JPH07101343A - ステアリング支持構造 - Google Patents

ステアリング支持構造

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Publication number
JPH07101343A
JPH07101343A JP25144793A JP25144793A JPH07101343A JP H07101343 A JPH07101343 A JP H07101343A JP 25144793 A JP25144793 A JP 25144793A JP 25144793 A JP25144793 A JP 25144793A JP H07101343 A JPH07101343 A JP H07101343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
cowl
mounting bracket
steering
clutch pedal
Prior art date
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Pending
Application number
JP25144793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ito
正男 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP25144793A priority Critical patent/JPH07101343A/ja
Publication of JPH07101343A publication Critical patent/JPH07101343A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングの支持剛性を向上しステアリン
グの振動を低減する。 【構成】 ステアリングコラム32を保持するマウンテ
ィングブラケット34の上端部34Aが、カウルインナ
18の縦壁部18Aに溶着されたカウルインナブラケッ
ト22の縦壁部22Aの上端部に固定されており、マウ
ンティングブラケット34の下端前部34Bが、クラッ
チペダルブラケット40に設けられマウンティングブラ
ケット42を介して、カウルインナ18の下壁部18B
に溶着されたカウルインナブラケット22の下壁部22
Bの後端部に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車では、ステアリングシャフ
トの先端部がダッシュパネルを貫通して、エンジンルー
ム内に延びており、このステアリングシャフトを支持す
るステアリングコラムを支持するためのステアリング支
持構造の一例が実開昭57−177873号に示されて
いる。
【0003】このステアリング支持構造では、車体が左
ハンドル車の場合、図3に示される如く、カウルインナ
70に固定されたカウルインナブラケット72の前端部
72Aに、インパネリインフォース74に固定されステ
アリングコラム75を支持するマウンティングブラケッ
ト76の前端部76Aが固定されている。また、カウル
インナブラケット72と、マウンティングブラケット7
6の後端上部76Bとが、カウルインナブラケット72
に固定されたマウンティングブラケット80によって連
結されている。
【0004】また、図4に示される如く、カウルインナ
ブラケット72には、平面レイアウト上で、マウンティ
ングブラケット80に対して車幅方向にオフセットした
位置に、ブレーキペダルブラケット82とクラッチペダ
ルブラケット84とが配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このス
テアリング支持構造では、車体が右ハンドル車の場合、
ステアリングとクラッチペダルとの位置関係によって、
図5に示される如く、平面レイアウト上でクラッチペダ
ルブラケット84の固定位置がマウンティングブラケッ
トを設ける位置となる。従って、図6に示される如く、
クラッチペダルブラケット84が、カウルインナブラケ
ット72のマウンティングブラケットを設ける位置に固
定されるため、カウルインナブラケット72と、マウン
ティングブラケット76の後端上部76Bとを連結する
ことができない。このため、右ハンドル車では左ハンド
ル車に比べてステアリングの支持剛性が低く、ステアリ
ングに振動が伝わり易いという不具合があった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、ステアリング
の支持剛性を向上しステアリングの振動を低減すること
ができるステアリング支持構造を得ることが目的であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るステアリング支持構造は、インパネリインフォース
に固定されステアリングコラムを支持するとともに上部
がカウルと結合されたマウンティングブラケットと、ダ
ッシュパネルに固定されたクラッチペダルブラケット
と、このクラッチペダルブラケットに設けられクラッチ
ペダルブラケットをカウルに固定するとともに前記マウ
ンティングブラケットの下部とカウルとを連結する固定
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明に係るステアリング支持
構造では、ステアリングコラムを保持するマウンティン
グブラケットの上部がカウルと結合されており、マウン
ティングブラケットの下部がクラッチペダルブラケット
に設けられ固定手段を介してカウルに固定されている。
従って、平面レイアウト上で、クラッチペダルブラケッ
トが、マウンティングブラケットを設ける位置と重なる
右ハンドル車においても、マウンティングブラケットの
下部をカウルに固定できる。このため、ステアリングの
支持剛性を向上しステアリングの振動を低減することが
できる。
【0009】
【実施例】本発明のステアリング支持構造の一実施例に
ついて図1及び図2に従って説明する。
【0010】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を、矢印INは車幅方向内側を示
す。
【0011】図1に示される如く、車体10のダッシュ
パネル12の上側には、車幅方向に沿ってカウル14が
配設されている。このカウル14は、カウル14の車体
外側部を構成するカウルアウタ16とカウル14の車体
内側部を構成するカウルインナ18とから成り、カウル
アウタ16とカウルインナ18とは、車幅方向へ延びる
閉断面部20を形成している。
【0012】図2に示される如く、カウルインナ18に
はカウルインナブラケット22が溶着されており、カウ
ルインナブラケット22の車幅方向から見た断面形状は
略L字状とされている。
【0013】図1に示される如く、カウルインナブラケ
ット22の縦壁部22Aは、カウル14の後縦壁部を構
成するカウルインナ18の縦壁部18Aに溶着されてお
り、カウルインナブラケット22の下壁部22Bは、カ
ウル14の下壁部を構成するカウルインナ18の下壁部
18Bに溶着されている。
【0014】図2に示される如く、カウルインナブラケ
ット22の縦壁部22Aの上端部には、車幅方向に所定
の間隔を開けて台形状の一対の膨出部24が形成されて
いる。また、カウルインナブラケット22の下壁部22
Bの後端部には、車幅方向に所定の間隔を開けて台形状
の膨出部25が形成されている。
【0015】図1に示される如く、膨出部24の頂面2
4Aには、ウエルドボルト26が固着されており、ウエ
ルドボルト26の螺子部26Aが略車体後方へ向けて立
設されている。また、膨出部25の頂面25Aには、ウ
エルドボルト28が固着されており、ウエルドボルト2
8の螺子部28Aが略車体下方へ向けて立設されてい
る。
【0016】カウル14の後方には、インパネリインフ
ォース30が車幅方向に沿って配置されている。このイ
ンパネリインフォース30は円筒状とされており、ステ
アリングコラム32を支持するマウンティングブラケッ
ト34が固定されている。
【0017】図2に示される如く、マウンティングブラ
ケット34の上端部34Aの車幅方向両端部近傍には、
一対の貫通孔36が穿設されている。
【0018】図1に示される如く、これらの貫通孔36
には、カウルインナブラケット22に立設されたウエル
ドボルト26の螺子部26Aが挿通され、この螺子部2
6Aに螺合するナット38によって、マウンティングブ
ラケット34の上端部34Aが、カウルインナブラケッ
ト22の縦壁部22Aの上端部に固定されている。
【0019】ダッシュパネル12には、右ハンドル車用
のクラッチペダルブラケット40がボルト37とナット
39とで固定されている。このクラッチペダルブラケッ
ト40は車体後方へ向けて延設されており、後端部に固
定手段としてのマウンティングブラケット42が溶着さ
れている。
【0020】図2に示される如く、マウンティングブラ
ケット42は断面形状ハット状の板材で構成されてお
り、車幅方向両端部のフランジ42A、42Bの略中央
部には、貫通孔44が穿設されている。これらの貫通孔
44には、カウルインナブラケット22に立設されたウ
エルドボルト28の螺子部28Aが挿通され、この螺子
部28Aに螺合するナット46によって、マウンティン
グブラケット34の下端部34Bが、カウルインナブラ
ケット22の下壁部22Bの後端部に固定されている。
【0021】図1に示される如く、マウンティングブラ
ケット42の車幅方向中央部は車体後側斜め下方へ向け
て延設されており、頂面42Cの略中央部には貫通孔4
8が穿設されている。また、頂面42Cの上側面には、
貫通孔48と同軸的にウエルドナット50が溶着されて
いる。
【0022】図2に示される如く、マウンティングブラ
ケット34の下端前部34Bの車幅方向中央部には、貫
通孔52が穿設されている。
【0023】図1に示される如く、マウンティングブラ
ケット34の貫通孔52には、ボルト54が挿通されて
おり、このボルト54がマウンティングブラケット42
のウエルドナット50に螺合している。従って、マウン
ティングブラケット34の下端前部34Bは、クラッチ
ペダルブラケット40のマウンティングブラケット42
を介してカウルインナブラケット22の下壁部22Bの
後端部に結合されている。
【0024】次に本実施例の作用について説明する。本
実施例のステアリング支持構造では、ステアリングコラ
ム32を保持するマウンティングブラケット34の上端
部34Aが、カウルインナ18の縦壁部18Aに溶着さ
れたカウルインナブラケット22の縦壁部22Aの上端
部に固定されており、マウンティングブラケット34の
下端前部34Bがクラッチペダルブラケット40に設け
られマウンティングブラケット42を介してカウルイン
ナ18の下壁部18Bに溶着されたカウルインナブラケ
ット22の下壁部22Bの後端部に固定されている。
【0025】従って、平面レイアウト上で、クラッチペ
ダルブラケット22が、マウンティングブラケット34
を設ける位置と重なる右ハンドル車においても、マウン
ティングブラケット34の下端前部34Bをカウル14
に固定できる。このため、ステアリングの支持剛性を向
上しステアリングの振動を低減することができる。
【0026】なお、本実施例では、クラッチペダルブラ
ケット40の後端部にマウンティングブラケット42を
溶着したが、クラッチペダルブラケット40が必要ない
オートマチック車の場合には、マウンティングブラケッ
ト42のみを単体で使用することが可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るステアリング支持構造は、
インパネリインフォースに固定されステアリングコラム
を支持するとともに上部がカウルと結合されたマウンテ
ィングブラケットと、ダッシュパネルに固定されたクラ
ッチペダルブラケットと、このクラッチペダルブラケッ
トに設けられクラッチペダルブラケットをカウルに固定
するとともにマウンティングブラケットの下部とカウル
とを連結する固定手段と、を備えた構成としたので、ス
テアリングの支持剛性を向上しステアリングの振動を低
減することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るステアリング支持構造
を示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るステアリング支持構造
を示す車体後方内側から見た斜視図である。
【図3】従来例に係る左ハンドル車のステアリング支持
構造を示す側断面図である。
【図4】従来例に係る左ハンドル車のステアリング支持
構造を示す概略平面図である。
【図5】従来例に係る右ハンドル車のステアリング支持
構造を示す概略平面図である。
【図6】従来例に係る右ハンドル車のステアリング支持
構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 車体 12 ダッシュパネル 14 カウル 18 カウルインナ 22 カウルインナブラケット 30 インパネリインフォース 32 ステアリングコラム 34 マウンティングブラケット 34A 上端部 34B 下端前部 40 クラッチペダルブラケット 42 マウンティングブラケット(固定手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インパネリインフォースに固定されステ
    アリングコラムを支持するとともに上部がカウルと結合
    されたマウンティングブラケットと、ダッシュパネルに
    固定されたクラッチペダルブラケットと、このクラッチ
    ペダルブラケットに設けられクラッチペダルブラケット
    をカウルに固定するとともに前記マウンティングブラケ
    ットの下部とカウルとを連結する固定手段と、を備えた
    ことを特徴とするステアリング支持構造。
JP25144793A 1993-10-07 1993-10-07 ステアリング支持構造 Pending JPH07101343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25144793A JPH07101343A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 ステアリング支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25144793A JPH07101343A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 ステアリング支持構造

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Publication Number Publication Date
JPH07101343A true JPH07101343A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17222968

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25144793A Pending JPH07101343A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 ステアリング支持構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH07101343A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040022542A (ko) * 2002-09-09 2004-03-16 기아자동차주식회사 차량용 진동 방지 카울 브라케트 구조
JP2013014161A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Honda Motor Co Ltd 振動対策構造

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KR20040022542A (ko) * 2002-09-09 2004-03-16 기아자동차주식회사 차량용 진동 방지 카울 브라케트 구조
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