JPH0378431B2 - - Google Patents

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JPH0378431B2
JPH0378431B2 JP59211568A JP21156884A JPH0378431B2 JP H0378431 B2 JPH0378431 B2 JP H0378431B2 JP 59211568 A JP59211568 A JP 59211568A JP 21156884 A JP21156884 A JP 21156884A JP H0378431 B2 JPH0378431 B2 JP H0378431B2
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JP
Japan
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group
alkyl
composition according
carbon atoms
alkoxy
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JP59211568A
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JPS60123552A (ja
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Rin Purato Sandora
Moogan Ruukasu Garii
Michio Zenbayashi
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General Electric Co
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General Electric Co
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Publication date
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Publication of JPH0378431B2 publication Critical patent/JPH0378431B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic System
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/14Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • C08G77/16Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to hydroxyl groups
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S528/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S528/901Room temperature curable silicon-containing polymer

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 本発明は、1成分系でアルコキシ官能性の室温
で硬化(加硫)し得る(RTV)組成物に係り、
より詳細には、シリコーンRTV組成物中に通常
存在する化学的に結合したヒドロキシ基に対する
新規な捕捉剤、これら捕捉剤化合物の製造方法、
およびこれらの新規な捕捉剤化合物を含有する
RTV組成物の製造方法に係る。 近年、ホワイト(White)等は、米国特許第
4395526号(1983年7月26日発行。本発明の譲受
人と同一人に譲渡されている)中に、安定に貯蔵
し得、速硬性で1成分系のアルコキシ官能性
RTV組成物を開示した。ホワイト等が基本的に
教示しているのは、下記(1)〜(4)を組み合わせて配
合することによつて、湿気で硬化し得る、ポリア
ルコキシで末端停止したオルガノポリシロキサン
RTV組成物を製造することができるということ
である。 (1) シラノールで末端停止したポリジオルガノシ
ロキサンベースポリマー。 (2) 架橋用シラン。 (3) 化学的に結合したヒロドキシラジカルたとえ
ばメタノールに対するある種のシラン捕捉剤の
有効量。 (4) 有効量の縮合触媒。 ホワイト等の捕捉剤は、架橋用シランの1部で
あることもあるし別個の化合物であることもある
が、アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、イ
ミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシ
アナトおよびウレイドから成る群から選択される
加水分解可能な官能基を含有していなければなら
ない。 ホワイト等のパイオニアとしての開拓発明の後
まもなく、ホワイト等が開示した化合物以外のも
のが化学的に結合したヒドロキシ基の捕捉剤とし
てまたは一体化した捕捉剤−架橋剤として使用で
きることが発見された。ドジヤーク(Dziark)
の1982年2月17日付出願の米国特許出願第349695
号には、ヒドロキシ官能基用のシリコーン捕捉剤
化合物として下記(A)および(B)から成る群から選択
されるケイ素−窒素化合物が開示されている。 (A) 次式を有するケイ素−窒素化合物。 ここで、YはRおよびR″2Nから選択される。 (B)(1) 下記式を有する単位から成る群から選択さ
れる化学的に結合した構造単位3〜100モル
%と、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】および
【式】 (2) 次式で表わされる化学的に結合した構造単
位0〜97モル%と からなるケイ素−窒素ポリマー。 ただし、上記ケイ素−窒素ポリマーのケイ素原
子はSiOSi結合およびSiNR″Si結合から選択され
る結合によつて互いに連結しており、酸素と結合
してシロキシ単位を形成する原子価および窒素と
結合してシラジ単位を形成する原子価以外のこの
ケイ素原子の遊離の原子価はR基および
(R″)2N基から選択される基に結合しており、こ
のケイ素−窒素ポリマーのケイ素原子に対する上
記R基と(R″)2N基の合計の比は1.5〜3の値
を有している。また、上記式中のR″は水素、一
価の炭化水素基およびフルオロアルキル基から成
る群から選択され、Rは水素、一価の炭化水素
基およびフルオロアルキル基から成る群から選択
され、cは0〜3に等しい数である。 チヤング(Chung)等の1982年9月29日付出願
の米国特許出願第428038号には別のシラザン捕捉
剤が開示されており、これは化学的に結合したヒ
ドロキシ基用の捕捉剤としてのみでなく一体化し
た捕捉剤−架橋剤としても機能するという点にお
いてドジヤークの開示したものより改良されてい
る。 化学的に結合したヒドロキシ基用の捕捉剤また
は一体化した捕捉剤−架橋剤の更に別のものが以
下に述べる米国特許出願に開示されている。すな
わち、ルカス(Lucas)の1983年2月7日付出願
第464443号には新規なアセトアミド官能性シラン
およびシロキサンが開示されており、1982年1月
11日付のチヤング(Chung)の出願第338518号に
は環状アミド官能性を有するシランが開示され、
1983年2月1日付のミツチエル(Mitchell)の出
願第462949号には別のアミン官能性シランが、そ
して、1983年3月17日付のスウイガー(Swiger)
等の出願第476000号には更に別のRTV組成物用
のシランおよびシロキサン捕捉剤が開示されてい
る。上記特許出願およびホワイト等の特許は全て
本発明の譲受人と同一人に譲渡されており、これ
らを引用によつて本明細書の開示に包含させるも
のとする。 ドジヤークの出願第349695号およびチヤングの
出願第428038号に記載の如き1成分系でアルコキ
シ官能性のRTV組成物の1つの欠点は、これら
がある種の金属たとえば銅および真鍮に対してや
や腐食性である傾向があることである。これは、
捕捉反応の低分子量アミノ副産物(ヘキサメチル
ジシラザンの如き捕捉剤の場合はNH3)が金属
基体の接触腐食および蒸気腐食を引き起こすため
であると考えられる。このような腐食は主として
暗く変色するという形で表われるようにそんなに
極端ではないことに注意されたい。 従つて、捕捉反応の副産物が金属基体に対して
無害であるような、化学的に結合したヒドロキシ
基用の捕捉剤を提供することが望ましい。 発明の概要 本発明の目的は、化学的に結合したヒドロキシ
基を捕捉するのに有効であり、金属基体に対して
無害である新規な化合物を提供することである。 本発明の他の目的は、シリコーンRTV組成物
中に使用する新規な捕捉用化合物の製造方法を提
供することである。 本発明の別の目的は、前記の如き新規な捕捉用
化合物を含有するシリコーンRTV粗成物を提供
することである。 本発明の更に別の目的は、本発明の新規な捕捉
用化合物を含有するシリコーンRTV粗成物の製
造方法を提供することである。 本発明の一面によると、化学的に結合したヒド
ロキシ基用の捕捉剤として有効で、次の一般式を
有する新規な化合物が提供される。 ここで、Rは少なくとも2個の炭素原子を有す
る置換または非置換の有機基であり、R1はアル
コキシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキ
シ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオ
イソシアナトおよびウレイドから成る群から選択
される加水分解可能な離脱基であり、R2および
R3は、それぞれ独立して選択されたC1-13で一価
の置換または非置換の炭化水素基であり、R4
アルコキシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノ
キシ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チ
オイソシアナトおよびウレイドから成る群から選
択される加水分解可能な離脱基であり、xは1ま
たは2に等しく、yは0〜2に等しい。 本発明の他の面においては、以下の(1)〜(3)から
なり、任意に(4)を含有するシリコーンRTV組成
物が提供される。 (1) ポリジオルガノシロキサンベースポリマー。 (2) 有効量の縮合触媒。 (3) 安定化量の、次式を有するヒドロキシ基用捕
捉剤。 ここで、Rは少なくとも2個の炭素原子を有す
る置換または非置換の有機基であり、R1はアル
コキシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキ
シ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオ
イソシアナトおよびウレイドから成る群から選択
される加水分解可能な離脱基であり、R2および
R3は、それぞれ独立して選択されたC1-13で一価
の置換または非置換の炭化水素基であり、R4
アルコキシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノ
キシ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チ
オイソシアナトおよびウレイドから成る群から選
択される加水分解可能な離脱基であり、xは1ま
たは2に等しく、yは0〜3に等しい。 (4) 次式のアルコキシ官能性架橋剤。 ここで、R5はアルキル基、アルキルエーテル
基、アルキルエステル基、アルキルケトン基、ア
ルキルシアノ基から選択されるC1-8の脂肪族有機
基またはC7-13アルアルキル基であり、R6はC1-13
で一価の置換または非置換の炭化水素基であり、
bは0または1に等しい。 発明の説明 本発明の一面で提供される新規な化合物は、シ
リコールRTV組成物中にみられることが多い化
学的に結合したヒドロキシ基用の捕捉剤としての
用途を有している。広い意味で本発明の新規化合
物は次式を有する。 ここで、Rは少なくとも2個の炭素原子を有す
る置換または非置換の有機基であり、R1はアル
コキシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキ
シ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオ
イソシアナトおよびウレイドから成る群から選択
される加水分解可能な離脱基であり、R2および
R3は、それぞれ独立して選択されたC1-13で一価
の置換または非置換の炭化水素基であり、R4
アルコキシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノ
キシ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チ
オイソシアナトおよびウレイドから成る群から選
択される加水分解可能な離脱基であり、xは1ま
たは2に等しく、yは0〜2に等しい。 本発明の他の面では以下の(1)〜(3)および任意に
(4)を含む新規なシリコーンRTV組成物が提供さ
れる。 (1) ポリジオルガノシロキサンベースポリマー。 (2) 有効量の縮合触媒。 (3) 安定化量の、次式を有するヒドロキシ基用捕
捉剤。 ここで、Rは少なくとも2個の炭素原子を有す
る置換または非置換の有機基であり、R1はアル
コキシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキ
シ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオ
イソシアナトおよびウレイドから成る群から選択
される加水分解可能な離脱基であり、R2および
R3は、それぞれ独立に選択されたC1-13で一価の
置換または非置換の炭化水素基であり、R4はア
ルコキシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキ
シ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオ
イソシアナトおよびウレイドから成る群から選択
される加水分解可能な離脱基であり、xは1また
は2に等しく、yは0〜3に等しい。 (4) 次式のアルコキシ官能性架橋剤 ここで、R5はアルキル基、アルキルエーテル
基、アルキルエステル基、アルキルケトン基、ア
ルキルシアノ基から選択されるC1-8の脂肪族有機
基またはC7-13のアルアルキル基であり、R6
C1-13で一価の置換または非置換の炭化水素基で
あり、bは0または1に等しい。 まず銘記すべきことは、本発明の新規な化合物
がRTV組成物の捕捉剤よりも多少狭く定義され
ていることである。このような違いがあるのは、
1,1−ジエトキシ−2−(トリメチルシリル)−
1−シラ−2−アザシクロペンタンが「ザ・ジヤ
ーナル・オブ・オーガニツク・ケミストリイ
(The Journal of Organic Chemistry)」、第34
巻、第11号、1969年11月に記載されており、した
がつて、この化合物が化学的に結合したヒドロキ
シ基用の捕捉剤として有効ではあるにしても新規
な化学物質ではないためである。そのため、式(1)
ではyを0〜2に等しいと定義し、したがつて、
シリル型のケイ素原子に結合した少なくとも1個
の加水分解可能な基を有していない化合物をその
範囲から除外している。一方、既に開示された
1,1−ジエトキシ−2−(トリメチルシリル)−
1−シラ−2−アザシクロペンタンも本発明の範
囲内の化学的に結合したヒドロキシ基用の捕捉剤
としては有効であるので式(2)ではyを0〜3に等
しいとして定義している。 上述の違いがあるとはいうものの式(1)と式(2)は
全く同一である。どちらの場合でもRは少なくと
も2個の炭素原子を有する置換または非置換の有
機基であり得る。Rが、アルキル、アルケニル、
アルキニル、アルキルエーテル、アルキルエステ
ル、アルキルケトンおよびアルキルシアン基から
成る群から選択されるC2-13の脂肪族有機基であ
るか、または、アリール、アルアルキルおよびア
ルカリールから選択されるC6-30芳香族有機基で
あると好ましく、アルキル、アルキルエーテルお
よびアルキルケトンから成る群から選択される
C3-8の直鎖脂肪族有機基かまたはC6-18のアリー
ル、アルアルキルもしくはアルカリール基である
とより好ましい。 R1はアルコキシ、アミド、アミノ、カルバマ
ト、エノキシ、イミダト、イソシアナト、オキシ
マト、チオイソシアナトおよびウレイド基から成
る群から選択される加水分解可能な離脱基であ
る。この加水分解可能な基またはラジカルが炭素
原子1〜13個を含有すると好ましく、炭素原子1
〜8個を有するとより好ましいが、炭素原子を13
個より多く有する加水分解可能な基も本発明の範
囲内に入る。最も好ましいR1はメトキシまたは
エトキシである。 R2およびR3は、それぞれ独立に選択された
C1-13で一価の置換または非置換の炭化水素基で
ある。R2およびR3が低級で非置換のアルキル基
たとえばメチル、エチル、プロピルおよびブチル
であると好ましい。他の適切な基としてはハロゲ
ン化炭化水素基、シアノアルキル基およびアルカ
リール基が包含される。最も好ましいR2および
R3はメチルかエチルである。 R4はR1と同じ定義を有しており、R1とR4が同
一であると好ましい。すなわち、R1とR4が双方
ともメトキシまたはエトキシであるのが最も好ま
しい。 式(1)の範囲内で最も好ましい化合物は、1,1
−ジメトキシ−2−(ジメチルメトキシシリル)−
2−シラ−1−アザシクロペンタン、1,1−ジ
エトキシ−2−(ジエチルエトキシシリル)−2−
シラ−1−アザシクロペンタン、1,1−ジエト
キシ−2−(ジメチルエトキシシリル)−2−シラ
−1−アザシクロペンタン、1,1−ジエトキシ
−2−(ジメチルメトキシシリル)−1−シラ−2
−アザシクロペンタン、1−エトキシ−1−メト
キシ−2−(ジメチルメトキシシリル)−1−シラ
−2−アザシクロペンタン、1,1−ジメトキシ
−2−(メチルジメトキシシリル)−1−シラ−2
−アザシクロペンタンである。 式(1)の範囲内の本発明の他の化合物としては、
1,1−ジメトキシ−2−(ジメチルメトキシシ
リル)−1−シラ−2−アザ−3−シクロペンタ
ノンおよび1,1−ジメトキシ−2−(ジメチル
メトキシシリル)−1−シラ−2−アザ−3−シ
クロヘキサノンがある。 式(2)の範囲内に入る、化学的に結合したヒドロ
キシ基用捕捉剤として有効な化合物の例には、
1,1−ジエトキシ−2−(トリメチルシリル)−
1−シラ−2−アザシクロペンタン、1,1−ジ
メトキシ−2−(トリメチルシリル)−1−シラ−
2−アザシクロペンタン、1,1−ジエトキシ−
2−(トリメチルシリル)−1−シラ−2−アザ−
3−シクロペンタノン、1,1−ジメトキシ−2
−(トリメチルシリル)−1−シラ−2−アザ−3
−シクロペンタノン、1,1−ジプロペノキシ−
2−(トリメチルシリル)−1−シラ−2−アザシ
クロペンタン、1,1−ビス(ジメチルアミノオ
キシ)−2−トリメチルシリル−1−シラ−2−
アザシクロペンタン、1,1−ジエトキシ−2−
(ジメチルビニルシリル)−1−シラ−2−アザシ
クロペンタン、1,1−ジエトキシ−2−(ジメ
チルプロピルシリル)−1−シラ−2−アザシク
ロペンタン、1,1−ジエトキシ−2−(トリエ
チルシリル)−1−シラ−2−アザシクロペンタ
ン、1−メチル−1−エチルアミノ−2−(トリ
メチルシリル)−1−シラ−2−アザシクロペン
タンが包含される。 ここで銘記すべきことは、式(1)の化合物と式(2)
の捕捉剤の臨界的な面が、少なくとも1個の加水
分解可能なR1基が存在しなければならないとい
う点にあるということである。この理由は、捕捉
反応によつてRTV組成物中の化学的に結合した
ヒドロキシ基がほぼ完全に除去された後、加水分
解可能なR1基を含有する捕捉反応生成物がRTV
組成物中に残留するからである。すなわち、
RTV組成物を基体に塗布して硬化せしめたとき、
ベースのシリコーンポリマーの加水分解可能な末
端単位とR1が反応するので残留する捕捉剤が硬
化したエラストマー中に化学的に結合する。 このことは、ベースのジオルガノポリシロキサ
ンがシラノールで末端停止している場合、すなわ
ち下記一般式を有する場合に最もうまく例示され
る。 ここで、R7は、C1-13で一価の置換または非置
換の炭化水素基であり、メチルであるかまたは大
部分がメチルで少量のフエニル、シアノエチル、
トリフルオロプロピル、ビニルおよびこれらの混
合物を含む混合物であると好ましく、nは約50〜
約2500の値を有する整数である。式(2)の捕捉剤は
次式に示すようにシリルのケイ素原子と窒素原子
の間で開裂すると考えられる。 また、捕捉反応生成物: は、RTV組成物を大気に曝して硬化せしめる前
またはそのときに、化学的に結合したヒドロキシ
基を更に捕捉して次式の化合物を生成する。 ここでR7は水素またはC1-13の有機基である。
この化合物は少なくとも2個の加水分解可能な基
を有しているのでカツプラーまたは架橋剤として
作用することができ、したがつて硬化したエラス
トマー中に組み込まれ得る。 他の理論では、捕捉反応生成物: が上記のように変成し、(R43-y(R3ySi部とほ
ぼ同様にシラノールポリマーの末端をキヤツプす
る。すなわち、シラノールで停止したポリマーは
捕捉反応生成物と反応して次式のような末端停止
したオルガノポリシロキサンを形成する。 いずれにせよ、シラノールで末端停止したベー
スポリマー(ジオルガノポリシロキサン)を使用
する場合はyが0または1に等しいと望ましいこ
とは当業者には自明であろう。すなわち、シラノ
ール末端停止基がたとえば次式のような捕捉剤と
反応する場合、 ベースポリマーは、架橋(すなわち硬化)せし
めるのに必要な末端の加水分解可能な基を少なく
とも2個含有することになろう。 勿論、各ポリマー鎖末端のケイ素原子が少なく
とも2個の加水分解可能な基、通常アルコキシ基
で停止しているジオルガノポリシロキサンをベー
スポリマーとして使用することも可能である。こ
のような場合には捕捉剤は必ずしも加水分解可能
なR4基を含有しなくてもよい。 ベースポリマーが唯1個の加水分解可能な基で
末端停止しているような場合には硬化に際して架
橋よりもむしろカツプリングが起きるので望まし
くない。これは、1個の加水分解可能基(たとえ
ばモノアルコキシ)で末端停止したポリマーが本
発明のベースシリコーンポリマーに包含され得な
いということではない。このような1個の加水分
解可能基を有するベースポリマーの使用について
の更に詳細な情報に関しては、1982年12月13日付
出願のG.M.ルカス(Lucas)の特許出願第
449105号を参照されたい。この特許出願は本発明
と同一の譲受人に譲渡されており、引用により本
明細書の開示に包含されるものとする。 本発明のシリコーンベースポリマーは当業者に
周知であり、種々の手順で製造することができ
る。更に詳細な情報についてはホワイト
(White)等の米国特許第4395526号を参照された
い。この特許も引用により本明細書の開示内容に
包含する。 1,1−ジエトキシ−2−(トリメチルシリル)
−1−シラ−2−アザシクロペンタンの合成につ
いては1969年11月の「The Journal of Organic
Chemistry」第34巻、第11号(引用により本明細
書中に包含する)に記載されているので、ここで
必要なことは本発明の新規な化合物の製造方法を
記載することだけである。 一般に本発明の新規な化合物の製造方法は1,
1−ジエトキシ−2−(トリメチルシリル)−1−
シラ−2−アザシクロペンタンの製造法と同様で
あるが、硫酸アンモニウムの存在下での3−アミ
ノプロピルトリエトキシシランとヘキサメチルジ
シラザンの反応の代わりに、たとえば、硫酸アン
モニウム等の如き酸タイプの触媒の存在下で3−
アミノプロピルトリエトキシシランと適当な数の
加水分解可能な基を有するジシラザンたとえば
α、ω−ジメトキシテトラメチルジシラザンとを
反応させる。 本発明の新規化合物の製造法は概略、次の反応
式で例示される。 ここで、R、R1、R2、R3、R4、xおよびyは
いずれも既に定義したものである。シラザンがジ
シラザンである必要はなく、末端ケイ素原子に結
合した適当な加水分解可能な基を有する任意のシ
ラザンでよいことは当業者には自明であろう。更
に、環内に含まれるケイ素原子に結合している基
がアミノシラン反応体たとえばアミノプロピルト
リエトキシシランによつて決まり、シリル型のケ
イ素原子に結合している基が使用したシラザンた
とえばα、ω−ジメトキシテトラメチルジシラザ
ンによつて決定されることも自明であろう。 本発明の新規化合物の他の製造方法は次の反応
式で示される。 ここで、R、R1、R2、R3、R4は既に定義した
ものであり、xは1〜3に等しく、yは0〜3に
等しく、Xはハロゲンであり塩素が最も好まし
い。 本発明のRTV組成物の触媒は適切な縮合触媒
のいずれでもよい。適切な縮合触媒の広範なリス
トが、既に引用によつて本明細書の開示に包含さ
れたホワイト等の米国特許第4395526号に開示さ
れている。しかし、スズ化合物が好ましい縮合触
媒であり、ジブチルスズジ−t−ブトキシドが最
も好ましいことに注意すべきである。更に、長鎖
カルボン酸たとえばラウリン酸、ネオデカン酸等
のスズ塩は、これら長鎖の酸が塩より低い腐食性
を有するために、短鎖カルボン酸たとえばギ酸、
酢酸等のスズ塩よりも望ましく使用される。勿
論、当業者は余分な実験をすることなく適切な縮
合触媒を容易に選択するであろう。 上述したようい、ベースポリマーがシラノール
で停止している場合は次式のアルコキシ官能性架
橋剤の有効量を含有せしめる必要があり得、また
はそうすることが望ましいであろう。 ここで、R5、R6およびbは既に定義したもの
である。ヒドロキシ官能基用捕捉剤が架橋剤とし
ても機能することがないような場合には組成物中
に式(3)の架橋剤を含有させなければならないもの
と理解されたい。そうしないと、組成物の硬化を
有効に行なわせる架橋が起こらなくなつてしまう
であろう。好ましい架橋剤は次式を有するもので
ある。 最も好ましい架橋剤はメチルトリメトキシシラ
ンである。 本発明のRTV組成物には種々の充填剤、たと
えば二酸化チタン、ケイ酸ジルコニウム、シリカ
エーロゲル、酸化鉄、ケイソウ土、いぶしシリ
カ、カーボンブラツク、沈殿シリカ、ガラス繊
維、ポリ塩化ビニル、磨砕石英および炭酸カルシ
ウムを混入することもできる。使用する充填剤の
量は使用目的に応じて広い範囲に亘つて変えるこ
とができる。たとえば、ある種のシーラント用途
では硬化可能な組成物には充填剤を使用しなくて
もよく、他の用途たとえば結合材料の製造に硬化
可能な組成物を使用する場合には重量基準でオル
ガノポリシロキサン100部に対して700部以上もの
充填剤を使用することができる。オルガノポリシ
ロキサン100部当り10〜300部の範囲の量で充填剤
が存在するのが好ましい。 RTV組成物がプライマーを用いなくても基体
に接着し得るように、接着促進剤を少量、典型的
には0.1〜5重量%、RTV組成物中に混入するこ
とも本発明の範囲内である。適切な接着促進剤の
いずれも使用できるが、混合状態でアルコキシ/
アミノ、アルコキシ/ビニル、アルコキシ/エポ
キシド、アルコキシ/シアノ、アルコキシ/イソ
シアヌレートまたはアルコキシ/エステル官能性
を有するシラン化合物が時に有効であることが判
明している。好ましい接着促進剤には、3−(2
−アミノエチルアミノ)−プロピルトリメトキシ
シラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、ト
リス−(トリメトキシシリルプロピル)イソシア
ヌレート、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシラン、ビニルトリメト
キシシラン、γ−イソシアナトプロピルトリメト
キシシラン、β−シアノエチルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシ
シランおよびアセトキシプロピルトリメトキシシ
ランが包含される。 最も好ましい接着促進剤はトリス−(トリメト
キシシリルプロピル)イソシアヌレートおよび3
−(2−アミノエチルアミノ)プロピルトリメト
キシシランである。 本発明のRTV組成物に添加し得る他の添加剤
には、垂下(たれさがり)調節剤、可塑剤、硬化
促進剤等が包含される。 当業者がより容易に本発明を実施し得るよう
に、以下に実施例を挙げる。これらの実施例は説
明のための例示であつて本発明を限定するもので
はない。 実施例 実施例 1 1,1−ジエトキシ−2−(トリメチルシリル)
−1−シラ−2−アザシクロペンタン(CAS
登録番号第21297−72−3)の製造: 温度計、磁気撹拌子、凝縮器および窒素出入口
を備えた三ツ首丸底フラスコを排気し、窒素を充
填した、フラスコに、(NH42SO420g、γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン1.5モルおよび
ヘキサメチルジシラザン1.5モルを入れ、反応混
合物を約20時間100℃に加熱し、次いで冷却、
過、蒸留して1,1−ジエトキシ−2−(トリメ
チルシリル)−1−シラ−2−アザシクロペンタ
ンを得た。生成物を、沸点(文献値210℃)およ
び赤外スペクトルで同定した。 実施例 2 実施例1の装置を使用して、反応フラスコに
(NH42SO420g、γ−アミノプロピルトリエト
キシシアン4モルおよびα、ω−ジメトキシポリ
ジメチルシラザン4モルを入れ、反応混合物を一
晩130℃にて加熱し、冷却後混合物を渦し、揮
発性成分を除去した。フラスコ残留物は1,1−
ジアルコキシ−2−(ジメチルアルコキシ)−1−
シラ−2−アザシクロペンタンの平衡混合物であ
り、そのアルコキシはメトキシとエトキシ基の混
合物であつた。種々の置換基の同定はガスクロマ
トグラフイー−質量分析計のデータによつた。 実施例 3 真空ラインおよび窒素パージを備えた適切なミ
キサーに、25℃で約25000cpsの粘度を有するメチ
ルジメトキシ末端停止ポリジメチルシロキサン
100重量部、β−シアノエチルトリメトキシシラ
ン1.4重量部、オクタメチルシクロテトラシロキ
サンで処理したいぶしシリカ17.4重量部、および
25℃で約100cpsの粘度を有するジメチルポリシロ
キサン流体(可塑剤)15重量部を入れ、この混合
物を減圧(20mmHg)下室温で1時間撹拌して
RTVベースを得た。このベース100重量部に、セ
ムコ(Semco−商標)触媒/ミキサーを用いて、
1,1−ジエトキシ−2−(ジメチルメトキシシ
リル)−1−シラ−2−アザシクロペンタン2重
量部、アミノエチルアミノプロピルトリメトキシ
シラン0.5重量部、メチルトリメトキシシラン0.5
重量部およびジブチルスズジ−t−ブトキシド
0.2重量部を添加した。混合後、表に掲げた特
性分析の結果を得た。 表 特 性 比 重 1042 見掛け速度(g/分) 293 流れ(インチ) 0.10 粘着性消失時間(分) 10 ジユロメーター、シヨアーA* 30 引張(psi) 288 伸び(%)* 402 50%弾性率 63 加速性貯蔵老化** 48時間/100℃ シヨアーA 27 引張(psi) 287 伸び(%) 462 粘着性消失時間(分) 60 耐熱性 7日/200℃ シヨアーA 29 引張(psi) 353 伸び(%) 453 腐 食 蒸 気 合格 接 触 合格 剥離接着** ppi/%C.F. ガラス 52/100 ステンレス 70/100 ガラス繊維 63/100 エポキシ−ガラス 56/100 ミル仕上アルミニウム 73/100 銅 57/100 冷間圧延鋼 71/100 ポリカーボネート 45/30 (注)* 50%相対湿度(R.H.)、室温で3日間
硬化。 ** 50%R.H.、室温で7日間硬化。 実施例 4 共−接着促進剤として、アミノエチルアミノプ
ロピルトリメトキシシランの代わりにトリス(ト
リメトキシシリルプロピル)−イソシアヌレート
をベース100重量部に対して0.5重量部で用い、ま
た、縮合触媒としてジブチルスズジ−t−ブトキ
シドの代わりにジブチルスズジアセテート0.2重
量部を用いた他は、実施例3を繰り返した。得ら
れた特性値を表に示す。 表 特 性 比 重 1042 見掛け速度(g/分) 324 流れ(インチ) 0.05 粘着性消失時間(分) 10 ジユロメーター、シヨアーA* 25 引張(psi) 368 伸び(%)* 425 50%弾性率 76 加速性貯蔵老化** 48時間/100℃ シヨアーA 28 引張(psi) 213 伸び(%) 401 粘着性消失時間(分) 60 耐熱性 7日/200℃ シヨアーA 29 引張(psi) 321 伸び(%) 414 腐 食 蒸 気 合格 接 触 合格 剥離接着** ppi/%C.F. ガラス 56/100 ステンレス 25/25 ガラス繊維 51/100 エポキシ−ガラス 44/90 ミル仕上アルミ 53/100 銅 48/100 冷間圧延鋼 54/90 ポリカーボネート 0/0 (注)* 50%R.H.、室温で3日間硬化。 ** 50%R.H.、室温で7日間硬化。 実施例 5 再び実施例を繰り返したが、触媒としてはジブ
チルスズジラウレートをベース100重量部に対し
て0.25重量部用いた。得られた特性評価の結果を
表に示す。 表 特 性 比 重 1054 見掛け速度(g/分) 150 流れ(インチ) 0.05 粘着性消失時間(分) 10 ジユロメーター、シヨアーA* 35 引張(psi) 348 伸び(%)* 413 50%弾性率 86 加速性貯蔵老化** 48時間/100℃ シヨアーA 30 引張(psi) 260 伸び(%) 442 粘着性消失時間(分) 20 腐 食 蒸 気 合格 接 触 合格 剥離接着** ppi/%C.F. ガラス 80/100 ステンレス 105/100 ミル仕上アルミ 95/100 銅 7/0 冷間圧延鋼 54/40 (注)* 50%R.H.、室温で3日間硬化。 ** 50%R.H.、室温で7日間硬化。 実施例 6 25℃で12000cpsの粘度を有するメチルジメトキ
シ末端停止ポリジメチルシロキサン100重量部、
シアノエチルトリメトキシシラン1.4重量部、オ
クタメチルシクロテトラシロキサン処理いぶしシ
リカ20重量部、および25℃で100cpsの粘度を有す
るジメチルポリシロキサン流体(可塑剤)15重量
部を、真空ラインと窒素パージを備えた適当なミ
キサーに入れ、混合物を減圧(20mmHg)下、室
温で1時間撹拌してRTVベースを得た。このベ
ース100重量部に、1,1−ジエトキシ−2−(ト
リメチルシリル)−1−シラ−2−アザシクロペ
ンタン重量部、アミノエチルアミノプロピルトリ
メトキシシラン0.5重量部、メチルトリメトキシ
シラン0.5重量部、およびジブチルスズジ−t−
ブトキシド0.2重量部を、セムコ(Semco−商標)
触媒/ミキサー中、室温で15分混合することによ
つて添加した。100℃で48時間熱老化させた後、
室温で物理的特性を評価した。結果を表に示
す。 表 特 性 粘着性消失時間(分) 10 ジユロメーター、シヨアーA* 28 引張(psi) 344 伸び(%)* 485 50%弾性率 71 加速性貯蔵老化** 48時間/100℃ シヨアーA 26 引張(psi) 315 伸び(%) 487 粘着性消失時間(分) 10 腐 食 蒸 気 合格 接 触 合格 (注)* 50%R.H.、室温で3日間硬化。 ** 50%R.H.、室温で7日間硬化。 実施例 7 本発明に従つて製造したRTV組成物の腐食性
が先行技術の組成物の腐食性より低いことを確か
めるために、実施例3に従い、ただし、1,1−
ジエトキシ−2−(ジメチルトリメトキシシリル)
−1−シラ−2−アザシクロペンタンの代わり
に、ドジヤークの1982年2月17日付で出願された
米国特許出願第349695号に記載のヘキサメチルジ
シラザン捕捉剤を用いてサンプルを調製した。組
成物の腐食性は、Mil−A−46146(米国国防総省
軍事規定、U.S.Department of Defense
Military Specification)によつて、蒸気腐食お
よび接触腐食について以下のように評価した。 (a) 蒸気腐食テスト 銅合金シートから、No.400のエメリー研磨布
で汚れをとり、アセトンですすぎ、吸い取つて
乾燥することにより2個のパネル(4インチ×
1インチ)を作成した。ヘキサメチルジシラザ
ン含有RTV組成物15gを、ポリテトラフルオ
ロエチレン製カツプを備えた8オンスのガラス
びんの中に押し出した。蒸留水5〜10mlを
RTV組成物の上に注ぎ、真鍮のパネルを1個
シリコーン−水混合物の上方に吊した。次にび
んに栓をして密閉した。もう1枚のパネルは蒸
留水5〜10mlだけを入れたコントロールびんの
中に吊した。テストびんとコントロールびんを
7日間100°±4〓に維持した。7日後パネルを
びんから取り出し、腐食および/または変色を
目視判定した。コントロールパネルには変化が
なかつたが、テストパネルはひどく変色してお
り、蒸気腐食テストに不合格であつた。 (b) 接触腐食テスト 絶縁物を全て除去し、次にアセトンで洗浄す
ることにより、長さ1.5インチ、AWGサイズの
銅線2本を準備した。1本の試料線を1インチ
×2インチ×1/4インチのモールド内に入れ、
このモールドに蒸気腐食テストに用いたのと同
じRTV組成物を充填して試料線を被覆した。
77〓、50%相対湿度で7日間組成物を硬化し
た。このように被覆された試料ともう1つの被
覆していないコントロール試料線を120〓、相
対湿度95%の雰囲気中に28日間放置した。テス
ト期間終了時に線の腐食および/または変色が
目視判定した。被覆していない線には変化がな
かつたが、モールドに入れて被覆した線ではひ
どき暗く変色していた。すなわち接触腐食テス
トに不合格であつた。 実施例 8 ゼネラルエレクトリツク社(General Electric
Company)がSCS−1201という商標で販売して
いるアセトキシタイプのシーラント(米国特許第
3296161号、第3296195号および第3382205号の特
許請求の範囲内に入る)について、実施例7に記
載した蒸気および接触腐食テストを行なつた。結
果は次のとおりである。腐食テスト 結 果 蒸 気 不合格 接 触 不合格 表〜の結果から明らかなように、先行技術
のRTV組成物と異なり、本発明のRTV組成物の
腐食性は低い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的に湿気のない周囲条件下で長期間に亘
    つて安定でありかつ粘着性のないエラストマーに
    変換し得、 (a) ポリジオルガノシロキサンベースポリマー、 (b) 有効量の縮合触媒、および、 (c) 安定化量の、式: (式中、Rは少なくとも2個の炭素原子を有する
    置換または非置換の有機基であり、R1はアルコ
    キシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、
    イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソ
    シアナトおよびウレイドから成る群から選択され
    る加水分解可能な離脱基であり、R2およびR3
    それぞれ独立に選択されたC1-13で一価の置換ま
    たは非置換の炭化水素基であり、R4はアルコキ
    シ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、イ
    ミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシ
    アナトおよびウレイドから成る群から選択される
    加水分解可能な離脱基であり、xは1または2に
    等しく、yは0〜3に等しい)を有する、ヒドロ
    キシ官能基用の捕捉剤 からなる、安定でワンパツクの、実質的に無水で
    かつ実質的に酸を含まない室温硬化可能なオルガ
    ノポリシロキサン組成物。 2 Rが、アルキル、アルケニル、アルキニル、
    アルキルエーテル、アルキルエステル、アルキル
    ケトンおよびアルキルシアノから成る群から選択
    されるC2-13の脂肪族有機基、または、アリール、
    アルアルキルおよびアルカリールから選択される
    C6-30の芳香族有機基であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の組成物。 3 Rが、アルキル、アルキルエーテルおよびア
    ルキルケトンから成る群から選択されるC3-8の直
    鎖脂肪族有機基、または、アリール、アルアルキ
    ルおよびアルカリールから選択されるC6-18の芳
    香族有機基であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の組成物。 4 R1が炭素原子1〜13個を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 5 R1が炭素原子1〜8個を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 6 R2およびR3が、それぞれ、炭素原子1〜約
    4個を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の組成物。 7 R2およびR3が、それぞれ独立してメチルお
    よびエチルから選択されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の組成物。 8 R4が炭素原子1〜13個を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 9 R4が炭素原子1〜8個を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 10 ヒドロキシ官能基用捕捉剤が、1,1−ジ
    メトキシ−2−(ジメチルメトキシシリル)−2−
    シラ−1−アザシクロペンタン、1,1−ジエト
    キシ−2−(ジエチルエトキシシリル)−2−シラ
    −1−アザシクロペンタンおよび1,1−ジエト
    キシ−2−(ジメチルエトキシシリル)−2−シラ
    −1−アザシクロペンタンから成る群から選択さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の組成物。 11 ポリジオルガノシロキサンベースポリマー
    がシラノールで停止されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 12 ヒドロキシ官能基用捕捉剤が、式: (式中、Rは少なくとも2個の炭素原子を有する
    置換または非置換有機基であり、R1はアルコキ
    シ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、イ
    ミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシ
    アナトおよびウレイドから成る群から選択される
    加水分解可能な離脱基であり、R2およびR3はそ
    れぞれ独立に選択されたC1-13で一価の置換また
    は非置換炭化水素基であり、R4はアルコキシ、
    アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、イミダ
    ト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシアナ
    トおよびウレイドから成る群から選択される加水
    分解可能な離脱基であり、xは1または2に等し
    く、yは0または1に等しい)を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第11項に記載の組成
    物。 13 更に、有効量の、式: (式中、R5はアルキル、アルキルエーテル、ア
    ルキルエステル、アルキルケトンおよびアルキル
    シアノ基から成る群から選択されるC1-8脂肪族有
    機基またはC7-13アルアルキル基であり、R6
    C1-13で一価の置換または非置換炭化水素基であ
    り、bは0または1に等しい)の架橋用シランを
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第11項に
    記載の組成物。 14 ヒドロキシ官能基用捕捉剤が式: (式中、Rは少なくとも2個の炭素原子を有する
    置換または非置換有機基であり、R1はアルコキ
    シ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、イ
    ミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシ
    アナトおよびウレイド基から成る群から選択され
    る加水分解可能離脱基であり、R2およびR3はそ
    れぞれ独立に選択されたC1-13で一価の置換また
    は非置換炭化水素基であり、R4はアルコキシ、
    アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、イミダ
    ト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシアナ
    トおよびウレイドから成る群から選択される加水
    分解可能な離脱基であり、xは1または2に等し
    く、yは2または3に等しい)を有しており、更
    に、有効量の式: (式中、R5はアルキル、アルキルエーテル、ア
    ルキルエステル、アルキルケトンおよびアルキル
    シアノ基から成る群から選択されるC1-8脂肪族有
    機基またはC7-13アルアルキル基であり、R6
    C1-13で一価の置換または非置換炭化水素基であ
    り、bは0または1に等しい)の架橋用シランを
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第11
    項に記載の組成物。 15 ポリジオルガノシロキサンベースポリマー
    の各連鎖末端が少なくとも2個の加水分解可能な
    基で停止していることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の組成物。 16 加水分解可能な基がアルコキシ基であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の
    組成物。 17 縮合触媒がスズ化合物であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 18 スズ縮合触媒がジブチルスズ−t−ブトキ
    シドであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    7項に記載の組成物。 19 更に、二酸化チタン、ケイ酸ジルコニウ
    ム、シリカエーロゲル、酸化鉄、ケイソウ土、い
    ぶしシリカ、カーボンブラツク、沈殿シリカ、ガ
    ラス繊維、ポリ塩化ビニル、磨砕石英および炭酸
    カルシウムから成る群から選択される充填剤を含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の組成物。 20 更に接着促進剤を含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 21 接着促進剤が、3−(2−アミノエチル)
    アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノ
    プロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピ
    ルトリメトキシシラン、トリス−(トリメトキシ
    シリルプロピル)イソシアヌレート、γ−グリシ
    ドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,
    4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
    シシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−イソ
    シアナトプロピルトリメトキシシラン、β−シア
    ノエチルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオ
    キシプロピルトリメトキシシランおよびアセトキ
    シプロピルトリメトキシシランから成る群から選
    択されることを特徴とする特許請求の範囲第20
    項に記載の組成物。 22 更に垂下調節剤を含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 23 更に可塑剤を含有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の組成物。 24 更に硬化促進剤を含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 25 実質的に無水の条件下、0℃〜180℃の範
    囲の温度で、 (a) ポリジオルガノシロキサンベースポリマー
    100部、 (b) 縮合触媒の有効量、および、 (c) 式: (式中、Rは少なくとも2個の炭素原子を有する
    置換または非置換の有機基であり、R1はアルコ
    キシ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、
    イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソ
    シアナトおよびウレイドから成る群から選択され
    る加水分解可能な離脱基であり、R2およびR3
    それぞれ独立に選択されたC1-13で一価の置換ま
    たは非置換の炭化水素基であり、R4はアルコキ
    シ、アミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、イ
    ミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシ
    アナトおよびウレイドから成る群から選択される
    加水分解可能な離脱基であり、xは1または2に
    等しく、yは0〜3に等しい)を有するヒドロキ
    シ官能基用捕捉剤の安定化量 の混合物からなる室温硬化可能な材料を撹拌する
    ことからなる、固体エラストマー状態に硬化し得
    る、安定でワンパツクの、実質的に無水でかつ実
    質的に酸を含まない室温で硬化し得るオルガノポ
    リシロキサン組成物の製造方法。 26 Rが、アルキル、アルケニル、アルキニ
    ル、アルキルエーテル、アルキルエステル、アル
    キルケトンおよびアルキルシアンから成る群から
    選択されるC2-13の脂肪族有機基、または、アリ
    ール、アルアルキルおよびアルカリールから選択
    されるC6-30芳香族有機基であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第25項に記載の方法。 27 R1が炭素原子1〜13個を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第25項に記載の方法。 28 R2およびR3が、それぞれ炭素原子1〜約
    4個を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    25項に記載の方法。 29 R4が炭素原子1〜13個を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第25項に記載の方法。 30 ヒドロキシ官能基用の捕捉剤が、1,1−
    ジメトキシ−2−(ジメチルメトキシシリル)−2
    −シラ−1−アザシクロペンタン、1,1−ジエ
    トキシ−2−(ジエチルエトキシシリル)−2−シ
    ラ−1−アザシクロペンタンおよび1,1−ジエ
    トキシ−2−(ジメチルエトキシシリル)−2−シ
    ラ−1−アザシクロペンタンから成る群から選択
    されることを特徴とする特許請求の範囲第25項
    に記載の方法。 31 更に、実質的に無水の条件下、0℃〜180
    ℃の範囲の温度で式: (式中、R5はアルキル、アルキルエーテル、ア
    ルキルエステル、アルキルケトンおよびアルキル
    シアノ基から成る群から選択されるC1-8の脂肪族
    有機基またはC7-13アルアルキル基であり、R6
    C1-13で一価の置換または非置換の炭化水素基で
    あり、bは0または1に等しい)の架橋用シラン
    の有効量とともに撹拌することを含む特許請求の
    範囲第25項に記載の方法。 32 更に、実質的に無水の条件下、0℃〜180
    ℃の範囲の温度で、二酸化チタン、ケイ酸ジルコ
    ニウム、シリカエーロゲル、酸化鉄、ケイソウ
    土、いぶしシリカ、カーボンブラツク、沈殿シリ
    カ、ガラス繊維、ポリ塩化ビニル、磨砕石英およ
    び炭酸カルシウムから成る群から選択される充填
    剤とともに撹拌することを含む特許請求の範囲第
    25項に記載の方法。 33 更に、実質的に無水の条件下、0℃〜180
    ℃の範囲の温度で、3−(2−アミノエチル)ア
    ミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプ
    ロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピル
    トリメトキシシラン、トリス−(トリメトキシシ
    リルプロピル)イソシアヌレート、γ−グリシド
    キシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4
    −エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシ
    シラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−イソシ
    アナトプロピルトリメトキシシラン、β−シアノ
    エチルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキ
    シプロピルトリメトキシシランおよびアセトキシ
    プロピルトリメトキシシランから成る群から選択
    される接着促進剤とともに撹拌することを含む特
    許請求の範囲第25項に記載の方法。 34 更に、実質的に無水の条件下、0℃〜180
    ℃の範囲の温度で、垂下調節剤とともに撹拌する
    ことを含む特許請求の範囲第25項に記載の方
    法。 35 更に、実質的に無水の条件下、0℃〜180
    ℃の範囲の温度で、可塑剤とともに撹拌すること
    を含む特許請求の範囲第25項に記載の方法。 36 更に、実質的に無水の条件下、0℃〜180
    ℃の範囲の温度で、硬化促進剤とともに撹拌する
    ことを含む特許請求の範囲第25項に記載の方
    法。
JP59211568A 1983-10-14 1984-10-11 非腐食性シリコ−ンrtv組成物 Granted JPS60123552A (ja)

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