JPH07106799B2 - シ−ト状体送り装置 - Google Patents

シ−ト状体送り装置

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JPH07106799B2
JPH07106799B2 JP60242287A JP24228785A JPH07106799B2 JP H07106799 B2 JPH07106799 B2 JP H07106799B2 JP 60242287 A JP60242287 A JP 60242287A JP 24228785 A JP24228785 A JP 24228785A JP H07106799 B2 JPH07106799 B2 JP H07106799B2
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信行 平田
正英 井関
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、シート状体送り装置に関し、複写機の自動原
稿送りや複写紙の給送に有用なシート状体送り装置に関
する。
「従来技術」 従来のシート状体送り装置として、上昇位置に引き上げ
ていた原稿送りローラを降下させて原稿上面に接触させ
ると共に、その原稿送りローラを回転させて原稿を送る
原稿送り装置が知られており、例えば、実開昭58−1664
7号公報や特開昭60−140364号公報に開示されている。
第5図〜第8図は、この種の原稿送り装置の構成の一例
を示すもので、第9図〜第10図は、従来装置における駆
動機構を説明する図である。
そこで、第5図〜第10図を参照して、従来の原稿送り装
置の一例について説明する。
第5図に示すように、原稿送りローラ2は、送り回転軸
3に複数個取り付けられ、その送り回転軸3は揺動アー
ム4にて、送給回転軸5を中心として揺動可能に支持さ
れている。また、送り回転軸3は、ベルト6を介して、
送給回転軸5の回転を伝達される。
揺動アーム4の一端の嵌合部4aに、カム7が嵌合してい
るときは、揺動アーム4は、上昇位置に支えられてい
る。カム7が回転して前記嵌合部4aを上へ外れると、揺
動アーム4は重力により送り回転軸3を降下せしめる方
向に揺動する。この重力による降下を助けるため、揺動
アーム4の先端に、ウェイト8が取り付けられている。
カム7は、カム回転軸9の回転で回転され、そのカム回
転軸9は、ギア10等を介し、送給回転軸5により回転さ
れる。
給送回転軸5には、円弧状の切り欠き部11aを持つ送給
ローラ11が複数個取り付けられている。
送給回転軸5の下方には、これと平行に分離回転軸12が
設けられ、その分離回転軸12には、複数個の分離ローラ
13が取り付けられている。分離回転軸12には、送給回転
軸5の回転が、ギア14,15,16を介して伝えられる。
第6図に実線で示すように、揺動アーム4の嵌合部4aに
カム7が嵌合しているときは、原稿送りローラ2は上昇
位置に引き上げられており、送給ローラ11はその円弧状
の切り欠き部11aを分離ローラ13に対向させた回転位置
にある。
この状態でオペレータは原稿台17上に原稿Dを載置す
る。
送給回転軸5が回転されると、カム軸9が回転され、カ
ム7は第6図二点鎖線のように嵌合部4aを外れる。そう
すると、揺動アーム4の支持がなくなるので、原稿送り
ローラ2が降下し、原稿Dの上面に接触する。
送給回転軸5の回転と共に、送り回転軸3が回転され、
原稿送りローラ2が回転されているから、原稿送りロー
ラ2と接触した一番上の原稿が、摩擦力により、送給ロ
ーラ11へ向けて送られる。
一番上の原稿の下に2番目の原稿が付着したまま送られ
る場合があるが、一番上の原稿は送給ローラ11で更に送
られるのに対し、その下に付着した原稿は分離ローラ13
で押し戻される。したがって、一番上の原稿だけが送給
ローラ11を通過して図面左方へ送られる。
送給ローラ11の原稿送り方向下流には、レジストローラ
対18が設けられている。このレジストローラ対18は、送
給ローラ11から送給されてくる原稿を、一旦停止させ、
整列させ、更に図面左方に送給する。
送給ローラ11の切り欠き部11aは、このレジストローラ
対18の働きを円滑に行わせるために設けられている。
第8図および第9図は送給回転軸5の回転駆動機構を詳
細に示すものである。
すなわち、送給回転軸5は、駆動源モータ(図示省略)
で回転される駆動軸21の回転を、ギア22,23およびスプ
リングクラッチ24を介して伝達されることが行われる。
スプリングクラッチ24は、入力ギア25と、スプリング26
と、クラッチ円筒27と、出力円筒28とから基本的に構成
され、スプリング26の一端はクラッチ円筒27に係着さ
れ、他端は出力円筒28に係着されている。出力円筒28は
送給回転軸5に固着されている。また、クラッチ円筒27
には、第9図に示すように、ストッパ突片29が突設され
ている。
第9図に二点鎖線で示すように、係止レバー31がストッ
パ突起29に当接せず、クラッチ円筒27が自由に回転しう
るとき、スプリング26は、入力ギア25と出力円筒28とを
共に把持しており、入力ギア25の回転は出力円筒28に伝
達される。そこで、その出力円筒28と固着されている送
給回転軸5が回転する。
第9図に実線で示すように、係止レバー31がストッパ突
起29に当たり、クラッチ円筒27の回転を阻止すると、ス
プリング26が拡径し、入力ギア25と出力円筒28を把持し
なくなるので、入力ギア25の回転が出力円筒28に伝達さ
れなくなる。
係止レバー31は、ソレノイド30に通電されていないとき
は第9図実線の回転禁止位置となり、ソレノイド30に通
電されると第9図二点鎖線の回転許可位置となる。
第10図は上記従来の原稿送り装置の作動のタイムチャー
トである。
まず、第10図(a)に示すように駆動軸21が駆動される
が、(b)に示すようにソレノイド30が通電されていな
いので、スプリングクラッチ24は回転を伝達せず、
(c)に示すように送給回転軸5は回転しない。そこ
で、(d)に示すようにカム7は揺動アーム4の嵌合部
4aに嵌合しており、(e)に示すように原稿送りローラ
2は上昇位置にある。
複写機の制御部(図示省略)が、ソレノイド30に通電す
ると、クラッチ円筒27が回転可能となるため、スプリン
グクラッチ24が回転を伝達し、送給回転軸5が回転され
る。そうすると、カム軸9が回転され、カム7が回転し
て揺動アーム4の嵌合部4aから離脱する。そこで、原稿
送りローラ2は、上昇位置から下降位置へ降下を始め
る。
原稿送りローラ2が降下して原稿の上面に接触すると
(すなわち下降位置となると)、原稿送りローラ2の回
転によって一番上の原稿が送給ローラ11の方向へ送られ
る。
送給ローラ11は、分離ローラ13と協働して、一番上の原
稿だけをレジストローラ対18の方向へ送給する。
レジストローラ18は、原稿を整列し更に図面左方へ送給
する。
送給回転軸5,カム軸7の一回転のほぼ終わりに、カム7
が揺動レバー4を押し上げ、原稿送りローラ2を上昇位
置に引き上げる。そして、一回転した位置では再びカム
7が揺動アーム4の嵌合部4aの嵌合する。また、送給ロ
ーラ11の切り欠き部11aは、分離ローラ12に対向する位
置に戻る。
ソレノイド30は、短時間だけ通電されるから、第9図に
実線で示す位置から二点鎖線で示す位置に切り変った
後、クラッチ円筒27が少し回転した時点でまた元の実線
の位置に戻っている。そこで、クラッチ円筒27が一回転
すると、レバー31とストッパ突起29とが当接し、スプリ
ングクラッチ24の回転伝達が切り離され、送給回転軸5
の回転は停止する。
上記1サイクルの動作により、一番上の原稿がレジスト
ローラ対18に送り込まれる。
以後はレジストローラ対18の回転によって原稿が整列さ
れ更に図面左方へ送られる。
一番上の原稿が送られてしまうと、ソレノイド30を再び
オンすることで、上記と同じ作動が繰り返され、原稿が
一枚づつ送給される。
なお、複写機の複写紙給送装置とりわけスタックバイパ
ス式の複写紙給送装置にも同様の構成のシート状体送り
装置が採用されている。
「従来技術の問題点」 この種のシート状体送り装置では、シート状体の高さの
変化に追随してシート状体送りローラとシート状体上面
の接触を維持するため、シート状体送りローラとシート
状体の相対位置が弾力的に変化しうるようになってい
る。
ところが、弾力的であるために、シート状体送りローラ
が降下してシート状体上面に当接したとき、反発力を受
けて、両者の当接が安定するまでの間に、振動的に当接
する過渡状態を生じる。
そうすると、シート状体送りローラとシート状体上面の
当接力が変動し、摩擦力によるシート状体送りが不安定
となって、シート状体送りが不十分になる問題点があ
る。
上述の従来装置例の場合、原稿送りローラ2による原稿
送り不十分になると、送給ローラ11によるレジストロー
ラ対18への原稿の供給も不十分となり、その結果、レジ
ストローラ対18による図面左方への原稿給送が好適に行
われず、いわゆるミスフィードを起すことになる。
このような問題は、同様の構成の複写紙給送装置等にお
いても同様に生じる問題である。
「発明の目的」 本発明の目的とするところは、降下したシート状体送り
ローラがシート状体上面に振動的に当接する状態を生じ
た場合でも確実にシート状体を送ることができるシート
状体送り装置を提供することにある。
「発明の構成」 本発明のシート状体送り装置は、上昇位置に引き上げて
係合保持していたシート状体送りローラを、クラッチ手
段をオンすることによりその係合状態を解除して降下さ
せてシート状体上面に接触させると共に、そのシート状
体送りローラをオン状態にある上記クラッチ手段を介し
て回転させてシート状体を送るシート状体送り装置にお
いて、上記クラッチ手段を第1の所定時間オンした後オ
フすることにより上記係合状態を上記第1の所定時間分
だけ解除して上記シート状体送りローラを下降させる第
1の動作手段と、上記第1の所定時間経過後第2の所定
時間分だけ上記クラッチ手段をオフして、上記シート状
体送りローラが原稿面上に安定的に当接するのを待ち、
上記第2の所定時間経過後、上記クラッチ手段をオンし
てシート状体送りローラの回転を開始させる第2の動作
手段とを設けたことを構成上に特徴とするものである。
「作用」 本発明のシート状体送り装置では、シート状体送りロー
ラの降下開始から第2の所定時間遅れてシート状体送り
のためのシート状体送りローラの回転を開始させる。
そこで、シート状体送りローラとシート状体上面の当接
が振動的になる状態を経て安定するまでの十分な時間だ
け遅延させれば、常に安定した当接の状態でシート状体
送りを行うことができる。
従って、シート状体送りが不十分になることが防止され
る。
なお、シート状体送りのタイミングが遅れるが、その遅
延させたタイミングを基準として他の作動を連動させれ
ば何ら問題を生じない。
「実施例」 以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に詳しく説
明する。ここに第1図(a)は本発明の一実施例のシー
ト状体送り装置のクラッチ部分の側面図、第1図(b)
は(a)のA矢視模式図、第2図は第1図に係る実施例
装置の作動のタイムチャート、第3図は本発明の他の実
施例のシート状体送り装置のクラッチ部分の一部断面図
を含む平面図、第4図は第3図に示す実施例装置の作動
のタイムチャート、第5図は原稿送り装置の機構部分の
要部斜視図、第6図および第7図は原稿送りローラの上
昇位置および下降位置を示す側面図、第8図はクラッチ
部分の断面図である。なお、図に示す実施例により本発
明が限定されるものではない。
第1図に示すスプリングクラッチ24′は、本発明のシー
ト状体送り装置に用いられるクラッチであって、先に説
明した従来のスプリングクラッチ24との相違点は、クラ
ッチ円筒27に、第2のストッパ突起39が設けられている
ことである。
すなわち、このストッパ突起39は、ソレノイド30に通電
したときに係合レバー31が当接するような位置であっ
て、第一のストッパ突起29よりも少し回転方向後方に設
けられている。
このストッパ突起39以外の機構的な構成は、従来と同様
であり、第5図,第6図,第7図および第8図に示す構
成と同様である。
次に第2図を参照し、原稿送り装置として用いた場合の
作動を説明する。
まず、第2図(a)に示すように駆動軸21が駆動源モー
タ(図示省略)によって回転される。この時点では、ソ
レノイド30は通電されておらず、従ってストッパ突起29
が係合レバー31に当接し、クラッチ円筒27は回転を阻止
され、駆動軸21の回転は送給回転軸5に伝達されていな
い。
そこで、第6図に示すように、カム7は揺動アーム4の
嵌合部4aに嵌合し、原稿送りローラ2は上昇位置に保た
れている。
第2図(b)に示すようにソレノイド30がオンされる
と、係合レバー31が、第1図(a)に二点鎖線で示すよ
うに位置を切り換えられる。そうすると、ストッパ突起
29が係合レバー31と離れるため、クラッチ円筒27が回転
を始める。
そこで駆動軸21の回転が送給回転軸5に伝達され、第5
図に示すギア10等を介して、カム軸9が回転され、第6
図に二点鎖線で示すように、カム7が揺動アーム4の嵌
合部4aから離脱する。原稿送りローラ2は、上昇位置か
ら下降を開始する。
ところが、第2のストッパ突起39が第1のストッパ突起
29より適切な間隔だけ離れて設けられているため、下降
の開始の直後に、係合レバー31は第2のストッパ突起39
に当接し、クラッチ円筒27の回転を阻止する。この係合
レバー31が第1のストッパ突起29から第2のストッパ突
起39に切り換わるまでの時間が第1の所定時間に相当す
る。
そうすると、駆動軸21の回転が送給回転軸5に伝達され
なくなり、原稿送りローラ2,カム7,送給ローラ11および
分離ローラ13は回転を停止する。揺動アーム4だけは下
方へ揺動し、原稿送りローラ2を原稿Dの上面に降下さ
せる。
降下した原稿送りローラ2は、原稿Dの上面に接触し、
振動的に当接する過渡状態を経て、やがて安定に当接す
るようになる。
この後で、ソレノイド30の通電が停止され、係合レバー
31はスプリング32の力で、第1図(a)に実線で示す位
置に戻り、係合レバー31と第2のストッパ39の当接が解
除される。クラッチ円筒27は回転可能となり、駆動軸21
の回転が送給回転軸5に伝達され、原稿送りローラ2が
回転し、安定した接触状態で原稿の送りを開始する。
そこで、原稿送りは不十分となることがなく、また原稿
送りローラ2の原稿送りのための回転の開始から正確に
所定のタイミングで原稿が送給ローラ11に到着する。
送給ローラ11からレジストローラ対18への原稿送給も十
分となり、タイミングも正確に所定のタイミングとな
る。
クラッチ円筒27が一回転し、ストッパ突起29が係合レバ
ー31に当接して、1サイクルが終了することは、従来と
同じである。
結局のところ、この実施例装置では、原稿送りローラ2
が降下を開始して原稿面上に安定に当接するようになる
までの時間(第2の所定時間に相当し例えば100msec)
だけソレノイド30に通電するよう制御回路(図示省略)
を構成すれば、常に十分に且つ正確なタイミングで原稿
の送給が行われ、ミスフィードの発生が防止されるので
ある。
第3図は本発明の他の実施例の原稿送り装置の要部を示
すもので、駆動軸21の前段に、ブレーキクラッチ44が設
けられ、駆動源軸41の回転を、ギア42,43およびブレー
キクラッチ44を介して駆動軸21に伝達するよう構成され
ている点が従来の構成と異なる。その他の機構的構成は
従来と同様で、第5図,第6図,第7図および第9図に
示す構成と同様の構成が採用される。
この実施例装置の動作を、第4図を参照して説明する。
まず、第4図(a)に示すように駆動源軸41が回転され
る。このときブレーキクラッチ44をオフしておれば、駆
動軸21は回転せず、第6図に実線で示すように揺動アー
ム4とカム7の係合によって、原稿送りローラ2は上昇
位置に保たれ、送給回転軸5は回転していない。
第4図(b)に示すように、ブレーキクラッチ44をオン
すると、駆動軸21が回転される。そこで、ソレノイド30
に通電すると、送給回転軸5が回転される。
これにより第6図に二点鎖線で示すように、カム7と揺
動アーム4の係合が外れ、原稿送りローラ2が下降を開
始する。
しかし第4図(b)に示すように、原稿送りローラ2が
下降を開始した直後のタイミングでブレーキクラッチ44
はオフされる。
そうすると、駆動軸21が停止され、送給回転軸5も停止
し、原稿送りローラ2,カム7,送給ローラ11および分離ロ
ーラ13は回転を停止する。
送給ローラ2は、回転を停止したまま原稿上面に降下
し、振動的に当接する過渡状態を経て安定に当接するよ
うになる。
原稿送りローラ2が降下を開始してから原稿上面に安定
に当接するようになるまでの所定時間(例えば100mse
c)の後、ブレーキクラッチ44が再びオンされる。
これにより駆動軸21が再び回転され、このとき係止レバ
ー31はストッパ突片29に当接していないからクラッチ24
は回転を伝達し、送給回転軸5は再び回転し、原稿送り
ローラ2は原稿を送るための回転を開始する。
かくして、安定な当接を保った状態で原稿送りローラ2
が原稿の送りを行うから、十分に且つ正確な所定のタイ
ミングで原稿が送給ローラ11に到達する。
送給ローラ11からレジストローラ対18にも十分に且つ正
確なタイミングで原稿が送給される。
クラッチ円筒27が一回転し、ストッパ突起29が係止レバ
ー31で回転を阻止されることにより1サイクルが終了す
るのは従来と同様である。
結局のところ、第3図に示す実施例装置によれば、十分
に且つ正確なタイミングで原稿が送られるから、ミスフ
ィードが防止される。
他の実施例としては、上記と同様のシート状体送り装置
を複写紙給送装置として用いたものが挙げられる。
「発明の効果」 本発明によれば、上昇位置に引き上げて係合保持してい
たシート状体送りローラを、クラッチ手段をオンするこ
とによりその係合状態を解除して降下させてシート状体
面に接触させると共に、そのシート状体送りローラをオ
ン状態にある上記クラッチ手段を介して回転させてシー
ト状体を送るシート状体送り装置において、上記クラッ
チ手段を第1の所定時間オンした後オフすることにより
上記係合状態を上記第1の所定時間分だけ解除して上記
シート状体送りローラを下降させる第1の動作手段と、
上記第1の所定時間経過後第2の所定時間分だけ上記ク
ラッチ手段をオフして、上記シート状体送りローラが原
稿面上に安定的に当接するのを待ち、上記第2の所定時
間経過後、上記クラッチ手段をオンしてシート状体送り
ローラの回転を開始させる第2の動作手段とを設けたこ
とを特徴とするシート状体送り装置が提供される。従っ
て、単にクラッチ手段の動作タイミングを制御する簡単
な構成によりシート状体送りローラの下降動作とその回
転制御を可能とすることができると共に、シート状体送
りローラの降下直後にシート状体との当接が振動的に不
安定になる過渡期間シート状体送りための期間より除去
されるため、シート状体送りが十分行われ且つ適正なタ
イミングとなり、ミスフィードが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例のシート状体送り装置
のクラッチ部分の側面図、第1図(b)は(a)のA矢
視模式図、第2図は第1図に示す実施例装置の作動のタ
イムチャート、第3図は本発明の他の実施例のシート状
体送り装置のクラッチ部分の一部断面図を含む平面図、
第4図は第3図に示す実施例装置の作動のタイムチャー
ト、第5図は原稿送り装置の要部斜視図、第6図および
第7図は原稿送りローラの上昇位置および下降位置を示
す側面図、第8図はクラッチ部分の断面図、第9図
(a)は従来装置の一例のクラッチ部分の側面図、第9
図(b)は(a)のB矢視模式図、第10図は従来装置の
一例における作動のタイムチャートである。 (符号の説明) 2…原稿送りローラ、3…送り回転軸 4…揺動アーム、5…送給回転軸 6…ベルト、7…カム 9…カム軸、10…ギア 11…送給ローラ、12…分離回転軸 13…分離ローラ、14〜16…ギア 27…駆動軸、22,23…ギア 24…スプリングクラッチ 27…クラッチ円筒、29…ストッパ突起 31…係合レバー、30…ソレノイド 39…第2のストッパ突起 44…ブレーキクラッチ 41…駆動源軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上昇位置に引き上げて係合保持していたシ
    ート状体送りローラを、クラッチ手段をオンすることに
    よりその係合状態を解除して降下させてシート状体上面
    に接触させると共に、そのシート状体送りローラをオン
    状態にある上記クラッチ手段を介して回転させてシート
    状体を送るシート状体送り装置において、 上記クラッチ手段を第1の所定時間オンした後オフする
    ことにより上記係合状態を上記第1の所定時間分だけ解
    除して上記シート状体送りローラを下降させる第1の動
    作手段と、 上記第1の所定時間経過後第2の所定時間分だけ上記ク
    ラッチ手段をオフして、上記シート状体送りローラが原
    稿面上に安定的に当接するのを待ち、上記第2の所定時
    間経過後、上記クラッチ手段をオンしてシート状体を送
    るためにシート状体送りローラの回転を開始させる第2
    の動作手段とを設けたことを特徴とするシート状体送り
    装置。
JP60242287A 1985-10-28 1985-10-28 シ−ト状体送り装置 Expired - Lifetime JPH07106799B2 (ja)

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