JPH07106631B2

JPH07106631B2 - 印刷機の制御パネルを用いたゾーン選択装置

Info

Publication number: JPH07106631B2
Application number: JP1200444A
Authority: JP
Inventors: クラウス・ヴアルター
Original assignee: エム・アー・エヌ・ローラント・ドルツクマシーネン・アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date: 1988-08-03
Filing date: 1989-08-03
Publication date: 1995-11-15
Anticipated expiration: 2010-11-15
Also published as: DE3826383A1; ATE84466T1; JPH02112945A; DE58903267D1; EP0353625B1; EP0353625A3; ES2037919T3; EP0353625A2; US4977831A

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は印刷機の、さらに特定化すればオフセツト輪転
機の、制御パネルにおけるゾーン選択装置であつて、そ
のパネルは２つの平行なキー列を有し、各列の１つにお
いて、２つの隣接したキーはインクプロフイールおよび
／またはダンパー（湿し）プロフイールのゾーンごとの
調節に利用されまた、ゾーン選択装置部を有しているも
のに関する。

〔従来技術〕

ヨーロツパ特許明細書第0 047 926号は輪転機における
インクデイスペンス（インク出し調節）素子の駆動を禁
止する装置を開示しており、この中ではマイクロコンピ
ユーターが、ある選択されたインキングユニツトにおい
て「インク少（減少）」の操作の後にフオーマツト選択
キーを操作すると、通常はサーボモーターであるインク
ゾーン調節素子を、インク移しローラに関して中立
（零）位置に移動させ、停止させるようにプログラムさ
れている。停止命令がキヤンセルされるまで、すなわち
フオーマツト選択キーが再び操作されるまで、それらイ
ンクゾーン選択素子は、個々にも、あるいはインクゾー
ン調節全体のためにも、操作することはできない。付加
的なキーの使用は制御パネルの視認性を低下させ、そし
て余分のキーはスペースを占有し、製造および組立コス
トを増加させる。しかも、この公知装置はフオーマツト
選択の上で柔軟さを欠くものとなつている。それという
のも、不要のインクゾーン調節素子の遮断しか行ない得
ないからである。

〔発明が解決しようとする課題〕

印刷機、さらに特定化すればオフセツト輪転機、の制御
パネルによって、何らの別個のフオーマツト選択器また
はゾーン選択キーやスイツチを必要としない、そして柔
軟で、簡単な、また信頼できる手法でゾーン選択および
広範囲の調節が可能な、ゾーン選択装置を提供すること
が本発明の目的である。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によれば特許請求の範囲第１項の主要部に記載さ
れている特徴的構成要件を用いることにより、この課題
が解決される。引用請求項のクレームから、そして図面
をもとに行なわれる説明から、改善的な発展が得られ
る。

〔実施例〕

本発明によるゾーン選択装置は特に、枚葉紙形、巻取り
紙形の両方の種類のオフセツト輪転機に使用するのに適
しているものである。第１図に概略的に示されているよ
うに、この装置は例えばダイオード列3₁〜3_nの形の、イ
ンクゾーン表示を持つ制御パネル１を有している。ダイ
オード以外の表示素子も利用できるのは当然である。例
えばインクアジヤスターのような、インク出し調節部材
またはダンパー（湿し）調節部材の位置は列3₁〜3_nによ
つて表示されるのであつて、光の水平な帯（インク分配
表示）がアジヤスターのセツテイングにつれて表示器２
に現われる。異なる列3₁〜3_nにおける明かるい光スポツ
トはインク出し調節素子の個々の瞬時位置を表わすもの
である。

さらにパネル１上には２つの相互に平行な、そして密接
して相並んでいるキー列4₁〜4_nおよび5₁〜5_nが設けられ
ている。例えば4₁および5₁のような隣接キーは、キーの
個別操作によつて分配されるインクまたは湿し剤（ダン
パー）のゾーンごとの変更または調節を可能とするキー
対をなしている。例えばインク増量は、トツプキー、例
えば4₁、によつて行なうことが可能で、この時このキー
はプラスキーとして使用され、１方インク減量またはイ
ンクの停止は結合しているボトムキー、例えば5₁、によ
つて行なわれる。制御されるべき印刷機が複数のインキ
ングユニツトを持つているならば、それらは例えばイン
クユニツト選択キー６によつて個々に選択あるいは作動
されることが可能である。また、プラスおよびマイナス
方向における共働調節のために、図示されているような
トークルプラスキー８およびトータルマイナスキー９を
用いると有利な場合もあり、キー8,9の操作は作動させ
得る‐すなわち排除ないし禁止されていない‐インクゾ
ーン調節素子の共働調節をすべて可能とするが、しかし
この後に説明されるように、この種の調節は、種々の方
法によつて列４および５のキーを用いることによつても
実行できる。

各キー4₁〜4_n、および5₁〜5_nは、例えばバスラインの形
態をなす線路10によつてキー識別（認識）回路装置11に
接続される。キー識別回路装置11はキー状態メモリー11
₁〜11_nを有しており、これらの各々はキー4₁〜4_n、およ
び5₁〜5_nの動作状態を蓄積するために用いられている。

回路装置11に加えて、本発明による装置はゾーン識別回
路装置12および、都合良く、ゾーン表示13とを有してい
るこれは、インクゾーンへの調節される、または選択さ
れるゾーンの速やかな対応づけを容易にするよう、イン
クゾーン表示２の直下に設けられる。カウンターユニツ
ト16が回路装置12に接続され、これはキー4₁〜4_n、およ
び5₁〜5_nのそれぞれに対応するカウンター14₁〜14_n、お
よび15₁〜15_nを有している。本発明による別の可能性と
しては、例えばマルチプレクサー（時間または周波数多
重）を用いることによつてカウンター数を減少させるこ
とができ、これによつてキー4₁〜4_nおよび5₁〜5_nが例え
ば時々、または周期的に特定のカウンターと結合した
り、離れたりすることができる。この場合、制御側の費
用は増加するが、部材側の費用は減少する。

回路装置11,12によつてはモーター制御部17が作動可能
であり、モーター制御部は線路18によつて、個々のイン
クゾーンに配属されたサーボモーター19₁〜19_nの形式で
あることが望ましい、作動装置を作動させる。モーター
19₁〜19_nによつて、インク移し（出し）ローラー22上に
設けられた調節器は、それぞれの関係する所定のインク
ゾーンにおいて必要とされるインクプロフイールをセツ
テイングするために、インク移し（出し）ローラーから
の距離に関して調節され得る。センサー20によつて、調
節器またはインクゾーン調節素子の位置が検出され、そ
して詳細には示されていない線路によつて、ダイオード
列3₁〜3_nに表示される。１つの連続的なダクトブレード
（インキ出し調節板）が複数の調節器21の代わりに利用
できるのは当然である。

回路装置11と12間に、そして回路装置12とカウンターユ
ニツト16間に必要な指令の２方向伝達は、線路23,24に
よつて行なわれる。本発明によつて選択されるべきゾー
ンは、回路装置12内において、１つまたはそれ以上のゾ
ーンメモリー25に蓄積されることが望ましい。

この装置の信頼できる動作のために、第２図のカウント
パルス26によつて示されているように、キー4₁〜4_nおよ
び5₁〜5_nそれぞれの操作の結果として、キー操作の検出
に応答した例えばスタートフランク27によつて、カウン
ター14₁〜14_nおよび15₁〜15_nがスタートすることが望ま
しい。第２図に示されている周期28においては、例えば
0.1秒の、前もつて決められた時間以内では、例えば最
初にキー4₁が操作され、続いて例えば別のキー列におい
て5₁が操作されるならば、カウンター14は停止し、こう
して２つのキー操作があつたことを表示する。もし周期
28において瞬間29までの間に他のキー列の、関連した、
あるいは隣接のキーが操作されなければ、「単独（個
別）キー操作」検出が行なわれ、そして関連した（所
属）サーボモーター、例えばモーター19₁、がキーによ
つて示された向き（プラスまたはマイナス）に調節さ
れ、そして関連したダイオード列、例えば3₁、に調節が
表示される。

２重のキー作動が感知された時には、関連したサーボモ
ーター、例えば19₁、は最初に押されたキー、例えばキ
ー4₁、の動作に従つて初めに調節されるが、しかしサー
ボモーター調節は補正され、すなわち２重のキー作動が
識別された後に初期値に戻（リセツト）される。

本発明によれば、２重のキー操作が確認された後、ゾー
ン識別回路装置12の作用によつて、選択されるべきゾー
ンの１方の端または境界が識別され、そして蓄積され
る。２重キー選別と同時に、あるいはその後に、少なく
ともあと１つの別のキー、例えば4₄、または別のキー
対、例えば4₄および5₄が操作されると、選択されるべき
ゾーンの他の端または他の境界が識別され、例えばゾー
ンメモリー25内に、蓄積される。こうして、キー対、例
えば4₁および5₁、が操作された後に別のキー、例えば
4₄、が操作されると、ゾーン選択に関しては十分である
が、しかしこの場合にはさらに別のキー対、すなわち4₄
および5₄が操作されることが望ましい。選択されたゾー
ンはゾーン表示器13に表示することができる。

別の改善された変化形によれば、線路10によつて伝達さ
れるキー識別信号が、操作されていたキーが解放（操作
解除）された時のみ、評価されるようにもできる。キー
の押し下げによつて作動するカウンターユニツト16内の
カウンターの形態を持つことが望ましいタイマーを使用
した本発明によれば、他の手法によつては達成できない
信頼できる操作または識別を得ることができ、これはゾ
ーン選択を初期化するため正確に同時に、異なるキー列
4,5からキー対となる２つの隣接したキーを操作すると
いうのは実際的に不可能であつて、その結果、識別回路
装置は、ゾーン選択が初期化されたのか、またはプラス
あるいはマイナス調節のため、もしくはサーボモーター
19₁から19_nの１つを作動させるために単独の（個別の）
キー操作が行なわれたのかを、知ることができないから
である。

有利には２つのキー列における、そして本発明に関して
用いられるキーは、特に工夫構成されたものであつて、
すなわち独得なキー形態はユーザーにとつて２つのキー
の同時操作がし易くできている。例えば、互いに接近し
て設けられたキー列の場合、隣接キー30,31は操作者の
指がす早くキーに係合できるように、それぞれ中心に向
かつた操作表面32,33および32a,33aの、斜めの、または
半円形切欠部あるいは盛り上がり部分を有することがで
きる。第４図に示すようにキー列が互いに他から離れて
いるならば、独立した隣接キー34,35は１本の指の操作
では同時に押すことはできないので、すなわち１つの手
の２つの指が必要となるので、キーブリツジ36は有利、
便利である。ブリツジ36は機械式、すなわち接続ウエブ
の押し下げる、または類似方法によつて２つのキー34,3
5を共に押す機構、で可能となり、あるいは容量性また
は誘導性結合部の形で、もしくは他の電気的結合部の形
で実施することもできる。さらに有利なことには、ゾー
ン選択に関する本発明による装置では、隣接キー、例え
ば4₁および5₁、はインクゾーンを遮断するためにはたん
に同時に操作しさえすればよく、例えば不要のサーボモ
ーター19₁から19_nの遮断は、例えばフオーマツト変更の
場合、２つの縁辺ゾーンで行なうことができる。さらに
別のカウント装置（ここでは示されていない）は、２重
キー操作の後の前もつて決められた時間以内に、さらに
別のキーまたは別のキー対がゾーン選択のために操作さ
れたのかどうか、またはその端に１対のキーが操作され
るべきインクゾーンが遮断されたのかどうかを検出する
ための目的に適している。フオーマツトの選択は、印刷
されるべきフオーマツトに必要のないインクゾーンは遮
断され、こうして単独のキー操作でも、「共働プラスま
たはマイナス」操作でもなされ得なくされる、ように行
なわれる。

第６図および第７図に示されているように、本発明によ
るゾーン選択装置は、こうして規定されたインクゾーン
に供給されるインクの量を、望ましい方法で変化させる
ために、選択されたゾーンにおけるサーボモーター19₁
から19_nの調節可能性を拡大できるものである。例え
ば、調節器21はゾーン43の端に設けられたトツプキー4
0,42またはボトムキー39,41の同時操作によつて、選択
されたゾーン内で平行に（プラスあるいはマイナス方向
に）移動することができ、結果として矢印45によつて示
されるように表示線44を変位させることができる。調節
器21は、キー40,42が作動した時にはオープン、すなわ
ちプラス側に作動し、キー39,40が操作された時にはク
ローズ、すなわちマイナス側に作動する。異なる列に設
けられた、そして選択されたゾーン43の両端にあるキー
が操作された時、例えばキー40およびキー41が操作され
た時、あるいはキー39およびキー42が操作された時、結
果は斜めオープンまたはクローズ、すなわち回転、がそ
れぞれ矢印46および47で示される方向に生ずる。結果と
して、異なる値を持つ調節器の調節量を適当に決定する
ことによつて、隣接調節器は前もつて決められた量だ
け、すなわち１ステツプ相当の増加あるいは１ステツプ
相当の減少を持つよう、調節される。結果的に、インク
ゾーンごとの連続的な増加調節が得られることとなり、
例えば選択されたゾーンの１端から、矢印47で示される
ように左から右へ増加する。ゾーン43の端の１方におい
て単独のキーを操作することによつて、例えばキー40ま
たは39を操作することによつて、表示線を傾斜した位置
に移動または回転させることができる。

第７図によれば、そして矢印48および49で示されるよう
に、例えば、より小さなフオーマツトを印刷することが
必要である時には、側ゾーンを除外することが可能であ
る。ゾーンのこの除外は、単独の２重キー操作によつ
て、または以前に説明した方法によつてゾーンのセツテ
イングを行い、次にゾーン境界の１方に関連しているキ
ーを操作することによつて、実現できる。

このゾーン選択装置は、ソフトウエアまたはハードウエ
アのいずれによつてでも実現できる。ソフトウエアの形
態をとる場合、必要なカウンター、メモリー、そして他
の制御回路を有することが望ましい、プログラム可能な
マイクロコンピユーターが用いられる。

ゾーン選択をキヤンセルするには、ゾーン選択を初期化
させるため操作されたキーまたはキー対が、２度操作さ
れるか、または別個のキヤンセル命令によつてゾーン選
択をキヤンセルするか、除去することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば別個のフオーマツト選択器や特別のキー
を必要としない、簡単で信頼できるゾーン選択が実現で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるゾーン選択および制御装置の概略
図であり、第２図はパルス波形図であり、第３図はキー
の構造図であり、第４図はキーブリツジを示す図であ
り、第５図はキーの２重列を示す図であり、そして第６
図および第７図は、制御パネル上のダイオードの列から
構成される表示部分を示す図である。１…制御パネル、２…表示器、３…ダイオード列、4,5
…キー列、６〜９…キー、10…線、11,12…回路装置、1
4,15…カウンター、16…カウンターユニツト、17…モー
ター制御部、18…線、19…サーボモーター、20…センサ
ー、21…調節器、22…インク移しローラー、23,24…
線、25…メモリー、26…パルス、27…スタートフラン
ク、28…周期、29…終了瞬間、30,31…キー、32,33…キ
ー面、34,35…キー、36…ブリツジ、37〜42…キー、43
…ゾーン、44〜47…方向、48,49…ダイオード

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】印刷機、例えばオフセット輪転機の制御パ
ネルにおけるゾーン選択装置であって、このパネルは２
つの平行なキー列を有しこのキー列中、各列から１つず
つより成る２つの隣接するキーはインクプロフィールお
よび／またはダンパー（湿し）プロフィールのゾーンご
との調節のために使用され、また、ゾーン選択装置部を
有しているものにおいて、タイマー（14₁〜14_n；15₁〜15_n）が前記２つの隣接する
キー（例えば4₁，5₁）の各操作毎に時間測定のため作動
され、前もって決められた時間以内に、他方の列（４および５
それぞれ）のなかからの所属のキー（4₁〜4_nおよび5₁〜
5_nそれぞれ）が操作されたかどうかが当該時間測定の際
に検出され、こうして前記２つの隣接するキー（例えば
4₁，5₁）の同時操作の検出識別された状態の生起がゾー
ン選択機能として識別され、そして選択されるべきゾー
ン（43）の一方の端が規定され、ゾーン（43）の他端
は、別のキー（例えば4₄）の、あるいは各キー列（4,
5）からの１つのキー（4₁〜4_n，5₁〜5_n）より成る別の
キー対（例えば4₄，5₄）の、同時または後続操作によっ
て識別されることを特徴とする装置。
【請求項２】選択されたゾーン（43）を、ゾーン選択の
ために押されたキー又はキー対（39,40;41,42）の再操
作によって、または別個のキャンセル命令によって、キ
ャンセルすることができるような、特許請求の範囲第１
項記載の装置。
【請求項３】任意キー（4₁〜4_n；5₁〜5_n）の操作によっ
て、所属のサーボモータ（19₁〜19_n）が常に作動され、
そしてゾーン選択またはゾーン阻止機能に関連して生じ
るキー操作が行われたことが検出された後は、サーボモ
ータの（19₁〜19_n）の補正が行われ、キー操作の以前の
その初期位置に初期化されるような、特許請求の範囲第
１項記載の装置。
【請求項４】キー状態メモリ（11₁〜11_n）がキー識別回
路装置（11）内に設けられており、ゾーン選択のための
キー操作及び個別の制御のための、そしてサーボモータ
（19₁〜19_n）のゾーンごとの制御のための個別キー操作
が、キー識別回路装置（11）内で識別されるような、特
許請求の範囲第１項〜３項のいずれか１項に記載の装
置。
【請求項５】キー識別回路装置（11）に接続されてい
る、そしてキー（4₁〜4_n；5₁〜5_n）に配属可能なカウン
タ（14₁〜14_n；15₁〜15_n）を有する、カウンターユニッ
ト（16）を持つような、特許請求の範囲第１項〜４項の
いずれか１項に記載の装置。
【請求項６】断続的なクロック制御の下で所定のキー
（4₁〜4_n；5₁〜5_n）に関連した少なくとも２つの多重制
御されたカウンターを持つような、特許請求の範囲第１
項〜４項のいずれか１項に記載の装置。
【請求項７】選択されたゾーンに関連したサーボモータ
（19₁〜19_n）が別個のキー（8,9）によって共通に調節
されるような、特許請求の範囲第１項記載の装置。
【請求項８】サーボモータ（19₁〜19_n）が、ゾーン両端
において１つのキー列（５）または別のキー列（６）に
設けられたキー（4₁〜4_nまたは5₁〜5_n）共働操作によっ
て、選択されたゾーン内で同じ大きさ（プラスまたはマ
イナス方向）だけ調節可能であるような、特許請求の範
囲第１項〜６項のいずれか１項に記載の装置。
【請求項９】サーボモータ（19₁〜19_n）に対する調整値
が、インクゾーンごとに前もって決められた減分だけ減
少するか、または前もって決められた増分だけ増加する
ような、特許請求の範囲第１項〜８項のいずれか１項に
記載の装置。
【請求項１０】選択されたゾーンの両端に設けられた、
異なるキー列（5,6）におけるキー（4₁〜4_n；5₁〜5_n）
の操作によって、段階的大きさ（プラスまたはマイナス
方向に）だけ、選択されたゾーンにおいて上記サーボモ
ータ（19₁〜19_n）は調節されるような、特許請求の範囲
第９項記載の装置。
【請求項１１】各々１つのキー列（5,6）からの隣接キ
ー（4₁〜4_nから5₁〜5_n）の同時操作によって或インクゾ
ーンまたはダンパーゾーンの除外ないし不使用がなされ
る特許請求の範囲第１項〜10項のいずれか１項に記載の
装置。
【請求項１２】上記ゾーン選択は技術プログラム（ソフ
トウエア）によって実現されるような、特許請求の範囲
第１項〜11項のいずれか１項に記載の装置。
【請求項１３】上記ゾーン選択は、ハードウエア解決手
段としての、制御、計数およびメモリー回路（11,12,1
6）によって実現されるような特許請求の範囲第１項〜1
1項のいずれか１項に記載の装置。
【請求項１４】操作されたキー（4₁〜4_n；5₁〜5_n）によ
る初期化される機能が、キーまたはキー対の開放の際ご
とに検出または評価されるような、特許請求の範囲第１
項〜13項のいずれか１項に記載の装置。
【請求項１５】ゾーン選択と共に、印刷版ないし被印刷
紙の左右の境界の間の領域に関するフォーマット限定が
実行されるような、特許請求の範囲第１項〜14項のいず
れか１項に記載の装置。
【請求項１６】キー（30,31）が、１つの指で同時に操
作されるよう構成され、配置されているような、特許請
求の範囲第１項〜15項のいずれか１項に記載の装置。
【請求項１７】キー（30,31）が、中央に向かって平ら
になっているか、または半円形切欠部あるいは盛り上が
りを有する形態となっている（32,33;32a,33a）ような
特許請求の範囲第16項記載の装置。
【請求項１８】キー列が互いに離れており、そして２つ
のキー（34,35）の間には、夫々ブリッジ（36）が設け
られており、前記両キーは機械的な、または電気的（容
量性、誘導性）な手段によって同時に作動されるよう
な、特許請求の範囲第１項〜第15項のいずれか１項に記
載の装置。