JPH07106876B2 - 建設機械の安全装置 - Google Patents

建設機械の安全装置

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JPH07106876B2
JPH07106876B2 JP3018677A JP1867791A JPH07106876B2 JP H07106876 B2 JPH07106876 B2 JP H07106876B2 JP 3018677 A JP3018677 A JP 3018677A JP 1867791 A JP1867791 A JP 1867791A JP H07106876 B2 JPH07106876 B2 JP H07106876B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋回可能なブーム等の
上部旋回体を備えたクレーン等の建設機械において、そ
の吊り荷の重量に応じて限界作業領域を設定し、かつ、
これに基づき強制的な駆動停止や警報等の安全動作を行
わせる安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記のような建設機械では、そ
の旋回作業中での座屈や転倒等を防ぐため、作業状態が
安全領域を超えた場合に強制的に旋回動作を自動停止さ
せるといった安全装置が備えられている。
【0003】従来、このような装置では、許容条件が旋
回角にかかわらず360°全域にわたって同等に設定さ
れていたが、クレーンに備えられるアウトリガジャッキ
は常に完全に水平に張り出されるとは限らず、小幅の道
路など、作業場所によっては一部のアウトリガジャッキ
の水平張出し量が各々異なることがあるため、この場合
には旋回角によっても許容条件を変える必要がある。
【0004】そこで、特開昭57−27893号公報に
は、クレーンの作業状態を時々刻々検出し、その検出値
と各状態に対応して記憶された吊り上げ能力の設定値か
らクレーンの定格荷重を定め、この定格荷重と実荷重と
の比較に基づいて安全動作を行うようにしたものが示さ
れている。
【0005】また、実開昭62−89289号公報に
は、各アウトリガジャッキの水平張出し量に応じてブー
ムの旋回許容範囲を記憶しておき、実際の作業状態がこ
の範囲を超えた場合に旋回駆動及びブーム駆動を停止さ
せるようにしたものが示されている。上記旋回許容範囲
としては、左右でアウトリガジャッキの水平張出し量が
異なる場合、ブームの旋回方向について安定区間と不安
定区間とに分け、安定区間には最大作業領域を設定し、
不安定区間には上記最大領域よりも小さい中間作業領域
を設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開昭57−2789
3号公報の装置では、算出された定格荷重と実荷重とを
比較するものであるため、ブーム長及び作業半径が固定
された状態で現在の荷重を吊り上げられるか否かを判断
するには都合がよいが、この荷重を吊り上げた状態でど
の位置まで旋回できるかといった限界作業領域を把握す
るのは困難である。
【0007】また、実開昭62−89289号公報に示
される装置では、安定区間から不安定区間に移行する際
に許容作業範囲が急激に減少するため、この時点で強制
的にクレーンが自動停止される確率が高い。しかし、現
実の許容作業領域はクレーンの旋回角に応じて連続的に
変化するものであり、上記のようにある旋回角を境に断
続的に減少するものではないので、クレーンの運転者に
違和感を与えるとともに、作業可能領域を必要以上に狭
めてしまう不都合がある。しかも、この公報の装置で
は、前後のアウトリガジャッキの水平張出し量に差があ
る場合については考慮されていないが、このような差が
ある場合には、差がない場合と比べて当然に安全領域は
変わる筈であり、このような面においても、上記装置で
は適正な許容作業範囲が設定されていると言い難い。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、作業者
にとって限界作業領域が把握し易く、かつこの限界作業
領域を各アウトリガジャッキの水平張出し量の差を考慮
して適正なものに設定することができるクレーン等の建
設機械の安全装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、旋回可能な上
部旋回体と前後のアウトリガジャッキとを備え、上記上
部旋回体の所定位置に吊り荷が吊り下げられる建設機械
の安全装置であって、上部旋回体の作業半径を検出する
作業半径検出手段と、旋回角を検出する旋回角検出手段
と、各アウトリガジャッキの水平張出し量を個別に検出
するアウトリガジャッキ検出手段と、上記吊り荷の重量
及び各アウトリガジャッキの水平張出し量に応じて旋回
角と許容作業半径との関係を示す上部旋回体の限界作業
領域を設定する限界作業領域設定手段と、この設定され
た限界作業領域と実際の上部旋回体の作業半径及び旋回
角とに基づいて安全動作を行わせる作動手段とを備え、
上記限界作業領域設定手段は、前後作業領域に関する上
部旋回体の第1の許容作業半径を算出する前方能力算出
手段と、前後のアウトリガジャッキの張出し状態に基づ
いて左右両側について個別に側方作業領域に関する上部
旋回体の第2の許容作業半径を算出する側方能力算出手
段と、各アウトリガジャッキの張出し状態に基づいて左
右両側について個別に上記前後作業領域と側方作業領域
との臨界角度を算出する臨界角度算出手段と、この求め
られた臨界角度と上記第1の許容作業半径及び第2の許
容作業半径とから全周にわたって許容作業半径が連続す
る限界作業領域を設定する領域設定手段とを備えている
ものである。
【0010】ここで、「前後作業領域と側方作業領域と
の臨界角度」とは、前後作業領域と側方作業領域との境
界が位置する旋回角度をいい、この角度は、限界作業領
域の境界線が、第1の許容作業半径をもつ円弧から直線
等に変化する旋回角度を意味することになる。
【0011】
【作用】上記構成によれば、前後左右の各アウトリガジ
ャッキの水平張出し量に応じて、前後作業領域での能力
を決める第1の許容作業半径、側方作業領域での能力を
決める第2の許容作業半径、さらには、前後作業領域と
側方作業領域との臨界角度がそれぞれ左右個別に定めら
れるとともに、これらのパラメータに基づき、全周にわ
たって許容作業半径が連続する最終的な限界作業領域が
設定されることとなる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、ここでは建設機械の一例としてクレーンを開
示するが、本発明は上部旋回体を備えた様々な建設機械
について適用が可能なものである。
【0013】図15に示されるクレーン10は、鉛直方
向の旋回軸101周りに旋回可能なブームフット(上部
旋回体を構成)102を備え、このブームフット102
に、N個のブーム部材B1〜BNからなる伸縮可能なブー
ムBが取付けられている。このブームBは、水平方向の
回動軸103を中心に回動可能(起伏可能)に構成さ
れ、その先端部(ブームポイント)にロープ104で吊
り荷Cが吊り下げられている。なお、以下の説明でBn
(n=1,2,…,N)は、ブームフット102側から
数えてn番目のブーム部材を示すものとする。
【0014】このクレーン10のロアフレームの前後左
右の4隅には、側方に張り出されるアウトリガジャッキ
105が配設されている。各アウトリガジャッキ105
の水平張出し量は個別に設定可能となっている。
【0015】このクレーン10には、図1に示されるよ
うなブーム長センサ11、ブーム角センサ12、シリン
ダ圧力センサ13、アウトリガジャッキ水平張出し量セ
ンサ14、旋回角センサ15、旋回角速度センサ16、
及びロープ長センサ17が配設され、各センサの検出信
号が演算制御装置20に入力されるとともに、この演算
制御装置20からは、警報器31、ディスプレイ画面を
もつ表示装置32、及び旋回駆動用の油圧システム33
に制御信号が出力されるようになっている。
【0016】図2は、上記演算制御装置20の機能構成
を示したものである。この演算制御装置20は、大別し
て、 1)負荷率に関する演算制御 2)限界作業領域に関する演算制御 の2つを行うように構成されている。
【0017】1)負荷率の演算制御に関する機能構成 図において、作業半径算出手段21は、ブーム長センサ
11及びブーム角センサ12により各々検出されたブー
ム長LB及びブーム角φから吊り荷Cの作業半径Rを算
出するものである。吊上げ荷重算出手段22は、上記ブ
ーム長LB、ブーム角φ、及びシリンダ圧力センサ13
により検出されたブームアッパのシリンダ圧力pによ
り、実際に吊り上げられた吊り荷Cの荷重Wを算出する
ものである。
【0018】負荷率算出手段23は、上記作業半径R、
ブーム長LB、安全係数α、旋回角センサ15により検
出された各水平張出し量d1,d2,d3,d4に基づいて
定格荷重Woを算出するとともに、この定格荷重Woに
対する実際の吊り上げ荷重Wの比、すなわち、負荷率W
/Woを算出するものである。
【0019】第1警告制御手段291は、上記負荷率算
出手段23により算出された負荷率W/Woが90%以
上となった時点で警報器31へ制御信号を出力し、警報
を行わせるものである。第1停止制御手段292は、上
記負荷率W/Woが100%を超えた時点で油圧システ
ム30に制御信号を出力し、旋回動作を除くクレーン動
作を強制的に停止させるものである。
【0020】以上の手段によって、負荷率W/Woが算
出され、この負荷率W/Woに基づき安全動作の制御が
なされる。
【0021】2)限界作業領域の演算制御に関する機能
構成 限界作業領域設定手段24は、上記吊上げ荷重W、及び
上記アウトリガジャッキ水平張出し量センサ14で検出
された各アウトリガジャッキ105の水平張出し量d1
〜d4に基づき、クレーン10の限界作業領域、すなわ
ち、その時の吊り上げ荷重Wで安全な範囲でブームBの
先端が移動できる領域を算出するものである。
【0022】具体的には、図3に示されるような前方能
力算出手段241、アウトリガジャッキモード判別手段
242、側方能力算出手段243、扁平率算出手段24
4、変曲角算出手段245、補間演算手段(領域設定手
段を構成)246、許容半径設定手段(領域設定手段を
構成)247とを備え、ここで設定される作業半径R
は、旋回角θとの関係式R=f(θ)で与えられる。
【0023】残り角度算出手段25は、ブームBが現在
の位置から上記限界作業領域を超えるまでに旋回できる
残り角度θcを算出するものである。
【0024】制動角加速度算出手段26は、上記作業半
径R、ブーム長LB、ブーム角φ、及び角速度センサ1
6とロープ長センサ17とにより各々検出される角速度
Ωo及び吊り荷の振れ径l(エル)に基づき、実際の制
動角加速度βを算出するものである。具体的には、図3
に示されるようなブーム慣性モーメント算出手段26
1、許容角加速度算出手段262、及び実際角加速度算
出手段263を備え、吊り荷Cの振れを生じさせず、か
つ強制停止時の慣性力に対するブームBの横曲げ強度を
考慮した制動角加速度βを算出する。
【0025】所要角度算出手段27は、旋回制動開始前
の角速度Ωoに基づき、上記制動角加速度βで制動を開
始してから停止するまでにブームBが旋回する角度(所
要角度)θrを算出するものである。余裕角度算出手段
28は、上記残り角度θcと所要角度θrの差である余
裕角度Δθを算出するものである。
【0026】第2警告制御手段293は、算出された余
裕角度Δθが所定値以下となった時点で警報器際に制御
信号を出力し、警報を行わせるものである。第2停止制
御手段294は、上記余裕角度Δθが0となった時点で
油圧システム33内のモータの制御信号を出力し、上記
制動角加速度βでブームBの旋回を制動、停止させると
ともに、この時点からさらに作業半径Rが大きくなる動
作を強制的に停止させるものである。
【0027】以上の手段によって、限界作業領域が設定
され、この領域と現在の作業状態との比較により安全動
作が制御されるようになっている。
【0028】次に、この演算制御装置20が実際に行う
演算内容及び制御内容を説明する。
【0029】1)負荷率に関する演算制御 作業半径算出手段21は、まず、ブーム長LB及びブー
ム角φによってブームBのたわみを考慮に入れない作業
半径R´及びブームBのたわみによる誤差ΔRを求め、
両者から作業半径Rを算出する。吊上げ荷重算出手段2
2は、算出された作業半径R、ブーム長LB、及びシリ
ンダ圧力pから、実際に吊り上げられた吊り荷Cの荷重
Wを算出する。負荷率算出手段23は、上記作業半径
R、ブーム長LB、アウトリガジャッキ105の水平張
出し量d1〜d4、及び予め定められた安全係数αに基づ
き、現在の旋回角θに対応する定格荷重Woを、設定さ
れた定格荷重を記憶したメモリの中から呼び出すか、あ
るいは同メモリの値から補間演算で算出する。さらに、
負荷率算出手段23は、上記定格荷重Woに基づいて負
荷率W/Woを算出する。
【0030】この負荷率W/Woが90%以上の場合に
は、第1警告制御手段291の出力信号を受けた警報器
31から警報が発せられるため、作業者は、吊り上げた
荷Cによる荷重Wが定格荷重Woに近いことを知ること
ができる。また、負荷率W/Woが100%を超える場
合、すなわち、実荷重Wが定格荷重Woを上回る場合に
は、危険防止のため、第1停止制御手段292の出力信
号により、旋回を除くクレーン動作(ブームBの伸長・
倒伏、吊り荷Cの巻上げ等)が強制的に停止される。
【0031】2)限界作業領域に関する演算制御 限界作業領域設定手段24は、上記吊上げ荷重W、及び
各アウトリガジャッキ105の水平張出し量d1〜d4
応じた限界作業領域を設定する。
【0032】その設定動作を、前記図3、図5のフロー
チャート、さらには図6〜図11の説明図を参照しなが
ら説明する。
【0033】上記吊上げ荷重算出手段22により吊り上
げ荷重Wが算出された(ステップS1)後、まず、図3
に示される前方能力算出手段241は、上記吊り上げ荷
重Wに基づいて、前方能力を示すバロメータである、ブ
ームBが前後方向にある場合の許容作業半径(第1の許
容作業半径)R1を演算する(ステップS2)。なお、
どこまでの領域をクレーンの前方(及び後方)とし、ど
こまでの領域をクレーンの側方とするかは、後述の変曲
角の演算で決定される。
【0034】この前方能力を決定する第1の許容作業半
径R1は、各アウトリガジャッキ105の水平張出し量
に関係なく定められる。この実施例では、上記前方能力
算出手段241が、図6に示されるように4種類のブー
ム長LBについて、吊り荷重Wに対応する作業半径R1
を記憶しており、このデータに基づいて、現在のブーム
長LB 及び吊り荷重Wに適した第1の許容作業半径R1
が算出される。なお、実際のブーム長LB が上記4つの
ブーム長に該当せず、その間の値である場合には、図7
に示されるようにその値を挾む2つのブーム長にそれぞ
れ対応する値Ra,Rbから直線補間演算により適当な
値R1 が求められる。
【0035】一方、アウトリガジャッキモード判別手段
242においては、各アウトリガジャッキ105の水平
張出し量に基づいて、現在のアウトリガジャッキモード
(アウトリガジャッキ張出し状態)の判別がクレーンの
左右両側について個別に行われる(ステップS3)。各
アウトリガジャッキ105の水平張出し量は、図8にも
示されるように、その場(張出さず)、中間1(小さめ
の中間張出し)、中間2(大きめの中間張出し)、及び
全張出しの4つに切替可能とされており、従って、上記
アウトリガジャッキモードは次の表1に示す10種類の
モードのいずれかに該当することになる。
【0036】
【表1】
【0037】次に、側方能力算出手段243は、上記吊
り上げ荷重Wとアウトリガジャッキモードとにより、側
方能力のバロメータである、ブームBが左右方向にある
場合の許容作業半径(第2の許容作業半径)R2 を算出
する(ステップS4)。具体的に、この側方能力算出手
段243は、上記10種類のアウトリガジャッキモード
について個別に、前記図6に示されるグラフと同様のデ
ータ、すなわち吊り上げ荷重Wに対応する許容作業半径
2 に関するデータを記憶し、これに基づいて、第2の
許容作業半径R2 を設定する。この第2の許容作業半径
2 は、当然に、上記第1の許容作業半径R1よりも小
さくなるが、この第2の許容作業半径R2は、これ以上
作業半径が大きいと安全性を損なうといった最大限の半
径ではなく、少なくともこれだけの作業半径が確保され
ていれば十分であるという最小限の半径を意味し、従っ
て、この第2の許容作業半径R2よりも大きな作業半径
で運転されても安全性を損なわない場合がある。
【0038】次に、上記2つの許容作業半径R2,R1
基づき、これらの比R2/R1である扁平率ηが扁平率算
出手段244により算出される(ステップS5)。そし
て、この扁平率ηと上記アウトリガジャッキモードとに
より、限界作業領域の境界線の変曲角が求められる(ス
テップS6)。
【0039】この変曲角とは、限界作業領域の境界線を
設定する場合に、この境界線が、許容作業半径をもつ円
弧から直線、あるいは直線から円弧に変化する旋回角度
を意味する。ここで設定される変曲角は、クレーンの前
後作業領域と左右の側方作業領域との臨界角度となる、
前後左右4つの第1の変曲角θF1,θR1(必ず設定され
る)と、前後の第1の変曲角同士の間に設定される第2
の変曲角θF2,θR2(設定される場合と設定されない場
合とがある)とに大別される。
【0040】まず、前側の第1の変曲角θF1及び後側の
第1の変曲角θR1は、図8に示されるように、それぞ
れ、前側のアウトリガジャッキ水平張出し量及び後側の
アウトリガジャッキ水平張出し量に応じてこれらとの単
純なる一対一対応により決定される。例えば、クレーン
の前方をθ=0°とし、前側のアウトリガジャッキ10
5の水平張出し量が「その場」で、後側のアウトリガジ
ャッキ105の水平張出し量が「中間2」であるとする
と、前側の第1の変曲角θF1は5°に、後側の第1の変
曲角θR1は180°−30°=150°にそれぞれ設定
される。
【0041】なお、アウトリガジャッキ水平張出し量が
アナログ的に調節可能な機械においては、図9に示され
るように、クレーンの中央Oから各アウトリガジャッキ
の張出し点PF,PRに引いた直線の角度を基準にして、
これよりもある一定の調節角度ψだけずらした角度を第
1の変曲角とするようにしてもよい。
【0042】この第1の変曲角θF1,θR1によって、限
界作業領域が前後作業領域と左右の側方作業領域とに分
けられる。すなわち、これら第1の変曲角θF1,θ
R1は、前後作業領域と側方作業領域との境界が位置する
旋回角度(本発明でいう臨界角度)に相当するものであ
る。そして、前後作業領域については、上記第1の許容
作業半径R1をもつ円弧がそのまま限界作業領域の境界
線となる。
【0043】次に、左右の側方作業領域については、ま
ず、この領域において第2の変曲角θF2,θR2を設定す
るか否かの判別が行われる。
【0044】その判別基準を説明する。上記第1の許容
半径R1をもつ円弧上において、上記第1の変曲角
θF1,θR1に対応する点同士を直線で結んだ場合、この
直線が図10(a)に示されるように第2の許容半径R
2をもつ円弧と交わらない場合と、交わる場合とが存在
するが、交わらない場合には、上記直線がそのまま左右
領域における境界線として設定される。これに対し、上
記直線が上記第2の許容半径R2をもつ円弧と交わる場
合には、この円弧に対して図10(b)に示されるよう
に各第1の変曲角θF1,θR1に対応する点から引いた接
線の接点に対応する角度が第2の変曲角θF2,θR2とし
て設定される。
【0045】各変曲角の設定の考え方は以上の通りであ
るが、実際に演算を行うに際しては、上記変曲角演算手
段245に、上記図10(a)のような境界線になるか
同図(b)のような境界線になるかの境となる扁平率η
oを記憶させるとともに、この境界扁平率ηo以上の扁
平率については、各扁平率η及びアウトリガジャッキモ
ードに対応する第2の変曲角を記憶させておくようにす
ればよい。
【0046】このようにして変曲角が設定された後は、
補間演算手段246により、境界線が直線である領域に
おける許容作業半径Rと第1の許容作業半径R1との比
R/R1、すなわち中間扁平率が、第1の許容作業半径
1と第2の許容作業半径R2とに基づき補間演算で求め
られる(ステップS7)。これにより、図11のグラフ
に示されるような全周にわたっての扁平率R/R1が求
められることとなる。この全周扁平率に基づき、許容作
業半径設定手段247により、全周についての許容作業
半径が設定され(ステップS8)、これにより限界作業
領域の設定動作が完了する。
【0047】図12は、上記のようにして設定された限
界作業領域の一例を示したものである。図において、境
界線DLで囲まれた領域、すなわち斜線で示された領域
が限界作業領域であるが、この図から分かるように、本
装置では限界作業領域が左右両側について個別に設定さ
れ、かつ前後のアウトリガジャッキの水平張出し量の差
をも考慮した設定がなされており、しかも、各旋回角度
に対応する許容作業半径Rを表す境界線DLは全周にわ
たって連続している。
【0048】まず、ブーム慣性モーメント算出手段26
1は、各ブーム部材Bnの慣性モーメントInを次式に
基づいて算出する。
【0049】In=Ino +(Wn/g)・Rn2 ここで、Inoは各ブーム部材Bnの重心周りの慣性モー
メント(定数)を示し、Wnは各ブーム部材Bnの自
重、gは重力加速度、Rnは各ブーム部材Bnの重心の
旋回半径を示す。
【0050】許容角加速度算出手段262は、次のよう
にして許容角加速度β1を求める。
【0051】一般に、クレーン10のブームB及びブー
ムフット102は十分な強度を有しているが、ブーム長
Bが長くなると、旋回制動時に発生する慣性力に起因
してブームBに大きな横曲げ力が作用する。この横曲げ
力による強度的な負担は、ブームフット102付近で最
大となるので、ここでは、旋回軸101周りのモーメン
トに基づいて強度評価を行うようにしている。
【0052】具体的に、旋回制動時の角加速度をβ´と
すると、ブームBの旋回に起因してその旋回中心に作用
するモーメントNBは、次式「数1」で表される。
【0053】
【数1】
【0054】ここで、Wは上記吊上げ荷重算出手段22
で算出された吊上げ荷重である。また、ブームBの横曲
げ強度に関する定格荷重をWo´(Woα´:α´は安
全係数)とすると、この強度についての許容条件は次式
「数2」で表される。
【0055】
【数2】
【0056】この数2に前記数1を代入すると、次式
「数3」となる。
【0057】
【数3】
【0058】従って、この式「数3」を満たす最大の角
加速度β´を許容角加速度β1に設定すればよい。な
お、上記定格荷重Wo´は一定の値に定めてもよいが、
ブームBのたわみ等を考慮して、ブーム長LBや作業半
径Rが大きくなるほど小さい値に設定するようにしても
よい。
【0059】実際角加速度算出手段263は、このよう
にして算出された許容角加速度β1と、角速度センサ1
6及びロープ長センサ17の検出結果から求められるブ
ーム角速度(減速前の角速度)Ωo及び荷振れ径lとに
基づいて、実際の制動角加速度βを算出する。
【0060】その算出要領を説明する。まず、クレーン
10に吊り下げられた吊り荷Cについて、図13に示さ
れるような単振り子のモデルを考える。この系の微分方
程式は次式「数4」及び「数5」で与えられる。
【0061】
【数4】
【0062】
【数5】V=Vo+at ここで、ηは吊り荷Cの振れ角、Vは時間tとともに変
化するブームポイントの旋回速度、Voは同ブームポイ
ントの旋回停止開始前の旋回速度(=RΩo)、aはそ
の加速度を示す。上記式「数5」の両辺を時間tで微分
して式「数4」の右辺に代入し、かつ式「数4」の両辺
にdη/dtを掛け、初期条件(t=0でη=0、dη/
dt=0)の下で積分すると、次式「数6」が得られ
る。
【0063】
【数6】
【0064】この式をηと(dη/dt)/ωに関する
位相平面上に表すと、図14に示されるように、点A
(−a/g,0)を中心として原点O(0,0)を通る
円を描くことになる。この円を一周するための時間、す
なわち単振り子の状態が原点Oから変化して同状態に復
帰する周期Tは、T=2π/ωで与えられるため、クレ
ーンの旋回停止を開始した時点(点O)から時間nT
(nは自然数)後に完全停止するように角加速度βを設
定すれば、吊り荷の振れなくクレーンを停止させること
ができる。一方、上記ωは重力加速度g及び振れ径lで
決定される一定値であるため、荷振れのない旋回停止が
可能な角加速度βは次式より求めることができる。
【0065】 β=−Ωo/nT=−ωΩo/2nπ (nは自然
数) また、ブームBの横曲げ強度に関しては|β|≦β1
条件であるため、この条件を満たす範囲内で最小の自然
数nを選択することにより、必要最小時間で荷振れなく
クレーンを停止させるための実際の制動角加速度βを得
ることができる。 所要角度算出手段27は、現在の角
速度(すなわち、制動前の角速度)Ωoに基づき、上記
制動角加速度βで旋回停止を行う場合に制動を開始して
から完全に停止するまてに必要な旋回角度(所要角度)
θrを算出する。具体的に、制動を開始してから完全停
止するまでの所要時間をtとすると、 Ωo+βt=0,θr=βt2/2+Ωot の2式が成立するので、両式からtを消去することによ
り、所要角度θrを得ることができる。
【0066】余裕角度算出手段28は、制動を開始する
までに現在の角速度Ωoで旋回できる角度、すなわち余
裕角度Δθ(=θc−θr)を算出する。例えば前記図
12において、位置Cで完全停止するために制動を開始
しなければならない位置をDとすると、上記余裕角度Δ
θは直線OA,ODのなす角度となる。
【0067】第2停止制御手段294は、この算出され
た余裕角度Δθが0となった時点、例えば図12ではブ
ームBが位置Dに到達した時点で、油圧システム33に
制御信号を出力することにより、ブームBの旋回制動及
び現時点から作業半径が大きくなる動作の強制停止を行
う。この時、吊り荷Cの振れを防ぐため、上記制動角加
速度βで停止するように油圧モータ圧力PBを設定す
る。
【0068】この油圧モータ圧力PBの算出要領の一例
を示す。いま、ブームB以外の上部旋回体の部材に関す
る慣性モーメントの総和をIuとすると、旋回制動に必
要なトルクTBは、次式「数7」となる。
【0069】
【数7】
【0070】一方、このトルクTBは、油圧モータ側の
条件と次式「数8」の関係にある。
【0071】
【数8】
【0072】従って、この式「数8」を上記式「数7」
に代入することにより、実際の油圧モータ圧力PBを得
ることができる。
【0073】これに対し、第2警告制御手段293は、
上記余裕角度Δθが0でなく所定値以下になった時点で
警報器31に制御信号を出力し、警報を行わせる。これ
によって作業者は、あと残りわずかな旋回で、自動的に
制動がかけられることを知ることができる。
【0074】さらに、この演算制御装置20は、各値に
関する情報信号を表示装置32に出力し、図12に示さ
れるような限界作業領域の境界線DL、作業半径Rと旋
回角θの双方を示す線分40のほか、クレーン10のロ
アフレームの位置、各アウトリガジャッキ105の張出
し位置等を表示する。これによって作業者は、現在の作
業状態と限界作業領域との関係を一目で把握することが
できる。
【0075】この時、上記限界作業領域は全周にわたっ
て連続する境界線によって設定されているので、従来の
ように許容作業半径が断続的に変化するものに比べ、作
業者は違和感を感じることなく容易に限界作業領域を把
握することができる。また、前後のアウトリガジャッキ
105の水平張出し量を考慮した領域設定を行っている
ので、安全性を確保しながら限界作業領域をより拡大す
ることが可能となる。
【0076】なお、上記実施例では、第1の許容作業半
径R1と個別に第2の作業許容作業半径R2を算出するよ
うにしたものを示したが、本発明はこれに限らず、例え
ばアウトリガジャッキモードに応じた扁平率ηを側方能
力算出手段に記憶させておき、この扁平率ηと上記第1
の許容作業半径R1とに基づいて第2の許容作業半径R2
を算出するようにしてもよい。
【0077】また、本発明は、限界作業領域に基づいて
安全動作が制御されるものであれば適用が可能であり、
その制御の具体的な内容については問わない。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明は、前後作業領域に
ついての上部旋回体の第1の許容作業半径に加え、前後
のアウトリガジャッキの張出し状態に基づいて左右両側
について個別に、側方作業領域についての上部旋回体の
第2の許容作業半径、及び前後作業領域と側方作業領域
との臨界角度を算出し、これらのパラメータに基づき、
全周にわたって許容作業半径が連続する限界作業領域を
最終的に設定するものであるので、前後のアウトリガジ
ャッキの水平張出し量を左右個別に考慮し、かつ作業者
にとって把握しやすい限界作業領域を設定することがで
き、これにより、建設機械の安全性を確保しながら、限
界作業領域の拡大、及び運転操作性の向上を図ることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるクレーンに備えられ
た演算制御装置の入出力関係を示すハード構成図であ
る。
【図2】上記演算制御装置の機能構成図である。
【図3】上記演算制御装置における限界作業領域設定手
段の機能構成図である。
【図4】上記演算制御装置における制動角加速度算出手
段の機能構成図である。
【図5】上記限界作業領域設定手段の演算動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】上記限界作業領域設定手段において記憶される
吊り上げ荷重と許容半径との関係を示すグラフである。
【図7】上記限界作業領域設定手段において行われる許
容半径の補間演算動作を説明するためのグラフである。
【図8】各アウトリガジャッキの水平張出し量と第1の
変曲角との関係を示すR−θ平面図である。
【図9】第1の変曲角の設定方法の他の例を示すR−θ
平面図である。
【図10】(a)は第2の変曲角が設定されない場合の
限界作業領域の境界線を示すR−θ平面図、(b)は第
2の変曲角が設定される場合の限界作業領域の境界線を
示すR−θ平面図である。
【図11】全周にわたって設定された全周扁平率の一例
を示すグラフである。
【図12】設定される限界作業領域の一例を示すR−θ
平面図である。
【図13】吊り荷の状態を単振り子として表した説明図
である。
【図14】上記吊り荷の振れ角と振れ速度に関する式を
位相空間上に表したグラフである。
【図15】上記クレーンの側面図である。
【符号の説明】
10 クレーン 105 アウトリガジャッキ 11 ブーム長センサ(作業半径検出手段を構成) 12 ブーム角センサ(作業半径検出手段を構成) 14 アウトリガジャッキ水平張出し量センサ(アウト
リガジャッキ検出手段) 20 演算制御装置 21 作業半径算出手段(作業半径検出手段を構成) 24 限界作業領域算出手段 241 前方能力算出手段 242 アウトリガジャッキモード判別手段 243 側方能力算出手段 244 扁平率算出手段 245 変曲角算出手段 246 補間演算手段(領域設定手段を構成) 247 許容作業半径設定手段(領域設定手段を構成) 293 第2警告制御手段(作動手段) 294 第2停止制御手段(作動手段) B ブーム C 吊り荷 DL 限界作業領域の境界線 R 作業半径 R1 第1の許容作業半径 R2 第2の許容作業半径 Wo 定格荷重 θF1 前側の第1の変曲角(前後作業領域と側方作業領
域との臨界角度) θF2 前側の第2の変曲角 θR1 後側の第1の変曲角(前後作業領域と側方作業領
域との臨界位置) θR2 後側の第2の変曲角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回可能な上部旋回体と前後のアウトリ
    ガジャッキとを備え、上記上部旋回体の所定位置に吊り
    荷が吊り下げられる建設機械の安全装置であって、上部
    旋回体の作業半径を検出する作業半径検出手段と、旋回
    角を検出する旋回角検出手段と、各アウトリガジャッキ
    の水平張出し量を個別に検出するアウトリガジャッキ検
    出手段と、上記吊り荷の重量及び各アウトリガジャッキ
    の水平張出し量に応じて旋回角と許容作業半径との関係
    を示す上部旋回体の限界作業領域を設定する限界作業領
    域設定手段と、この設定された限界作業領域と実際の上
    部旋回体の作業半径及び旋回角とに基づいて安全動作を
    行わせる作動手段とを備え、上記限界作業領域設定手段
    は、前後作業領域に関する上部旋回体の第1の許容作業
    半径を算出する前方能力算出手段と、前後のアウトリガ
    ジャッキの張出し状態に基づいて左右両側について個別
    に側方作業領域に関する上部旋回体の第2の許容作業
    径を算出する側方能力算出手段と、各アウトリガジャッ
    キの張出し状態に基づいて左右両側について個別に上記
    前後作業領域と側方作業領域との臨界角度を算出する臨
    界角度算出手段と、この求められた臨界角度と上記第1
    の許容作業半径及び第2の許容作業半径から全周にわ
    たって許容作業半径が連続する限界作業領域を設定する
    領域設定手段とを備えていることを特徴とする建設機械
    の安全装置。
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