JPH07103562A - 自動給湯装置 - Google Patents

自動給湯装置

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JPH07103562A
JPH07103562A JP26970393A JP26970393A JPH07103562A JP H07103562 A JPH07103562 A JP H07103562A JP 26970393 A JP26970393 A JP 26970393A JP 26970393 A JP26970393 A JP 26970393A JP H07103562 A JPH07103562 A JP H07103562A
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JP
Japan
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hot water
water supply
bathtub
supply time
switch
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JP26970393A
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Toshihiro Kobayashi
敏宏 小林
Kozo Himeno
耕三 姫野
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Paloma Kogyo KK
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Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯動作を大容量の浴槽とか、低水圧等の条
件に適合させる。 【構成】 給湯開始後、所定の給湯時間が経過しても所
定の水位に達しない場合に給湯動作を停止するものにお
いて、排水栓の閉め忘れ等の異常判定処理機能を作動、
不作動に切替え選択できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、風呂浴槽等への自動
給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、たとえば、特公平
5−38213号公報に示されているように、浴槽への
給湯開始後、所定の給湯制限時間が経過しても水位検知
信号による水位データが所定のレベルに達しなければ、
直ちに給湯動作を停止する構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術は、給
湯開始後、所定の給湯制限時間が経過しても所定の水位
に達しない場合に、給湯動作を直ちに停止する構造とな
っているから、たとえば、設置現場に大容量の浴槽が設
置されている場合とか、設置現場が低水圧である場合に
は、所定の給湯制限時間が経過しても所定の水位に達し
ないので、異常と判定して給湯動作を停止してしまうと
いう不具合があった。
【0004】この発明の自動給湯装置は、従来の技術の
有する斯かる問題点に鑑み、大容量の浴槽とか、低水圧
の条件下における給湯の場合は、設置現場でこれらの条
件に適合するよう切替え選択できる自動給湯装置の提供
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動給湯装置は、自動給湯を開始してか
ら設定の給湯制限時間が経過しても所定の水位に達しな
い場合に異常と判定して自動給湯を停止する異常判定処
理機能を備えた自動給湯装置において、該異常判定処理
機能を作動させるか否かの選択手段を設けたことを主要
な特徴としている。
【0006】前記特定発明に関連して、その選択手段と
して、上記給湯制限時間を通常の給湯制限時間と該給湯
制限時間より長い給湯制限時間とに切替える切替え手段
を設けたことをも特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成を有するこの発明の自動給湯装置は、
たとえば、設置現場に大容量の浴槽が設置されている場
合とか、設置現場が低水圧である場合は、その設置現場
で選択手段を操作して、所定の水位に達するまでの給湯
制限時間を長い給湯制限時間に切替えて選択すれば、大
容量の浴槽又は低水圧に適合する給湯が得られ、所定の
水位に達するまでに給湯動作が停止してしまう不具合は
解消される。
【0008】
【実施例】以下この発明の自動給湯装置の実施例につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は、この発明の自動給湯装置の一実施
例として風呂給湯装置にこの発明を適用した概略構成図
であって、風呂給湯装置1は、浴槽2内の湯(以下浴槽
水という)を循環加熱する循環加熱部10と、ガス燃焼
により加熱された温水を循環加熱部10を経由して浴槽
2に供給する給湯部30と、これらの動作を制御するコ
ントローラ50とからなっている。
【0010】給湯部30は、冷水が供給される給水路3
1と、給水路31に接続される熱交換器32と、熱交換
器32の下流側に接続される出湯路33と、出湯路33
を分岐して設けられる風呂給湯路34、一般給湯路35
とで流路を構成する。給水路31には流量を検出する水
流センサ36と、入水温を検出するサーミスタ37が、
出湯路33には流量を調整する流量制御弁38と、出湯
温を検出するサーミスタ39が設けられている。給水路
31から導かれた冷水は、熱交換器32を通過するとき
にバーナ40の燃焼熱により加熱されて熱交換し、流量
制御と燃焼量制御(図示しないガス比例制御弁による)
とにより所定温度となって送り出される。
【0011】出湯路33から分岐した風呂給湯路34
は、この流路の開閉を行う給水弁41と、縁切り弁とし
てのホッパー42と、循環加熱部10からの逆流を防止
する逆止弁43とを備え、循環加熱部10に接続され
る。一方、出湯路33から分岐した一般給湯路35に
は、洗面所、シャワー等の給湯口3に通じる外部給湯管
4が接続される。なお、図中5は給湯栓である。
【0012】循環加熱部10は、浴槽2内の湯を循環さ
せる釜内循環路11と、釜内循環路11の途中に設けら
れバーナ12により加熱される熱交換器13と、熱交換
器13の上流側循環路に設けられる水流スイッチ14、
循環ポンプ15と、循環ポンプ15の上流側(循環方向
上流側)で流路を開閉する流路切換弁16と、流路切換
弁16より上流側で水圧を検出することにより浴槽水位
を求める圧力センサ17と、循環水温を検出するサーミ
スタ18とを備えている。釜内循環路11は、往き配管
6、戻り配管7に接続され浴槽2と連通する。
【0013】コントローラ50は、自動給湯制御、循環
加熱制御等を司るもので、図示しない周知の算術論理演
算回路を構成するCPU、RAM、ROMと、各種セン
サからの信号を入力する入力インタフェースと、各種の
アクチュエータに駆動信号を出力する出力インタフェー
ス等から構成される。
【0014】コントローラ50には、浴室に設けられた
風呂リモコン60が接続され、この風呂リモコン60に
は、図示しないが通常の温度表示器、温度設定スイッ
チ、運転スイッチ、ぬるめスイッチ、あつめスイッチ等
を備えている。
【0015】前記風呂給湯装置において、コントローラ
50には、浴槽2へ給湯を開始してから所定の水位に達
するまでの予め設定された給湯制限時間が経過しても所
定の水位に達しない場合に、排水栓の閉め忘れ等の異常
を判定して自動給湯を停止する異常判定処理機能が組込
まれる。更に、この異常判定処理機能を作動させるか否
かを選択する機能切替スイッチ61を風呂リモコン60
あるいは給湯装置全体に備えている。
【0016】この機能切替スイッチ61がON状態にあ
るときは異常判定処理機能が働き、OFF状態にあると
きは働かないようになっている。また、単に異常判定処
理機能を不作動にするのでなく、給湯制限時間を通常よ
り長く設定する(例えば2倍)ようにしてもよい。つま
り所定水位に達するまでの給湯制限時間を長くすること
で、大容量浴槽、低水圧に対処するのである。
【0017】なお、こうした機能の切替えは、スイッチ
式に限るものでなく、ジャンパー線カット方式等により
コントローラ50の制御基板上で切替えてもよい。ま
た、風呂リモコン60の操作スイッチの組み合せ操作
(例えば、ぬるめスイッチとあつめスイッチとを同時に
3秒以上押す)により切替えて、その切替状態を不揮発
生メモリに記憶させてもよい。
【0018】前記構成において、この発明の自動給湯装
置の自動給湯制御について図2のフローチャートを参酌
しながらその作用を説明する。
【0019】浴槽2への給湯に際し、風呂リモコン60
の運転スイッチをONし、かつ、給湯温度を設定した
後、ステップ100で自動給湯スイッチをONすると、
給湯部30が起動して浴槽2への給湯動作を開始し給湯
部30からの湯を循環加熱部10を経由して浴槽2へ給
湯する(ステップ101)。そして圧力センサ17の信
号に基づいて水位検出動作に移行するが(ステップ10
2)、機能切替スイッチ61の状態を判断して、機能切
替スイッチ61がONであれば排水栓異常判断を行うモ
ードとし、OFFであればこの異常判断機能をキャンセ
ルするように働く。したがって、切替スイッチがOFF
であれば給湯制限時間にかかわらず設定水位に達するま
で給湯が行なわれ(ステップ102,110)、圧力セ
ンサ17により設定水位に達したことを検出すると自動
給湯を停止する(ステップ103)。そして、浴槽湯温
か設定温に達しているかを判断し、設定温に達するまで
循環加熱部10を動作させて追焚する(ステップ10
5,106)。そして沸上げを報知し保温動作に移行す
る(ステップ107,108)。
【0020】一方、機能切替スイッチ61がONであれ
ば、水位検出と並行して給湯開始から所定の給湯制限時
間を経過したか否かを判断する(ステップ111)。制
限時間内に設定水位に達すればステップ103に移行し
て上述の処理を行なうが、制限時間を過ぎても設定水位
に達しない場合は排水栓異常(排水栓が開いている)と
して自動給湯を停止するとともに異常メッセージを表示
する(ステップ112)。その後、自動スイッチがOF
Fされてリセットする(ステップ113)。
【0021】以上この発明の一実施例について説明した
が、この発明はこうした実施例に何等限定されるもので
はなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様で実施しうることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】この発明の自動給湯装置によれば、設置
現場に大容量の浴槽が設置されている場合とか、設置現
場が低水圧である場合には、異常判定処理機能を作動さ
せるか否かの選択手段を専用の切替え手段でこれらの条
件に適合するよう切替え選択するだけでこれらの条件に
適合させることができるので、給湯途中に誤って異常と
判定し給湯動作を停止してしまうという不具合はなくな
り使い勝手のよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用する風呂給湯装置の一実施例を
示した概略構成図である。
【図2】自動給湯制御ルーチンを表すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 風呂装置 2 浴槽 10 循環加熱部 30 給湯部 11 釜内循環路 50 コントローラ 60 風呂リモコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動給湯を開始してから設定の給湯制限
    時間が経過しても所定の水位に達しない場合に異常と判
    定して自動給湯を停止する異常判定処理機能を備えた自
    動給湯装置において、該異常判定処理機能を作動させる
    か否かの選択手段を設けたことを特徴とする自動給湯装
    置。
  2. 【請求項2】 上記給湯制限時間を通常の給湯制限時間
    と該給湯制限時間より長い給湯制限時間とに切替える切
    替え手段を設けた請求項1記載の自動給湯装置。
JP26970393A 1993-10-01 1993-10-01 自動給湯装置 Expired - Fee Related JP3172013B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017211131A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 株式会社ノーリツ 給湯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017211131A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 株式会社ノーリツ 給湯装置

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