JPH07102272B2 - 自動ラッチバック装置を備えたミシン及びその縫製方法 - Google Patents

自動ラッチバック装置を備えたミシン及びその縫製方法

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JPH07102272B2
JPH07102272B2 JP4504742A JP50474292A JPH07102272B2 JP H07102272 B2 JPH07102272 B2 JP H07102272B2 JP 4504742 A JP4504742 A JP 4504742A JP 50474292 A JP50474292 A JP 50474292A JP H07102272 B2 JPH07102272 B2 JP H07102272B2
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needle
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スィー. プライス、エルヴィン
ビー. ダッシャー、プレストン
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アトランタ アタッチメント カンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、オーバーロックステッチミシンおよびその取
付部品に関し、特に、隣接する縫製品の間に延びる空環
を有する縫製品においてオーバーロックステッチを形成
するためのミシンに関する。前に縫った縫製品と縫針と
の間にある空環は、空環カッタによって自動的に切断さ
れる。さらに、取付部品によって、前に縫った縫製品か
ら切り離された空環の残りの部分がついた縫製品に「ラ
ッチバック」すなわち「返し」を施す。この縫製品は、
作業サイクルの終点部分で自動的に積み重ねられる。
背景技術 衣類部分にオーバーロックステッチを施す半自動ミシン
を用いて布地やその他のワークを縫い合わせる場合に縫
糸の空環が形成される。この空環は、布地などがミシン
を通過した後、連続して次の縫製作業が行われるため、
各布地の後部から縫針に向かって後ろ向きに延びる。一
般に、後ろ側の空環は布地を縫針の後ろに送った後で切
断されるが、布地の後部から延びる空環が残る上、ミシ
ンに送られる次の布地を縫うための縫針から余分な空環
が延びたままとなる。
従来のオーバーロックの縫製方式には、ミシンでの布地
の移動通路と平行に刃板同士が隣接したようなはさみ式
カッタを配設しているものもある。刃板は互いに隣接
し、比較的大きな真空導管(真空導管の直径は空環の厚
さよりも大きい)に通じる開口の一側面に位置してい
る。真空ナイフの近くを衣類の布地などが通過すると、
真空導管に吸い込まれる空気の流れによって、布地の後
部に残ったまま延びている空環は真空導管に入る。した
がって、布地の後ろから延びている空環は刃板を横切る
ような状態となり、この刃によって空環を切り取る。空
環を切り取ると、糸切り部分では縫い終わったばかりの
布地の後縁から出ている空環の長さはかなり短くなる。
さらに、空環を切り取ることによって、ミシンの縫製領
域内に縫針から延びている空環の長さが残る。
ミシン針から延びた余分な空環が次の布地の前縁にでた
らめにつながったり、次の布地が縫製する時に長い空環
によって縫製品の外観が損なわれたりするのを防止する
ためには、オーバーソーイングや「ラッチバック」すな
わち「返し」を施し、次の布地の縫い始め部分において
この布地に正確に形成された縫目によって余分な空環を
隠すことができるように余分な空環を位置づけることが
好ましい。「ラッチバック」動作を行わない場合には、
余分な空環で結び目を作るか、この空間を次の布地の前
縁から延びる空環としておく、このような結び目や余分
な空環は衣類から取り除くこともできるが、そのために
は余計な時間が必要となる上、切断端での縫目が弱くな
る場合もある。
ミシン針から次の布地に延びている余分な空環を位置決
めしおよびオーバーソーイングする問題に関する従来技
術の記載がある。例えばキートン(Keeton)の米国特許
第4,679,515号には、空環を切断し、空気流によって縫
製領域の周囲からまたはそこから離れて縫針から延びて
いる空環の自由端を吹き付け、余分な空間を機械指また
は他の手段に絡ませることによって次の布地のオーバソ
ーイングするような位置に空環を維持し、余分な空環を
オーバーソーイングするように動作する装置が記載され
ている。しかしながら、このような構成には実用面での
問題がある。最も大きな問題は、余分な空環の先端を次
の布地の最初の部分に正確に位置させるのが困難だとい
うことである。従来例の他の欠点として、機械装置は余
分に空環を常に絡ませることができるとは限らず、生産
量の多い時にはこのような装置を使用することは能率的
ではないということがある。さらに、この従来例ではラ
ッチバック縫製機能を行うために比較的多数の移動部品
を必要としているが、移動部品の数が少ない装置の方が
信頼性が高く、組み立てや保守も簡単であるのが普通で
ある。
マルフォリオ(Marforio)の米国特許第4,038,933号に
は、布地にチェーンステッチを形成する最初の部分で余
分な空環のラッチバックを行うための真空動作装置を備
えたミシンが記載されている。ナイフによって空環を切
断し、空気流が中空の舌金に流入して、針から延びてい
る切断した空環を中空の舌金に引っ張り込む。縫製動作
を再開する時には、空環を舌金から漸進的に引き出して
縫製品に形成された縫目の一部としてしまう。マルフォ
リオによる技術に基づいて製造された装置は、一般に、
ある意味では空環を次の布地に高い信頼性をもってラッ
チバック、すなわち縫い込むことができない。マルフォ
リオは、中空の舌金に引き込まれた空環が予め定められ
た長さになるようにする手段について記載していないた
めである。出願人は、中空の舌金に引き込まれる空環が
長すぎると、これを高信頼度で中空の舌金に引き込むこ
とができないということに気が付いた。さらに、中空の
舌金に引き込まれる空環が短すぎると、空環を舌金の方
に向けるための空気流に応答してしっかりと返すことが
できないので、空環はほつててしまい、返し縫い部分は
弱くて注目すべきものとは言えない。さらに、マルフォ
リオは、ベンチュリ式の空気供給手段を使用して減圧源
を作り出し、切断した空環を空気流によって中空の舌金
に送ることについて記載している。このような構成は機
能的ではあるが、通常動作時に大きな雑音を生じ、さら
に所望の中間空気流を得るために大量の圧縮気体を消費
するが、中空の舌金に送る余分な空環の移動が信頼でき
るようになる程度に十分な量の空気を中空の舌金に送る
ことはできないため、この型のシステムは好ましいもの
とは言えない。
したがって、前に縫製した布地から切断され、縫針から
延びている残りの空環を次の布地の縫目に最初に正確に
「ラッチバック」するとともに、動作面での信頼性を維
持することができるミシンアセンブリが必要とされてい
る。
発明の開示 簡単に言えば、本発明は、前に縫製した布地から切断さ
れ、オーバーロックステッチミシンのミシン針から延び
ている残りの空環を次の布地または他のワークにオーバ
ーソーイングするためのの方法および装置を含む。
本発明の好ましい態様の特徴は、前の布地から切断さ
れ、縫針から延びている余分な空環の自由端部分を予め
定められた長さに切断し、ミシンの針板の中空の舌金の
中に空気流によって引き込むということである。次の布
地が縫針の下まで送られてきて空環の近位端が布地の前
縁に縫い付けられるまで空環は空気流によって中空の舌
金内に保持される。そして、空環の自由端部分は布地を
前進させることによって中空の舌金から漸進的に引き出
され布地に形成されるステッチに縫い込まれる。
空環を中空の舌金に引き込む前に縫針から延びている空
環を予め定められた長さに切断することで、空環は極め
て高い信頼度で舌金に引き込まれる。好ましくは、空環
を切断する糸切りを縫針から約1.27cm〜約3.81cm(1/2
〜1−1/2インチ)の所に備え、空気流によって中空の
舌金に送るのに十分な長さではあるが、絡まることなく
空気流によって動かすことができる程度に短い所望の長
さに空環を切断できるようにする。
本発明の好ましい態様の他の特徴は、空環を特定の長さ
に切断するために備えられたカッタを、布地がミシンを
通過する移動路に対して垂直に切断できるような位置に
備えているということである。カッタは、空環をピンと
張って切断できるように、前に縫製した布地の後縁と縫
針との間に延びている空環の通路を横切って位置した刃
板を有している。空環は幾分弾性を有するので、ピンと
張った空環を切断する時には、切断した空環の一部が、
カッタが空環を切断する位置から外れて空環の両端に向
けて動く場合があるので、このようにすることは重要な
のである。このように、縫針からカッタの方へ延びてい
る空環の一部は縫針の方にはね返る。切断した空環のは
ね返り動作によって、切断された空環は緩んで柔軟な状
態で中空の舌金の方に移動し、この空環が中空の舌金に
流れ込む空気流の方に移動するのを助ける。
中空の舌金のチェーンステッチ通路に減圧が加わり、空
気流が中空の舌金に流入している間は、ミシンの縫製動
作を続けて幾つかのステッチを作り、針及び舌金から延
びている空環を揺り動かし、これによって、空環の強度
に打ち勝って中空の舌金に余分な空環を引き込みやすく
する。このような連続して縫製動作によって、針や舌金
周囲から確実に糸が延びるようになり、余分な空環の近
位端は物理的に舌金を囲んだ状態となる。これにより、
空環は舌金に流入する空気の流れに確実にのることにな
る。その後、縫製動作が停止すると、操作者が次の布地
をミシンのミシン針の所に送るまでは空気流も生じな
い。
次の布地の縫製作業が始まると、中金の舌金への空気流
が発生し、縫針が布地に最初に係合する前に別の余分な
空環ができる場合もある。このような別の余分な空環
は、舌金の周囲にも形成される。次の布地が縫針に近付
くと、舌金を囲んだままの余分な空環は、布地の前縁に
よって舌金の遠位端に押し出され、空気流によって中空
の舌金に引き込まれる。このように、縫針が次の布地に
最初の一目を縫い、布地に前縁に糸のオーバーロックス
テッチが形成されるまで別の余分や空環を連続して引き
出す。この前縁で、余分な空環は布地自体によって中空
の舌金から引き出され、中空の舌金に流入する空気の流
れと反対方向に布地の下側面に沿って位置する。
布地の縫製が進むにつれて、縫目はまず布地に形成され
るとともに舌金の周囲に形成される。したがって、余分
な空環は布地の動きに伴って舌金から引っ張られ、縫目
は舌金の端からすべり落ち、舌金から引き出される余分
な空環を囲んで布地の低面に近接した位置で余分な空環
をとらえる。ミシンにおいて布地の縫製がさらに進む
と、余分な空環を中空の舌金から引き出す過程は、余分
な空環がすべて中空の舌金から引き出され、布地にオー
バーソーイングまたは「ラッチバック」すなわち「返
し」が施されるまで続けられる。
ミシンによる縫製が開始された後、空気流は少しの間途
絶えるので、最初の縫製作業の間は空環の中空の舌金に
流入する空気の流れと反対方向に中金の舌金から進歩的
ではあるが穏やかに引っ張られる。しかしながら、舌金
に送られる空気の動きをなくすことによって舌金から空
環を引き出す時には、空気流を維持するための真空シス
テムの使用は最小限となる。
本発明の他の特徴は、中空の舌金を流体通路内で適当な
大きさの真空キャニスタに連結しているということであ
る。この真空キャニスタは、低量かつ低雑音の真空発生
器によって少なくとも部分的に空にされる。真空キャニ
スタは、中空の舌金内に空環を引き込むために低容量真
空発生器において得られる大量の減圧気体を生み出す減
圧リザーバとして動作する。
本発明の他の特徴は、完成した縫製品を順に積み重ねる
ためのコンベヤおよびスタッカである。コンベヤは、布
地の後縁が縫針を通過するまでミシンの速度と同じ速度
で動作する。その後、コンベヤ速度は上昇して、布地の
後端から縫針に延びる空環を伸ばす。空環を伸ばした
ら、空環カッタによって空環を切断する。このようにす
ることで、空環の切断端は上述したように後退する。
したがって、本発明の目的は、縫製品および他のワーク
に質のよいきれいな縫目を作るためのシステムを提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、布地やこれに類するワークに高信
頼度で「ラッチバック」オーバーロークステッチを形成
するための改良されたシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、布地やこれに類するものの縫目の
前縁をより美しくし、糸や分断された空環の結び目がな
い縫目を提供することにある。
本発明の他の目的は、前に縫った縫製品の後端からミシ
ンの縫針に延びている空環に張力を発生させ、空環がピ
ンと張ったらこれを切断するための自動システムを提供
することにある。
本発明の他の目的は、布地やこれに類するものに質のよ
いチェーンステッチを作り得るが、このような質のよい
布地や布製品を製造するための操作者の経験および技術
はあまり必要ないようなシステムを提供することにあ
る。これは操作者が適当な返し縫いを得るために何らか
の方法で縫製すべき布地の位置決めをする必要がないと
いうことによって達成される。操作者ではなく、装置に
よって返し縫いが適当な位置になるようにすることがで
きる。
本発明の他の目的は、布地からの空環や糸の結び目を取
り除く必要をなくすことで、衣類などの縫製速度を増す
ことにある。
本発明の他の目的は、オーバーロックミシンのラッチバ
ック用部品と協働して動作する改良されたスタックシス
テムを提供することにある。
本発明の他の目的、特徴および利点については、図面を
参照して以下に述べる詳細な説明を読み進むにつれて明
らかになる。
図面の簡単な説明 第1図は、ミシンとコンベヤとスタッカとを示す斜視図
である。
第2図は、ワークの一部の下側を示し、縫糸が中空の舌
金からすべり落ちる前に、最初に中空の舌金とワークの
両方にどのようにしてオーバーロックステッチを形成す
るかを示す斜視図である。
第3図は、空気の流量調節システムの真空キャニスタを
示す概略図である。
第4図は、第3図に示す真空キャニスタの内側に備えら
れた制御弁を示す詳細図である。
第5図は針板およびワークを示し、ワークにオーバーロ
ックステッチを施して中空の舌金から前方の空環を漸進
的に引き出した状態を示す斜視図である。
第6図は、中空の舌金に引き込まれる前方の空環と針板
とを示す斜視図である。
第7図は、針板、鎖カッタおよび糸トリマを示し、前に
縫製したワークからどのようにして空環を切断するかを
示す斜視図である。
第8図はミシン、コンベヤおよびスタッカによって行わ
れる工程を示し、ミシン針から積み重ね用トレーまでど
のようにワークが移動するかを示す概略図である。
第9図は、ミシンの他の空気調節システムを示す概略図
である。
詳細な説明 さらに図面を参照するが、全図を通して同一の参照符号
は同一の構成部品を示す。第1図は、ミシン12と、コン
ベヤ14と、スタッカ15とを含むミシンアセンブリ11を示
す。ミシンはウィルコックスアンドギブス(Wiilcox
& Gibbs)オーバーロックミシンのような従来と同じ
構成のものであり、連邦規格ステッチ・縫目・縫製、Fe
d.Std.No.751a、1965年1月25日のステッチ番504として
も知られているオーバーロックステッチを形成する機能
を有する。ミシンは、針板16と、針板を介して上方に周
期的に突出している補助送り歯(図示せず)を有する押
さえ18とを備える。押さえ18は、針板16の方にワークを
押すように配置されているため、ワークは補助送り歯に
よって周期的に前進する。上部の縫針19は下部の縫針
(図示せず)と協働して、針板16の舌金の周囲にオーバ
ーロックステッチを形成する。操作者は、従来と同じよ
うに周知の足踏みスイッチ20および/またはレッグスイ
ッチ21によってミシンを調節する。さらに、光電センサ
22は、ワークがミシンを通って移動したことを検出する
ための検出器として機能する。一般に、操作者はワーク
を作業面24上に置き、ワークの前方の端を押さえ18の下
で針板16の上にあたる位置で前進させる。その後、スイ
ッチ20を作動させて押さえを下げ、縫製作業を開始す
る。以下において詳細に説明するが、ワークは縫製領域
25を横切って移動する。この領域25は押さえ18および針
板16の近くで矢印26によって示す縫製路に沿って備えら
れている。したがって、ワークはコンベヤアセンブリ14
に引っ掛かり、その後でスタッカアセンブリ15に積み重
ねられる。
第6図において示すように、針板16は、補助送り歯(図
示せず)を針板の下から上方に備えて針板を横切って移
動するワークとかみ合うことができるようにする長手方
向の溝30を有している。さらに、針板には針板をミシン
にしっかり取り付けるための取付穴31が形成されてい
る。舌金32は針板の端に形成され、針板の開空間34に突
出している。舌金32は中空で開口35を規定しており、こ
の開口35からの通路は舌金を通って後方に延びている。
さらに、この通路は空気管36とつながっている。矢印38
で示すように、空気流は空気管36および中空の舌金32を
通る。このとき空気の流れは舌金の開口35に流入する。
第3図において示すように、針板16の中空の舌金32を通
る空気流は、真空キャニスタ41の内部制御弁アセンブリ
40によって調節することができる。
真空キャニスタ41は、底面壁と円筒形の側壁とからなる
円筒形のハウジング42と、ハウジング42の開口上部に延
在するふた44とを有する。ベンチュリ空気流誘導装置45
は、真空キャニスタ41のハウジング42に通じた内管46
と、圧縮気体源(図示せず)に連結された圧縮ライン48
とを有する。弁49は、高圧ライン48を介してベンチュリ
45に送られる高速気体と、出口50を介して外部に排出さ
れる高速気体との動きを制御する。
内部制御弁40は、キャニスタ41のふた44から懸架されて
いる。シリンダ52はC型取付ブロック54から懸架されて
おり、シリンダロッド55は、バルブエレメント58(第4
図)を保持し、このバルブエレメントを弁座56から接近
または離反する方向に移動させる。弁座56は空気管36に
通じている。第4図において示すように、バルブエレメ
ント58はシリンダロッド55の端に備えられ、弁座56と協
働して空気管36を開閉する。第4図に示す弁が開いてい
る時は、矢印59で示す空気によってバルブエレメント58
の表面から屑をすべて取り除き、各サイクルにおいて弁
がしっかり閉じることができるようにする。
第3図において最もよく示されるように、内部制御弁40
が開いている時には、キャニスタ41内の源圧気体によっ
て中空の舌金32を空気が流れ、縫製領域25の近くで空気
流を発生させて中空の舌金の開口35に送る。
第6図において示すように、縫針19によって糸の空環が
形成されると、中空の舌金32を介して真空キャニスタ41
によって発生した空気流は、空環の自由端67を中空の舌
金に引き込む。
第2図、第5図および第6図において示されるように、
操作者またはコンベヤシステム14によって、針板16を横
切って縫製路26に沿ってワーク60を前進させると、針19
は舌金32の近位端周囲にオーバーロックステッチ64を形
成する。ワーク60が縫製領域を通過して針19に接触する
と、ワークの側縁62に沿って前縁61にオーバーロークス
テッチが施されるので、中空の舌金内にある空環はワー
ク60と一緒に中空の舌金に流れ込む空気流とは逆方向に
移動する。したがって、ワークによって中空の舌金から
空環に引き出すことになる。
一方では、第2図において示すように、オーバーロック
ステッチ64はワーク60の側縁62周囲と舌金32の近位端と
に同時に形成され、縫製路26を沿ったワーク60の前方へ
の移動によってオーバーロックステッチは舌金の端から
すべり落ちる。一方、舌金から出される後方の空環67
は、新たに形成されたオーバーロックステッチ部分によ
って囲まれるので、後方の空環67はオーバーロックステ
ッチの中でかがりすなわち「返」される。
第7図において示すように、ワーク60がさらに縫製路26
に沿って移動すると、光電検出器22はワークの後縁63が
縫製領域25を出たことを検出する。一方、ミシンはワー
ク60の縫製をやめ、ワークの後縁63から舌金32および縫
針19に向かって後方に空環65が形成される。空環65は縫
製路26に沿って延びている。さらに、通路26に空環カッ
タ70を備え、通路を横切るように配置されて空環65を切
断し、前に縫ったワーク60の後縁63から後方に延びてい
る後方の切断空環66と、舌金32および縫針27に延びてい
る前方の切断空環67とに分ける。空環カッタ70は周知の
構成を有しており、舌金32の開口35から約1.27cm〜約3.
81cm(1/2から1−1/2インチ)の間のところに配置され
ている。
衣類などの布地によっては、ワーク60から後方の空環65
を除去することにさほど重要性がない場合もあるが、後
方の空環を除去するる必要がある衣類では、空環トリマ
71を備える。空環トリマ71は縫製路26の脇に備えられ、
カッタ72と真空導管74を有している。上述したように空
環カッタ70によって空環65が切断されると、この切断さ
れた後方の空環66は縫製路26に沿った空気流によって真
空導管74に引き込まれ、空環カッタ72の噛み合いに送ら
れる。このようにすることで、切断した後方の空環66の
殆どをワーク60の後縁63から切り離す。
ワーク60が縫製領域25にかかると、このワークはコンベ
ヤアセンブリ14(第1図)と係合する。コンベヤアセン
ブリはワークをミシンの縫製速度と等しい初期速度で移
動させる。ワークは、コンベヤアセンブリ14によって、
コンベヤ14はワーク60の後縁63が針板16を越えて移動す
るまで同じ速度で移動し続ける。ワークの後縁が針板の
下にくると、縫製領域25を通過したワーク60の動きを光
電検出器22によって検出する。検出器22によるワーク60
の後縁63の検出に応答して、コンベヤアセンブリ14の動
作速度は上昇するので、ワーク60も加速して縫製領域25
から離れる。この時は、舌金32の周囲にオーバーロック
ステッチを施す速度よりも早い速度で移動している。こ
れにより、空環65は伸ばされる(第7図)。
空環65が伸びて光電検出器22によって後縁63が検出され
ると、空環カッタ70が作動する。さらに、必要であれば
空環トリマ71を作動させる。空環カッタ70が作動する
と、ピンと張った空環65は、切断されてワーク60の後縁
63から延びる後方の切断空環66と舌金32および縫針19か
ら後ろに延びる前方の切断空環67とに分けられる。ピン
と張った空環65の切断によって、その端部はワーク60の
方へはね返り、すなわち後退し、舌金32および縫針19の
方へ移動する。
一方、真空キャニスタ41(第3図)の内部制御弁40は、
光電検出器22によるワーク60の後縁63の移動の検出に応
答して開かれるので、空気流は中空の舌金32および真空
導管74に流れ込む。前方の空環67が後退すると、中空の
舌金に流入している空気流によって空環は舌金に引き込
まれる。また、後方の切断空環66は空気流によって真空
導管74に導かれ、カッタ72の噛み合い内に移動されて切
断される。さらに、舌金の周囲にオーバーロックステッ
チを2目から5目形成できる程度の短い時間、ミシンは
再び縫製動作を行う。これにより、前方の空環67の近位
端は舌金32の遠位端に送られ、縫針の動きによって前方
の空環67の緩められた部分は不規則に揺り動かされる。
したがって、空環を中空に舌金を流入する空気流にさら
すことができる。これにより、前方の空環67は確実に中
空の舌金32に送られるようになる。このため、前方の空
環67は第6図に示すような位置に戻って次のワークの縫
合が可能な状態となる。
第1図において示されるように、コンベヤアセンブリ14
は、メインコンベヤ80と傾斜コンベヤ81とを有する。メ
インコンベヤ80は一対の支持腕82および83に取り付けら
れている。これらの支持腕は互いに平行かつ作業台85上
で互いに離間して備えられている。支持腕82および83は
支持ロッド86の両端に取り付けられており、支持ロッド
はベアリング88によって作業台85の表面上方に回転可能
に支持されている。空気圧シリンダ90は作業台85の下に
取り付けられている。シリンダロッド91は、遠位端が作
業台の開口を介して伸長し、支持腕82および83に連結さ
れている。シリンダ90およびロッド91は、両方向の矢印
92によって示されるように、メインコンベヤを作業台85
に近付けたり作業台から遠ざけたりするように支持ロッ
ド86の周辺で支持腕82および83を上下に揺り動かす。
コンベヤハウジング94(明確に示すために一部を切欠状
態で示してある)は、支持腕82および83に備えられてお
り、無終端コンベヤベルト95はコンベヤベルトローラ96
および97の周囲に渡されている。これらのローラはコン
ベヤハウジング94によって回転可能に支持されている。
ドライブモータ99は支持腕82に取り付けられており、ド
ライブベルト100はコンベヤローラ96を駆動するように
配置されている。
空気圧シリンダ90が収縮して支持腕82および83の後方の
端部を下方に引くと、コンベヤハウジング94とコンベヤ
ベルト95とが作業台85の表面から離れる方向に落ち上げ
られる。反対に、空気圧シリンダ90が伸長すると、支持
腕92および93から作業台85から離れる方向に持ち上げら
れ、コンベヤハウジング94およびコンベヤベルト95は作
業台に向かって下方に移動する。コンベヤベルト95の真
下にあたる作業台85の表面に比較的滑らかで平らな作業
板102が備えられているため、コンベヤベルトおよびコ
ンベヤベルトによって動かされるワークは作業板102に
対して小さな摩擦しか生じずに移動できる。
傾斜コンベヤ81は、メインコンベヤ80のコンベヤハウジ
ング94に取い付けられており、コンベヤベルト支持腕10
4(第1図において部分的に切欠状態で示す)と、無終
端コンベヤベルト105と、ベルト滑車106、107および108
とを有する。コンベヤベルト105は、ベルト滑車108を介
して駆動される。さらに、ベルト滑車108は、メインコ
ンベヤ80のコンベヤローラ97と一緒に駆動される。した
がって、2つのコンベヤベルト95および105の下方部分
は一緒に動作する。
傾斜シリンダ110は、ブラケット111によってコンベヤハ
ウジング94に取り付けられている。また、シリンダロッ
ド112はコンベヤベルト支持腕104に取り付けられてい
る。シリンダロッド112が傾斜シリンダ110内に引っ込む
と、傾斜コンベヤ81は上方に傾斜して作業面24から離れ
る。これにより、縫製作業の開始時にワークを縫製領域
に送る際に、操作者は傾斜コンベヤを完全に作業面24か
ら離すことができる。さらに、メインコンベヤ80が作業
台85に対して上下に移動すると、メインコンベヤ80の動
作を補償するように傾斜コンベヤ81も上下に移動でき
る。このような構成にすることで、傾斜コンベヤ81は、
メインコンベヤ80が上下に移動しても、作業面24に沿っ
て移動するワークと接触したままで作業を続けることが
できる。
スタッカ15(第1図)は、収集トレー115と、傾斜板116
とを有している。傾斜板116は、作業台85および作業板1
02の共通の端120の下で、この端と平行に位置した上端1
18を有している。傾斜板116はさらに下方で水平軸121を
中心として枢支されている。空気圧シリンダ122は作業
台85の下に備えられており、シリンダロッドは傾斜板11
6に取り付けられ、両方向の矢印124によって示されるよ
うな傾斜板の動きを調節する。このような構成にするこ
とで、傾斜板116の上端118は図示した作業台85の下にあ
たる位置から収集トレー115の上に延在する傾斜した位
置まで移動することができる。
第8図において示されるように、傾斜コンベヤ81によっ
てワーク60aが縫製領域を出ると、光電検出器22はワー
ク60aの後縁63の動きを検出し、傾斜コンベヤ81および
メインコンベヤ80の速度は上昇して空環65(第7図)を
伸ばし、空環カッタ70による切断作業を開始して中空の
舌金32への空気流を発生させる。上述したように空環65
を切断すると、ワーク60aは傾斜コンベヤ81の残りの長
さおよびメインコンベヤ80の長さに沿って移動すること
により、ワークがワーク60bの位置に達するまでワーク6
0b(第8図)の方へ移動する。シリンダ90は、メインコ
ンベヤ80を作業台85から離れる方向で上方に持ち上げる
ために引っ込められ、ワーク60bを作業台から解放す
る。さらに、空気圧シリンダ122は矢印124によって示さ
れるように傾斜板116を傾斜させる。傾斜板116が傾斜す
ると、ワーク60bは横方向に下方に滑り落ち、傾斜板の
動きが止まってもワーク60bは下方に弧を描いて移動し
続け、内部トレー129または130のワークの整頓スタック
132に収集される。
収集トレー115は、U字ベーストレー128と、U型ベース
トレーに取り外し可能に備えられた一対の内部トレー12
9および130とを有している。空気圧シリンダ131は、U
型ベーストレー128に連結されたシリンダロッドを有
し、収集トレー115を第1図に示す位置からミシン12の
調節位置20および21にいる操作者に近い位置までの通路
で収集トレー115を移動させるように配置されている。
このため、操作者は収集トレーに集められたワークを取
り出すとことができる。コンベヤの移動に沿って異なる
位置からワークを搬送するためにメインコンベヤ80の動
作を制御する。例えばシステムによって短いワークを加
工し、このワークを最初にメインコンベヤ80によって内
部トレー129または130の一方に隣接する位置に移動さ
せ、予め定められた数のワークが傾斜板116によって内
部トレーに送られると、メインコンベヤは次のワークを
他の内部トレー129または130に隣接する位置に移動させ
る。従って、傾斜板116は他方の内部トレーにワークを
収集し始める。一方、長いワークを加工した場合には、
内部トレーを取り除いてU型ベーストレーにワークを収
集する。
第9図において概略的に示すように、必要があれば中空
の鎖チューブ32と共にブローチューブ135を使用するこ
ともできる。ブローチューブ135は針板136に取り付けら
れ、その開口端138は舌金32の開口端の方に向けられて
いる。ベンチュリ圧縮器45に高圧気体を送る制御弁49
は、ブローチューブ135に高圧気体を送るために使用す
ることもできるし、必要であればこの目的のために別の
弁を備えることも可能である。このように、中空の鎖管
32を通って空気の流れがキャニスタ41に引き込まれる
と、ブローチューブ135は、縫製領域を横切って中空の
鎖管32の開口に向けて空気流を送り、中空の舌金の入り
口に向けた空環の自由端の動作をさらに補助するかたち
となる。
このように、本発明は、オーバーロックステッチの余分
な空環をワークにオーバーソーイングする、すなわちワ
ークに「ラッチバック」を形成するための有効的かつ効
果的な方法および装置を含む。最も実用的かつ好ましい
実施例と思われるものについて本発明の説明をしてきた
が、本発明の趣旨および範囲内における修正および変更
は可能であり、同等のものをすべて含むように本発明は
最も広く解釈されるべきであるということは明白であ
る。例えば、空環を切断して切り離すために上述した特
定のカッターではなく他の切断手段を使用することも可
能である。さらに、ミシンによって施した縫目としてこ
こではオーバーロックステッチについて特にとりあげて
説明したが、必要であればラッチバックシステムに他の
縫い方を使用してもよい。
発明の効果 本発明によれば、前のワークから縫針に延びる空環は、
所定の長さ位置で切断されるようになっているので、切
断された前方の空環を空気流によって絡まることなく円
滑に中空の舌金の開口部に引き込むことができる。
また、前のワークから縫針に延びる空環は、切断の際
に、ピンと張られるようになっているので、切断された
前方の空環は縫針の方に弾性的にはね返り、前方の空環
を中空の舌金の開口部に流れ込む空気流の方に確実に移
動させることができる。
さらに、前方の空環を中空の舌金に引き込む際に、ミシ
ンの縫針によって舌金の周囲に連続して一定のオーバー
ロックステッチを形成するようになっているので、縫針
の動きによって針及び舌金から延びている空環を揺り動
かす、これによって、空環の強度に打ち勝って中空の舌
金の開口部に前方の空間を引き込みやすくすることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−272395(JP,A) 特開 平1−299590(JP,A) 特開 平1−299591(JP,A) 実開 昭63−39382(JP,U)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縫製路に沿って縫製領域を通って及びこれ
    を越えてワークを移動させる送り手段と、縫製領域を通
    って縫製路に沿って移動するワークに連続したオーバー
    ロックステッチまたはこれに類する縫製を施すための縫
    製領域に配置した縫針とを備えることにより、空環を作
    って前に縫ったワークの後縁と前記縫針との間で縫製路
    に沿って延ばすミシンであって、 前記空環を切断する際に空環に張力を与えるための手段
    を含む前記送り手段と、 前記縫製路に位置して、前記縫針から前に縫ったワーク
    の後縁まで延びる空環をピンと張りながらこの空環を切
    断して、前記縫針から延びた予め定められた長さの前方
    の切断空環を得るための切断手段と、 縫針によって形成されたオーバーロックステッチを周囲
    に施すために位置づけられた舌金であって、前記縫針か
    ら延びる前方の切断空環の自由端を入れるために前記縫
    針の位置に形成された開口端を含む舌金と、 前記舌金に流入する空気流を発生させ、前方の空環の自
    由端を前記舌金に引き込むための真空手段と、 縫製領域を通って移動するワークの後端に応答して前記
    切断手段を作動させるとともに、前記空環が前記舌金の
    開口端で動的に維持されるように、前記切断手段が前記
    空環を切断した後一定時間ミシンの動作を継続させる検
    出手段と、 を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】前記切断手段は、前記舌金の中に流入して
    いる空気流によって引き込むのに適した長さの前方の空
    環を形成し得る距離だけ前記縫針から離れていることを
    特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 【請求項3】前記長さは1.27cmから3.81cmの間であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のミシン。
  4. 【請求項4】前記切断手段は、縫製路に対して垂直に切
    断し得るものであることを特徴とする請求項1に記載の
    ミシン。
  5. 【請求項5】前記真空手段は、真空キャニスタと、前記
    真空キャニスタ内に減圧気圧を発生させるための手段
    と、前記検出手段に応答して、前記縫製領域を通って前
    記縫製路に沿ったワークの移動に鑑みた時間的な関係
    で、前記真空キャニスタを前記舌金に途中連結させるた
    めの制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載のミシン。
  6. 【請求項6】前記切断手段は、前に縫ったワークの後縁
    から延びている後部の空環を作り出すために使用され、
    前記ミシンは、縫製路の横に流れる空気流を発生させ、
    後部の空環を縫製路の横方向に引き込むための真空導管
    と、縫製路の横方向に延びている後部の空環を切り離す
    ために縫製路の脇に備えられた切断手段とを含む真空ナ
    イフ手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の
    ミシン。
  7. 【請求項7】前記舌金に向けて空気流を送るブローチュ
    ーブを備えることを特徴とする請求項1に記載のミシ
    ン。
  8. 【請求項8】第1のワークをミシンの縫製路に沿って移
    動させるステップと、第1のワークが縫製路を通って移
    動する際に、第1のワークにおいて、ミシンの縫針を用
    いて中空の舌金の周囲にオーバーロックステッチを形成
    し、第1のワークから縫針に延びた空環を形成するため
    に第1のワークを縫い出すステップとを含み、第2のワ
    ークの前端から余分な空環が出ないように、前に縫った
    第1のワークからミシンの縫針に延びている空環の一部
    を第2のワークに縫い込むための方法であって、 ミシンの縫製路に沿って移動した第1のワークの縫製完
    了を検出し、 第1のワークの縫製完了の検出に応答して、第1のワー
    クから縫針に延びている空環をピンと張って引っ張り、
    空環をピンと張っている間に、第1のワークの縫製完了
    の検出に応答して、中空の舌金に向かって後退する縫針
    から延びている予め定められた長さの前方の空環を得ら
    れるように、ミシンの縫針と第1のワークとの間に延び
    ている空環を切断し、 余分な空環をミシンの縫製路の下方に伸ばすように、ミ
    シンの縫針から延びている前方の空環の自由端を中空の
    舌金に引き込み、 前記空環を中空の舌金に引き込む際に、ミシンの縫針に
    よって舌金の周囲に連続して一定のオーバロックステッ
    チを形成し、 前方の空環が中空の舌金に引き込まれている間、第2の
    ワークにミシンの縫針が落ちるまで縫製路に沿ってミシ
    ンの縫針に向けて第2のワークを前進させ、 第2のワークにオーバーロックステッチを形成すると同
    時に、オーバーロックステッチに引き出された前方の空
    環を漸進的に縫い込むことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】前方の空環の自由端を引き込むステップ
    は、空環を切断するステップの間、減圧気体源を中空の
    舌金に加えることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前方の空環の自由端を引き込むステップ
    は、ミシンの縫針が舌金の周囲にオーバーロックステッ
    チを形成し続ける時に、前方の空環の糸の周辺で中空の
    舌金に空気流を流入させることを特徴とする請求項8に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】空環をピンと張るステップは、縫針によ
    って空環を形成する速度よりも速い速度で、コンベヤに
    よって縫針から離れる方向へ縫製品を前進させることを
    特徴とする請求項8に記載の方法。
JP4504742A 1990-12-20 1991-12-19 自動ラッチバック装置を備えたミシン及びその縫製方法 Expired - Lifetime JPH07102272B2 (ja)

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US630841 1990-12-20
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US674389 1991-03-25
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JPH05505547A JPH05505547A (ja) 1993-08-19
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