JPH07103361B2 - 一液型シリコ−ン・シ−ラント - Google Patents

一液型シリコ−ン・シ−ラント

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JPH07103361B2
JPH07103361B2 JP62041611A JP4161187A JPH07103361B2 JP H07103361 B2 JPH07103361 B2 JP H07103361B2 JP 62041611 A JP62041611 A JP 62041611A JP 4161187 A JP4161187 A JP 4161187A JP H07103361 B2 JPH07103361 B2 JP H07103361B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水分の不在下で安定であるが、水分にさらすと
硬化してエラストマーになる一液型シリコーン補強シー
ラントの製造法に関する。
従来の技術 水分の不在下で安定であつたが、水分の存在下でエラス
トマーに硬化した補強一液型シリコーン・シーラントを
経済的に製造する方法が必要であつた。水酸基またはア
ルコキシ官能性ポリジオルガノシロキサン、アルコキシ
官能性橋かけ剤、およびチタン酸塩触媒を主成分とした
種類のシーラントでの経験は、かかるシーラントがシエ
ルフ・エージングされるとそれらが水分にさらされた際
に硬化する能力を徐々に失うという欠点を持つことを示
した。
硬化したときに必要な物理的性質を有し、かつ水分の不
在下で貯蔵した際に優れた貯蔵安定性を有したシーラン
ト組成物の製造法が開発された。
この種のシリコーン・シーラントの貯蔵時の硬化ロスの
問題を解決する方法を示唆した公知の技術はなかつたけ
れども、一旦その問題の原因が見出されると、他の先行
技術に興味が移つてきた。
BrownおよびHydeによる1964年2月5日付け米国特許第
3,122,522号は、各分子が本質的に(1)式 〔R′(OCH2CH2cO〕(Rb)SiZ(R2)SiO0.5 の少なくとも2単位と、式 の単位からなるシロキサン組成物を開示している、上式
における各は2〜3の範囲の値を有し、各は0〜1
の範囲の値を有し、いずれの単位(1)における
の和は3以下、各は1〜2の範囲の値を有し、各
0〜2の範囲の値を有し、そしてZは炭素原子が2〜18
の2価の炭化水素基であり、かつ脂肪族の不飽和を含ま
ない。該シリコーン組成物の各分子は1Si原子当り平均
1.3〜2のR基を有し、1分子当り の少なくとも7単位が存在する。
Weyenbergによる1965年3月30日付け米国特許第3,175,9
93号は本質的に、平均式 からなる組成物を開示している、但し上式におけるRは
脂肪族の不飽和を含まず、Zは脂肪族の不飽和を含まな
い二価の炭化水素基、は0〜2の値、は少なくとも
3の値を有し、は2〜3の平均値を有する。
前記特許は共に、−SiH基を含有するシランと、脂肪族
または脂環式の基を含有する一価の炭化水素基を含む適
当なシランとを白金触媒の存在下で−SiHおよび脂肪族
のC=C基の反応を介して反応させることによるシロキ
サンの調製を教示している。この反応は二価のZ基を生
成する。また、C=C基はシロキサン上に、そして−Si
Hはシラン上に存在させることができる。
TotenおよびPinesによる1984年11月7日に公開されたヨ
ーロツパ特許出願第123935Aは式(式中のは2〜約20
の整数である) の少なくとも1つの官能基を含み、満足な潤滑性および
種々の繊維織物に対する柔軟性のような他の性質を与え
ることができるものとして有用なアルコキシシリル官能
性シリコーンを開示している。
1984年6月6日に公開されたヨーロツパ特許出願第0110
21号は室温加硫シリコーン・ゴム組成物の製造に有用な
アルコキシ末端ポリシロキサンの製造法を開示してい
る。その方法はシラノールまたはビニル・シロキサンを
アルコキシ・シランであるポリアルコキシ橋かけ剤と白
金触媒の存在下で無水反応させる。このアルコキシ末端
ポリシロキサンは被処理充てん材および縮合触媒と混合
することもできる。この出願は重合体の末端Siにシルエ
チレン結合を有さないアルコキシ末端ポリシロキサンが
トリアルコキシシルエチレン末端基を含有しないポリジ
オルガノシロキサンに相当することを教示している。
アルコキシ官能性重合体、アルコキシ官能性橋かけ剤お
よびチタン酸塩触媒の使用に基づいたシリコーン・シー
ラントの製造法に関する特許は多数ある。これらの代表
がWeyenbergによる1967年8月1日付け米国特許第3,33
4,067号である。Weyenbergは一成分型室温硬化シロキサ
ン・ゴムの製造法を開示している。彼の組成物は水分の
不在下で安定であるが、水分にさらすと硬化する。その
方法は水分の不在下で水酸化末端封鎖シロキサン重合
体、式R′Si(OR″)のシランおよびβ−ジカルボニ
ル・チタン化合物を混合することからなる。
1968年5月14日付け米国特許第3,383,355号においてCoo
perは適当な触媒の不在下でヒドロキシル化オルガノシ
ロキサン重合体とアルコキシ・シランとを反応させるこ
とによつてアルコキシ基を末端のSiに結合させた重合体
を開示している。彼は、各末端Si原子に2〜3個のアル
コキシ基を結合させているかかる官能性ジオルガノポリ
シロキサンが水分および適当な加水分解並びに縮合触媒
の存在下でゴム質材料へ硬化できることを開示してい
る。
1974年12月24日付け米国特許第3,856,839号においてSmi
thらはメチルトリメトキシシランおよびシラノール連鎖
停止ポリジオルガノシロキサン流体を含有する組成物の
硬化の触媒作用をするアルカンジオキサン・チタン・キ
レート化合物を開示している。その特定のキレート化チ
タン化合物は、これまでの既知のチタン化合物のように
組成物の製造中に厚化をもたらさないから望ましいと述
べている。
発明が解決しようとする問題点 以上記載した従来の技術はいずれも、水分の不在下で長
期間の貯蔵により硬化能を失うシリコーン・シーラント
のシエルフ・ライフ(保存性)をいかに改善するかの問
題の解決の手助けになつていない(これらのシーラント
はチタン化合物で触媒されている)。
問題点を解決するための手段 本発明は、その場で処理された補強用充てん材を含有
し、水分の不在下で安定な一液型シリコーン・シーラン
トの製造法である。ジオルガノ−ビニルシロキサン末端
封鎖ポリジオルガノシロキサンを補強シリカ充てん材お
よびシラザン処理剤と混合し、加熱して被補強基剤を生
成する。その基剤は次に白金触媒の存在下で式 H〔SiR2OSiR2CH2CH2bSiRa(OR″)3-a のシランと混合してトリアルコキシ・シルエチレン末端
重合体を生成し、次にそれをアルコキシ官能性シラン橋
かけ剤およびチタン触媒と混合して(混合は全て水分に
さらすことなく行う)、水分にさらしたときに硬化でき
るシーラントを生成する。
本発明は、(A)(1)25℃で0.5〜500Pa・sの粘度を
有するジオルガノシロキシ末端封鎖ポリジオルガノシロ
キサン100重量部と、(2)約50〜400m2/gの表面積を有
する補強用充てん材5〜100重量部、(3)充てん材
(2)の各10部に対して、式(RRMeSi)2NH(式中の
Rはメチル、エチル、プロピル、フエニルまたはトリフ
ルオロプロピル、Rはメチルまたはビニル、そしてビ
ニルが存在する場合にはメチル/ビニルの比は1/1〜50/
1である)のシラザン0.5〜4.0重量部を混合し、(B)
その混合物を、充てん材を処理するために容器の上に窒
素をパージングしながら175℃の温度に加熱し、(C)
冷却し、次に(4)式 H〔SiR2OSiR2CH2CH2bSiRa(OR″)3-a (式中のRはメチル、エチル、プロピル、フエニルまた
はトリフルオロプロピル、R″はメチルまたはエチル、
は0または1、そしては0または1である)を有
し、ポリジオルガノシロキサン(1)におけるビニル基
の1モル当りシラン1〜3モルの比を与えるのに十分な
シランと、(5)白金触媒としてポリジオルガノシロキ
サン100万重量部当り1〜50重量部の白金を添加し、次
に65℃〜125℃の温度で30〜60分間加熱し、次に(D)
真空にして室温に冷却し、次に(E)水分の不在下で、
式(式中のR′はメチルまたはフエニル、R″はメチル
またはエチル、そしては0または1である) R′aSi(OR″)4-a の橋かけ剤3〜15重量部と、チタン触媒0.2〜2.0重量部
を混和し、(F)水分の不在下でその混合物を貯蔵する
ことからなることを特徴とする、その場で処理された充
てん材を有し、水分の不在下で安定で、水分にさらする
硬化する一液型シリコーン・シーラントの製造法に関す
る。
作 用 本発明の方法は、水分の不在下で長期間安定であるが、
水分にさらされたとき迅速に硬化する高強度のシリコー
ン・シーラントを最も経済的な方法で生成するようにな
つている。補強充てん材は潜在的高強度を提供するため
にその場で処理される、そして補強された重合体はその
両端をさらに安定な形に変えて、最終シーラントが長い
貯蔵寿命を有するように改変される。
ジオルガノビニルシロキシ末端封鎖ポリジオルガノシロ
キサン(1)は式(式中のRはメチル、エチル、プロピ
ル、フエニルまたはトリフルオロプロピルである) のものである。は重合体の値が25℃において0.5〜500
Pa・sであるような値である。これらの重合体は、水酸
化カリウムのような加水分解触媒およびジビニルテトラ
メチルジシロキサンのような末端封鎖用物質の存在下で
適当なジオルガノシクロシロキサンの加水分解によつて
作られる既知材料である。
補強充てん材(2)は、組成物を補強するように50〜40
0m2/gの表面積を有する限り、ヒユーム・シリカ、沈降
シリカおよびケイソウ土のような一般に使用されるシリ
コー・シーラント用充てん材であればいずれでもよい。
成分(3)はエージング時にしわを生じないように補強
充てん材(2)の表面を処理するために使用される。シ
ラザンは式(式中のRはメチル、エチル、プロピル、フ
エニルまたはトリフルオロプロピル、Rはメチルまた
はビニル、そしてビニルが存在する場合メチル/ビニル
の比は1/1〜50/1である)(RRMeSi)2NHを有する。R
基の一部がビニル基であると、処理された補強充てん
材の表面はまた工程(c)において重合体(1)を転化
する時にシラン(4)と反応する。従つて得られるシー
ラントは、硬化シーラントでの架橋量が高い程、高いジ
ユロメーターおよびモジユラスを有する。好適なシラザ
ンはヘキサメチルジシラザンである。これらのシラザン
処理剤は技術的に周知である。
シラザン(3)の望ましい量は充てん材(2)の10重量
部当り0.5〜4.0重量部である。シラダン(3)の最適量
は処理される充てん材(2)の表面積に左右される。充
てん材の表面積が大きい程、多くのシラザン(3)を要
する。さらに多量を使用できるが、その必要はない。
重合体(1)は重合体に転化され、重合体の末端Si原子
は補強重合体を式 H〔SiR2OSiR2CH2CH2bSiRa(OR″)3-a のシラン(4)と反応させることによつて酸素原子より
むしろ炭素原子によつて結合される、上式のRはメチ
ル、エチル、プロピル、フエニルまたはトリフルオロプ
ロピル、R″はメチルまたはエチル、は0または1、
そしては0または1である。ポリジオルガノシロキサ
ン(1)におけるビニル基の1モル当り1〜3モルのシ
ラン比を与えるのに十分なシラン(4)が使用される。
が0そしてが0のとき、シランは式HSi(OR″)
を有し;が0でが1のときのシランは式HSiR′(O
R″)を有する;が1でが0のときのシランは式 HSiR2OSiR2CH2CH2Si(OR″)を有し、が1でが1
のときのシランは式HSiOR2OSiR2CH2CH2SiR(OR″)
有する。
ビニル末端封鎖ポリジオルガオシロキサン(1)と、
が0でが0のシランとを反応させると、式 の重合体が生成し、が1でが0のときは式 のシロキサンが生成する。が1のとき、末端基が式−
SiR(OR″)を有することを除いて類似の重合体が生
成する、但し式中のRはメチル、エチル、プロピル、フ
エニル、およびトリフルオロプロピルから選んだ有機
基、そしてR″はメチルまたはエチル(メチルが最適で
ある)である。それらの基は同一または前記の組合せに
きるが、それらの基の少なくとも50モル%はメチル基で
ある。
式(II)の重合体は、30〜150℃の温度において適当な
ビニル末端封鎖シロキサンを適当なシランとクロロ白金
酸のような白金触媒の存在下で反応さすことによつて生
成される。これら重合体の製造法はWeyenberyの1965年
3月30日付け米国特許第3,175,993号に教示されてい
る、該特許は式(II)の重合体は製造法を示す。
式(III)の重合体はビニル末端封鎖ポリジオルガノシ
ロキサンと、式(式中のRおよびR″は前に定義したも
の) のエンドキヤツピング組成物とを反応させることによつ
て生成される。このエンドキヤツピング組成物は白金触
媒の存在下でVisi(OR″)と(R2HSi)2Oとを反応さ
せジシランの一端のみを反応させることによつて調製さ
れる。これは1モルのViSi(OR″)と2モル以上のジ
シロキサンと混合することによつて行うことができる。
この混合体を白金触媒と混合すると、室温で数分後にわ
ずかな発熱反応がある。その色は透明から淡黄色に変わ
る。ViSi(OR″)をシランの両端へ反応さすことによ
り生成する生成物からなる副産物が存在する。1/2の比
で、約15%の副産物が生成するが、その比を1/4に変え
ると副産物は約5%に低下する。過剰なシランは次に生
成物から除去する。 が1でが0のシラン(4)が望ましい。重合体(II
I)におけるように、重合体の末端からの2番目のSi原
子と末端Si原子間のエチレン結合が得られたシーラント
の優れたシエルフ・ライフをもたらすと考えられる。ま
た、重合体の末端におけるかかる2つの基の存在がシエ
ルフ・ライフを改善すると考えられる。
成分(5)はヒドロシレーシヨン反応に有用な種類の白
金触媒である実施例はヒドロシレーシヨン反応に有用で
あると知られているものから選んだ白金触媒を含む。白
金触媒はシリカゲルや木炭のような担体上に析出させた
白金から白金酸、白金塩、クロロ白金酸および米国特許
第3,419,539号、第3,814,730号、第3,923,705号、第4,2
88,345号および第4,421,903号に記載されているものの
ような白金の化合物に及ぶ(これらの特許は適当な白金
触媒およびそれらの製造法を示している。
成分(6)は式(式中のR′はメチルまたはフエニル、
R″はメチルまたはエチル、そしては0または1であ
る) R′aSi(OR″)4-a のシラン橋かけ剤である。が0または1のとき、シラ
ンは反応してシーラントを架橋する。シーラントを架橋
させるためには、が1または2のシランまたはそれら
の混合体3〜15重量部が必要である。さらに、が2で
あるシランはシーラントのモジユラスを調節するために
添加する;添加する連鎖エクステンダーが多い程、モジ
ユラスおよびジユロメーターは低くなる。
式(式中のMeはメチル、は1〜10である) MeO(SiMe2O)kSiMe2OMe のメトキシ末端封鎖重合体も連鎖エクステンダーとして
有効である。約10重量部までの連鎖エクステンダーが有
効であると考えられるが、約5重量部が望ましい。好適
な橋かけ剤はメチルトリメトキシシランである。好適な
連鎖エクステンダーはメチルフエニルジメトキシシラン
である。
成分(7)はナフテン酸チタン、テトラブチルチタネイ
ト、テトラ−2−エチルヘキシルチタネイト、テトラフ
エニルチタネイト、トリエタノールアミンチタネイトの
ようなチタン・エステル、米国特許第3,294,739号に記
載されているようなオルガノシロキシチタン化合物、お
よび米国特許第3,334,067号に記載されているようなβ
−ジカルボニル・チタン化合物のようなチタン触媒であ
る。前記両特許はチタン触媒とその製造法を示してい
る。好適な触媒はテトラブチルチタネイト、テトライソ
プロピルチタネイト、およびビス−(アセチルアセトニ
ル)−ジイソプロピチタネイトを含む。
本発明は、水分の不在下で安定であるが、水分にさらし
たときに迅速に硬化する一液型シリコーン・シーラント
の優れた製造法である。この方法はかかるシーラントを
製造する極めて経済的手段である。該方法はシラン
(4)以外は工業的な量で製造される材料を使用する。
この方法は製造コストをさらに下げるためにその場で表
面処理される充てん材を生成する方法を用いる。ポリジ
オルガノシロキサン重合体はその工程中にビニル末端封
鎖重合体からアルキレン基によつて分離された少なくと
も2つのSi原子を有するメトキシ末端重合体に転化され
る。この末端Si原子間のアルキレン基がアルキレン結合
が存在しないものよりも安定なシエルフ・ライフを有す
るシーラントを生成する。
本法は第1工程は、(A)加熱および冷却ができ、大気
から密封することができ、混合された内容物に不活性ガ
スのパージまたは真空を加えることができる頑丈なミキ
サーで成分(1)、(2)および(3)を混合すること
である。かかるミキサーはシリコーン・エラストマーの
調製において一般的に使用されているものである。好適
な方法は重合体の約1/2をミキサーに添加し、シラザン
(3)を混和し、次に補強充てん材を順次添加し、次の
増加量を添加する前に各増分量を重合体中に十分に混合
する。次にミキサーを加熱して、充てん材の表面とシラ
ザン処理剤との反応を促進する。ミキサー内容物に真空
を加えて水分や他の揮発性物質を除去し、続いて重合体
の残部を混和する。
次に、表面処理した充てん材を包含する重合体を、シラ
ン(4)および白金触媒を添加して重合体のビニル基と
シランの水素原子間のヒドロシレーシヨン反応を触媒す
ることによつてビニル末端封鎖重合体からアルコキシ末
端封鎖重合体に転化させる。この反応は65℃〜125℃の
温度で30〜60分間行うのが望ましい。その反応はさらに
低い温度で行うことができるけれども、反応を完了させ
るためにより多くの時間をかけなければならない。好適
なシランは、得られるトリアルコキシシリル末端封鎖重
合体がが1のとき得られるアルキルジアルコキシ末端
封鎖重合体よりも反応性であるので、が0のものであ
る。また、が1のシランは低い蒸気圧を有すると共に
転化反応において損失されにくいので、かかるシランも
望ましい。が1であるシランはさらに安定なシーラン
トを与えることができると思われる。が0、が0、
そしてR″がメチルであるとき、そのシラン、トリメト
キシシランは約80℃の沸点を有するので、反応を低温ま
たは圧力下で行う必要がある。低温で行うと、完了まで
にさらに長い時間が必要である。
重合体を転化した後、ミキサー内容物を真空にかけるこ
とによつて全ての揮発性生成物を除去する。次に内容物
に水分を接触させることなく、ミキサーを冷却する。次
に橋かけ剤(6)とチタン触媒(7)を添加して、均一
に混合することによつて、ミキサー内容物を水分にさら
した際に硬化できるシーラントに転化する。好適な橋か
け剤はメチルトリメトキシシランである。なぜならばそ
れが最も安くて容易に入手できるからである。橋かけ剤
は補集剤として作用し、橋かけ剤が添加されるときまた
は貯蔵期間中に貯蔵チユーブに入れられるとき混合体に
存在する水分や水酸基と反応するので、貯蔵チユーブに
おいてシエルフ・ライフを有するシーラントを得る必要
がある場合には約6部の橋かけ剤を添加する必要があ
る。理論的に、転化された重合体(1)の橋かけをさせ
るために橋かけ剤を存在させる必要はない。なぜならば
今度は官能性の末端を有するからである。しかし実際の
生成物に対しては橋かけ剤(6)が必要であることがわ
かつた。低いモジユラスのシーラントが必要ならば、
が2のシランをこの時点で混和することもできる。アル
コキシ官能性基と硬化中に存在する水分との反応を促進
して橋かけシーラントを生成するために、チタン酸塩触
媒を添加する。チタン触媒の有効な範囲は0.2〜2.0重量
部である。それより低い触媒が使用されると、シーラン
トは硬化にさらに長時間を要する、そしてさらに多量の
触媒を使用すると、シーラントはさらに速く硬化する。
2.0重量部以上の触媒も使用可能であるが、それ程効果
がない。
本発明の方法は、本質的に(11)式 のポリジオルガノシロキサン100重量部(式中のRはメ
チル、エチル、プロピル、フエニル、またはトリフルオ
ロプロピル、R″はメチルまたはエチル、は0または
1、は0または1、は1〜6そしては粘度が25℃
で8〜500Pa・sであるような値である)と、(12)約5
0〜400m2/gの表面積を有する表面処理補強充てん材5〜
100重量部と、(13)式(式中のRおよびR″は前に定
義したもの R′aSi(OR″)4-a の橋かけ剤3〜15重量部と、(14)式(式中のPhのフエ
ニル、Meはメチル、そしては1〜10である) PhMeSi(OMe)またはMeO(SiMe2O)kSiMe2OMe から選んだ連鎖エクステンダー0〜15重量部と、(15)
チタン触媒0.2〜2.0重量部からなる組成物を生成する。
ポリジオルガノシロキサン(11)は特許請求の範囲第1
項におけるように本発明の方法におけるシラン(4)に
よる重合体(1)の転化結果である。補強充てん材
(2)は、シラザン(3)による充てん剤の現場処理の
ために被処理表面を有する。
ジアルキル水素シロキシ基で末端封鎖されているポリジ
オルガノシロキサン重合体の同様の転化が、水素原子を
アルケニル基、望ましくはビニルで置換しているシラン
(4)に類似する物質で転化することによつて行うこと
ができる。換言すると、それらの反応基は同一であつ
て、それらはそれぞれの反応物における反応場所で置き
換えられる。その結果はなおポリジオルガノシロキサン
(11)である。
本発明の方法によつて製造されたシーラントは割れや空
孔の充てんに有用である。硬化前の組成物の軟度は、貯
蔵容器、例えは普通のシーラント・チユーブから容易に
押し出せるペースト材料を生成するために重合体(1)
の粘度および充てん材(2)の量および種類によつて調
節することができる。空気中の水分が次にそのペースト
を重合体末端、橋かけ剤および触媒の反応を介してエラ
ストマーに転化する。
本発明の方法および組成物は増量充てん材および顔料の
ようなシリコー・シーラントに見られる一般的な成分も
含みうる。増量充てん材は粉砕石英および微粉細炭酸カ
ルシウムなどを含む。顔料は二酸化チタン、酸化鉄およ
びカーボンブラツクなどを含む。組成物には既に白金が
存在するので、カーボンブラツクの添加は高耐火性のシ
ーラントを提供する。
次の実施例は本発明の好適実施例を開示するが、特許請
求の範囲に適切に記載された本発明の範囲を限定するも
のではない。実施例における部およびパーセントは特に
示さない限り重量である。
実施例1 1qt.のシグマ・ブレード型の頑丈なミキサーに25℃で約
10Pa・sの粘度を有するジメチルビニルシロキサン末端
封鎖ポリジメチルシロキサン150gと、水6gを装入して5
分間混合した。次にヘキサメチルジシラザン処理剤24g
を添加して5分間混合した。その時点で約250m2/gの表
面積を有するヒユーム・シリカ40gを15分かけて混合し
た後、別の充てん材40gを添加して混合した。そのミキ
サーは次に175℃に加熱して混合室に真空を1時間加え
た。次にその温度でポリジメチルシロキサン250gを添加
し、混合し、1時間真空にした、その時点でミキサーを
125℃に冷却して、0.7重量%の白金を提供するためにジ
メチルビニルシロキサン末端封鎖ポリジメチルシロキサ
ンで希釈したジビニルテトラメチルジシロキサンのクロ
ロ白金酸錯体55滴を添加して5分間混合した。補強され
た重合体は次にHSiMe2OMe2SiCH2Si(OMe)314.34gを添
加し125℃で45分間混合し、混合しながらさらに30分間
真空にし、次に真空下で30分間冷却することにより転化
して次の構造を有する補強重合体を生成した: 上式のは約520であつた。その重合体の粘度は25℃に
おいて約10Pa・sであつた。
この基剤は、次に140gずつの基剤に第I表に示した量の
メチルトリ−メトキシシラン橋かけ剤およびテトラブチ
ルチタン酸塩触媒を混合することによつてシーラントに
転化させた。この混合は水分の不在下で行つたそしてそ
の混合体を貯蔵チユーブに入れて密封して水分を締め出
した。
1週間の貯蔵後、シーラントの試料をチユーブから押し
出して試験シートを作り、それを室温で大気に1週間さ
らして硬化させた。次にそれらの硬化シートから試験片
を切断し、試験した結果を第I表に示した。ジユロメー
ターはASTM D2240に従い、引張強さおよび伸びはASTM D
412に従い、引裂強さはASTM D624に従つてダイスBによ
つて試験した。
実施例2 25℃で約30Pa・sの粘度を有するジメチルビニルシロキ
シ末端封鎖ポリジメチルシロキサンを使用したことを除
いて、一連の同様の基剤を第II表に示した成分の量で調
製した。基剤は次に第II表に示した成分量を用いて前記
のように調合した。最終のシーラントの伸びを高めるた
めに連鎖エクステンダーとしてフエニルメチルジメトキ
シシランを添加した。得られたシーラントは包装し、貯
蔵し、実施例1のように試験した、それらの結果を第II
表に示す。
実施例3 重合体の部を、25℃で約0.4Pa・sの粘度を有する重合
体と第III表に示したように取り替えたことを除いて、
別の系列のものを実施例2のように調製した。得られた
シーラントは前記のように試験した。
実施例4 ポリジオルガノシロキサン(1):シラン(4)との比
を変えて一連の組成分を調製した。
各組成物は重合体(1)100gと、充てん材30gと、処理
剤6gと水1.5gを混合し、そして実施例1のように基剤を
調製し、白金触媒14滴と第IV表に示した量のシラン
(4)を添加し、その重合体を実施例1のように転化す
ることによつて調製した。各組成物は次にメチルトリメ
トキシシラン8.0gとテトラブチルチタネイト0.64gと混
合し、貯蔵して実施例1のように試験した。それらの結
果を第IV表に示す、そしてシラン(4)からの少なくと
も0.75モルのSiHが重合体のビニル基の各モルに対して
存在しなければならないことを示している。
実施例5 橋かけ剤の量の効果を評価した。重合体を転化するため
に3.59重量部のシロキサンを使用して基剤を実施例4の
ように調製した。その基剤を第5表に示した量のメチル
トリメトキシシランおよび白金触媒0.6重量部と混合し
た。得られたシーラントを次にエージングさせ、実施例
4のように試験した、それらの結果を第V表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83/14 LRX

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的に (11) 式(式中のRはメチル、エチル、プロピル、フ
    エニルまたはトリフルオロプロピル、R″はメチルまた
    はエチル、aは0または1、bは0または1、cは1〜
    6、そしてxは粘度が25℃において8〜500パスカル・
    秒であるような値である) を有するポリジオルガノシロキサン100重量部、 (12) 50〜400m2/gの表面積を有する表面処理した補
    強充てん材5〜100重量部、 (13) 式(式中のR′はメチルまたはフエニル、R″
    はメチルまたはエチルである) R′aSi(OR″)4-a を有する橋かけ剤3〜15重量部、 (14) 式(式中のPhはフエニル、Meはメチルそしてk
    は1〜10である) PhMeSi(OMe)またはMeO(SiMe2O)kSiMe2OMe から選んだ連鎖エクステンダー0〜15重量部、および (15) チタン触媒0.2〜2.0重量部、 からなることを特徴とする一液型シリコーン・シーラン
    ト組成物。
  2. 【請求項2】(A)(1)シロキサンの粘度が25℃で0.
    5〜500パスカル・秒であるジオルガノビニルシロキサン
    末端封鎖ポリジオルガノシロキサン100重量部、 (2)50〜400m2/gの表面積を有する補強充てん材5〜1
    00重量部、および (3)充てん材(2)の各10部に対して、式(式中のR
    はメチル、エチル、プロピル、フエニルまたはトリフル
    オロプロピル、R′′′はメチルまたはビニル、そして
    ビニルが存在する場合、メチル:ビニルの比は1:1〜50:
    1である) (RR′′′MeSi)2NHのシラザン0.5〜4.0重量部 を混合し、 (B)充てん材を処理するために容器の上に窒素をパー
    ジングしながら、得られた混合体を175℃の温度に加熱
    し、 (C)冷却し、次に (4)式(式中のRはメチル、エチル・プロピル、フエ
    ニルまたはトリフルオロプロピル、R″はメチルまたは
    エチル、aは0または1、そしてbは0または1であ
    る) H〔SiR2OSiR2CH2CH2bSiRa(OR″)3-a を有し、ポリジオルガノシロキサン(1)中のビニル基
    1モル当り1〜3モルのシラン比を与えるのに十分なシ
    ランと、 (5)白金触媒として、ポリジオルガノシロキサン
    (1)の100万重量部当り1〜50重量部の白金を添加
    し、次に65℃〜125℃の温度において30〜60分間加熱
    し、次に (D)真空にして、室温に冷却し、次に (E)水分の不在下で、 (6)式(式中のR′はアルキル、ビニルまたはフエニ
    ル、R″はメチルまたはエチル、そしてaは0または1
    である) R′aSi(OR″)4-a の橋かけ剤3〜15重量部と、 (7)チタン触媒0.2〜2.0重量部を混合し、そして (F)得られた混合体を水分の不在下で貯蔵することか
    らなり、現場処理充てん材を有し、水分の不在下で安定
    で、水分にさらすと硬化する一液型シリコーン・シーラ
    ントの製造法。
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