JPS61200167A - 湿気硬化性シリコ−ン組成物 - Google Patents

湿気硬化性シリコ−ン組成物

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JPS61200167A
JPS61200167A JP4073085A JP4073085A JPS61200167A JP S61200167 A JPS61200167 A JP S61200167A JP 4073085 A JP4073085 A JP 4073085A JP 4073085 A JP4073085 A JP 4073085A JP S61200167 A JPS61200167 A JP S61200167A
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Kenichi Isobe
憲一 磯部
Kiyohiro Kondo
近藤 清宏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 未発IIは湿気硬化性シリコーン組成物、特には空気中
の湿分と反応して室温で硬化する深部硬化性、安定性の
すぐれた、金属に対する腐食性もない脱アルコール型の
湿気硬化性シリコーン組成物に関するものである。
(従来の技術) 空気中の湿分と反応して室温で硬化するシリコーンゴム
組成物については各種のものが知られているが、脱酢酸
型のものには腐食性、刺戟具がある不利があり、脱オキ
シム型のものにはプラスチック侵食性が、また脱アミン
型のものには毒性があるという欠点がある。
これに対し1分子鎖末端が水酸基で封鎖されたジオルガ
ノポリシロキサン、アルコキシ基含有オルガノシランお
よびチタンキレートとからなる脱アルコール型の一液型
室温硬化性シリコーンゴム組成物(米国特許第4,10
0,129号明細書参照)にはこのような不利はないけ
れども、硬化性と安定性に劣る欠点がある。そのため、
このジオルガノシロキサンに7セトアミドシランを併用
するということも提案されている(特開昭59−155
4133号公報参照)が、このアセトアミドシランは架
橋剤としても作動するためにアルコキシ基含有オルガノ
シランとのバランスが微妙となって硬化ゴムの物性コン
トロールが難しくなるほか、このアセトアミドシランが
非常に活性の強いものであるためにこの取扱いや純度の
維持が難しく、さらに反応副生物としてのアセトアミド
が難揮発性でシロキサンに不溶のためにこれが硬化ゴム
中に異物として存在し、ブリードして表面に析出すると
いう欠点がある。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した脱アルコール型の湿
気硬化性シリコーン組成物に関するものであり、これは
1)分子中に少なくとも1個のけい素原子に直結した式 (ここにR1は炭素a1〜4の同一または異種の非置換
または置換1価飽和炭化水素基、I?!は2価の有機基
、R3は同一または異種の非を換または置換1価飽和炭
化水素基、aは1.2または3)で示される基を有する
、25℃における粘度がlo。
〜1.000.000cSの液状オルガノポリシロキサ
ンioo重量部と、2)有機すず化合物触媒0.1〜5
.0重量部および3)低分子多官能アルコキシシランま
たはその部分加水分解縮合物0〜20重量部からなるこ
とを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは公知の脱アルコール型の室温硬
化性組成物の改質について種々検討した結果、この主成
分としての液状オルガノポリシロキサンをその分子中に
けい素原子に直結した式2式% (R’ 、R2,R3,aは前記に同じ)で示される基
を含むものとすれば、これが縮合触媒としてよく知られ
ているジブチルすずジラウレートなどの有機すず化合物
の共存下で空気中の湿分との反応で容易に硬化すること
、またこのものは保存安定性もよ<40℃で10日間の
保存中にも全く異常も示さず、さらには反応副生物もな
いので得られた硬化物が良好な物性を示すということを
見出した。
本発明の組成物を構成する第1成分としての液状オルガ
ノポリシロキサンは25℃における粘度がtoo 〜1
.000.0OOcS で、その分子中に少なくとも1
個の式 %式% で示され、このR1は炭素数が1〜4のメチル基、エチ
ルノ人、プロピル基、ブチル基などのアルキルノ、(ま
たはこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部ま
たは全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換した)、
(などから選択される同一または異種の非置換または置
換1価飽和炭化水素基、πはメチレン基、エチレン基な
どの2価の有機基、R3はメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基
などのアルケニル基、フェニル基、トリルノ、(などの
アリール基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基
、またはこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の一
部または全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換した
基から選択される同一または異種の非置換または置換1
価炭化水素基、aは1.2または3の数である。この液
状オルガノポリシロキサンは、分子中にけい素原子に結
合した水酸基を実質的に含まず、またその分子中に少な
くとも2個の(OR1)基を含むものとすることがよい
、また、この液状オルガノポリシロキサンの分子構造は
直鎖状でも分岐状でもよく、ゴム弾性のすぐれた硬化性
を得るためには直鎖状のものとすることがよいが、硬質
のものまたは表面タック性を希望するときには分岐状で
特にqsto単位の多いものとすることがよい、なお、
このオルガノポリシロキサンの主鎖を構成するけい素原
子に結合する有機基は上記におけるR3と同一のものと
されるが、この組成物から得られる硬化物を表面非粘着
性、離型性のものとするときにはメチル基のみとするこ
とがよく、この組成物の他のものとの反応性、接着性を
向上させるためには適度のビニル基を含むものとし、硬
化物に粘着性を賦与し、これを耐熱性のすぐれたものと
するためにはその50モル2程度をフェニル基とするこ
とがよいが、この組成物に適度の相溶性や膨潤性を与え
るためにはエチル基、プロピル基、ブチル基などを含ま
せることもよい。
この液状オルガノポリシロキサンは公知の方法で容易に
合成することができ、これには対応するビニルノふ含有
シロキサンと 、13 IT 5l(OR1aR3−a とを付加反応させる方法、けい素原子に結合した水素原
子(:SiH結合)を含有するシロキサンと (CH2=CH) (OR+、R3−aとを付加反応さ
せる方法が例示される。
また、本発明の組成物を構成する第2成分としての有機
すず化合物は従来から縮合触媒として公知されるもので
よく、これにはジブチルすずジラウレート、ジブチルす
ずジアセテート、ジブチルすずジメトキシド、カルボメ
ト+ジフェニルすずトリセロエ−ト、すずオクトエート
、インブチルすずトリセロエート、ジメチルすずジラウ
レート、ジメチルすずジネオデカノエート、トリエチル
すずタートレート、ジブチルすずジベンゾエート、すず
オレエート、すずナフチネート、ブチルすずトリー2−
エチルヘキソエート、すずブチレートなどが例示される
が、これらのなかではジブチルすずジアセテートが特に
好ましいものとされる。なお、この有機すず化合物の添
加量は触媒量ということから第1成分としての上記した
液状オルガノポリシロキサン100重量部に対し、0.
1〜5.0重量部とすればよい。
本発明の湿気硬化性シリコーン組成物は上記した第1〜
第21tf、分の所定量を無水の条件で均一に混合する
ことによって得ることができるが、これには必要に応じ
てこの組成物の硬化速度向上、硬化生成物の硬さ、強度
、接着性などをm箇する目的で低分子の多官能アルコキ
シシランもしくはその部分加水分解縮合物を添加しても
よい、このアルコキシシランとしては、メチルトリメト
キシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメ
ルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、
テトラメトキシシラン、テトラエトキシシランなどが例
示される。なお、この成分は第1成分100重量部に対
し20重量部以下の範囲好ましくは0.1−10重量部
の範囲で使用される。
また、この組成物には硬化物の物性、特に強度を向上さ
せる目的で比表面積が50m’/g以上の乾式微粉末シ
リカを添加してもよく、このものは充分乾燥して使用す
ることが必要とされるが、これは表面を撥水処理したも
のとしてもよく、この添加量は第1成分100重量部に
対し、50重量部以下とすればよい。
なお、上記した本発明の組成物にその他の充填剤、顔料
5例えばチタン白、けい酸ジルコン、酸化鉄、カーボン
ブラック、けい石粉、ガラス繊維、炭酸カルシウムなど
を配合することは任意とされるが、これらは粒度が1〜
tog程度のものとすることが好ましく、この添加量は
1〜200重量部の範囲とされ、さらに可塑剤、流動制
御剤かどの述hnムイteJ−七幻ス− 本発明の組成物はこれを空気中に曝すと、空気中の水分
と反応して従来公知のものよりも速かに硬化するが、こ
の使用に当ってはこれを紙に薄く塗工して硬化させれば
この硬化塗膜が離型性を示すし、この硬化物はゴム弾性
体となるので、このものは建築材料や自動車部品、また
は各種電子部品に有用とされる。
つぎに本発明の実施例をあげるが5例中の部は重量部を
、また粘度は25℃における測定値を示したものである
実施例1〜4.比較例1 次式で示される粘度5,000cSの液状オルガノポリ
シロキサン1〜3 (シロキサン−1) (シロキサン−3) の85部に、トリメチルクロロシランで表面処理をした
比表面積が200rn’/gのヒユームドシリカ15部
と第1表に示した量の式 %式%(3 で示されるジシロキサンを混合し、三本ロールで1回混
練りしてから、ついでこれにジブチルすずジアセテート
(1,1部と分子鎖末端がトリメチルシロキシ基で封鎖
された粘度1,000cSのジメチルポリシロキサン5
.0部を加えて真空攪拌混合し、脱泡して組成物I−V
を作り、金属チューブ中に充填して保管した。
つぎにこれを10日間、40℃に保持してその安定性を
しらべたのち、これからl 50X80X2mmのシー
トを作成し25℃、51RHの大気中に10〜80時間
放置してその硬化状況をしらべると共に、得られた硬化
物についての物性をしらべたところ、第1表に示したと
おりの結果が得られた。
実施例5 .へ− で示される粘度30.000cSの液状オルガノポリシ
ロキサン100部に、ジブチルすずジアセテート2.0
部とトルエン300部とを加え、均一に混練りして組成
物VIを作り、これをポリエチレンでラミネートした上
質紙にシリコーン分が1゜0g/ rn’となるように
塗工し、ついでこれを大気中および100℃の乾燥器中
で硬化させたところ、これは大気中では1時間後に、1
00℃では20秒後に硬化し、この硬化膜はその皮膜上
に粘着剤を塗工してから上質紙を貼り合わせ1日放置後
に21離したところ、良好な剥離性を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1)分子中に少なくとも1個のけい素原子に直結し
    た式 −R^2−Si(OR^1)_aR^3_3_−_a(
    ここにR^1は炭素数1〜4の同一または異種の非置換
    または置換1価飽和炭化水素基、R^2は2価の有機基
    、R^3は同一または異種の非置換または置換1価炭化
    水素基、aは1、2または3)で示される基を有する、
    25℃における粘度が100〜1,000,000cS
    の液状オルガノポリシロキサン100重量部、 2)有機すず化合物触媒0.1〜5.0重量部、3)低
    分子多官能アルコキシシランまたはその部分加水分解縮
    合物0〜20重量部、 からなる湿気硬化性シリコーン組成物。 2、液状オルガノポリシロキサンが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここにXは式 −R^2−Si(OR^1)_aR^3_3_−_aで
    示される基、R^1、R^2、R^3、aは前記に同じ
    、bは0、1、2または3、m、nは正数)で示され、
    R^1の50%以上がメチル基で、分子中に少なくとも
    2個のOR^1基を含む、直鎖状のものである特許請求
    の範囲第1項記載の湿気硬化性シリコーン組成物。
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