JPH0710681U - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPH0710681U JPH0710681U JP4417093U JP4417093U JPH0710681U JP H0710681 U JPH0710681 U JP H0710681U JP 4417093 U JP4417093 U JP 4417093U JP 4417093 U JP4417093 U JP 4417093U JP H0710681 U JPH0710681 U JP H0710681U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- split ring
- pipe
- ring
- tightening
- joint
- Prior art date
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- Pending
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- Joints With Pressure Members (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 継手本体(1)と挿入管(3)の間のシー
ルを行うゴムリング(2)と、挿入管(3)の離脱防止
用割リング(6)とを備えた管継手において、ゴムリン
グ(2)と割リング(6)を適確に締付けると共に、挿
入管(3)を回転させることなく割リング(6)を締付
ける。 [構成] 継手本体(1)に対して締付けてゴムリン
グ(2)を締付ける第1押え体(5)と、第1押え体
(5)に対して締付けて割リング(6)を締付ける第2
押え体(7)とを備えると共に、前記割リングを第2押
え体(7)の回転方向で第1押え体(5)に係合させる
嵌合部(21)(22)を割リング(6)と第1押え体
(5)に設けた。
ルを行うゴムリング(2)と、挿入管(3)の離脱防止
用割リング(6)とを備えた管継手において、ゴムリン
グ(2)と割リング(6)を適確に締付けると共に、挿
入管(3)を回転させることなく割リング(6)を締付
ける。 [構成] 継手本体(1)に対して締付けてゴムリン
グ(2)を締付ける第1押え体(5)と、第1押え体
(5)に対して締付けて割リング(6)を締付ける第2
押え体(7)とを備えると共に、前記割リングを第2押
え体(7)の回転方向で第1押え体(5)に係合させる
嵌合部(21)(22)を割リング(6)と第1押え体
(5)に設けた。
Description
【0001】
本考案は、例えば地中に埋設する排水管の管端に接続する管継手に関する。
【0002】
従来の管継手は、図3に示す如く、ゴムリング(a)と離脱防止用割リング( b)がナット(c)に嵌合してあり、継手本体(d)にナット(c)を締付ける ことにより、ゴムリング(a)と割リング(b)を同時に締付ける構造であった 。
【0003】
しかし乍ら、挿入管(e)の先にあたりがない場合は、割リング(b)が締り 乍らゴムリング(a)を押えるが、挿入管(e)の先にあたりがある場合は、割 リング(b)が先に締りゴムリング(a)を充分に押すことができず、漏水の原 因になっている。
【0004】
然るに本考案は、継手本体と挿入管の間のシールを行うゴムリングと、挿入管 の離脱防止用割リングとを備えた管継手において、継手本体に対して締付けてゴ ムリングを締付ける第1押え体と、第1押え体に対して締付けて割リングを締付 ける第2押え体とを備えると共に、前記割リングを第2押え体の回転方向で第1 押え体に係合させる嵌合部を割リングと第1押え体に設けたものである。
【0005】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は本考案に係る管継手の 分解図、図2は全体の断面図、図3は部分拡大断面図であり、図中(1)は継手 本体、(2)は継手本体(1)と挿入管(3)との間のシールを行うパッキンで あるゴムリング、(4)はゴムリング(2)の座金、(5)は継手本体(1)に 付して締付けてゴムリング(2)を締付ける第1押え体であるナット、(6)は 挿入管(3)の離脱防止用割リング、(7)はナットに対して締付けて割リング (6)を締付けるボルトである。
【0006】 継手本体(1)は、他の管継手に接続するためのねじ込み部(8)の一端側に 挿入管(3)の管受け部(9)を一体形成するもので、ねじ込み部(8)の内径 を挿入管(3)の内径と略同径に形成し、挿入管(3)の外径より大径の内径を 有する管受け部(9)と前記ねじ込み部(8)間の段部(10)に挿入管(3) の端面が当接し、管受け部(9)への挿入量が規制される。
【0007】 また、管受け部(9)の内径より大径の外径を有する前記ゴムリング(2)及 び座金(4)を嵌合するパッキン受け部(11)を前記管受け部(9)の受口に 一体形成し、管受け部(9)とパッキン受け部(11)間の段差(12)に座金 (4)を介してゴムリング(2)の一端面を当接支持させると共に、パッキン受 け部(11)からゴムリング(2)の略半分が突出する深さにそのパッキン受け 部(11)を形成している。
【0008】 さらに、前記ねじ込み部(8)の外周面に他の管継手にねじ込むためのねじ( 13)を形成すると共に、前記パッキン受け部(11)の外周面にもねじ(14 )を形成し、該ねじ(14)を介してパッキン受け部(11)に前記ナット(5 )をねじ込むように構成している。
【0009】 そして、パッキン受け部(11)から突出するゴムリング(2)の一端面に当 接させる押え部(15)をナット(5)に一体形成し、パッキン受け部(11) にナット(5)をねじ込んで締付けることにより、押え部(15)を介してゴム リング(2)を軸方向に圧縮して直径方向に膨張変形させ、ゴムリング(2)の 、内周面を挿入管(3)の外周面に、また外周面をパッキン受け部(11)の内 周面に圧着させ、継手本体(1)と挿入管(3)との間のシールを行うように構 成している。
【0010】 また、前記ボルト(7)をねじ込むためのねじ(16)を内周面に形成したボ ス部(17)をナット(5)に一体形成し、パッキン受け部(11)と反対側に ボス部(17)を形成すると共に、ボス部(17)の内側に前記割リング(6) を嵌入し、押え部(15)に割リング(6)を当接支持させ、ボス部(17)と 割リング(6)間に前記ボルト(7)をねじ込むもので、割リング(6)の外周 面とボルト(7)の内周面にテーパ(18)(19)を付け、ボス部(17)に ボルト(7)をねじ込んで締付けることにより、テーパ(18)(19)を介し て割リング(6)を直径方向に縮小させ、挿入管(3)の外周面に割リング(6 )の内周面を圧着させ、継手本体(1)から挿入管(3)が抜出るのを防止する ように構成している。
【0011】 また、割リング(6)の内周面は挿入管(3)の外周面との軸方向の摩擦を大 きくするために凹凸面(20)に形成すると共に、前記割リング(6)の下端面 を当接させるナット(5)の押え部(15)上面に嵌合部である突起(21)を 設ける一方、該突起(21)を嵌合させる嵌合部であるノッチ(22)を割リン グ(6)の下端面に設け、ナット(5)のボス部(17)にボルト(7)をねじ 込んで締付けるとき、そのボルト(7)と挿入管(6)が割リング(6)を介し て共に回転するのを防止するように構成している。
【0012】 而して、継手本体(1)に挿入管(3)を接続する場合、先ず、継手本体(1 )のパッキン受け部(11)に座金(4)及びゴムリング(2)を嵌合し、該ゴ ムリング(2)にナット(5)を被せ、ゴムリング(2)を締付けない程度にナ ット(5)をパッキン受け部(11)に螺着させると共に、ナット(5)のボス 部(17)内側に割リング(6)を嵌入すると共に、突起(21)にノッチ(2 2)を嵌合させ、該割リング(6)にボルト(7)を被せ、割リング(6)を締 付けない程度にボルト(7)をボス部(17)に螺着させる。
【0013】 この状態で挿入管(3)の端部をボルト(7)、割リング(6)、ナット(5 )、ゴムリング(2)、座金(4)の各中心孔を通じて継手本体(1)の管受け 部(9)に挿入した後、先ず、ナット(5)をパイプレンチなどでパッキン受け 部(11)にねじ込んでゴムリング(2)を締付け、継手本体(1)と挿入管( 3)との間のシールを行い、次にボルト(7)をパイプレンチなどでボス部(1 7)にねじ込んで割リング(18)を締付け、継手本体(1)から挿入管(3) が抜出るのを防止するものである。このボルト(7)の締付け時、挿入管(3) が割リング(6)を介してボルト(7)と共に回転しないから、挿入管(3)の 他端が本実施例と同様の管継手を介して他の管と接合されている場合、その挿入 管(3)と管継手の接合や管継手と他の管との接合を解くなどの不都合を防止で きるものである。
【0014】
以上実施例から明らかなように本考案は、継手本体(1)と挿入管(3)の間 のシールを行うゴムリング(2)と、挿入管(3)の離脱防止用割リング(6) とを備えた管継手において、継手本体(1)に対して締付けてゴムリング(2) を締付ける第1押え体(5)と、第1押え体(5)に対して締付けて割リング( 6)を締付ける第2押え体(7)とを備えると共に、前記割リングを第2押え体 (7)の回転方向で第1押え体(5)に係合させる嵌合部(21)(22)を割 リング(6)と第1押え体(5)に設けたもので、ゴムリング(2)と割リング (6)を第1押え体(5)と第2押え体(7)で別々に締付けることにより、ゴ ムリング(2)と割リング(6)を適確に締付けることができ、漏水などを発生 させることなく継手本体(1)に挿入管(3)を接続できると共に、第2押え体 (7)の締付けにより割リング(6)を介して挿入管(3)をねじることがなく 、挿入管(3)他端の管継手や管の接合を解くなどの不都合を防止して挿入管( 3)一端に継手本体(1)を適正に接合できる効果を奏するものである。
【図1】本考案に係る管継手の分解図。
【図2】本考案に係る管継手の全体断面図。
【図3】本考案に係る管継手の部分拡大断面図。
【図4】従来の管継手の断面図。
(1) 継手本体 (2) ゴムリング(パッキン) (3) 挿入管 (5) ナット(第1押え体) (6) 離脱防止用割リング (7) ボルト(第2押え体) (21) 突起(嵌合部) (22) ノッチ(嵌合部)
Claims (1)
- 【請求項1】 継手本体と挿入管の間のシールを行うゴ
ムリングと、挿入管の離脱防止用割リングとを備えた管
継手において、継手本体に対して締付けてゴムリングを
締付ける第1押え体と、第1押え体に対して締付けて割
リングを締付ける第2押え体とを備えると共に、前記割
リングを第2押え体の回転方向で第1押え体に係合させ
る嵌合部を割リングと第1押え体に設けたことを特徴と
する管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4417093U JPH0710681U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4417093U JPH0710681U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710681U true JPH0710681U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=12684122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4417093U Pending JPH0710681U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710681U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000065276A (ja) * | 1998-08-24 | 2000-03-03 | Inax Corp | 管状部材の連結構造 |
CN102192580A (zh) * | 2010-03-03 | 2011-09-21 | 三星电子株式会社 | 管连接单元和包括该管连接单元的空调器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051379B2 (ja) * | 1978-09-26 | 1985-11-13 | 株式会社日立製作所 | 磁性吸着剤の製造方法 |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP4417093U patent/JPH0710681U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051379B2 (ja) * | 1978-09-26 | 1985-11-13 | 株式会社日立製作所 | 磁性吸着剤の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000065276A (ja) * | 1998-08-24 | 2000-03-03 | Inax Corp | 管状部材の連結構造 |
CN102192580A (zh) * | 2010-03-03 | 2011-09-21 | 三星电子株式会社 | 管连接单元和包括该管连接单元的空调器 |
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