JPS61102313A - 電動式冷却フアンの制御装置 - Google Patents

電動式冷却フアンの制御装置

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JPS61102313A
JPS61102313A JP22269384A JP22269384A JPS61102313A JP S61102313 A JPS61102313 A JP S61102313A JP 22269384 A JP22269384 A JP 22269384A JP 22269384 A JP22269384 A JP 22269384A JP S61102313 A JPS61102313 A JP S61102313A
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JP
Japan
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voltage
sensor
temperature
engine
electric motor
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JP22269384A
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Yukio Egawa
江川 幸雄
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/02Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air
    • F01P7/04Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio
    • F01P7/048Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio using electrical drives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/02Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンに備えられている電動式冷却ファン
について、その回転数を制御する場合に利用されるもの
である。
〔従来の技術〕
自動本川エンジンのなかには、ラジェータを冷却するた
めの冷却ファンとして、電動式のものを備えたものがあ
る(例えば、特開昭58−96119)。
電動式の冷却ファンというのは、電動機(即ち1電動モ
ータ)によって駆動されるものである。
従来の電動式冷却ファンにあっては、エンジンの冷却水
の温度を最適値(約85℃〜93℃)に保つために、エ
ンジンの冷却水温度に応じて自動的に電動機がオン・オ
フするようにされている。
即ち、エンジンの冷却水の温度が所定値よりも低いとき
には、電動機はオフとされており、冷却ファンは作動し
ていない。エンジンの冷却水の温度が所定値以上になる
と、電動機はオンとされ。
冷却ファンが回転し始める。なお、当然ながら前記所定
値にはヒステリシスが付けられ、ている。
ここで1重要なことは、従来のものは。
・電動機のオン・オフを決めるものはエンジンの冷却水
の温度だけであるということ・電動機がオンとされると
きに電動機に印加される電圧は、バッテリの電圧と同じ
大きさく約12ボルト)であるということ である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電動式冷却ファンを備えた自動車においては、電
動機がオンとされたとき、急激に冷却ファンの騒音が高
くなるため、斯かる騒音が乗員にとって非常に耳ざわり
となるという問題があった。
これは1次の理由による。
即ち、前に述べた通り、従来のものにおいては。
電動機がオンとされたときに電動機に印加される電圧は
 バッテリの電圧と同じ大きさく約12ボルト)である
。このため、電動機がオンとされたとき冷却ファンの回
転数が急激に高くなる(−挙に約3600rpm程度に
なる)からである。
これについては、電動機がオンとされたときに電動機に
印加される電圧を12ボルトよりも小さくシ、除々に電
圧を上げるようにすることが考えられる。
しかしながら、このようにすると、前記したように、従
来のものは電動機のオン・オフを決めるものがエンジン
の冷却水の温度だけであり、エンジンの発熱量に対して
冷却水の温度は遅れて変化するので、冷却水の温度が過
度に上昇することは避けられない。従って、従来のもの
において、このような方法を採ることは不可能である。
本発明は、このような従来の技術の問題点を解決するた
めになされたものである。
本発明の技術的課題は、電動式冷却ファンを備えた自動
車において、急激に冷却ファンの騒音が高くならないよ
うにして、冷却ファンの騒音が乗員の耳ざわりにならな
いようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この技(1・を的課題を達成する(即ち、前述の従来の
技術の問題点を解決する)ために1本発明にあっては次
のような手段が講じられている。
即ち9本発明に係る電動式冷却ファンの制御装置という
のは、エンジンに備えられている電動式冷却ファンの回
転数を制御するための制御装置であって、外気の温度を
検出して出力する外気温センサと、自動車の車速を検出
して出力する車速センサと、エンジンの冷却水の温度を
検出して出力する水温センサと、エンジンの回転数を検
出して出力するエンジン回転数センサと、排気ガスの温
度を検出して出力する排気温センサと、スロットル弁の
開度を検出して出力するスロ・ノトル弁開度センサと、
演算装置と、前記電動式冷却ファンを駆動する電動機と
、該電動機の作動を制御する電動機制御装置とを有して
おり。
前記演算装置は。
・前記外気温センサと前記車速センサと前記水温センサ
と前記エンジン回転数センサと前記排気温センサと前記
スロットル弁開度上ンサとから出力信号を受け取って。
・これらの信号に基づいて、少なくともエンジン作動中
常に、前記電動機に印加すべき電圧を計算し、斯かる電
圧に基づいて、前記電動機に印加すべき電圧を決定する 機能を在しており。
前記電動機制御装置は。
・前記演算装置において決定された電圧を少なくとも6
工ンジン作動中常に前記電動機に印加する 機能を有している ことを特徴とする。
〔作用〕
本発明にあっては、備えられているセンサの種、類と、
演算装置と電動機制御装置についての機能とに注目すべ
きである。
本発明では、従来のように、冷却水の温度だけ 。
でなく、冷却水の温度以外に、外気温度、車速。
エンジン回転数、排気ガス温度、スロットル弁開度によ
って電動機に印加すべき電圧を決定している。従って、
電動機がオンとされたときに電動機に印加される電圧を
12ボルトよりも小さくシ。
除々に電圧を上げるようにすることが可能となる。
この訳は、以下の実施例から明らかにされるので1次に
実施例を説明する。
〔実施例〕
第1図は9本発明の一実施例に係る電動式冷却ファンの
制御装置の全体構成図である。
第1図において、11はエンジン、13はラジェータ、
14は、エンジン11の冷却水をラジェータ13に循環
させるためのウォータポンプである。
第1図において9本実施例に係る電動式冷却ファンの制
御装置というのは、少なくとも次の七つのものを有して
いる。
・外気温センサト 車速センサ2 ・水温センサ3 ・エンジン回転数センサ18 ・排気温セン+19 ・スロットル弁開度センサ20 ・演算装置4 ・電動機制御装置5 ・電動機6 ・電動式冷却ファン(以下、単に冷却ファンと呼ぶ)7 外気温センサ1は、外気の温度を検出して出力するセン
サである。車速センサ2は、自動車の車速を検出して出
力するセンサである。水温センサ゛3は、エンジンの冷
却水の温度を検出して出力するセンサである。エンジン
回転数センサ18は。
エンジンの回転数を検出して出力するセンサである。、
排気温センサ19は、排気ガスの温度を検出して出力す
るセンサである。スロットル弁開度センサ20は、スロ
ットル弁の開度を検出して出力するセンサである。
第1図において、演算装置4はマイクロコンピュータか
ら構成されている。演算装置4は、外気温センサ1の出
力信号と車速センサ2の出力信号と水温センサ3の出力
信号とエンジン回転数センサ18の出力信号と排気温セ
ンサ19の出力信号とスロットル弁開度センサ20の出
力信号とを受け取る。
演算装置4は、これらの信号に基づいて電動機6に印加
すべき電圧を計算する。そして、演算装置4は、計算に
よって求められた電圧に基づいて電動機6に印加すべき
電圧を決定する。
ここで、“計算された電圧”と“決定された電圧”とは
異なる場合がある。この訳は、電動機6がオン・オフす
るときにヒステリシスを持たせるためである。
電動機制御装置5は、演算装置4において″決定された
電圧”を実際に電動機6に印加するためのものである。
本実施例では、前に述べた次の六つのデータだけから電
動機6に印加すべき電圧を計算しているるということが
重要なポインI・である。
・外気温センサ1の出力信号 ・車速センサ2の出力信号 ・水温センサ3の出力信号 ・エンジン回転数センナ18の出力信号・排気温センサ
19の出力信号 ・スロットル弁開度センサ20の出力信号この点につい
て説明する。
本実施例に限らず、一般に、冷却ファンの回転数を制御
する狙いは、冷却水温度を目的とする或る特定の一定値
に保つことである。
冷却水温度は、冷却水に供給される熱量と、冷却水から
放熱される熱量とのバランスによって定まる。しかしな
がら、冷却水に供給される熱量と。
冷却水から放熱される熱量とが変化したら、直ちに冷却
水の温度が変化するものではない。言い換えれば、冷却
水に供給されるillと、冷却水から放熱される熱量と
が変化しても、冷却水の温度が変化するにはある程度の
タイムラグがある。
従って、現在の冷却水の温度と、現在冷却水に供給され
た熱量と、現在冷却水から放熱された熱量とを知れば、
近い将来に冷却水の温度がいかはどになるか予想をつけ
ることが出来る。この点が重要である。
即ち、現在の冷却水の温度と、現在冷却水に供給された
熱量と、現在冷却水から放熱された熱量とを知れば、冷
却水の温度が上昇する前に電動機よ    をオンして
おき、そして、電動機をオンするとき1[ に電動機に印加する電圧を12ボルトよりも小さくシ、
除々に電圧を上げるようにすることが可能となる。
このようにすれば、急激に冷却ファンの騒音が高くなら
ず、従って、冷却ファンの騒音が乗員の耳ざわりになら
ない。
エンジンについて、今現在に冷却水に供給された熱量と
、今現在に冷却水から放熱された熱量とを求める方法に
ついて考えてみる。
まず、冷却水に供給された熱量について考える。
エンジンにおけるエネルギー収支は、一般に次の式(1
)で与えられる。
Q =Q H+ Q 2 +Q 3−−−−・−(1)
ここで、Q−・−・エンジンに供給された燃料の熱エネ
ルギー Q 、 −m−機械的摩擦損失も含めた動力エネルギー Q2−・−排気ガスに檜てられる熱 エネルギー Q、−冷却水に捨てられる(供      ”[′給さ
れる)熱エネルギー エンジンにあっては、冷却水に供給される熱量Q、その
ものを直接測定することはなかなか難しい。
しかしながら、エンジンにあっては2次の■及び■の二
つの性質があるので、冷却水に供給される熱量Q、自体
を直接測定しなくても、下記■及び■の性質を利用して
、Q1或いはQ2のうちのいずれかを知ることによって
Q、を知ることが出来る。
■上記式(1)において、Q、、Q、、Q。
の比率は、エンジンの運転状態にかかわらず略等しい。
■そして、この比率は予めほぼ分かっている(Q、:Q
2:Q、=約3 : 3 : 3)。
式(1)において、Q、、Q、のうちでは、Q、を知る
ことが比較的容易である。従って2本実施例ではQ2を
知ることによって間接的にQ、を求めるようにされてい
る。この点も重要である。
もっとも、Q、を求めるといってもQ2自体を直接測定
することは出来ない。本実施例では、エンジン回転数と
排気ガス温度と外気温度とスロットル弁開度とを測定す
ることによってQ2を求めるようにされている。
これについて説明する。
まず。
排気ガスの重量 =吸入空気の重量+燃料の重量 = (1+1/15)X吸入空気の重量=α×吸入空気
の重量 である。ここで、αは定数である。
従って、排気ガスに捨てられる熱量Q2は、直ぐ分るよ
うに1次の式(2)で与えられる。
Q 2 = k f  (θ)  r Cp VolN
 (T e −T 。
一一−−・(2) 、二こで、に−・−常数 θ−−−−−−スロットル弁の開度 f (θ)−−−−一・スロットル弁の開度がθのとき
の吸入空気量(体積)を表 す関数 γ−−−−−−吸入ガスの比重量 cp−−−−・排気ガスの定圧比熱 Vol・・・・−エンジンの排気ff1N−・−エンジ
ン回転数 Te・−・−排気ガスの温度 T o −−−−・−外気温度 上記式(2)において、krCpVolは定数であるか
ら、結局、排気ガスに捨てられる熱IQ。
は、NとTeとToとθとを測定すれば知ることができ
る。
ここで注意を払うべきことは、成る時点で測定されたエ
ンジン回転数と排気ガス温度と外気温度とスロットル弁
開度とは、その時点での冷却水に供給された熱量を表す
ということである。言い換えれば、今現在のエンジン回
転数と排気ガス温度と外気温度とスロットル弁開度とを
測定すれば。
それが直ちに今現在の冷却水に供給された熱量を表して
いるということである。
次に、冷却水から放熱された熱量について考える。
これは簡単である。冷却水から放熱された熱量を決定す
るものは、外気温度と、TX速(走行風による風速)と
、冷却ファンの回転数(冷却ファンによる風速)である
ここで注意を払うべきごとは、成る時点で測定された外
気温度と車速と冷却ファンの回転数とは。
その時点での冷却水から放熱された熱量を表すという、
二とである。言い換えれば、今現在の外気温度と車速と
冷却ファンの回転数とを測定すれば。
それが直ちに今現在の冷却水から放熱された熱量を表し
ているということである。
以上述べたことを纏めると1次のようになる。
卯ら、“近い将来の冷却水温度は、今現在の冷却水lA
L度と、エンジン回転数と、排気ガス温度とスロットル
弁開度と、外気温度と、車速と、冷却ファンの回転数と
が分かれば分る。
エンジン回転数と排気ガス温度とスロットル弁 ′開度
と車速とは、自動車の運転状態によって定まる。外気温
度は自然条件によって定まる。
従って、自動車の運転状態と自然条件とにかかわらず、
冷却水温度TWをある特定の一定値Tsに保つためには
、その時のエンジン回転数と排気ガス温度とスロットル
弁開度と外気温度と車速と冷却水温度とに応じて、Tw
=Tsとなるように冷却ファンの回転数を制御すればよ
いことになる、冷却ファンの回転数、即ち、電動機の回
転数は印加される電圧に略正比例する。
従って、結局、冷却水温度Twをある特定の一定値Ts
に保つためには、その時のエンジン回転数と排気ガス温
度とスロットル弁開度と外気温度と車速と冷却水温度と
に応じて、TW=T3となるように、第1図の電動fi
6に印加される電圧を制御すればよいことになる。
その時のエンジン回転数と排気ガス温度とスロットル弁
開度と外気温度と車速と冷却水温度とに応じて、Tw=
Tsとなるような電圧を表す式が下記の式(3)に示さ
れている。式(3)は9周知の理論式に若干の補正を加
えて作られている。
なお、前記式(2)は、にγcp V=k 、として。
式(3)に組み込まれている。
V=に、(k2Xf  (θ)XNX (Te−To)
/(Ts−T。) −k 3 X v ’ )’ + 
k a X (T w−Ts)+C−−一−・(3 ここで。
V−−・・・−冷却水温度をTs  (目標値)にする
ために電動機に印加すべき電圧 ■・−・−車速センサ2で検出した車速θ−−−−−−
スロットル弁開度センザ20で検出したスロットル弁開
度 f (θ)−・−・・・スロットル弁の開度がθのとき
の吸入空気量(体積)を表す関数 N−−−・−・エンジン回転数センサー8で検出したエ
ンジン回転数 Te・−・−・−排気温センサー9で検出した排気ガス
温度 Tw−−−−・−水温センサ3で検出した冷却水温度T
o−−〜−−−外気温センサーで検出した外気温度Ts
・・−・・・一定に保とうとする冷却水温度の目標値(
約85℃〜93℃) k、、に2.に、、に、、c、a、bは定数但し、a=
約0.5.b−約2である。
以上で1次の六つのデータだけから電動機6に印加すべ
き電圧を計算しているということの説明を終了する。
・外気温センサーの出力信号T。
・車速センサ2の出力信号V ・水温センサ3の出力信号Tw ・エンジン回転数センサー8の出力信号N・排気温セン
サー9の出力信号Te ・スロットル弁開度センサ20の出力信号θ 第1図の電動機制御装置5は、前記式(3)によって得
られた電圧■そのものを電動機6に印加するのではなく
、斯かる電圧Vを基にして演算装置4が決定した電圧■
を電動機6に印加する。この訳は前にも述べたが、以下
の説明から詳細が明らかにされる。
第2図には、演算装置4及び電動機制御装置5の作動が
フローチャートで表されている。第2図のプログラムは
、第1図のエンジン11が作動開始すると実行開始され
、エンジン作動中は繰り返し実行されている。
第2図を説明する。
第2図において、ステップ21.ステップ22゜ステッ
プ23.ステップ24.ステップ44.ステップ45.
ステップ46において、外気温度TO9車速V、冷却水
温度Tw、エンジン回転数N。
排気ガス温度Te、スロットル弁開度θが読み込まれる
ステップ25において、前記式(1)により電動機に印
加すべき電圧■が計算される。
斯かる計算された■の□・値に応じて5次の■、■。
■の三種類の作動が行われ、実際に電動機6に印加すべ
き電圧■が決定される。なお、以下において通常、■、
=約1ボルト、■2=約−0.5ボルト程度である。
■■≧■1のときは、ステップ26−ステップ27と進
み、ステップ25で求められた■、即ち、計算された電
圧が第1図の電動機6に印加される。電動機6にVが印
加されたあとは、ステップ27−RESETと進み、再
び第2図プログラムが実行される。
■V 2<V<V 、のときには、ステップ26→ステ
ツプ28→RESETと進む。このとき。
電動機6は、以前の状態(即ち、現在の状態)がそのま
ま維持される。即ち、以前に(即ち、現在)電圧■が電
動機6に印加されたのであるならば。
電動機6にはこの値Vが印加されたままとなる。
前回電動機6に電圧■が印加されていなければ。
今回も電圧は印加されない。RESETのあとは再び第
2図のプログラムが実行される。
■V≦V2のときには、ステップ26→ステツプ28→
ステツプ29と進む。そして、この場合は、ステップ2
5で電圧Vが求められていても電動機6にはいかなる電
圧も印加されない。ステップ29のあとはRESETさ
れ、再び第2図のプログラムが実行される。
第2図のフローチャートを第3図に基づいて更に説明す
ると次のようになる。
第3図は、第1図の電動機6に実、際に印加される電圧
と電動機6の回転数(即ち、冷却ファン70回転数)と
の関係を表すグラフである。
第2図のステップ25で求められる電圧VがV≧V、で
あるとすると、前記■の機能により、斯かる電圧■が電
動機6に印加される。このときの電動機6の回転数はN
である。
第2図のステップ25で演算される値■が小さくなって
くると、印加される電圧も小さくなり。
電動機6の回転数Nも低下してくる。そして、■=■1
となったときには、電動機6の回転数はN1となってい
る。
第2図のステップ25で演算される値■がさらにさがっ
ても、V、<V<V、の間は、前記■の機能によって、
電動機6には電圧V、が印加される。従って、電動機6
の回転数もN、のままである。
第2図のステップ25で演算される値■がさらに下がっ
てV=V 2となると、上記■の作用によって、電動機
6に印加される電圧は零となる。このときは、電動機6
を回転させなくても冷却水温度をTsに保てる場合であ
る。それ以後は第2図のステップ25で演算される値■
が更にさがっても、上記■の機能によって、電動機6に
印加される電圧は零である。
冷却ファン7がずっと停止されたままになったために、
第2図のステップ25で演算される値■が上昇してきた
とする。ステップ25で演算される値■がv2を超えて
もV<V、のときは、上記■の機能により、依然として
電動機6に印加される電圧は零である。従って、冷却フ
ァン7は作動しない。
第2図のステップ25で演算される値■が■=■1とな
ると、上記■の作用により、始めて電動機6に電圧V1
が印加される。このとき、電動機6はN1で回転する。
第2図のステップ25で演算される値Vが■〉Vlとな
ると、電動機6には斯かる■が印加される。従って、電
動機6はNで回転する。
上記説明から分るように2第2図のステップ26、ステ
ップ27.ステップ28.ステップ29は、電圧Vにヒ
ステリシス■、〜■、を与えるためであるに過ぎない。
このようなヒステリシスは。
計算されたVの値の小さな変化で電動機6がオン・オフ
のハンチングを起こさないようにするためである。
また、前記したように、■、=約1ボルトであるため、
N1=約30Orpm程度である。また1■≧V1の領
域では、VとNとは略正比例している。
本実施例において9重要な点は次の(あ)、(い)の二
つである。
(あ)第2図のフローチャート即ち、外気温度To、車
速V、冷却水温度TW、エンジン回転数N、排気ガス温
度Te、スロットル弁開度θに基づいて電圧■を計算す
ることが、エンジン作動中常に実行されている。従って
、電動機6の回転数が連続的に変化しながらエンジンの
冷却水&度がTs (一定値)に制御される。従って、
冷却ファン7の回転騒音のステップ状の変化が乗員に対
し耳ざわりにならないこと。なお1本実施例にあっても
、第3図から分るように、V=V、、V。
のときには、電動機6の回転数がステップ状に変化する
が、このときの電動機6の回転数N1は。
前記した通り、約30Orpm程度であるため。
これは特に問題となる程のことはない。
(い)第2図のステップ21,44.45.46におい
て、外気温度Toとエンジン回転数Nと排気ガス温度T
eとスロットル弁開度θとから冷却水に供給された熱量
Q、を求めている。従って。
このために1本実施例のものはコストが安くて済むこと (い)について付は加える。
本出願人は9本件出願以前にも昭和59年7月13日付
けで本件出願と同様な技術思想の考案を出願したが、斯
かる出願においては、冷却水に供給された熱量Q、を求
めるのに、前記式(1)においてQ、を求め、Q、から
Q、を求めるようにしていた。ここで、Qlは、傾斜セ
ンサ、車速センサ、加速センサを用いて自動車にかかる
負荷を求めることにより計算していた。
車速センサ、加速センサは比較的安いものであるが、傾
斜センサは値段が高いものである。また。
傾斜センサから自動車が坂道にさしかかったことを知る
には、加速センサによって得られたデータを考慮して処
理しなければならない。この処理の仕方が非當に難しい
。従って、昭和59年7月13日付けの出願に係るもの
は、コストアップになるということがあった。
これに対して1本実施例は、外気温度Toとエンジン回
転数Nと排気ガス温度Teとスロットル弁開度θとから
冷却水に供給される熱量Q、を求めているが、これらを
求めるセンサ自体の値段は安い。また、センサで求めら
れたデータの処理も何等難しいことはない。従って1本
実施例のものは、上記の通り、コストが安くて済む。
〔発明の効果〕
上記実施例の説明から分る通り1本発明によれば、電動
式冷却ファンを備えた自動車において。
急激に冷却ファンの回転数が高くならないために。
冷却ファンの回転騒音が乗員に対して耳ざわりにならな
いという効果を奏する。
また1本発明にあっては、外気温度とエンジン回転数と
排気ガス温度とスロットル弁開度ζから冷却水に供給さ
れた熱量を求めているが、これらを求めるセンサ自体の
値段は安い。また、センサで求められたデータの処理も
何等難しいことはない。従って1本発明のものは、コス
トが安くて済むという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例に係る電動式冷却ファンの
制御装置の全体構成図。 第2図は、第1図の演算装置及び電動機制御装、   
 置の作動を表すフローチャート第3図は、第1図の電
動機に印加される電圧と電動機の回転数(即ち、冷却フ
ァンの回転数)との関係を表すグラフである。 1−・−外気温センサ 2−−−−一車速センサ 3・・−・−水温センサ 4−・−−−一演算装置 5−・・−電動機制御装置 6−−−−−一電動機 7−−−−−一冷却フアン(電動式冷却ファン)11・
−−−m−エンジン 18−〜−−−−エンジン回転数センサ19−・−排気
温センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  エンジンに備えられている電動式冷却ファンの回転数
    を制御するための制御装置であって,外気の温度を検出
    して出力する外気温センサと,自動車の車速を検出して
    出力する車速センサと,エンジンの冷却水の温度を検出
    して出力する水温センサと,エンジンの回転数を検出し
    て出力するエンジン回転数センサと,排気ガスの温度を
    検出して出力する排気温センサと,スロットル弁の開度
    を検出して出力するスロットル弁開度センサと,演算装
    置と,前記電動式冷却ファンを駆動する電動機と,該電
    動機の作動を制御する電動機制御装置とを有しており, 前記演算装置は, 前記外気温センサと前記車速センサと前 記水温センサと前記エンジン回転数センサと前記排気温
    センサと前記スロットル弁開度センサとから出力信号を
    受け取って, これらの信号に基づいて,少なくともエ ンジン作動中常に,前記電動機に印加すべき電圧を計算
    し,斯かる電圧に基づいて,前記電動機に印加すべき電
    圧を決定する 機能を有しており, 前記電動機制御装置は, 前記演算装置において決定された電圧を 少なくともエンジン作動中常に前記電動機に印加する 機能を有している ことを特徴とする電動式冷却ファンの制御装置。
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