JPS6313862A - ステアリングコラム支持構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車のステアリングコラム支持構造に関
する。

従来の技術 第４．５図は従来のステアリングコラム支持構造を示す
もので、カウルトップパネル１とダッシュアッパパネル
２とで閉断面構造に形成されたカウルボックス部３の後
方には、ダッシュサイドパネル４とダツシュロアパネル
５とに両端が固定され、車幅方向に延びるステアリング
メンバ６を配設しである。

７は、上記カウルボックス部３に接合されたポストブラ
ケットを示し、このポストブラケット７の後端部は上記
ステアリングメンバ６に支持しである。

そして、上記ポストブラケット７の下面７ａとダツシュ
ロアパネル５には断面；の字状のロアマウントブラケッ
ト８の各端部を取付けてあり、ロアマウントブラケット
８とポストブラケット７とに各々ステアリングコラム９
の下端部と上端部とをヒンジ部材１０と傾き調整部材１
１を介して各々支持するようになっている（この類似構
造は、例え実開昭５９−１５７９６６号公報に示されて
いる）。

発明が解決しようとする問題点 上記ロアマウントブラケット８およびポストブラケット
７とによってステアリングコラム９の支持剛性は高まる
が、ダツシュロアパネル５にエンジンＥの振動が伝達さ
れた場合には、ダツシュロアパネル５の振動がロアマウ
ントブラケット８を介してステアリングコラム９に伝達
され、運転者に不快感を与えてし壕うことがある点が指
摘されている。

そこで、この発明は支持剛性全充分に確保しつつエンジ
ン振動が運転者に伝達させることを防止したヌテアリン
グコラム支持構造を提供するものである。

問題点を解決するための手段 ダツシュロアパネルに接続するダッシュアッパパネルに
ロアマウントブラケットを固定する一方、上記ダッシュ
アッパパネルの後方に配設したステアリングメンバにポ
ストブラケットを取付け、ポストブラケットと上記ロア
マウントブラケットとにステアリングコラムの上端部と
下端部とを各々取付けである。

作用 ダツシュロアパネルが振動した場合であっても、この摂
動はエアボックス部により伝達をｍ止されて、ステアリ
ングコラムを支持するロアマウントブラケットとポスト
ブラケットへ伝達されることはない。

実施例 以下、この発明の実施例を図面と共に前記従来の構成と
同一部分に同一符号を付して詳述する。

第１，２図において、ダツシュロアパネル５の上部に、
カウルトップパネル１とダッシュアッパパネル２とで閉
断面構造に形成されたカウルボツクヌ部３の前側フラン
ジ部３ａを接合しである基本的構造は前記従来と同様で
ある。

ここで、上記ダッシュアッパパネル２には、その後面２
＆と下面２ｂに渡シ、ブラケット７ａ’ｉ接合してあシ
、このブラケット７１Ｌの両側面にはロアマウントブラ
ケット８Ａｔ接合しである（尚、ロアマウントブラケッ
ト８Ａを直接取付けても良い）。したがって、ロアマウ
ントブラケット８Ａの前端部とダツシュロアパネル５と
の間には、車両の前面衝突時におけるダツシュロアパネ
ル５の移動許容式ｔ１が確保されている。

尚、上記ロアマウントブラケット８Ａには脆弱部８ａを
形成しである。

一方、上記ダッシュアッパパネル２の後方には９、強度
アップした両端フランジ部６ｍ　、　６ｂを介してダツ
シュロアパネル５とダッシュサイド４とに固定されると
共にフロアパネル１２に立設するインストルメントステ
イ１３に支持されたパイプ状のステアリングメンバ６Ａ
を車幅方向に配設しており、このステアリングメンバ６
人にはポストブラケット７Ａを取付けである。

尚、上記ステアリングメンバ６人は前記従来のものより
も直径の大きいものを使用して、更に剛性アップを図っ
ている。

そして、上記ポストブラケット７Ａとロアマウントブラ
ケツ）８Ａとに各々傾き調整部材１１とヒンジ部材１０
ｉ介してステアリングコラム９の上端部と下端部を各々
図外のボルト・ナツトにより取付けである。

したがって、上記ブラケツ）７ａとポストブラケット７
Ａとの間には、車両の前面衝突時におけるダッシュアッ
パパネル２等の移動許容式ｔ２が確保されることとなる
。

以上の実施例構造によれば、ダツシュロアパネル５の振
動は、ステアリングコラム９へ伝達すれることはない。

さらに車両の前面衝突時にエンジンルーム内の機能部品
の後退によってダツシュロアパネル５が後退移動すると
、この移動量がロアマウントブラケット８Ａの前端とダ
ツシュロアパネル５との間に設けられた移動許容式ｔ１
の範囲内であれば、ダツシュロアパネル５によるロアマ
ウントブラケット８Ａの２次的移動は阻止されるためス
テアリングコラム９の移動は阻止おるいは最少限に抑え
られ、運転者前方の車室空間を十分に確保することがで
きる。

また、仮に車両の前面衝突によるエンジンルーム内の機
能部品の後退移動によｐカウルボックス部３が後退移動
した場合であっても、上記ブラヶツ）７ａとポストブラ
ケット７Ａとの間にはエアボックス部３の後退移動に伴
なうブラケット７ａの移動許容式ｔ２を形成しであるた
め、これに上りブラケット７ａによるポストブラケット
７Ａの２次的移動は十分に阻止できしたがって、ステア
リングコラム９の後退移動を阻止しであるいは最少限に
抑えて運転者前方の車室空間を十分に確保できる。

このようにして、前記第４図に示す従来のポストブラケ
ット７を分断すると共にロアマウントプラケツ）８Ａを
ダツシュロアパネル５に取付けずにダッシュアッパパネ
ル２に支持することでステアリングコラム９へのエンジ
ンＥの振動伝達を抑えると共にステアリングフラム９の
車両前面衝突時における後退移動を阻止し、あるいは最
少限に食い止めて運転者前方の車室空間の確保を図り、
さらに、ステアリングコラム９の直径を太きくし、かつ
、インヌトルメントヌテイ１３による補強、取付フラン
ジ６ｍ　、　６ｂの強度アップ化によりポストプラケツ
）７Ａの支持剛性の低下に対処するのである。

次に、第３図に示す実施例は、レイアウト等の関係上上
記実施例のようにステアリングメンバ６Ａの直径を大き
くすることができない場合の補強の一例を示すもので、
ステアリングメンバ６Ｂｋ支持するインヌトルメントス
テイ１３とステアリングメンバ６Ｂとで囲まれるコーナ
部にバッフルプレ−４１４ｉ接合すると共に、ステアリ
ングメンバ６Ｂとダッシュサイド４とのコーナ部に両者
を跨いでヌテイ１５を取付けて支持剛性を確保してあシ
、この実施例においてもダツシュロアパネル５の振動は
ステアリングコラム９へ伝達されることはない。

さらに車両の前面衝突時にステアリングコラム９の後退
移動の阻止等を行ない運転者前方の車室空間を確保する
ことができる。尚、前記実施例と同様の構成部分につい
ては同一符号を付して説明を省略する。

発明の効果 以上のようにこの発明によれば、ステアリングコラムの
支持剛性を十分に確保すると共に、ステアリングコラム
にエンジンの振動が伝達されず、信頼性をよシ一層高め
ることができると共に快適な運転を可能にすることがで
きるという実用上多大な効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図はこの発明の実施例を示し、第１図は斜視図
、第２図は第１図の■−■線に沿う断面図、第３図は他
の実施例の斜視図、第４図は従来技術の斜視図、第５図
は第４図のｖ−ｖ線に沿う断面図である。 ２・・・ダッシュアッパパネル、５・・・ダツシュロア
パネル、６Ａ、６Ｂ・・・ステアリングメンバ、７Ａ・
・・ポストブラケット、８人・・・ロアマウントブラケ
ット、９・・・ステアリングコラム。 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ダツシユロアパネルに接続するダツシユアツパパ
   ネルにロアマウントブラケツトを固定する一方、上記ダ
   ツシユアツパパネルの後方に車幅方向にステアリングメ
   ンバを配設してこのステアリングメンバにポストブラケ
   ットを取付け、ポストブラケットと上記ロアマウントブ
   ラケツトにステアリングコラムの上端部と下端部とを各
   々取付けたことを特徴とするステアリングコラム支持構
   造。