JPH07103742B2 - 移動壁 - Google Patents

移動壁

Info

Publication number
JPH07103742B2
JPH07103742B2 JP61282880A JP28288086A JPH07103742B2 JP H07103742 B2 JPH07103742 B2 JP H07103742B2 JP 61282880 A JP61282880 A JP 61282880A JP 28288086 A JP28288086 A JP 28288086A JP H07103742 B2 JPH07103742 B2 JP H07103742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
roller
guide rail
inclined surface
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61282880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63134772A (ja
Inventor
宏男 渡壁
Original Assignee
宏男 渡壁
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宏男 渡壁 filed Critical 宏男 渡壁
Priority to JP61282880A priority Critical patent/JPH07103742B2/ja
Publication of JPS63134772A publication Critical patent/JPS63134772A/ja
Publication of JPH07103742B2 publication Critical patent/JPH07103742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば建造物の間切り壁などに好適に用い
られる移動壁に関する。
従来技術 第3図は典型的な先行技術を示す断面図であり、第4図
は移動壁1の走行動作を説明するための図である。従来
の移動壁1は、板状の壁体2と、壁体2の上部に取付け
られ、壁体2の移動に伴なつて鉛直軸線まわりに回転自
在な上下一対の誘導ローラ3と、この誘導ローラ3が嵌
込まれる案内レール4から成る。この案内レール4の内
側にはフランジ5a,5bが内方に対向して突設され、この
片側のフランジ5aは斜面を有し、誘導ローラ3の上ロー
ラ3aの下側周縁部が当接する。一方、誘導ローラ3の下
ローラ3bは、案内レール4の底部を構成する支持片6a,6
bの内、斜面を有する6b上に当接して支持される。これ
によつて、壁体2は円滑に案内レール4に沿つて走行す
ることができる。このような移動壁1は第4図に示され
るように、壁体2が仮想線L1で示す位置から矢符A方向
に走行する。矢符A方向に走行中、案内レール4の交差
点付近に達し矢符A方向から矢符B方向へ方向転換する
場合、壁体2は仮想線L2の位置から手で矢符C方向に壁
体2を押すと、下ローラ3bは支持片6bから離反され、上
ローラ3aのみがフランジ5aに当接した状態となり、壁体
2の自重はフランジ5aに集中的に作用してしまう。フラ
ンジ5aは案内レール4の上下幅の制限上、部厚くするこ
とは困難であるので、フランジ5aに前記集中的な力が作
用したとき、フランジ5aは下方へ変形してしまい、壁体
2の移動に支障をきたすという問題がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、前記技術的課題を解決し、壁体を方向
転換する場合などに壁体に不所望な力が作用しても、案
内レールに変形を生ずることなく、円滑に走行すること
ができる移動壁を提供することである。
問題を解決するための手段 本発明は、壁体を手動操作により案内レールに沿つて走
行させる移動壁において、 前記壁体には、前記壁体の上方位置で大径の上ローラと
小径の下ローラとが同一な鉛直軸線まわりに回転自在に
設けられ、 前記案内レールの前記上下ローラを収納する収納室の内
底壁の一方の側壁寄りには、前記上ローラの底面が当接
して支持される第1傾斜面が設けられ、前記内底壁の他
方の案内レール軸線寄りには下ローラの底面が当接して
支持される第2傾斜面が設けられることを特徴とする移
動壁である。
作 用 本発明に従えば、大径の上ローラと小径の下ローラとを
同一鉛直軸線まわりに回転自在に設け、上ローラの底面
が支持される側壁寄りの第1傾斜面と、第1傾斜面の走
行経路中心の反対側の軸線寄りに下ローラの底面が支持
される第2傾斜面とを、両ローラを収納する収納室内底
壁に設ける。これによつて収納室内面底壁を部厚くでき
るので、壁体を方向転換する場合も、案内レールが変形
あるいは破損されることなく、円滑に移動できる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す移動壁20の断面図であ
り、第2図は移動壁20に取付けられた走行ローラ21の分
解斜視図である。移動壁20は、板状の壁体22と、壁体22
の上部に取付けられた走行ローラ21と、走行ローラ21が
走行するための案内レール23とから構成される。
走行ローラ21は、上ローラ24と、上ローラ24より小径の
下ローラ25と、上ローラ24と下ローラ25との間に介在す
る介在片26と、上ローラ24と下ローラ25と介在片26とを
挿通して同一な鉛直軸線を有する固定軸27と、リング状
の座金28と、締付けナット29とから成り、固定軸27の先
端部は外ねじがあつて壁体22に螺合し、壁体22を支持し
ている。
案内レール23は、大略的に中空箱状に形成され、固定軸
27が案内レール23の下方から突出して延在する案内溝30
と、走行ローラ21が収納される収納室31と、走行ローラ
21を支持するための収納室31の底面を形成する支持片3
2,33とを有している。さらに、支持片32,33は、上ロー
ラ24の下側周縁部が当接し、斜面状に形成された側壁寄
りの第1傾斜面34と、下ローラ25の下側周縁部が当接
し、斜面状に形成された軸線寄りの第2傾斜面35とが形
成されている。
走行ローラ21は、第2図に示されるように、固定軸27に
上ローラ24が挿入され、介在片26を介して下ローラ25が
挿入される。この介在片26は凸型円板状に形成され、そ
の中央に固定軸27が挿通される軸孔26aが形成されてい
る。この介在片26の当接面26bは上ローラ24の内軸24aに
のみに当接し、当接面26cは下ローラ25の内軸25aにのみ
に当接するように形成されている。また、座金28は下ロ
ーラ25の内軸25aにのみ当接し、固定軸27がこれらを挿
通した状態でナツト29を締付けると、固定軸27と上ロー
ラ24の内軸24aと介在片26と下ローラ25の内軸25aと座金
28とは連設して、固定される。これによつて上ローラ24
と、下ローラ25とは、介在片26を介して回転自在に積重
された状態で個別的に回転し、壁体22の移動に伴なつて
円滑に走行をする。このような走行ローラ21は、案内レ
ール23に装着され、壁体22が取付けられて移動壁20が形
成される。
このような移動壁20の壁体22を移動する際、移動しよう
とする方向に手で軽く押圧すると走行ローラ21は案内レ
ール23内を円滑に走行し、壁体22を移動することができ
る。このような移動中において、案内レール23の交差点
で壁体22を方向転換しようとする場合、壁体22の壁面22
aとは直角に押圧しなければならない。たとえば、力F1
で壁体22の壁面22aを押圧すると、上ローラ24は第1傾
斜面34に当接した状態で、かつ、下ローラ25は第2傾斜
面35から離反された状態になる。このとき、壁体22およ
び走行ローラ21の自重は第1傾斜面34のみに集中的に作
用した状態となる。しかしながら案内レール23の底面で
ある支持片33は、部厚く形成した構成であるので少なく
とも壁体22および走行ローラ21の全自重が作用しても、
変形あるいは破損を生ずることなく、所定の強度を有す
るように断面が決定されている。このため第1傾斜面34
のみに荷重が集中的に作用しても破損することなく、し
つかりと壁体22を支持した状態で移動することができ
る。これは従来例の案内レール4がフランジ5を有する
構成であり、フランジ5を案内レール4の構成上部厚く
できないものと異なり、本発明の案内レール23はフラン
ジを有しないため、壁体22が方向変換のための壁面22a
に垂直な力(たとえばF1)によつて移動方向とは異なる
方向に変位しても損傷を受けることなく、案内レール23
の機能は損なわれない。これによつて従来の問題が解決
されている。
効 果 以上のように本発明によれば、壁体に移動方向とは異な
つた、たとえば方向変換のためなどの不所望な力が作用
しても、案内レールを破損することなく、円滑に壁体を
所定の位置へ移動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す移動壁20の断面図、第
2図は走行ローラ21の分解斜視図、第3図は従来の移動
壁1の断面図、第4図は従来の移動壁1の走行動作を説
明するための図である。 20……移動壁、21……走行ローラ、22……壁体、23……
案内レール、24……上ローラ、25……下ローラ、26……
介在片、27……固定軸、28……座金、29……締付けナツ
ト、30……案内溝、31……収納室、32,33……支持片、3
4……第1傾斜面、35……第2傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁体を手動操作により案内レールに沿つて
    走行させる移動壁において、 前記壁体には、前記壁体の上方位置で大径の上ローラと
    小径の下ローラとが同一な鉛直軸線まわりに回転自在に
    設けられ、 前記案内レールの前記上下ローラを収納する収納室の内
    底壁の一方の側壁寄りには、前記上ローラの底面が当接
    して支持される第1傾斜面が設けられ、前記内底壁の他
    方の案内レール軸線寄りには下ローラの底面が当接して
    支持される第2傾斜面が設けられることを特徴とする移
    動壁。
JP61282880A 1986-11-26 1986-11-26 移動壁 Expired - Lifetime JPH07103742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61282880A JPH07103742B2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 移動壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61282880A JPH07103742B2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 移動壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63134772A JPS63134772A (ja) 1988-06-07
JPH07103742B2 true JPH07103742B2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=17658280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61282880A Expired - Lifetime JPH07103742B2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26 移動壁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07103742B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002160A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Okamura Corp 移動間仕切の支持装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4837891A (en) * 1987-06-11 1989-06-13 Modernfold, Inc. Track and trolley with dual drive wheels having annular track engaging surfaces of different diameters
JPH0520852Y2 (ja) * 1987-08-25 1993-05-28
JP2006104871A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Isel Co Ltd 折り畳み扉
JP6748875B2 (ja) * 2016-07-27 2020-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 収納装置
JP6748879B2 (ja) * 2017-02-20 2020-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガイド装置及びこれを備えた収納装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524288U (ja) * 1978-08-07 1980-02-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524288U (ja) * 1978-08-07 1980-02-16

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002160A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Okamura Corp 移動間仕切の支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63134772A (ja) 1988-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4699437A (en) Apparatus for storing objects
EP0500013A2 (en) Rotary stand
JPH07103742B2 (ja) 移動壁
JPH04143391A (ja) 作動可能な仕切板の多方向の移送体装置
EP0612630B1 (en) Ball support
US4829631A (en) Suspended travel device for panels
JPH11247925A (ja) 免震台
JPH04258479A (ja) ヒンジとして役立つ二部品型機構
JPH10317718A (ja) 組立式免震支持構造
US2896772A (en) Cable conveyor
JP3294802B2 (ja) 連動式扉
JPS5913718Y2 (ja) 真空しや断器の操作機構
JPS5916462Y2 (ja) 移動壁用遊動車
JPH0431979Y2 (ja)
JPH11153185A (ja) 免震台
JP2503650B2 (ja) 移動間仕切装置
JP3951382B2 (ja) 免震装置
GB2120393A (en) Rail type universal parallel ruler device
JPH07408Y2 (ja) 移動棚の台枠構造
JP2000055047A (ja) 転がり運動案内装置
JP3469415B2 (ja) 吊懸式移動パネルの吊支装置
JPH0431978Y2 (ja)
JPH0446465Y2 (ja)
JPH0425505Y2 (ja)
JPH0431975Y2 (ja)