JP2011135920A - パチンコ機の遊技盤 - Google Patents

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浩喜 奥田
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Abstract

【課題】 始動口と大入賞口とを繋ぐ配線を接続したままの状態で遊技盤を取り付けることが出来ると共に、始動口と大入賞口の間の遊技領域に遊技釘をレイアウトし易くできるパチンコ機の遊技盤を提供する。
【解決手段】 パチンコ機1は、遊技板12に設けられ、始動口取付貫通孔41と大入賞口取付貫通孔42の左右方向の貫通孔幅よりも左右方向の幅が狭く設定されている配線引渡し貫通孔43であって、始動口取付貫通孔41と前記大入賞口貫通孔42と共に1つの大きな貫通孔を形成する配線引渡し貫通孔43と、配線引渡し貫通孔43の左右側であって始動口21と大入賞口31の間に位置する遊技領域に配置された遊技釘18と、を有し、始動口台板22及び/又は大入賞口台板32は、始動口21と大入賞口31を遊技盤10に取り付けたときに配線引渡し貫通孔43を覆う形状に形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機の遊技盤に関する。
従来より、始動口と大入賞口が遊技盤に設けられたパチンコ機が提案されている。このようなパチンコ機では、遊技球が始動口を通過し、遊技者に有利な大当たり遊技状態が発生した場合には、大入賞口の入口を開放するように制御される。
上記のようなパチンコ機において、始動口と大入賞口がそれぞれ別体の入賞装置で構成されたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2009− 90154号公報
しかしながら、特許文献1のパチンコ機では、始動口と大入賞口とを遊技板に取り付ける際、例えば始動口と大入賞口とを接続する電気配線がある場合、始動口と大入賞口とを遊技板に取り付けた後にしか電気的配線を接続する事ができないという問題があった。
そこで、本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであり、始動口と大入賞口とを繋ぐ電気配線を接続したままの状態で遊技板に取り付けることが出来るパチンコ機の遊技盤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のパチンコ機の遊技盤は、遊技球が転動することが可能な遊技板と、前記遊技板に設けられる始動口取付貫通孔と、始動口と前記遊技板に取り付けることにより前記始動口取付貫通孔を覆う始動口台板とを有する始動入賞装置と、前記遊技板に設けられる大入賞口取付貫通孔と、大入賞口と前記遊技板に取り付けることにより前記大入賞口取付貫通孔を覆う大入賞口台板とを有する大入賞装置と、前記始動入賞装置と前記大入賞装置とを繋ぐ電気配線と、前記遊技板に設けられ、前記始動口取付貫通孔と前記大入賞口取付貫通孔の左右方向の貫通孔幅よりも左右方向の幅が狭く設定されている配線引渡し貫通孔であって、前記始動口取付貫通孔と前記大入賞口貫通孔と共に1つの大きな貫通孔を形成する配線引渡し貫通孔と、前記配線引渡し貫通孔の左右側であって前記始動口と前記大入賞口の間に位置する遊技板に配置された遊技釘と、を有し、前記始動口台板及び/又は前記大入賞口台板は、前記始動口と前記大入賞口を前記遊技板に取り付けたときに前記配線引渡し貫通孔を覆う形状に形成したことを特徴とする。
本発明によれば、始動口取付貫通孔と大入賞口取付貫通孔間に配線引渡し貫通孔を設けることにより、別体で構成された始動入賞装置と大入賞装置に電気配線を接続したままの状態で遊技板に取り付けることが出来る。また、配線引渡し貫通孔を始動口台板や大入賞口台板で覆うことで遊技領域に影響を与えることはない。また、配線引渡し貫通孔を始動口台板や大入賞口台板にて覆う部分には遊技釘を配置することは出来ないが、台板の周辺の遊技領域には遊技釘を配置することができる。このため、遊技釘を配置することができない面積を非常に小さな面積で済ませることができ、始動口と大入賞口の間の遊技領域に遊技釘をレイアウトし易くなる。また、始動口と大入賞口とを事前に電気的配線を接続した状態で遊技板に取り付けることが可能となり、配線接続作業が容易になる。さらに、始動入賞装置と大入賞装置を別体で構成することにより始動入賞装置と大入賞装置の位置決め精度が向上する。
上記発明において、本発明のパチンコ機の遊技盤は、発射した遊技球を前記遊技板の裏面側で回収する裏樋と、前記始動口に入賞した遊技球を排出する排出口と、前記排出口から排出される遊技球を前記裏樋へ誘導するためのものであって、前記大入賞口の後側に設けられた上下方向に貫通する穴部と、前記排出口と前記穴部とを繋ぐ誘導樋とをさらに有し、前記誘導樋を、前記始動口台板及び/又は前記大入賞口台板の裏面であって、前記始動口及び/又は前記大入賞口を前記遊技板に取り付けた時に前記配線引渡し貫通孔内を通過する位置に配置することを特徴とする。
本発明によれば、従来、始動口の排出口と大入賞口に設けられた穴部との隙間から遊技球がこぼれ落ちることがあったが、始動口の排出口から大入賞口の穴部との隙間に誘導樋が配置することにより、この隙間から遊技球がこぼれ落ちることを防ぐ事が出来る。
本発明によれば、始動口と大入賞口とを繋ぐ電気配線を接続したままの状態で遊技盤を取り付けることが出来るパチンコ機を提供することができる。
本発明の実施形態におけるパチンコ機の正面図である。 本発明の実施形態におけるパチンコ機の遊技盤の正面図である。 本発明の実施形態におけるパチンコ機の遊技盤の背面図である。 本発明の実施形態における遊技盤に設けられた貫通孔を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る始動入賞装置を説明するための図、(a)は始動入賞装置の正面図、(b)は始動入賞装置の側面図、(c)は始動入賞装置の底面図である。 本発明の実施形態に係る大入賞装置を説明するための図、(a)は大入賞装置の平面図、(b)は大入賞装置の正面図、(c)は大入賞装置の底面図、(d)は大入賞装置の背面図である。 図2のA−A断面図であって、始動入賞装置と大入賞装置を遊技盤に取り付ける前の状態を示す図である。 図2のA−A断面図であって、始動入賞装置と大入賞装置を遊技盤に取り付けた状態を示す図である。 本実施形態に係るパチンコ機の電気的な接続を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態であるパチンコ機について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態におけるパチンコ機の正面図である。図1に示すように、パチンコ機1は、縦長な矩形状に枠組みされた外枠の一側部に上下で対向するヒンジ片2が固定され、そのヒンジ片2によりパチンコ機の主要構成部を支持する板状の中枠3の一側部が軸支されて開閉可能に支持されている。中枠3の表側には、上皿5を有する前面枠4が設けられている。
前面枠4は、その一側部が中枠3に軸支されて開閉自在とされ、閉鎖状態において中枠3の前面を覆うようになっている。その前面枠4の下側の中枠3に下皿7を有する皿板6が設けられている。皿板6の右側には発射ハンドル8が取付けられ、その発射ハンドル8に設けられた発射レバー9を回動操作することにより、上皿5に貯留された遊技球が図示省略した球送り機構を介して発射装置に送り込まれた後、中枠3に取付けられる遊技盤10の遊技領域11に発射され、発射された遊技球は遊技盤10を転動する。
図2は、本発明の実施形態におけるパチンコ機の遊技盤の正面図である。図2に示すように、遊技盤10は、遊技板12を有し、その遊技板12の前面に取付けられたガイドレール13の内側が遊技領域11とされている。
遊技領域11には、遊技球の落下方向を分散、調整するための多数の釘14や風車15、液晶表示器16等が設けられている。液晶表示器16は、カラー液晶表示器からなるものであり、表示画面には、例えば「0」〜「9」までの数字図柄が横三列に表示されるようになっており、これらの数字図柄によって複数の特別図柄16a〜16cが構成されている。
遊技板12の前面には、液晶表示器16の下方に位置して、始動口21が設けられており、始動口台板22によって遊技板12に取り付けられている。さらに遊技板12の前面には、始動口21の下方に位置して大入賞口31が設けられており、大入賞口台板32によって遊技板12に取り付けられている。この始動口台板22と大入賞口台板32は、ABS等の硬質の合成樹脂材で形成されている。大入賞口31は、遊技球が入賞することが可能な開放状態および遊技球が入賞することが不能な閉鎖状態相互間で切換えられる。
後述する主制御基板70(図9参照)は、始動口21の開放制御時、図2の液晶表示器16の左側にある通過ゲートである普図始動口17に遊技球が入賞することに伴い、普図抽選を行い、抽選結果を遊技者に報知した後、当たりの場合に始動口21を所定開放する。主制御基板70は、大入賞口31の開放制御時、始動口21が開放している時に遊技球が入賞することに伴い、特図抽選を行い、抽選結果を液晶表示器16にて特別図柄16a〜16cによって遊技者に報知した後、大当たりの場合に大入賞口31を開放する。図2の遊技板12では、始動口台板22や大入賞口台板32にて覆う部分には遊技釘を配置することは出来ないが、始動口台板22と大入賞口台板32の間の遊技領域には遊技釘18を配置している。
図3は本発明の実施形態におけるパチンコ機の遊技盤の背面図である。図4は本発明の実施形態における遊技盤に設けられた貫通孔を説明するための図である。
図4に示すように、遊技板12には、始動口21を取り付けるための始動口取付貫通孔41と、大入賞口31を取り付けるための大入賞口取付貫通孔42が形成されている。始動口取付貫通孔41と大入賞口取付貫通孔42は近接した位置に設けられている。さらに、遊技板12の始動口取付貫通孔41と大入賞口取付貫通孔42間には、配線引渡し貫通孔43が形成されており、始動口取付貫通孔41と大入賞口貫通孔42と配線引渡し貫通孔43によって1つの大きな貫通孔を形成している。この配線引渡し貫通孔43は、始動口取付貫通孔41と大入賞口取付貫通孔42の左右方向の貫通孔幅よりも左右方向の幅が狭く設定されている。この配線引渡し貫通孔53は、始動入賞装置20と大入賞装置30に電気配線50を繋いだままの状態(図3参照)で電気配線50が通ることができる程度の大きさに形成されている。
始動口取付貫通孔41と大入賞口取付貫通孔42と配線引渡し貫通孔43に対応する部分には遊技釘を配置することは出来ないが、配線引渡し貫通孔43の左右側の始動口21と大入賞口31の間に位置する遊技領域には遊技釘18が配置されている。
図3に示すように、始動入賞装置20と大入賞装置30は電気配線50によってつながれている。始動入賞装置20には、上述した始動口21と始動口台板22が設けられており、この始動口台板22は、遊技板12に取り付けることにより図4で示した始動口取付貫通孔41を覆うように形成されている。また、大入賞装置30には、上述した大入賞口31と大入賞口台板32が設けられており、大入賞口取付台板32は、遊技板12に取り付けることにより図4で示した大入賞口取付貫通孔42を覆うように形成されている。また、始動口21に入賞した球・大入賞口31に入賞した球・アウト口19に入った球をまとめて回収する裏樋60が遊技板12に取り付けられている。また、裏樋は遊技板12の裏面には固定されておらず、中枠3に設けられる遊技球を回収する樋に直接誘導するようにしても良い。従って、裏樋は遊技板12に固定される樋と、中枠3に設けられる樋の両方が含まれる。
次に、本実施形態における始動入賞装置について説明する。図5は本実施形態に係る始動入賞装置を説明するための図であり、同図(a)は始動入賞装置の正面図、(b)は始動入賞装置の側面図、(c)は始動入賞装置の底面図である。
図5に示すように、始動入賞装置20は、始動口台板22に対してカバー部材24が取り付けられている。この構成によって、始動口台板22が遊技板12に取り付けられた際に、遊技板12の遊技領域に設けられた始動口21がポケット状の外観を呈するようになっている。
また、カバー部材24が始動口台板22に取り付けられることによって、入賞した遊技球を遊技板12の裏側に排出する球経路が一つ形成されている。この球経路には、入賞した遊技球が球経路を通過したことを検出するために、貫通型近接スイッチで構成された始動口スイッチ26が配設されている。そして、始動口21に遊技球が入賞すると、始動口スイッチ26が遊技球を検出して検出信号を出力するようになっている。
始動口台板22は、始動口21を遊技板12に取り付けた際に図4で示した始動口取付貫通孔41を覆うように形成されている共に、配線引渡し貫通孔43の一部を覆うように遮蔽部29が形成されている。始動入賞装置20の下側には、始動口21に入賞した遊技球を排出する始動口排出口27が設けられている。
始動口21の入口には、可動部材としての一対の羽根28,28が配設されている。始動口台板22の裏側に配設されたソレノイド25への通電が行われることにより不図示のクランクが不図示のバネの付勢力に抗して、ソレノイド25側に引き付けられて一対の羽根28,28が開き、始動口21の入口を拡大するようになっている。一方、ソレノイド25への通電が停止されることによりクランクがバネの付勢力で本来の位置に戻り、一対の羽根28,28が閉じて始動口21の入口が拡大されていない状態となる。
次に、本実施形態における大入賞装置について説明する。図6は本実施形態に係る大入賞装置を説明するための図であり、(a)は大入賞装置の平面図、(b)は大入賞装置の正面図、(c)は大入賞装置の底面図、(d)は大入賞装置の背面図である。
図6に示すように、大入賞装置20の前面には、開放扉35が一軸回りに回動可能に装着されている。この開放扉35は、大入賞口台板32の裏側に固定された大入賞口ソレノイド37のプランジャにクランク機構を介して連結されている。そして、開放扉35は、大入賞口ソレノイド37への断電時には、大入賞口31の入口を閉塞するようになっている。一方、大入賞口ソレノイド37への通電時には、大入賞口31の入口を開放するようになっている。
大入賞装置30は、大入賞口31に入賞した遊技球を遊技板12の裏側に排出するための球流路を通過する遊技球を検出するための大入賞口カウントスイッチ36が配設されている。大入賞口カウントスイッチ36は、貫通型近接スイッチによって構成されている。大入賞口31に遊技球が入賞し、大入賞口カウントスイッチ36が配設された球通路を遊技球が通過すると、大入賞口カウントスイッチ36が検出信号を出力する。
大入賞口台板32は、大入賞口31を遊技板12に取り付けた際に図4で示した大入賞口取付貫通孔42を覆うように形成されていると共に、配線引渡し貫通孔43の一部を覆うようにV字状の遮蔽部39が形成されている。大入賞口台板32の遮蔽部39は始動口台板22の遮蔽部29と合わさるような形状を持つ。大入賞口31の後側には、始動口排出口27から排出される遊技球を裏樋60へ誘導するための穴部33が設けられており、この穴部33は上下方向に貫通している。また、大入賞口31に入賞した遊技球を排出する大入賞口排出口40が設けられている。
始動入賞装置20の始動口排出口27と穴部33の隙間の部分には、始動入賞装置20側の始動口排出口27と穴部33とを繋ぐ誘導樋34が設けられている。この誘導樋34は、始動口台板22の遮蔽部29と大入賞口台板32の遮蔽部39の裏面であって、始動口21と大入賞口31を遊技盤10に取り付けた時に図4で示した配線引渡し貫通孔43内を通過する位置に配置されている。
始動入賞装置20の始動口排出口27から大入賞装置30の穴部33との隙間に誘導樋34を配置することで、遊技球がこの隙間からこぼれ落ちることを防ぐことができる。また、大入賞口31と誘導樋34を同じ大入賞口台板32によって遊技板12に固定できるため、大入賞口31と誘導樋34の位置精度が向上する。
また大入賞装置30の背面側には、中継基板38が設けられており、この中継基板38には複数のコネクタが設けられている。コネクタ38aはパチンコ機1全体を制御する後述の主制御基板70に接続するためのコネクタであり、コネクタ38bは始動入賞装置20へ電気配線50を接続するためのコネクタである。主制御基板70は、中継基板38を介して大入賞装置30のソレノイド37を制御等すると共に、中継基板38に電気配線50を介して接続された始動入賞装置20のソレノイド25等を制御する。
図7は、図2のA−A断面図であって、始動入賞装置と大入賞装置を遊技盤に取り付ける前の状態を示す図である。
作業者は、まず、大入賞装置30の中継基板38のコネクタ38bに電気配線50の一端を差し込み、他端を始動入賞装置20に差し込んでおく。始動入賞装置20と大入賞装置30を電気配線50で繋いだ状態で、始動入賞装置20を始動口取付貫通孔41に装着していき、大入賞装置30を大入賞口取付貫通孔42に装着していく。始動入賞装置20と大入賞装置30に繋がれた電気配線50は、始動口取付貫通孔41と大入賞口取付貫通孔42との間に形成された配線引き渡し貫通孔43を通る。このように構成することで、始動入賞装置20と大入賞装置30を別体に構成した場合でも、電気配線50を始動入賞装置20と大入賞装置30に接続したままの状態で遊技盤10を取り付けることが出来る。
図8は、図2のA−A断面図であって、始動入賞装置と大入賞装置を遊技盤に取り付けた状態を示す図である。
図8に示すように、始動入賞装置20と大入賞装置30が遊技板12に装着されると始動口21から裏樋60へ繋がる経路が形成される。そして、始動口21に遊技球が入賞すると、入賞した遊技球が始動口排出口27から排出され、始動口排出口27と穴部33の間に設けられた大入賞装置30の誘導樋34を通って、遊技球は穴部33に案内され、さらに、遊技球は穴部33を通って裏樋60へ案内される。このように、始動入賞装置20の始動口排出口27から大入賞装置30の排出口33との隙間に誘導樋34を配置することで、始動入賞装置20と大入賞装置30の間に隙間の無い経路が形成されるため、遊技球が始動入賞装置20と大入賞装置30の隙間からこぼれ落ちることを防ぐことができ、始動口21へ入賞した遊技球を確実に裏樋60に案内することができる。
図9は、本実施形態に係るパチンコ機の電気的な接続を示すブロック図である。図9に示すように、パチンコ機1全体を制御する主制御基板70は、液晶表示器16に電気配線83を介して接続されている。また主制御基板70は大入賞装置30に設けられた中継基板38に電気配線81を介して接続されている。大入賞装置30の大入賞口ソレノイド37は、主制御基板70からの制御信号によって制御され、大入賞口カウントスイッチ36による検知信号は電気配線81を介して主制御基板に送られる。始動入賞装置20の始動口ソレノイド25は、上述した電気配線50によって中継基板38のコネクタ38bに接続されている。主制御基板70は、電気配線81、中継基板38および電気配線50を介して始動口ソレノイド25に制御信号を送り、始動口ソレノイド25を制御する。
また、始動入賞装置20の始動口スイッチ26は、電気配線50とは別の電気配線82を介して主制御基板70に接続されており、始動口スイッチ26による検知信号は電気配線82を介して主制御基板70に送られる。ここでは、始動口スイッチ26は中継基板38を介さずに主制御基板70に入力されるようになっている。始動口スイッチ26は中継基板38を介して主制御基板70に入力する事も可能である。
本実施形態の構成によれば、配線引渡し貫通孔43を始動口台板22と大入賞口台板32にて覆う部分は遊技釘を配置することは出来ないが、遊技釘を配置することができない面積を非常に小さな面積で済ませることができ、始動口21と大入賞口31の間の遊技領域に釘18をレイアウトし易くなる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明に係るパチンコ機は上述した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変化が可能である。例えば、上記例では、配線引渡し貫通穴43を始動口台板22の遮蔽部29と大入賞口台板32の遮蔽部39によって覆うことによって遮蔽するようにしたが、例えば配線引渡し貫通孔43を始動口台板22の遮蔽部29だけによって覆うようにしてもよいし、大入賞口台板32の遮蔽部39だけによって覆うようにしてもよい。
1 パチンコ機
10 遊技盤
11 遊技領域
16 液晶表示器
20 始動入賞装置
21 始動口
22 始動口台板
30 大入賞装置
31 大入賞口
32 大入賞口台板
41 始動口取付貫通孔
42 大入賞口取付貫通孔
43 配線引渡し貫通孔
50 電気配線

Claims (2)

  1. 遊技球が転動することが可能な遊技板と、
    前記遊技板に設けられる始動口取付貫通孔と、
    始動口と前記遊技板に取り付けることにより前記始動口取付貫通孔を覆う始動口台板とを有する始動入賞装置と、
    前記遊技板に設けられる大入賞口取付貫通孔と、
    大入賞口と前記遊技板に取り付けることにより前記大入賞口取付貫通孔を覆う大入賞口台板とを有する大入賞装置と、
    前記始動入賞装置と前記大入賞装置とを繋ぐ電気配線と、
    前記遊技板に設けられ、前記始動口取付貫通孔と前記大入賞口取付貫通孔の左右方向の貫通孔幅よりも左右方向の幅が狭く設定されている配線引渡し貫通孔であって、前記始動口取付貫通孔と前記大入賞口貫通孔と共に1つの大きな貫通孔を形成する配線引渡し貫通孔と、
    前記配線引渡し貫通孔の左右側であって前記始動口と前記大入賞口の間に位置する遊技板に配置された遊技釘と、を有し、
    前記始動口台板及び/又は前記大入賞口台板は、前記始動口と前記大入賞口を前記遊技板に取り付けたときに前記配線引渡し貫通孔を覆う形状に形成されていることを特徴とするパチンコ機の遊技盤。
  2. 発射した遊技球を前記遊技板の裏面側で回収する裏樋と、
    前記始動口に入賞した遊技球を排出する排出口と、
    前記排出口から排出される遊技球を前記裏樋へ誘導するためのものであって、前記大入賞口の後側に設けられた上下方向に貫通する穴部と、
    前記排出口と前記穴部とを繋ぐ誘導樋と、をさらに有し、
    前記誘導樋を、前記始動口台板及び/又は前記大入賞口台板の裏面であって、前記始動口及び/又は前記大入賞口を前記遊技板に取り付けた時に前記配線引渡し貫通孔内を通過する位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の遊技盤。
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