)制御に
よりフィードバック補正値ISCfbを設定してフィード
バック制御を行っても、微分分を付加している期間中に
実回転数があまり変化せず、微分分を付加した効果が十
分に得られないおそれがあった。
【0006】本発明ではこのような従来の課題に鑑みて
なされたもので、アイドル制御弁の制御速応性を向上さ
せることが可能な内燃機関のアイドル回転数制御装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、図1
に示すように、スロットル弁をバイパスする補助空気通
路に、制御信号によりその開度が調整されるアイドル制
御弁を備え、かつ、機関の冷却水温に基づいてアイドル
制御弁の開度の基本制御値を設定する基本制御値設定手
段と、実際の回転数と目標回転数との偏差に比例して実
際の回転数が目標回転数に近づくように前記基本制御値
を補正するための比例分を設定する比例分設定手段と、
実際の回転数と目標回転数との偏差に基づき、実際の回
転数が目標回転数に近づくように前記基本制御値を補正
するための積分分を設定する積分分設定手段と、実際の
回転数の変化速度に基づいて前記基本制御値を補正する
ための微分分を設定する微分分設定手段と、基本制御値
に積分分と比例分と微分分とを加算してアイドル制御弁
の開度の制御値を演算しこれに相応する制御信号をアイ
ドル制御弁に出力する制御値演算出力手段と、を備える
内燃機関のアイドル回転数制御装置において、前記微分
分の発生期間中、該微分分を積算する微分分積算手段
と、微分分の発生期間終了時の最終積算値を、前記微分
分の発生期間終了後から予め設定された所定期間保持す
る積算値保持手段と、微分分の発生期間終了時の最終積
算値が保持されている前記所定期間、前記微分分の最終
積算値に応じた値を前記積算分設定手段の積分分に加算
する積分分更新手段と、を備えるようにした。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、微分分の発生期間中、微
分分積算手段により微分分設定手段の微分分が積算され
る。この微分分の発生期間終了時の最終積算値は、微分
分の発生期間終了後から予め設定された所定期間、積算
値保持手段により保持される。この所定期間中、微分分
の発生期間終了時の最終積算値に応じた値が積分分設定
手段の積分分に加算されて積分分が更新される。この積
分分と比例分と微分分とが制御値演算手段により加算さ
れてアイドル制御弁に出力される。これにより積分分へ
の微分分付加効果は持続し、アイドル制御弁の制御速応
性を向上させることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2〜4に基づい
て説明する。本実施例を示す図2において、CPU11に
は、水温センサ12からの機関冷却水温信号、クランク角
センサ13からのポジション信号や、エア・コンディショ
ナ(以下エアコンという)スイッチ14等からのオン・オ
フ信号が入力される。
【0010】アイドル制御弁3には例えばステップモー
タを使用する。ステップモータはパルス駆動の為、応答
性が悪い。そしてアイドル条件であると判定された時、
CPU11がアイドル回転数制御を行うアイドル回転数制
御ルーチンを実行して、アイドル制御弁3のステップモ
ータに機関の回転速度等に基づくパルス数及び位相を決
定したパルス信号を出力することにより、パルス数及び
位相に応じてアイドル制御弁3の開度が調整される。
【0011】次にアイドル回転数制御ルーチンについて
図3のフローチャートに基づいて説明する。ステップ
(図中では「S」と記してあり、以下同様とする)1で
は、水温センサ12によって検出される水温に基づいてア
イドル制御弁3の基本制御値ISCtwを設定する。
【0012】ステップ2では、水温及びエアコンスイッ
チ14からのオン・オフ信号から目標回転数Nsを設定す
る。即ち、例えばエアコンのように電気負荷の大きい装
置を作動させた場合には、機関の回転数が落ちるので、
図4のようにエアコンがオンした時(t0)には水温から
設定した目標回転数Nsをさらに高くなるように設定す
る。
【0013】ステップ3では、クランク角センサ13から
入力したポジション信号に基づいて実回転数Neを検出
する。ステップ4では、実回転数Neと目標回転数Ns
との差に基づいて比例分ISCp を設定する。このステ
ップが比例分設定手段に相当する。ステップ5では、実
回転数Neと目標回転数Nsとを比較して積分分ISC
i を設定する。このステップが積分分設定手段に相当す
る。
【0014】ステップ6では、実回転数Neの変化速度
を検出し、この変化速度に応じた微分分ISCd を設定
する。このステップが微分分設定手段に相当する。ステ
ップ7では、微分分ISCd の積算が行われているか否
かを判定する。微分分ISCd の積算が行われていない
時はステップ8に進んでアイドル制御弁3aへの制御値
ISConを次式に従って算出し、アイドル制御弁3へ、
この制御値ISConに基づいたパルス信号を出力する。
【0015】 ISCon=ISCtw+ISCi +ISCp +ISCd ...(2) ステップ9では、ISCd =0になったか否かを判定す
る。ISCd =0ではない時にはステップ10に進んで微
分分ISCd を積算し、積算値DS を算出する。この微
分分ISCd の積算はISCd =0になるまで行われ
る。このステップが微分分積算手段に相当する。
【0016】ステップ9でISCd =0になった時、ス
テップ11に進んで積分分ISCi にISCd =0になっ
た時の最終積算値DS を加算して積分分ISCi を更新
する。即ち、 ISCi =ISCi +Ds×KD ...(3) ここでKD は定数である。これにより図4のように積分
分ISCi に最終積算値DS に応じた値が付加された分
だけ積分分ISCi は増大する。このステップが積分分
更新手段に相当する。
【0017】ステップ12では、(3) 式にしたがって制御
値ISConを算出し、出力する。尚、ステップ8 、12が
制御値演算出力手段に相当する。ステップ13では、予め
設定された所定期間Tが経過するまで前記最終積算値D
S を保持し、この所定期間Tの間、比例分ISCp 、積
分分ISCi が更新された時は更新された値により制御
値ISConを (2)式で算出し、アイドル制御弁3へ制御
値ISConに基づいたパルス信号を出力する。尚、所定
期間Tはアイドル制御弁3に使用されているステップモ
ータの応答性に応じて予め設定された値であり、ステッ
ピングモータの個体間のバラツキ等によって異なった値
となる。このステップが積算値保持手段に相当する。
【0018】ステップ14では、所定期間Tが経過したら
積算値Dsを0にクリアしてスタートにリターンする。
かかる構成によれば、実回転数Neの変化速度に基づく
微分分ISCd の発生期間中、積算し、ISCd =0と
なった時からアイドル制御弁3の応答性に応じて予め設
定された所定期間Tが経過するまで、微分分ISCd
最終積算値DS を保持し、所定期間Tの間、最終積算値
S に応じた値を積分分ISCi に加算して積分分IS
i を更新し、PID制御によるフィードバック制御を
行うことにより、応答性の悪い例えばステップモータ等
をアイドル制御弁3に使用した場合でも微分分付加効果
が持続し、アイドル制御弁3の制御速応性が向上する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、実
際の回転数と目標回転数との偏差の変化速度に基づく微
分分を積算してその最終積算値を予め設定された所定期
間保持し、微分分発生期間が終了した時から前記所定期
間、前記最終積算値に応じた値を積分分に加算し、積算
分を更新して比例・積分・微分制御を行うことにより、
微分分付加効果が持続し、アイドル制御弁の制御速応性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す概略図
【図2】本発明の一実施例を示すブロック回路図
【図3】図2の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の制御特性を示す線図
【符号の説明】
1 スロットル弁 2 補助空気通路 3 アイドル制御弁 11 CPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットル弁をバイパスする補助空気通路
    に、制御信号によりその開度が調整されるアイドル制御
    弁を備え、 かつ、機関の冷却水温に基づいてアイドル制御弁の開度
    の基本制御値を設定する基本制御値設定手段と、 実際の回転数と目標回転数との偏差に比例して実際の回
    転数が目標回転数に近づくように前記基本制御値を補正
    するための比例分を設定する比例分設定手段と、 実際の回転数と目標回転数との偏差に基づき、実際の回
    転数が目標回転数に近づくように前記基本制御値を補正
    するための積分分を設定する積分分設定手段と、 実際の回転数の変化速度に基づいて前記基本制御値を補
    正するための微分分を設定する微分分設定手段と、 基本制御値に積分分と比例分と微分分とを加算してアイ
    ドル制御弁の開度の制御値を演算しこれに相応する制御
    信号をアイドル制御弁に出力する制御値演算出力手段
    と、を備える内燃機関のアイドル回転数制御装置におい
    て、 前記微分分の発生期間中、該微分分を積算する微分分積
    算手段と、 微分分の発生期間終了時の最終積算値を、前記微分分の
    発生期間終了後から予め設定された所定期間保持する積
    算値保持手段と、 微分分の発生期間終了時の最終積算値が保持されている
    前記所定期間、前記微分分の最終積算値に応じた値を前
    記積算分設定手段の積分分に加算する積分分更新手段
    と、を備えたことを特徴とする内燃機関のアイドル回転
    数制御装置。
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