JP2000297680A - 水温センサ故障時のエンジン制御方法 - Google Patents

水温センサ故障時のエンジン制御方法

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JP2000297680A
JP2000297680A JP11370913A JP37091399A JP2000297680A JP 2000297680 A JP2000297680 A JP 2000297680A JP 11370913 A JP11370913 A JP 11370913A JP 37091399 A JP37091399 A JP 37091399A JP 2000297680 A JP2000297680 A JP 2000297680A
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Chul-Wha Jeong
哲 和 鄭
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Hyundai Motor Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水温センサや吸気温センサが故障した場合で
も冷始動時の始動性を改善し、始動後に暖気状態に到達
するまでエンジンのアイドル不安性を除去するエンジン
の制御方法を提供する。 【解決手段】 水温センサ情報、吸気温センサ情報、エ
ンジン回転数情報、イグニッションスイッチ情報および
スロットルバルブスイッチ情報によって水温センサが故
障したかどうかを判断する段階と;故障に応じた判断を
行う段階と;水温情報の初期値を水温情報の目標値に到
達するまで加減演算して所定の時間を基準に新たな水温
情報に更新して学習する段階と;水温情報の目標値を最
終的に学習された水温情報にして、エンジン始動及び始
動後のアイドル制御のためのエンジン制御信号を出力す
る段階とからなることを特徴とする水温センサ故障時の
エンジン制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの制御方法
に関し、より詳しくは、エンジンを駆動するのに多くの
影響を与える水温センサの故障時に吸気温センサの出力
情報を水温センサ情報として用いることで、エンジンに
無理がかからないように駆動するための水温センサの故
障時のエンジン制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンの制御に必須情報のう
ちの一つは、冷却水の温度を検出して所定の水温情報を
出力する水温センサである。この水温センサから出力さ
れる情報がエンジンの制御装置(以下、ECUとする)
から印加され、エンジンの駆動に必要な点火時期の制
御、アイドルスピードの制御、燃料噴射の制御など様々
な制御に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにエンジン
の制御に重要な情報を出力する水温センサに故障が発生
して水温情報が出力できなかったり、非正常な情報を出
力すると、ECUは正常なエンジンの制御を遂行するこ
とができずに、エンジンを駆動することができなくな
る。
【0004】したがって、従来は、水温センサ故障によ
って水温情報が出力されない時、ECUは水温センサの
故障時に用いられる任意の基準値を水温センサ値として
設定して、エンジンの駆動のためのエンジンの制御を遂
行した。
【0005】添付の図面を参照しながら従来の水温セン
サの故障時のエンジンの制御方法を説明する。
【0006】先ず、添付の図1に示されたように、水温
センサの故障時のエンジンの制御のためのエンジン制御
装置の構成は、運転者の始動キーの操作状態と車両の作
動状態とによって可変して出力されるイグニッション情
報と冷却水温情報とを出力する車両の動作状態の感知手
段10と、車両の動作状態の感知手段10から出力され
る所定の水温情報の印加を受けて水温センサが故障した
かどうかを判断し、水温センサが故障したと判断される
時に所定の固定された値を水温センサ情報にしてエンジ
ン制御のための制御信号を出力するECU20と、前記
ECU20から出力されるエンジンの制御信号によって
制御されて点火時期を可変させ、エンジンの内部に噴射
される燃料の量を調節する等、エンジンの駆動に必要な
動作を遂行する駆動手段30とからなる。
【0007】前記において、車両の動作状態の感知手段
10は、エンジンの内部に吸入される空気の温度を検出
して所定の吸気温情報を出力する吸気温センサ11と、
エンジンの回転状態によって可変する電圧の変化を検出
して所定のエンジンの回転数情報を出力する点火コイル
12と、エンジン冷却水の温度を検出して所定の冷却水
情報を出力する冷却水温センサ13と、運転者の始動キ
ーの操作によるイグニッションスイッチのオン/オフ状
態を検出して所定のイグニッション情報を出力するイグ
ニッションスイッチ14と、運転者の加速ペダルの操作
によって位置が可変するスロットルバルブの位置を検出
して所定のスロットルバルブの位置情報を出力するスロ
ットルバルブスイッチ15とからなる。
【0008】前記の構成からなる従来の水温センサの故
障時のエンジン制御方法は添付の図6に示したように、
運転者が車両を駆動するために電源を印加すると、EC
U20は車両の動作状態によって可変する水温情報を検
出して所定の水温情報を出力する水温センサ13で正常
な水温情報を出力しているかどうかを判断する(S50
0、S510)。
【0009】水温センサ13から水温情報が出力されな
い場合、ECU20は水温センサ13が故障したと判断
し、水温センサの故障時に適用される水温情報の固定値
(通常35℃)を水温情報の初期値(WT(n))に設
定する(S511)。
【0010】前記において、水温情報の固定値(通常3
5℃)を水温情報の初期値(WT(n))に設定したE
CU20は、エンジン始動のための水温増量の補正、ク
ランキング増量の補正、始動増量の補正、始動後の増量
補正、アイドル補正等を遂行した後、補正された値に従
って所定のエンジン制御信号を駆動手段30に出力する
(S512)。
【0011】その後、ECU20は運転者の始動キーの
操作によるイグニッションスイッチ14がオフの状態で
あるかどうかを判断し、イグニッションスイッチ14が
オフである場合、全ての制御の動作を終了する。
【0012】しかし、イグニッションスイッチ14がオ
ンの状態を維持する場合、ECU20は水温センサ13
が故障したかどうかを判断する段階にリターンして、エ
ンジンの始動または始動後の暖気及び加速時に必要なエ
ンジン制御信号を駆動手段30に出力する。
【0013】駆動手段30は、前記のECU20から出
力されるエンジン制御信号により、エンジンの始動、始
動後または加速時に適した点火時期、アイドル、燃料の
噴射等を調節する。
【0014】しかし、水温センサ13が正常に水温情報
(WT)を出力する場合、ECU20は水温センサ13
から印加される信号によって、エンジンを駆動するため
の水温増量の補正、クランキング増量の補正、始動増量
の補正、始動後増量の補正、アイドル補正等を遂行した
後、該当する所定のエンジン制御信号を駆動手段30に
出力する(S500〜590)。
【0015】前述したように、水温センサの情報はエン
ジンの始動時や始動後及び車両の加速時にエンジンの駆
動制御のための重要な情報として用いられている。
【0016】したがって、水温センサが正常に情報を検
出して出力すれば、エンジンを駆動するためのエンジン
の制御に問題はないが、前記の水温センサが故障したり
固定された水温情報を用いる場合のエンジン駆動のため
のエンジンの制御には多くの問題点を有している。
【0017】前記における問題点のうちの一例としてエ
ンジンの始動時に現れる問題点を説明すると、水温セン
サ13から出力される水温情報は、−30℃〜100℃
の領域を有している。
【0018】エンジンを始動するためには、水温センサ
13から出力される水温情報に従って燃料の噴射量が決
定されるので、冷却水の温度が冷たい状態での冷始動時
には、エンジンの内部に噴射される燃料の量は濃厚な状
態でなければ始動はできない。
【0019】しかし、水温センサ13の故障によって、
水温情報が出力されないければ、ECU20は水温セン
サ13の故障時に適用される固定水温情報を用いてエン
ジンの始動と燃料の噴射とに必要な始動増量の補正を遂
行するようになるが、この時、エンジンの始動条件が冷
始動条件で水温の温度が0℃以下で固定水温情報が80
℃に設定されていると、エンジンの内部に噴射される燃
料の量は希薄であるために冷始動時には始動ができない
という問題点が発生する。
【0020】また、始動が可能であるとしても、始動後
に暖気状態に到達するまでエンジンのアイドル状態が不
安であるという問題点がある。
【0021】前記とは反対に、エンジンの始動条件が暑
い地域や走行後に、水温が80℃以上の始動条件で固定
水温情報が−4℃に設定されている場合、エンジンの内
部に噴射される燃料の量が非常に濃厚であるために始動
ができないという問題点もある。
【0022】したがって、前記の問題点を解決するため
の本発明の目的は、水温センサが故障した状態における
始動時に水温センサの水温情報と類似した情報を出力す
る吸気温センサの吸気温情報を水温センサの情報として
用い、冷始動時に始動性を改善し、始動後に暖気状態に
到達するまでエンジンのアイドル不安を除去するための
ものである。
【0023】また、他の目的は、水温センサと吸気温セ
ンサとの両方が故障した場合、水温センサの故障時の固
定値と吸気温センサの故障時の固定値とをそれぞれ異な
るように設定して水温センサの水温情報として用いるこ
とによって、冷始動時の始動性を改善し、始動後に暖気
状態に到達するまでエンジンの不安性を除去するための
ものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、車両の動作状態の感知手段から印加
される水温センサ情報、吸気温センサ情報、エンジン回
転数情報、イグニッションスイッチ情報及びスロットル
バルブスイッチ情報によって水温センサが故障したかど
うかを判断する段階と、水温センサが故障した場合、エ
ンジンがストールしているかどうかを判断する段階と、
エンジンが回転中であると判断されると、水温情報の初
期値(WT(n))をエンジンのストール時に設定され
た目標値(WT(A/D)=XWT_ENST)に設定
し、始動モードが解除されたかどうかを判断する段階
と、始動モードが解除されていけない場合、吸気温セン
サが故障したかどうかを判断する段階と、吸気温センサ
が正常な吸気温情報を出力する場合、吸気温センサから
出力される吸気温情報(AT(A/D))を水温情報の
目標値(WT(A/D))に設定した後、水温情報の初
期値(WT(n))を水温情報の目標値(WT(A/
D))に到達するまで加減演算して所定の時間を基準に
新たな水温情報(WT(n))に更新して学習する段階
と、前記において学習された新たな水温情報(WT
(n))によって所定のエンジン制御信号を出力し、学
習された新たな水温情報(WT(n))が水温情報の目
標値(WT(A/d))に到達すると、水温情報の初期
値(WT(n))の更新を終了して、水温情報の目標値
(WT(A/D))を最終的に学習された水温情報(W
T(n))にして、エンジンの始動及び始動後のアイド
ル制御のためのエンジン制御信号を出力する段階からな
ることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、前記の目的を具体的に達成
して実現することができる本発明の実施例を、添付の図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】添付の図2〜4に示したように、本発明は
水温センサの故障時に車両状態の条件によってエンジン
制御方法が異なる。
【0027】車両状態の条件は、エンジンのストール
時、吸気温センサの正常な吸気温情報出力時、吸気温セ
ンサの故障時、エンジン始動後等の条件に分けてエンジ
ンの制御を遂行する。
【0028】先ず、ECU20は車両の動作状態の感知
手段10から出力される情報によって、水温センサが故
障したかどうかを判断し、水温センサ11が正常に情報
を出力する場合、前述した従来の方法(S500−S5
90)と同一にエンジン制御信号を駆動手段30に出力
してエンジン始動及び始動後のエンジン制御を遂行す
る。
【0029】エンジンのストール時の制御方法。水温セ
ンサの故障によってエンジンのストールが判断される
と、ECU20はエンジンのストールに伴う水温情報の
目標値(WT(A/D))をエンジンのストール時に固
定水温情報値(XWT_ENST=35℃)に設定する
(S100、S110)。
【0030】前記において、ECU20がエンジンのス
トールを判断する方法は、検出されるエンジンの回転数
が50rpm以下である時にエンジンのストールと判断
する。
【0031】その後、ECU20は水温情報値(WT
(n))を水温情報の目標値(WT(A/D))として
学習した後、前記において学習された水温情報値(WT
(n))に該当する所定のエンジン制御信号を駆動手段
30に出力して、エンジンを始動するための点火時期、
燃料の噴射等に該当する制御動作を遂行する(S11
1)。
【0032】ECU20はエンジンの始動可否を判断す
るために始動モードが解除されたかどうかを判断する
(S210)。
【0033】そして、前記において、エンジンが始動で
きない場合、ECU20はエンジンのストールが続き維
持されることで判断して、ECU20は、運転者の始動
キーの操作によってイグニッションスイッチがオフにな
ったかどうかを判断する(S340、S350)。
【0034】前記において、イグニッションスイッチが
オフになった場合、全ての制御動作を終了する。
【0035】しかし、イグニッションスイッチがオンの
状態を維持する場合、ECU20はエンジンのストール
を判断する段階(S100)にリターンして、エンジン
が始動したかどうかを判断する。
【0036】前記において、エンジンの回転数が50r
pm以上と検出されると、ECU20はエンジンがスト
ールの状態ではないと判断して、水温情報の初期値(W
T(n))をエンジンのストール時に固定して設定され
た基準値(XWT_ENST=35℃)に設定し、エン
ジンの始動が完了したかどうかを判断するために始動モ
ードが解除されたかどうかを判断する(S200、S2
10)。
【0037】前記において、始動モードが解除されなか
った場合、ECU20は印加される吸気温センサの吸気
温情報によって吸気温センサが故障したかどうかを判断
する(S220)。
【0038】吸気温センサの正常な状態のエンジン制御
方法。吸気温センサが正常に−4℃の吸気温情報を出力
する時の例を説明する。
【0039】前記において、吸気温センサ11が正常に
吸気温情報(AT(A/D)=−4℃)を出力する場
合、ECU20は水温情報の目標値(WT(A/D))
を吸気温センサ11から出力される吸気温情報(AT
(A/D)=−4℃)に設定し、水温情報の目標値(W
T(A/D)=−4℃)と前記(S300)で設定され
た水温情報の初期値(WT(n)=35℃)とを比較判
断する(S221、S240)。
【0040】前記において、水温情報の初期値(WT
(N)=35℃)が水温情報の目標値(WT(A/D)
=−4℃)より大きい場合、ECU20は水温の温度が
低いと判断し、添付の図5に示されているように、所定
の時間(500ms)を周期に水温情報の初期値(WT
(n))を−5℃ずつ減少させて新たな水温情報(WT
(n1))に更新した後、学習するための演算を下記の
数式1のように遂行し、前記において学習された水温情
報(WT(n1))を用いて、エンジン始動のための所
定のエンジン制御信号を駆動手段30に出力した後、エ
ンジンのストールを判断する(S250、S260、S
270、S280、S340)。
【0041】[数式1] WT(n1)=WT(n−1)−WT_cold_fa
il) WT(n1)≧WT(A/D) 前記において、WT(A/D)は水温情報の目標値であ
り、WT(n1)は更新された水温情報 WT(n−1)は学習された転回水温情報であり、WT
_cold_failは演算基準温度(5℃)である。
【0042】その後、ECU20は前記の数式1によっ
て更新されて学習された新たな水温情報(WT(n
1))が水温情報の目標値(WT(A/D)=−4℃)
より小さい時、水温情報(WT(n1))の更新を終了
して、水温情報の目標値(WT(A/D)を最終的な水
温情報(WT(N1))として学習し、前記において学
習された最終の水温情報(WT(n1))を用いてエン
ジン始動のための所定のエンジン制御信号を駆動手段3
0に出力する(S261)。
【0043】駆動手段30は、ECU20から出力され
るエンジン制御信号に従って点火時期を調節し、燃料の
噴射を調節して燃料を濃厚に噴射した後、エンジンを始
動するための動作を遂行する。
【0044】前記において、エンジンの始動が完了する
と、エンジンの始動モードを解除するが、エンジンの始
動が完了しない場合、ECU20はエンジンがストール
しているかどうかを再判断し、エンジンがストール状態
でない場合、始動モードが解除されたかどうかを判断す
る段階(S210)にリターンする(S340)。
【0045】しかし、前記において、エンジンがストー
ルの状態を維持すると、ECU20は運転者の始動キー
の操作によってイグニッションスイッチがオフになると
全ての制御方法を終了する。
【0046】前記において、エンジンのストール状態が
続く状態で運転者の継続的な始動キーの操作によってイ
グニッションスイッチがオンの状態であれば、ECU2
0は水温センサ13の故障を判断した後、エンジンがス
トールしているかどうかを再判断する段階(S100)
にリターンし、吸気温センサの出力情報を用いたエンジ
ン制御方法を遂行する。
【0047】水温センサ13と吸気温センサ11との故
障時のエンジン始動のためのエンジン制御方法。始動モ
ードが解除されない状態において吸気温センサ11が故
障したと判断されると、ECU20は水温情報の目標値
(WT(A/D))を吸気温センサの故障時に設定され
た故障値(XWT fail_AT=50℃)に設定
し、水温情報の目標値(WT(A/D)=50℃)と前
記(S220)において設定された水温情報の初期値
(WT(n)=35℃)とを比較判断する(S24
0)。
【0048】比較判断の結果、前記(S200)におい
て設定された水温情報の初期値(WT(n)=35℃)
が水温情報の目標値(WT(A/D)=50℃)より小
さい場合、ECU20は水温の温度が高いと判断し、水
温情報の初期値(WT(n)=35℃)が水温情報の目
標値(WT(A/D)=50℃)と同一になるまで所定
の時間(1sec)を周期に、添付した図5のように、
水温情報の初期値(WT(n))を1℃ずつ徐々に増加
させるための演算を下記の数式2のように遂行し、前記
において増加された水温情報の初期値(WT(n))を
新たな水温情報(WT(n+1))に更新して学習した
後、前記において学習された水温情報(WT(n+
1))を用いてエンジン始動のための所定のエンジン制
御信号を駆動手段30に出力し、エンジンがストールし
ているかどうかを判断する(S300、S310、S3
20、S330、S340)。
【0049】[数式2] WT(n+1)=WT(n−1)+(WT_hot_f
ail) WT(n+1)≦WT(A/D) 前記において、WT(A/D)は水温情報の目標値であ
り、WT(n+1)は更新された水温情報であり、WT
(n−1)は学習された転回水温情報であり、WT_h
ot_failは更新基準温度(1℃)である。
【0050】但し、前記において更新された水温情報の
値(WT(n+1)が水温情報の固定値(WT(A/
D))より大きくなる時、ECU20は水温情報の値
(WT(n+1))の更新を終了し、水温情報の値(W
T(n+1)でエンジン始動のためのエンジンの制御信
号を駆動手段30に出力し、エンジンがストールしてい
るかどうかを判断する(S311、S340)。
【0051】前記において、エンジンがストール状態で
ない場合、ECU20は始動モードが終了したかどうか
を判断し、始動モードが終了した場合にエンジンの始動
が完了したかどうかを判断する。
【0052】エンジン始動後のエンジン制御方法(始動
モードの解除時)。エンジンの始動が完了すると、EC
U20はエンジン始動のために出力した始動モードを終
了する。したがって、始動モードが終了すると、ECU
20は始動後に暖気状態に到達するまでエンジンを安定
した状態に維持するために、エンジンの始動時に最終的
に学習された水温情報(WT(n))を現在の水温情報
に設定し、エンジンの始動の完了による目標水温情報
(XWT80=80℃)を、添付の図5に示されている
ように、水温情報の目標値(WT(A/D)に設定する
(S210、S211)。
【0053】WT(n)=エンジンの始動時に最終的に
学習された水温情報(WT(n1) またはWT(n+1)) 水温センサの故障時のWT(n)=−4℃ 水温センサと吸気温センサとの故障時の水温情報の値
(WT(n)=50℃ WT(A/D)=エンジンの始動後の水温情報の目標値
(XWT80=80℃)と始動のために最終的に学習さ
れた水温情報(WT(n))とを比較判断する(S24
0)。
【0054】前記の比較判断の段階において、エンジン
始動の完了に伴う目標水温情報(XWT80=80℃)
が、始動のために最終的に学習された水温情報(WT
(n))より大きい場合、ECU20はエンジン始動後
に暖気状態に到達するまで車両のアイドルを安定して制
御するために、エンジン始動時に最終的に学習された水
温情報(WT(n))を前記の数式2のように水温情報
の目標値(WT(A/D)まで1℃ずつ所定の水温情報
更新時間である1sec毎に徐々に上昇させて、学習さ
れた水温情報(WT(n))を更新して再学習する。
【0055】次に、ECU20は前記において再学習さ
れた水温情報(WT(n))を車両の水温センサの情報
として用いて所定のエンジン制御信号を駆動手段30に
出力する。
【0056】その後、前記において更新されて再学習さ
れた水温情報(WT(n))が水温情報の目標値(WT
(A/D)を超える時、ECU20は学習された水温情
報(WT(n))をこれ以上更新せずに、水温情報の目
標値(WT(A/D))を最終の水温情報(WT
(n))として学習した後、前記において学習された最
終の水温情報(WT(n))を車両の水温情報にして、
エンジンのアイドルを除去するためのエンジン制御信号
を駆動手段30に出力する(S300−S330)。
【0057】しかし、前記(S240)比較判断段階に
おいて、エンジン始動の完了に伴う目標水温情報(XW
T80=80℃)が、始動のために最終的に学習された
水温情報(WT(n))より小さい場合、ECU20は
エンジン始動後に暖気状態に到達するまで車両のアイド
ルを安定的に制御するために、エンジン始動時に最終的
に学習された水温情報(WT(n))を前記の数式1の
ように水温情報の目標値(WT(A/D))まで−5℃
ずつ所定の水温情報(WT(n))を更新して再学習す
る。
【0058】次に、ECU20は前記において再学習さ
れた水温情報(WT(n))を車両の水温センサ情報と
して用いて所定のエンジン制御信号を駆動手段30に出
力する。
【0059】その後、前記において更新されて再学習さ
れた水温情報(WT(n))が水温情報の目標値(WT
(A/D))を超える時、ECU20は学習された水温
情報(WT(n))をそれ以上更新せずに、水温情報の
目標値(WT(A/D))を最終水温情報(WT
(n))として学習した後、前記において学習された最
終水温情報(WT(n))を車両の水温情報にして、エ
ンジンのアイドルを制御するためのエンジン制御信号を
駆動手段30に出力する(S250−S280)。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明の実施例による水
温センサの故障時のエンジン制御方法は、水温センサの
故障によって水温情報が印加されない場合に、エンジン
の始動時に水温センサと類似した情報を出力する吸気温
センサの吸気温情報の印加を受けて水温センサの情報と
して用いて始動時及び始動後のエンジンを制御するため
のエンジン制御信号を出力することによって、冷始動時
にエンジンの始動が可能であり、始動後に暖気状態に到
達するまでエンジンのアイドル状態を安定的に維持する
ことができる。
【0061】また、水温センサと吸気温センサとが同時
に故障しても、車両状態の条件に応じて水温情報の目標
値をそれぞれ設定してエンジンの始動及び始動後のエン
ジン制御を遂行するので、冷始動時のエンジン始動性を
確保することができ、始動後に暖気状態に到達するまで
安定的なエンジンのアイドルを維持することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般のエンジン制御装置の構成ブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例による水温センサの故障時のエ
ンジン制御方法の動作順序図である。
【図3】図2に続く水温センサの故障時のエンジン制御
方法の動作順序図である。
【図4】図3に続く水温センサの故障時のエンジン制御
方法の動作順序図である。
【図5】本発明の実施例による水温センサの故障時の車
両の条件に応じてそれぞれ設定される水温情報の出力グ
ラフである。
【図6】従来の実施例による水温センサの故障時のエン
ジン制御方法の動作順序図である。
【符号の説明】 10 車両の動作状態の感知手段 11 吸気温センサ 13 水温センサ 20 ECU 30 駆動手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の動作状態の感知手段から印加され
    る水温センサ情報、吸気温センサ情報、エンジン回転数
    情報、イグニッションスイッチ情報およびスロットルバ
    ルブスイッチ情報によって水温センサが故障したかどう
    かを判断する段階と;水温センサが故障した場合、エン
    ジンがストールしているかどうかを判断する段階と;エ
    ンジンが回転中であると判断されると、水温情報の初期
    値をエンジンのストール時に設定された水温情報の目標
    値に設定して始動モードが解除されたかを判断する段階
    と;始動モードが解除されない場合、吸気温センサが故
    障したかどうかを判断する段階と;吸気温センサが正常
    な吸気温情報を出力する場合、吸気温センサから出力さ
    れる吸気温情報を水温情報の目標値に設定した後、水温
    情報の初期値(WT(n))を水温情報の目標値に到達
    するまで加減演算して所定の時間を基準に新たな水温情
    報に更新して学習する段階と;前記において学習された
    新たな水温情報によって所定のエンジン制御信号を出力
    し、学習された新たな水温情報が水温情報の目標値に到
    達すると、水温情報の初期値の更新を終了した後、水温
    情報の目標値を最終的に学習された水温情報にして、エ
    ンジン始動及び始動後のアイドル制御のためのエンジン
    制御信号を出力する段階とからなることを特徴とする水
    温センサ故障時のエンジン制御方法。
  2. 【請求項2】 水温センサと吸気温センサとが故障した
    場合、水温情報の初期値をエンジンのストール時に設定
    された水温情報の初期値に設定し、水温情報の目標値を
    吸気温センサの故障時に設定された吸気温の目標値に設
    定し、水温情報の初期値を水温情報の目標値に到達する
    まで加減演算して所定の時間を基準に新たな水温情報に
    更新して学習する段階と;前記において更新されて学習
    された新たな水温情報によって、所定のエンジン制御信
    号を出力し、学習された新たな水温情報が水温情報の目
    標値に到達すると、水温情報の初期値の更新を終了した
    後、水温情報の目標値を最終的に学習された水温情報に
    して、エンジン始動及び始動後のアイドル制御のための
    エンジン制御信号を出力する段階とを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の水温センサ故障時のエンジン制御
    方法。
  3. 【請求項3】 始動モードが解除された場合、始動が完
    了したものと判断して水温情報の目標値を始動完了後に
    水温情報の目標値に設定し、始動時に最終的に学習され
    た水温情報を始動完了後に水温情報の目標値に到達する
    まで加減演算して所定の時間を基準に水温情報を更新し
    て再学習する段階と;前記において更新されて再学習さ
    れた水温情報によって所定のエンジン制御信号を出力
    し、再学習された水温情報が水温情報の目標値に到達す
    ると、水温情報の初期値の更新を終了した後、水温情報
    の目標値を最終的に学習された水温情報にして、エンジ
    ン始動後にアイドル制御のためのエンジン制御信号を出
    力する段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載の
    水温センサ故障時のエンジン制御方法。
  4. 【請求項4】 エンジンがストール状態である場合、水
    温情報の目標値をエンジンのストール時に設定された水
    温情報の目標値に設定してエンジン制御信号を出力し、
    継続的なエンジンのストールのために運転者の始動キー
    操作によってイグニッションスイッチがオフになると、
    全ての制御動作を終了する段階を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の水温センサ故障時のエンジン制御方
    法。
JP11370913A 1999-04-13 1999-12-27 水温センサ故障時のエンジン制御方法 Pending JP2000297680A (ja)

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