JP5094077B2 - パチンコ遊技機の可変入賞装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上球振分体から当たり球取入部への球の取り込まれやすさと下球振分体から当たり球取入部への球の取り込まれやすさとが異なるパチンコ遊技機の可変入賞装置に関する。
図11は、特許文献1で開示されたパチンコ遊技機の可変入賞装置201を示す。図11において、202は筐体、203は球取入口部、204は開閉体、205は開閉軸、206は上固定棚、207は下固定棚、208は当たり球取入部、209は可動軸(b図参照)、210は底部、211は案内樋、212は開口部、213は遊技盤、214は遊技領域を示す。そして、左の開閉体204が開閉軸205を中心として遊技領域214と平行しつつ内部領域の側から左側に球取入口部203を開放するように開かれ、右の開閉体204が開閉軸205を中心として遊技領域214と平行しつつ内部領域の側から右側に球取入口部203を開放するように開かれる。その状態において、図5のb図に示すように、球Pが遊技領域214から球取入口部203を経由して内部領域に取り込まれると、この内部領域に取り込まれた球Pは、上固定棚206の上を前側から後側に流下する過程において、矢印X101で示すように上固定棚206の中央部から案内樋211を経由して下固定棚207に排出されるか、または、矢印X102で示すように上固定棚206の後側の開口部212から下固定棚207に排出される。下固定棚207に排出された球は、下固定棚207の上を後側から前側に流下して下固定棚207の前縁部から落下する。この下固定棚207の前縁部から落下した球は、後部の可動軸209(図5のb図参照)を中心として左右方向に往復するように可動している当たり球取入部208に取り込まれるか、または、底部210に落下する。当たり球取入部208に取り込まれた球は、矢印X3で示すように、筐体202の裏側から遊技盤213の裏側に当たり球として排出される。底部210に落下した球は、矢印X4で示すように、底部210の上を前側から後側に流下して遊技盤213の裏側に外れ球として排出される。球が当たり球取入部208に取り込まれた場合、賞球としての球が遊技者の側に払い出される。しかしながら、球取入口部203から内部領域に入った球が当たり球取入部208に取り込まれる可能性は下固定棚207からしか発生せず、遊技性に欠けるという欠点がある。
特開2004−180741号公報
発明が解決しようとする問題点は、可変入賞装置の内部領域に上固定棚および下固定棚が存在するにも拘らず、球が当たり球取入部に取り込まれる可能性は下固定棚から落下する場合だけであるという点である。
本発明に係るパチンコ遊技機の可変入賞装置は、遊技基盤の遊技領域に取り付けられる可変入賞装置であって、遊技領域から球を進入させない内部領域を囲む前仕切壁と、遊技領域から球を内部領域に進入させるために前記前仕切壁に設けられた球取入口部と、球取入口部を遊技領域から球を取り込めないように閉鎖したり前記遊技領域から球を取り込めるように開放したりするように球取入口部に設けられた開閉体と、球取入口部から内部領域に取り込まれた球を前側から後側に流下させるように内部領域に設けられた球振分体と、上球振分体から前側に落下した球を前側から後側に流下させる下球振分体と、球振分体又は下球振分体から後側に落下した球を外れ球として取り込むことの可能なように球振分体の後側に設けられた外れ球取入部と、球振分体から後側に落下した球を当たり球として取り込むことの可能なように球振分体の後側に渡って設けられた当たり球取入部とを備え、当たり球取入部が昇降可能に構成され、当たり球取入部には広大球入口と狭小球入口と広大球入口とが上下に交互に形成されるかまたは狭小球入口と広大球入口と狭小球入口とが上下に交互に形成され、当たり球取入部が昇降することによって、広大球入口が上球振分体に対応した場合に狭小球入口が下球振分体に対応し、狭小球入口が上球振分体に対応した場合に広大球入口が下球振分体に対応することを最も主要な特徴とする。また上球振分体が上下方向に可動するように内部領域に設けられたりしてもよい。
本発明に係るパチンコ遊技機の可変入賞装置は、球振分体から当たり球取入部への球の取り込まれやすさが変わり、遊技性に富むという利点がある。球振分体が、上球振分体と上球振分体から前側に落下した球を前側から後側に流下させる下球振分体とに別けられ、当たり球取入部が昇降することによって、広大球入口が上球振分体に対応した場合に狭小球入口が下球振分体に対応し、狭小球入口が上球振分体に対応した場合に広大球入口が下球振分体に対応すれば、上球振分体から当たり球取入部への球の取り込まれやすさと下球振分体から当たり球取入部への球の取り込まれやすさとが異なるようにすることができるという利点がある。上球振分体が上下方向に可動するように内部領域に設けられれば、球を上球振分体の上下動によって前後方向および左右方向に振り分けられるという利点がある。
図1乃至図7は、発明を実施するための最良の形態である。図1のa図およびb図は、当たり球取入部30と当たり球通路49および外れ球通路51とを前側から示す。図2は、可変入賞装置1を前側から示す。図3は、可変入賞装置1の正面を示す。図4は、当たり球通路49および外れ球通路51からなる構造体と裏機構盤41とを分解して示す。図5は、遊技盤107に取り付けられた可変入賞装置1を縦に切断した断面を示す。図6は、停留駆動機構23を示すために可変入賞装置1を縦に切断した断面を示す。図7はパチンコ遊技機の正面を示す。本明細書において、「前」、「表」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図7の状態にパチンコ遊技機を置いて前側から見た場合に特定される方向である。「前」および「表」は、同じ方向である。「後」および「裏」は、同じ方向である。
図1を参照し、当たり球取入部30と上球振分体17と下球振分体29との相互関係について説明する。当たり球取入部30が昇降可能に構成され、当たり球取入部30には広大球入口30aと狭小球入口30bと広大球入口30cとが上下に交互に形成され、当たり球取入部30が昇降し、広大球入口30aが上球振分体17に対応した場合に狭小球入口30bが下球振分体29に対応し、狭小球入口30bが上球振分体17に対応した場合に広大球入口30cが下球振分体29に対応する。広大球入口30a;30cは、左右方向の横幅が狭小球入口30bよりも広く、狭小球入口30bよりも球の取り込まれやすい球入口である。狭小球入口30bは、左右方向の横幅が広大球入口30a;30cよりも狭く、広大球入口30a;30cよりも球の取り込まれにくい球入口である。具体的には、図1のa図に示すように、当たり球取入部30が上球振分体17および下球振分体29に対し上昇して上昇限度位置に停止した場合、狭小球入口30bが上球振分体17に対応し、広大球入口30cが下球振分体29に対応する。図1のb図に示すように、当たり球取入部30が上球振分体17および下球振分体29に対し下降して下降限度位置に停止した場合、広大球入口30aが上球振分体17に対応し、狭小球入口30bが下球振分体29に対応する。よって、上球振分体17から当たり球取入部30への球の取り込まれやすさと下球振分体29から当たり球取入部30への球の取り込まれやすさとが異なり、遊技性に富むという利点がある。
図1のa図において、下球振分体29から広大球入口30cに取り込まれた球P1は、矢印X1で示すように、当たり球取入部30から当たり球通路49を経由して下方に排出される。球P2が下球振分体29から当たり球取入部30と外れ球取入部32との左右方向の隙間に取り込まれた場合(球P2が下球振分体29から外れ球取入部32に取り込まれた場合と同じ)、球P2は、矢印X2で示すように、外れ球取入部32から外れ球通路51を経由して下方に排出される。上球振分体17から広大球入口30aに取り込まれた球P3は、広大球入口30cに到達し、矢印X1で示すように、当たり球取入部30から当たり球通路49を経由して下方に排出される。上球振分体17から外れ球取入部32に取り込まれた球P4は、矢印X2で示すように、外れ球取入部32から外れ球通路51を経由して下方に排出される。
図2および図3を参照し、パチンコ遊技機の可変入賞装置1の前側の構造について説明する。図2および図3において、2は部品基盤、3は前開口部、4は取付孔、5は前隔壁、6は前仕切壁、7は球取入口部、8は開閉体、9は球導入通路、10は開閉駆動機構、11は開閉軸、12は入球検出部、13は入球検出器、14は球導出通路、15は球誘導通路、16は通路球出口、17は上球振分体、18は振分駆動機構、19は振分軸、20は前落下口、21は振分突起、22は球停留体、23は停留駆動機構、24は停留軸、25は停留台、26は中球受容部、27は側球受容部、28は停留球検出器、29は下球振分体、30は当たり球取入部、31は球取入駆動機構、32は外れ球取入部、33は上化粧体、34は下化粧体、35はステージ、36はステージ入口、37は後隔壁を示す。
部品基盤2は、遊技盤107に前側から取り付けられる可変入賞装置1における前側部品としての土台であって、光遮蔽性の有る有色な合成樹脂により構成される。前開口部3は、部品基盤2の中央部に前後方向への貫通孔として設けられる。取付孔4は、遊技盤107に部品基盤2を固定する止ねじを挿入するものであって、部品基盤2の周縁部に前後方向への貫通孔として設けられる。前隔壁5は、前開口部3を塞ぐ板状であって、光透過性の有る無色な合成樹脂により構成され、部品基盤2に固定される。前仕切壁6は、遊技盤107の遊技領域108から球を進入させない内部領域を囲むものであって、部品基盤2の前面および前隔壁5の前面から前側に突出し、前開口部3の周縁部に沿って、前隔壁5の前面を囲む前面視環状の塀を構成する。球取入口部7は、遊技領域108から球を内部領域に進入させるために、前仕切壁6の上部が除去された部分として、前仕切壁6の上部に設けられる。
開閉体8は、左右一対として、球取入口部7に設けられる。球導入通路9は、開閉体8が図3に示すように開放された場合、上方の遊技領域108から取り込んだ球を入球検出部12の側に誘導するものであって、開閉体8の裏面から内部への窪みとして設けられる。開閉駆動機構10は、上化粧体33の裏側に設けられ、開閉体8を開閉軸11を中心として遊技領域108と平行しつつ上下方向に開閉する。開閉体8が開閉軸11を中心として図2に示すように球取入口部7を閉鎖するように閉じられた場合、開閉体8は前仕切壁6に連なる環状を形成し、球取入口部7が球を開閉体8および前仕切壁6の外側から前仕切壁6の内側における前隔壁5の前面の側に取り込めないようになる。つまり、開閉体8が閉じられた場合、開閉体8および前仕切壁6で囲まれた前隔壁5の前面が遊技盤107の遊技領域108から球を進入させない内部領域となる。
入球検出部12は、開放した開閉体8の球導入通路9から排出された球を取り込み、取り込んだ球を前隔壁5の裏側に排出するものであって、球取入口部7よりも下部で、球取入口部7の真下に位置し、前隔壁5から前側に突出して、前隔壁5に設けられる。入球検出器13は、前隔壁5の裏側から入球検出部12の内部に設けられ、入球検出部12を通過する球を検出して電気的な球検出信号を図外の制御装置に出力する。球導出通路14は、入球検出部12から前隔壁5の裏側に排出された球を、前隔壁5の裏面に沿って球誘導通路15に誘導する。球導出通路14の前面は、前隔壁5の裏面で形成される。球導出通路14の裏面は、前隔壁5の裏側に前隔壁5と平行に配置された上化粧体33の前面で形成される。球導出通路14の底面は、前隔壁5の裏面と上化粧体の前面とに連接された横板の上面で形成され、入球検出部12の球出口から球誘導通路15の側に下り勾配となる斜面として構成される。
球誘導通路15は、前隔壁5の裏側において、球導出通路14から排出された球を、前仕切壁6の裏側に沿って下方に誘導して通路球出口16から上球振分体17の上に排出する。通路球出口16は、球誘導通路15の内部領域の側を仕切る内壁に左右方向への貫通孔として形成される。上球振分体17は、前仕切壁6で囲まれた内部領域の上下方向の中段に位置するように前隔壁5の裏側に配置された板状に構成され、球誘導通路15から排出された球を、上下動によって前後方向および左右方向に振り分ける。振分駆動機構18は、下化粧体34の裏側やステージ35の裏側に設けられ、振分軸19を中心として、上球振分体17を上下動する。振分軸19は、上球振分体17の左右前部に固定的に設けられる。前落下口20は、前側および上下方向に開口する凹部または上下方向への貫通孔として、上球振分体17の前部の左右方向中央部に設けられる。振分突起21は、上球振分体17の上面から上方に突出する突起として、上球振分体17の上面に設けられる。
球停留体22は、上球振分体17と下球振分体29との間に位置するように前隔壁5の裏側に配置される。停留駆動機構23は、下化粧体34の裏側やステージ35の裏側に設けられ、球停留体22を左右下部の停留軸24を中心として前側に垂直状に起立したり後側に水平状に倒伏したりする。球停留体22が図3に示すように起立した場合、球停留体22が上球振分体17の前落下口20から落下した球を停留台25の上に停留するように受け止める。球停留体22が図2に示すように倒伏した場合、停留台25の上に停留した球が球停留体22の上を通過して下球振分体29の上に排出される。
停留台25は、球停留体22と前隔壁5との間に配置される。中球受容部26は、上球振分体17の前落下口20の真下に位置し、停留台25の上面から内部に窪みかつ前後に開口した凹部として、停留台25の上部の左右方向中央部に設けられる。側球受容部27は、中球受容部26の左右に位置する停留台25の上面に設けられ、中球受容部26から左側に下り勾配となるように、停留台25の上面から内部に窪みかつ前後に開口した凹部と、中球受容部26から右側に下り勾配となるように、停留台25の上面から内部に窪みかつ前後に開口した凹部とにより構成される。
そして、球停留体22が起立した状態において、中球受容部26が上球振分体17の前落下口20から落下した1個の球が収容可能であり、側球受容部27が上球振分体17の前落下口20から落下した複数個の球が収容可能である。停留球検出器28は、中球受容部26に受容された球を検出して電気的な球検出信号を図外の制御装置に出力するように、停留台25の内部に設けられる。下球振分体29は、静止した状態で前隔壁5の裏側に配置され、前側から後側への下り勾配の斜面を構成し、球停留体22から排出された球を前側から後側に流下させる過程で左右に振り分ける。
当たり球取入部30が上球振分体17から後側または下球振分体29から後側に排出された球を当たり球取入部30に取り込めるように、上球振分体17の後側および下球振分体29の後側にわたって配置される。よって、球取入口部7から前仕切壁6で囲まれた内部領域に取り込まれた球が、上下動する上球振分体17および下球振分体29の双方から当たり球取入部30に取り込まれる可能性があり、遊技性に富むという利点がある。当たり球取入部30が外れ球取入部32の内部に配置されているので、当たり球取入部30と外れ球取入部32とが互いに前後方向に位置をずらして設けられた場合に比べ、装置の前後方向の寸法が小さくなるという利点がある。
球取入駆動機構31は、下化粧体34やステージ35の裏側に配置され、当たり球取入部30を昇降する。外れ球取入部32は、上球振分体17から後側または下球振分体29から後側に排出された球を取り込めるように、当たり球取入部30を左右に移動可能に配置した上方に開口した形状である。つまり、当たり球取入部30に入らない球が外れ球取入部32に入る。当たり球取入部30に入った球は、当たり球取入部30に対応して設けられた当たり球検出器50で検出された後に下方に排出される。外れ球取入部32に入った球は、外れ球取入部32に対応して設けられた図外の外れ球検出器で検出された後に下方に排出される。
上化粧体33は、可変入賞装置1の前側から球取入口部7の裏側や入球検出部12の裏側が見えないように目隠しする有色な合成樹脂により構成され、前隔壁5の前側に設けられる。下化粧体34は、可変入賞装置1の前側から下球振分体29よりも下部が見えないように目隠しする有色な合成樹脂により構成され、前隔壁5の前側に設けられる。ステージ35は、部品基盤2の前面から後側に窪むように有色な合成樹脂により構成され、部品基盤2の前面にだけ開口した空間であって、遊技領域108からステージ入口36を経由して取り込まれた球を、左右に自在に躍らせた後、中央の凹部から下方の遊技領域108に落下させる。ステージ入口36は、遊技領域108から前仕切壁6の側に進行した球を斜め上方から下方に取り込んだ後、前側から後側に誘導してステージ35の右または左の側部に排出する。後隔壁37は、上球振分体17および下球振分体29などの配置される空間を囲むように、部品基盤2の裏部に設けられる。
図4を参照し、可変入賞装置1の後側の構造について説明する。図4において、41は裏機構盤、42は後開口部、43は案内孔、44は入賞モータ、45はピニオンギヤ、46はラックギヤ、47は保護板、48は球誘導体、49は当たり球通路、50は当たり球検出器、51は外れ球通路、52は止ねじを示す。入賞モータ44、ピニオンギヤ45、ラックギヤ46が、球取入駆動機構31を構成する。
裏機構盤41は、遊技盤107(図1参照)に後側から取り付けられる可変入賞装置1における後側部品としての土台であって、当たり球取入部30と球取入駆動機構31および球誘導体48を組み付ける躯体として、前側に開口した箱状に構成される。後開口部42は、前後方向への貫通孔として、裏機構盤41の背壁に設けられる。案内孔43は、縦長な前後方向への貫通孔として、裏機構盤41の背壁に設けられる。入賞モータ44は、ステップモータにより構成され、裏機構盤41の背壁に取り付けられる。ピニオンギヤ45は、入賞モータ44のモータ軸のような出力軸に固定される。ラックギヤ46は、裏機構盤41の裏側から案内孔43を経由して当たり球取入部30に取り付けられ、ピニオンギヤ45に噛み合わされる。ラックギヤ46が当たり球取入部30に取り付けられ、球誘導体48が当たり球取入部30の前側を覆うように裏機構盤41に取り付けられることによって、当たり球取入部30が裏機構盤41に脱落することなく昇降可能に支持される。
入賞モータ44の出力軸が図外の制御装置からの電力によって一方向に回転駆動し、ピニオンギヤ45が一方向に回転するのに伴い、ラックギヤ46が上昇し、当たり球取入部30が下から上に移動した後、入賞モータ44の出力軸が停止し、当たり球取入部30が上昇限度位置に停止する。そして、図外の制御装置が極性の切り替えられた電力を入賞モータ44に供給し、入賞モータ44の出力軸が上記と逆の方向である他方向に回転駆動し、ピニオンギヤ45が他方向に回転するのに伴い、ラックギヤ46が下降し、当たり球取入部30が上から下に移動した後、入賞モータ44の出力軸が停止し、当たり球取入部30が下降限度位置に停止する。その後、図外の制御装置が再び極性の切り替えた電力を入賞モータ44に供給し、入賞モータ44の出力軸が再び一方向に回転駆動する。このように図外の制御装置から入賞モータ44に供給される電力の極性が切り替わり、当たり球取入部30が昇降する。
保護板47は、後開口部42を塞ぐ板状であって、光透過性の有る無色な合成樹脂により構成される。最良の形態では、裏機構盤41に後開口部42を設け、後開口部42を保護板47で閉鎖するように、保護板47を裏機構盤41に取り付けたので、画像表示器を裏機構盤41の裏側に配置する場合、裏機構盤41よりも小形な保護板47を透明度の高い合成樹脂で構成すれば、画像表示器が可変入賞装置1の奥行寸法の大きな裏側に配置されても、画像表示器の表示画面に表示された画像を可変入賞装置1の前側から遊技者に鮮明に見せることができるという利点がある。この場合、前隔壁5の保護板47と対応する部分が前隔壁5と別部材として構成され、この別部材として構成された前隔壁5の保護板47と対応する部分が透明度の高い合成樹脂で構成すれば、上記画像表示器の表示画面に表示された画像を可変入賞装置1の前側から遊技者に一層鮮明に見せることができるという利点がある。
球誘導体48は、当たり球や外れ球を下方に誘導するものである。当たり球通路49は、当たり球取入部30から落下した当たり球を下方に排出するように、球誘導体48の左右方向中央部に設けられる。当たり球検出器50は、当たり球通路49に設けられ、当たり球通路49を通過する球を検出して電気的な球検出信号を図外の制御装置に出力する。外れ球通路51は、外れ球取入部32から当たり球取入部30よりも左右方向外側を落下する外れ球を取り込んで中央部の側から左右方向外側に誘導した後に下方に排出するように、外れ球取入部32に左右に分かれて設けられる。止ねじ52が球誘導体48の前側から裏機構盤41に締結されることによって、球誘導体48が当たり球取入部30の前側を被覆して裏機構盤41に取り付けられる。
図5を参照し、振分駆動機構18の構造について説明する。図5において、55は振分モータ、56はカム、57はカムフォロア、58は昇降体、59はレバー、107は遊技盤、112は逃避孔を示す。振分モータ55、カム56、カムフォロア57、昇降体58、レバー59が、振分駆動機構18を構成する。振分モータ55は、ステップモータにより構成され、後隔壁37に取り付けられる。カム56は、楕円形であって、振分モータ55のモータ軸のような出力軸に固定される。カムフォロア57は、昇降体58の下端部に設けられ、カム56を受容する。レバー59は、振分軸19の左右両端部に固定的に設けられる。レバー59における振分軸19の径方向外側に突出する先端部と昇降体58の上端部とが互いに回転可能に連結される。
振分モータ55が図外の制御装置からの電力によって駆動し、カム56が一方向に回転すると、カムフォロア57がカム56の1回転に対し2回の割合で昇降し、昇降体58が昇降し、レバー59が振分軸19を中心として昇降し、振分軸19がレバー59の昇降に伴い正逆転し、上球振分体17が振分軸19を中心として実線示位置と仮想線示位置とに上下方向に往復移動する。カムフォロア57がカム56の1回転に対し2回の割合で昇降するので、振分モータ55の出力軸の1回転に対し、上球振分体17が振分軸19を中心として上下方向に2往復する。カム56の1回転に対し、カムフォロア57および上球振分体17が昇降する割合は1回または3回以上であってもよい。
上球振分体17が仮想線で示すように前傾状となり、上球振分体17の後部が前部よりも上方に位置した場合、球が上球振分体17の上面を後側から前側に流下するようになる。上球振分体17が実線で示すように後傾状となり、上球振分体17の前部が後部よりも上方に位置した場合、球が上球振分体17の上面を前側から後側に流下するようになる。球Pが、矢印X3で示すように、遊技領域108から開閉体8の開放された球取入口部7、入球検出部12、入球検出器13、球導出通路14、球誘導通路15、通路球出口16を経由して上球振分体17の上に排出される。この上球振分体17の上に排出された球Pは、上球振分体17の振分軸19を中心とした上下動に伴い、上球振分体17の後側から当たり球取入部30または外れ球取入部32の何れか一方に取り込まれるか、または、上球振分体17の前側の前落下口20から下球振分体29に落下し、下球振分体29の後側から当たり球取入部30または外れ球取入部32の何れか一方に取り込まれる。
逃避孔112は、部品基盤2から裏側に突出する後隔壁37やカバー38および振分駆動機構18などの裏側突出部を逃げる前後方向への貫通孔として、遊技盤107に設けられる。そして、部品基盤2から裏側に突出する裏側突出部が遊技盤107の前側から逃避孔112に挿入され、部品基盤2の裏面が遊技盤107の前面に重ね合わされて逃避孔112を塞ぐ。そして、図外の止ねじが部品基盤2の前側から取付孔4(図2参照)を経由して遊技盤107に締結され、部品基盤2が遊技盤107に取り付けられる。当たり球取入部30が遊技盤107の裏面に向けられ、裏機構盤41が遊技盤107の裏面に図外の止ねじで取り付けられる。
図6を参照し、停留駆動機構23の構造について説明する。図6において、61は電磁ソレノイド、62はレバー、63は連結部材、64はレバー軸、65はアームを示す。電磁ソレノイド61は、下球振分体29の下部に取り付けられる。電磁ソレノイド61における前後方向に駆動するプランジャには、レバー62の中間部が、ピンのような連結部材63で回転可能に連結される。レバー62の下端部は、レバー軸64で後隔壁37に回転可能に取り付けられる。アーム65は、球停留体22に固定される。アーム65の端部とレバー62の下端部とが互いに回転可能に連結される。
球停留体22が実線で示すように下球振分体29の上に重なるようにレバー軸64よりも前側に倒伏した状態において、電磁ソレノイド61が図外の制御装置からの電力によって駆動し、電磁ソレノイド61のプランジャが前側から後側に電磁ソレノイド61に発生した磁力で引き込まれるのに伴い、レバー62がレバー軸64を中心として実線示位置から仮想線示位置へと前側から後側に回転し、下球振分体29が停留軸24を中心として実線示位置から仮想線示位置へと後側から前側に起立して停留台25の後側に立ち塞がる。これによって、球停留体22が上球振分体17の前落下口20から落下した球を停留台25の上に停留するように受け止める。
前記電磁ソレノイド61への制御装置からの電力供給が停止すると、電磁ソレノイド61での磁力が消滅し、電磁ソレノイド61のプランジャが前側から後側に図外のばねで突出されるのに伴い、レバー62がレバー軸64を中心として仮想線示位置から実線示位置へと後側から前側に回転し、下球振分体29が停留軸24を中心として仮想線位置から実線示位置へと前側から後側に倒伏して下球振分体29の上に重なる。これによって、停留台25の上に停留した球が球停留体22の上を通過して下球振分体29の上に排出される。
図7を参照し、パチンコ遊技機の構造について説明する。図7において、101は遊技機枠、102は窓、103は前面パネル、104は球受皿、105は球発射操作機構、106は球発射機構、107は遊技盤、108は遊技領域、109はガイドレール、110はアウト口、111は始動部品を示す。
遊技機枠101は、遊技機設置構造体に設置される容器を構成する。遊技機設置構造体は、遊技店のパチンコ遊技機を設置する島とも呼ばれる設備である。窓102は、前後方向への貫通孔として、遊技機枠101の前面に形成される。前面パネル103は、窓102を閉鎖するガラスのような無色の光透過性の有る材料から構成され、遊技機枠101の内部に設けられる。球受皿104は、パチンコ球と呼ばれる球を入れる容器として、遊技機枠101の前面に設けられる。球発射操作機構105は、遊技者の操作量に応じた出力を図外の制御装置に出力する電気部品を有する機構として、遊技機枠101の前面に設けられる。球発射機構106は、図外の制御装置からの制御によって球発射操作機構105の操作量に応じた発射力で駆動する機構として、遊技機枠101の内部に設けられる。
遊技盤107は、遊技機枠101に格納される。遊技盤107が遊技機枠101に格納された場合、可変入賞装置1、遊技領域108、ガイドレール109、アウト口110、始動部品111が、遊技機枠101の前側から窓102および前面パネル103を通して視認可能になる。遊技領域108は、球発射機構106から発射された球の飛び交う領域として、前面パネル103と遊技盤107の前面との間におけるガイドレール109で囲まれた部分として形成される。ガイドレール109は、遊技機枠101または遊技盤107に設けられる。アウト口110は、遊技領域108の最下部に到達した球を遊技盤107の裏側に排出する部分として遊技盤107に設けられる。可変入賞装置1や始動部品111および図外の一般入賞部品は、遊技領域108から入賞した球を遊技盤107の裏側に排出する部品として、遊技盤107に設けられる。遊技盤107の前面には、図外の図柄表示器が設けられる。
遊技者が球受皿104にパチンコ球と呼ばれる球を入れ、遊技者が球発射操作機構105を右回りに操作すると、球発射機構106が球発射操作機構105の操作量に応じた発射力で駆動し、球発射機構106が球受皿104から遊技機枠101の内部に取り込まれた球を1個ずつ遊技領域108に向けて発射する。遊技領域108に到達した球は、遊技領域108を流下する過程において、可変入賞装置1や始動部品111および図外の一般入賞部品などの遊技部品に衝突して、流れる方向を変えながら、可変入賞装置1または始動部品111または図外の一般入賞部品に入って遊技盤107の裏側に排出される。可変入賞装置1または始動部品111または図外の一般入賞部品のいずれにも入らないで、遊技領域108の最下部に到達した球は、アウト口110から遊技盤107の裏側に排出される。球が始動部品111、可変入賞装置1の入球検出器13、図外の入賞部品のいずれかに入ると、図外の球払出機構が賞球としての球を遊技者に与えるように球受皿104に払い出す。
パチンコ遊技の一例について説明する。遊技領域108を流下する球が始動部品111に入賞し、始動部品111に入賞した球を検出した入賞球検出器が入賞信号を制御装置に出力すると、制御装置に内蔵されたコンピュータが内部抽選処理および図外の図柄表示器に主図柄の変動表示を開始させる。内部抽選処理の結果としては、例えば、大当たりまたは小当たりのいずれかが選択される。大当たりの場合、主図柄の変動表示を開始から所定時間後に、制御装置のコンピュータが図柄表示器に主図柄の変動停止を行い、図柄表示器が大当たり図柄として定められた主図柄を停止表示する。引き続き、制御装置のコンピュータが大当たり遊技として制御装置のコンピュータのプログラムに定められたラウンド遊技を処理するように開閉駆動機構10(図2参照)を制御し、可変入賞装置1の開閉体8が開閉をラウンド遊技の範囲で繰り返す。
小当たりの場合、主図柄の変動表示を開始から所定時間後に、制御装置のコンピュータが図柄表示器に主図柄の変動停止を行い、図柄表示器が小当たり図柄として定められた主図柄を停止表示する。引き続き、制御装置のコンピュータが小当たり遊技として制御装置のコンピュータのプログラムに定められた範囲で開閉駆動機構10を制御し、可変入賞装置1の開閉体8が開閉を1回または数回行う。この小当たり遊技中における開閉体8の開放中において、球が遊技領域108から開いた開閉体8、球取入口部7、入球検出部12、球導出通路14、球誘導通路15、上球振分体17または球停留体22、停留台25、下球振分体29を順に経由して当たり球取入部30に入賞し、当たり球検出器50が球検出信号を制御装置に出力すると、制御装置のコンピュータがラウンド遊技を処理するように開閉駆動機構10を制御し、可変入賞装置1の開閉体8が開閉をラウンド遊技の範囲で繰り返す。制御装置は、入球検出器13からの球検出信号と外れ球検出器からの球検出信号と当たり球検出器50からの入賞信号とによって、可変入賞装置1への球の入りと出とを監視する。
図8に示すように、当たり球取入部30には狭小球入口30dと広大球入口30eと狭小球入口30fとが上下に交互に形成され、当たり球取入部30が昇降し、狭小球入口30dが上球振分体17に対応した場合に広大球入口30eが下球振分体29に対応し、広大球入口30eが上球振分体17に対応した場合に狭小球入口30fが下球振分体29に対応する。狭小球入口30d;30fは、左右方向の横幅が広大球入口30eよりも狭い球入口である。広大球入口30eは、左右方向の横幅が狭小球入口30d;fよりも広い球入口である。具体的には、図8のa図に示すように、当たり球取入部30が上球振分体17および下球振分体29に対し上昇して上昇限度位置に停止した場合、広大球入口30eが上球振分体17に対応し、狭小球入口30fが下球振分体29に対応する。図8のb図に示すように、当たり球取入部30が上球振分体17および下球振分体29に対し下降して下降限度位置に停止した場合、狭小球入口30dが上球振分体17に対応し、広大球入口30eが下球振分体29に対応する。よって、上球振分体17から当たり球取入部30への球の取り込まれやすさと下球振分体29から当たり球取入部30への球の取り込まれやすさとが異なり、遊技性に富むという利点がある。
図1では狭小球入口30bが1つのものとして形成されたが、狭小球入口30bを上下に分けて広大球入口30a;30cの間に配置してもよい。図8では、広大球入口30eが1つのものとして形成されたが、広大球入口30eを上下に分けて狭小球入口30d:30fの間に配置してもよい。
当たり球取入部30と外れ球取入部32とが互いに前後方向に位置をずらして設けられてもよい。当たり球取入部30を外れ球取入部と設定し、外れ球取入部32を当たり球取入部と設定することによって、外れ球取入部を当たり球取入部の内部に配置してもよい。この場合、当たり球取入部と設定された外れ球取入部32の横幅を、外れ球取入部と設定された当たり球取入部30の横幅よりも広く形成すれば、上球振分体17または下球振分体29から球が外れ球取入部と設定された当たり球取入部30に取り込まれるよりも外れ球取入部と設定された当たり球取入部30に取り込まれやすくなる。
外れ球取入部32を直線的に上下移動するようにしたが、外れ球取入部32を上球振分体17の裏縁部および下球振分体29の裏縁部と平行に回転することによって、上下左右に移動するように昇降させてもよい。
上球振分体17および下球振分体29を設けたが、いずれか一方だけを球振分体として設け、他方を設けなくてもよい。この設けられた球振分体は、上球振分体17のように上下動する構造または下球振分体29のように静止する構造のいずれかに構成される。
図9は、異なる第1の形態に係る上球振分体17および下球振分体29の周りを縦方向に切断した可変入賞部品1の断面を示す。図9において、上球振分体17および下球振分体29は、後隔壁37で囲まれる内部領域に静止した状態に配置される。上球振分体17および下球振分体29の上面は、前側から後側への下り勾配の斜面を構成する。そして、通路球出口16から上球振分体17の上に排出される球の勢いが弱い場合、球P1が矢印X5;X6で示すように上球振分体17の上を前側から後側に流下する過程で左右に振り分けられた後、当たり球取入部30または外れ球取入部32に取り込まれる。通路球出口16から上球振分体17の上に排出される球の勢いが強い場合、球P2が矢印X7;X8で示すように上球振分体17の前部を中央の側に流れて前落下口20から下球振分体29の上に落下し、下球振分体29の上を前側から後側に流下する過程で左右に振り分けられた後、当たり球取入部30または外れ球取入部32に取り込まれる。
図10は、異なる第2の形態に係る上球振分体17および下球振分体29の周りを縦方向に切断した可変入賞部品1の断面を示す。図10において、上球振分体17は、後隔壁37で囲まれる内部領域に軸66を中心として上下動するように設けられる。上球振分体17の軸66を中心する後部が前部よりも重くなるように設定されており、上球振分体17に何の外力も作用しない場合、上球振分体17の後部が軸66を中心として下方に回転し、後隔壁37に突起として設けられたストッパ67に上から接触して受け止められる。そして、通路球出口16から上球振分体17の上に排出される球P3の勢いが弱く、上球振分体17が実線で示すように静止したままの場合、球P1は矢印X9で示すように上球振分体17の上を前側から後側に流下する過程で左右に振り分けられた後、当たり球取入部30または外れ球取入部32に取り込まれる。通路球出口16から上球振分体17の上に排出される球P3の勢いが強く、上球振分体17が実線示位置から仮想線で示すように上下動した場合、球P3が矢印X10で示すように上球振分体17の前部を中央の側に流れて前落下口20から下球振分体29の上に落下し、下球振分体29の上を前側から後側に流下する過程で左右に振り分けられた後、当たり球取入部30または外れ球取入部32に取り込まれる。異なる第2の形態は、通路球出口16から上球振分体17の上に排出される球P3の勢いの違いによって、上球振分体17が軸66を中心としてシーソーのように上下動するようになっている。
a図およびb図は当たり球取入部と当たり球誘導体および外れ球誘導体とを前側から示す模式図(最良の形態)。 可変入賞装置の斜視図(最良の形態)。 可変入賞装置の正面図(最良の形態)。 当たり球誘導体および外れ球誘導体からなる構造体と裏機構盤との分解斜視図(最良の形態)。 遊技盤に取り付けられた可変入賞部品の縦断面図(最良の形態)。 停留駆動機構周りの可変入賞部品の縦断面図(最良の形態)。 パチンコ遊技機の正面図(最良の形態)。 a図およびb図は当たり球取入部と当たり球誘導体および外れ球誘導体とを前側から示す模式図(異なる形態)。 上球振分体および下球振分体の周りの縦断面図(異なる第1形態)。 上球振分体および下球振分体の周りの縦断面図(異なる第2形態)。 a図は可変入賞装置の斜視図、b図は可変入賞装置の縦断面図(従来)。
符号の説明
1 可変入賞装置、2 部品基盤、6 前仕切壁、7 球取入口部、8 開閉体、
17 上球振分体、29 下球振分体、30 当たり球取入部、30a 広大球入口、
30b 狭小球入口、30c 広大球入口、30d 狭小球入口、30e 広大球入口、
30f 狭小球入口、32 外れ球取入部、107 遊技盤、108 遊技領域。

Claims (2)

  1. 遊技基盤の遊技領域に取り付けられる可変入賞装置であって、遊技領域から球を進入させない内部領域を囲む前仕切壁と、
    前記遊技領域から球を内部領域に進入させるために前記前仕切壁に設けられた球取入口部と、
    前記球取入口部を遊技領域から球を取り込めないように閉鎖したり前記遊技領域から球を取り込めるように開放したりするように球取入口部に設けられた開閉体と、
    前記球取入口部から内部領域に取り込まれた球を前側から後側に流下させるように内部領域に設けられた球振分体と、
    前記上球振分体から前側に落下した球を前側から後側に流下させる下球振分体と、
    前記球振分体又は下球振分体から後側に落下した球を外れ球として取り込むことの可能なように球振分体の後側に設けられた外れ球取入部と、
    前記各球振分体から後側に落下した球を当たり球として取り込むことの可能なように前記各球振分体の後側に渡って設けられた当たり球取入部とを備え、
    当たり球取入部が昇降可能に構成され、
    当たり球取入部には広大球入口と狭小球入口と広大球入口とが上下に交互に形成されるかまたは狭小球入口と広大球入口と狭小球入口とが上下に交互に形成され、
    前記当たり球取入部が昇降することによって、広大球入口が上球振分体に対応した場合に狭小球入口が下球振分体に対応し、狭小球入口が上球振分体に対応した場合に広大球入口が下球振分体に対応することを特徴とするパチンコ遊技機の可変入賞装置。
  2. 前記上球振分体が上下方向に可動するように内部領域に設けられたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の可変入賞装置。
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