JPH07106242B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH07106242B2
JPH07106242B2 JP63214290A JP21429088A JPH07106242B2 JP H07106242 B2 JPH07106242 B2 JP H07106242B2 JP 63214290 A JP63214290 A JP 63214290A JP 21429088 A JP21429088 A JP 21429088A JP H07106242 B2 JPH07106242 B2 JP H07106242B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として第3種始動口付パチンコ遊技機の改
良に関するものである。
〔従来の技術〕
第11図は従来の第3種始動口付パチンコ遊技機の正面図
である。第11図において、1はパチンコ遊技機、2はパ
チンコ遊技機1の前面枠、3は前面枠2に着脱自在に取
り付けられた遊技盤である。遊技盤3の遊技盤面には、
遊技球を案内するガイドレール4と、遊技球の入賞を容
易にするための入賞装置である中央入賞装置90と、遊技
球が入賞できない閉状態と遊技球の入賞が著しく容易に
なる開状態とを有する大入賞装置91と、大入賞装置91を
開状態とするための入賞口となり得る第3種始動口5・
5と、所謂チューリップ入賞口6a・6bと、アウト球を回
収するアウト口7と、遊技球の入賞を規制する風車8等
が設けられている。また、前面枠2には、遊技球を発射
する発射ハンドル11、供給皿12及び図示しない各種の表
示灯が設けられている。
遊技者は発射ハンドル11を操作して遊技球を打球する。
打ち出された遊技球はガイドレール4に案内されて遊技
盤面に流入し、遊技盤面に沿って落下する。遊技球は落
下途中で、何れかの入賞口に入賞するか、又はアウト口
7に回収される。遊技球が中央入賞装置90に入賞して、
特定の遊技状態になると、第3種始動口5・5が大入賞
装置91を開状態とする権利発生入賞口となる。そして、
権利発生入賞口となった第3種始動口5・5に遊技球が
入賞すると、大入賞装置91が開状態となる。これによ
り、遊技者は短時間で大量の賞品球を容易に獲得するこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のパチンコ遊技機では第11図に示す
ように、ガイドレール4で囲まれた狭い遊技領域のなか
に、中央入賞装置90と大入賞装置91とを個別に設けてい
たので、中央入賞装置90や大入賞装置91の形状や大きさ
が制限され、中央入賞装置90や大入賞装置91を自由に設
計することができないという欠点があった。
また、中央入賞装置90と大入賞装置91とが別個に設けら
れていたので、中央入賞装置90と大入賞装置91とを個別
に取り付けなければならなず、煩雑であった。
更に、遊技盤面の略中央部に中央入賞装置90と大入賞装
置91とが個別に設けられていたので、遊技盤面に配置さ
れる他の入賞口や風車8等の形状や大きさも制限され、
これらを自由に設計することができないという欠点があ
った。
本発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、遊
技盤面を効率良く利用することができ、しかも遊技盤面
への取付が容易な中央入賞装置と大入賞装置とを備える
パチンコ遊技機を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明は、遊技球の入賞を容
易にするために遊技盤面の略中央部に設けられた中央入
賞装置と、遊技球が入賞できない閉状態と遊技球が著し
く容易に入賞可能な開状態とを有する大入賞装置とを、
遊技盤面に対して垂直方向に立体的に重ねて配置したこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は前記の構成により、大入賞装置と中央入賞装置
とが遊技盤面に対して垂直方向に立体的に重ねて配置さ
れているので、遊技盤面における大入賞装置と中央入賞
装置の占有面積を減らすことができる。
〔実施例〕
以下に本発明の1実施例を第1図乃至第10図を参照して
説明する。第5図は本発明の1実施例であるパチンコ遊
技機の正面図、第1図は遊技盤の中央部に配置された大
中央入賞装置の拡大斜視図、第2図は大中央入賞装置の
正面図、第3図は大中央入賞装置のX−X断面図、第4
図は大中央入賞装置の底面図である。
第1図乃至第5図において、第11図に示した従来のもの
と同一の機能を有するものは、同一の符号を付すことに
より、その詳細な説明を省略する。
第1図乃至第5図において、20は大中央入賞装置であ
り、中央入賞装置であるスマートボールゲーム装置30
と、大入賞装置40とが立体的に且つ一体的に形成されて
いる。21は大中央入賞装置20の基板であり、基板21には
スマートボールゲーム装置30によるスマートボールゲー
ムを楽しむための窓部22と、権利化入賞口33にテスト用
の遊技球を投入するために窓部22に設けられた略遊技球
1個が通過可能なテスト孔23と、通常の入賞口24・24
と、大中央入賞装置20を遊技盤3に取り付けるための取
付孔25等が設けられている。
スマートボールゲーム装置30は、スマートボールゲーム
への入賞口となる特定入賞口31と、特定入賞口31に入賞
した遊技球が転動する傾斜面32と、第3種始動口5・5
を権利発生入賞口とし得る権利化入賞口33と、権利化入
賞口33に入賞した遊技球を検知する検知器S1と、第3種
始動口5・5への入賞を表示する発光ダイオードD1〜D8
とを含むものである。
特定入賞口31は、遊技球が入賞すると、開状態となり、
その後遊技球が2個入ると、閉状態に戻るチューリップ
式入賞口である。今、遊技球が特定入賞口31に入賞する
と、遊技球は上部案内樋36により、傾斜面32の最奥部に
落とされ、傾斜面32を転動して、傾斜面32の端縁から通
路37に落下し、下部案内樋38を介して、図示しない賞球
排出装置へと送られる。ところで、傾斜面32の端縁と通
路37との間であって落下路の中央部には、入賞確率が約
1/3となるように権利化入賞口33が設けられている。し
たがって、傾斜面32の端縁から落下した遊技球のあるも
のは、権利化入賞口33に入賞する。遊技球が権利化入賞
口33に入賞すると、検知器S1がこれを検知し、後述する
ように検知器S2を有する第3種始動口5・5が大入賞装
置40を開状態とし得る権利発生入賞口となる。尚、傾斜
面32の端縁から落下した遊技球は、権利化入賞口33に入
賞したものも、しなかったものも下部案内樋38を介し
て、図示しない賞球排出装置へ送られ、これにより所定
の賞品球が排出される。また、本実施例では、窓部22に
テスト孔23を設けてあるので、パチンコ遊技機の試験時
には、テスト孔23から遊技球を投入することにより、遊
技球を権利化入賞口33に入賞させることができる。この
ため、発射ハンドル11により、遊技球を発射して、遊技
球を権利化入賞口33に入賞させるよりも、遥かに容易に
遊技球を権利化入賞口33に入賞させることができて便宜
である。
大入賞装置40は開閉翼片41・41と、大入賞装置40に入賞
した遊技球を検知する検知器S3と、開状態となった大入
賞装置40に入賞した遊技球を案内して図示しない賞球排
出装置に送る大入賞装置用案内樋42と、7セグメントの
LED素子により開状態となった大入賞装置40に入賞した
遊技球数を表示する10カウント表示部43とを含むもので
ある。尚、52は開閉翼片41・41を開閉するための後述す
るソレノイドである。
大入賞装置40は、通常は開閉翼片41・41が閉じているの
で、遊技球は入賞できない。しかし、遊技球が権利化入
賞口33に入賞し、第3種始動口5・5が権利発生入賞口
になった後に、遊技球が第3種始動口5・5に入賞する
と、後述する検知器S2がこれを検知して信号を発し、こ
れにより開閉翼片41・41が開いて遊技球の入賞が著しく
容易な開状態となる。開状態の大入賞装置40に入賞した
遊技球は検知器S3を通過して、下部案内樋38に隣接され
た大入賞装置案内樋42を介して図示しない賞球排出装置
に送られ。これにより所定の賞品球が排出される。
このように、本実施例では、大入賞装置が中央入賞装置
の前面に設けられているので、遊技盤面における大入賞
装置と中央入賞装置の占有面積を減らすことができる。
したがって、本実施例によれば、従来のパチンコ遊技機
のように、大入賞装置や中央入賞装置の形状や大きさに
制約されることなく、大入賞装置や中央入賞装置を設計
することができる。
また、従来のパチンコ遊技機では、中央入賞装置の下部
に大入賞装置が配置してあったが、本実施例によれば、
大入賞装置が中央入賞装置の前面に設けられているの
で、大中央入賞装置20の下部の空間(従来は大入賞装置
が設けられていた空間)を自由に活用することができ
る。
更に、中央入賞装置と大入賞装置とが一体的に形成され
ているので、大中央入賞装置20を取り付けることによ
り、中央入賞装置と大入賞装置とを一度に取り付けるこ
とができるので、便宜である。
加えて、中央入賞装置と大入賞装置とが立体的且つ一体
的に形成されているので、従来のパチンコ遊技機に比べ
て、遊技盤面に配置される他の入賞口や風車8等の形状
や大きさについても、設計上の制約を少なくすることが
できる。
第6図は本実施例であるパチンコ遊技機の大中央入賞装
置の制御ブロック図である。第6図において、S1は前述
のように権利化入賞口33に入賞した遊技球を検知する検
知器、S2は権利発生入賞口となった第3種始動口5・5
に入賞した遊技球を検知する検知器、S3は大入賞装置40
に入賞した遊技球を検知する検知器、50は遊技球が権利
化入賞口33に入賞したときに、所定期間、第3種始動口
5・5が大入賞装置40を開状態とする権利発生入賞口と
なるように制御する権利化回路、51は権利化回路50等か
らの信号を受けて大入賞装置40の開閉翼片41・41の開閉
を制御する開閉制御回路、52は開閉制御回路51からの指
示により開閉翼片41・41を開閉するソレノイド、53は権
利発生入賞口となった第3種始動口5・5への遊技球の
入賞数等を記憶する記憶部、54は大入賞装置40の開状態
の時間を計時するタイマ、55は開状態となった大入賞装
置40への遊技球の入賞数を計数する10カウンタ、56は大
入賞装置40の開状態の回数を計数するラウンドカウンタ
である。尚、D1〜D1は権利発生入賞口となった第3種始
動口5・5への遊技球の入賞数を表示する発光ダイオー
ドである。
以下、第7図乃至第10図に示すタイミングチャートをも
参照して、大中央入賞装置20の動作について説明する。
パチンコ遊技機に電源を投入すると、初期化した後、発
光ダイオードD1〜D8は順次点滅する。たとえば、先ず外
側の発光ダイオードD1・D8が点灯し順次内側の発光ダイ
オードD4・D5まで点灯した後、外側の発光ダイオードD1
・D8から順に消灯する。次に、内側の発光ダイオードD4
・D5から外側の発光ダイオードD1・D8に向かって順に点
灯した後、内側の発光ダイオードD4・D5から順に消灯す
る。これにより、パチンコ遊技機が遊技可能な状態にあ
ることを表示する。
遊技者が発射ハンドル11を操作して供給皿12に貯留され
た遊技球を発射すると、遊技球は遊技盤面の上部に流入
し、遊技盤面に沿って落下する。そして、遊技球は遊技
盤面に設けられた各種の入賞口に入賞するか、又はアウ
ト口7に回収される。
今、遊技球が特定入賞口31に入賞すると、特定入賞口31
は遊技球の入賞が容易な開状態となり、第3図の矢印で
示すように遊技球は、上部案内樋36によりスマートボー
ルゲームの盤面である傾斜面32の最奥部に落下する。落
下した遊技球はパチンコ遊技機の前面に向かって、傾斜
面32を転動する。そして、遊技球は傾斜面32の端縁から
落下して通路37に落ちる。ここで、傾斜面32の端縁から
落下した遊技球のうちのあるものは、傾斜面32と通路37
との途中に設けられた権利化入賞口33に入賞する。その
場合には、検知器S1がこのことを検知して信号を権利化
回路50に送る。権利化回路50は検知機S1からの信号を受
けると、第3種始動口5・5を権利発生入賞口とする。
これにより、通常の遊技状態のときには普通の入賞口に
すぎない第3種始動口5・5が、以後所定時間、遊技球
が入賞すると、大入賞装置40を開状態とする権利発生入
賞口となる。
すなわち、第3種始動口5・5が権利発生入賞口となっ
た後に遊技球が第3種始動口5・5に入賞すると、権利
化回路50は発光ダイオードD1を点灯し、開閉制御回路51
とタイマ54に信号を発する。開閉制御回路51はこの信号
を受けるとソレノイド52を駆動して開閉翼片41・41を開
き、大入賞装置40を開状態とする。また、開閉制御回路
51は、タイマ54からの信号を受けるか、又は検知器S3
らの信号を計数する10カウンタ55からの信号を受ける
と、すなわち大入賞装置40が開状態になってから10秒経
過するか、又は大入賞装置40への遊技球の入賞数が10個
になると、開閉翼片41・41を閉じ、第1ラウンドを終了
する。
ところで、第1ラウンドが終了するまでに、遊技球が第
3種始動口5・5に入賞すると、権利化回路50は記憶部
53にその情報を記憶し、発光ダイオードD2を点滅して、
留保球が1個あることを表示する。そして、第1ラウン
ドが終了後、その記憶に基づいて第2ラウンドに移行
し、前述の第1ラウンドと同様の動作を行う。また、権
利化回路50が第3種始動口5・5を権利発生入賞口とす
る時間(以下、権利化時間と称する。)は、原則的には
8ラウンド迄、すなわち大入賞装置40が8回開状態とな
る迄である。しかし、この間に遊技球が特定入賞口31に
入賞し、スマートボールゲームで遊技球が権利化入賞口
33に入賞すると権利化時間は終了し、通常の遊技状態に
移行して遊技球の入賞待ちの状態となる。尚、特定入賞
口31に入賞した遊技球は、権利化入賞口33に入賞した遊
技球も、権利化入賞口33に入賞しなかった遊技球もすべ
て下部案内樋38を通って図示しない賞球排出装置に案内
される。
第7図は第3種始動口に遊技球が8個入賞して権利化時
間が終了する場合のタイミングチャートである。権利化
回路50が第3種始動口5・5を権利発生入賞口にする
と、順次点滅していた発光ダイオードD1〜D8は一旦全部
消灯する。そして、第3種始動口5・5に遊技球が入賞
すると発光ダイオードD1が点灯すると共に、大入賞装置
40が開状態となる。開状態となった大入賞装置40は10秒
経過するか、又は開状態となった大入賞装置40に遊技球
が10個入賞すると閉状態に戻り、第1ラウンドを終了す
る。尚、大入賞装置40への入賞数は10カウント表示部43
に表示される。大入賞装置40が閉状態となった後、第3
種始動口5・5に遊技球が入賞すると、発光ダイオード
D2が点灯して第2ラウンドに移行し、前述の第1ラウン
ドと同様の動作を行う。そして、第7ラウンドを終了し
て、8個目の遊技球が第3種始動口5・5に入賞する
と、第8ラウンドに移行し、権利化時間は終了する。第
8ラウンドが終了すると、発光ダイオードD1〜D8は順次
点滅に変わり、通常の遊技状態に移行する。
ところで、大入賞装置40が開状態となっているときに、
第3種始動口5・5に遊技球が入賞すると、たとえば、
第7図に示すように第2ラウンド、すなわち大入賞装置
40が2回目の開状態となっている間に、入賞球が第3種
始動口5・5に入賞すると(第7図の点線で示す。)、
発光ダイオードD1と発光ダイオードD2の点灯の他に、発
光ダイオードD3が点滅し、留保球が1個あることを表示
する。遊技球が2個入賞したときには、更に発光ダイオ
ードD4も点滅して、保留球が2個あることを表示する。
そして、第2ラウンドの終了後、留保球の記憶に基づき
第3ラウンドに移行する。以後、第8ラウンドまで、前
述の動作を繰り返す。
第8図は権利化回路の動作中に、第3種始動口への入賞
数が8個になったが、留保球が2個以上ある場合のタイ
ミングチャートである。前述のように遊技球が権利化入
賞口33に入賞し、権利化回路50が動作して大入賞装置40
が開状態になり、しかも大入賞装置40の開状態が6回目
以前、すなわち第6ラウンド以前であるのに、第3種始
動口5・5への入賞数が8個になる場合がある。この場
合は、大入賞装置40のラウンド数とは無関係に、このラ
ウンドの動作が終了して、もう1度大入賞装置40を開状
態とした後、すなわち次のラウンドを終了した後、通常
の遊技状態に移行する。たとえば、第8図に示すよう
に、第6ラウンド目において、すでに第3種始動口5・
5に7個目の遊技球が入賞しており、留保球が1個ある
旨を表示する発光ダイオードD7が点滅しているときに、
更に第3種始動口5・5に8個目の遊技球が入賞する
と、発光ダイオードD8が点滅し、留保球が2個になった
ことを表示すると共に、権利化時間が終了する。する
と、第6ラウンドが終了し、更にもう1度大入賞装置40
を開状態した後、すなわち第7ラウンド目が終了した後
に、発光ダイオードD1〜D8は順次点滅に変わり、通常の
遊技状態に移行する。
第9図は権利化回路の動作中に遊技球が権利化入賞口に
入賞した場合のタイミングチャートである。前述のよう
に権利化入賞口33に遊技球が入賞して、第3種始動口5
・5が権利発生入賞口となっているときに、遊技球が、
再度、権利化入賞口33に入賞すると、その時点で権利化
時間は終了する。たとえば、第9図に示すように第2ラ
ウンドの最中に、特定入賞口31に入賞した遊技球がA時
点で権利化入賞口33に入賞すると、直ちに通常の遊技状
態に移行してしまう。したがって、権利化時間中は遊技
球が特定入賞口31に入賞しないように、遊技球の発射を
コントロールしないと、第3種始動口5・5が権利発生
入賞口になっても、直ぐに、権利化時間が終了しまうこ
とがある。
第10図は権利化回路が動作し、第3種始動口に入賞した
留保球があるときに、遊技球が権利化入賞口に入賞した
場合のタイミングチャートである。前述のように、第3
種始動口5・5が権利発生入賞口になって、第3種始動
口5・5に入賞した留保球があるときに、更に遊技球が
権利化入賞口33に入賞することがある。たとえば、第10
図に示すように第5ラウンドの最中に、第3始動口5・
5には遊技球が7個入賞しており、そのうち2個が留保
球であるとすると、発光ダイオードD1〜D5までは点灯
し、発光ダイオードD6と発光ダイオードD7とは点滅して
いる。この状態のときに、たとえば第10図に示すB時点
で遊技球が権利化回路33に入賞すると、そのB時点で権
利化時間は終了する。そして、留保球がある場合は第5
ラウンド目を終了した後、もう1度だけ、大入賞装置40
を開状態とした後、すなわち第6ラウンド目を行った
後、直ちに通常の遊技状態に移行する。
尚、上記の実施例では、中央入賞装置がスマートボール
ゲームである場合について説明したが、中央入賞装置
は、たとえばルーレットゲーム等であってもよい。
また、上記の実施例では、第3種始動口付パチンコ遊技
機について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、中央入賞装置と大入賞装置とを備えるパチン
コ遊技機であれば、第1種始動口付パチンコ遊技機又は
第2種始動口付パチンコ遊技機等でもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、中央入賞装置と大
入賞装置とが遊技盤面に対して垂直方向に立体的に重ね
て配置されているので、遊技盤面を効率良く利用するこ
とができ、しかも遊技盤面への取付が容易な中央入賞装
置と大入賞装置とを備えるパチンコ遊技機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は遊技盤の中央部に配置された大中央入賞装置の
拡大斜視図、第2図は大中央入賞装置の正面図、第3図
は大中央入賞装置のX−X線断面図、第4図は大中央入
賞装置の底面図、第5図は本発明の1実施例であるパチ
ンコ遊技機の正面図、第6図は本実施例であるパチンコ
遊技機の大中央入賞装置の制御ブロック図、第7図乃至
第10図はタイミングチャート、第11図は従来の第3種始
動口付パチンコ遊技機の正面図である。 1……パチンコ遊技機、2……前面枠、3……遊技盤、
5……第3種始動口、20……大中央入賞装置、21……基
板、22……窓部、23……テスト孔、30……スマートボー
ルゲーム装置、40……大入賞装置、D1〜D8……発光ダイ
オード、S1〜S3……検知器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技球の入賞を容易にするために遊技盤面
    の略中央部に設けられた中央入賞装置と、遊技球が入賞
    できない閉状態と遊技球が著しく容易に入賞可能な開状
    態とを有する大入賞装置とを、遊技盤面に対して垂直方
    向に立体的に重ねて配置したことを特徴とするパチンコ
    遊技機。
JP63214290A 1988-08-29 1988-08-29 パチンコ遊技機 Expired - Lifetime JPH07106242B2 (ja)

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